JP2002249940A - ポリエステルマルチカラー複合糸 - Google Patents
ポリエステルマルチカラー複合糸Info
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- JP2002249940A JP2002249940A JP2001049949A JP2001049949A JP2002249940A JP 2002249940 A JP2002249940 A JP 2002249940A JP 2001049949 A JP2001049949 A JP 2001049949A JP 2001049949 A JP2001049949 A JP 2001049949A JP 2002249940 A JP2002249940 A JP 2002249940A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低コストで後染めによって同一染色浴でマルチ
カラー効果を得ることのできる、ポリエステル系複合糸
を提供する。 【解決手段】共重合ポリエステル中の酸成分および/ま
たはジオールを、ポリエチレンテレフタレートに対し、
1〜10モル共重合されている共重合ポリエステル糸と
ホモポリマーポリエステル糸とからなることを特徴とす
る複合糸。
カラー効果を得ることのできる、ポリエステル系複合糸
を提供する。 【解決手段】共重合ポリエステル中の酸成分および/ま
たはジオールを、ポリエチレンテレフタレートに対し、
1〜10モル共重合されている共重合ポリエステル糸と
ホモポリマーポリエステル糸とからなることを特徴とす
る複合糸。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一染色浴でマル
チカラー効果を有する布面が得られるポリエステル系複
合糸に関する。
チカラー効果を有する布面が得られるポリエステル系複
合糸に関する。
【0002】
【従来の技術】霜降り調のマルチカラー効果を、通常の
ポリエステル糸で得ようとすれば、布面での同一染色浴
(後染め)では得られず、糸の状態での先染め工程が必
要となり、少なくとも1種類以上の糸を先染めし、白を
含む他の色糸と複合した後、布面(織物・編物など)に
し、さらに染色する必要がある。そのため、製造工程が
増えることによるコストアップ、および目的とするマル
チカラー糸を得るためには、多数の染色糸の在庫を持つ
必要があり、また、濃色を得るためには120℃以上の
高温染色設備が必要となる。
ポリエステル糸で得ようとすれば、布面での同一染色浴
(後染め)では得られず、糸の状態での先染め工程が必
要となり、少なくとも1種類以上の糸を先染めし、白を
含む他の色糸と複合した後、布面(織物・編物など)に
し、さらに染色する必要がある。そのため、製造工程が
増えることによるコストアップ、および目的とするマル
チカラー糸を得るためには、多数の染色糸の在庫を持つ
必要があり、また、濃色を得るためには120℃以上の
高温染色設備が必要となる。
【0003】その他、カチオン染料可染型ポリエステル
糸と通常ポリエステル糸の組合わせによる異染マルチカ
ラー複合糸も知られている。これは布面での染色1工程
でマルチカラー効果が得られるが、使用染料がカチオン
染料と分散染料の2種類が必要となるし、濃色を得よう
とすればやはり120℃以上の高温染色機が必要であ
る。
糸と通常ポリエステル糸の組合わせによる異染マルチカ
ラー複合糸も知られている。これは布面での染色1工程
でマルチカラー効果が得られるが、使用染料がカチオン
染料と分散染料の2種類が必要となるし、濃色を得よう
とすればやはり120℃以上の高温染色機が必要であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
のような従来技術の問題点を解消し、低コストで後染め
によって同一染色浴でマルチカラー効果を得ることので
きる、ポリエステル系複合糸を提供することにある。
のような従来技術の問題点を解消し、低コストで後染め
によって同一染色浴でマルチカラー効果を得ることので
きる、ポリエステル系複合糸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポリエステル系
複合糸は、以下の構成を有する。すなわち、共重合ポリ
