JP2002245133A - 運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理処理プログラム - Google Patents

運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理処理プログラム

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JP2002245133A
JP2002245133A JP2001035899A JP2001035899A JP2002245133A JP 2002245133 A JP2002245133 A JP 2002245133A JP 2001035899 A JP2001035899 A JP 2001035899A JP 2001035899 A JP2001035899 A JP 2001035899A JP 2002245133 A JP2002245133 A JP 2002245133A
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terminal
vehicle
train
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Morio Yamauchi
労雄 山内
Hironori Kawakami
裕紀 川上
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電車や自動車など交通機関の運行情報を管理す
るための運行管理装置で、利用者の各個人を対象とし
て、その運行情報を容易に関係者に報知すること。 【解決手段】電車1の場合、電車1が駅に到着する毎に
電車内端末30により得られる到着駅と時刻の運行情報
が電車管理サーバ10へ送信され、電車管理サーバ10
では電車運行経路の基準運行テーブルとの比較により遅
延時間が算出される。この電車1の遅延情報が電車内端
末30を介して乗客の携帯端末40に通知され、この端
末40の所有者が遅延証明の発行を依頼すると、該端末
40から電車内端末30を介して転送される端末40の
所有者の氏名,会社のサーバHPアドレス,社員番号な
どの個人情報に基づき、電車管理サーバ10にて依頼者
の氏名,社員番号,乗車経路,時刻,遅延時間などを含
む遅延証明データが生成され、対応する会社勤怠管理サ
ーバ2のHPアドレスが指定されて送信通知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車の運行状況や
自動車の通行状況など、交通機関における情報を管理す
るための運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理処
理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電車,列車,バスなど、公共交通
機関の運行状況は、各交通機関における運行管理室など
において、運行中の各車両と軌道上あるいは路上通信施
設との通信により集中的に管理され、遅れや障害などの
乱れが発生した場合は、その運行情報が各車両の運転手
に通知されるのと共に、各駅掲示板に表示されたり、ラ
ジオ,テレビなどの公共放送により利用者に報知され
る。
【0003】また、自動車の各道路における通行状況
は、道路公団などの交通情報センタにおいて、各路側に
設けたセンサや道路パトロールとの通信により集中的に
管理され、渋滞や事故などのリアルタイムな交通情報が
各道路掲示板に表示されたり、ラジオ,テレビなどの公
共放送により利用者に報知される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな各交通機関の運行状況を管理する従来の運行管理シ
ステムでは、当該各交通機関における現在の状況を運転
手や利用者に対して知らせることはできるものの、乗車
中の利用者の各個人を対象としてその運行情報を関係者
に知らせることはできないため、例えば電車などが遅れ
て会社や学校に間に合わない場合には、各個人が一々電
話やメールによって知らせている現状にある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、交通機関利用者の各個人を対象として、そ
の運行情報を容易に関係者に報知することが可能になる
運行管理装置、運行管理方法、及び運行管理処理プログ
ラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
運行管理装置は、車両の運行情報を取得する運行情報取
得手段と、この運行情報取得手段により取得された運行
情報に基づく前記車両の運行が予め定められた基準の運
行時間から遅れているかを判別する運行遅れ判別手段
と、この運行遅れ判別手段により前記車両の運行が遅れ
ていると判別された場合に、その車両の運行遅れ情報を
当該車両内の端末へ通知する運行遅れ通知手段と、前記
端末から遅れ情報の送信先を取得する送信先取得手段
と、この送信先取得手段により取得された送信先に対
し、前記車両の運行遅れ情報に基づいた端末の遅れ情報
を送信する遅れ情報送信手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0007】このような本発明に係る運行管理装置で
は、運行情報取得手段により取得された車両の運行情報
に基づく該車両の運行が、予め定められた基準の運行時
間から遅れているかが運行遅れ判別手段により判別さ
れ、この判別により前記車両の運行が遅れていると判別
された場合には、その車両の運行遅れ情報が運行遅れ通
知手段により当該車両内の端末へ通知される。すると、
送信先取得手段により前記端末から遅れ情報の送信先が
取得され、この取得された送信先に対し、前記車両の運
行遅れ情報に基づいた端末の遅れ情報が遅れ情報送信手
段により送信されるので、車両の運行遅れの判別及び例
えば該車両の乗員が所有する端末への運行遅れの通知に
伴い、端末所有者の遅れを知らせるべき送信先が取得さ
れ、前記車両の運行遅れによる遅れの情報が送信される
ことになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0009】図1は、本発明の実施形態に係る運行管理
システムの全体の構成を示すブロック図である。
【0010】この運行管理システムは、インターネット
などのネットワークにNに接続された電車管理サーバ1
0及び自動車管理サーバ20を備えている。
【0011】電車管理サーバ10は、各種の記録媒体に
記録されたプログラム、又は、伝送されプログラムを読
み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制
御されるコンピュータによって構成され、各電車1の内
部に設置された電車内端末30…とネットワークNを介
した通信機能を有し、また、電車内端末30は、その電
車1に乗車中の各個人の携帯端末40とBluetoothなど
の短距離無線技術による通信機能を有する。
【0012】そして、ネットワークNには、さらに、各
会社で社員の勤怠を管理する会社勤怠管理サーバ2…、
各学校で職員,生徒の出欠を管理する学校出欠管理サー
バ3…、本運行管理システムのユーザそれぞれが契約し
ている各保険会社の保険管理サーバ4…、各銀行の銀行
サーバ5…が接続される。
【0013】自動車管理サーバ20は、各種の記録媒体
に記録されたプログラム、又は、伝送されプログラムを
読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が
