JP2002245921A - ブレーカ装置 - Google Patents

ブレーカ装置

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JP2002245921A
JP2002245921A JP2001036112A JP2001036112A JP2002245921A JP 2002245921 A JP2002245921 A JP 2002245921A JP 2001036112 A JP2001036112 A JP 2001036112A JP 2001036112 A JP2001036112 A JP 2001036112A JP 2002245921 A JP2002245921 A JP 2002245921A
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレー回路が完全にOFF状態にならないう
ちに主回路がOFF状態に切り替わることを防止する。 【解決手段】 操作部材30のON位置からOFF位置
への操作方向と、その後のプラグ20をケース10から
離脱させる操作の方向とが互いに異なるので、操作部材
30の操作とプラグ20の操作との間の時間差が大き
い。即ち、操作部材30の操作によるリレー回路OFF
の動作とその後のプラグ20の操作による主回路OFF
の動作のタイミングが大きくずれる。これにより、リレ
ー回路が完全にOFF状態にならないうちに主回路がO
FF状態に切り替わることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーカ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブレーカ装置について説明する
と、プラグを上からケースに取り付けると、ケース内の
一対の電極がプラグの短絡端子により短絡されて主回路
がON状態となり、さらに、プラグに設けたレバーを倒
すと、そのレバーが、ケースに設けたマイクロスイッチ
をONにすることによってリレー回路がON状態とな
る。この状態から、レバーを起こすと、マイクロスイッ
チがOFFになってリレー回路がOFF状態になり、さ
らに、起こしたレバーを摘んで持ち上げつつプラグをケ
ースから抜くと、短絡端子による両電極の短絡が解除さ
れるため主回路がOFF状態となるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プラグを抜いて主回路
をOFFにする際には、予め、レバーを起こす操作によ
ってリレー回路をOFF状態とすることによって、電極
と短絡端子との間にアークが発生しないようになってい
る。ところが、マイクロスイッチがOFFになってから
リレー回路が完全にOFF状態になるまでにはタイムラ
グ(約150ミリ秒程度)があることから、もし、リレ
ー回路が完全にOFFならないうちにプラグが抜かれて
主回路がOFFに切り替わった場合には、電極と短絡端
子との間にアークが発生する虞がある。
【0004】ここで、上記従来のブレーカ装置をみる
と、レバーを抜取り可能な姿勢へ起こす操作(即ち、リ
レー回路を開くための操作)と、それに引き続いてプラ
グを抜き取る操作(即ち、主回路を開くための操作)と
の2つの操作は、レバーに指を引っ掛けたままで一連の
操作として行うことができるようになっており、しか
も、この2つの操作における指の移動方向が概ね同じ方
向(上方)となっている。そのため、この2つの操作を
極めて短い時間で一気に行うことが可能である。そし
て、この一気操作において、マイクロスイッチがOFF
になってから主回路がOFFになるまでの時間がリレー
回路の上記タイムラグよりも短い場合には、リレー回路
が完全にOFF状態にならないうちに主回路がOFF状
態に切り替わってアークが発生することになる。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、リ
レー回路が完全にOFF状態にならないうちに主回路が
OFF状態に切り替わることを防止することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主回
路を構成する一対の電極が設けられたケースと、このケ
ースに嵌合することで前記一対の電極を短絡させて前記
主回路をON状態にするとともに、前記ケースから離脱
することで前記主回路をOFF状態にするプラグと、リ
レー回路を構成するスイッチ部材が設けられ、前記スイ
