JP2002248734A - 印刷機械のエア吸着式刷版取付装置 - Google Patents

印刷機械のエア吸着式刷版取付装置

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JP2002248734A JP2001049802A JP2001049802A JP2002248734A JP 2002248734 A JP2002248734 A JP 2002248734A JP 2001049802 A JP2001049802 A JP 2001049802A JP 2001049802 A JP2001049802 A JP 2001049802A JP 2002248734 A JP2002248734 A JP 2002248734A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枚葉印刷機械の版胴に刷版をセットする装置
を、効率的に作業できるものとする。 【解決手段】 刷版4はベース板5と重ねて版胴1に巻
回し取り付ける。ベース板5の両端は咥え万力2と咥え
尻万力3とによって保持されて取り付けられ、刷版4は
一端のみを咥え万力2によって咥えて取り付ける。版胴
1の外周面には吸引孔6が複数形成されていて、版胴1
内のエアを吸引することによってベース板5と刷版4と
は版胴1の外周面に固定される。版胴1に対する刷版4
の位置の調整は張りボルト7を調整することによってベ
ース板5とともに移動させて行われる。刷版4の取り付
け作業は咥え万力2の操作のみですみ、効率的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷機械に関し、詳
しくは枚葉印刷機械の版胴に刷版をセットする装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図1に従来の枚葉印刷機械の要部を示
す。このような従来の枚葉印刷機械においては、版胴に
刷版を取り付けるには、版胴に版万力によって刷版の端
部を咥え、張りボルトによって版胴にセットするように
している。1は版胴、2は咥え万力、3は咥え尻万力、
5は刷版、7は張りボルトである。
【0003】版胴1の外周に巻回した刷版5の一方の端
部を、版胴1の凹部に配置されている咥え万力2によっ
て押さえ込み、他方の端部を咥え尻万力3によって押さ
え込む構造である。咥え万力2および咥え尻万力3には
張りボルト7がそれぞれ設けられており、二つの張りボ
ルト7を操作回転させて刷版1の位置を調整する。この
ように従来の枚葉印刷機械の刷版取付装置においては、
刷版1を取り付けるには、咥え万力2、咥え尻万力3、
二つの張りボルト7を操作して取り付けるようなってい
る。このように、枚葉印刷機械の刷版取付操作にはかな
りの手間がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の印刷業界の趨勢
として、一つの刷版によって印刷が行われる印刷物の部
数が減少し、従って単位時間内の刷版の交換回数が増加
する傾向にあり、刷版交換に要する作業時間ロスが問題
となっている。また、版材にかかるコストも大きなもの
であり、この節減の必要性も課題となっている。本発明
はこのような従来の問題点を解消した枚葉印刷機械のエ
ア吸着式刷版取付装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、版胴に備える咥え万力により、版胴外周面に巻回し
た刷版の一方の端部のみを保持し、版胴外周面に複数の
吸引孔を設け、版胴内エアを吸引することにより刷版を
版胴外周面に密着させて取り付けることにより解決され
る。
【0006】また、上記課題は本発明によれば、版胴に
備える咥え万力により、版胴外周面に巻回した刷版の一
方の端部である第1の端部を保持させるとともに、他方
の端部である第2の端部の保持には咥え万力を用いず、
版胴外周面に複数の吸引孔を設け、版胴内エアを吸引す