制御されるコンピュータによって構成され、各自動車6
a,6b,…の内部に設置された自動車内端末50a,
50b,…とネットワークNを介した通信機能を有し、
また、自動車内端末50a,50b,…は、その自動車
6a,6b,…のそれぞれに乗車中の各個人の携帯端末
40a,40b,…とBluetoothなどの短距離無線技術
による通信機能を有する。
【0014】電車管理サーバ10は、電車内端末30と
の各駅での通信に基づき電車1の基準運行テーブルとの
比較により該電車1の遅延などの運行状況を管理すると
共に、携帯端末40から電車内端末30を介した乗客個
人からの遅延証明発行依頼あるいは遅延料支払い依頼に
応じて、会社勤怠管理サーバ2や学校出欠管理サーバ3
に対する遅延証明の通知、保険管理サーバ4に対する遅
延料支払いの通知を行う。
【0015】自動車管理サーバ20は、自動車内端末5
0a,50b,…との各交差点での通信に基づき自動車
の基準運行テーブルとの比較により各自動車6a,6
b,…それぞれの事故あるいは渋滞による遅延などの運
行状況を管理すると共に、携帯端末40a,40b,…
から自動車内端末50a,50b,…を介した乗員個人
からの事故の保険処理依頼あるいは事故による遅延証明
発行依頼や遅延補償料支払い依頼に応じて、会社勤怠管
理サーバ2や学校出欠管理サーバ3に対する遅延証明の
通知、保険管理サーバ4に対する事故処理の通知あるい
は事故当事者を対象とする遅延保証料支払いの通知を行
う。
【0016】保険管理サーバ4により支払い手続きされ
る遅延料や遅延補償料は、銀行サーバ5によって前記携
帯端末40を所有する依頼人の口座に振り込まれる。
【0017】図2は前記運行管理システムにおける電車
管理サーバ10(自動車管理サーバ20)の電子回路の
構成を示すブロック図である。
【0018】電車管理サーバ10(自動車管理サーバ2
0)は、各種の記録媒体に記録されたプログラム、又
は、伝送されプログラムを読み込んで、その読み込んだ
プログラムによって動作が制御されるコンピュータによ
って構成され、その電子回路には、CPU11が備えら
れる。
【0019】CPU11は、EEP−ROMなどのメモ
リ12に予め記憶された管理サーバ制御プログラム、あ
るいはCD−ROMやフロッピディスクなどの外部記録
媒体13から記録媒体読取部14を介して前記メモリ1
2に読み込まれた管理サーバ制御プログラム、あるいは
ネットワークN上の他のコンピュータ端末から電送制御
部15を介して前記メモリ12に読み込まれた管理サー
バ制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御する
もので、前記メモリ12に記憶された管理サーバ制御プ
ログラムは、ネットワークNを介して電送制御部15に
受信される電車内端末30(自動車内端末50)や保険
管理サーバ4などからの信号に応じて起動される。
【0020】前記CPU11には、前記メモリ12、記
録媒体読取部14、電送制御部15が接続される他に、
RAMなどのワークメモリ16、現在時刻の計時や時間
の計算を行う時計部17などが接続される。
【0021】図3は前記運行管理システムの電車管理サ
ーバ10のワークメモリ16aに記憶されるデータの内
容を示す図である。
【0022】この電車管理サーバ10のワークメモリ1
6aには、電車1の運行経路上にある各駅毎の規定の運
行時刻を記憶した基準運行テーブルメモリ、電車内端末
30から各駅毎に通知される電車1の現在位置情報
(駅)が時計部17により計時される現在時刻と対応付
けられて記憶される運行情報メモリ、この運行情報メモ
リにて得られる電車1の各駅毎の実際の運行時刻と前記
基準運行テーブルにて得られる電車1の各駅毎の規定の
運行時刻との比較により計算される各駅間の遅延時間が
記憶される遅延情報メモリ、電車1の乗客が所有する携
帯端末40からの遅延証明の発行依頼あるいは遅延料の
支払い依頼に伴い、その遅延証明あるいは遅延料支払い
の元となる遅延時間の内容と、依頼者氏名:ID、遅延
原因の相手(鉄道)、遅延開始場所(駅)・時刻、遅延
終了場所(駅)・時刻、処理内容(遅延証明/遅延支
払)、処理済/否、依頼先アドレス:IDが、それぞれ
対応付けされて記憶される遅延証明・遅延料データメモ
リが備えられる。
【0023】図4は前記運行管理システムの自動車管理
サーバ20のワークメモリ16bに記憶されるデータの
内容を示す図である。
【0024】この自動車管理サーバ20のワークメモリ
16bには、自動車6の走行経路上にある各交差点毎の
通常の通過時刻を記憶した基準運行テーブルメモリ、自
動車内端末40から各交差点毎に通知される自動車6の
現在位置情報(交差点)が時計部17により計時される
現在時刻と対応付けられて記憶される運行情報メモリ、
この運行情報メモリにて得られる自動車6の各交差点毎
の実際の通過時刻と前記基準運行テーブルにて得られる
自動車6の各交差点毎の通常の通過時刻との比較により
計算される各交差点間の遅延時間が記憶される遅延情報
メモリ、自動車6の乗員が所有する携帯端末40からの
事故の保険処理依頼あるいは事故による遅延証明の発行
依頼や遅延補償料の支払い依頼に伴い、その事故処理あ
るいは遅延証明や遅延料支払いの元となる遅延時間の内
容と、依頼者氏名:ID、遅延原因の相手(事故運転者
名:ID)、遅延開始(事故)の場所(交差点)・時
刻、遅延終了場所(交差点)・時刻、処理内容(遅延証
明/遅延支払)、処理済/否、依頼先アドレス:ID
が、それぞれ対応付けされて記憶される遅延証明・遅延
料データメモリが備えられる。
【0025】図5は前記運行管理システムにおける電車
内端末30(自動車内端末50)の電子回路の構成を示
すブロック図である。
【0026】電車内端末30(自動車内端末50)は、
各種の記録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送さ
れプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラム
によって動作が制御されるコンピュータによって構成さ
れ、その電子回路には、CPU31が備えられる。
【0027】CPU31は、EEP−ROMなどのメモ
リ32に予め記憶された車内端末制御プログラム、ある
いはCD−ROMやフロッピディスクなどの外部記録媒
体33から記録媒体読取部34を介して前記メモリ32
に読み込まれた車内端末制御プログラム、あるいはネッ
トワークN上の他のコンピュータ端末から電送制御部3
5を介して前記メモリ32に読み込まれた車内端末制御
プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもの
で、前記メモリ32に記憶された車内端末制御プログラ
ムは、ネットワークNを介して電送制御部35に受信さ
れる前記電車管理サーバ10(自動車管理サーバ20)
やBluetoothによる近距離通信部39に受信される前記
携帯端末40などからの信号に応じて起動される。
【0028】前記CPU31には、前記メモリ32、記
録媒体読取部34、電送制御部35、近距離通信部39
が接続される他に、RAMなどのワークメモリ36、現
在時刻の計時や時間の計算を行う時計部37、GPS(G
lobal Positioning System)などによって自位置を検出
する位置センサ38などが接続される。
【0029】図6は前記運行管理システムの電車内端末
30のワークメモリ36aに記憶されるデータの内容を
示す図である。
【0030】この電車内端末30のワークメモリ36a
には、位置センサ38により検出される電車1の現在位
