JPH10286942A - 枚葉輪転印刷機のスイング装置 - Google Patents

枚葉輪転印刷機のスイング装置

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JPH10286942A
JPH10286942A JP9370297A JP9370297A JPH10286942A JP H10286942 A JPH10286942 A JP H10286942A JP 9370297 A JP9370297 A JP 9370297A JP 9370297 A JP9370297 A JP 9370297A JP H10286942 A JPH10286942 A JP H10286942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷時における見当ずれを防止する。 【解決手段】 スイング装置1は、機台フレーム3a,
3bに回動自在に支持されたスイング軸2と、スイング
軸2を揺動させる駆動装置7と、くわえ爪装置25とか
らなる。そして、スイング軸2の中空部2aの底部に一
端を固定し、他端を機台フレーム3bに固定したホルダ
40に固定したトーションバー35を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉輪転印刷機の
給紙装置から繰り出された枚葉紙を印刷胴へ受け渡すス
イング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイング装置としては、特公昭
56−54228号公報に開示されたものがある。ここ
に開示されたものには、駆動装置によって揺動するスイ
ング軸と、このスイング軸に軸着されてこれとともに揺
動するくわえ爪装置とが備えられている。駆動装置は、
圧胴の圧胴軸に軸着された一対のカムと、これらカムに
圧胴軸を挟んで対接する一対のカムフォロアと、これら
カムフォロアのそれぞれを回動自在に支持する一対のカ
ムレバーと、これらカムレバーのそれぞれに一端が枢着
され、他端がスイング軸に軸着されたスイングレバーに
枢着された一対のロッドとからなる。
【0003】そして、印刷胴の回転にともなってカムが
回転し、これに対接するカムフォロアを介してカムレバ
ーが揺動し、カムレバーの揺動はロッドおよびスイング
レバーを介してスイング軸を往復回動させる。したがっ
て、給紙装置の差板先端部のスイング始端で開閉して紙
端をくわえるくわえ爪装置は、カムの回転にともない次
第に増速され、圧胴と最も接近する位置に達すると、圧
胴の周速度と同速となり、ここでくわえ爪装置から圧胴
の爪に紙のくわえ替えが行われる。紙のくわえ替えが終
了したくわえ爪装置は、次第に減速されスイング終端で
停止し、ここで折り返し増速、減速を経てスイング始端
へ戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このスイング装置で
は、くわえ爪装置のスイング始端および終端において、
振動が発生するとくわえ爪装置の停止精度が悪化し、こ
のため紙のくわえ替えの際にくわえ位置にずれが生じ、
これが印刷時における見当ずれを起こす原因となる。こ
れを防止するために、従来においては、スイング装置全
体の軽量化を図りスイング軸の始動および停止時のスイ
ング軸の軸トルクを軽減したり、あるいはスイング始端
およびスイング終端においてスイング軸の加速度が充分
低減されるようなカム形状としていた。しかしながら、
印刷速度の高速化にともない、上述した従来の対応で
は、くわえ爪装置のスイング始端および終端において発
生する振動を充分に抑制することができなくなり、新た
な対応が要求されるようになってきた。
【0005】したがって、本発明はこのような要求に応
えるためになされたもので、その目的とするところは、
印刷時における見当ずれを防止した輪転印刷機のスイン
グ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る輪転印刷機のスイング装置は、機台フ
レームに回動自在に支持されたスイング軸と、このスイ
ング軸に支持され、爪と爪台とから構成されるくわえ爪
装置が設けられたスイング装置と、このスイング装置を
