JP2002243784A - 電子部品の常温・高温電気的特性測定機 - Google Patents

電子部品の常温・高温電気的特性測定機

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JP2002243784A JP2001038007A JP2001038007A JP2002243784A JP 2002243784 A JP2002243784 A JP 2002243784A JP 2001038007 A JP2001038007 A JP 2001038007A JP 2001038007 A JP2001038007 A JP 2001038007A JP 2002243784 A JP2002243784 A JP 2002243784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのロータリー・インデックステーブル上
で電子部品の常温時及び高温時の電気的特性を高速、高
精度で測定可能とし、併せて省スペース、コストダウン
を図る。 【解決手段】 インデックスベース20の上側を間欠回
転するロータリー・インデックステーブル11でチップ
状電子部品を間欠搬送し、測定ステーションにて電気的
特性測定を行う場合において、常温での測定を行う測定
ステーションに対応して冷却手段が設けられ、高温での
測定を行う測定ステーションに対応してヒーターブロッ
ク50が設けられおり、前記常温での測定を行う測定ス
テーションから前記高温での測定を行う測定ステーショ
ンに至る間に、前記ヒーターブロック50により所定の
常温から所定の高温になるようにまで段階的に上昇する
ようにインデックスベース20を温度制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近年高速化してい
るチップ状電子部品の電気的特性測定機に係り、とくに
チップ状電子部品の温度が常温の時のみならず、高温時
においても測定する必要性が生じた時、搬送テーブルを
2系統に分けずに測定を実行可能な電子部品の常温・高
温電気的特性測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置としては、チップ状電
子部品の供給はパーツフィーダーで行い、測定部への搬
送はコンベア形状のトランスファー送りで行うものがあ
る。この装置において、パーツフィーダーから供給され
たチップ状電子部品は常温部のコンベア形状のトランス
ファー上を移動し、電気的特性測定を行い、その後高温
部のコンベア形状のトランスファー上に乗り移り、ヒー
ター部を通過してチップ状電子部品の温度が200℃近
くまで上昇してから電気的特性測定を実行し、チップ状
電子部品を排出する。この場合、常温部と高温部の2系
統のトランスファーが必要で構成が複雑化する。
【0003】一方、本出願人の提案になる特公平5−6
6009号公報では、ロータリー・インデックステーブ
ルと開閉部材によるチップコンデンサの測定ユニットが
提案されている。
【0004】また、本出願人により1つのロータリー・
インデックステーブル上で電子部品の常温時(30〜4
0℃)及び高温時(180〜200℃)の電気的特性を
測定する装置の開発が検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 電子部品を間欠搬
送するロータリー・インデックステーブル上で電子部品
の常温時(30〜40℃)及び高温時(180〜200
℃)の電気的特性を測定する場合、従来技術では1サイ
クルのタクトとしては1.0(秒/個)程度が限界で、
スペース的にも横方向に広がりが出る。
【0006】 常温特性測定部の温度を常温(30〜
40℃)に保つための対策が必要である。
【0007】 ロータリー・インデックステーブルの
下側のインデックスベースの温度が高温になると火傷の
恐れが増える。
【0008】 高温特性測定部を熱的に隔離するため
のセラミックの断熱板が大きなヒートショックを受け、
破壊の恐れがあった。
【0009】 高温特性測定部の温度制御の誤差が生
じ易い。
【0010】 高温特性測定部を加熱するのに伴う発
熱による各部材の変形によって電子部品の搬送に不具合
が生じ易い。
【0011】本発明は、上記の点に鑑み、1つのロータ
リー・インデックステーブル上で電子部品の常温時及び