ることにより刷版を版胴外周面に密着させて取り付け、
前記版胴外周面の複数の吸引孔は、前記刷版の前記第2
の端部寄りに設けることによって解決される。
【0007】また、上記課題は本発明によれば、版胴に
備える咥え万力により、版胴外周面に巻回した刷版の一
方の端部である第1の端部を保持させるとともに、他方
の端部である第2の端部の保持には咥え万力を用いず、
版胴外周面には複数の吸引孔を設け、版胴内エアを吸引
することにより刷版を版胴外周面に密着させて取り付
け、前記版胴外周面の複数の吸引孔は、版胴外周の刷版
取付面全体に分布させて設け、その分布状態は、前記第
1の端部寄りよりも前記第2の端部寄りに多くの吸引孔を
設けるようにしたことで解決される。
【0008】また、上記課題は本発明によれば、版胴に
巻回する刷版の下層側に重ねて巻回するベース板を設
け、版胴に備える咥え万力と、これに対応して備える咥
え尻万力とにより版胴外周面に巻回したベース板の両端
部を保持させ、前記咥え万力により、ベース板に重ねて
巻回した刷版の一方の端部である第1の端部を保持させ
るとともに、刷版の他方の端部である第2の端部の保持
には咥え万力を用いず、版胴外周面に複数の吸引孔を設
けるとともに前記ベース板には前記吸引孔に対応する位
置に貫通孔を形成し、版胴内エアを吸引することにより
刷版及びベース板を版胴外周面に密着させて取り付け、
咥え万力及び咥え尻万力にそれぞれ備える位置調整手段
により刷版及びベース板を移動させ、刷版の版胴に対す
る相対位置を調整することで解決される。
【0009】また、上記課題は本発明によれば、版胴に
巻回する刷版の下層側に重ねて巻回するベース板を設
け、版胴に備える咥え万力と、これに対応して備える咥
え尻万力とにより版胴外周面に巻回したベース板の両端
部を保持させ、前記咥え万力により、ベース板に重ねて
巻回した刷版の一方の端部である第1の端部を保持させ
るとともに、刷版の他方の端部である第2の端部の保持
には咥え尻万力を用いず、前記咥え万力による、ベース
板の保持はベース板端部を屈曲させた部分を取り付けボ
ルトによって咥え万力の一部に固定して保持させ、刷版
の保持は通常の咥え手段により行うようにし、版胴外周
面に複数の吸引孔を設けるとともに前記ベース板には前
記吸引孔に対応する位置に貫通孔を形成し、版胴内エア
を吸引することにより刷版及びベース板を版胴外周面に
密着させて取り付け、咥え万力及び咥え尻万力にそれぞ
れ備える位置調整手段により刷版及びベース板を移動さ
せ、刷版の版胴に対する相対位置を調整することで解決
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は枚葉印刷機械の刷版取付
装置において、版胴を気密に構成し、外周面に吸引孔を
設けた版胴内のエアを吸引することで版胴外周に刷版を
取り付けるようにしたものである。
【0011】刷版の一方の第1の端部は従来同様、咥え
万力を用いて版胴に取り付ける。他方の第2の端部は咥
え尻万力を用いず、前記の吸着作用によって取り付け
る。
【0012】版胴外周に設ける吸引孔は複数形成する
が、その分布は刷版を咥え万力を用いて版胴に取り付け
た側の第1の端部とは逆の第2の端部寄りだけに設けても
よく、あるいは、版胴に取り付けた側の第1の端部とは
逆の第2の端部寄りに多く設け、中間には適度の間隔を
おいて設けるようにしてもよい。
【0013】本発明においては、刷版の一方の第1の端
部は咥え万力を用いて版胴に取り付け、他方の第2の端
部は咥え尻万力を用いず、吸着作用によって取り付ける
ので、版胴に対する刷版の相対位置誤差である見当違い
が発生した場合の見当直しのために、ベース板を刷版と
版胴間に介在させる。ベース板の一端は刷版の一端を保
持する咥え万力を利用して保持し、他端は咥え尻万力に
よって保持する。このようにすることによって、両万力
に備える位置調整手段を操作し、ベース板を移動させ、
ベース板に重ねた刷版の見当直しを行うことができる。
【0014】このように、刷版を咥え万力のみでセット
することができ、従来必要であった咥え尻万力への刷版