ッチ部材を前記プラグ側に当接させることで前記リレー
回路をON状態にするON位置と、前記スイッチ部材を
前記プラグ側から離間させることで前記リレー回路をO
FF状態にするOFF位置との間での変位を可能とされ
た操作部材とを備えてなり、前記主回路と前記リレー回
路が共にONの状態において、前記プラグを前記ケース
から離脱して前記主回路をOFF状態にするのに先立
ち、前記操作部材をOFF位置へ変位させて前記リレー
回路をOFF状態にするようになっているものであっ
て、前記操作部材のON位置からOFF位置への変位方
向を、前記プラグの前記ケースからの離脱方向と異なる
方向に設定した構成とした。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作部材には、その操作部材がON位置に変位
した状態では前記プラグに係止することでそのプラグの
前記ケースからの離脱を規制し、且つその操作部材がO
FF位置へ変位することで前記プラグの前記ケースから
の離脱を許容するストッパが設けられている構成とし
た。請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明に
おいて、前記プラグには、そのプラグを前記ケースから
離脱させる際に摘むためのグリップ部が形成されてお
り、前記操作部材には、その操作部材がON位置に変位
した状態では前記グリップ部を取り囲むことでそのグリ
ップ部に対する摘み動作を規制し、且つその操作部材が
OFF位置へ変位した状態では前記グリップ部に対する
摘み動作を許容する保護部が設けられている構成とし
た。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかの発明において、前記ケースには、そのケー
ス内に収容したヒューズを覆い隠すためのヒューズカバ
ーが設けられており、このヒューズカバーが前記操作部
材を兼ねている構成としている。請求項5の発明は、請
求項4の発明において、前記ヒューズカバーが、前記ケ
ースに対し、OFF位置から更にON位置とは反対側の
着脱位置へ変位可能となっており、前記ヒューズカバー
と前記ケースに、前記ヒューズカバーがON位置とOF
F位置との間に位置するときにはそのヒューズカバーの
前記ケースからの離脱を規制し、且つ前記ヒューズカバ
ーが着脱位置へ変位したときにそのヒューズカバーの前
記ケースからの離脱を許容する着脱規制手段を設け、前
記ケースに、前記ヒューズカバーがOFF位置から着脱
位置へ遊動することを規制可能な遊動規制部を設けた構
成とした。
【0009】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記ヒューズカバーと前記プラグに、前記プラグが
前記ケースに嵌合している状態では前記ヒューズカバー
がON位置と着脱位置との間のいずれに位置していても
そのヒューズカバーが前記ケースから離脱することを規
制し、且つ前記プラグが前記ケースから離脱した状態で
のみ前記ヒューズカバーの前記ケースからの離脱を許容
する係止手段を設けた構成とした。請求項7の発明は、
請求項1乃至請求項6のいずれかの発明において、前記
スイッチ部材を一対の端子金具によって構成し、前記プ
ラグに、ON位置に変位したときに前記一対の端子金具
を短絡させる短絡端子を設けた構成とした。
【0010】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]操作部材の
OFF位置への操作方向と、その後のプラグの離脱操作
の方向とが互いに異なるので、操作部材の操作とプラグ
の操作との間の時間差が大きい。即ち、操作部材の操作
によるリレー回路OFFの動作とその後のプラグの操作
による主回路OFFの動作のタイミングが大きくずれ
る。これにより、リレー回路が完全にOFF状態になら
ないうちに主回路がOFF状態に切り替わることが防止
される。 [請求項2の発明]ストッパを設けたので、操作部材が
ON位置にあってリレー回路がON状態であるにも拘わ
らずプラグが離脱されて主回路がOFF状態になってし
まう、ということが確実に防止される。
【0011】[請求項3の発明]保護部を設けたので、
操作部材がON位置にあってリレー回路がON状態であ
るにも拘わらずグリップ部を摘んでプラグを離脱する操
作、即ち主回路をOFF状態にする操作が行われてしま
う、ということが確実に防止される。 [請求項4の発明]ヒューズカバーと操作部材とを兼用
したので、ヒューズカバーと操作部材を別体の部品とす