置情報(駅)が時計部37により計時される現在時刻と
対応付けられて記憶される運行情報メモリ、この運行情
報メモリにて得られる電車1の各駅毎の実際の運行時刻
と前記電車管理サーバ10との通信により得られた電車
1の各駅間での遅延時間が記憶される遅延情報メモリ、
電車1の乗客が所有する携帯端末40からの遅延証明の
発行依頼あるいは遅延料の支払い依頼に伴い、その遅延
証明あるいは遅延料支払いの元となる遅延時間の内容
と、依頼者氏名:ID、遅延原因の相手(鉄道)、遅延
開始場所(駅)・時刻、遅延終了場所(駅)・時刻、処
理内容(遅延証明/遅延支払)、処理済/否、依頼先ア
ドレス:IDが、それぞれ対応付けされて記憶される遅
延証明・遅延料データメモリが備えられる。
【0031】図7は前記運行管理システムの自動車内端
末50のワークメモリ36bに記憶されるデータの内容
を示す図である。
【0032】この自動車内端末50のワークメモリ36
bには、位置センサ38により検出される自動車6の現
在位置情報(交差点)が時計部17により計時される現
在時刻と対応付けられて記憶される運行情報メモリ、こ
の運行情報メモリにて得られる自動車6の各交差点毎の
実際の通過時刻と前記自動車管理サーバ20との通信に
より得られた自動車6の各交差点間での遅延時間が記憶
される遅延情報メモリ、自動車6の乗員が所有する携帯
端末40からの事故の保険処理依頼あるいは事故による
遅延証明の発行依頼や遅延補償料の支払い依頼に伴い、
その事故処理あるいは遅延証明や遅延料支払いの元とな
る遅延時間の内容と、依頼者氏名:ID、遅延原因の相
手(事故運転者名:ID)、遅延開始(事故)の場所
(交差点)・時刻、遅延終了場所(交差点)・時刻、処
理内容(遅延証明/遅延支払)、処理済/否、依頼先ア
ドレス:IDが、それぞれ対応付けされて記憶される遅
延証明・遅延料データメモリが備えられる。
【0033】図8は前記運行管理システムにおける携帯
端末40の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0034】携帯端末4は、各種の記録媒体に記録され
たプログラム、又は、伝送されプログラムを読み込ん
で、その読み込んだプログラムによって動作が制御され
るコンピュータによって構成され、その電子回路には、
CPU41が備えられる。
【0035】CPU41は、EEP−ROMなどのメモ
リ42に予め記憶された携帯端末制御プログラム、ある
いはROMカードなどの外部記録媒体43から記録媒体
読取部44を介して前記メモリ42に読み込まれた携帯
端末制御プログラム、あるいはネットワークN上の他の
コンピュータ端末から電送制御部45を介して前記メモ
リ42に読み込まれた携帯端末制御プログラムに応じ
て、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ42
に記憶された携帯端末制御プログラムは、入力部48a
からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいはBluetoot
hによる近距離通信部49に受信される前記電車内端末
30や前記自動車内端末50、そして他の携帯端末40
などからの信号に応じて起動される。
【0036】前記CPU41には、前記メモリ42、記
録媒体読取部44、電送制御部45、入力部48a、近
距離通信部49が接続される他に、RAMなどのワーク
メモリ46、現在時刻の計時や時間の計算を行う時計部
47、表示部48bなどが接続される。
【0037】図9は前記運行管理システムの携帯端末4
0のワークメモリ46に記憶されるデータの内容を示す
図である。
【0038】この携帯端末40のワークメモリ46に
は、当該端末所有者の氏名、個人ID、会社サーバ
(2)のHPアドレスと社員ID(学校サーバ(3)の
HPアドレスと学生番号(ID))、加入契約している
保険会社のサーバ(4)のHPアドレスと加入者番号
(ID)、口座を開設している銀行のサーバ(5)のH
Pアドレスと口座番号などを記憶した個人情報メモリが
備えられる他に、乗車中の電車1の前記電車内端末30
や乗車中の自動車6の前記自動車内端末50から通知さ
れる現在位置(駅や交差点)とその日付,時刻が順次対
応付けられて記憶される経路情報メモリが備えられる。
【0039】また、電車内端末30からの遅延通知に伴
い遅延証明の発行依頼や遅延料金の支払い依頼を行った
場合、自動車事故の発生に伴い事故の保険処理依頼を行
った場合、自動車内端末50からの渋滞遅延通知に伴い
遅延証明の発行依頼や遅延補償の支払依頼を行った場合
のそれぞれにおいて、その乗物、依頼内容、依頼相手、
遅延(事故)の場所と時刻、依頼処理と処理済/否が対
応付けられて記憶されるトラブル情報メモリが備えられ
る。
【0040】次に、前記構成の運行管理システムによる
電車1及び自動車6の運行管理機能について説明する。
【0041】(電車遅延管理処理)図10は前記運行管
理システムにおける電車1の遅延管理処理に伴う通信の
流れを示す図である。
【0042】図11は前記運行管理システムにおける電
車1の遅延管理処理を示すフローチャートであり、同図
(A)はその携帯端末処理を示すフローチャート、同図
(B)はその電車内端末処理を示すフローチャート、同
図(C)はその電車管理サーバ処理を示すフローチャー
ト、同図(D)はその会社勤怠(学校出欠)管理サーバ
処理を示すフローチャート、同図(E)はその遅延金処
理(保険管理サーバ処理)を示すフローチャート、同図
(F)はその銀行サーバ処理を示すフローチャートであ
る。
【0043】図12は前記運行管理システムにおける電
車1の遅延管理処理に伴い携帯端末40で表示される遅
延時間確認サービス画面G1を示す図である。
【0044】図13は前記運行管理システムにおける電
車1の遅延管理処理に伴い携帯端末40で表示される遅
延証明登録サービス画面G2を示す図である。
【0045】まず、電車1が駅に到着すると、電車内端
末30の位置センサ38により自位置が検出されて駅へ
の到着が判断され(ステップB1)、その位置情報であ
る駅名に時計部37により得られる現在時刻が対応付け
られてワークメモリ36a(図6参照)内の運行情報メ
モリに記憶される(ステップB2)。
【0046】すると、この電車1の駅への到着に伴い電
車内端末30において得られた運行情報は、近距離通信
部39から乗客が所有する携帯端末40へ送信され、当
該携帯端末40におけるワークメモリ46内の経路情報
メモリに登録される(ステップA1)。
【0047】また、一方で、前記電車内端末30におい
て得られた運行情報は、図10の(a)に示すように、
電車管理サーバ10へ送信され、そのワークメモリ16
a内の運行情報メモリに書き込まれると共に、基準運行
テーブルにて記憶されている該当駅での基準の運行時刻
と比較され(ステップC1)、一定以上、例えば5分以
上の遅れが有るか否か判断される(ステップC2)。
【0048】こうして、電車1が各駅に到着する毎に、
電車内端末30により得られる運行情報が電車管理サー
バ10へ送られて、一定時間以上の遅れが発生したか否
かが判断される状態において、一定時間以上の遅れが発
生したと判断されると、この遅れの生じた区間の各駅名
とその到着時刻及び前記基準の運行時刻との比較による
遅延時間がワークメモリ16a内の遅延情報メモリに記
録される(ステップC3)。
【0049】すると、図10の(b)に示すように、前
記電車管理サーバ10において得られた電車1の遅延情
報が、電車内端末30へ通知されてそのワークメモリ3
6a内に同様に記録される(ステップB3)と共に、さ
らに、この電車内端末30の近距離通信部39を介して
