JP2002243555A - 透明面温度センサ及び透明面温度制御装置 - Google Patents

透明面温度センサ及び透明面温度制御装置

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JP2002243555A JP2001265386A JP2001265386A JP2002243555A JP 2002243555 A JP2002243555 A JP 2002243555A JP 2001265386 A JP2001265386 A JP 2001265386A JP 2001265386 A JP2001265386 A JP 2001265386A JP 2002243555 A JP2002243555 A JP 2002243555A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の顕微鏡用加温装置は、温度センサとして
の熱電対の測温接点が発熱用透明板の端部に配置されて
いたため、透明プレート部を所望の温度に保つのが困難
であった。 【解決手段】透明面温度センサ3が、感温用透明絶縁性
基板7と、その一面に形成された感温用透明導電膜9
と、一対の感温用端子11,11と、それらに接続され
た一対の感温用導電線13、13とを備えている。導電
線13、13は銅とコンスタンタンで構成されている。
そして、透明面ヒータ5と絶縁シート25及びシリコー
ン樹脂を介して電気的に絶縁状態で固着され、ハウジン
グ27内に収容されている。測温部が感温用透明導電膜
上の1点ではなく、全面となる。従って、透明面温度セ
ンサ3により、感温用透明導電膜9全体の平均温度が検
出されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透明面温度センサ及
びそれを備えた透明面温度制御装置に係り、特に顕微鏡
のステージに装着し、検体を載せて検体を所望の温度に
調節するのに適した透明面温度センサ及びそれを備えた
透明面温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動物の人工授精のように、精子や卵子
(検体)を所定温度に保ち、それを顕微鏡で観察しなく
てはならない場合がある。この要求を満たすための装置
として、顕微鏡用加温装置がある。この種の装置の出願
には、特願平6−113540(特許第2835422
号)、実願平7−2714(実用新案登録第30168
94号)等がある。この種の装置は、基本的には発熱用
透明板と、この発熱用透明板の表面に蒸着法等によって
形成された透明導電膜と、この透明導電膜に通電するた
めの電極と、発熱用透明板に所定距離離間して積層され
る保護用透明板と、この発熱用透明板と保護用透明板と
の間に充填されるシリコーン等の絶縁性透明材料と、発
熱用透明板と保護用透明板との間に測温接点が配置され
る温度センサとしての熱電対と、発熱用透明板と保護用
透明板の外縁部を保持するハウジングとからなる。
【0003】そして、この顕微鏡用加温装置を顕微鏡の
ステージに装着し、スライドガラス等に載せた検体を保
護用透明板上に置き、透明導電膜に通電することによっ
て発熱させ、これにより検体を加温する。さらに、熱電
対によって温度を検知し、この検知温度に基づいて透明
導電膜への通電を調節して温度調節を行う。尚、この種
の装置は、顕微鏡の種類(倒立顕微鏡、正立顕微鏡、実
体顕微鏡)や顕微鏡のステージの構造(形状)によっ
て、色々なタイプのものがある。
【0004】上記した顕微鏡用加温装置は、どのような
タイプのものにおいても検体を所定温度に常に保つこと
が要求され、それがこの種の装置の性能を決定すること
になる。この種の顕微鏡用加温装置は、観察の邪魔にな
らないように、温度センサとしての熱電対の測温接点は
発熱用透明板の端部に配置されている。しかしながら、
発熱用透明板の中央が高温になる傾向がある。このた
め、熱電対の検知温度が中央部分の温度より低くなる。
この検知情報に基づいて電極への通電が行われるので、
中央部分の温度が設定温度より高くなるオーバーシュー
トを生じてしまうという問題がある。
【0005】上記のオーバーシュートは、顕微鏡観察用
加温装置に限らず、被測温部が透明面のように一定の面
積を有し且つ観察等の邪魔にならないように温度センサ