揺動させる駆動手段とを備えた枚葉輪転印刷機のスイン
グ装置において、前記スイング装置を、その揺動両端限
においてそれまでの揺動方向とは逆方向へ付勢する弾性
部材を設けたものである。したがって、スイング装置は
その揺動両端限において揺動動作が抑制される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る輪転印刷機のス
イング装置の正面から視た断面図、図2は図1における
II矢視図、図3は図1におけるIII-III 線断面図、図4
は図1におけるIV矢視図である。これらの図において、
全体を符号1で示すものは、図示を省略した給紙装置と
圧胴との間に設けられたスイング装置であって、機台フ
レーム3a,3b間に軸受4a,4bを介して回動自在
に支持されたスイング軸2と、このスイング軸2を揺動
させる駆動装置7と、スイング軸2に軸着されてこれと
ともに揺動するくわえ爪装置25とを備えている。
【0008】スイング軸2は、全体が略円柱状に形成さ
れ、このスイング軸2には一方の機台フレーム3b側の
端面が開口した蟻溝状の中空部2aが設けられており、
この中空部2aの底部には、後述するトーションバー3
5の一端部35aが嵌合固定される断面六角形の嵌合凹
部2bが形成されている。スイング軸2の他方の端部
は、機台フレーム3aから外部に突出しており、この突
出端部には、駆動装置7が連結されるスイングレバー5
が割締め固定されている。
【0009】以下、図1および図2に基づいて駆動装置
7を説明する。スイングレバー5には軸8が軸支されて
おり、この軸8にはベアリングを介して2本のロッド
9,10の一端が回動自在に支持されている。一方のロ
ッド9の他端は、メインカムレバー11の一端に軸支し
た軸12にベアリングを介して回動自在に支持されてい
る。メインカムレバー11の他端は機台フレーム3aに
植設した軸13にベアリングを介して回動自在に支持さ
れ、略中央部に軸支した軸15に回動自在に支持したカ
ムフォロア14が、圧胴の圧胴軸に軸着されたメインカ
ム24aのカム面に対接している。
【0010】他方のロッド10の他端10aは細径状に
形成されており、この他端10aはサブカムレバー20
の一端にベアリングを介して回動自在に支持された回動
子17内を貫通して突出し、この突出端部に形成したね
じ部に皿ばね19が介装され、ナット18を螺合するこ
とによってサブカムレバー20の一端に支持されてい
る。サブカムレバー20の他端は機台フレーム3aに植
設した軸22にベアリングを介して回動自在に支持さ
れ、略中央部に軸支した軸22に回動自在に支持したカ
ムフォロア21が圧胴の圧胴軸に軸着されたサブカム2
4bのカム面に対接している。
【0011】これら両カムレバー11,20の基端部が
軸13,23を介して機台フレーム3aに回動自在に支
持され、自由端部が皿ばね19によって互いに近接する
方向に付勢されていることにより、両カムフォロア1
4,21が両カム24a,24bのカム面に押圧されて
いる。このように構成されていることにより、圧胴が回
転し両カム24a,24bが回転すると、両カムレバー
11,20がカムフォロア14,22を介して軸13,
23を回動中心として揺動する。これら両カムレバー1
1,20の揺動は、両ロッド9,10およびスイングレ
バー5を介してスイング軸2を揺動させ、後述するスイ
ング装置1のくわえ爪28を図3中矢印C−D方向、す
なわちスイング始端とスイング終端間を揺動させるよう
に構成されている。
【0012】次に、両機台フレーム3a,3b間に設け
られたくわえ爪装置25について図1および図3に基づ
いて説明する。くわえ爪装置25には、対向するように
スイング軸2に割締め固定された一対のレバー26,2
6が備えられている。これらレバー26,26の腕部2
6a,26a間に爪台バー27がボルトによって固定さ
れ、この爪台バー27には、互いに等間隔隔てて複数の
爪台28がボルトによって固定されている。またレバー
26,26の腕部26a,26a間には、図示しない爪
開閉機構によって回動する爪軸29が架設され、この爪
軸29には爪ホルダ30を介してくわえ爪31が軸着さ
れている。そして、爪開閉機構によって開閉するくわえ
爪31と爪台28との間で、図示を省略した給紙装置の