エステル中の酸性分および/またはジオールを、ポリエ
チレンテレフタレートに対し、1〜10モル共重合され
ている共重合ポリエステル糸とホモポリマーポリエステ
ル糸とからなる複合糸である。
複合糸は、以下の構成を有する。すなわち、共重合ポリ
エステル中の酸性分および/またはジオールを、ポリエ
チレンテレフタレートに対し、1〜10モル共重合され
ている共重合ポリエステル糸とホモポリマーポリエステ
ル糸とからなる複合糸である。
【0006】この複合糸を使用して、織物あるいは編物
などの布帛とした後に、分散染料の1浴染めで常圧下の
100℃以下の温度で染色することにより、濃淡のマル
チカラー布面効果(織物・編物)を有する布帛とするこ
とができる。
などの布帛とした後に、分散染料の1浴染めで常圧下の
100℃以下の温度で染色することにより、濃淡のマル
チカラー布面効果(織物・編物)を有する布帛とするこ
とができる。
【0007】また、前記共重合ポリエステル中の酸性分
および/またはジオールを、ポリエチレンテレフタレー
トに対し、1〜10モル共重合されている共重合ポリエ
ステル糸と、カチオン染料可染ポリエステル糸との複合
糸にすると、2種類の染料は必要であるが共重合ポリエ
ステル糸の方は分散染料で100℃以下の染色温度で染
まるため、カチオン可染糸サイドへの分散染料の汚染が
少なく、きれいなマルチカラー効果が得られる。
および/またはジオールを、ポリエチレンテレフタレー
トに対し、1〜10モル共重合されている共重合ポリエ
ステル糸と、カチオン染料可染ポリエステル糸との複合
糸にすると、2種類の染料は必要であるが共重合ポリエ
ステル糸の方は分散染料で100℃以下の染色温度で染
まるため、カチオン可染糸サイドへの分散染料の汚染が
少なく、きれいなマルチカラー効果が得られる。
【0008】また、前記共重合ポリエステル中の酸性分
および/またはジオールを、ポリエチレンテレフタレー
トに対し、1〜10モル共重合されている共重合ポリエ
ステル糸と、カチオン染料可染糸と、さらにホモポリマ
ーポリエステルの3者混複合糸にすると、カチオン染料
と分散染料の2種類の染料は必要であるが、1浴染めで
3色のマルチカラー効果が得られる。
および/またはジオールを、ポリエチレンテレフタレー
トに対し、1〜10モル共重合されている共重合ポリエ
ステル糸と、カチオン染料可染糸と、さらにホモポリマ
ーポリエステルの3者混複合糸にすると、カチオン染料
と分散染料の2種類の染料は必要であるが、1浴染めで
3色のマルチカラー効果が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るポリエステルマルチ
カラー複合糸について、さらに詳しく説明する。
カラー複合糸について、さらに詳しく説明する。
【0010】前記の共重合系ポリエステル繊維は、酸成
分および/またはジオールを、ポリエチレンテレフタレ
ートに共重合している共重合ポリエステルを、溶融紡糸
して得られる繊維である。
分および/またはジオールを、ポリエチレンテレフタレ
ートに共重合している共重合ポリエステルを、溶融紡糸
して得られる繊維である。
【0011】酸性分として、例えばスルフォン酸、ナト
リウムスルフォン酸、硫酸、硫酸エステル、硫酸ジエチ
ル、硫酸エチル、脂肪族スルフォン酸、エタンスルフォ
ン酸、クロロベンゼンスルフォン酸、脂環式スルフォン
酸、イソフタル酸、セバシン酸、アゼライン酸、ダイマ
ー酸、アジピン酸、シュウ酸、デカンジカルボン酸、な
どの、ジカルボン酸及びP−ヒドロキシ安息香酸、ε−
カプロラクトン、などのヒドロキシカルボン酸が挙げら
れる。
リウムスルフォン酸、硫酸、硫酸エステル、硫酸ジエチ
ル、硫酸エチル、脂肪族スルフォン酸、エタンスルフォ
ン酸、クロロベンゼンスルフォン酸、脂環式スルフォン
酸、イソフタル酸、セバシン酸、アゼライン酸、ダイマ
ー酸、アジピン酸、シュウ酸、デカンジカルボン酸、な
どの、ジカルボン酸及びP−ヒドロキシ安息香酸、ε−
カプロラクトン、などのヒドロキシカルボン酸が挙げら
れる。
【0012】ジオールとしては、例えば、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、プロパンジオー
ル、ブタンジオール、ペンタンジオール、ハイドロキノ
ン、ビスフェノールA、などが挙げられる。
グリコール、ポリエチレングリコール、プロパンジオー