高温時の電気的特性を高速、高精度で測定可能で、併せ
て省スペース、コストダウンが可能な電子部品の常温・
高温電気的特性測定機を提供することを目的とする。
【0012】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、インデックスベースの上側
を間欠回転するロータリー・インデックステーブルの外
周部でチップ状電子部品を保持し、該テーブルの間欠回
転動作でチップ状電子部品を間欠搬送し、該テーブルの
周囲に配置した複数の測定ステーションにて常温及び高
温での電気的特性測定を行う電子部品の常温・高温電気
的特性測定機であって、前記常温での電気的特性測定を
行う測定ステーションに対応して冷却手段が設けられ、
前記高温での電気的特性測定を行う測定ステーションに
対応して加熱手段が設けられおり、前記常温での電気的
特性測定を行う測定ステーションから前記高温での電気
的特性測定を行う測定ステーションに至る間に、前記加
熱手段により所定の常温から所定の高温になるようにま
で段階的に上昇するように前記インデックスベースを温
度制御することを特徴としている。
【0014】本願請求項2の発明に係る電子部品の常温
・高温電気的特性測定機は、請求項1において、前記ロ
ータリー・インデックステーブルが超耐熱エポキシ樹脂
であることを特徴としている。
【0015】本願請求項3の発明に係る電子部品の常温
・高温電気的特性測定機は、請求項1又は2において、
前記ロータリー・インデックステーブルの外周部に近接
対向配置されるアウターガイドが金属板で、少なくとも
前記測定ステーションに対応する表面にDLC薄膜を設
けたことを特徴としている。
【0016】本願請求項4の発明に係る電子部品の常温
・高温電気的特性測定機は、請求項1,2又は3におい
て、前記インデックスベースをヒートショックに対して
耐久性のあるセラミックの断熱部材で断熱したことを特
徴としている。
【0017】本願請求項5の発明に係る電子部品の常温
・高温電気的特性測定機は、請求項1,2,3又は4に
おいて、前記加熱手段は、前記インデックスベースの底
面側に設けられて当該インデックスベースを加熱するカ
ートリッジヒーターと、前記インデックスベースの温度
検出を行う温度センサと、温度調整器とを有し、前記温
度センサの温度検出結果に基づき前記温度調整器にて前
記カートリッジヒーターへの通電を制御して前記チップ
状電子部品の搬送される前記インデックスベースを所定
の雰囲気温度に制御することを特徴としている。
【0018】本願請求項6の発明に係る電子部品の常温
・高温電気的特性測定機は、請求項1,2,3,4又は
5において、前記冷却手段は、前記インデックスベース
に冷却エアーの循環通路を設けて前記冷却エアーを循環
させて冷却することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子部品の常
温・高温電気的特性測定機の実施の形態を図面に従って
説明する。
【0020】図1は本発明に係る電子部品の常温・高温
電気的特性測定機の実施の形態のロータリー・インデッ
クステーブル周辺の構造を示す正面図、図2は実施の形
態の全体構成を示す平面図、図3はインデックスベース
の平面図、図4はロータリー・インデックステーブルの
平面図、図5はインデックステーブルのチップ保持部の
拡大平面図、図6はインデックスベースの加熱部へのヒ
ーターブロック配置を示す説明図、図7はロータリー・
インデックステーブルの外周側に設けられるアウターガ
イドの1例を示す平面図、図8はチップ状電子部品の電
気特性を測定する測定部の構成例を示す拡大断面図であ
る。
【0021】図2の全体構成において、1は被測定物で
あるチップ状電子部品を供給するパーツフィーダーであ
り、そのパーツフィーダー1から直線状供給路2を介し
てチップ状電子部品がロータリー・インデックステーブ
ル機構10に供給されるようになっている。パーツフィ
ーダー1は直線状供給路2からチップ状電子部品の表裏
を揃えて供給する(本例では後工程で図5のようにロー
タリー・インデックステーブル機構10で保持されたチ
ップ状電子部品5の電極部5aが全て上向きとなるよう
に表裏を揃える)。ロータリー・インデックステーブル
機構10にはインピーダンス測定、静電容量測定、自己
共振周波数測定を行う常温測定部X(30〜40℃)
と、高温インピーダンス測定を行う高温測定部Y(18
0〜200℃)が設けられている。