を配置しないければならないものに共通する問題であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点に鑑みて為されたものであり、透明面の温度を
正確且つ邪魔にならないように測定できる透明面温度セ
ンサを提供することを目的とする。また、本発明は、透
明面の温度を所定の温度に保持できる透明面温度制御装
置を提供することを目的とする。更に、本発明は、加温
した検体を顕微鏡で観察するのに適した顕微鏡観察用透
明面温度制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、感温用透明絶縁性基板と、前記
感温用透明絶縁性基板の少なくともいずれか一方の面上
の少なくとも一部に形成された感温用透明導電膜と、互
いに所定距離離間され且つ前記感温用透明導電膜に電気
的に結合された一対の感温用端子と、前記一対の感温用
端子に各々の導電線の一端部が電気的に接続された一対
の感温用導電線を備え、前記感温用透明導電膜の温度変
化に伴う前記感温用導電線を流れる電流又は電圧の変化
に基づいて、温度を測定することを特徴とする透明面温
度センサである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の透明面
温度センサにおいて、更に、感温用透明導電膜を覆う感
温部保護用透明絶縁性カバーを備えたことを特徴とする
透明面温度センサである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
透明面温度センサにおいて、一対の感温用端子が感温用
透明導電膜上に互いに対向して配置されていることを特
徴とする透明面温度センサである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か記載の透明面温度センサにおいて、一対の導電線は熱
電対を構成する2種類の導電体で構成されており、前記
各々の導電線の一端部側を一方の測温接合部として、前
記一対の感温用導電線間に生じる熱起電力を利用して温
度を測定することを特徴とする透明面温度センサであ
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれ
か記載の透明面温度センサにおいて、感温用透明導電膜
は温度変化に伴って抵抗値が変化する抵抗体からなり、
前記感温用透明導電膜の抵抗値の変化を利用して温度を
測定することを特徴とする透明面温度センサである。
【0012】請求項6の発明は、請求項1〜3のいずれ
か記載の透明面温度センサが、透明面ヒータに取り付け
られており、前記透明面ヒータが発熱用透明絶縁性基板
と、前記発熱用透明絶縁性基板の少なくともいずれか一
方の面の少なくとも一部に形成された発熱用透明導電膜
と、前記発熱用透明導電膜に電気的に結合され且つ互い
に所定距離離間された一対の発熱用電極を有し、且つ前
記透明面温度センサからの温度情報に基づいて前記透明
面ヒータへの通電量が制御されることを特徴とする透明
面温度制御装置。
【0013】請求項7の発明は、請求項6記載の透明面
温度制御装置において、感温用端子は感温用透明絶縁性
基板の外縁を超えて延びた延長部を有し、その延長部に
感温用導電線が接続されていることを特徴とする透明面
温度制御装置である。
【0014】請求項8の発明は、請求項6又は7記載の
透明面温度制御装置において、発熱用透明絶縁性基板は
感温用透明絶縁性基板にも兼用されていることを特徴と
する透明面温度制御装置である。
【0015】請求項9記載の請求項8記載の透明面温度
制御装置において、発熱用透明導電膜は感温用透明導電
膜にも兼用されていることを特徴とする透明面温度制御
装置である。
【0016】請求項10の発明は、請求項6〜9のいず
れか記載の記載の透明面温度制御装置において、透明面
温度センサの一対の導電線は熱電対を構成する2種類の
導電体で構成されており、前記透明面温度センサは前記
各々の導電線の一端部側を一方の測温接合部として前記
一対の感温用導電線間に生じる熱起電力を利用して温度
情報を得る構成であることを特徴とする透明面温度制御
装置。
【0017】請求項11の発明は、請求項6〜8のいず
れか記載の透明面温度制御装置において、透明面温度セ
ンサの感温用透明導電膜は温度変化に伴って抵抗値が変
化する抵抗体からなり、前記透明面温度センサは、前記
感温用透明導電膜の抵抗値の変化を利用して温度情報を
得る構成であることを特徴とする透明面温度制御装置で
ある。
