JP2002247399A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002247399A
JP2002247399A JP2001040999A JP2001040999A JP2002247399A JP 2002247399 A JP2002247399 A JP 2002247399A JP 2001040999 A JP2001040999 A JP 2001040999A JP 2001040999 A JP2001040999 A JP 2001040999A JP 2002247399 A JP2002247399 A JP 2002247399A
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Japan
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color
calibration
image
patch group
color patch
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JP2001040999A
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Kiyoto Kozaiku
清人 小細工
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページ間およびページ内の濃度変動および色
変動のいずれにも適用可能であり、かつ、色材が2色以
上重なった場合でも補正が可能な画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 画像を形成するための各色材(シアン、
マゼンタ、イエロー、ブラック)について、書き込み値
が所定量ずつ増加(または減少)するカラーパッチ群を
色材毎に並べたカラーパッチ群1に基づいて第1のキャ
リブレーションを行い、該第1のキャリブレーションに
基づいて、色材シアン、マゼンタ、イエローの当該書き
込み値を補正し、該補正データで作られる各色パッチ群
を重ねて作られる2次色カラーパッチ群2に基づいて第
2のキャリブレーションを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリブレーショ
ンにより色再現を高精度に行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機やカラープリンタなどの画
像記録装置では、経時変化、環境変化等によって濃度変
動および色変動が発生する。また、機差によっても濃度
および色バラツキが生じる。そこで、この濃度変動およ
び色変動を調整するためのキャリブレーションが必要に
なる。
【0003】濃度変動および色変動は2つに大別でき
る。ページ間での変動と、ページ内での変動である。た
とえば、ページ間変動とは、今日出力したものと、昨日
あるいは1週間前とに出力したものとの差をいい、連続
出力での差はここでは除外する。ページ間での変動の主
要因としては、感光体の感度変動、転写体への転写率変
動等である。
【0004】また、ページ内の変動の主要因としては、
感光体の感度ムラ、帯電ムラ、感光体等の速度変動によ
る回転ムラ等がある。ここで、従来のキャリブレーショ
ン方法について説明する。ページ間変動の濃度変動が発
生した場合、書き込み値が所定量ずつ増加または減少す
る色材毎のカラーパッチ群を出力し、その出力結果のカ
ラーパッチ群を読取手段によって読取り、その読取り信
号からキャリブレーションを行なっている。
【0005】しかしながら、ページ内変動の濃度ムラが
発生した場合、この濃度ムラの影響を受けキャリブレー
ション精度が悪くなってしまう。そこで、この問題を改
善するという目的で、例えば特開平08−009178
号公報において、キャリブレーションに用いる色材毎の
カラーパッチを出力するときの書き込み値が増加するカ
ラーパッチ群と、書き込み値が減少するカラーパッチ群
とを画像記録装置に出力させたり、あるいは画像記録装
置の主走査方向、副走査方向に交互に増減するカラーパ
ッチ群を出力させ、そのカラーパッチ群を読み取り、キ
ャリブレーションを行なう方法等が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ページ間変動の濃度変
動に対しての従来方式のキャリブレーションだと、各色
材毎のパッチを測定して各色材毎の濃度を補正するの
で、色材1色(Y、M、C、Bk)で再現するものにつ
いては、ある程度正確に再現できる。
【0007】しかしながら、色材2色以上を重ねて再現
するものについては、必ずしも正確に再現できるとは限
らない。たとえば、赤(R)を再現する場合、感光体に
Y色材を作り、転写紙にY色材を転写する。次に、感光
体にM色材を作り、転写紙に転写されたY色材の上にM
色材が転写される。
【0008】また、中間転写方式の場合は感光体にY色
材を作り、中間転写にY色材を転写する。次に、感光体
にM色材を作り、中間転写に転写されたY色材の上にM
色材が転写され、その後中間転写上に重なったYとMと
が転写紙に転写される。その後、定着ユニットにより定
着され排紙される。
【0009】以上説明した各転写段階での転写率が経時
変化することが考えられる。その結果、色材1色での再
現はキャリブレーションで補正するので問題ないが、色
材2色以上重なった場合、転写率が色材1色の場合と異
なるため、正確に再現できない。
【0010】また、ページ内の濃度ムラに対しての従来
方式のキャリブレーションだと、色材毎のカラーパッチ
を出力するときの書き込み値が単調増加あるいは単調減