【0022】前記ロータリー・インデックステーブル機
構10は、図1及び図8に周縁部を拡大して示すよう
に、ロータリー・インデックステーブル11(直径20
0mm、分割数100)と、その周縁部(外周部)の下側
に接するインデックスベース20と、ロータリー・イン
デックステーブル11の周縁部上側を覆うインデックス
カバー30と、ロータリー・インデックステーブル11
の周縁部(外周部)に近接対向してこれを囲むアウター
ガイド31とを有している。
【0023】前記ロータリー・インデックステーブル1
1は、断熱性があり熱容量の小さい樹脂等の絶縁材質
(例えば超耐熱エポキシ樹脂)であり、図4及び図5の
ようにチップ状電子部品5が嵌り込んで保持される凹部
12を円盤の周縁部に等角度間隔で多数個(図示の場合
100箇所)有している。そして、図1のようにロータ
リー・インデックステーブル11の中心軸13は取付ベ
ース14に固定された軸受部材15によって回転自在に
支持されている。
【0024】前記取付ベース14と平行なモータ取付板
16にはサーボモータ17が取り付けられ、その回転駆
動軸はトルクリミッタ18、ジョイント19を介して前
記中心軸13に連結されている。この結果、ロータリー
・インデックステーブル11は凹部12の配列間隔1個
分毎に間欠回転されるようになっている。
【0025】前記インデックスベース20は熱容量の大
きな金属製(ここではステンレス製等)であり、取付ベ
ース14上に敷かれた断熱部材としての断熱板40を介
して取付ベース14に固定されている。断熱板40はヒ
ートショックに強いセラミックであり、とくにカルシウ
ムシリケート結晶とリチウムアルミノシリケート結晶か
らなるセラミックである。なお、取付ベース14は放熱
性の良好な金属、例えばアルミ製である。
【0026】図3に示すように、前記インデックスベー
ス20は十分な熱容量を有する金属製であり、高温測定
部Yが位置する加熱部21を、常温測定部Xが位置する
冷却部22から熱的に分離するために、加熱部21と冷
却部22との境界に沿って細長い抜き穴23を設けてい
る。これにより熱の通り道を狭くして正確な温度制御を
行えるようにしている。また、インデックスベース20
においては、焼入れ処理をして加熱時の歪みを最小限に
おさえるようにするが、焼入れ時にも歪みが生じるの
で、加工精度の必要な加工部分は、焼入れ処理をしてか
ら加工する。
【0027】前記インデックスベース20の加熱部21
には、図1及び図6のようにカートリッジヒーター51
(100V、100W、直径6.5mm)を内蔵する銅等
の良熱伝導性金属のヒーターブロック50を断熱板40
を貫通させて設けている。例えば、図6のように加熱部
21は4つの温度調整部21a,21b,21c,21
dに区分され、各温度調整部毎に4個のカートリッジヒ
ーター51を有するヒーターブロック50と1個の温度
検出手段としての熱電対52との組が設置され、各ヒー
ターブロック50毎に設けられた電源53より内蔵する
カートリッジヒーター51に通電されるようになってお
り、インデックスベース20に部分的に埋設された熱電
対52で前記インデックスベース20の温度を検出し、
この温度検出出力を受ける温度調整器54によりカート
リッジヒーター51の通電(電流、電圧さらに必要なら
ば通電時間)を制御することで温度制御される。ここで
は、チップ状電子部品の搬送される順に段階的に温度が
高くなるように、すなわち、 温度調整部21aの温度<温度調整部21bの温度<温
度調整部21cの温度<温度調整部21dの温度 となるように設定している。つまり、冷却部22から加
熱部21に入ったチップ状電子部品は所定の常温(30
〜40℃)から段階的に上昇する雰囲気温度にて加熱さ
れていく。
【0028】図3のように前記インデックスベース20
の冷却部22にはその底面側に冷却溝24が形成されて
いる。つまり、インデックスベース20が断熱板40上
に載置固定されることで、冷却溝24による冷却エアー
通路が形成され、エアークーラーを使用して冷却エアー
入口から低温の冷却エアーを供給することでインデック
スベース20が冷却され、冷却溝24を通過した冷却エ
アーは冷却エアー出口から排出される。
【0029】また、取付ベース14は放熱性の良好なア
ルミ製等として放熱効果をねらい、さらに取付ベース1
4に冷却エアーを当てて冷却する。例えば、図2のよう
に、エアーマニホールド14aを取付ベース14に形成