ル、ブタンジオール、ペンタンジオール、ハイドロキノ
ン、ビスフェノールA、などが挙げられる。
【0013】なかでも、分散染料可染型ポリエステルと
しては、ポリエチレングリコールやアジピン酸を共重合
成分とすると、常圧で染色し易く、加工糸とした場合の
捲縮性、耐アルカリ性、染色堅牢性等の観点から好まし
い。
しては、ポリエチレングリコールやアジピン酸を共重合
成分とすると、常圧で染色し易く、加工糸とした場合の
捲縮性、耐アルカリ性、染色堅牢性等の観点から好まし
い。
【0014】共重合ポリエステルの酸性分および/また
はジオールの総供給重合量はポリエチレンテレフタレー
トに対し1〜10モルとする。
はジオールの総供給重合量はポリエチレンテレフタレー
トに対し1〜10モルとする。
【0015】1モル未満では、常圧下での染色性が低下
する傾向にあり、10モルを越えると仮ヨリ加工糸の捲
縮性や原糸強度が低下する傾向にある。
する傾向にあり、10モルを越えると仮ヨリ加工糸の捲
縮性や原糸強度が低下する傾向にある。
【0016】染色は常圧下の、100℃以下の温度で行
うことにより、本発明複合糸のマルチカラー性が発揮で
きる。マルチカラー性をアップさせるには、さらに低温
の80℃〜100℃の範囲の温度で行うのがより適して
いる。
うことにより、本発明複合糸のマルチカラー性が発揮で
きる。マルチカラー性をアップさせるには、さらに低温
の80℃〜100℃の範囲の温度で行うのがより適して
いる。
【0017】本発明においては、上記共重合ポリエステ
ル糸と100%ホモポリマーポリエステル糸とからなる
複合糸とするものである。
ル糸と100%ホモポリマーポリエステル糸とからなる
複合糸とするものである。
【0018】さらにまた、本発明においては、上記共重
合系ポリエステル繊維とカチオン染料可染ポリエステル
糸とからなる複合糸とするものである。
合系ポリエステル繊維とカチオン染料可染ポリエステル
糸とからなる複合糸とするものである。
【0019】本発明で用いられるカチオン染料可染ポリ
エステル糸としては、金属スルホネート含有エステル単
位などの染着座席を有する単位を共重合したポリエステ
ル系繊維が挙げられ、具体的には5−ソジウムスルホイ
ソフタレート単位を含むポリエチレンテレフタレート繊
維などが挙げられる。
エステル糸としては、金属スルホネート含有エステル単
位などの染着座席を有する単位を共重合したポリエステ
ル系繊維が挙げられ、具体的には5−ソジウムスルホイ
ソフタレート単位を含むポリエチレンテレフタレート繊
維などが挙げられる。
【0020】さらにまた、本発明においては、上記共重
合ポリエステル糸と、カチオン染料可染糸と、さらにホ
モポリマーポリエステルとの複合糸とするものである。
合ポリエステル糸と、カチオン染料可染糸と、さらにホ
モポリマーポリエステルとの複合糸とするものである。
【0021】複合方法は、撚糸、エアー混繊、仮ヨリ複
合など特に規制はないが、細かい杢調のマルチカラー糸
を得ようとすれば、エアー混繊が適している。
合など特に規制はないが、細かい杢調のマルチカラー糸
を得ようとすれば、エアー混繊が適している。
【0022】また複合糸は用途により、原糸同士および
厚地用途にはそのうちの少なくとも1種類以上の糸に仮
ヨリ加工したものを用いるのが良い。
厚地用途にはそのうちの少なくとも1種類以上の糸に仮
ヨリ加工したものを用いるのが良い。
【0023】本発明に用いる分散染料やカチオン染料は
特に限定されず、通常市販されているものを用いること
ができる。分散染料としては、例えばDianix(ダ
イスター(株)製)、Sumikaron(住友化学
(株)製)、Miketon(三井高圧化学(株)製)
等を用いることができる。カチオン染料としては、例え
ば Cathilon(保土ヶ谷化学(株)製)、Ka
yacryl(日本化学(株)製)、Diacryl
(ダイスター(株)製)などが挙げられる。
特に限定されず、通常市販されているものを用いること
ができる。分散染料としては、例えばDianix(ダ
イスター(株)製)、Sumikaron(住友化学
(株)製)、Miketon(三井高圧化学(株)製)
等を用いることができる。カチオン染料としては、例え
ば Cathilon(保土ヶ谷化学(株)製)、Ka
yacryl(日本化学(株)製)、Diacryl
(ダイスター(株)製)などが挙げられる。
