JP3577128B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、画像データの読取入力と印刷出力とを実行するデジタル複写機等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機等の画像処理装置は、画像データの読取入力と印刷とを行なうことができる。このような画像処理装置は、例えば、イメージスキャナとページメモリとレーザプリンタとを有しており、イメージスキャナにより画像データを読取入力し、この読取入力された画像データをページメモリにより一時記憶し、この画像データをレーザプリンタにより印刷出力する。
【0003】
また、フルカラーに対応した画像処理装置は、フルカラーの画像データを原稿から読み取り、このフルカラーの画像データを印刷用紙に再現することができる。しかし、カラーの再現性は経時変化などのために劣化するため、定期的に調整する必要がある。これはカラーキャリブレーションなどと呼称され、特開平4−273650号公報、特開平2−25860 号公報、特開平4−77060 号公報、などに開示されている。
【0004】
特開平4−273650号公報に開示された画像処理装置では、ユーザが所望のフルカラーの原稿を読取入力させると、この読取入力されたフルカラーの画像データが一時記憶され、フルカラーで印刷出力される。この印刷出力された画像データを読取入力させると、一時記憶された画像データと比較され、この比較結果に基づいてカラー処理の設定条件が調整される。
【0005】
また、特開平2−25860 号公報と特開平4−77060 号公報とに開示された画像処理装置では、フルカラーのテストパターンが予め印刷された基準原稿が用意されているので、この基準原稿を読取入力させると、以下は特開平4−273650号公報に開示された画像処理装置と同様にカラー処理が調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した画像処理装置は、カラーの再現性を調整することができる。しかし、基準原稿を使用してカラー処理を調整するものでは、基準原稿にユーザが正確な再現を要望するカラーが無い場合、このカラーの再現性が実現されないことがある。
【0007】
この点、ユーザの所望の原稿でカラー処理を調整するものでは、ユーザが要望するカラーの再現性を確保することが可能である。しかし、ユーザが読取入力させる原稿の画像データが複雑な場合、原稿に存在する全部のカラーに対してカラー処理を調整することは困難であり、ユーザが要望するカラーの再現性が実現されないこともある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、原稿の画像データをフルカラーで読取入力する画像読取手段を設け、読取入力されたフルカラーの画像データをカラー処理する画像処理手段を設け、カラー処理された画像データをフルカラーで印刷出力する画像印刷手段を設け、読取入力される画像データの所望位置を指定する領域指定手段を設け、読取入力される画像データの所望位置のカラーを判別するカラー判別手段を設け、判別されたカラーを印刷出力される画像データの所望位置を中心とする所定形状の枠組を設定するペイント処理を実行する領域ペイント手段を設け、原稿から読取入力された画像データと原稿から読取入力されて印刷出力されてから読取入力されてペイント処理が実行された画像データとの所望位置を比較する画像比較手段を設け、所望位置の画像データの比較結果に従ってカラー処理の設定条件を調整する処理調整手段を設けた。
【0010】
【作用】
請求項1記載の発明では、原稿の画像データを画像読取手段によりフルカラーで読取入力させると、この読取入力されたフルカラーの画像データが画像処理手段によりカラー処理され、このカラー処理された画像データが画像印刷手段によりフルカラーで印刷出力される。読取入力させる画像データに領域指定手段により所望位置を指定し、印刷出力された画像データを画像読取手段により再び読取入力させると、原稿から読取入力された画像データの所望位置と、原稿から読取入力されて印刷出力されてから読取入力された画像データの所望位置とが、画像比較手段により比較される。この所望位置の画像データの比較結果に従って処理調整手段がカラー処理の設定条件を調整するので、ユーザが所望する原稿の所望位置のカラーの再現性が確保され、また、読取入力される画像データの所望位置のカラーをカラー判別手段が判別し、この判別されたカラーを印刷出力される画像データの所望位置の部分に領域ペイント手段がペイント処理を実行するので、読取入力されて印刷出力される画像データは所望位置がペイント処理される。