してここに冷却エアーを通すようにする。
【0030】前記インデックスカバー30はロータリー
・インデックステーブル11によるチップ状電子部品の
搬送中の飛出し防止用に、チップ状電子部品上面をガイ
ドするカバーであるが、このインデックスカバー30に
よる輻射熱の影響があることを利用し、インデックスカ
バー30の材質を熱伝導性の良い金属とし、輻射熱の効
果を更に上げる為ようにしている。これにより、輻射熱
効果でもチップ状電子部品が加熱されるため、ロータリ
ー・インデックステーブル11による搬送速度を上げる
ことができる。
【0031】図5のようにロータリー・インデックステ
ーブル11の凹部12に嵌り込んだチップ状電子部品5
の外周をガイドするアウターガイド31は、電気的特性
測定部が絶縁性を必要とするのでその部分のみジルコニ
ア等の絶縁体ガイドを使用し、他はステンレス等の金属
ガイドとすることが考えられるが、チップ状電子部品の
端部が接触して移動していく際に、ガイド同士のつなぎ
目でチップ状電子部品のかみ込みが生じる場合があっ
た。これは絶縁体と金属のガイド部分の熱膨張係数が互
いに相違して歪みが生じるためと考えられる。これを解
消するため、本実施の形態ではアウターガイド31をス
テンレス等の金属の一枚物にし、絶縁性のある表面処理
をして対応することで、チップ状電子部品5の搬送等に
与える影響を無くすことができる。図7及び図8のよう
に、前記表面処理は常温測定部X及び高温測定部Yにお
けるアウターガイド31の内周、上下面に耐摩耗性硬質
絶縁薄膜としてDLC(Diamond-like Carbon)薄膜3
2を設けることが好ましい。DLC薄膜の体積抵抗率は
1012Ω・cmで十分な絶縁性を有し、さらに高硬度で
かつ摩擦も少ない利点がある。前記DLC薄膜32は全
周にわたって形成されていてもよいし、常温測定部X及
び高温特性測定部Yの必要箇所に部分的に形成しても良
い。
【0032】図8のように、常温測定部X及び高温測定
部Yにおいては、チップ状電子部品5の電極部5aに対
して測定端子60がインデックスカバー30を貫通して
昇降自在に設けられおり、各測定端子60は下降時に前
記電極部5aに接触する。各測定端子60は所要の電気
特性測定器(静電容量、インピーダンス、自己共振周波
数等)に接続される。測定端子60は3個の電極部5a
の全てに対して設けられていても良いし、そのうちの2
つに対して設けられていても良い。
【0033】図2において、ロータリー・インデックス
テーブル11はパーツフィーダー1の直線状供給路2か
ら供給ステーションS1にてチップ状電子部品5を受け
取り、受け取ったチップ状電子部品5を図5のように凹
部12に受け入れて右回りに間欠回転してロータリー・
インデックステーブル11の周縁部に位置する各ステー
ションに移送する。常温測定部Xの手前側位置には、供
給ステーションS1に近い順にチップ有無検出ステーシ
ョンS2、チップ表裏検出ステーションS3、表裏不良
排出ステーションS4、表裏不良排出ミス検出ステーシ
ョンS5が配置されている。チップ有無検出ステーショ
ンS2にはチップ有無検出センサ機構61が、チップ表
裏検出ステーションS3にはチップ表裏検出センサ機構
62が、表裏不良排出ステーションS4には、表裏不良
チップ状電子部品を排出する吸着ノズル等の排出具63
が、表裏不良排出ミス検出ステーションS5には表裏不
良排出ミス検出センサ機構64がそれぞれ配置(取付ベ
ース14側に装着)されている。
【0034】常温測定部Xは、順にインピーダンス測定
ステーションS6、第1の静電容量(C1)測定ステー
ションS7、第2の静電容量(C2)測定ステーション
S8、自己共振周波数(F0)測定ステーションS9が
配置されている。インピーダンス測定ステーションS6
には図8のようにチップ状電子部品5の電極部5a(3
個のうち少なくとも2個)に接触可能な測定端子60を
持つ測定具65が、第1の静電容量(C1)測定ステー
ションS7には同様の測定具66が、第2の静電容量
(C2)測定ステーションS8には同様の測定具67
が、自己共振周波数(F0)測定ステーションS9には
同様の測定具68がそれぞれ配置(取付ベース14側に
装着)されている。
【0035】前記常温測定部Xの後にはインピーダンス
不良排出ステーションS10、静電容量不良排出ステー
ションS11、自己共振周波数(F0)不良排出ステー