【0024】
【実施例】実施例1 (1)共重合ポリエステル糸の製造 ジメチルテレフタレート100部、エチレングリコール
80部、抗酸化剤イルガノックスー1010(チバ・ガ
イギー(株)製)0.3部、ジメチルポリシロキサン
(東芝シリコーン(株)製シリコーンオイル)0.01
部、酢酸コバルト0.04部および三酸化アンチモン
0.04部の混合物を130〜230℃に加熱し、メタ
ノールを留出してエステル交換反応せしめた後、平均分
子量1000のポリエチレングリコールを0.8部添加
し、さらに230℃で30分間反応させた。その後、ト
リメチルホスフェート0.03部を添加し、5分後に
0.05部の二酸化チタンを20重量%のエチレングリ
コールスラリーとして添加し、低重合体を得た。
80部、抗酸化剤イルガノックスー1010(チバ・ガ
イギー(株)製)0.3部、ジメチルポリシロキサン
(東芝シリコーン(株)製シリコーンオイル)0.01
部、酢酸コバルト0.04部および三酸化アンチモン
0.04部の混合物を130〜230℃に加熱し、メタ
ノールを留出してエステル交換反応せしめた後、平均分
子量1000のポリエチレングリコールを0.8部添加
し、さらに230℃で30分間反応させた。その後、ト
リメチルホスフェート0.03部を添加し、5分後に
0.05部の二酸化チタンを20重量%のエチレングリ
コールスラリーとして添加し、低重合体を得た。
【0025】得られた低重合体をさらに230℃から2
80℃へ除々に昇温するとともに、大気圧から1mmH
g以下の高真空まで除々に減圧して重縮合させ、極限粘
度0.703、軟化点257℃の改質ポリエチレンテレ
フタレートを得た。得られた、改質ポリエステルテレフ
タレート(改質PET)の平均分子量1000のポリエ
チレングリコールの共重合率は、4.5モルであった。
80℃へ除々に昇温するとともに、大気圧から1mmH
g以下の高真空まで除々に減圧して重縮合させ、極限粘
度0.703、軟化点257℃の改質ポリエチレンテレ
フタレートを得た。得られた、改質ポリエステルテレフ
タレート(改質PET)の平均分子量1000のポリエ
チレングリコールの共重合率は、4.5モルであった。
【0026】前記、改質PETを乾燥チップにした後、
紡糸温度290℃、紡糸速度1350m/minで未延
伸糸を製造した。その後延伸倍率3.47、ホットロー
ラ温度80℃ 、熱板温度165℃、延伸速度800m
/minで延伸し、84デシテックス、36フィラメン
トの延伸糸を得た。得られた、延伸糸は強度4.2g/
デシテックス、伸度38%、沸騰水収縮率10%であっ
た。 (2)複合糸の製造 前記延伸糸と通常の100%ホモポリエステル84デシ
テックス、36フィラメント糸とを合糸し、300T/
Mのヨリを加えて複合糸を製造した。 (3) 織物の製造 前記の複合糸を織物のタテおよびヨコ糸に使用し、タテ
密度130本/インチ、ヨコ密度110本/インチのサ
テン織物を製造した。 (4)染色仕上げ 前記織物を、分散染料(Dianix BlueFBL
−E)1.3%owfで常圧下の温度98℃で45分間
染色を行ない、その後還元洗浄、仕上げ加工を行った。
紡糸温度290℃、紡糸速度1350m/minで未延
伸糸を製造した。その後延伸倍率3.47、ホットロー
ラ温度80℃ 、熱板温度165℃、延伸速度800m
/minで延伸し、84デシテックス、36フィラメン
トの延伸糸を得た。得られた、延伸糸は強度4.2g/
デシテックス、伸度38%、沸騰水収縮率10%であっ
た。 (2)複合糸の製造 前記延伸糸と通常の100%ホモポリエステル84デシ
テックス、36フィラメント糸とを合糸し、300T/
Mのヨリを加えて複合糸を製造した。 (3) 織物の製造 前記の複合糸を織物のタテおよびヨコ糸に使用し、タテ
密度130本/インチ、ヨコ密度110本/インチのサ
テン織物を製造した。 (4)染色仕上げ 前記織物を、分散染料(Dianix BlueFBL
−E)1.3%owfで常圧下の温度98℃で45分間
染色を行ない、その後還元洗浄、仕上げ加工を行った。
【0027】得られた、仕上げ織物は前記共重合ポリエ
ステル糸が濃色になる濃淡のきれいなマルチカラー杢調
が表現できた。
ステル糸が濃色になる濃淡のきれいなマルチカラー杢調
が表現できた。
【0028】実施例2 実施例1の84デシテックスの共重合ポリエステル糸