【0018】請求項12の発明は、請求項9記載の透明
面温度制御装置において、透明面温度センサの感温用透
明導電膜は温度変化に伴って抵抗値が変化する抵抗体か
らなり、前記透明面温度センサは、前記感温用透明導電
膜の抵抗値の変化を利用して温度情報を得る構成である
ことを特徴とする透明面温度制御装置である。
【0019】請求項13の発明は、請求項12記載の透
明面温度制御装置において、透明面温度センサの感温用
導電線を介して電源に接続させることで感温用透明導電
膜に発熱用の通電電流を供給することを特徴とする透明
面温度制御装置である。
【0020】請求項14の発明は、請求項6〜13のい
ずれか記載の透明面温度制御装置において、透明面ヒー
タと透明面温度センサで顕微鏡ステージ装着用の透明プ
レート部が構成されていることを特徴とする顕微鏡観察
用透明面温度制御装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5によって、第1
の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御装置1につい
て説明する。顕微鏡観察用温度制御装置1は透明プレー
ト部2とコントローラ4とそれらを電気的に接続する電
気コード23で構成されている。先ず、透明プレート部
2の透明面温度センサ3と透明面ヒータ5の構成につい
て説明する。
【0022】透明面温度センサ3の構成について説明す
る。符号7は透明ガラスによって構成される感温用透明
絶縁性基板を示し、この感温用透明絶縁性基板7の一面
には、全面にわたって、酸化スズによって構成される感
温用透明導電膜9が形成されている。この感温用透明導
電膜9は真空蒸着法によって形成される。符号11,1
1は銅箔によって構成される一対の帯状の感温用端子を
示し、この一対の感温用端子11,11は互いに離間し
ている。各々の感温用端子11は感温用透明導電膜9の
縁から離間した内側に、感温用透明導電膜9に電気的に
結合するよう設けられている。従って、一対の感温用端
子11,11は互いに感温用透明導電膜9の中心点Cを
挟んで対向配置されている。各々の感温用端子11の一
端部は、感温用透明絶縁性基板7の外縁を超えて延びて
いる。
【0023】符号13は一対の感温用導電線を示し、各
々の感温用導電線13の一端部は感温用端子11の延長
部12の上面で電気的に接続されている。即ち、感温用
端子11の延長部12は導電線引出し用として使用され
ている。一対の感温用導電線13,13は、熱電対を構
成する2種類の金属である銅とコンスタンタンで夫々構
成されている。感温部保護用透明絶縁性カバーについて
は後述する。感温用導電線13,13は、感温用端子1
1,11への接続側を測温接合部としている。
【0024】透明面ヒータ5の構成について説明する。
符号15は透明ガラスによって構成される発熱用透明絶
縁性基板を示し、この発熱用透明絶縁性基板15の一面
には、全面にわたって、抵抗発熱材であるSiO2−イ
ンジウム合金によって構成される発熱用透明導電膜17
が真空蒸着法によって形成されている。符号19,19
は銅箔によって構成される一対の帯状の発熱用電極を示
し、この一対の発熱用電極19,19は互いに離間して
いる。各々の発熱用電極19は発熱用透明導電膜17の
縁に沿って、発熱用透明導電膜17に電気的に結合する
よう設けられている。各々の発熱用電極19の一端部
は、発熱用透明絶縁性基板15の外縁を超えて延びてい
る。
【0025】符号21は一対の発熱用導電線を示し、各
々の発熱用導電線21の一端部は発熱用電極19の延長
部20の下面で電気的に接続されている。即ち、発熱用
電極19の延長部20は導電線引出し用として使用され
ている。一対の発熱用導電線21,21は、良好な導電
体である銅で構成されている。
【0026】符号25は絶縁シートを示し、この絶縁シ
ート25は紙で構成され、四角形の枠状に形成されてい
る。符号27はハウジングを示し、このハウジング27
はプラスチック製で四角形の枠状に形成され、四角形の
穴29を有している。このハウジング27には穴29の
中心に向かって突出する支持部31が形成されている。
ハウジング29の側面にはコード穴33が形成されてい
る。
【0027】透明プレート部2では、ハウジング27の
穴29に、透明面ヒータ5、絶縁シート25及び透明面
温度センサ3が、この順に積層収容され、透明面ヒータ
5の発熱用透明絶縁性基板15の発熱用透明導電膜17