乗客の携帯端末40へ遅延通知される(ステップA
2)。
【0050】すると、携帯端末40では、図12に示す
ように、乗車中の電車1の遅延時間の確認を乗客に促す
ための遅延時間確認サービス画面G1が表示部48bに
表示され、この遅延時間確認サービス画面G1におい
て、入力部48aの操作により遅延時間の確認を要求す
る「はい」が選択操作されると(ステップA3)、ワー
クメモリ46の経路情報メモリに記録されている当該端
末40の所有者の乗車経路とその時刻が読み出され、近
距離通信部49によって電車内端末30へ送信される
(ステップA4)。
【0051】すると、電車内端末30では、前記携帯端
末40から近距離通信部39を介して受信された該端末
所有者の経路情報から、その全乗車区間における総遅延
時間が計算され、携帯端末40へ送信される(ステップ
B4)。
【0052】なお、この携帯端末40からの遅延時間の
確認要求に応じた乗車区間における遅延時間の計算処理
は、電車管理サーバ10にて行う構成としてもよい。
【0053】すると、携帯端末40では、図13に示す
ように、前記電車内端末30において計算されて受信さ
れた全乗車区間での総遅延時間が、現在位置及び現在時
刻と共に、遅延証明の発行を促すための遅延証明登録サ
ービス画面G2として表示部48bに表示され(ステッ
プA5)、この遅延証明登録サービス画面G2におい
て、入力部48aの操作により遅延証明の発行を依頼す
る「はい」が選択操作されると(ステップA6)、図1
0の(c)に示すように、ワークメモリ46の経路情報
メモリに記録されている当該端末40の所有者の乗車経
路とその時刻、個人情報メモリに記憶されている氏名・
個人ID・遅延証明先となる会社(学校)のサーバHP
アドレス・社員(学生)番号が読み出され、遅延証明の
発行依頼として、近距離通信部49により電車内端末3
0へ送信され(ステップA7)、さらに電車管理サーバ
10へ転送される(ステップB5)。
【0054】すると、電車管理サーバ10では、前記携
帯端末40からその所有者の経路情報及び個人情報と共
に送られた遅延証明の発行依頼に基づき、何時(現在時
刻)、誰が(氏名・社員(学生)番号)、何処で(乗車
経路)、どれ位電車遅延している(総遅延時間)かの遅
延証明データが作成されてワークメモリ16a内の遅延
証明データメモリに記録されると共に、遅延証明先であ
る会社(学校)のサーバHPアドレスが指定されて、ネ
ットワークNを介し対応する会社勤怠管理サーバ2又は
学校出欠管理サーバ3へ送信される(ステップC4)。
【0055】すると、図10の(d1)又は(d2)に
示すように、前記遅延証明の発行を依頼した携帯端末4
0の所有者が在籍する会社又は学校の会社勤怠管理サー
バ2又は学校出欠管理サーバ3では、前記電車管理サー
バ10から送られた社員(学生)番号に従って該当する
社員(学生)の遅延証明データとして登録され、当該社
員(学生)の電車による遅延証明が通知される(ステッ
プD1)。
【0056】すると、電車管理サーバ10では、前記会
社勤怠管理サーバ2又は学校出欠管理サーバ3からの応
答による遅延証明データの登録確認通知に従い、依頼先
の会社(学校)での遅延証明データの登録完了情報が生
成されて電車内端末30へ送られ(ステップC5)、こ
の電車内端末30におけるワークメモリ36a内の遅延
証明データメモリに記録された後、さらに遅延証明依頼
元の携帯端末40へ転送され(ステップB6)、ワーク
メモリ46内のトラブル情報メモリに完了登録されて表
示される(ステップA8)。
【0057】すると、携帯端末40では、前記電車1の
遅延に伴う遅延料支払いの依頼を促す遅延料依頼サービ
ス画面(図示せず)が表示部48bに表示され、この遅
延料依頼サービス画面において、入力部48aの操作に
より遅延料の支払いを依頼する「はい」が選択操作され
ると(ステップA9)、図10の(e)に示すように、
ワークメモリ46の経路情報メモリに記録されている当
該端末40の所有者の乗車経路とその時刻、個人情報メ
モリに記憶されている氏名・個人ID・遅延料依頼先の
相手(電鉄会社)・遅延料の振込み先となる銀行のサー
バHPアドレス・口座番号が読み出され、遅延料支払い
の依頼として、近距離通信部49により電車内端末30
へ送信され(ステップA10)、さらに電車管理サーバ
10へ転送される(ステップB7)。
【0058】すると、電車管理サーバ10では、前記携
帯端末40からの遅延料支払いの依頼に伴い転送された
各データが、ワークメモリ16a内の遅延料データメモ
リに書き込まれると共に、その遅延区間や遅延時間に応
じて予め定められた遅延料金が計算され、該当する電鉄
会社が契約している保険会社の管理サーバ4へ通知され
る(ステップC6)。
【0059】すると、この保険管理サーバ4では、図1
0の(f)に示すように、前記携帯端末40を所有する
依頼者の口座に対する遅延料金の振り込み依頼が該当す
る銀行のサーバ5に対して送信され(ステップE1)、
これにより銀行サーバ5では、図10の(g)に示すよ
うに、前記依頼者の口座に対して遅延料金が振り込みさ
れる(ステップF1)。
【0060】すると、銀行サーバ5から振込完了通知が
保険管理サーバ4へ送信され(ステップF2)、この保
険管理サーバ4において振込完了登録される(ステップ
E2)と共に、さらに、電車管理サーバ10へ振込完了
通知が送られてそのワークメモリ16a内の遅延料デー
タメモリに完了登録される(ステップC7)。
【0061】さらにまた、この振込完了通知は、電車内
端末30に送られて依頼元である携帯端末40へ転送さ
れ(ステップB8)、ワークメモリ46内のトラブル情
報メモリに完了登録されると共に、表示部48bに表示
されて遅延料金の受け取り完了が報知される(ステップ
A11)。
【0062】なお、前記遅延料金の支払い依頼は、電鉄
会社の契約保険会社に行い、銀行口座への振り込みによ
り受け取る構成としたが、電車管理サーバ10において
遅延料金の計算を行った際に(ステップC6)、各駅備
え付けの精算機10aに対して該当する携帯端末40か
らの支払い依頼に応じた遅延料金の支払いを許可し、図
10の(h)(i)に示すように、精算機10aにおい
て、該当する個人IDを有する携帯端末40から遅延料
金の支払い依頼があった場合は、その遅延料金を支払う
構成としてもよい。
【0063】(自動車事故管理処理)図14は前記運行
管理システムにおける自動車6の事故及び遅延管理処理
に伴う通信の流れを示す図である。
【0064】図15は前記運行管理システムにおける自
動車6の事故管理処理を示すフローチャートであり、同
図(A)はその携帯端末処理を示すフローチャート、同
図(B)はその自動車内端末処理を示すフローチャー
ト、同図(C)はその自動車管理サーバ処理を示すフロ
ーチャート、同図(D)はその保険管理サーバ処理を示
すフローチャートである。
【0065】図16は前記運行管理システムにおける自
動車6の事故管理処理に伴い携帯端末40で表示される
事故証明登録サービス画面G3を示す図である。
【0066】まず、自動車6が各交差点を通過する毎
に、自動車内端末50の位置センサ38により自位置が
検出され、その位置情報である交差点名に時計部37に
より得られる現在時刻が対応付けられてワークメモリ3
6b(図7参照)内の運行情報メモリに記憶される(図
15,ステップB1)。
【0067】すると、この自動車6の各交差点の通過に
伴い自動車内端末50において得られた運行情報は、近
距離通信部39から乗員が所有する携帯端末40へ送信
され、当該携帯端末40におけるワークメモリ46内の
経路情報メモリに登録される(ステップA1)。