【0012】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説明する。まず、本実施例の画像処理装置1は、例えば、フルカラーに対応したデジタル複写機であり、図1に示すように、画像読取手段である画像読取部2、画像処理手段である画像処理部3、画像印刷手段である画像印刷部4、領域指定部5、を有している。
【0013】
前記画像読取部2は、原稿の画像データをRGBデータとしてフルカラーで読取入力する。前記画像処理部3は、詳細には後述するように、読取入力されたフルカラーの画像データを一時記憶すると共に、読取入力されたフルカラーの画像データに各種のカラー処理を実行する。前記画像印刷部4は、カラー処理された画像データを、CMYK(Cyanide,Magenta,Yellow,Black)のトナーによりフルカラーで印刷出力する。前記領域指定部5は、読取入力される画像データに所望位置の座標を入力操作する。
【0014】
前記画像処理部3は、図2に示すように、RGBフィルタ6、RGBγ補正部7、クリエイト部8、カラー補正部9、変倍部10、CMYKフィルタ11、CMYKγ補正部12、階調処理部13、を有しており、これらの各部は画像データの入力部14から出力部15まで上記の順番に接続されている。
【0015】
前記RGBフィルタ6は、読取入力された画像データであるRGBデータにMTF補正を行なうため、“3×5”のフィルタで尖鋭化処理を行なう。また、原稿が印刷物や複写物の場合は、RGBデータに平滑化処理を行なう。前記RGBγ補正部7は、RGBデータをルックアップテーブルによりγ補正して濃度データに変換する。前記クリエイト部8は、画像データにペイント処理やアンダーカラー処理やモザイク処理などの各種の画像処理を実行する。前記カラー補正部9は、RGBデータを一次のマスキング方程式によりCMYKデータに変換する。なお、このマスキング方程式の一つを以下に例示する。
【0016】
【数1】
Figure 0003577128
【0017】
前記変倍部10は、画像データの主走査方向の変倍処理と、画像データと所望位置との主走査方向の移動とを、実行する。なお、画像データの副走査方向の変倍処理は、前記画像読取部2や前記画像印刷部4により実行される。前記CMYKフィルタ11は、CMYKデータに尖鋭化処理や平滑化処理を行ない、CMYKデータを印刷特性や階調処理に適正に補正する。前記CMYKγ補正部12は、CMYKデータをルックアップテーブルによりγ補正して印刷特性に適正に補正する。前記階調処理部13は、CMYKデータを“1×2”の多値ディザ法などにより印刷特性に適正に中間調処理する。
【0018】
さらに、前記画像処理部3は、原稿認識部16、CPU(Central Processing Unit)17、信号発生部18、カラー記憶部19、を有している。この原稿認識部16は、前記入力部14が接続されており、前記RGBフィルタ6から前記階調処理部13までの全部と、前記CPU17とに接続されている。このCPU17は、前記RGBフィルタ6から前記階調処理部13までの全部と、前記信号発生部18と前記カラー記憶部19とに接続されている。前記信号発生部18は、前記領域指定部5が接続されており、前記RGBフィルタ6から前記CMYKγ補正部12までカスケード接続されている。前記クリエイト部8と前記CPU17とが前記カラー記憶部19に接続されており、このカラー記憶部19は前記カラー補正部9に接続されている。
【0019】
前記原稿認識部16は、画像データが読取入力された原稿の種類(用紙、印刷、文字など)を判定し、前記RGBフィルタ6から前記階調処理部13までの各部に通達する。これらの各部は通達された原稿の種類に従って処理動作を補正するが、このデータが無くとも処理動作は実行できる。前記CPU17は、各種のデータ処理を実行し、各部の処理動作の制御やパラメータの修正なども実行する。
【0020】
前記信号発生部18は、ビットマップメモリ(図示せず)を有しており、前記領域指定部5により画像データの所望位置が入力操作されると、この所望位置の座標をビットマップメモリに展開して記憶する。この展開した所望位置の座標を領域信号として各部に通達するので、ここに読取入力される画像データの所望位置を指定する領域指定手段が実現されている。なお、各部は通達された領域信号に従って画像処理を実行するが、最後の前記CMYKγ補正部12は、nビットの画像データを前記信号発生部18にフィードバックさせる。
