JP2002248393A - フリット塗布方法及びフリット塗布装置 - Google Patents

フリット塗布方法及びフリット塗布装置

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JP2002248393A
JP2002248393A JP2001050878A JP2001050878A JP2002248393A JP 2002248393 A JP2002248393 A JP 2002248393A JP 2001050878 A JP2001050878 A JP 2001050878A JP 2001050878 A JP2001050878 A JP 2001050878A JP 2002248393 A JP2002248393 A JP 2002248393A
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panel
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Koichi Furui
浩一 古井
Atsushi Miura
淳 三浦
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Sony Corp
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    • H01J2209/26Sealing parts of the vessel to provide a vacuum enclosure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリット塗布方法において、被塗布体に対し
て所定量のフリットを確実に、均一に塗布することを図
る。 【解決手段】 フリット22を、ローラ式塗布手段24
を介して被塗布体4の所定部に塗布するようになす。ロ
ーラ式塗布手段24は、凹凸表面25を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏平型陰極線管の
ガラス管体部品等の被塗布体にフリットを塗布するに適
したフリット塗布方法及びフリット塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反射型あるいは透過型の偏平型陰極線管
が知られている。例えば反射型の偏平型陰極線管は、製
造コストが低く、その上画質が良いことで知られてい
る。図15(斜視図)、図16(断面図)及び図17
(ガラス管体の分解斜視図)に示すように、この種の偏
平型陰極線管1では、第1のパネル、本例ではフロント
パネル2と、蛍光面5が形成された第2のパネル、本例
ではスクリーンパネル3とファンネル4との三体からな
る偏平型ガラス管体6が設けられ、ファンネル4のネッ
ク部7に電子銃8を封入して構成される。
【0003】フロントパネル2は、例えば平板状の板ガ
ラスで形成される。スクリーンパネル3は、湾曲面をな
してファンネル4との接合側を除く3辺に立上り部、い
わゆるスカート部3aを有して形成される。ファンネル
4は、両パネル2、3との接合端面側に大口径開口部を
有し漏斗状をなして後方にネック部7が接合された形状
に形成される。偏平型ガラス管体6は、例えば、フロン
トパネル2とスクリーンパネル3間にディスペンサにて
フリットを塗布し、両パネル2、3を治具で固定し、ま
た、ファンネル4の接合端面4Aにフリットを塗布し、
両パネル2、3及びファンネル4を封止装置に固定し、
炉内でフリット付けにて接合合体して構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、ファンネル4に
対するフリット塗布は、ディスペンサやローラによって
行われていた。しかし、ローラによる塗布においても、
ローラに付着するフリット量が不安定となり、ファンネ
ル4に塗布されるフリット塗布量が安定化しないという
問題がある。本発明は、上述の点に鑑み、被塗布体への
フリットの塗布量の安定化を図ってフリット塗布を良好
にし、併せて塗布工程の効率化、製品品質の安定化が図
れるフリット塗布方法及びフリット塗布装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフリット塗
布方法は、フリット供給手段から供給されたフリット
を、ローラ式塗布手段を介して被塗布体の所定部に塗布
するようになす。
【0006】本発明のフリット塗布方法では、ローラ式
塗布手段を介してフリットを塗布することにより、ロー
ラ式塗布手段へのフリット供給量が安定し、被塗布体に
対するフリットの塗布量が安定化し、フリット塗布が良
好に行える。
【0007】本発明に係るフリット塗布装置は、フリッ
トを供給するフリット供給手段と、フリットを被塗布体
に供給するローラ式塗布手段と、被塗布体をローラ式塗
布手段に近接して移動する移動手段を備えて成る。
【0008】本発明のフリット塗布装置では、フリット