の取り付け作業が不要となり、刷版を交換する作業が大
幅に効率よく行えるようになる。
【0015】また、咥え万力のみの使用で、咥え尻万力
を使用しないので、従来の装置よりも刷版の長さが短く
なり、従って版材を節減することができ、版材に要する
コストを切り下げる効果もある。
【0016】
【実施例】図2は本発明における枚葉印刷機械の版胴に
刷版を取り付ける要部の説明的な側面図である。図1の
従来例と同様の部分には同様の符号を付してある。1は
版胴であり、その外周面には版胴1の軸方向に連続させ
て形成した溝状の凹部12が設けられ、この凹部12内
に版胴1の外周面に対し刷版5等を取り付ける装置であ
る咥え万力2が配置される。また、咥え万力2と所定角
度間隔をおいて、咥え万力2に対向する装置である咥え
尻万力3が、凹部12と同様の凹部13内に配置されて
いる。4は刷版5の下面と重ねて版胴1に巻回するベー
ス板であり、一方の端部は咥え万力2に保持され、他方
の端部は咥え尻万力3によって保持される。保持状態の
詳細は後述する。5は前記の刷版であり、前記ベース板
4の上面に重ねて取り付け、一方の第1の端部5aを咥
え万力2によって保持する。保持状態の詳細は後述す
る。他方の第2の端部5bは保持せず、後述のエア吸引
手段によって版胴1に取り付けられる。
【0017】版胴1の外周面には吸引孔6が複数形成さ
れる。本実施例では、複数の吸引孔6の分布は、刷版5
の一方の第1の端部5b寄りに多く、他方の第2の端部
5a寄りに少なく設けており、図2で明らかなように複
数の吸引孔6のうち、吸引孔6a、6bは集中して刷版
5の一方の第1の端部5b寄りに形成してあり、それに
続いて適度の間隔を設けて吸引孔6c、6d、6eが順
次形成してある。なお、各吸引孔6は図面上では断面1
箇所のみを図示してあるが、版胴1の軸方向に向け複数
が並んで配置されていると理解されたい。
【0018】1sは相互に連結する版胴1の内部空洞部
であって、複数の吸引孔6はすべてこれに接続されてい
て、図示しない真空ポンプ等によって空洞部1s内のエ
アを吸引することで、各吸引孔6を経てエアが吸引され
る。
【0019】図3は咥え万力2と、その周辺を説明する
拡大図である。咥え万力2は、万力台22、フタ23、
支点用ピン24、取付ボルト25、作動用ピン27、ス
プリング28からなり、万力台22を基台として図示し
ない手段によって版胴1の凹部12内に取り付けられて
おり、万力台22には支点用ピン24を介してフタ23
がシーソー状の回動可に、前記万力台22とは所定間隔
を設けて配置されている。フタ23の回動は支点用ピン
24の頭部下面の球面24aを軸として、フタ23の上
面の凹部の球面23aとの間の摺動によって行われる。
27はフタ23を回動運動させる作動用ピンであり、断
面円形の一部を切り欠いてカム面27aを備えるカム状
とし、カム機能を有するようにしてあり、これを万力台
22の上面に形成した断面が半円形状の凹部22a内で
回動させることによって、突出部分がフタ23の下面に
当接し、前記フタ23が回動運動を行う。28はフタ2
3の下面と万力台22の上面との間に架装した、フタ2
3を常時時計方向へ回動付勢するスプリングである。な
お、以上は咥え万力2について記述したが、咥え尻万力
3に関する構造も向きが逆なだけで、他は同様であるの
で、その記述は省略する。
【0020】ベース板4はその一端を直角に折り曲げ、
取り付け部4aを形成、この部分を万力台22の側面に
設けたネジ孔に対しスプリング鋼板29を介して取付ボ
ルト25により取り付ける。ベース板4の、版胴1を巻
回した他端側は、咥え尻万力3によって保持される。
【0021】図4及び図5により、咥え万力2により刷
版5を保持する構造を説明する。なお、両図において
は、複雑化を避けるためベース板4を省略してある。
【0022】図4は咥え万力2のフタ23が閉じて刷版
5が咥えられ保持されている状態を、また、図5は保持
される前あるいは後の、フタ23が開いた状態を示す。
【0023】図5においては、作動用ピン27のカム面