る場合に比べて、部品点数が少なくて済む。
【0012】[請求項5の発明]ヒューズカバーをON
位置からOFF側へ向けて変位させると、ヒューズカバ
ーがOFF位置に達したところで遊動規制部に係止し、
それ以上の着脱位置側への変位が規制されるため、ヒュ
ーズカバーがケースから離脱し得る着脱位置まで不用意
に変位してしまう虞がない。意図的にヒューズカバーを
ケースから離脱させる場合には、遊動規制部による係止
力を上回る操作力を付与することによってヒューズカバ
ーを着脱位置に変位させればよい。 [請求項6の発明]係止手段を設けたので、プラグをケ
ースから離脱して主回路をOFF状態に切り替えないう
ちは、ヒューズカバー(操作部材)がケースから外され
てヒューズが露出する、ということが防止される。 [請求項7の発明]スイッチ部材及びそのスイッチ部材
をON・OFFする手段として、端子金具を用いたの
で、スイッチ部材としてマイクロスイッチ等の複雑な機
器を用いるのに比べると、コストが低く抑えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明す
る。本実施形態のブレーカ装置は、合成樹脂製のケース
10と、このケース10に嵌合される合成樹脂製のプラ
グ20と、ヒューズカバーを兼ねる合成樹脂製の操作部
材30とを備えて構成されている。尚、以下の説明にお
いて、前後方向及び左右方向については、図1における
右斜め上方を前方、右斜め下方を右方ということにす
る。
【0014】ケース10は、その上面が開放されている
とともに、内部が低い仕切り部11によって前側の嵌合
室12と後側のヒューズ収容室13とに仕切られてい
る。嵌合室12内には、支柱14が立設され、支柱14
の前後両面には、L字形の板状をなす一対の電極15が
固定して設けられている。この一対の電極15は、主回
路(図示せず)を構成するものであって、プラグ20が
支柱14に嵌合されない状態では、この一対の電極15
が互いに離間した非導通状態となっており、これによ
り、主回路がOFF状態となっている。また、嵌合室1
2の前端はケース10の外部へ開放され、この開放面に
おける左右両側縁の下端部には、一対の低い位置決め部
16が形成されている。
【0015】また、ケース10の左右両側壁部の外面に
は、前後方向に延びる左右一対の抜止め部17(本発明
の構成要件である着脱規制手段)が形成されている。各
抜止め部17には、夫々、上下方向に貫通するとともに
前後方向に延びるガイド溝18が前後一対ずつ形成され
ている。また、各ガイド溝18の後端部には、夫々、着
脱用逃がし部19が形成されている。さらに、抜止め部
17の下面には、ガイド溝18の前端より少し後方位置
から着脱用逃がし部19の前端より少し前方の位置に亘
る突出部17Aが形成され、その突出部17Aの前端面
がテーパ状に傾斜したON位置用係止面17Bとされ、
突出部17Aの後端面がテーパ状に傾斜したOFF位置
用係止面17Cとされている。さらに、抜止め部17の
下面における着脱用逃がし部19の前端位置(即ち、O
FF位置用係止面17Bよりも後方の位置)には、三角
形状、即ち前後両面がテーパ状に傾斜した突起状をなす
遊動規制部17Dが形成されている。尚、遊動規制部1
7Dの形状は、三角形に限らず、台形、方形、半円形な
どの他の形状としてもよい。プラグ20は、下面開放の
方形箱状をなし、ケース10に嵌合する際には、嵌合室
12内に上から落とし込むように収容されるとともに、
電極15を支持している支柱14に対して被られるよう
になっている。嵌合されたプラグ20は、その仕切り部
11と位置決め部16とによってケース10に対する前
後方向への遊動を規制されるとともに、嵌合室12の左
右両側壁によって左右方向への遊動を規制された状態に
位置決めされる。
【0016】プラグ20の内部には、前後一対の弾性脚
部22を有する金属製の短絡部材21が固定されてい
る。プラグ20がケース10(支柱14)に正規嵌合さ
れた状態では、短絡部材21の一対の弾性脚部22が支
柱14の一対の電極15に対して弾性的に当接し、これ
によって一対の電極15が短絡部材21によって電気的
導通可能な状態となり、もって、主回路がON状態とな
る。また、プラグ20をケース10(嵌合室12)から
上方へ離脱させると、短絡部材21による一対の電極1
5の短絡が解除されるため、主回路はOFF状態とな
る。
【0017】プラグ20の上面には、前後方向に沿った
壁状をなすグリップ部23が立設され、このグリップ部
