JP2004112270A - 色変換テーブル作成方法および色変換テーブル作成装置並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ターゲットとするプリンタが出力した、複数の基本色CMYKそれぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを測色対象にして、上記一次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する(S31,S32)。一次カラーパッチの測色結果に基づいて、プリンタの色再現域を求め、この色再現域に基づいて基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する(S33)。その後、代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチをターゲットのプリンタで印刷し、二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する(S34〜S36)。そして、最後に、測色結果に基づいて色変換テーブルやICCプロファイルを作成する(S37,S38)。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターゲットにするプリンタ等の出力機器から出力されたカラーパッチ上の各サンプル色を測色し、その測色結果に基づいてカラーマッチングに使用する色変換テーブルを作成する技術に関し、特に、カラーパッチに使用するサンプル色を少なくしても精度の高い色変換テーブルを作成することができる色変換テーブル作成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像をプリンタ、ディスプレイ装置等の出力機器へ出力する際、カラーマッチングを行うために色変換テーブルが使用されている。例えば、画像をプリンタにより印刷する場合には、画像の各画素の値をRGBのような加法混色系座標値から減法混色系座標値(CMYK)に変換するための色変換テーブルが使用される。
【0003】
ところで、カラーマッチングに使用される色変換テーブルを作成する場合、従来は、一般に、次のようにしている。先ず、ターゲットとする出力機器から複数のサンプル色を配置したカラーパッチを出力する。その後、出力機器から出力されたカラーパッチ上の各サンプル色を測色し、測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する。ここで、カラーパッチのサンプル色を多くすればするほど、精度の高い色変換テーブルを生成することができるが、サンプル色を多くすると、測色に多くの時間が費やされてしまう。また、反対にカラーパッチのサンプル色を少なくすると、測色に要する時間を短縮することはできるが、色変換テーブルの精度が悪くなってしまう。
【0004】
そこで、カラーパッチのサンプル色数を少なくしても精度の良い色変換テーブルを作成できるようにするため、従来は次のようにしている。先ず、ターゲットとする出力機器から複数のサンプル色を配置したカラーパッチを出力する。次いで、出力機器から出力されたカラーパッチ上の各サンプル色を測色する。その後、カラーパッチ上には存在しない、サンプル色間に位置する中間色の値を、サンプル色の測色値を補間することにより推定する。そして、最後に、実際に測色したサンプル色の測色値と、補間により推定した中間色の値とに基づいて色変換テーブルを作成する(例えば、特許文献1、2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−254888号公報
【特許文献2】
特開2000−50090号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術は、サンプル色間の中間色の値を、補間により推定しているので、カラーパッチのサンプル色数を少なくし、測色に要する時間を短くすることができる。しかし、中間色の値は、あくまで補間により推定したものであるので、十分に精度の高い色変換テーブルを作成することは難しいという問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、カラーパッチのサンプル色数を少なくしても、精度の高い色変換テーブルを作成できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の色変換テーブル作成方法は、上記目的を達成するため、
ターゲットとする出力機器が出力した、複数の基本色それぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを測色対象にして、前記一次カラーパッチ上の各サンプル色をそれぞれ測色する一次カラーパッチ測色ステップと、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて、前記各基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する代表色決定ステップと、
該代表色決定ステップで決定した各代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを、前記出力機器から出力させるための二次カラーパッチデータを作成する二次カラーパッチデータ作成ステップと、
前記出力機器が前記二次カラーパッチデータに基づいて出力した二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する二次カラーパッチ測色ステップと、
前記二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成ステップとを含む。
【0009】
また、本発明の色変換テーブル作成方法は、
前記色変換テーブルに基づいてICCプロファイルを作成するICCプロファイル作成ステップを含む。
【0010】