が供給されたローラ式塗布手段に近接して被塗布体が移
動手段により移動する構成であるので、被塗布体に対す
るフリットの塗布量が安定し、被塗布体への良好なフリ
ット塗布が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0010】本実施の形態では、前述した偏平型陰極線
管1における偏平型ガラス管体6のフリット封着に適用
した場合について説明する。偏平型ガラス管体6は、前
述と同様に、第1のパネル、本例では平板状のフロント
パネル2と、第2のパネル、本例では湾曲面を有し3辺
に立上り部、いわゆるスカート部3aが形成された形状
のスクリーンパネル3と、ネック部7を有するファンネ
ル4との三体で構成される。
【0011】図1は、この偏平型ガラス管体6のフリッ
ト封着工程のフローチャートを示す。フロントパネル
2、スクリーンパネル3及びファンネル4が用意され
る。ステップS2 で用意されたスクリーンパネル3は、
ステップS3 でその内面に蛍光面5を形成する。蛍光面
6の形成は例えば転写方法により形成することができ
る。例えば反射型の場合は、剥離処理されたベースフィ
ルム上に透明導電膜(例えばITO膜)、による電極
層、反射層、蛍光体層、接着層を順次積層した転写箔を
用いて蛍光面6を形成することができる。
【0012】次いで、ステップS4 でスクリーンパネル
3のフロントパネル2との接合端面、即ちスカート部3
aの接合端面3Bに、例えばディスペンサによりフリッ
ト(いわゆるフリットガラス)を塗布する。このフリッ
ト塗布されたスクリーンパネル3と、ステップS1 で用
意されたフロントパネル2を互いにその接合面同士を合
わせた状態で、ステップS5 において後述する封着治具
(いわゆるパネル押え治具)により保持する。
【0013】一方、ステップS6 で用意されたファンネ
ル4は、ステップS7 でその内面に内装導電膜となるカ
ーボン膜を塗布する。次いで、ステップS8 でファンネ
ル4の両パネル2、3との接合端面4Aにフリットを後
述するフリット塗布装置より塗布する。このフリットの
塗布はローラ式塗布手段で塗布する。
【0014】次いで、フリットが塗布されたファンネル
4と、封着治具で保持された両パネル2、3とをその接
合面同士を合わせた状態で、ステップS9 で後述する封
着装置により保持する。そして、この封着装置を所要の
加熱炉内に入れて、フリットを溶融、結晶化してフロン
トパネル2、スクリーンパネル3及びファンネル4の相
互間を接合合体し、偏平型ガラス管体6を作製する。
【0015】なお、本例ではスクリーンパネル3へのフ
リットをディスペンサを用いて塗布したが、その他、ロ
ーラ式塗布手段を用いて塗布してもよい。又、フロント
パネル側へフリット塗布する場合にも、ローラ式塗布手
段を適用できる。
【0016】本実施の形態において、ファンネル4の接
合端面4Aへのフリットの塗布は、フリット供給面を凹
凸表面としたローラ式塗布手段を用い、このローラ式塗
布手段の凹凸表面にフリットを供給し、このフリットが
供給された凹凸表面に近接しながらファンネル4を移動
してファンネル4の接合端面4Aにフリットを塗布する
ようにする。このとき、フリットの供給量を制御する供
給量制御手段により、ローラ式塗布手段の凹凸表面への
フリット供給量を制御して、フリット供給量を規定し、
ファンネル4の接合端面4Aに対して均一に且つ所定量
のフリットを塗布するようになす。
【0017】図2〜図4は、本発明のフリット塗布装置
の一実施の形態を示す。本実施の形態に係るフリット塗
布装置21は、フリットを供給するフリット供給手段、
本例ではフリット22を収容したフリット槽23と、被
塗布体、本例ではファンネル4の接合端面4Aにフリッ
トを直接塗布するためのローラ式塗布手段、本例では塗
布用ローラ24と、この塗布用ローラ24のフリット供
給面25に供給させるフリット22の量を制御する供給
量制御手段、本例ではしごき板26〔26A,26B〕
と、ファンネル4をその接合端面4Aを下に向けた状態
で塗布用ローラ24の凹凸表面25に近接して塗布用ロ
ーラ24を通過するように移動させる移動手段(図示せ
ず)を備えて構成される。
【0018】塗布用ローラ24は、フリット供給面25
の一部がフリット槽23のフリット22内に存するよう
に回転可能に配置される。フリット供給面25は、縦横
格子状に溝が形成された凹凸表面に形成される。塗布用
ローラ24の回転軸27は、動力伝達手段である例えば
チェーン28等を介して駆動モータ29に連結される。
従って、駆動モータ29により塗布用ローラ24が回転
し、そのフリット供給面、即ち凹凸表面25にフリット
槽23内のフリット22が供給されるようになされる。
フリット供給面が凹凸表面25であるため、フリット2
2は安定して塗布用ローラ24の面25に巻き上げられ
る。
【0019】しごき板26〔26A,26B〕は、塗布
用ローラ24を挟んで対称位置に設けられる。一方のし
ごき板26Aは、フリット塗布時に所定量のフリット2