差板上に供給された紙の始端をくわえるように構成され
ている。以上説明したくわえ爪装置25は従来から広く
使用されている枚葉輪転印刷機のスイング装置のくわえ
爪装置と特に変わるところはない。
【0013】次に、本発明の特徴であるトーションバー
35の取付構造を図1および図4に基づいて説明する。
トーションバー35の両端部35a,35bは、共に断
面が六角形に形成され、一端部35aが上述したスイン
グ軸2の中空部2aの嵌合凹部2bに嵌合固定され、中
空部2a内を延在するようにして他端部31bが中空部
2aの開口部から外部に露呈している。この他端部31
bが露呈した側の機台フレーム3bには、3本の段付き
ボルト37が植設されており、これらボルト37の段部
上には、中央に孔38aが穿設された正面視三角形の平
板状のブラケット38がナット39によって固定されて
いる。
【0014】40はトーションバー35を固定するため
のホルダであって、正面視略円形に形成され、裏面側の
中央にブラケット38の孔38aに嵌合される膨出部4
0aが突設され、中央にトーションバー35の他端部3
5bが嵌合する断面六角形の嵌合孔40bが形成されて
いる。このホルダ40の周面の一部には、嵌合孔40b
まで延在するスリット40cが設けられており、このス
リット40cに近接して切欠きが形成され、この切欠き
からスリット40cを横切るようにしてねじ孔40dが
形成されている。また、このホルダ40には、嵌合孔4
0bを挟むようにして一対の長孔40e,40eが設け
られている。
【0015】このような構成において、ホルダ40の膨
出部40aをブラケット38の孔38aに嵌合し、嵌合
孔40bにトーションバー35の他端部35bを嵌合さ
せる。ボルト41をホルダ40のねじ孔40dに螺合さ
せることにより、スリット40cの間隔を狭め、トーシ
ョンバー35の他端部35bを嵌合孔40bに割締め固
定する。ボルト42を長孔40eに挿通させ、ブラケッ
ト38のねじ孔に螺合させることにより、ホルダ40を
ブラケット38に固定する。このとき、ホルダ40を嵌
合孔40bを回動中心として長孔40eの範囲内で回動
調節させながらボルト42によって固定することによ
り、くわえ爪装置25のスイング始端と終端との両揺動
端限におけるスイング軸2に加わるトーションバー35
のねじり力を調節することができる。
【0016】43はベアリング押さえであって、スイン
グ軸2の他端部周面に形成したねじ部に蓋部材44を螺
合させることにより、軸受4bのスイング軸2からの抜
けとスイング軸2のフレーム3a,3bからの抜けが規
制される。
【0017】次に、このような構成のスイング装置の動
作を説明する。図示を省略した圧胴の回転にともなって
メインカム24aおよびサブカム24bが回転するの
で、スイング軸2が揺動を開始する。スイング軸2が揺
動を開始すると、くわえ爪装置25のくわえ爪31が図
示を省略した給紙装置の差板先端部のスイング始端で開
閉して紙端をくわえ、図3中矢印C方向に回動しカムの
回転にともない次第に増速され、圧胴と最も接近する位
置に達すると、圧胴の周速度と同速となり、ここで、く
わえ爪装置25から圧胴の爪に紙のくわえ替えが行われ
る。紙のくわえ替えが終了したくわえ爪装置25は、次
第に減速されスイング終端で停止する。
【0018】このくわえ爪装置25のスイング始端から
スイング終端間での回動の間に、一端がホルダ40を介
してフレーム3に回動を規制されたトーションバー35
は、くわえ爪装置25の回動方向にねじられるので、ト
ーションバー35にくわえ爪装置25の回動方向と反対
方向のねじり付勢力が蓄勢される。したがって、くわえ
爪装置25はスイング終端に近づくにしたがいこのトー
ションバー35に蓄勢されたねじり付勢力によって減速
され、このねじり付勢力はスイング終端において最大に
なる。
【0019】したがって、くわえ爪装置25はスイング
終端において、スイング軸2に加わる軸トルクが低減さ
れるので、スイング終端で停止する際に振動の発生が抑
制される。これは、くわえ爪装置25がスイング終端で
折り返し、図3中矢印D方向に回動しくわえ爪装置25
のくわえ爪31によって紙端をくわえる給紙装置の差板
先端部のスイング始端においても、スイング軸2に加わ