また、本発明の色変換テーブル作成方法は、
前記代表色決定ステップでは、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記測色結果に応じて決まる閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する処理を行う。
【0011】
また、本発明の色変換テーブル作成方法は、
前記代表色決定ステップでは、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて前記出力機器の色再現域を求め、
色空間全体に対する前記求めた色再現域の割合を求め、
該割合に基づいて、前記閾値を決定する。
【0012】
また、本発明の色変換テーブル作成方法は、
前記代表色決定ステップの代わりに、
ユーザによって指定された代表色の数に基づいて、サンプル色をグループ分けする際に使用する閾値を決定し、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、
各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する代表色選択ステップを含む。
【0013】
また、本発明の色変換テーブル作成装置は、上記目的を達成するため、
ターゲットとする出力機器が出力した、複数の基本色それぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを測色対象にして、前記一次カラーパッチ上の各サンプル色をそれぞれ測色すると共に、前記出力機器が出力した二次カラーパッチを測色対象として前記二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する測色手段と、
前記測色手段で測色した前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて、前記各基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する代表色決定手段と、
該代表色決定手段で決定した各代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを、前記出力機器から出力させるための二次カラーパッチデータを作成する二次カラーパッチデータ作成手段と、
前記測色手段で測色した前記二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成手段とを備えている。
【0014】
また、本発明の色変換テーブル作成装置は、
前記色変換テーブルに基づいてICCプロファイルを作成するICCプロファイル作成手段を備えている。
【0015】
また、本発明の色変換テーブル作成装置は、
前記代表色決定手段が、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記測色結果に応じて決まる閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する構成を有する。
【0016】
また、本発明の色変換テーブル作成装置は、
前記代表色決定手段が、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて前記出力機器の色再現域を求め、
色空間全体に対する前記求めた色再現域の割合を求め、
該割合に基づいて、前記閾値を決定する構成を有する。
【0017】
また、本発明の色変換テーブル作成装置は、
前記代表色決定手段の代わりに、
ユーザによって指定された代表色の数に基づいて、サンプル色をグループ分けする際に使用する閾値を決定し、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、
各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する代表色選択手段を備えている。
【0018】
【作用】
ターゲットの出力機器(例えば、プリンタやディスプレイ装置)は、複数の基本色(例えば、CMYK)それぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを出力する。測色手段は、一次カラーパッチ上の各サンプル色をそれぞれ測色する。その後、代表色決定手段が、一次カラーパッチの測色結果に基づいて、各基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する。ここで、一次カラーパッチの測色結果は、出力機器の色再現域の輪郭部及びその近傍に存在するので、上記測色結果に基づいて代表色を決定することにより、出力機器の色再現域に応じた代表色を決定することができる。例えば、一次カラーパッチの測色結果に基づいて出力機器の色再現域を求め、この色再現域の色空間全体に対する割合に基づいて閾値を決定し、各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が上記閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択することにより、ターゲットとしている出力機器の色再現域に応じた代表色を決定する。
【0019】
代表色決定手段によって代表色が決定されると、二次カラーパッチデータ作成手段が、代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを、出力機器から出力させるための二次カラーパッチデータを作成する。ターゲットの出力機器は、上記二次カラーパッチデータに基づいて二次カラーパッチを出力する。ここで、二次カラーパッチは、代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含むので、出力機器の色再現域の全てをカバーするものとなる。その後、測色手段により、二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色し、色変換テーブル作成手段が、二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明に係る色変換テーブル作成装置の実施例のブロック図であり、コンピュータ1と、記憶装置2と、測定装置3と、記録媒体4、5とから構成されている。