27aは水平状態にあるのでフタ23はスプリング28
の付勢力により支点用ピン24を軸として時計方向に回
動し、図のようにフタ23の左端が開いた状態となって
いる。この状態において刷版5の第1の端部5aを版胴
1面を摺動させて間隙に差込み、作動用ピン27の所定
部位にカンザシ棒30を差し込んで用いて作動用ピン2
7を90度回転させる。
【0024】その結果、図4のように作動用ピン27の
カム面27aは垂直状態となりフタ23はスプリング2
8の付勢力に抗して支点用ピン24を軸として反時計方
向に回動し、図のようにフタ23の左端を閉じ、刷版5
の第1の端部5aを万力台22の上面との間で挟持して
保持する。なお、ベース板4の一端を咥え尻万力3によ
って保持する手段も以上に記述したものと同様である。
【0025】このようにベース板4と刷版5とを版胴1
の外周面に取り付け、図示しない真空ポンプ等によって
版胴1内の内部空洞部1sのエアを抜くことによって刷
版5はベース板4とともに版胴1の外周面に吸着されて
密着し、確実に取り付けることができる。また、前記し
たように、版胴1の外周面の複数の吸引孔6は、刷版5
がその端部5aを咥え万力2によって保持されている側
である第1の端部5a寄りよりも、逆の第2の端部5b
の、咥え尻万力3で保持されていない端部寄りに多く形
成してあるので、確実な保持状態が得られる。
【0026】ベース板4と刷版5との版胴1に対する相
対位置(見当違いを直す)は、咥え万力2及び咥え尻万
力3にそれぞれ備える張りボルト7を操作することによ
って調整することができる。咥え万力2側を例とすれ
ば、張りボルト7は咥え万力2の万力台22に設けたネ
ジ孔に螺合するとともに一端を版胴1の凹部12に係合
させてあり、これを回転させる操作により咥え万力2全
体が例えば図3の左右いずれかの方向に移動するように
なっている。咥え尻万力3についても同様である。従っ
て、ベース板4と刷版5とを版胴1の外周面に取り付け
た後、咥え万力2及び咥え尻万力3にそれぞれ備えるこ
の張りボルト7を操作することによって、ベース板4と
ともに刷版5が移動し、見当の直しを行うことができ
る。
【0027】刷版5を交換するには、前記した手順に従
って刷版5の取り外しと取り付けとの作業を行えばよ
く、通常は、ベース板4は交換の必要はない。
【0028】なお、前記の実施例では、版胴1の外周面
の複数の吸引孔6の分布は、刷版5の一方の第2の端部
5b寄りに多く、他方の第1の端部5a寄りに少なく設
け、図2のように複数の吸引孔6のうち、吸引孔6a、
6bは集中して刷版5の一方の第2の端部5b寄りに形
成し、それに続いて適度の間隔を設けて吸引孔6c、6
d、6eを順次形成するように構成したが、この例に限
定されるものではなく、刷版5の一方の端部5b寄りに
さらに多くの吸引孔を設けてもよく、また、場合によっ
ては中間の吸引孔をもっと増やしても、あるいは減らし
てもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、刷版を咥
え万力のみでセットすることができ、従来必要であった
咥え尻万力への取り付け作業は不要となり、刷版を交換
する作業が従来に比し大幅に効率よく行えるようにな
る。
【0030】また、刷版の取り付けには、咥え万力のみ
使用し、咥え尻万力を使用しないので、従来の装置より
も刷版の長さが短くなり、従って版材を節減することが
でき、版材に要するコストを切り下げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の版胴と刷版取付装置の要部の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の版胴と刷版取付装置の要部
の断面図である。
【図3】刷版取付装置の要部の拡大図である。
【図4】刷版取付装置の要部の動作拡大図である。
【図5】刷版取付装置の要部の動作拡大図である。
【符号の説明】