23の上端縁には前後方向に沿って左右両側方へ張り出
す指掛け部24が形成されている。同じくプラグ20の
上面には短絡端子25が固定されている。短絡端子25
の平面形状はグリップ部23を囲むような概ねU字形を
なし、プラグ20の前端縁及び左右両側縁に沿って配さ
れている。かかる短絡端子25の左右一対の接触部25
Aは、後述する操作部材30に設けた一対の端子金具3
5(本発明の構成要件であるスイッチ部材)に対して同
時に接触し得るようになっている。さらに、プラグ20
の左右両側面には、前後方向(操作部材30のON位置
とOFF位置との間の変位方向と平行)に延びる係止段
部26(本発明の構成要件である係止手段)が形成され
ている。この係止段部26は、下方、即ちケース10に
対して操作部材30を離脱させる方向とは反対方向に面
している。
【0018】操作部材30は、上記したようにヒューズ
カバーを兼用するものであり、ケース10に対し、ヒュ
ーズ31が収容されているヒューズ収容室13の上面の
開口を覆うように取り付けられる。操作部材30は、ケ
ース10の上面に沿った基板部31と、この基板部31
の左右両側縁からケース10の左右両側壁の外面に沿う
ように下方へ延出する一対の側板部32と、基板部31
の後端縁からケース10の後面壁の外面に沿うように下
方へ延出する後板部33とを有する。かかる操作部材3
0は、ケース10に対し前後方向への変位を可能とされ
ており、その変位領域のうち、前端がON位置、後端が
着脱位置、ON位置と着脱位置との間がOFF位置とさ
れている。
【0019】左右両側板部32の下端縁には、夫々、前
後一対ずつの係止爪34(本発明の構成要件である着脱
規制手段)が形成されている。この係止爪34は、ケー
ス10の抜止め部17のガイド溝18によって前後方向
の移動可能に案内されており、操作部材30がON位置
にあるときには、係止爪34が、ガイド溝18の前端と
ON位置用係止面17Bとの間で前後方向に挟まれ、こ
れにより、ケース10に対する操作部材30の遊動が規
制される。また、操作部材30がOFF位置にある状態
では、係止爪34がOFF位置用係止面17Cと遊動規
制部17Dとの間で前後方向に挟まれることにより、ケ
ース10に対する操作部材30の前後方向の遊動が規制
される。さらに、操作部材30が着脱位置にある状態で
は、係止爪34が遊動規制部17Dと着脱用逃がし部1
9の後端との間で挟まれることにより、ケース10に対
する操作部材30の前後方向への遊動が規制される。ま
た、操作部材30がON位置とOFF位置との間のいず
れに位置していても、係止爪34が抜止め部17の下面
に係止することにより、操作部材30のケース10かせ
り上方への離脱が基板接続部される。また、操作部材3
0が着脱位置に位置した状態では、係止爪34が着脱用
逃がし部19と対応するので、操作部材30のケースか
らの上方への離脱が許容されるようになっている。
【0020】基板部31の前端部には、下方へ膨らむよ
うに弧状に湾曲した形状をなす左右一対の端子金具35
が、その後端部を基板部31の取付部36に保持される
とともに、基板部31の窓孔37内に収容された形態で
取り付けられている。窓孔37内に収容された各端子金
具35は、夫々、自由状態においては基板部31の下面
よりも下方へ突出することで、短絡端子25との接触に
備えている。また、基板部31の後端部上面に形成した
ハウジング部38内には図示しない端子が収容されてお
り、その各端子に基端部を接続させた電線39の先端部
が、夫々、端子金具35の後端部に接続されている。こ
の一対の端子金具35は、リレー回路(図示せず)を構
成するものであって、この一対の端子金具35が短絡し
ていない状態では、リレー回路がOFF状態となる。
【0021】また、基板部31の前端部における一対の
端子金具35の間には、基板部31の前端縁に開口する
方形の切欠部40が形成され、この切欠部40の概ねU
字形をなす切欠縁からは、上方へ壁状に立ち上がる形態
の保護部41が形成されている。プラグ20がケース1
0に正規嵌合されるとともに操作部材30がON位置に
変位した状態では、保護部41がグリップ部23を後方
及び左右両側方から取り囲むようになっている。また、
操作部材30がOFF位置へ変位すると、保護部41が
グリップ部23を剥き出しにするように後方へ退避し
て、グリップ部23に対する摘み動作が可能となる。
【0022】また、基板部31の前端部における切欠部
40の左右両側の部分は、一対のストッパ42となって