ションS12、インピーダンス・静電容量・自己共振周
波数不良排出ミス検出ステーションS13が配置されて
いる。インピーダンス不良排出ステーションS10には
インピーダンス不良のチップ状電子部品を排出する吸着
ノズル等の排出具70が、静電容量不良排出ステーショ
ンS11には静電容量不良のチップ状電子部品を排出す
る吸着ノズル等の排出具71が、自己共振周波数(F
0)不良排出ステーションS12には自己共振周波数不
良のチップ状電子部品を排出する吸着ノズル等の排出具
72が、インピーダンス・静電容量・自己共振周波数不
良排出ミス検出ステーションS13にはインピーダンス
・静電容量・自己共振周波数不良のチップ状電子部品の
排出ミス検出センサ機構73が配置(取付ベース14側
に装着)されている。
【0036】ここまでのステーションは図3のインデッ
クスベース20の常温に保たれた側である冷却部22上
に位置している。
【0037】インピーダンス・静電容量・自己共振周波
数不良排出ミス検出ステーションS13より後側のイン
デックスベース20は加熱部21となっており、前述し
たようにインデックスベース20の底面側に温度調整部
21a,21b,21c,21dの順に設置され、段階
的に温度が高くなり、高温インピーダンス測定ステーシ
ョンS14におけるチップ状電子部品の温度が200℃
になるように各温度調整部の温度制御を実行している。
前記高温インピーダンス測定ステーションS14は加熱
部21の最後尾に位置し、ここには図8のようにチップ
状電子部品5の電極部5a(3個のうち少なくとも2
個)に接触可能な測定端子60を持つ測定具80が配置
(取付ベース14側に装着)されている。
【0038】その後、インデックスベース20の冷却部
22上に戻り、順に高温インピーダンス不良排出ステー
ションS15、高温インピーダンス不良排出ミス検出ス
テーションS16、良品排出ステーションS17、強制
排出ステーションS18及び全排出ミス検出ステーショ
ンS19が配置されている。高温インピーダンス不良排
出ステーションS15には高温インピーダンス不良のチ
ップ状電子部品を排出する吸着ノズル等の排出具81
が、高温インピーダンス不良排出ミス検出ステーション
S16には高温インピーダンス不良のチップ状電子部品
の排出ミス検出センサ機構82が、良品排出ステーショ
ンS17には良品のチップ状電子部品を排出する吸着ノ
ズル等の排出具83が、強制排出ステーションS18に
は図示しないチップ状電子部品の強制排出手段が、全排
出ミス検出ステーションS19には今までのステーショ
ンで排出されないで残ったチップ状電子部品の有無を検
出する全排出ミス検出センサ機構84がそれぞれ配置
(取付ベース14側に装着)されている。
【0039】次にこの実施の形態の全体的な動作説明を
行う。
【0040】パーツフィーダー1により表裏整列して被
測定物としてのチップ状電子部品をロータリー・インデ
ックステーブル機構10の供給ステーションS1に供給
する。ロータリー・インデックステーブル11の間欠回
転でチップ有無検出ステーションS2に到着したチップ
状電子部品はチップ有無検出センサ機構61にてその有
無が検出される。チップ状電子部品が無い箇所は以後各
種測定動作を省略するように設定する。さらに、次のチ
ップ表裏検出ステーションS3でチップ状電子部品の表
裏が正しく配置されているかどうかをチップ表裏検出セ
ンサ機構62にて検出する(図5のようにチップ状電子
部品5の電極部5aが上向きとなっている状態を正しい
とする)。表裏不良排出ステーションS4では表裏不良
と検出されたチップ状電子部品を排出具63で排出す
る。次の表裏不良排出ミス検出ステーションS5では表
裏不良のチップ状電子部品が残っているかどうかを表裏
不良排出ミス検出センサ機構64で検出する。表裏不良
のチップ状電子部品が残っている場合、以後各種測定動
作及び良品としての排出動作を省略するように設定す
る。
【0041】以後、ロータリー・インデックステーブル
11の間欠回転に伴いチップ状電子部品は常温測定部X
に到着し、インピーダンス測定ステーションS6ではチ
ップ状電子部品の常温でのインピーダンスが、第1の静
電容量(C1)測定ステーションS7では図5のチップ
状電子部品5の電極部5aのうちの2個間の常温での静
電容量が、第2の静電容量(C2)測定ステーションS
8では電極部5aのうちの異なる2個間の常温での静電
容量が、自己共振周波数(F0)測定ステーションS9