る軸トルクが低減されるので、スイング始端で停止する
際に振動の発生が抑制される。このため、スイング終端
およびスイング始端においてくわえ爪装置25の停止精
度が維持されるので、印刷時における見当ずれが防止さ
れる。
【0020】また、トーションバー35自体が比較的軽
量であることと、トーションバー35を配置するのにス
イング軸2に中空部2aを形成したことにより、スイン
グ装置1全体の重量が増加しないため、軸トルクの増大
が抑制されるので、くわえ爪装置25の停止精度がより
向上する。さらに、トーションバー35を用いたことに
より、一端部35aをスイング軸2の嵌合凹部2bに嵌
合し、他端部35bをフレーム3にブラケット38を介
して固定したホルダ40の嵌合孔40bに、嵌合させる
だけでよいので組付けが容易である。
【0021】図5は本発明の第2の実施の形態の要部を
示す側面図、図6は同じく要部を示す正面図である。こ
れらの図において、スイング装置を揺動させる駆動装置
とくわえ爪装置25とは上述した第1の実施の形態と同
じであり、駆動装置については図示は省略し、くわえ爪
装置25は上述した図3に示す第1の実施の形態におい
て説明した構成と同一または同等の部材については同一
の符号を付し詳細な説明は適宜省略する。
【0022】50はカム面50aが形成されたカムであ
って、機台フレーム3に植設されたピン51に中央部が
回動自在に支持され、両端部がピン54を介して一対の
摺動ロッド53,53の頭部53a,53aに回動自在
に支持されている。これら摺動ロッド53,53の脚部
53b,53bは、機台フレーム3に回動自在に支持さ
れた回動子55に摺動自在に挿通され、この回動子55
と頭部53aとの間にスプリング受57,57を介して
圧縮コイルスプリング56a,56bが介装されてい
る。したがって、カム50はピン51を回動中心とし
て、その両端部を弾持する一対の圧縮コイルスプリング
56a,56bによって機台フレーム3に揺動自在に支
持されている。60はカムフォロアであって、スイング
レバー26の腕部26aに植設されたピン59に回動自
在に支持され、上述したカム50のカム面50aに対接
している。
【0023】次に、このような構成のスイング装置にお
ける動作を説明する。図示を省略した圧胴の回転にとも
なって駆動装置が駆動するので、スイング軸2が揺動を
開始し、くわえ爪装置25のくわえ爪31が図示を省略
した給紙装置の差板先端部のスイング始端で開閉して紙
端をくわえる。駆動装置のカムの回転にともない次第に
増速され図5中矢印C方向に回動し、圧胴と最も接近す
る位置に達すると、圧胴の周速度と同速となり、ここ
で、くわえ爪装置25から圧胴の爪に紙のくわえ替えが
行われる。紙のくわえ替えが終了したくわえ爪装置25
は、次第に減速されスイング終端で停止する。
【0024】くわえ爪装置25が矢印C方向に回動して
スイング終端で停止すると、くわえ爪装置25がその慣
性によって矢印C方向に回動しようとするが、カム50
のカム面50aに対接しているカムフォロア60が、カ
ム50をピン51を回動中心として図5中時計方向に押
圧する。このとき、一方の圧縮コイルスプリング56b
が圧縮されるので、この圧縮コイルスプリング56bに
よってカム50は矢印E方向の反力を受ける。この反力
は、圧縮コイルスプリング56aが徐々に縮められ、ス
イング終端において最大となる。このため、くわえ爪装
置25はスイング終端において、矢印C方向の慣性力が
低減されるので、スイング終端で停止する際に振動の発
生が抑制される。
【0025】また、スイング装置25がスイング終端か
ら折り返し、矢印D方向に回動しスイング始端で停止す
ると、くわえ爪装置25がその慣性によって矢印D方向
に回動しようとするが、カム50のカム面50aに対接
しているカムフォロア60が、カム50をピン51を回
動中心として図5中反時計方向に押圧する。このとき、
他方の圧縮コイルスプリング56aが圧縮されるので、
この圧縮コイルスプリング56aによってカム50は矢
印F方向の反力を受ける。この反力は、圧縮コイルスプ
リング56aが徐々に縮められ、スイング始端において
最大となる。このため、くわえ爪装置25はスイング始
端において、矢印D方向の慣性力が低減されるので、ス