2を塗布用ローラ24の凹凸表面25に供給させるため
のもので、その先端が塗布用ローラ24の凹凸表面、即
ちフリット槽23のフリット22から露出した部分の凹
凸表面25に対して、フリット供給量を規定する所定間
隔を置いて近接対向するように配置される。被塗布体で
あファンネル4を逆方向に移動させる場合には、塗布用
ローラ24が逆方向に回転し、そのとき他方のしごき板
26Bで凹凸表面25に対するフリット供給量が規定さ
れる。
【0020】移動手段は、図示せざるもファンネル4
を、その接合端面4Aが塗布用ローラ24側に向くよう
にその管軸方向を垂直状態で移動、即ち例えば図3にお
いて右側から左側へ移動できるように構成される。
【0021】図5は、このフリット塗布装置21の動作
を示す。フリット塗布時には、塗布用ローラ24が駆動
モータ29を介して図において反時計方向mに回転す
る。これにより、フリット槽23内のフリット22が塗
布用ローラ24の凹凸表面25に供給されながら巻き上
げられ、上方のしごき板26Aで所定の供給厚dとなる
ようにフリット22がしごかれて、塗布用ローラ24に
は所定量のフリット22が表面均一な厚さで供給され
る。この回転する塗布用ローラ24に対して、ファンネ
ル4が接合端面4Aを下向きにして垂直状態で移動手段
によって塗布用ローラ24上を通過し、この通過時にフ
ァンネル4の接合端面4Aにフリット22が均一に塗布
される。。
【0022】本実施の形態のフリット塗布装置21を用
いたフリット塗布方法によれば、塗布用ローラ24のフ
リット供給面25を凹凸表面としたことにより、フリッ
ト22がフリット供給面である凹凸表面25の凹部に溜
められ、フリット供給面25へ安定してフリット22を
供給することができる。しかも、しごき板26A又は2
6Bにより、フリット供給面25へのフリット供給量が
所定量に規定され、且つ供給面25全面に均一にフリッ
ト22を供給させることができる。そして、ファンネル
4の接合端面4Aをぎりぎりまで塗布用ローラ24に接
近させて通過させて、フリット22を接合端面4Aに塗
布するので、ファンネル4の接合端面4A内でも安定し
て且つ均一に所定量のフリット22を塗布できると共
に、各ファンネル4に対してもフリットの塗布量を安定
且つ均一にして塗布することができる。従って、ファン
ネル4に対してフリット22を良好に塗布できると共
に、フリット塗布工程の効率化を図り、最終的に偏平型
陰極線管の製品品質の安定化を図ることができる。
【0023】なお、ファンネル4へのフリット塗布につ
いて説明したが、スクリーンパネル3、フロントパネル
2へのフリット塗布に対しても、本実施の形態のフリッ
ト塗布方法を適用することが可能である。
【0024】図6及び図7は、本発明のフリット封着方
法及びこれに用いる封着装置の一実施の形態を示す。本
実施の形態に係わる封着装置30は、図6に示すよう
に、夫々が耐熱性部材で構成されるように、共通の脚台
31上に共通のコ字状アーム32が取付けられ、このア
ーム32の水平部に、前述したフリット塗布されたフロ
ントパネル2、スクリーンパネル3及びファンネル4を
位置決めする複数の封止架台33が並列配置されて成
る。
【0025】封止架台33は、図7に示すように、背面
固定板34がアーム32に取付けられ、この背面固定板
34にファンネル4の外面と衝合してその位置を設定す
る例えば調整ネジからなる第1の衝合手段35と、平板
状のフロントパネル2の外面と衝合してその位置を設定
する例えば調整ネジからなる第2の衝合手段36と、ネ
ック部7を挟んで受ける受け部38と、ネック部7の周
面を当接させる当接部39と、ファンネル4を背面固定
板に係止させる係止部40が取付けられて成る。
【0026】一方、フロントパネル2及びスクリーンパ
ネル3を互いにフリット22を介して突き合わせた状態
で保持する封着治具が設けられる。本例では、フロント
パネル2及びスクリーンパルス3を互いにフリット22
を介して突き合わせた状態で両パネル2、3の外周に嵌
合して突き合わせ状態を保持する封着治具、いわゆるリ
ング状保持体41が設けられる。リング状保持体41
は、図8に示すように、金属帯状体で形成されたパネル
2、3を実質的に保持するリング状保持本体42を有
し、このリング状保持本体42のフロントパネル2側の
側板部とこれに対向するスクリーンパネル3側の側板部
に夫々両端が内側に屈曲させた弾性部材、本例では金属
の板ばね43及び44が一体に取付けられ、フロントパ
ネル2側の板ばね43の両端に、後述するように硬度が
パネルガラスの硬度以下、好ましくはパネルガラスより
軟質の部材45〔45a,45b〕が取付けられ、さら
に荷重付与手段、例えば重錘手段46が設けられて構成
される。板ばね43及び44のパネルへの圧接する圧接
端部は、夫々左右、上下の計4つ有する。即ち、一方の
板ばね43の部材45a,45bは、夫々上下2つずつ
(計4つ)設けられ、他方の板ばね44の端部44a,
44bは、夫々上下2つずつ(計4つ)設けられる。
【0027】図7の封着装置31は、フリット封着され