ではチップ状電子部品の常温での自己共振周波数が、図
8の測定端子60を持つ測定具65,66,67,68
を用いてそれぞれ測定される。
【0042】前記常温測定部Xでの常温測定の終わった
チップ状電子部品は、ロータリー・インデックステーブ
ル11の間欠回転によりインピーダンス不良排出ステー
ションS10に到着し、ここでインピーダンス不良のチ
ップ状電子部品は吸着ノズル等の排出具70にて排出さ
れる。そして、静電容量不良排出ステーションS11で
は静電容量不良のチップ状電子部品が排出具71にて排
出され、自己共振周波数(F0)不良排出ステーション
S12では自己共振周波数不良のチップ状電子部品が排
出具72にて排出される。インピーダンス・静電容量・
自己共振周波数不良排出ミス検出ステーションS13で
はインピーダンス・静電容量・自己共振周波数不良のチ
ップ状電子部品の排出ミスが排出ミス検出センサ機構7
3にて検出される。排出ミスのチップ状電子部品がある
ときは、以後の高温測定部Yでの測定動作を省略すると
ともに良品としての排出動作を省略するように設定す
る。
【0043】その後、チップ状電子部品はロータリー・
インデックステーブル11の間欠回転に伴ってインデッ
クスベース20の加熱部21を通ることになり、この加
熱部21は図6に示すように4個の温度調整部21a,
21b,21c,21dで段階的に加熱されているか
ら、チップ状電子部品も常温から段階的に昇温して加熱
部21の終端部では200℃に到達する。そして、加熱
部21の最後尾に位置する高温インピーダンス測定ステ
ーションS14に到着したチップ状電子部品は、図8の
ようにその電極部5a(3個のうち少なくとも2個)に
接触可能な測定端子60を持つ測定具80を用いて高温
でのインピーダンスが測定される。
【0044】以後、ロータリー・インデックステーブル
11の間欠回転によりチップ状電子部品はインデックス
ベース20の冷却部22上に戻り、高温インピーダンス
不良排出ステーションS15では高温インピーダンス不
良のチップ状電子部品を吸着ノズル等の排出具81にて
排出する。それから、高温インピーダンス不良排出ミス
検出ステーションS16にて高温インピーダンス不良の
チップ状電子部品の排出ミスを検出センサ機構82で検
出し、排出ミスのチップ状電子部品を後工程で良品とし
て排出しないように設定する。その後、排出されないで
残った良品のチップ状電子部品を良品排出ステーション
S17において排出具83にて排出する。これにより、
所要の常温・高温電気的特性測定が良好な良品のチップ
状電子部品が選別できたことになる。
【0045】その後の強制排出ステーションS18では
排出されないで残っているチップ状電子部品を強制排出
手段で排出する。全排出ミス検出ステーションS19で
は今までのステーションで排出されないで残ったチップ
状電子部品の有無を念のために全排出ミス検出センサ機
構84にて検出する。排出ミスがあったときは、その箇
所には供給ステーションS1で新規のチップ状電子部品
は供給しないように設定する。
【0046】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0047】(1) ロータリー・インデックステーブル
11の外周部でチップ状電子部品を保持して間欠搬送
し、常温(30〜40℃)での電気的特性測定を行う測
定ステーションに対応して冷却手段を設け、高温(18
0〜200℃)での電気的特性測定を行う測定ステーシ
ョンに対応して加熱手段を設け、前記常温での電気的特
性測定を行う測定ステーションから前記高温での電気的
特性測定を行う測定ステーションに至る間に、前記加熱
手段により所定の常温から所定の高温となるまで段階的
に上昇するように前記インデックスベースを温度制御
し、チップ状電子部品を、前記所定の常温から所定の高
温まで段階的に上昇する雰囲気温度にて、順次搬送して
電気的特性の測定を行うようにしたので、チップ状電子
部品の電気的特性測定を、チップ常温時及び高温時とも
に、1つのロータリー・インデックステーブル機構10
上にて行うことができる。このため、設置スペースの削
減、コスト低減ができる。
【0048】(2) 前記加熱手段は、インデックスベー
ス20の底面側に設けられたカートリッジヒーター51
内蔵のヒーターブロック50と、インデックスベース2
0の温度検出を行う温度センサとしての熱電対52と、