が形成されていない面が支持部31上に設置される。積
層状態では、透明面温度センサ3の感温用透明導電膜9
と、透明面ヒータ5の発熱用透明導電膜17が対向配置
される。一対の感温用端子11,11と一対の発熱用電
極19,19は上下で重ならないように配置される。
【0028】透明面温度センサ3と透明面ヒータ5は、
その間に流動性及び接着性のあるシリコーン樹脂で構成
される透明絶縁性材料35が充填されることで、互いに
離間すると共に、透明絶縁性材料35によって固着され
一体となっている。また、一対の感温用端子11,11
と一対の発熱用電極19,19の間には、絶縁シート2
5が介在されており、確実に電気的に絶縁される。な
お、この実施の形態においては、透明絶縁性材料35が
透明面温度センサ3の感温部保護用透明絶縁性カバーと
しての機能を果たしている。
【0029】透明面温度センサ3及び透明面ヒータ5の
外縁部とハウジング27との間は黒色のシリコーン樹脂
で構成され、接着性のある固定用絶縁性材料36が充填
されており、透明面温度センサ3及び透明面ヒータ5の
外縁部が固定用絶縁性材料36を介してハウジング27
に固着される。即ち、ハウジング27によって透明面温
度センサ3及び透明面ヒータ5の外縁部が保持される。
ハウジング27内では、感温用導電線13,13と発熱
用導電線21,21は黒色絶縁性材料36を介して互い
に電気的絶縁状態で収容されている。また、電気コード
23は、コード穴33から引き出されている。
【0030】図1〜図4では、理解の便宜のために、感
温用透明絶縁性基板7に比べて感温用透明絶縁膜9が実
際より厚く描かれ、発熱用透明絶縁性基板15に比べて
発熱用透明絶縁膜17が実際より厚く描かれている。ま
た、感温用透明絶縁性基板7及び発熱用透明絶縁性基板
15の外縁部とハウジング27との隙間も実際より大き
く描かれている。これは以下の実施の形態においても同
様である。
【0031】一対の感温用導電線13,13と一対の発
熱用導電線21,21は、束ねられて一本の電気コード
23を構成している。即ち、一本の感温用導電線13が
図示しない電気的絶縁性の被覆材によって被覆されてお
り、その被覆材の外周部には一本の発熱用導電線21を
ばらした多数の細線が巻き付けられている。それらが2
本並列に配置された状態で電気的絶縁性の外皮によって
被覆されている。従って、電気コード23は断面がひょ
うたん形になっている。
【0032】次に、コントローラ4の電気的構成を、図
5の構成図を用いて説明する。電気コード23の他端部
は、箱型のコントローラ4に接続されている。透明面ヒ
ータ5の一対の発熱用導電線21,21の他端部は電源
131に接続されており、電源131から発熱用透明導
電膜17に発熱用の通電電流が供給される。
【0033】透明面温度センサ3の一対の感温用導電線
13,13の基準接点は検出器133に設けられてお
り、測温接合部と基準接点との間の温度差に応じた熱起
電力が発生し検出器133で温度が検出される。温度調
節器135では、予め目標保持温度が設定されている。
検出温度と目標保持温度との間に差がある場合には、そ
の差をゼロに収束させる指令を電源131に対して送
る。電源131は、その指令に応じて図示しないスイッ
チ手段を介して発熱用透明導電膜17へ通電状態をオン
又はオフすることで、供給する通電電流を調整する。結
果として、発熱用透明導電膜17が所望の温度に保持さ
れる。
【0034】この顕微鏡観察用温度制御装置1を使用す
るときには、顕微鏡のステージに透明プレート部2を装
着し、コントローラ4の温度調節器135で観察対象の
検体の目標(加温)温度を設定し、加温しておく。そし
て、感温用透明絶縁性基板7の感温用透明導電膜9が形
成されていない面上に検体を載せたスライドガラス等を
置いて検体の観察を行う。観察中には、透明面センサ3
からの温度情報に基づいて透明面ヒータ5の電源131
へ指令を送られ、発熱用透明導電膜17の発熱量が調整
されており、検体が所望の温度に保持される。
【0035】透明面温度センサ3は、熱電対素線を構成
する一対の感温用導電線13,13の一端部が夫々感温
用透明導電膜9上の離間した位置に電気的に接続されて
おり、一端部同士は直接電気的に結合しておらず感温用
透明導電膜9を介して結合されているので、測温接合部
が感温用透明導電膜9上の1点ではなく、膜全面とな
る。即ち、透明面温度センサ3により、感温用透明導電