る偏平型ガラス管体(フロントパネル2とスクリーンパ
ネル3とファンネル4の組合せ体が垂直状態より少し斜
めに傾斜した状態で保持するように、背面固定板34を
傾斜して配置した構成とする。
【0028】図11に示すように、一方の板ばね43
は、その両端の部材45a,45bがフロントパネル2
の両側エッジ部を弾性的に押圧し、他方の板ばね44
は、その両端44a,44bがスクリーンパネル3の外
側両端湾曲部を弾性的に押圧するようになされる。これ
によって、両パネル2、3が互いに圧接されて相互に所
定の位置関係を保持して合致される。
【0029】重錘手段46は、重錘47を有し、この重
錘47の両端を対のアーム48a,48bによって支持
し、アーム48a,48bの上端に設けた鉤部49a,
49bをリング状保持本体42の左右両側に取付けたア
ーム51a,51bの突子52a,52bに引っ掛ける
ようになされれる。
【0030】板ばね43の両端に取付けられる部材45
〔45a,45b〕は、硬度がモース硬度で1〜5程度
の材料で形成されるのが好ましい。部材45は、例えば
カーボン、グラファイト、雲母、アルミナ等のブロック
部材で形成でき、本例ではカーボンブロックで形成され
る。パネルガラスの硬度は、モース硬度で5〜9(強化
ガラスを含む)程度である。この部材45は、図9及び
図10に示すように、中央のくびれ部55を挟んで上下
に広面積部56〔56a,56b〕を有する形状に形成
される。板ばね43のコ字状端部57が部材45は、そ
のくびれ部55に係合するように挿入され、さらにコ字
状の押え片58が板バネ端部57の挿入方向と直角をな
す方向からくびれ部55に係合するように挿入されて、
部材45が板ばね端部57に固定される。抑え片58
は、締め付けネジ59を介して板ばね端部57に固定さ
れる。この抑え片58により、部材45は板ばね端部5
7から抜け落ちることがない。
【0031】本実施の形態の封着装置31を用いたフリ
ット封着方法によれば、フリットを介してフロントパネ
ル2、スクリーンパネル3及びファンネル4の接合端面
を突き合わせた組合わせ体が、そのフロントパネル2を
架台33の衝合手段36に衝合するように傾斜させて、
即ちフロントパネル面と水平面とのなす角が鋭角となる
状態で架台33に保持して封着されるにより、良好なフ
リット封着を行うことができる。通常、フロントパネル
2とスクリーンパネル3とファンネル4との3点が集ま
る3点接合部A(図15参照)では外部からのエアーリ
ークが生じ易いので、フリット封着は更にしっかり行わ
ねばならない。本実施の形態では、フロントパネル2側
が斜め下向きに位置決めされた状態でフリット封着され
るので、溶けたフリットが重力で流れたときに、3点接
合部Aに溜まりしっかりとフリット付けされる。これに
より、3点接合部Aでのエアーリークを確実に防止でき
る。本実施の形態の封着装置31では、リング状保持体
41の嵌合によって、突き合わされた状態に保持された
フロントパネル2及びスクリーンパネル3の組合せ体
を、図6及び図7に示すように、背面固定板34に装着
されて、接合端面4Aが上向きにされたファンネル4上
に、両パネル2及び3の組合せ体の接合端面を突き合わ
せるように載せる。この場合、フロントパネル2の外面
に衝合手段36を衝合させ、ファンネル4の外面に衝合
手段35を衝合させれば、両パネル2及び3の組合せ体
がファンネル4に対して所定の位置関係に設定される。
リング状保持本体42に重錘手段46を懸垂する。重錘
47は、背面固定板34の衝合して垂下するので、重錘
47が不必要に揺れ動くことはなく、リング状保持本体
42に下向きの力を与え、両パネル2及び3の組立て体
を強固に保持することができる。
【0032】部材45は、硬度がパネルガラスと同等以
下、例えばカーボンブロックはパネルガラスより軟質で
あるので、フロントパネル2を傷つけることがない。ま
た、リング状保持本体42に取り付けた一方の板ばね4
3の両端にこのような部材45〔45a,45b〕を取
付け、この部材45をフロントパネル2のエッジ部を押
圧することにより、フリット焼成時(例えば400℃〜
500℃)において、面取り後のフロントパネル2にリ
ング状保持本体42を嵌めた際に発生するマイクロクラ
ックからの更なる成長が防止され、従って破損に至るこ
とがない。同時にフリット焼成の安全化を図ることがで
きる。
【0033】因みに、平板状のフロントパネル2では、
そのエッジ部を面取りしている。板ばね43、44を共
に金属板ばねのみとした場合、面取り後のフロントパネ
ル2のエッジ部に直接金属板ばね43を圧接してフロン
トパネル2及びスクリーンパネル3を保持したときに、
上記面取り部にマイクロクラック等の傷が発生する。炉
内でフリット焼成すると、フロントパネル2にストレス
が生じ、上記マイクロクラックが成長し大きなクラック
となり、破損に至る場合がある。しかし、本実施の形態
では、このような傷の発生を抑えてフロントパネルの破
損を防ぐと共に、フリット焼成を安全に行うことができ
る。
【0034】本実施の形態の封着装置31を用いること