【0022】
記憶装置2は、一次カラーパッチデータ記憶部21と、一次カラーパッチ測色結果記憶部22と、二次カラーパッチデータ記憶部23と、二次カラーパッチ測色結果記憶部24と、色変換テーブル記憶部25と、ICC(International Color Consortium)プロファイル記憶部26とを備えている。
【0023】
一次カラーパッチデータ記憶部21には、ターゲットとする出力機器(本実施例ではプリンタとする)に、一次カラーパッチを印刷させるための一次カラーパッチデータが格納されている。
【0024】
一次カラーパッチは、図2(A)に示すように、基本色C、M、Y、K(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)それぞれの一次色グラデーションパッチ201、202、203、204から構成されている。基本色C、M、Y、Kの一次色グラデーションパッチ201、202、203、204には、それぞれ256階調のサンプル色C0〜C255、M0〜M255、Y0〜Y255、K0〜K255が配置されている。
【0025】
また、図2(A)に示すような一次カラーパッチを印刷させるための一次カラーパッチデータは、画素のCMYK値をそれぞれ8bitで表した、32bit構成のデータである。例えば、Mの一次色グラデーションパッチ202上のサンプル色M0、M1、…、M254、M255を表すデータは、それぞれ”00000000000000000000000000000000”、”00000000000000010000000000000000”、…、”00000000111111100000000000000000”、”00000000111111110000000000000000”となる。
【0026】
一次カラーパッチ測色結果記憶部22には、一次カラーパッチ上の各サンプル色C0〜C255、M0〜M255、Y0〜Y255、K0〜K255の測色結果が格納される。本実施例では、測色結果として3刺激値X、Y、Zが格納されるとする。
【0027】
二次カラーパッチデータ記憶部23には、ターゲットとするプリンタに、二次カラーパッチを印刷させるための二次カラーパッチデータが格納される。二次カラーパッチには、図2(B)に示すように、一次カラーパッチの測色結果に基づいて決定した、各基本色に対する代表色(各基本色に対してそれぞれ複数の代表色が存在する)の一次色、二次色、三次色がサンプル色D0〜Dnとして配置される。また、図2(B)に示すような二次カラーパッチを印刷させるための二次カラーパッチデータは、一次カラーパッチデータと同様の構成を有する。なお、代表色については、後で詳細に説明する。
【0028】
二次カラーパッチ測色結果記憶部24には、二次カラーパッチ上の各サンプル色D0〜Dnの測色結果(3刺激値)が格納される。
【0029】
色変換テーブル記憶部25には、コンピュータ1によって作成された色変換テーブルが格納される。
【0030】
ICCプロファイル記憶部26には、コンピュータ1によって作成されたICCプロファイルが格納される。
【0031】
測定装置3は、分光反射率計などによって実現されるものであり、一次カラーパッチ、二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する。本実施例では、3刺激値X、Y、Zを測定するものとする。
【0032】
コンピュータ1は、入力手段11と、代表色決定手段12と、二次カラーパッチデータ作成手段13と、出力手段14と、色変換テーブル作成手段15と、ICCプロファイル作成手段16とを含んでいる。
【0033】
入力手段11は、測定装置3が測定した一次カラーパッチ上の各サンプル色の3刺激値を一次カラーパッチ測色結果記憶部22に格納する機能や、測定装置3が測定した二次カラーパッチ上の各サンプル色の3刺激値を二次カラーパッチ測色結果記憶部24に格納する機能を有する。
【0034】
代表色決定手段12は、一次カラーパッチ測色結果記憶部22に格納されている、一次カラーパッチ上の各サンプル色の3刺激値に基づいて、基本色C、M、Y、K毎に、複数の代表色を決定する機能を有する。
【0035】
二次カラーパッチデータ作成手段13は、代表色決定手段12で決定された各基本色C、M、Y、K毎の代表色に基づいて、代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを印刷するための二次カラーパッチデータを作成し、二次カラーパッチデータ記憶部23に格納する機能を有する。
【0036】
出力手段14は、ユーザの指示に従い、一次カラーパッチデータ記憶部21に格納されている一次カラーパッチデータや、二次カラーパッチデータ記憶部23に格納されている二次カラーパッチデータをフレキシブルディスクなどの記録媒体4に出力する機能を有する。
【0037】
色変換テーブル作成手段15は、二次カラーパッチ測色結果記憶部24に格納されている二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成し、色変換テーブル記憶部25に格納する機能を有する。
【0038】
ICCプロファイル作成手段16は、色変換テーブル記憶部25に格納されている色変換テーブル等に基づいてICCプロファイルを作成し、ICCプロファイル記憶部26に格納する機能を有する。
【0039】
記録媒体5は、ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体であり、コンピュータ1を色変換テーブル作成装置の一部として機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、その動作を制御することで、コンピュータ1上に、入力手段11、代表色決定手段12、二次カラーパッチデータ作成手段13、出力手段14、色変換テーブル作成手段15及びICCプロファイル作成手段16を実現する。