膜9全体の平均温度が検出されることになり、透明面温
度センサ3からの温度情報は精度高くなる。また、感温
用端子11,11が透明プレート部2の間に配置されて
いないので透明プレート部2の厚みを薄くことができ
る。
【0036】図6に別のタイプの透明面温度センサ37
を示す。この透明面温度センサ37は上記の第1の実施
の形態の透明面温度センサ3の代替物である。符号39
は一対の感温用端子を示し、この一対の感温用端子39
は短片状になっており、各々の感温用端子39は感温用
透明絶縁性基板7の端辺の中間地点に、感温用透明導電
膜9の中心点Cを挟んで対向するよう配置されている。
また、各々の感温用端子39は感温用透明絶縁性基板7
の外縁を超えて外方に延びている。各々の感温用導電線
13の一端部は感温用端子39の延長部40で電気的に
接続されている。
【0037】図7に更に別のタイプの透明面温度センサ
41を示す。この透明面温度センサ41も上記の第1の
実施の形態の透明面温度センサ3の代替物である。符号
43は一対の感温用端子を示し、この一対の感温用端子
43は短片状になっており、各々の感温用端子43は感
温用透明絶縁性基板7の端辺の端部地点に、感温用透明
導電膜9の中心点Cを挟んで対向するよう配置されてい
る。また、各々の感温用端子43は感温用透明絶縁性基
板7の外縁を超えて外方に延びている。各々の感温用導
電線13の一端部は感温用端子43の延長部44で電気
的に接続されている。
【0038】図8〜図10によって、第2の実施の形態
に係る顕微鏡観察用温度制御装置の透明プレート部45
について説明する。先ず、透明面温度センサ47の構成
について説明する。符号50は透明プラスチックによっ
て構成される感温用透明絶縁性基板を示し、この感温用
透明絶縁性基板50の一面には、全面にわたって、酸化
スズによって構成される感温用透明導電膜51が真空蒸
着法によって形成されている。
【0039】符号53,53は銅箔によって構成される
一対の帯状の感温用端子を示し、一対の帯状の感温用端
子53,53は互いに離間している。各々の感温用端子
53は感温用透明導電膜51の縁に沿って、感温用透明
導電膜51に電気的に結合するよう設けられている。従
って、一対の感温用端子53,53は互いに感温用透明
導電膜51の中心点Cを挟んで対向配置されている。各
々の感温用端子53の一端部は、感温用透明絶縁性基板
50の外縁を超えて延びている。
【0040】符号55は一対の感温用導電線を示し、各
々の感温用導電線55の一端部は感温用端子53の延長
部54で電気的に接続されている。即ち、感温用端子5
3の延長部54は導電線引出し用として使用されてい
る。一対の感温用導電線55,55は、感温用端子5
3,53への接続側を測温接合部として熱電対を構成す
る2種類の金属である銅とコンスタンタンで夫々構成さ
れている。感温部保護用透明絶縁性カバーについては後
述する。
【0041】透明面温度ヒータ49の構成について説明
する。符号57は透明ガラスによって構成される発熱用
透明絶縁性基板を示し、この発熱用透明絶縁性基板57
の一面には、全面にわたって、SiO2−インジウム合
金によって構成される発熱用透明導電膜59が真空蒸着
法によって形成されている。発熱用透明絶縁性基板57
は感温用透明絶縁性基板50より一回り大きい。
【0042】符号61,61は銅箔によって構成される
一対の帯状の発熱用電極を示し、この一対の発熱用電極
61,61は互いに離間している。各々の発熱用電極6
1,61は発熱用透明絶縁性基板57の縁に沿って、発
熱用透明導電膜59に電気的に結合するよう設けられて
いる。各々の発熱用電極61の一端部は、発熱用透明絶
縁性基板57の外縁を超えて延びている。符号63は一
対の発熱用導電線を示し、各々の発熱用導電線63の一
端部は発熱用電極61の延長部62で電気的に接続され
ている。即ち、発熱用電極61の延長部62は導電線引
出し用として使用されている。一対の発熱用導電線6
3,63は、良好な導電体である銅で構成されている。
【0043】発熱用透明導電膜59及び一対の発熱用電
極61,61上には、発熱用透明絶縁性基板57と同じ
材料及び同じ大きさで構成される透明絶縁性中間シート
65が流動性及び接着性のあるシリコーン樹脂で構成さ
れる透明絶縁性材料67を介して固着されている。一対
の感温用導電線55,55と一対の発熱用導電線63,
63は、束ねられて、第1の実施の形態の電気コード2