により、フロントパネル2及びスクリーンパネル3のフ
リット接合と、両パネル2、3とファンネル4とのフリ
ット接合とを個々に行う場合に比べて、取り扱い、封着
作業が格段に簡素化することができる。
【0035】なお、上例では、フリット封着される偏平
型ガラス管体を傾斜した状態で保持したが、その他、例
えば偏平型ガラス管体を垂直状態、あるいは略垂直状態
に保持できるように、背面固定板34を垂直あるいは略
垂直に配置した構成とすることもできる。垂直状態でフ
リット封着する場合は、フリットの厚さが全体にわたっ
て均一になり、シール強度が高くなる。因みにフリット
が部分的に厚くなるとシール強度は一般的に弱くなる。
傾斜状態でフリット封着する場合は、各フロントパネル
2、ファンネル4が位置決めの衝合手段36、35に確
実に当たるので、組立精度が高くなる。実際はバランス
の良い傾斜状態で使用するのがよい。
【0036】なお、本発明は、フリット封着時の偏平型
ガラス管体の配置姿勢としては、垂直、斜め、以外に例
えば寝かせた(例えば水平)状態にしてもよい。
【0037】上例では、フロントパネル2とスクリーン
パネル3を突き合わせた状態で保持する保持手段とし
て、リング状保持本体42を用いたが、その他、保持手
段としては、前述の第1及び第2の弾性部材を有してフ
ロントパネル2とスクリーンパネル3を突き合わせた状
態で保持できるものであれば、どのような構成でもよ
い。
【0038】図12は、本発明の封着装置の他の実施の
形態を示す。本実施の形態に係る封着装置50は、フロ
ントパネル2とスクリーンパネル3とを前述の図7と逆
になるように、フロントパネル2、スクリーンパネル3
及びファンネル4の組合せ体を架台33の背面固定板3
4に装着するように構成される。即ち、接合端面4Aが
上向きにされたファンネル4上に、両パネル2及び3の
組合せ体の接合端面を突き合わせるように載せ、このと
きスクリーンパネル3の外面を衝合手段36に衝合さ
せ、ファンネル4の外面を衝合手段45に衝合させる。
その他の構成は、前述の図7と同様であるので詳細説明
を省略する。
【0039】本実施の形態の封着装置50においても、
フロントパネル2、スクリーンパネル3及びファンネル
4の三体を一括封着することができる。また、フリット
焼成時にクラックの発生を防止することができると共
に、フロントパネル2に傷を与えることもなく、安全な
フリット焼成が可能になる。
【0040】本実施の形態の封着装置30、50、封着
治具41を用いることによって、各フロントパネル2、
スクリーンパネル3、ファンネル4を破損することなく
保持でき、取り扱い、封着作業を格段に簡略化すること
ができる。
【0041】フロントパネル2及びスクリーンパネル3
の組合せ体とファンネル4とのフリット接合において、
フリット接合が良好に行えないときには、ガラス管体の
外部から管体内部へ空気が流入する空気の漏れ(いわゆ
るエアーリーク)が発生する。このフリット接合の不良
は、ファンネル4の接合端面の幅と、フリット2、スク
リーンパネル3のファンネル側の接合端面の幅とが同じ
に形成された場合に、接合端面同士の位置ズレなどによ
り、溶出フリットが接合部分よりだれ下がり、結果とし
てフリット接合が不十分になることから来る。
【0042】このため、本実施の形態では、図13及び
図14に示すように、フロントパネル2及びスクリーン
パネル3の組合せ体とファンネル4との間の接合面にお
いて、ファンネル4をスクリーンパネル2、スクリーン
パネル3より内方に突出して接合面の内周全体にわたり
溶出するフリットを溜める、フリット溜め棚61を形成
するように成す。具体的には、ファンネル4の接合端面
の幅W1 をフリット2、スクリーンパネル3の接合端面
の幅W2 より大に設定する。
【0043】このように構成することにより、フリット
シール工程時に溶出フリット22は、接合部分のフリッ
ト溜め棚61に溜められ、下方への流れ落ちが阻止さ
れ、この状態で冷却、結晶化されて、接合面の内周全長
に沿って接合面を覆うことになる。この結果、偏平型ガ
ラス管体の外部から内部への空気の漏れを阻止すること
ができ、信頼の高いフリット封着が行える。
【0044】上述したフリット塗布方法及びフリット塗
布装置21は、偏平型陰極線管1のファンネル4へのフ
リットの塗布に適用したが、その他の被塗布体へのフリ
ットの塗布にも適用することができる。
【0045】上例では、本発明を、スクリーンパネル3
の内面に蛍光面5を形成した反射型あるいは透過型の偏
平型陰極線管のフリット封着に適用したが、その他、例
えばフロントパネル4の内面に蛍光面5を形成した透過
型の偏平型陰極線管のフリット封着に適用することもで
きる。この場合、フロントパネル2がいわゆるスクリー
ンパネルになる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るフリット塗布方法によれ
ば、フリット供給手段から供給されたフリットを、ロー
ラ式塗布手段を介して被塗布体の所定部に塗布すること