【0068】こうして、自動車6が各交差点を通過する
毎に、自動車内端末50により得られる運行情報が携帯
端末40へ送られて順次登録される状態で、自動車内端
末50の図示しない衝撃検知センサにより一定以上の衝
撃が検知されると(ステップB2)、衝撃要因の確認待
機状態となる(ステップB3)。
【0069】ここで、例えば図14における自動車6a
が6bと衝突して事故を起こした場合に、当該自動車6
a,6bそれぞれの乗員がその携帯端末40a,40b
の入力部48aを操作して、事故の発生を示すユーザ入
力を行うと(ステップA2)、ワークメモリ46内の個
人情報メモリに登録されている氏名・個人ID・加入保
険会社のHPアドレス・加入者番号が読み出され、事故
の発生データとして対応する自動車内端末50a,50
bへ通知される(ステップA3)。
【0070】以後、自動車6a側及び6b側のそれぞれ
における乗員の携帯端末40a,40b、自動車内端末
50a,50bの動作は同様であるため、自動車6a側
を主体として説明する。
【0071】すると、自動車内端末50aでは、位置セ
ンサ38により検出される自位置から当該事故の発生場
所(交差点)が検知されると共に、時計部37から当該
事故の発生時刻が検知された後(ステップB4)、相手
の自動車6bの自動車内端末50bとの通信により、前
記携帯端末40aから送られた当該自動車6aの乗員の
氏名・個人ID・加入保険会社のHPアドレス・加入者
番号と、相手の自動車6bの乗員の氏名・個人ID・加
入保険会社のHPアドレス・加入者番号とが互いに転送
されて交換され(ステップB5)、前記事故位置と時
刻、相手の情報が携帯端末40aに送られる。
【0072】すると、携帯端末40aでは、前記自動車
内端末50aから送られた事故位置と時刻、相手の情報
に基づき、図16に示すような、事故の保険処理の依頼
を促す事故証明登録サービス画面G3が生成されて表示
部48bに表示される(ステップA4)。
【0073】そして、この事故証明登録サービス画面G
3において、入力部48aの操作により事故の保険処理
を依頼する「はい」が選択操作されると(ステップA
5)、図14の(x)に示すように、事故位置と時刻、
双方の名前・ID・加入保険会社のサーバHPアドレス
・加入者番号が事故情報として、該当する保険管理サー
バ4のHPアドレスが指定されて自動車内端末50aに
送信され(ステップA6)、そのワークメモリ36b内
の遅延証明・遅延料データメモリに記録されると共に、
さらに、自動車管理サーバ20へ転送され(ステップB
6)、同様にそのワークメモリ16b内の遅延証明・遅
延料データメモリに記録される。
【0074】するとさらに、前記携帯端末40aから送
られた事故情報は、図14の(y)に示すように、該当
する保険管理サーバ4へ転送され(ステップC1)、こ
の保険管理サーバ4では、当該事故の保険処理が依頼さ
れる(ステップD1)。
【0075】すると、この保険管理サーバ4では、前記
自動車6aと6bとの事故情報に基づく保険処理依頼が
受け付けられて登録され(ステップD2)、その登録完
了通知が自動車管理サーバ20へ送られてワークメモリ
16b内の遅延証明・遅延料データメモリに完了登録さ
れる(ステップC2)。
【0076】さらにまた、この登録完了通知は、図10
の(z)に示すように、事故確認情報として自動車内端
末50aに送られて依頼元である携帯端末40aへ転送
され(ステップB7)、ワークメモリ46内のトラブル
情報メモリに完了登録されると共に、表示部48bに表
示されて事故の保険処理の登録完了が報知される(ステ
ップA7)。
【0077】なお、前記事故の保険処理依頼は、相手の
自動車6bと衝突した事故の場合について説明したが、
自損事故による場合、あるいは車両故障による場合で
も、事故相手との情報交換処理を省略する一方で、損傷
・故障個所の検知処理を追加し、前記同様の自動車管理
処理により保険処理依頼の登録を行うことができる。
【0078】(自動車遅延管理処理)図17は前記運行
管理システムにおける自動車6の遅延管理処理を示すフ
ローチャートであり、同図(A)はその携帯端末処理を
示すフローチャート、同図(B)はその自動車内端末処
理を示すフローチャート、同図(C)はその自動車管理
サーバ処理を示すフローチャート、同図(D)はその会
社勤怠(学校出欠)管理サーバ処理を示すフローチャー
ト、同図(E)はその保険管理サーバ処理を示すフロー
チャート、同図(F)はその銀行サーバ処理を示すフロ
ーチャートである。
【0079】図18は前記運行管理システムにおける自
動車6の遅延管理処理に伴い携帯端末40で表示される
渋滞遅延証明登録サービス画面G4を示す図である。
【0080】ここでは、図14における自動車6dを主
体として説明する。
【0081】まず、自動車6dがその走行に伴い交差点
を通過すると、自動車内端末50dの位置センサ38に
より自位置が検出されて交差点の通過が判断され(ステ
ップB1)、その位置情報である交差点名に時計部37
により得られる現在時刻が対応付けられてワークメモリ
36b(図7参照)内の運行情報メモリに記憶される
(ステップB2)。
【0082】すると、この自動車6dの交差点の通過に
伴い自動車内端末50dにおいて得られた運行情報は、
近距離通信部39から乗員が所有する携帯端末40dへ
送信され、当該携帯端末40dにおけるワークメモリ4
6内の経路情報メモリに登録される(ステップA1)。
【0083】また、一方で、前記自動車内端末50dに
おいて得られた運行情報は、図14の(a)に示すよう
に、自動車管理サーバ20へ送信され、そのワークメモ
リ16b内の運行情報メモリに書き込まれると共に、基
準運行テーブルにて記憶されている該当交差点での基準
の通過時刻と比較され(ステップC1)、一定以上、例
えば5分以上の遅れが有るか否か判断される(ステップ
C2)。
【0084】こうして、自動車6dが各交差点を通過す
る毎に、自動車内端末50dにより得られる運行情報が
自動車管理サーバ20へ送られて、一定時間以上の遅れ
が発生したか否かが判断される状態において、一定時間
以上の遅れが発生したと判断されると、この遅れの生じ
た区間の各交差点名とその通過時刻及び前記基準の通過
時刻との比較による遅延時間がワークメモリ16b内の
遅延情報メモリに記録される(ステップC3)。
【0085】すると、図14の(b)に示すように、前
記自動車管理サーバ20において得られた自動車6dの
遅延情報が、自動車内端末50dへ通知されてそのワー
クメモリ36b内に同様に記録される(ステップB3)
と共に、さらに、この自動車内端末50dの近距離通信
部39を介して乗員の携帯端末40dへ遅延通知される
(ステップA2)。
【0086】すると、携帯端末40dでは、乗車中の自
動車6dの渋滞遅延時間の確認を乗員に促すための渋滞
遅延時間確認サービス画面が表示部48bに表示され、
この渋滞遅延時間確認サービス画面において、入力部4
8aの操作により遅延時間の確認を要求する「はい」が
選択操作されると(ステップA3)、ワークメモリ46
の経路情報メモリに記録されている当該端末40dの所
有者の乗車経路とその時刻が読み出され、近距離通信部
49によって自動車内端末50dへ送信される(ステッ
プA4)。
【0087】すると、自動車内端末50dでは、前記携
帯端末40dから近距離通信部39を介して受信された
該端末所有者の経路情報から、その全乗車区間における
総遅延時間が計算され、携帯端末40dへ送信される
(ステップB4)。
【0088】なお、この携帯端末40dからの遅延時間
の確認要求に応じた乗車区間における遅延時間の計算処