いる。プラグ20がケース10に正規嵌合されるととも
に操作部材30がON位置に変位した状態では、ストッ
パ42が、プラグ20の上面を押さえ込む形態で対応す
る。また、操作部材30がOFF位置へ変位すると、ス
トッパ42がプラグ20に対して後方へ退避してプラグ
20の上方への変位を許容するようになっている。尚、
上記端子金具35は、このストッパ42内に配されてい
る。
【0023】また、基板部31の下面には、その基板部
31の下面との間に隙間を空け、且つ前方へ片持ち状に
延出する左右一対の係止片43(本発明の構成要件であ
る係止手段)が形成されている。プラグ20がケース1
0に正規嵌合している状態では、操作部材30がON位
置と着脱位置との間のいずれの位置(即ち、操作部材3
0の変位前領域におけるいずれの位置)にあっても、必
ず、係止片43がプラグ20の係止段部26に対して下
から係止するようになっている。尚、この係止片43
は、ケース10の左右の両側壁部の内面とプラグ20の
外側面との間に挟まれるようになっている。
【0024】[本実施形態の作用]本実施形態のブレー
カ装置の組付に際しては、まず、ケース10に操作部材
30を取り付ける。即ち、操作部材30を上からケース
10に接近させて、係止爪34を抜止め部17の着脱用
逃がし部19に貫通させるとともに、操作部材30の基
板部31をケース10の上端に当接させる。この状態で
は、操作部材30が着脱位置(図7を参照)にあり、係
止爪34と着脱用規制部17Dとの係止により、操作部
材30がケース10に対して相対的に前方(OFF位置
側)へ遊動しないようになっている。尚、このとき、係
止片43はその前端部のみを嵌合室12内へ突出させる
ように臨んでいる。かかる状態から操作部材30に、係
止爪34と遊動規制部17Dとの係止力を上回る操作力
を付与すると、抜止め部17又は係止爪34の弾性撓み
を伴いつつ、係止爪34が遊動規制部17Dを乗り越
え、操作部材30はOFF位置(図6を参照)へ変位す
る。この状態では、係止爪34が抜止め部17に対して
下方から係止しているので、操作部材30がケース1に
対して上方へ離脱することはない。また、ストッパ42
と保護部41は嵌合室12よりも後方(即ち、プラグ2
0と干渉しない位置)へ退避している。
【0025】次に、グリップ部23を指で摘み、プラグ
20をケース10に取り付ける。取り付けに際しては、
プラグ20の前後左右の向きを決めて上から嵌合室12
内に落としこむ。すると、図3に示すように、プラグ2
0内の短絡部材21により一対の電極15が短絡状態と
なり、主回路がON状態となる。プラグ20を嵌合した
後は、操作部材30に係止爪34とOFF位置用係止面
17Cとの係止力を上回る操作力を付与すると、抜止め
部17又は係止爪34が弾性撓みするとともに係止爪3
4が突出部17Aの下面に摺接しつつ、操作部材30が
前方へスライドし、ON位置に変位する。この状態で
は、係止爪34がON位置用係止面17Bとの係止によ
り、OFF位置側への変位が規制されている。そして、
操作部材30がON位置に変位すると、図2及び図5に
示すように、操作部材30の一対の端子金具35が短絡
端子25の一対の接触部25Aに対して上から弾性的に
当接し、両端子金具35が短絡端子25によって短絡さ
れて、リレー回路がON状態となる。以上によりブレー
カ装置の組付が完了し、主回路とリレー回路の双方がO
N状態となる。
【0026】尚、操作部材30をON位置へ変位させる
際に、プラグ20が半嵌合状態(正規嵌合状態よりも上
に浮いた状態)のままであると、基板部31(ストッパ
42)の前端面がプラグ20の後端面に突き当たって操
作部材30のON位置への変位が規制される。したがっ
て、操作部材30のOFF位置からON位置への移動の
可否に基づいて、プラグ20の嵌合状態を検知すること
ができる。操作部材30がON位置へ変位した状態で
は、係止爪34が抜止め部17に対して下から係止する
ので、操作部材30がケース10に対して上方へ離脱す
ることが規制される。そして、この上方変位を規制され
た操作部材30のストッパ42がプラグ20の上面に当
接することにより、プラグ20は、ケース10に対して
上方へ離脱することを規制され、正規嵌合状態に保持さ
れる。さらに、グリップ部23の左右両側近傍には保護
部41が立設するようになるので、グリップ部23の上
端の指掛け部24に指を掛けることができなくなる。こ
のように、操作部材30がON位置にある状態では、グ
リップ部23を摘んでプラグ20を持ち上げる操作(ケ