1 版胴 1s 内部空洞部 2 咥え万力 3 咥え尻万力 4 ベース板 5 刷版 5a 第1の端部 5b 第2の端部 6、6a〜6e 吸引孔 7 張りボルト(位置調整手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴に備える咥え万力により、版胴外周
    面に巻回した刷版の一方の端部のみを保持し、 版胴外周面に複数の吸引孔を設け、版胴内エアを吸引す
    ることにより刷版を版胴外周面に密着させて取り付ける
    ことを特徴とする印刷機械のエア吸着式刷版取付装置。
  2. 【請求項2】 版胴に備える咥え万力により、版胴外周
    面に巻回した刷版の一方の端部である第1の端部を保持
    させるとともに、他方の端部である第2の端部の保持に
    は咥え万力を用いず、 版胴外周面に複数の吸引孔を設け、版胴内エアを吸引す
    ることにより刷版を版胴外周面に密着させて取り付け、 前記版胴外周面の複数の吸引孔は、前記刷版の前記第2
    の端部寄りに設けることを特徴とする印刷機械のエア吸
    着式刷版取付装置。
  3. 【請求項3】 版胴に備える咥え万力により、版胴外周
    面に巻回した刷版の一方の端部である第1の端部を保持
    させるとともに、他方の端部である第2の端部の保持に
    は咥え万力を用いず、 版胴外周面には複数の吸引孔を設け、版胴内エアを吸引
    することにより刷版を版胴外周面に密着させて取り付
    け、 前記版胴外周面の複数の吸引孔は、版胴外周の刷版取付
    面全体に分布させて設け、その分布状態は、前記第1の
    端部寄りよりも前記第2の端部寄りに、より多くの吸引
    孔を設けるようにしたことを特徴とする印刷機械のエア
    吸着式刷版取付装置。
  4. 【請求項4】 版胴に巻回する刷版の下層側に重ねて巻
    回するベース板を設け、 刷胴に備える咥え万力と、これに対応して備える咥え尻
    万力とにより版胴外周面に巻回したベース板の両端部を
    保持させ、 前記咥え万力により、ベース板に重ねて巻回した刷版の
    一方の端部である第1の端部を保持させるとともに、刷
    版の他方の端部である第2の端部の保持には咥え尻万力
    を用いず、 版胴外周面に複数の吸引孔を設けるとともに前記ベース
    板には前記吸引孔に対応する位置に貫通孔を形成し、版
    胴内エアを吸引することにより刷版をベース板に重ねて
    版胴外周面に密着させて取り付け、 咥え万力及び咥え尻万力にそれぞれ備える位置調整手段
    によりベース板を移動させることにより、ベース板に重
    ねた刷版の版胴に対する相対位置を調整することを特徴
    とする印刷機械のエア吸着式刷版取付装置。
  5. 【請求項5】 版胴に巻回する刷版の下層側に重ねて巻
    回するベース板を設け、 版胴に備える咥え万力と、これに対応して備える咥え尻
    万力とにより版胴外周面に巻回したベース板の両端部を
    保持させ、 前記咥え万力により、ベース板に重ねて巻回した刷版の
    一方の端部である第1の端部を保持させるとともに、刷
    版の他方の端部である第2の端部の保持には咥え尻万力
    を用いず、 前記咥え万力による、ベース板の保持はベース板端部を
    屈曲させた部分を取り付けボルトによって咥え万力の一
    部に固定して保持させ、刷版の保持は通常の咥え手段に
    より行うようにし、 版胴外周面に複数の吸引孔を設けるとともに前記ベース
    板には前記吸引孔に対応する位置に貫通孔を形成し、版
    胴内エアを吸引することにより刷版をベース板に重ねて
    版胴外周面に密着させて取り付け、 咥え万力及び咥え尻万力にそれぞれ備える位置調整手段
    によりベース板を移動させることにより、ベース板に重
    ねた刷版の版胴に対する相対位置を調整することを特徴
    とする印刷機械のエア吸着式刷版取付装置。
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