理は、自動車管理サーバ20にて行う構成としてもよ
い。
【0089】すると、携帯端末40dでは、前記自動車
内端末50dにおいて計算されて受信された全乗車区間
での総遅延時間が、現在位置及び現在時刻と共に、渋滞
遅延証明の発行を促すための渋滞遅延証明登録サービス
画面G4として表示部48bに表示され(ステップA
5)、この渋滞遅延証明登録サービス画面G4におい
て、入力部48aの操作により遅延証明の発行を依頼す
る「はい」が選択操作されると(ステップA6)、図1
4の(c)に示すように、ワークメモリ46の経路情報
メモリに記録されている当該端末40dの所有者の乗車
経路とその時刻、個人情報メモリに記憶されている氏名
・個人ID・遅延証明先となる会社(学校)のサーバH
Pアドレス・社員(学生)番号が読み出され、遅延証明
の発行依頼として、近距離通信部49により自動車内端
末50dへ送信され(ステップA7)、さらに自動車管
理サーバ20へ転送される(ステップB5)。
【0090】すると、自動車管理サーバ20では、前記
携帯端末40dからその所有者の経路情報及び個人情報
と共に送られた遅延証明の発行依頼に基づき、何時(現
在時刻)、誰が(氏名・社員(学生)番号)、何処で
(乗車経路)、どれ位渋滞遅延している(総遅延時間)
かの遅延証明データが作成されてワークメモリ16b内
の遅延証明データメモリに記録されると共に、遅延証明
先である会社(学校)のサーバHPアドレスが指定され
て、ネットワークNを介し対応する会社勤怠管理サーバ
2又は学校出欠管理サーバ3へ送信される(ステップC
4)。
【0091】すると、図14の(d1)又は(d2)に
示すように、前記遅延証明の発行を依頼した携帯端末4
0dの所有者が在籍する会社又は学校の会社勤怠管理サ
ーバ2又は学校出欠管理サーバ3では、前記自動車管理
サーバ20から送られた社員(学生)番号に従って該当
する社員(学生)の渋滞遅延証明データとして登録さ
れ、当該社員(学生)の渋滞による遅延証明が通知され
る(ステップD1)。
【0092】すると、自動車管理サーバ20では、前記
会社勤怠管理サーバ2又は学校出欠管理サーバ3からの
応答による遅延証明データの登録確認通知に従い、依頼
先の会社(学校)での遅延証明データの登録完了情報が
生成されて自動車内端末50dへ送られ(ステップC
5)、この自動車内端末50dにおけるワークメモリ3
6b内の遅延証明データメモリに記録された後、さらに
遅延証明依頼元の携帯端末40dへ転送され(ステップ
B6)、ワークメモリ46内のトラブル情報メモリに完
了登録されて表示される(ステップA8)。
【0093】すると、携帯端末40dでは、前記自動車
6dの渋滞遅延に伴う遅延補償支払いの依頼を促す遅延
補償依頼サービス画面(図示せず)が表示部48bに表
示され、この遅延補償依頼サービス画面において、入力
部48aの操作により遅延補償の支払いを依頼する「は
い」が選択操作されると(ステップA9)、図14の
(e)に示すように、ワークメモリ46の経路情報メモ
リに記録されている当該端末40dの所有者の乗車経路
とその時刻、個人情報メモリに記憶されている氏名・個
人ID・遅延補償の振込み先となる銀行のサーバHPア
ドレス・口座番号・自分の加入保険会社のサーバHPア
ドレス・加入員番号が読み出され、遅延補償支払いの依
頼として、近距離通信部49により自動車内端末40d
へ送信され(ステップA10)、さらに自動車管理サー
バ20へ転送される(ステップB7)。
【0094】すると、自動車管理サーバ20では、前記
携帯端末40dからの遅延補償支払いの依頼に伴い転送
された各データが、ワークメモリ16b内の遅延料デー
タメモリに書き込まれると共に、その遅延区間や遅延時
間に応じて予め定められた遅延保証料の基準テーブルに
従って遅延保証料が計算され、渋滞遅延保険を加入して
いる保険会社の管理サーバ4へ通知される(ステップC
6)。
【0095】すると、この保険管理サーバ4では、前記
携帯端末40dを所有する依頼者の口座に対する遅延補
償料の振り込み依頼が該当する銀行のサーバ5に対して
送信される(ステップE1)。
【0096】一方で、前記自動車管理サーバ20では、
例えば前記図15における自動車事故の管理処理に伴い
事故当事者の自動車内端末50a,50bより得られた
事故情報に従い、渋滞遅延の原因である事故が特定され
て前記保険管理サーバ4へ通知され(ステップC7)、
該保険管理サーバ4では、今回の渋滞遅延の原因である
事故当事者が加入している保険会社に対して、前記遅延
保証料が請求される(ステップE2)。
【0097】これにより銀行サーバ5では、図14の
(f)(g)に示すように、前記依頼者の口座に対して
遅延補償料が振り込みされる(ステップF1)。
【0098】すると、銀行サーバ5から振込完了通知が
保険管理サーバ4へ送信され(ステップF2)、この保
険管理サーバ4において振込完了登録される(ステップ
E3)と共に、さらに、自動車管理サーバ20へ振込完
了通知が送られてそのワークメモリ16b内の遅延料デ
ータメモリに完了登録される(ステップC8)。
【0099】さらにまた、この振込完了通知は、自動車
内端末50dに送られて依頼元である携帯端末40dへ
転送され(ステップB8)、ワークメモリ46内のトラ
ブル情報メモリに完了登録されると共に、表示部48b
に表示されて遅延補償料の受け取り完了が報知される
(ステップA11)。
【0100】なお、前述したような電車1及び自動車6
の運行に伴う遅延管理サービスや事故管理サービスの構
築資金及び運用資金は、携帯端末40…の所有者が本サ
ービスを利用するのに伴い徴収される入会金や毎回の利
用料により賄われるが、本サービスの利用にあって携帯
端末40…に表示される、例えば前記図12,図13,
図16,図18で示したような、各種の表示画面G1,
G2,G3,G4などに対して、広告M1,M2などを
掲載して広告料を取ることで、サービス利用料を無料又
は低額に抑えるようにしてもよい。
【0101】したがって、前記構成の運行管理システム
による電車1及び自動車6の運行管理機能によれば、例
えば電車1の場合、電車1が駅に到着する毎に電車内端
末30により得られる到着駅と時刻の運行情報が電車管
理サーバ10へ送信され、電車管理サーバ10では電車
運行経路の基準運行テーブルとの比較により遅延時間が
算出される。この電車1の遅延情報が電車内端末30を
介して乗客の携帯端末40に通知され、この端末40の
所有者が運行遅延証明の発行を依頼すると、該端末40
から電車内端末30を介して転送される端末40の所有
者の氏名,会社のサーバHPアドレス,社員番号などの
個人情報に基づき、電車管理サーバ10において依頼者
の氏名,社員番号,乗車経路,時刻,遅延時間などを含
む遅延証明データが生成され、対応する会社勤怠管理サ
ーバ2のHPアドレスが指定されて送信通知されるの
で、電車1の乗客はその遅延状況を電話などによって一
々所属する会社や学校に知らせなくても、携帯端末40
を操作して遅延証明の発行依頼を行うだけで、非常に簡
単に必要な関係先に対して正式な遅延証明を発行し通知
できるようになる。
【0102】また、前記構成の運行管理システムによる
電車1及び自動車6の運行管理機能によれば、前記電車
1の遅延情報が電車内端末30を介して乗客の携帯端末
40に通知され、この端末40の所有者が遅延補償の支
払い依頼すると、電車管理サーバ10において前記遅延
情報に応じた補償料が計算されると共に、前記端末40
から電車内端末30を介して転送された端末40の所有
者の氏名,遅延した電鉄会社,補償料振込先の銀行のサ
ーバHPアドレス,口座番号などの情報に基づき、電鉄
会社が遅延補償の契約をしている保険会社の管理サーバ