【0040】
【実施例の動作の説明】
次に本実施例の動作について詳細に説明する。
【0041】
ユーザは、ターゲットのプリンタ(図示せず)に一次カラーパッチを印刷させるために、出力手段14を使用して一次カラーパッチデータ記憶部21に格納されている一次カラーパッチデータを記録媒体4に出力する。その後、ターゲットのプリンタの設置場所に出向き、プリンタ制御用のコンピュータに記録媒体4をセットし、ターゲットのプリンタに一次カラーパッチを印刷させる(図3、ステップS31)。
【0042】
図2(A)に示すような一次カラーパッチがターゲットのプリンタにより印刷されると、ユーザは、測定装置3を用いて一次カラーパッチ上の各サンプル色C0〜C255、M0〜M255、Y0〜Y255、K0〜K255の3刺激値を測定する(ステップS32)。測定した3刺激値は、入力手段11によって一次カラーパッチ測色結果記憶部22に格納される。
【0043】
その後、代表色決定手段12が、一次カラーパッチ測色結果記憶部22に格納された各サンプル色C0〜C255、M0〜M255、Y0〜Y255、K0〜K255の3刺激値X、Y、Zに基づいて、各基本色C、M、Y、K毎に代表色を決定する(ステップS33)。このステップS33の処理を詳しく説明すると、次のようになる(図4参照)。
【0044】
先ず、測定した各サンプル色C0〜C255、M0〜M255、Y0〜Y255、K0〜K255の3刺激X、Y、Zに基づいて、ターゲットとしているプリンタの色再現域を求める(図4、ステップS41)。今、例えば、プリンタの色再現域を、図5に示すような均等色空間による色度図で表すとすると、3刺激値X、Y、Zに対応する座標値x、yは、プリンタの色再現域52の輪郭部及びその近傍に存在することになるので、各サンプル色C0〜C255、M0〜M255、Y0〜Y255、K0〜K255の3刺激値X、Y、Zに基づいて、輪郭部分を求めることにより、プリンタの色再現域52を求めることができる。なお、色度図のx、y座標値と3刺激値X、Y、Zとは、次式(1)、(2)に示す関係を有する。
【0045】
x=4X/(X+15Y+3Z) … (1)
y=6Y/(X+15Y+3Z) … (2)
【0046】
次に、色空間51全体の面積に対する、色再現域52の面積の割合を求める(ステップS42)。その後、ステップS41で求めた割合と、一次カラーパッチの測色結果である3刺激値X、Y、Zとに基づいて、各基本色C、M、Y、Kの代表色を決定するために使用する閾値Thc、Thm、Thy、Thkを決定する(ステップS43)。このステップS43の処理を、基本色Cの代表色を決定する際に使用する閾値Thcを決定する場合を例に挙げて詳しく説明する。
【0047】
先ず、サンプル色C0の測色結果XC0、YC0、ZC0と、サンプル色C255の測色結果XC255、YC255、ZC255とを一次カラーパッチ測色結果記憶部22から読み出す。その後、次式(3)に示す演算を行うことにより、サンプル色C0の測色結果XC0、YC0、ZC0とサンプル色C255の測色結果XC255、YC255、ZC255との差分Lを求める。
【0048】
L={(XC255−XC0)2+(YC255−YC0)2+(ZC255−ZC0)2}1/2 …(3)
【0049】
その後、次式(4)に示す演算を行うことにより、閾値Thcを決定する。
【0050】
Thc=L×n÷100 … (4)
【0051】
なお、式(4)において、nは色空間51全体の面積に対するプリンタの色再現域の面積の割合(%)を示している。
【0052】
他の基本色M、Y、Kについても、基本色Cと同様にして閾値Thm、Thy、Thkを決定する。
【0053】
その後、基本色Cに関する代表色を決定する(ステップS44)。このステップS44の処理を詳しく説明すると次のようになる(図6参照)。
【0054】
先ず、i=255、j=254とする(ステップS61)。次いで、サンプル色Ci=C255を代表色にするサンプル色として保存する(ステップS62)。
【0055】
その後、次式(5)に示す演算を行うことにより、サンプル色Ci=C255の測色結果XC255、YC255、ZC255と、それよりも1階調下のサンプル色Cj=C254の測色結果XC254、YC254、ZC254との差分ΔC255,254を求める(ステップS63)。
【0056】
ΔC255,254={(XC255−XC254)2+(YC255−YC254)2
+(ZC255−ZC254)2}1/2
… (5)
【0057】
次いで、差分ΔC255,254と、図4のステップS43で決定した閾値Thcとを比較する(ステップS64)。
【0058】
そして、差分ΔC255,254の方が小さい場合(ステップS64がYES)は、jを−1し、サンプル色Ci=C255の測色結果XC255、YC255、ZC255と、サンプル色Cj=C253の測色結果XC253、YC253、ZC253との差分ΔC255,253を求め、閾値Thcと比較する(ステップS65、S66がNO、S63、S64)。以上の処理を、ステップS64の判断結果がNOとなるまで繰り返し行う。今、例えば、j=222とした時の差分ΔC255,222が閾値Thc以上になったとする。
【0059】
差分ΔC255,222が閾値Thc以上になると(ステップS64がNO)、サンプル色Cj=C222を代表色にするサンプル色として保存する(ステップS67)。
【0060】
その後、ステップS67で代表色としたサンプル色Ci=C222の測色結果XC222、YC222、ZC222と、それよりも1階調下のサンプル色Cj=C221の測色結果XC221、YC221、ZC221との差分ΔC222,221を求める(ステップS68、S69、S70がNO、S63)。
【0061】