【0021】
前記カラー記憶部19は、メモリからなり、所望位置のRGBデータを記憶する。なお、本実施例の前記カラー記憶部19は、所望位置のRGBデータを三つまで記憶する。
【0022】
そして、本実施例の画像処理装置1は、前述した従来の画像処理装置と同様に、ユーザが所望する原稿のフルカラーの画像データを読取入力させて印刷出力させ、この印刷出力された画像データを読取入力させて前回の画像データと比較させ、この比較結果に基づいて前記画像処理部3のカラー処理を調整することができる。しかし、ユーザが所望の所望位置を前記領域指定手段により指定すれば、上述のような画像データの比較が所望位置のみで実行され、この所望位置の比較結果に従ってカラー処理が調整される。
【0023】
このようなことを実行するため、本実施例の画像処理装置1は、画像比較手段と処理調整手段とを有している。前記画像比較手段は、原稿から読取入力された画像データと、原稿から読取入力されて印刷出力されてから読取入力された画像データとの、所望位置を比較する。より詳細には、原稿から読取入力された画像データの所望位置のRGBデータが前記カラー記憶部19により一時記憶されるので、複写された原稿から読取入力された画像データから所望位置のRGBデータが抽出され、これらのRGBデータが比較される。
【0024】
前記処理調整手段は、所望位置の画像データの比較結果に従って、カラー処理の設定条件を調整する。より詳細には、上述したRGBデータの比較結果に従って、前記CPU17が各部の処理動作のパラメータを修正し、所望位置のカラーを読取入力と印刷出力とで一致させる。
【0025】
そして、本実施例の画像処理装置1は、印刷出力して読取入力する画像データの所望位置のS/N(Signal−to−Noise ratio)を改善するため、カラー判別手段と領域ペイント手段とを有している。前記カラー判別手段は、原稿から読取入力された画像データの所望位置のカラーを判別し、前記領域ペイント手段は、判別されたカラーを印刷出力される画像データの所望位置の部分にペイント処理を実行する。所望位置のカラーの判別は、実際には所望位置のRGBデータとして出力され、ペイント処理は、詳細には後述するように、所望位置を中心とする正方形の枠組として実行される。
【0026】
このような構成において、本実施例の画像処理装置1は、原稿の画像データを画像読取部2によりフルカラーで読取入力することができ、この画像データを画像印刷部4によりフルカラーで印刷出力することができる。この時、画像処理部3は、読取入力された画像データであるRGBデータを、印刷出力される画像データであるCMYKデータに画像処理する。この画像処理のカラーバランスは、通常は読取入力された画像データと印刷出力される画像データとが一致するように調整されているが、各部の経時劣化などにより変動することがあり、ユーザが所望する特定のカラーのみ再現性を確保したいこともある。
【0027】
このような場合、本実施例の画像処理装置1では、動作モードとしてバランス調整モードを指定すると、以下に示すように、カラーバランスの調整動作が実行される。まず、ユーザはカラーバランスの調整のために所望の原稿を用意し、その原稿のカラー画像においてカラーバランスを調整したいカラーの位置を、所望位置として画像処理装置1に指定する。図3に示すように、原稿に“A〜C”の所望位置が存在する場合、キーボードの操作により“A〜C”の座標を入力して所望位置を指定する。
【0028】
そして、このような所望位置の指定を完了した原稿を画像読取部2により読取入力させると、所望位置“A〜C”のみRGBデータが読取入力され、RGBフィルタ6により平滑化処理されてカラー記憶部19に記憶される。つぎに、CPU17がカラー記憶部19から所望位置“A〜C”のRGBデータを読み出し、このRGBデータにより所望位置“A〜C”のカラーを判別する。所望位置“A〜C”の座標とペイント処理の座標とを示す領域信号が信号発生部18のビットマップメモリに設定されるので、この信号発生部18は領域信号をクリエイト部8などの各部に通達する。
【0029】