4に対して依頼者の銀行口座への遅延補償料の振り込み
依頼が通知され、銀行サーバ5の指定口座に対して遅延
保証料が振り込まれるので、電車1に乗車中の遅延の補
償を、携帯端末40による非常に簡単な遅延補償金支払
いの依頼操作だけで、銀行口座振り込みで受け取ること
ができるようになる。
【0103】また、前記構成の運行管理システムによる
電車1及び自動車6の運行管理機能によれば、例えば前
記遅延補償が自動車6の渋滞による遅延に伴い行われる
場合に、該自動車6の乗員の携帯端末40から自動車内
端末50を介して転送された端末40の所有者の氏名,
遅延補償付き自動車保険の加入保険会社のサーバHPア
ドレス,補償料振込先の銀行のサーバHPアドレス,口
座番号などの情報に基づき、当該保険会社の管理サーバ
4に対して依頼者の銀行口座への遅延補償料の振り込み
依頼が通知され、銀行サーバ5の指定口座に対して遅延
保証料が振り込まれるので、自動車6に乗車中の渋滞な
どによる遅延の補償をも、携帯端末40による非常に簡
単な遅延補償金支払いの依頼操作だけで、銀行口座振り
込みで保険処理にて受け取ることができるようになる。
【0104】さらに、前記構成の運行管理システムによ
る電車1及び自動車6の運行管理機能によれば、例えば
自動車6aと6bとの間で事故が発生した場合は、各自
動車内端末50a,50bにおいて事故の交差点位置及
び時刻が検知されると共に、互いの携帯端末40a,4
0bにより得られる各端末所有者の氏名,加入保険会社
のサーバHPアドレス,加入者番号が前記各自動車内端
末50a,50b間の通信により相互に交換され、これ
らが事故情報として前記各加入保険会社のサーバHPア
ドレスを指定して対応する各保険管理サーバ4…へ送信
され、当該事故の保険処理が依頼されるので、自動車事
故の際にも煩わしい手続きを行う必要なく、非常に簡単
に保険会社へ事故処理を依頼できるようになる。
【0105】なお、前記実施形態において記載した運行
管理システムにおける電車1及び自動車6の運行管理の
処理手法、すなわち、図11のフローチャートに示す電
車遅延管理処理に伴う各端末及び各管理サーバ処理、図
15のフローチャートに示す自動車事故管理処理に伴う
各端末及び各管理サーバ処理、図17のフローチャート
に示す自動車遅延管理処理に伴う各端末及び各管理サー
バ処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させる
ことができるプログラムとして、メモリカード(ROM
カード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピデ
ィスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体13,
33,43に格納して配布することができる。そして、
各端末40,50や各管理サーバ10,2,3,4,5
のコンピュータは、この外部記録媒体13,33,43
に記憶されたプログラムを各記録媒体読取部14,3
4,44によって各対応するメモリ12,32,42に
読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制
御されることにより、前記実施形態において説明した電
車1及び自動車6の各運行管理機能を実現し、前述した
手法による同様の処理を実行することができる。
【0106】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態としてネット
ワーク(N)上を伝送させることができ、このネットワ
ーク(N)に接続されたコンピュータ端末から前記のプ
ログラムデータを取り込み、前述した電車1及び自動車
6の各運行管理機能を実現することもできる。
【0107】なお、本願発明は、前記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記
実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つ
かの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄
で述べられている効果が得られる場合には、この構成要
件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出
され得るものである。
【0108】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る運行管理装
置によれば、運行情報取得手段により取得された車両の
運行情報に基づく該車両の運行が、予め定められた基準
の運行時間から遅れているかが運行遅れ判別手段により
判別され、この判別により前記車両の運行が遅れている
と判別された場合には、その車両の運行遅れ情報が運行
遅れ通知手段により当該車両内の端末へ通知される。す
ると、送信先取得手段により前記端末から遅れ情報の送
信先が取得され、この取得された送信先に対し、前記車
両の運行遅れ情報に基づいた端末の遅れ情報が遅れ情報
送信手段により送信されるので、車両の運行遅れの判別
及び例えば該車両の乗員が所有する端末への運行遅れの
通知に伴い、端末所有者の遅れを知らせるべき送信先が
取得され、前記車両の運行遅れによる遅れの情報が送信
されるようになる。
【0109】よって、交通機関利用者の各個人を対象と
して、その運行情報を容易に関係者に報知することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る運行管理システムの全
体の構成を示すブロック図。
【図2】前記運行管理システムにおける電車管理サーバ
10(自動車管理サーバ20)の電子回路の構成を示す
ブロック図。
【図3】前記運行管理システムの電車管理サーバ10の
ワークメモリ16aに記憶されるデータの内容を示す
図。
【図4】前記運行管理システムの自動車管理サーバ20
のワークメモリ16bに記憶されるデータの内容を示す
図。
【図5】前記運行管理システムにおける電車内端末30
(自動車内端末50)の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図6】前記運行管理システムの電車内端末30のワー
クメモリ36aに記憶されるデータの内容を示す図。
【図7】前記運行管理システムの自動車内端末50のワ
ークメモリ36bに記憶されるデータの内容を示す図。
【図8】前記運行管理システムにおける携帯端末40の
電子回路の構成を示すブロック図。
【図9】前記運行管理システムの携帯端末40のワーク
メモリ46に記憶されるデータの内容を示す図。
【図10】前記運行管理システムにおける電車1の遅延
管理処理に伴う通信の流れを示す図。
【図11】前記運行管理システムにおける電車1の遅延
管理処理を示すフローチャートであり、同図(A)はそ
の携帯端末処理を示すフローチャート、同図(B)はそ
の電車内端末処理を示すフローチャート、同図(C)は
その電車管理サーバ処理を示すフローチャート、同図
(D)はその会社勤怠(学校出欠)管理サーバ処理を示
すフローチャート、同図(E)はその遅延金処理(保険
管理サーバ処理)を示すフローチャート、同図(F)は
その銀行サーバ処理を示すフローチャート。
【図12】前記運行管理システムにおける電車1の遅延
管理処理に伴い携帯端末40で表示される遅延時間確認
サービス画面G1を示す図。
【図13】前記運行管理システムにおける電車1の遅延
管理処理に伴い携帯端末40で表示される遅延証明登録
サービス画面G2を示す図。
【図14】前記運行管理システムにおける自動車6の事