以上の処理をjが0未満となるか(ステップS66がYES)、iが0となるまで(ステップS70がNO)、繰り返し行う。そして、ステップS66がYESとなった場合は、代表色決定手段12は基本色Cに対する代表色の決定処理(図4のステップS44)を終了する。また、ステップS70がYESとなった場合は、代表色決定手段12は、サンプル色C0を代表色にするサンプル色として保存した後、基本色Cに対する代表色の決定処理(図4のステップS44)を終了する。
【0062】
基本色Cに関する代表色をステップS44において決定すると、代表色決定手段12は、残りの基本色M、Y、Kに関する代表色を、代表色Cと同様にして決定する(ステップS45〜S47)。
【0063】
再び図3に戻り、代表色決定手段12によって各基本色C、M、Y、Kの代表色が決定されると、二次カラーパッチデータ作成手段13が、各基本色C、M、Y、Kの代表色の一次色(代表色そのもの)、二次色(基本色が異なる2つの代表色を混合したもの)、三次色(基本色が異なる3つの代表色を混合したもの)の全てをサンプル色として配置した二次カラーパッチを印刷するための二次カラーパッチデータを作成し、作成した二次カラーパッチデータを二次カラーパッチデータ記憶部23に格納する(ステップS34)。
【0064】
今、例えば、ステップS33で決定された基本色Cに対する代表色がCa、Cb(0≦a≦b≦255)、基本色Mに対する代表色がMa、Mb、基本色Yに対する代表色がYa、Yb、基本色Kに対する代表色がKa、Kbであるとすると、代表色の一次色(Ca、Cb、Ma、Mb、Ya、Yb、Ka、Kb)と、二次色(Ca−Ma、Ca−Ya、Ca−Ka、Cb−Ma、…、Yb−Ka、Yb−Kb)と、三次色(Ca−Ma−Ya、Ca−Ma−Yb、Ca−Ma−Ka、…、Mb−Yb−Ka、Mb−Yb−Kb)とをサンプル色として含む二次カラーパッチを印刷するための二次カラーパッチデータを作成することになる。なお、Ca−Ma等は、CaとMaとを混合した二次色を、Mb−Yb−Ka等はMbとYbとKaとを混合した三次色を表している。
【0065】
二次カラーパッチデータが二次カラーパッチデータ記憶部23に格納されると、ユーザは、出力手段14を使用して二次カラーパッチデータ記憶部23に格納されている二次カラーパッチデータを記憶媒体4に出力する。その後、ユーザは、二次カラーパッチデータが記録された記録媒体4を持ってターゲットのプリンタの設置場所に出向き、プリンタ制御用のコンピュータに記録媒体4をセットすることにより、プリンタに二次カラーパッチを印刷させる(ステップS35)。
【0066】
図2(B)に示すような二次カラーパッチが印刷されると、ユーザは、測定装置3を用いて、二次カラーパッチ上の各サンプル色D0〜Dnの3刺激値を測定する(ステップS36)。測定した3刺激値は、入力手段11によって二次カラーパッチ測色結果記憶部24に格納される。
【0067】
その後、色変換テーブル作成手段15が、二次カラーパッチ測色結果記憶部24に格納されている、二次カラーパッチ上の各サンプル色D0〜Dnの3刺激値と、二次カラーパッチデータ記憶部23に格納されている、二次カラーパッチ上の各サンプル色D0〜DnのCMYK値との対応関係を表す色変換テーブルを作成し、色変換テーブル記憶部25に格納する(ステップS37)。
【0068】
そして、最後に、ICCプロファイル作成手段16が、色変換テーブル記憶部25に格納されている色変換テーブルに基づいて、CMS(Color Management System)で使用される、ターゲットのプリンタの色再現特性を記述したICCプロファイルを作成し、ICCプロファイル記憶部26に格納する(ステップS38)。
【0069】
【他の実施例】
なお、上述した実施例では、一次カラーパッチの測色結果に基づいて求めた、色空間全体に対するプリンタの色再現域の割合に基づいて、代表色を決定する際に使用する閾値を求めるようにしたが、ユーザが指定した代表色の数に基づいて、閾値を決定するようにしても良い。この場合は、前出の式(4)の代わりに、次式(6)を使用する。
【0070】
Thc=L÷(ユーザが指定した代表色の数) … (6)
【0071】
また、上述した実施例では、ターゲットの出力機器をプリンタとしたが、他の出力機器であっても構わない。例えば、ディスプレイ装置をターゲットにする場合には、先ず、ディスプレイ装置の画面に、一次カラーパッチを表示し、その測色結果に基づいて、前述した実施例と同様にして二次カラーパッチデータを作成する。その後、二次カラーパッチデータに基づいて、ディスプレイ装置の画面に二次カラーパッチを表示し、二次カラーパッチを測色する。そして、測色結果に基づいて、前述した実施例と同様にして色変換テーブルや、ICCプロファイルを作成する。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カラーパッチの測色時間を長くすることなく、ターゲットとする出力機器の色再現域に合った精度の良い色変換テーブルを作成することが可能となる。
【0073】
その理由は、一次カラーパッチの測色結果に基づいて、一次カラーパッチ上のサンプル色の中からターゲットとする出力機器の色再現域に応じた代表色を複数決定し、この代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを作成し、二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成するようにしているからである。本発明では、一次カラーパッチと二次カラーパッチの2つのカラーパッチを測色するが、一次カラーパッチは、基本色毎の一次色グラデーションパッチから構成されるものであるので、サンプル色の数は少ない。また、二次カラーパッチは、一次カラーパッチ上のサンプル色の中から選択された代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含むものであるので、サンプル色の数は少ない。従って、カラーパッチの測色時間が長くなることはない。また、出力機器の色再現域に応じた代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成するようにしているので、出力機器の色再現域に合った、精度の良い色変換テーブルを作成することができる。