電源53と、温度調整器54とを有し、前記熱電対52
の温度センサの温度検出結果に基づき温度調整器54に
てカートリッジヒーター51への通電を制御しており、
チップ状電子部品の搬送されるインデックスベース20
を所定の雰囲気温度に制御できる。
【0049】(3) ロータリー・インデックステーブル
11を熱容量の小さな樹脂、具体的には超耐熱エポキシ
樹脂とし、またインデックスベース20を熱容量の大き
な金属で加熱部21の体積を増やすことで、インデック
ステーブル11で熱を奪われることによるインデックス
ベースの温度低下を抑えることができる。また、搬送中
のチップ状電子部品の飛出し防止用のインデックスカバ
ー30による輻射熱の影響があることを利用し、インデ
ックスカバー30の材質を比較的熱伝導性の良い金属
(例えばステンレス等)として輻射熱の効果を更に上げ
るようにしている。これらにより、1サイクルのタクト
を短縮し、これらの対策が無い場合に比して約3倍の処
理速度を見込む事が出来る。
【0050】(4) インデックスベース20の冷却部2
2の冷却手段としてインデックスベース20の底面に冷
却溝24による冷却エアーの循環通路を形成したので、
エアークーラーを使用して低温の冷却エアーをインデッ
クスベース下面側に流すことにより、常温測定部Xの温
度は目標温度(30〜40℃、より好ましくは33〜3
7℃)内に抑えることが出来る。
【0051】(5) 取付ベース14の材質をアルミにし
放熱効果をねらい、更には取付ベースに冷却エアーを当
て冷却することで取付ベース14の温度を目標温度(最
高温度47℃)以内に収めることができる。
【0052】(6) カートリッジヒーター51を銅製等
の良熱伝導性金属ブロックに完全に埋め込んでヒーター
ブロック50を構成することで、輻射熱を最小限に押さ
えて断熱部材としての断熱板40へのヒートショックを
減少させることができる。また、断熱板40の材質にお
いてもヒートショックに強いセラミック(カルシウムシ
リケート結晶とリチウムアルミノシリケート結晶からな
るセラミック)を選定することで、断熱板40のヒート
ショックによる破壊を防止できる。
【0053】(7) 加熱部21と冷却部22の境界にお
ける温度差が大きい為、この部分における熱量流出が多
いので、図3のようにインデックスベース20の加熱部
21と冷却部22の境目に細長い抜き穴23を設けて熱
の通り道を狭くし、同時に加熱部側体積を増やすこと
で、温度制御の誤差が生じないようにしている。
【0054】(8) インデックスベース20において
は、ステンレス等の金属板材の焼入れ処理をして加熱時
の歪みを最小限におさえるようにしたが、焼入れ時にも
歪みが生じるので、加工精度の必要な加工部は、焼入れ
処理をしてから加工する。これによりインデックスベー
ス20の高精度の加工が可能である。
【0055】(9) アウターガイド(チップ外周ガイ
ド)31に関しては、測定部に対応する部分のみをジル
コニア等の絶縁体を使用し、他の部分を熱伝導性を良く
するために金属とする構造とすることが考えられるが、
ガイド同士のつなぎ目でチップ状電子部品のかみ込みが
生じるおそれがあるので、アウターガイド31の材質を
ステンレス等の金属板の一枚物にし、測定部に対応した
絶縁性の必要な部分は耐摩耗性の硬質絶縁薄膜の表面処
理(DLC薄膜)を施して対応することで、搬送等に与
える影響を無くすことができる。
【0056】なお、チップ状電子部品は図5のような表
裏面の片側に電極部5aを有する構造のみに限定されな
いことは明らかであり、表裏面の両側にわたり電極部が
あるときは、インデックスベース上面の必要箇所にもD
LC等の耐摩耗性の硬質絶縁薄膜を形成すればよい。
【0057】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つのロータリー・インデックステーブル上でチップ状
電子部品の常温時及び高温時の電気的特性を高速、高精
度で測定可能で、併せて設置スペースの削減やコストダ
ウンが可能な電子部品の常温・高温電気的特性測定機を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品の常温・高温電気的特性
測定機の実施の形態であって、主としてロータリー・イ
ンデックステーブル機構部分を示す正断面図である。
【図2】実施の形態の全体構成を示す平面図である。
【図3】実施の形態におけるインデックスベースの平面