故及び遅延管理処理に伴う通信の流れを示す図。
【図15】前記運行管理システムにおける自動車6の事
故管理処理を示すフローチャートであり、同図(A)は
その携帯端末処理を示すフローチャート、同図(B)は
その自動車内端末処理を示すフローチャート、同図
(C)はその自動車管理サーバ処理を示すフローチャー
ト、同図(D)はその保険管理サーバ処理を示すフロー
チャート。
【図16】前記運行管理システムにおける自動車6の事
故管理処理に伴い携帯端末40で表示される事故証明登
録サービス画面G3を示す図。
【図17】前記運行管理システムにおける自動車6の遅
延管理処理を示すフローチャートであり、同図(A)は
その携帯端末処理を示すフローチャート、同図(B)は
その自動車内端末処理を示すフローチャート、同図
(C)はその自動車管理サーバ処理を示すフローチャー
ト、同図(D)はその会社勤怠(学校出欠)管理サーバ
処理を示すフローチャート、同図(E)はその保険管理
サーバ処理を示すフローチャート、同図(F)はその銀
行サーバ処理を示すフローチャート。
【図18】前記運行管理システムにおける自動車6の遅
延管理処理に伴い携帯端末40で表示される渋滞遅延証
明登録サービス画面G4を示す図。
【符号の説明】
1 …電車 2 …会社勤怠管理サーバ 3 …学校出欠管理サーバ 4 …保険管理サーバ 5 …銀行サーバ 6a,6b,…自動車 10 …電車管理サーバ、 10a…精算機 20 …自動車管理サーバ 30 …電車内端末 40,40a,40b,…携帯端末 50a,50b,…自動車内端末 11,31,41…CPU 12,32,42…メモリ 13,33,43…外部記録媒体 14,34,44…記録媒体読取部 15,35,45…電送制御部 16,36,46…ワークメモリ 17,37,47…時計部 38 …位置センサ 48a…入力部 48b…表示部 39,49…近距離通信部 N …ネットワーク G1…遅延時間確認サービス画面 G2…遅延証明登録サービス画面 G3…事故証明登録サービス画面 G4…渋滞遅延証明登録サービス画面 M1,M2…広告
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 H G

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運行情報を取得する運行情報取得
    手段と、 この運行情報取得手段により取得された運行情報に基づ
    く前記車両の運行が予め定められた基準の運行時間から
    遅れているかを判別する運行遅れ判別手段と、 この運行遅れ判別手段により前記車両の運行が遅れてい
    ると判別された場合に、その車両の運行遅れ情報を当該
    車両内の端末へ通知する運行遅れ通知手段と、 前記端末から遅れ情報の送信先を取得する送信先取得手
    段と、 この送信先取得手段により取得された送信先に対し、前
    記車両の運行遅れ情報に基づいた端末の遅れ情報を送信
    する遅れ情報送信手段と、を備えたことを特徴とする運
    行管理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記端末から前記車両の運行に伴う端末の経路を取得す
    る経路取得手段と、 この経路取得手段により取得された端末の経路に対応し
    た前記車両の運行遅れ時間を算出する遅れ時間算出手段
    とを備え、 前記遅れ情報は、前記遅れ時間算出手段により算出され
    た端末の経路についての遅れ時間を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の運行管理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記端末から遅れに対する補償料の送金先を取得する送
    金先取得手段と、 前記遅れ情報に従って補償料を算出する補償料算出手段
    と、 前記送金先取得手段により取得された送金先を指定して
    前記補償料算出手段により算出された補償料の送金を指
    示する送金指示手段と、を備えたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の運行管理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、 前記端末から遅れに対する補償料の請求先を取得する請
    求先取得手段と、 この請求先取得手段により取得された請求先に前記端末
    の遅れ情報を通知する遅れ情報通知手段とを備え、 前記送金指示手段は、前記請求先取得手段により取得さ
    れた補償料の請求先に対して、前記送金先取得手段によ
    り取得された送金先を指定して前記補償料算出手段によ
    り算出された補償料の送金を指示する、ことを特徴とす
    る請求項3に記載の運行管理装置。
  5. 【請求項5】 車両内の端末から当該車両のトラブルの
    情報を取得するトラブル情報取得手段と、 前記端末から当該端末の所有者の情報を取得する所有者
    情報取得手段と、 前記端末からトラブルの相手の情報を取得する相手情報
    取得手段と、 前記端末からトラブルを保険処理する保険の通知先を取
    得する通知先取得手段と、 この通知先取得手段により取得された保険の通知先に対
    し、前記トラブル情報取得手段により取得された車両の
    トラブルの情報、及び前記所有者情報取得手段により取
    得された端末所有者の情報、及び前記相手情報取得手段
    により取得されたトラブル相手の情報を通知するトラブ
    ル通知手段と、を備えたことを特徴とする運行管理装
    置。
  6. 【請求項6】 車両の運行情報を取得する運行情報取得
    ステップと、 この運行情報取得ステップにて取得された運行情報に基
    づく前記車両の運行が予め定められた基準の運行時間か
    ら遅れているかを判別する運行遅れ判別ステップと、 この運行遅れ判別ステップにて前記車両の運行が遅れて
    いると判別された場合に、その車両の運行遅れ情報を当
    該車両内の端末へ通知する運行遅れ通知ステップと、 前記端末から遅れ情報の送信先を取得する送信先取得ス
    テップと、 この送信先取得ステップにて取得された送信先に対し、
    前記車両の運行遅れ情報に基づいた端末の遅れ情報を送
    信する遅れ情報送信ステップと、からなることを特徴と
    する運行管理方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを制御して車両の運行を管
    理するための運行管理処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 車両の運行情報を取得する運行情報取得手段、 この運行情報取得手段により取得された運行情報に基づ
    く前記車両の運行が予め定められた基準の運行時間から
    遅れているかを判別する運行遅れ判別手段、 この運行遅れ判別手段により前記車両の運行が遅れてい
    ると判別された場合に、その車両の運行遅れ情報を当該
    車両内の端末へ通知する運行遅れ通知手段、 前記端末から遅れ情報の送信先を取得する送信先取得手
    段、 この送信先取得手段により取得された送信先に対し、前
    記車両の運行遅れ情報に基づいた端末の遅れ情報を送信
    する遅れ情報送信手段、として機能させるようにしたコ
    ンピュータ読み込み可能な運行管理処理プログラム。
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