【0074】
また、本発明によれば、図7に示すように印刷面の面内均一性の取りづらい新聞輪転機等においても、安定している中心部分だけを使用して印刷した一次カラーパッチ、二次カラーパッチを用いて、色変換テーブルやICCプロファイルを作成することが可能になるので、精度の良い色変換テーブルやICCプロファイルを作成することが可能になる。
【0075】
その理由は、一次カラーパッチ、二次カラーパッチのサンプル数を少なくすることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】一次カラーパッチ、二次カラーパッチを説明するための図である。
【図3】実施例の処理の概要を示す流れ図である。
【図4】図3のステップS33で行う処理を詳細に示した流れ図である。
【図5】代表色を決定する際に使用する閾値の決定方法を説明するための図である。
【図6】代表色の決定方法の一例を示す流れ図である。
【図7】新聞輪転機の特性を示した図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ
11…入力手段
12…代表色決定手段
13…二次カラーパッチデータ作成手段
14…出力手段
15…色変換テーブル作成手段
16…ICCプロファイル作成手段
2…記憶装置
21…一次カラーパッチデータ記憶部
22…一次カラーパッチ測色結果記憶部
23…二次カラーパッチデータ記憶部
24…二次カラーパッチ測色結果記憶部
25…色変換テーブル記憶部
26…ICCプロファイル記憶部
3…測定装置
4…記録媒体
5…記録媒体
Claims (19)
- ターゲットとする出力機器が出力した、複数の基本色それぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを測色対象にして、前記一次カラーパッチ上の各サンプル色をそれぞれ測色する一次カラーパッチ測色ステップと、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて、前記各基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する代表色決定ステップと、
該代表色決定ステップで決定した各代表色の一次色、二次色及び三次色を含む二次カラーパッチを、前記出力機器から出力させるための二次カラーパッチデータを作成する二次カラーパッチデータ作成ステップと、
前記出力機器が前記二次カラーパッチデータに基づいて出力した二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する二次カラーパッチ測色ステップと、
前記二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成ステップとを含むことを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - 請求項1記載の色変換テーブル作成方法において、
前記色変換テーブルに基づいてICCプロファイルを作成するICCプロファイル作成ステップを含むことを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - 請求項1記載の色変換テーブル作成方法において、
前記代表色決定ステップでは、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記測色結果に応じて決まる閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する処理を行うことを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - 請求項3記載の色変換テーブル作成方法において、
前記代表色決定ステップでは、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて前記出力機器の色再現域を求め、
色空間全体に対する前記求めた色再現域の割合を求め、
該割合に基づいて前記閾値を決定することを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - 請求項1記載の色変換テーブル作成方法において、
前記代表色決定ステップの代わりに、
ユーザによって指定された代表色の数に基づいて、サンプル色をグループ分けする際に使用する閾値を決定し、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、
各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する代表色選択ステップを含むことを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - 請求項1乃至5記載の何れか1つの色変換テーブル作成方法において、
前記出力機器が、プリンタ或いはディスプレイ装置であることを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - 請求項1乃至6記載の何れか1つの色変換テーブル作成方法において、
前記基本色が、CMYKであることを特徴とする色変換テーブル作成方法。 - ターゲットとする出力機器が出力した、複数の基本色それぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを測色対象にして、前記一次カラーパッチ上の各サンプル色をそれぞれ測色すると共に、前記出力機器が出力した二次カラーパッチを測色対象として前記二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する測色手段と、