3と同様の構成の電気コード69を構成している。電気
コード69は、第1の実施の形態のコントローラ4に接
続されている。
【0044】符号73はハウジングを示し、このハウジ
ング73はプラスチック製で四角形の枠状に形成され、
四角形の穴75を有している。このハウジング73には
穴75の中心に向かって突出する階段状の支持部77が
形成されている。ハウジング73の側面にはコード穴7
9が形成されている。
【0045】ハウジング73の穴75に、透明面温度セ
ンサ47、絶縁シート71及び透明面ヒータ49が、各
々の中心点Cが一致するよう、この順に積層収容され、
透明面温度センサ47の感温用透明絶縁性基板50の発
熱用透明導電膜51が形成されていない面と、透明絶縁
性中間シート65の面がハウジング73の支持部77上
に合致するよう設置される。
【0046】透明面温度センサ47と透明絶縁性中間シ
ート65の間に透明絶縁性材料67が充填される。これ
により、透明面温度センサ47と透明面ヒータ49は互
いに電気的に絶縁するよう離間すると共に、透明絶縁性
材料67によって固着される。この実施の形態において
は、透明絶縁性材料67が感温部保護用透明絶縁性カバ
ーとしての機能を果たしている。
【0047】ハウジング73と透明面温度センサ47及
び透明面ヒータ49の外縁部の間には黒色のシリコーン
樹脂で構成され、接着性のある固定用絶縁性材料68が
充填されており、透明面温度センサ47及び透明面ヒー
タ49の外縁部が固定用絶縁性材料68を介してハウジ
ング73に固着される。即ち、ハウジング73によって
透明面温度センサ47及び透明面ヒータ49の外縁部が
保持される。また、電気コード69は、コード穴79か
ら引き出されている。
【0048】透明プレート部45の発熱用透明絶縁性基
板57の発熱用透明導電膜59が形成されていない面を
上にして顕微鏡のステージに装着され、第1の実施の形
態の顕微鏡観察用温度制御装置1と同様に使用される。
第1の実施の形態と同様に、透明面温度センサ47は、
感温用透明導電膜51の平均温度値を検出するので、得
られる温度情報の精度が高くなる。また、発熱用透明絶
縁性基板50が広いので、複数のスライドガラス等を置
くことができる。従って、観察前に複数の検体を予め加
温状態に保持しておくことができる。
【0049】以下、図11によって、第3の実施の形態
に係る顕微鏡観察用温度制御装置の透明プレート部83
について説明する。この実施の形態の透明プレート部8
3は、透明面温度センサ85と透明面ヒータ93が基板
を共通にする一枚型である。
【0050】透明面温度センサ85は、透明ガラスによ
って構成される感温用透明絶縁性基板87を備えてい
る。感温用透明絶縁性基板87の裏面に、全面にわたっ
て酸化スズによって構成される感温用透明導電膜89が
真空蒸着法によって形成されている。符号91,91は
銅箔によって構成される一対の帯状の感温用端子を示
し、各々の感温用端子91は、感温用透明絶縁性基板8
7の縁に沿って設けられていることを除いては、第1の
実施の形態の感温用端子11,11と同様に構成されて
いる。感温部保護用透明絶縁性カバー92が感温用透明
導電膜89及び一対の感温用端子91,91を覆ってい
る。
【0051】透明面ヒータ93は、発熱用透明絶縁性基
板として感温用透明絶縁性基板87を使用している。感
温用透明絶縁性基板87の表面に、全面にわたってSi
2−インジウム合金によって構成される発熱用透明導
電膜95が真空蒸着法によって形成されている。符号9
7,97は銅箔によって構成される一対の帯状の発熱用
電極を示し、各々の発熱用電極97は第1の実施の形態
の発熱用電極19,19と同様に構成されている。発熱
部保護用透明絶縁性カバー98が発熱用透明導電膜95
及び一対の発熱用電極97,97を覆っている。
【0052】その他の構成は、第1の実施の形態の顕微
鏡観察用温度制御装置1の透明プレート部2と同様であ
り、第1の実施の形態のコントローラ4に接続されて使
用される。透明プレート部83は一枚型で厚みが薄いの
で、これを使用すれば、光源から検体までの距離を短く
することができる。
【0053】図12は、第4の実施の形態に係る顕微鏡
観察用温度制御装置の透明プレート部99を示す。この
透明プレート部99は、感温用透明絶縁性基板101と
発熱用透明絶縁性基板103が円形である。従って、感
温用透明導電膜105と発熱用透明導電膜107も円形
である。一対の感温用端子109は感温用透明絶縁性基