そこで、画像読取部2は再度原稿の画像データをフルカラーで読取入力するので、クリエイト部8により、読取入力された画像データの所望位置“A〜C”の位置に、その所望位置“A〜C”のカラーでペイント処理が実行される。このペイント処理は、図4及び図5に示すように、所望位置“A〜C”の周囲に正方形の枠形に実行される。
【0030】
このペイント処理が実行された画像データが画像印刷部4により印刷出力されるので、ユーザは印刷出力された画像データにより指定した所望位置“A〜C”のカラーが適切に読み取られたことを確認することができ、これが確認されない場合には所望位置の指定や原稿の読取入力を再度実行することができる。
【0031】
つぎに、ユーザが印刷出力された画像データを画像読取部2により読取入力させると、図5に示すように、所望位置“A〜C”のペイント処理された部分の四点“▲1▼〜▲4▼”のRGBデータが読取入力される。これら四点のRGBデータが比較され、この比較結果が予め設定された許容範囲を逸脱しなければ、画像データの読取入力が適切に実行されたものと判断する。
【0032】
なお、四点のRGBデータの比較結果が許容範囲を逸脱した場合は、画像データの読取入力が適切に実行されないと判断し、ユーザに原稿の確認などを促す警告を、ディスプレイ(図示せず)によるガイダンスの表示などにより出力する。このような処理動作を予め設定された回数まで実行しても、比較結果が許容範囲を逸脱する場合は、ディスプレイにエラー発生のガイダンスを表示して処理動作を中止する。
【0033】
そして、所望位置のペイント部分の画像データが適切に読取入力された場合は、そのRGBデータがRGBフィルタ6により平滑化処理される。つぎに、このRGBデータと前回のRGBデータとが比較され、この比較結果に基づいてカラー処理の設定条件としてCMYKγ補正部12のパラメータが修正されるので、画像処理装置1は、所望位置のカラーを正確に再現するようにカラーバランスが調整される。
【0034】
上述のように、本実施例の画像処理装置1は、ユーザが所望する原稿の画像データに基づいてカラーバランスが調整されるが、このカラーバランスの調整はユーザが指定した所望位置のカラーに対してのみ実行されるので、ユーザが所望するカラーが正確に再現されるようカラーバランスが調整され、原稿に存在する全部のカラーに基づいてカラー処理を調整することがないので、処理の負担が小さく時間も要しない。
【0035】
しかも、本実施例の画像処理装置1では、原稿から読取入力した画像データを印刷出力する場合に所望位置がペイント処理されるので、この画像データを読取入力する場合に所望位置のカラーを良好なS/Nで読取入力することができ、ユーザは印刷出力された画像データにより所望位置の指定が適切か不適かを容易に判断することができる。ペイント処理の形状は、画像読取部2の読取精度や画像データのサイズなどに基づいて適正に設定されるが、上述した正方形の枠形の場合は線幅を1cm程度にすることが適当である。
【0036】
なお、本実施例の画像処理装置1では、読取入力と印刷出力とのカラーバランスを調整する場合、これをCMYKγ補正の変更により実行することにより、カラーバランスを容易に変更することを例示した。しかし、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、このようなカラー処理を色補正係数やRGBγ補正の変更により実行することも可能であり、これらの場合もカラーバランスを容易に調整することができる。
【0037】
また、本実施例の画像処理装置1では、一つの所望位置が一つの座標で指定され、一つの座標に対して一点のRGBデータが読取入力されることを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、複数点のRGBデータを平均化してS/Nを改善することも可能である。
【0038】
さらに、本実施例の画像処理装置1では、ペイント処理を正方形の枠形とすることにより、所望位置を判別しやすくペイント処理を実行することを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるものでもなく、これは各種形状に設定することができる。また、複数の所望位置を近接させて指定した場合、ペイント部分が重複することも想定できるが、このような場合は、ペイント処理の大きさや形状を変更したり、一方を優先させることで対処できる。
【0039】