少するカラーパッチ群を用いてキャリブレーションする
方式より、色材毎のカラーパッチを出力するときの書き
込み値が増加するカラーパッチ群と、書き込み値が減少
するカラーパッチ群を用いたり、あるいは画像記録装置
の主走査方向、副走査方向に交互に増減するカラーパッ
チ群を用いてキャリブレーションする方式の方が、濃度
ムラが平均化され、ある程度の濃度ムラの影響を低減で
きるが、ページ間変動の場合と同様、色材2色以上重な
った場合の補正が出来ない。
【0011】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
のであり、ページ間およびページ内の濃度変動および色
変動のいずれにも適用可能であり、かつ、色材が2色以
上重なった場合でも補正が可能な画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、原画像を読み取る読取手
段と、読取手段により読み取られた画像データを処理す
る画像処理手段と、画像処理手段により処理された画像
データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、画像
形成手段により画像を形成する色材シアン、マゼンタ、
イエロー、ブラックの書き込み値を所定量ずつ増加/減
少するカラーパッチ群を色材毎に並べた第1のカラーパ
ッチ群に基づいてキャリブレーションを行なう第1のキ
ャリブレーション手段と、第1のキャリブレーション手
段によりキャリブレーションされた結果に基づいて、色
材シアン、マゼンタ、イエローの書き込み値を補正し、
補正データで作成される各色パッチ群を重ねて作成され
る第2のカラーパッチ群に基づいてキャリブレーション
を行なう第2のキャリブレーション手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第2のキャリブレーション手段は、第2の
カラーパッチ群と並行に、第1のキャリブレーション手
段によりキャリブレーションされた結果に基づいて、色
材シアン、マゼンタ、イエローの書き込み値を補正した
データで作成される第3のカラーパッチ群とを並べたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、第1のキャリブレーション手段に
よるキャリブレーションのみで終了する第1のモード
と、第2のキャリブレーション手段まで実行する第2の
モードとを備えた操作手段をさらに有し、操作手段は、
操作者に第1のモードと、第2のモードとを選択させる
ことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、第2のカラーパッ
チ群の読み取り値が所定値を外れた場合、外れた旨を警
告する警告手段をさらに有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態における画像
形成装の全体構成を示すブロック図である。まず、通常
の複写動作から説明する。スキャナ部101は、原稿画
像を光学的走査により読み取り、読み取った画像データ
を画像処理部102に出力する。スキャナ部101から
送られた画像データは、画像処理部102において各種
画像処理が施された後、プリンタ部103に出力され
る。プリンタ部103は、入力される画像データに基づ
いて画像を形成し、出力する。操作部105は、操作者
が各種動作の指示を複写機に入力する入力部と、操作者
に対して各種の表示を行う表示部とから構成されてい
る。
【0018】図2は、本発明の実施の形態における画像
形成装置内の画像データの流れを示すブロック図であ
る。複写すべき原稿は、カラースキャナ201の撮像素
子によりR、G、Bに色分解されて読み取られる。シェ
ーディング補正回路202は、撮像素子のムラ、光源の
照明ムラなどを補正する。RGBγ補正回路203は、
スキャナからの読み取り信号を反射率データから明度デ
ータに変換する。MTF補正回路204は、入力系の、
特に高周波領域でのMTF特性の劣化を補正する。色変
換−UCR処理回路205は、入力系色分解特性と出力
系色材分光特性との差異を補正し、忠実な色再現に必要
な色材YMCの量を計算する色補正処理部と、YMCの
3色が重なる部分をK(ブラック)に置き換えるための
UCR処理部とからなる。色補正処理は、式1のような
マトリクス演算を行うことにより実現できる。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、R、G、Bは、R、G、Bの補数
を示す。マトリクス係数a ijは入力系と出力系(色
材)との分光特性によって決まる。ここでは、1次マス
キング方程式を例に挙げているが、高次の項を用いるこ
とにより、より精度良く色補正することもできる。ま
た、色相によって演算式を変えたり、ノイゲバウア方程
式を用いるようにしても良い。何れの方法にしても、
Y、M、CはB、G、R(またはB、G、Rでもよい)
の値から求められる。
【0021】色相判定回路(図示せず)で、RGB画像
信号がRGBCMYのどの色相の信号であるかを判定
し、各色相に応じた色変換係数を選択する。
【0022】一方、UCR処理は、以下に示す式2を用
いて演算することにより行うことができる。
【0023】 Y' = Y− α・ min(Y,M,C) M' = M− α・ min(Y,M,C) C' = C− α・ min(Y,M,C) K = α・ min(Y,M,C) ・・・・ 式2
【0024】上式において、αはUCRの量を決める係
数で、α=1の時100%UCR処理となる。αは一定
値でも良いが、たとえば、高濃度部では、αは1に近
く、ハイライト部では、0に近くすることにより、ハイ