により、被塗布体に対して安定したフリット塗布を行う
ことができる。ローラ式塗布手段のフリット供給面を凹
凸表面とすることにより、フリット供給面へ安定してフ
リットを供給することができる。そして、このフリット
が供給されたローラ式塗布手段に被塗布体を近接して、
被塗布体の面上にフリットを塗布するので、被塗布体に
対して安定して所定量のフリットを塗布することができ
る。さらにフリットを、ローラ式塗布手段に所定量とな
るように制御して供給させることにより、フリット供給
量をより正確に規制して被塗布体に対して所定量のフリ
ットを確実に且つ均一に塗布することができる。
【0047】本発明に係るフリット塗布装置によれば、
被塗布体へのフリット塗布をローラ式塗布手段を介して
なされるので、被塗布体に対して安定且つ良好にフリッ
トを塗布することができる。ローラ式塗布手段のフリッ
ト供給面を凹凸表面とすることにより、フリット供給面
へ安定してフリットを供給することができ、被塗布体に
対して安定した量のフリットを塗布することができる。
さらに、ローラ式塗布手段に供給されるフリットの量を
制御する供給量制御手段を設けることにより、フリット
供給量が正確に規制されて、被塗布体に対して所定量の
フリットを確実に且つ均一な塗布ができる。
【0048】このように、本発明では、被塗布体に対し
てフリットの塗布量の均一化が図られるので、塗布工程
の効率化、製品品質の安定化を図ることができる。特
に、本発明は、偏平型陰極線管のガラス管体のフリット
封着に適用して好適ならしめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る偏平型陰極線管のガ
ラス管体のフリット封着工程を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明のフリット塗布装置の一実施の形態を示
す概略構成図である。
【図3】図2のフリット塗布装置の断面図である。
【図4】図2のフリット塗布装置の上面図である。
【図5】図2のフリット塗布装置の動作説明図である。
【図6】本発明の封着装置の一実施の形態を示す斜視図
である。
【図7】本発明の封着装置の一実施の形態を示す側面図
ある。
【図8】本発明に係る封着治具の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図9】図8の封着治具の要部の分解斜視図である。
【図10】図8の封着治具の要部の組立て状態を示す斜
視図である。
【図11】図8の封着治具で両パネルを保持した状態の
上面図である。
【図12】本発明の封着装置の他の実施の形態を示す斜
視図である。
【図13】フロントパネル及びスクリーンパネルの組立
て体とファンネルとの接合部分の一例を示す要部の断面
図である。
【図14】フロントパネル及びスクリーンパネルの組立
て体とファンネルとの接合部分の一例を示す要部の透視
図である。
【図15】本発明に適用される偏平型陰極線管の斜視図
である。
【図16】図15の偏平型陰極線管の断面図である。
【図17】図15の偏平型陰極線管のガラス管体の分解
斜視図である。
【符号の説明】
1・・・偏平型陰極線管、2・・・フロントパネル、3
・・・スクリーンパネル、3a・・・スカート部、3B
・・・接合端面、4・・・ファンネル、4A・・・接合
端面、5・・・蛍光面、6・・・ガラス管体、7・・・
ネック部、8・・・電子銃、21・・・フロントパネル
塗布装置、22・・・フリット、23・・・フリット
槽、24・・・ローラ式塗布手段、25・・・凹凸表
面、27・・・回転軸、28・・・動力伝達手段、29
・・・駆動モータ、26〔26A,26B〕・・・付着
両制御手段、30、50・・・封着装置、31・・・脚
台、32・・・アーム、33・・・封止架台、34・・
・背面固定板、35、36・・・衝合手段、38・・・
受け部、39・・・当接部、40・・・係止部、41・
・・封着治具、42・・・リング状保持本体、43、4
4・・・板ばね、45〔45a,45b〕・・・部材、
46・・・重錘手段、47・・・重錘、57・・・板ば
ね端部、58・・・抑え片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月13日(2001.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図5は、このフリット塗布装置21の動作
を示す。フリット塗布時には、塗布用ローラ24が駆動
モータ29を介して図において反時計方向mに回転す
る。これにより、フリット槽23内のフリット22が塗
布用ローラ24の凹凸表面25に供給されながら巻き上
げられ、上方のしごき板26Aで所定の供給厚dとなる
ようにフリット22がしごかれて、塗布用ローラ24に
は所定量のフリット22が表面均一な厚さで供給され
る。この回転する塗布用ローラ24に対して、ファンネ
ル4が接合端面4Aを下向きにして垂直状態で移動手段
によって塗布用ローラ24上を通過し、この通過時にフ