イング始端で停止する際に振動の発生が抑制される。し
たがって、スイング終端およびスイング始端においてく
わえ爪装置25の停止精度が維持されるので、印刷時に
おける見当ずれが防止される。
【0026】なお、この第2の実施の形態においては、
スイング軸2がくわえ爪31よりも上方に位置付けられ
た、いわゆる上スイング方式としたが、スイング軸2が
くわえ爪31よりも下方に位置付けられた、いわゆる下
スイング方式としてもよい。また、第2の実施の形態で
は、カム50を揺動させるようにしたが、カム50を機
台フレーム3に固定し、カムフォロア60側をスイング
レバー26に揺動自在に支持してもよく、カム50の片
側のみに付勢手段を設けてもよく、種々の設計変更が可
能である。また、第2の実施の形態においては、一対の
圧縮コイルスプリング56a,56bの間にカム50を
介在させ、このカム50のカム面50aにカムフォロア
60を対接させるようにしたが、これに限定されること
はない。例えば、くわえ爪装置25のスイングの始端と
終端でそれまでの揺動方向とは逆方向の反力が加わり、
始端と終端の中間点においては一対の圧縮スプリングか
らの反力が加わらないようにすれば、一対の圧縮コイル
スプリング56a,56bの一端を直接くわえ爪装置2
5に枢着してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
イング始端およびスイング終端で停止する際におけるス
イング装置に発生する振動が抑制され、スイング始端お
よびスイング終端においてくわえ爪装置の停止精度が維
持されるので、印刷時における見当ずれが防止される。
【0028】また、第2の発明のよれば、印刷時におけ
る見当ずれが防止されるとともに、スイング装置全体の
重量が増加しないため、軸トルクの増大が抑制されるの
で、くわえ爪装置の停止精度がより向上するとともに、
組付け作業が容易となる。
【0029】また、第3の発明によれば、スイング始端
およびスイング終端で停止する際、スイング装置に発生
する振動が抑制され、スイング始端およびスイング終端
においてくわえ爪装置の停止精度が維持されるので、印
刷時における見当ずれが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る輪転印刷機のスイング装置の正
面から見た断面図である。
【図2】 図1におけるII矢視図である。
【図3】 図1におけるIII 矢視図である。
【図4】 図1におけるIV-IV 線断面図である。
【図5】 本発明に係る輪転印刷機のスイング装置の第
2の実施の形態の要部を示す側面図である。
【図6】 本発明に係る輪転印刷機のスイング装置の第
2の実施の形態の要部を示す正面図である。
【符号の説明】
1…スイング装置、2…スイング軸、3a,3b…機台
フレーム、7…駆動装置、24a,24b…カム、25
…くわえ爪装置、31…くわえ爪、35…トーションバ
ー、50…カム、53…摺動ロッド、56a,56b…
圧縮コイルスプリング、60…カムフォロア。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台フレームに回動自在に支持されたス
    イング軸と、このスイング軸に支持され、爪と爪台とか
    ら構成されるくわえ爪装置と、このくわえ爪装置を揺動
    させる駆動手段とを備えた枚葉輪転印刷機のスイング装
    置において、前記スイング装置を、その揺動両端限にお
    いてそれまでの揺動方向とは逆方向へ付勢する付勢部材
    を設けたことを特徴とする枚葉輪転印刷機のスイング装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の枚葉輪転印刷機のスイン
    グ装置において、付勢部材をトーションバーとしたこと
    を特徴とする枚葉輪転印刷機のスイング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の枚葉輪転印刷機のスイン
    グ装置において、付勢部材を一対のばね部材としたこと
    を特徴とする枚葉輪転印刷機のスイング装置。
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