ライト部での画像を滑らかにすることができる。
【0025】変倍回路206は、縦横変倍が行われ、画
像加工(クリエイト)回路207は、斜体処理などが行
われる。γ補正回路208は、プリンタの特性に応じ
て、画像信号の補正を行う。階調処理回路209は、デ
ィザ処理を行う。
【0026】ここで、γ変換処理部208で使われる階
調変換テーブル(LUT)の作成手順について説明す
る。予め、目標とする入出力特性(C、M、Y、Kそれ
ぞれ入力0〜100%に対する目標濃度)をテーブルと
して制御部104のROM(図示せず)に記憶させてお
く。
【0027】一方、LUTの初期値としては、本実施の
形態における画像形成装置の中央値(予め、複数台の入
出力特性から求めたデータ)をテーブルに設定してお
く。
【0028】しかしながら、本実施の形態における画像
形成装置の経時変化、あるいは環境変化によって、上記
初期データでは入出力特性がずれてしまい、その結果、
濃度変動や色変わりといった不具合が発生してしまう。
そこで、本不具合を解消するためにキャリブレーション
を行ない、入出力特性を初期の目標値に合うように補正
する。
【0029】次に、本発明の第1の実施の形態における
キャリブレーション動作について説明する。図3は、本
発明の第1の実施の形態における画像形成装置のキャリ
ブレーション動作の流れを示すフローチャートである。
図1の操作部105により、オペレータがキャリブレー
ション1の指示を入力すると、画像処理部102のγ補
正部209の前段にあるパターン発生回路(図示せず)
において、図4に示す色材毎のカラーパッチ群1を表す
画像データを発生し(ステップS101)、プリンタ1
03へ出力する(ステップS102)。このとき、γ補
正部209のLUTにはリニアなデータ(入力=出力)
が設定されている。
【0030】ここで、図4のカラーパッチ群1について
説明する。カラーパッチ群1は、Y、M、C、K各色
共、網点面積率を10%ずつ変えたパッチ群(薄い方か
ら濃い方へ10%ずつ増やしたもの)から成り、そのデ
ータを階調処理して出力した結果である。つまり、γ補
正を施していない入出力特性の結果が出力される。ここ
で、図4では網点面積率を10%ずつ変えたパッチ群か
ら構成されているが、もっと細かくすることも可能であ
る。また、モード毎(たとえば、文字用と写真用の階調
処理がなされたもの)のパッチを同一用紙上に形成して
も良い。
【0031】図3において、オペレータは、操作部10
5に表示される指示に従って、出力されたカラーパッチ
群1が記録された用紙をスキャナ部101に載置する。
続いて、読取り指示を行なうと、スキャナ部101は、
載置されたカラーパッチ群1をカラースキャナ201で
読み取り、シェーディング補正回路202、RGBγ補
正回路203の処理を行なって、画像処理部102のデ
ータ演算部(図示せず) に送られる(ステップS10
3)。
【0032】データ演算部は、読み取ったカラーパッチ
群1のデータからC、M、Y、Kそれぞれの濃度を計算
する。図5に、カラーパッチ群1のKデータ(Ij 、j=
1 〜10)に対する測定濃度結果(Oj 、j=1 〜10)から
求めたカーブと目標とする濃度カーブを示す。ここで、
測定ポイント間の補間データの求め方は、3次関数等公
知の演算方法を用いて計算している。
【0033】一方、I1 、I2 、...、I10は、網点
面積率10%、20%、...、100%であり、その
時の測定濃度がO1 、O2 、...、O10である。次
に、γ補正LUTに格納するためのデータは、I10が入
力された時に目標とする濃度O'10 に成るようなデータ
I'10 を求める。以下、同じようにして入力データ0〜
255に対して求める。その結果を図6に示す。このよ
うにして、残りのC、M、Yデータについても計算し
て、γ補正テーブルを計算する。計算結果は、γ変換処
理部208のγ補正LUTに格納される(ステップS1
04)。計算が終了すると、操作部105にキャリブレ
ーション2を実行するように促される。
【0034】次に、キャリブレーション2の指示を入力
すると、画像処理部102のγ補正部209の前段にあ
るパターン発生回路において、図7に示すカラーパッチ
群2を表す画像データが発生し(ステップS105)、
プリンタ103へ出力される(ステップS106)。こ
こで、図7のカラーパッチ群2について説明する。カラ
ーパッチ群2は2色材重ね、つまり、Y+M、M+C、
C+Yで各色共、網点面積率を10%ずつ変えたパッチ
群(薄い方から濃い方へ10%ずつ増やしたもの)から
なる。そのデータをキャリブレーション1によって求め
たγ補正データによって補正し、階調処理して出力する
(ステップS106)。つまり、γ補正を施した入出力
特性の結果が出力される。
【0035】図3において、オペレータは、操作部10
5に表示される指示に従って、出力されたカラーパッチ
群2が記録された用紙をスキャナ部101に載置する。
続いて、読取り指示を行なうと、スキャナ部101は、
載置されたカラーパッチ群2をカラースキャナ201で
読み取り、シェーディング補正回路202、RGBγ補
正回路203の処理を行なって、画像処理部102のデ
ータ演算部に送られる(ステップS107)。
【0036】データ演算部は、読み取ったカラーパッチ
群2のデータから色差を計算する。つまり、予め、目標
となるL*a*b* 値を求めておき、制御部104のROM
に格納しておく。そして、読み取ったカラーパッチ群2
のRGBデータをL*a*b* 値に変換し、制御部104の
ROMに格納しておいた目標となるL*a*b* 値との差を
求め、その色差が0になるように式1の色補正係数を補
正する(ステップS108)。
【0037】キャリブレーション2について他の実施の