ァンネル4の接合端面4Aにフリット22が均一に塗布
される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本実施の形態のフリット塗布装置21を用
いたフリット塗布方法によれば、塗布用ローラ24のフ
リット供給面25を凹凸表面としたことにより、フリッ
ト22がフリット供給面である凹凸表面25の凹部に溜
められ、フリット供給面25へ安定してフリット22を
供給することができる。しかも、しごき板26A又は2
6Bにより、フリット供給面25へのフリット供給量が
所定量に規定され、且つ供給面25全面に均一にフリッ
ト22を供給させることができる。そして、ファンネル
4の接合端面4Aをぎりぎりまで塗布用ローラ24に接
近させて通過させて、フリット22を接合端面4Aに塗
布するので、ファンネル4の接合端面4A内でも安定し
て且つ均一に所定量のフリット22を塗布できる。即
ち、ファンネル4の接合端面4Aのコーナ部を含めた全
領域にわたって(いわゆる塗り残しなく)安定且つ均一
に塗布することができる。これによって、ファンネル4
と両パネル2,3とのフリット接合が完全となり、ガラ
ス管体の外部から管体内部へ空気が流入する空気の漏れ
(いわゆるエアリーク)の発生が皆無になる。また、各
ファンネル4に対してもフリットの塗布量を安定且つ均
一にして塗布することができる。従って、ファンネル4
に対してフリット22を良好に塗布できると共に、フリ
ット塗布工程の効率化を図り、最終的に偏平型陰極線管
の製品品質の安定化を図ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】一方、フロントパネル2及びスクリーンパ
ネル3を互いにフリット22を介して突き合わせた状態
で保持する封着治具が設けられる。本例では、フロント
パネル2及びスクリーンパルス3を互いにフリット22
を介して突き合わせた状態で両パネル2、3の外周に嵌
合して突き合わせ状態を保持する封着治具、いわゆるリ
ング状保持体41が設けられる。リング状保持体41
は、図8に示すように、金属帯状体で形成されたパネル
2、3を実質的に保持するリング状保持本体42を有
し、このリング状保持本体42のフロントパネル2側の
側板部とこれに対向するスクリーンパネル3側の側板部
に夫々両端が内側に屈曲させた弾性部材、本例では金属
の板ばね43及び44が一体に取付けられ、フロントパ
ネル2側の板ばね43の両端に、後述するように硬度が
フロントパネル、いわゆるパネルガラスの硬度以下、好
ましくはパネルガラスより軟質の部材45〔45a,4
5b〕が取付けられ、さらに荷重付与手段、例えば重錘
手段46が設けられて構成される。板ばね43及び44
のパネルへの圧接する圧接端部は、夫々左右、上下の計
4つ有する。即ち、一方の板ばね43の部材45a,4
5bは、夫々上下2つずつ(計4つ)設けられ、他方の
板ばね44の端部44a,44bは、夫々上下2つずつ
(計4つ)設けられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
【発明の効果】本発明に係るフリット塗布方法によれ
ば、フリット供給手段から供給されたフリットを、ロー
ラ式塗布手段を介して被塗布体の所定部に塗布すること
により、被塗布体に対して安定したフリット塗布を行う
ことができる。即ち、ファンネルの接合端面のコーナ部
を含めた全領域にわたって(いわゆる塗り残しなく)安
定且つ均一に塗布することができる。これによって、フ
ァンネルと両パネルとのフリット接合が完全となり、エ
アリークの発生が皆無になる。ローラ式塗布手段のフリ
ット供給面を凹凸表面とすることにより、フリット供給
面へ安定してフリットを供給することができる。そし
て、このフリットが供給されたローラ式塗布手段に被塗
布体を近接して、被塗布体の面上にフリットを塗布する
ので、被塗布体に対して安定して所定量のフリットを塗
布することができる。さらにフリットを、ローラ式塗布
手段に所定量となるように制御して供給させることによ
り、フリット供給量をより正確に規制して被塗布体に対
して所定量のフリットを確実に且つ均一に塗布すること
ができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る偏平型陰極線管のガ
ラス管体のフリット封着工程を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明のフリット塗布装置の一実施の形態を示
す概略構成図である。
【図3】図2のフリット塗布装置の断面図である。
【図4】図2のフリット塗布装置の上面図である。
【図5】図2のフリット塗布装置の動作説明図である。
【図6】本発明の封着装置の一実施の形態を示す斜視図
である。
【図7】本発明の封着装置の一実施の形態を示す側面図
ある。
【図8】本発明に係る封着治具の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図9】図8の封着治具の要部の分解斜視図である。