と、84デシテックス、24フィラメントのカチオン可
染ポリエステル糸の2本を組合わせて同時に仮より数2
300T/m、温度195℃にて仮ヨリ加工し、仮より
機上でエアー交絡処理して167デシテックスの複合加
工糸を得た。
と、84デシテックス、24フィラメントのカチオン可
染ポリエステル糸の2本を組合わせて同時に仮より数2
300T/m、温度195℃にて仮ヨリ加工し、仮より
機上でエアー交絡処理して167デシテックスの複合加
工糸を得た。
【0029】その複合糸を織物のタテ及びヨコ糸に使用
し、2/2のツイル織物に織り上げ、実施例1と同様の
98℃の染色温度でブルー系の分散染料染め、120℃
でグリーン系のカチオン染料染めおよび仕上げ加工した
ところ、杢の細かいナチュラルなマルチカラー効果が表
現できた。
し、2/2のツイル織物に織り上げ、実施例1と同様の
98℃の染色温度でブルー系の分散染料染め、120℃
でグリーン系のカチオン染料染めおよび仕上げ加工した
ところ、杢の細かいナチュラルなマルチカラー効果が表
現できた。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、同一染色浴でマルチカ
ラー効果を有するポリエステル系複合糸を、コストが安
く製造することができる。
ラー効果を有するポリエステル系複合糸を、コストが安
く製造することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】共重合ポリエステル中の酸成分および/ま
たはジオールを、ポリエチレンテレフタレートに対し、
1〜10モル共重合されている共重合ポリエステル糸と
ホモポリマーポリエステル糸とからなることを特徴とす
る複合糸。 - 【請求項2】共重合ポリエステル中の酸成分および/ま
たはジオールを、ポリエチレンテレフタレートに対し、
1〜10モル共重合されている共重合ポリエステル糸と
カチオン染料可染ポリエステル糸とからなることを特徴
とする複合糸。 - 【請求項3】共重合ポリエステル中の酸成分および/ま
たはジオールを、ポリエチレンテレフタレートに対し、
1〜10モル共重合されている共重合ポリエステル糸
と、カチオン可染ポリエステル糸と、ホモポリマーポリ
エステル糸とからなることを特徴とする複合糸。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の複合糸を
構成する糸の少なくとも1種類が仮ヨリ加工された糸で
あることを特徴とする複合糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049949A JP2002249940A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | ポリエステルマルチカラー複合糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049949A JP2002249940A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | ポリエステルマルチカラー複合糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002249940A true JP2002249940A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18910984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001049949A Pending JP2002249940A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | ポリエステルマルチカラー複合糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002249940A (ja) |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001049949A patent/JP2002249940A/ja active Pending
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