形態を説明する。キャリブレーション2の指示を入力す
ると、画像処理部102のγ補正部209の前段にある
パターン発生回路において、図8に示すカラーパッチ群
3を表す画像データが発生し(ステップS105)、プ
リンタ103へ出力される(ステップS106)。ここ
で、図8のカラーパッチ群3について説明する。カラー
パッチ群3は、Y、M、C各色材共、網点面積率を10
%ずつ変えたパッチ群(薄い方から濃い方へ10%ずつ
増やしたもの)から成り、左からY1色、Y+Mの2色
重ね、M1色、M+Cの2色重ね、C1色、C+Yの2
色重ね、Y1色の配列になっている。そのデータをキャ
リブレーション1によって求めたγ補正データによって
補正し、階調処理して出力する(ステップS106)。
【0038】次に、オペレータは、操作部105に表示
される指示に従って、出力されたカラーパッチ群3が記
録された用紙をスキャナ部101に載置する。続いて、
読取り指示を行なうと、スキャナ部101は載置された
カラーパッチ群3をカラースキャナ201で読み取り、
シェーディング補正回路202、RGBγ補正回路20
3の処理を行なって、画像処理部102のデータ演算部
に送られる(ステップS107)。
【0039】データ演算部は、読み取ったカラーパッチ
群3の内、2色重ねパッチ群の色差を計算する。つま
り、読み取ったカラーパッチ群3のY+Mの2色重ねに
ついては、両隣のY1色とM1色との濃度を求め、目標
濃度との差を求める。次に、Y+Mの2色重ねのL*a*b
* 値を計算し、目標値との差を求める。同様に、M+C
とC+Yとの2色重ねについて、それぞれ両隣のM1色
とC1色とY1色との濃度を求め、目標濃度との差を求
め、M+CとC+Yとの2色重ねのL*a*b* 値を計算
し、目標値との差を求める。それぞれ求めた濃度差と色
差から式1の色補正係数を補正する(ステップS10
8)。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態における
キャリブレーション動作の流れを示すフローチャートで
ある。図1の操作部105により、オペレータがキャリ
ブレーション1の指示を入力すると、第1の実施の形態
において説明したキャリブレーション1を実行する(ス
テップS201)。
【0041】次に、キャリブレーション2を実行するか
終了するかが操作部105に表示される(ステップS2
02)。オペレータがキャリブレーション2の指示を入
力すると第1の実施の形態において説明したキャリブレ
ーション2を実行する(ステップS203)。一方、終
了を押すとキャリブレーション1で終了する。
【0042】また、最初にキャリブレーション1のみを
実行するか、キャリブレーション2まで実行するか選択
できる構成でも良い。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図10は、本発明の第3の実施の形態におけ
るキャリブレーション動作の流れを示すフローチャート
である。図1の操作部105により、操作者がキャリブ
レーション1の指示を入力すると、第1の実施の形態で
説明したキャリブレーション1を実行する(ステップS
301)。次に、キャリブレーション2を実行する(ス
テップS302)。ここで、目標となるL*a*b* 値と2
色重ねのL*a*b* 値との差が所定値より大きい場合、操
作部105に異常である旨を表示する(ステップS30
3)。
【0044】なお、上述した実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれ
に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内に
おいて、種々変形実施が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、画像を形成するための各色材
(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)について、
書き込み値が所定量ずつ増加(または減少)するカラー
パッチ群を色材毎に並べたカラーパッチ群1に基づいて
第1のキャリブレーションを行い、該第1のキャリブレ
ーションに基づいて、色材シアン、マゼンタ、イエロー
の当該書き込み値を補正し、該補正データで作られる各
色パッチ群を重ねて作られる2次色カラーパッチ群2に
基づいて第2のキャリブレーションを行なうので、2次
色以上の色再現を高精度に行うことができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、2次色カラ
ーパッチ群2と並行に、第1のキャキャリブレーション
がなされた結果に基づいて、色材シアン、マゼンタ、イ
エローの当該書き込み値を補正したデータで作られるパ
ッチ群3を並べることにより、濃度ムラをキャンセルで
きるので、高精度のキャリブレーションを行なうことが
できる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、キャリブレ
ーション操作を第1のキャリブレーションのみで終了す
るモードと、第2のキャリブレーションまで実行するモ
ードとの2種類を備えているので、オペレータがキャリ
ブレーション時間か精度かの選択をすることができる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、2次色カラ
ーパッチ群2において、読み取り値が所定値を外れた場
合、その旨を警告するので、オペレータは画像形成装置
の異常をいち早く知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像形成装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における画像形成装置内の