また、本実施例の画像処理装置1では、最初に原稿から所望位置の画像データのみを読取入力し、次に原稿の全域から画像データを読取入力し、この画像データの所望位置の部分にペイント処理を実行して印刷出力し、この画像データから所望位置の画像データのみを読取入力し、前回の所望位置の画像データと比較することを例示したが、本発明は上記実施例に限定されるものでもない。
【0040】
例えば、最初に原稿から所望位置の画像データのみを読取入力して印刷出力し、この画像データから所望位置の画像データのみを読取入力し、今回と前回との画像データを比較することも可能である。また、最初に原稿の全域から画像データを読取入力して印刷出力し、この画像データの全域を読取入力し、二つの画像データから所望位置の部分を抽出して比較することも可能である。さらに、最初に原稿の全域から画像データを読取入力して印刷出力し、この画像データから所望位置のみを読取入力することや、最初に原稿の全域から画像データを読取入力し、この画像データから読取領域の部分のみを抽出して印刷出力し、この画像データを読取入力することなども可能である。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、原稿の画像データをフルカラーで読取入力する画像読取手段を設け、読取入力されたフルカラーの画像データをカラー処理する画像処理手段を設け、カラー処理された画像データをフルカラーで印刷出力する画像印刷手段を設け、読取入力される画像データの所望位置を指定する領域指定手段を設け、読取入力される画像データの所望位置のカラーを判別するカラー判別手段を設け、判別されたカラーを印刷出力される画像データの所望位置を中心とする所定形状の枠組を設定するペイント処理を実行する領域ペイント手段を設け、原稿から読取入力された画像データと原稿から読取入力されて印刷出力されてから読取入力されてペイント処理が実行された画像データとの所望位置を比較する画像比較手段を設け、所望位置の画像データの比較結果に従ってカラー処理の設定条件を調整する処理調整手段を設けたことにより、ユーザが所望する原稿の画像データに基づいてカラーバランスが調整されるが、このカラーバランスの調整はユーザが指定した所望位置のカラーに対して実行されるので、ユーザが所望するカラーが正確に再現されるようカラーバランスが調整され、原稿に存在する全部のカラーに基づいてカラー処理を調整することがないので、処理の負担が小さく時間も要しない。また、読取入力される画像データの所望位置のカラーを判別するカラー判別手段を設け、判別されたカラーを印刷出力される画像データの所望位置の部分にペイント処理を実行する領域ペイント手段を設けたことにより、印刷出力された画像データを読取入力する場合に、所望位置のカラーを良好なS/Nで読取入力することができ、ユーザは印刷出力された画像データにより所望位置の指定が適切か不適かを容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像処理装置を示すブロック図である。
【図2】画像処理手段である画像処理部を示すブロック図である。
【図3】画像データの所望位置を指定した状態を示す模式図である。
【図4】画像データの所望位置の部分にペイント処理を実行した状態を示す模式図である。
【図5】ペイント部分の読取位置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置
2 画像読取手段
3 画像処理手段
4 画像印刷手段

Claims (1)

  1. 原稿の画像データをフルカラーで読取入力する画像読取手段と、読取入力されたフルカラーの画像データをカラー処理する画像処理手段と、カラー処理された画像データをフルカラーで印刷出力する画像印刷手段と、読取入力される画像データの所望位置を指定する領域指定手段と、読取入力される画像データの所望位置のカラーを判別するカラー判別手段と、判別されたカラーを印刷出力される画像データの所望位置を中心とする所定形状の枠組を設定するペイント処理を実行する領域ペイント手段と、原稿から読取入力された画像データと原稿から読取入力されて印刷出力されてから読取入力されてペイント処理が実行された画像データとの所望位置を比較する画像比較手段と、所望位置の画像データの比較結果に従ってカラー処理の設定条件を調整する処理調整手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
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