ース10から離脱させる操作)を行うことはできない。
即ち、リレー回路がON状態のままで主回路がOFF状
態に切り替わる虞はない。
【0027】この状態から、プラグ20をケース10か
ら外して主回路をOFF状態に切り替える際には、操作
部材30に係止爪34とON位置用係止面との係止力を
上回る操作力を付与すると、抜止め部17又は係止爪3
4が弾性撓みするとともに係止爪34が突出部17Aの
下面に摺接しつつ、操作部材30がOFF位置へ変位す
る。すると、一対の端子金具35が短絡端子25に対し
て後方へ外れるため、両端子金具35の短絡が解除され
てリレー回路をOFF状態に切り替わる。この操作部材
30のOFF位置への変位に伴い、ストッパ42が後方
へ退避してプラグ20の上方への変位が許容されるとと
もに、保護部41が後方へ退避してグリップ部23が剥
き出しの状態となる。あとは、グリップ部23を摘んで
プラグ20を持ち上げればよい。プラグ20を持ち上げ
てケース10から離脱させると、主回路がOFF状態に
切り替わる。
【0028】また、操作部材30がOFF位置へ変位し
た状態では、係止爪34がOFF位置用係止面17Cに
係止することによってON位置側への遊動が規制される
とともに、遊動規制部17Dへの係止により着脱位置側
への遊動が規制される。また、係止爪34が抜止め部1
7に対して下方から係止するので、操作部材30のケー
スからの上方への離脱も規制されている。このOFF位
置にある状態から、操作部材30に係止爪34と遊動規
制部17Dとの係止力を上回る操作力を付与すると、抜
止め部17又は係止爪34の弾性撓みを伴いつつ係止爪
34が遊動規制部17Dを乗り越え、これにより操作部
材30が着脱位置に変位する。この着脱位置にある状態
では、係止爪34が抜止め部17の着脱用逃がし部19
と対応することになって、係止爪34と抜止め部17と
の係止状態が解除されるため、この係止爪34と抜止め
部17との関係に限れば、操作部材30がケース10に
対して上方へ変位し得るようになる。しかしながら、操
作部材30が着脱位置に変位しただけでは、正規嵌合状
態にあるプラグ20の係止段部26に対して操作部材3
0の係止片43が下から係止されているので、この係止
片43と係止段部26との係止により、プラグ20に対
する操作部材30の相対的な上動変位は規制される。し
たがって、プラグ20を離脱して主回路をOFF状態に
切り替えない限り、操作部材30がケース10から外れ
てヒューズ31が剥き出しの状態になる虞はない。
【0029】[実施形態の効果]本実施形態では、操作
部材30のOFF位置からOFF位置への操作方向が後
方であるのに対し、その後のプラグ20をケース10か
ら離脱させる方向が上方となっている。即ち、操作部材
30の操作方向とプラグ20の操作方向が互いに直角を
なす方向に設定されているので、操作部材30の操作と
プラグ20の操作との間の時間差が大きくなる。即ち、
操作部材30の操作によるリレー回路OFFの動作とそ
の後のプラグ20の操作による主回路OFFの動作のタ
イミングが大きくずれるのであって、これにより、リレ
ー回路が完全にOFF状態にならないうちに主回路がO
FF状態に切り替わることが防止される。
【0030】操作部材30には、操作部材30がON位
置に変位した状態ではプラグ20に係止することでその
プラグ20のケース10からの離脱を規制し、且つ操作
部材30がOFF位置へ変位することでプラグ20のケ
ース10からの離脱を許容するストッパ42を設けたの
で、操作部材30がON位置にあってリレー回路がON
状態であるにも拘わらずプラグ20が離脱されて主回路
がOFF状態になってしまう、ということが確実に防止
される。
【0031】操作部材30に、操作部材30がON位置
に変位した状態ではグリップ部23を取り囲むことでそ
のグリップ部23に対する摘み動作を規制し、且つ操作
部材30がOFF位置へ変位した状態ではグリップ部2
3に対する摘み動作を許容する保護部41を設けたの
で、操作部材30がON位置にあってリレー回路がON
状態であるにも拘わらずグリップ部23を摘んでプラグ
20を離脱する操作、即ち主回路をOFF状態にする操
作が行われてしまう、ということが確実に防止される。
【0032】操作部材30は、ケース10内に収容した
ヒューズ31を覆い隠すためのヒューズカバーを兼ねて
いるので、ヒューズカバーと操作部材を別体の部品とす
る場合に比べて、部品点数が少なくて済んでいる。プラ
グ20がケース10に嵌合している状態では操作部材3