図である。
【図4】実施の形態におけるロータリー・インデックス
テーブルの平面図である。
【図5】実施の形態におけるロータリー・インデックス
テーブルの外縁部(外周部)の要部拡大平面図である。
【図6】実施の形態におけるインデックスベースに対す
るヒーターブロックの配置を示す説明図である。
【図7】実施の形態におけるアウターガイドの1例を示
す説明図である。
【図8】実施の形態における測定部の1例を示す拡大側
面図である。
【符号の説明】
1 パーツフィーダー 2 直線状供給路 10 ロータリー・インデックステーブル機構 11 ロータリー・インデックステーブル 12 凹部 14 取付ベース 17 サーボモータ 20 インデックスベース 21 加熱部 21a,21b,21c,21d 温度調整部 22 冷却部 23 抜き穴 24 冷却溝 30 インデックスカバー 31 アウターガイド 32 DLC薄膜 40 断熱板 50 ヒーターブロック 51 カートリッジヒーター 52 熱電対 53 電源 54 温度調整器 60 測定端子 X 常温測定部 Y 高温測定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 洋志 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 2G036 AA19 BB22 CA03 CA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックスベースの上側を間欠回転す
    るロータリー・インデックステーブルの外周部でチップ
    状電子部品を保持し、該テーブルの間欠回転動作でチッ
    プ状電子部品を間欠搬送し、該テーブルの周囲に配置し
    た複数の測定ステーションにて常温及び高温での電気的
    特性測定を行う電子部品の常温・高温電気的特性測定機
    であって、 前記常温での電気的特性測定を行う測定ステーションに
    対応して冷却手段が設けられ、前記高温での電気的特性
    測定を行う測定ステーションに対応して加熱手段が設け
    られおり、前記常温での電気的特性測定を行う測定ステ
    ーションから前記高温での電気的特性測定を行う測定ス
    テーションに至る間に、前記加熱手段により所定の常温
    から所定の高温になるようにまで段階的に上昇するよう
    に前記インデックスベースを温度制御することを特徴と
    する電子部品の常温・高温電気的特性測定機。
  2. 【請求項2】 前記ロータリー・インデックステーブル
    が超耐熱エポキシ樹脂である請求項1記載の電子部品の
    常温・高温電気的特性測定機。
  3. 【請求項3】 前記ロータリー・インデックステーブル
    の外周部に近接対向配置されるアウターガイドが金属板
    で、少なくとも前記測定ステーションに対応する表面に
    DLC薄膜を設けたものである請求項1又は2記載の電
    子部品の常温・高温電気的特性測定機。
  4. 【請求項4】 前記インデックスベースをヒートショッ
    クに対して耐久性のあるセラミックの断熱部材で断熱し
    てなる請求項1,2又は3記載の電子部品の常温・高温
    電気的特性測定機。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段は、前記インデックスベー
    スの底面側に設けられて当該インデックスベースを加熱
    するカートリッジヒーターと、前記インデックスベース
    の温度検出を行う温度センサと、温度調整器とを有し、
    前記温度センサの温度検出結果に基づき前記温度調整器
    にて前記カートリッジヒーターへの通電を制御して前記
    チップ状電子部品の搬送される前記インデックスベース
    を所定の雰囲気温度に制御する請求項1,2,3又は4
    記載の電子部品の常温・高温電気的特性測定機。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段は、前記インデックスベー
    スに冷却エアーの循環通路を設けて前記冷却エアーを循
    環させて冷却するものである請求項1,2,3,4又は
    5記載の電子部品の常温・高温電気的特性測定機。
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