【図10】図8の封着治具の要部の組立て状態を示す斜
視図である。
【図11】図8の封着治具で両パネルを保持した状態の
上面図である。
【図12】本発明の封着装置の他の実施の形態を示す斜
視図である。
【図13】フロントパネル及びスクリーンパネルの組立
て体とファンネルとの接合部分の一例を示す要部の断面
図である。
【図14】フロントパネル及びスクリーンパネルの組立
て体とファンネルとの接合部分の一例を示す要部の透視
図である。
【図15】本発明に適用される偏平型陰極線管の斜視図
である。
【図16】図15の偏平型陰極線管の断面図である。
【図17】図15の偏平型陰極線管のガラス管体の分解
斜視図である。
【符号の説明】 1・・・偏平型陰極線管、2・・・フロントパネル、3
・・・スクリーンパネル、3a・・・スカート部、3B
・・・接合端面、4・・・ファンネル、4A・・・接合
端面、5・・・蛍光面、6・・・ガラス管体、7・・・
ネック部、8・・・電子銃、21・・・フロントパネル
塗布装置、22・・・フリット、23・・・フリット
槽、24・・・ローラ式塗布手段、25・・・凹凸表
面、27・・・回転軸、28・・・動力伝達手段、29
・・・駆動モータ、26〔26A,26B〕・・・供給
量制御手段、30、50・・・封着装置、31・・・脚
台、32・・・アーム、33・・・封止架台、34・・
・背面固定板、35、36・・・衝合手段、38・・・
受け部、39・・・当接部、40・・・係止部、41・
・・封着治具、42・・・リング状保持本体、43、4
4・・・板ばね、45〔45a,45b〕・・・部材、
46・・・重錘手段、47・・・重錘、57・・・板ば
ね端部、58・・・抑え片
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 9/26 H01J 9/26 A 31/12 31/12 A Fターム(参考) 4D075 AC29 AC33 AC52 AC91 AC99 BB92Z BB99Z CA48 DA31 DB13 DC19 EA15 EA19 EB05 4F040 AA12 AA31 AB04 AC01 BA12 BA16 BA36 CB06 CB33 DA12 4F042 AA06 BA02 CA01 CB11 CC02 CC30 DD04 DD11 DF11 5C012 AA05 BC01 BC05 5C036 EE14 EE17 EF01 EF02 EF07 EG03 EG05 EG06 EH26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリット供給手段から供給されたフリッ
    トを、ローラ式塗布手段を介して被塗布体の所定部に塗
    布することを特徴とするフリット塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記ローラ式塗布手段は、凹凸表面を有
    することを特徴とする請求項1記載のフリット塗布方
    法。
  3. 【請求項3】 フリットを、前記ローラ式塗布手段に所
    定量となるように制御して供給することを特徴とする請
    求項1又は2記載のフリット塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記被塗布体が扁平型陰極線管のファン
    ネル、フロントパネル又はスクリーンパネルであること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載のフリット塗布方
    法。
  5. 【請求項5】 フリットを供給するフリット供給手段
    と、 前記フリットを被塗布体に供給するローラ式塗布手段
    と、 前記被塗布体を前記ローラ式塗布手段に近接して移動す
    る移動手段を備えて成ることを特徴とするフリット塗布
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラ式塗布手段の表面が凹凸に形
    成されて成ることを特徴とする請求項5記載のフリット
    塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラ式塗布手段に供給されるフリ
    ット量を制御する供給量制御手段を有して成ることを特
    徴とする請求項5又は6記載のフリット塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記被塗布体が偏平型陰極線管のファン
    ネル、フリット又はスクリーンパネルであることを特徴
    とする請求項5、6又は7記載のフリット塗布装置。
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JP3213973B2 (ja) * 1991-07-31 2001-10-02 セイコーエプソン株式会社 張力展開成膜方法及び張力展開成膜装置

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