0がON位置と着脱位置との間のいずれに位置していて
もその操作部材30がケース10から離脱することを規
制し、且つプラグ20がケース10から離脱した状態で
のみ操作部材30のケース10からの離脱を許容する係
止手段(係止片43及び係止段部26)を設けたので、
プラグ20をケース10から離脱して主回路をOFF状
態に切り替えないうちは、操作部材30(ヒューズカバ
ー)がケース10から外されてヒューズが露出する、と
いうことがないようになっている。
【0033】リレー回路をON・OFFする手段とし
て、単なる金属材によって形成された端子金具35と短
絡端子25を用いたので、スイッチ部材としてマイクロ
スイッチ等の複雑な機器を用いるのに比べると、コスト
が低く抑えられている。操作部材30をON位置からO
FF側へ向けて変位させると、操作部材30がOFF位
置に達したところで遊動規制部17Dに係止し、それ以
上の着脱位置側への変位が規制されるため、操作部材3
0がケース10から離脱し得る着脱位置まで不用意に変
位してしまう虞がない。また、意図的に操作部材30を
ケース10から離脱させる場合には、遊動規制部17D
による係止力を上回る操作力を付与することによって操
作部材30を着脱位置に変位させることができる。
【0034】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では操作部材がON位置とOFF位
置との間で直線的に平行移動するようにしたが、本発明
によれば、操作部材の変位形態は、直線的な平行移動に
限らず、回転移動や、揺動変位等とすることもできる。 (2)上記実施形態では操作部材の移動方向をプラグの
外し操作方向に対して直角な方向としたが、本発明によ
れば、操作部材の移動方向をプラグの離脱方向に対して
斜め方向とすることもできる。
【0035】(3)上記実施形態ではスイッチ部材を端
子金具で構成したが、本発明によれば、スイッチ部材と
してマイクロスイッチ等の他のスイッチ手段を用いるこ
ともできる。 (4)上記実施形態ではヒューズカバーを操作部材とし
て用いたが、本発明によれば、操作部材をヒューズカバ
ーとは別体の部品としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の分解状態の斜視図
【図2】プラグをケースに嵌合するとともに操作部材を
ON位置に変位させた状態を示す断面図
【図3】操作部材をOFF位置へ変位させた状態を示す
部分断面図
【図4】操作部材をOFF位置へ変位させるとともにプ
ラグをケースから離脱した状態を示す部分断面図
【図5】プラグをケースに嵌合するとともに操作部材を
ON位置に変位させた状態を示す平面図
【図6】操作部材をOFF位置へ変位させた状態を示す
平面図
【図7】操作部材を着脱位置へ変位させた状態を示す平
面図
【図8】図5のX−X線断面図
【符号の説明】
10…ケース 15…電極 17…抜止め部(着脱規制手段) 17C…遊動規制部 20…プラグ 23…グリップ部 25…短絡端子 26…係止段部(係止手段) 30…操作部材(ヒューズカバー) 31…ヒューズ 34…係止爪(着脱規制手段) 35…端子金具(スイッチ部材) 41…保護部 42…ストッパ 43…係止片(係止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近田 一元 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5G057 AA18 KK16 5G502 AA01 BA04 CC16 CC47 FF01 FF09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路を構成する一対の電極が設けられ
    たケースと、このケースに嵌合することで前記一対の電
    極を短絡させて前記主回路をON状態にするとともに、
    前記ケースから離脱することで前記主回路をOFF状態
    にするプラグと、 リレー回路を構成するスイッチ部材が設けられ、前記ス
    イッチ部材を前記プラグ側に当接させることで前記リレ
    ー回路をON状態にするON位置と、前記スイッチ部材
    を前記プラグ側から離間させることで前記リレー回路を
    OFF状態にするOFF位置との間での変位を可能とさ
    れた操作部材とを備えてなり、 前記主回路と前記リレー回路が共にONの状態におい
    て、前記プラグを前記ケースから離脱して前記主回路を