前記測色手段で測色した前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて、前記各基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する代表色決定手段と、
該代表色決定手段で決定した各代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを、前記出力機器から出力させるための二次カラーパッチデータを作成する二次カラーパッチデータ作成手段と、
前記測色手段で測色した前記二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成手段とを備えたことを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 請求項8記載の色変換テーブル作成装置において、
前記色変換テーブルに基づいてICCプロファイルを作成するICCプロファイル作成手段を備えたことを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 請求項8記載の色変換テーブル作成装置において、
前記代表色決定手段が、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記測色結果に応じて決まる閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する構成を有することを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 請求項10記載の色変換テーブル作成装置において、
前記代表色決定手段が、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて前記出力機器の色再現域を求め、
色空間全体に対する前記求めた色再現域の割合を求め、
該割合に基づいて、前記閾値を決定する構成を有することを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 請求項10記載の色変換テーブル作成装置において、
前記代表色決定手段の代わりに、
ユーザによって指定された代表色の数に基づいて、サンプル色をグループ分けする際に使用する閾値を決定し、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、
各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する代表色選択手段を備えたことを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 請求項8乃至12記載の何れか1つの色変換テーブル作成装置において、
前記出力機器が、プリンタ或いはディスプレイ装置であることを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - 請求項8乃至13記載の何れか1つの色変換テーブル作成装置において、
前記基本色が、CMYKであることを特徴とする色変換テーブル作成装置。 - ターゲットとする出力機器が出力した、複数の基本色それぞれの一次色グラデーションパッチからなる一次カラーパッチを測色対象にして、前記一次カラーパッチ上の各サンプル色をそれぞれ測色すると共に、前記出力機器が出力した二次カラーパッチを測色対象として前記二次カラーパッチ上の各サンプル色を測色する測色手段を備えたコンピュータを、
前記測色手段で測色した前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて、前記各基本色毎に代表色とするサンプル色を複数決定する代表色決定手段、
該代表色決定手段で決定した各代表色の一次色、二次色及び三次色をサンプル色として含む二次カラーパッチを、前記出力機器から出力させるための二次カラーパッチデータを作成する二次カラーパッチデータ作成手段、
前記測色手段で測色した前記二次カラーパッチの測色結果に基づいて色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成手段として機能させるためのプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記色変換テーブルに基づいてICCプロファイルを作成するICCプロファイル作成手段として機能させるためのプログラム。 - 請求項15記載のプログラムにおいて、
前記代表色決定手段が、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記測色結果に応じて決まる閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する構成を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項17記載のプログラムにおいて、
前記代表色決定手段が、
前記一次カラーパッチの測色結果に基づいて前記出力機器の色再現域を求め、
色空間全体に対する前記求めた色再現域の割合を求め、
該割合に基づいて、前記閾値を決定する構成を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項17記載のプログラムにおいて、
前記代表色決定手段の代わりに、
ユーザによって指定された代表色の数に基づいて、サンプル色をグループ分けする際に使用する閾値を決定し、
前記各基本色毎に、その基本色の一次色グラデーションパッチ上のサンプル色を、測色結果の差分が前記閾値以内となるサンプル色同士のグループにグループ分けし、
各グループから代表色とするサンプル色を1つずつ選択する代表色選択手段を備えたことを特徴とするプログラム。
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