画像データの流れを示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置のキャリブレーション動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の第1の実施の形態における色材毎のカ
ラーパッチ群1を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるカラーパッ
チ群1のKデータ(Ij 、j=1〜10)に対する測定濃度
結果(Oj 、j=1 〜10)から求めたカーブと目標とする
濃度カーブとを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるγ補正LU
Tに格納するためのデータを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における色材毎のカ
ラーパッチ群2を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における色材毎のカ
ラーパッチ群3を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における画像形成装
置のキャリブレーション動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における画像形成
装置のキャリブレーション動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 スキャナ部 102 画像処理部 103 プリンタ部 104 制御部 105 操作部 201 スキャナ部 202 シェーディング補正回路 203 RGBγ補正回路 204 MTF補正回路 205 色変換・UCR回路 206 変倍回路 207 クリエイト回路 208 γ補正回路 209 階調処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 H04N 1/40 D 5C077 G06T 1/00 510 B41J 3/00 B 5C079 H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C061 AR01 KK18 KK25 KK35 2C262 AA24 AA26 AB11 AC04 BA09 DA06 EA16 FA13 2H027 DA09 DB01 DE02 EA18 EB04 EC03 HA07 2H030 AA02 AA03 AD11 AD12 AD16 5B057 AA11 BA02 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB12 CB16 CE11 CE17 CE18 CH18 DA15 5C077 LL04 LL11 MM27 MP08 PP15 PP32 PP33 PP36 PP37 PP38 PP47 PP71 PP74 PQ08 PQ23 SS06 TT02 TT06 5C079 HA15 HB03 KA15 KA20 LA12 LA31 MA10 MA17 MA19 NA03 NA29 PA02 PA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像を読み取る読取手段と、 該読取手段により読み取られた画像データを処理する画
    像処理手段と、 該画像処理手段により処理された画像データに基づいて
    画像を形成する画像形成手段と、 該画像形成手段により画像を形成する色材シアン、マゼ
    ンタ、イエロー、ブラックの書き込み値を所定量ずつ増
    加/減少するカラーパッチ群を前記色材毎に並べた第1
    のカラーパッチ群に基づいてキャリブレーションを行な
    う第1のキャリブレーション手段と、 該第1のキャリブレーション手段によりキャリブレーシ
    ョンされた結果に基づいて、前記色材シアン、マゼン
    タ、イエローの前記書き込み値を補正し、該補正データ
    で作成される各色パッチ群を重ねて作成される第2のカ
    ラーパッチ群に基づいてキャリブレーションを行なう第
    2のキャリブレーション手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のキャリブレーション手段は、 前記第2のカラーパッチ群と並行に、前記第1のキャリ
    ブレーション手段によりキャリブレーションされた結果
    に基づいて、前記色材シアン、マゼンタ、イエローの前
    記書き込み値を補正したデータで作成される第3のカラ
    ーパッチ群とを並べたことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のキャリブレーション手段によ
    るキャリブレーションのみで終了する第1のモードと、
    前記第2のキャリブレーション手段まで実行する第2の
    モードとを備えた操作手段をさらに有し、 該操作手段は、操作者に前記第1のモードと、前記第2
    のモードとを選択させることを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のカラーパッチ群の読み取り値
    が所定値を外れた場合、該外れた旨を警告する警告手段
    をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
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