    OFF状態にするのに先立ち、前記操作部材をOFF位
    置へ変位させて前記リレー回路をOFF状態にするよう
    になっているものであって、 前記操作部材のON位置からOFF位置への変位方向
    を、前記プラグの前記ケースからの離脱方向と異なる方
    向に設定したことを特徴とするブレーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材には、その操作部材がON
    位置に変位した状態では前記プラグに係止することでそ
    のプラグの前記ケースからの離脱を規制し、且つその操
    作部材がOFF位置へ変位することで前記プラグの前記
    ケースからの離脱を許容するストッパが設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のブレーカ装置。
  3. 【請求項3】 前記プラグには、そのプラグを前記ケー
    スから離脱させる際に摘むためのグリップ部が形成され
    ており、 前記操作部材には、その操作部材がON位置に変位した
    状態では前記グリップ部を取り囲むことでそのグリップ
    部に対する摘み動作を規制し、且つその操作部材がOF
    F位置へ変位した状態では前記グリップ部に対する摘み
    動作を許容する保護部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のブレーカ装置。
  4. 【請求項4】 前記ケースには、そのケース内に収容し
    たヒューズを覆い隠すためのヒューズカバーが設けられ
    ており、このヒューズカバーが前記操作部材を兼ねてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載のブレーカ装置。
  5. 【請求項5】 前記ヒューズカバーが、前記ケースに対
    し、OFF位置から更にON位置とは反対側の着脱位置
    へ変位可能となっており、 前記ヒューズカバーと前記ケースに、前記ヒューズカバ
    ーがON位置とOFF位置との間に位置するときにはそ
    のヒューズカバーの前記ケースからの離脱を規制し、且
    つ前記ヒューズカバーが着脱位置へ変位したときにその
    ヒューズカバーの前記ケースからの離脱を許容する着脱
    規制手段を設け、 前記ケースに、前記ヒューズカバーがOFF位置から着
    脱位置へ遊動することを規制可能な遊動規制部を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載のブレーカ装置。
  6. 【請求項6】 前記ヒューズカバーと前記プラグに、前
    記プラグが前記ケースに嵌合している状態では前記ヒュ
    ーズカバーがON位置と着脱位置との間のいずれに位置
    していてもそのヒューズカバーが前記ケースから離脱す
    ることを規制し、且つ前記プラグが前記ケースから離脱
    した状態でのみ前記ヒューズカバーの前記ケースからの
    離脱を許容する係止手段を設けたことを特徴とする請求
    項5記載のブレーカ装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ部材を一対の端子金具によ
    って構成し、前記プラグに、ON位置に変位したときに
    前記一対の端子金具を短絡させる短絡端子を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
    ブレーカ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016528687A (ja) * 2013-08-08 2016-09-15 エルジー・ケム・リミテッド 電池パック用ヒューズロックアウトアセンブリ
WO2017030043A1 (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 電源装置および電源装置の電流遮断方法

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WO2017030043A1 (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 電源装置および電源装置の電流遮断方法
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