板101の縁から内側に離間した位置で湾曲している。
一対の発熱用電極111は発熱用透明絶縁性基板103
の縁に沿って湾曲している。また、絶縁シート113及
びその穴115、ハウジング117及びその穴119も
円形である。しかしながら、上記の形状的な特徴を除い
ては、第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御装
置1の透明プレート部2と同様に構成されており、同様
な部分については同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0054】図13は、図12とは別のタイプの透明面
温度センサ121を示す。この透明面温度センサ121
の感温用端子123は直線状部分を有し、この点で上記
の透明面温度センサの一部を構成する感温用端子109
の形状と異なる。しかしながら、上記の形状的な特徴を
除いては、上記の透明プレート部99と同様に構成され
ており、同様な部分については同じ符号を付してその説
明を省略する。
【0055】以下、図14(a),(b)によって、第
5の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御装置の透明
プレート部201について説明する。この実施の形態
は、透明導電膜を発熱用と感温用に兼用する基板一枚型
であり、図14(a),(b)では、感温用素子の配置
場所だけが異なっている。
【0056】透明ガラスによって構成される四角形の透
明絶縁性基板の表面に、全面にわたってSiO2−イン
ジウム合金によって構成される透明導電膜203が真空
蒸着法によって形成されている。符号205,205は
銅箔によって構成される一対の帯状の感温用端子を、符
号207,207は一対の感温用導電線をそれぞれ示
す。符号209,209は銅箔によって構成される一対
の帯状の発熱用電極を、符号211,211は一対の発
熱用導電線を示す。透明絶縁膜203、一対の感温用端
子205,205、及び一対の発熱用電極211,21
1上には、シリコーン樹脂で構成された透明絶縁性材料
(保護用透明絶縁性カバー)を介して図示しない保護用
透明絶縁性板が設けられている。
【0057】上記構成の透明プレート部201は、第1
の実施の形態のコントローラ4に接続されて、第1の実
施の形態と同様に使用される。この透明プレート部20
1は、透明導電膜203を発熱用と感温用に兼用するこ
とから、透明プレート部201の厚みを、図11の透明
プレート部83より更に薄くすることができる。更に、
発熱体としての透明導電膜203から直接温度情報を得
られることから、第1の実施の形態のように透明面ヒー
タ5の透明絶縁膜9と透明面温度センサ3の透明絶縁膜
17を電気的に絶縁する必要がない。従って、透明プレ
ート部201の構成が単純になり、製作が容易になる。
【0058】以下、図15(a),(b)によって、第
5の実施の形態とは別のタイプの透明プレート部213
について説明する。この実施の形態は、透明絶縁性基板
の形状が円形である点を除いては、第5の実施の形態の
透明プレート部201と同じ構成である。符号215,
215は銅箔によって構成される一対の帯状の感温用端
子を、符号217,217は一対の感温用導電線をそれ
ぞれ示す。符号219,219は銅箔によって構成され
る一対の帯状の発熱用電極を、符号221,221は一
対の発熱用導電線を示す。
【0059】図16〜図17によって、第6の実施の形
態に係る顕微鏡観察用温度制御装置223を説明する。
顕微鏡観察用温度制御装置223は透明プレート部22
5とコントローラ227とそれらを電気的に接続する電
気コード229で構成されている。先ず、透明プレート
部225の構成について説明する。
【0060】符号231は透明ガラスによって構成され
る透明絶縁性基板を示し、この透明絶縁性基板231の
一面には、全面にわたって、SiO2−インジウム合金
によって構成される透明導電膜235が形成されてい
る。この透明導電膜235は真空蒸着法によって形成さ
れる。符号237,237は銅箔によって構成される一
対の帯状の電極を示し、この電極237,237は互い
に離間している。各々の電極237は透明導電膜235
の縁から離間した内側に、透明導電膜235に電気的に
結合するよう設けられている。従って、一対の電極23
7,237は互いに透明導電膜235の中心点Cを挟ん
で対向配置されている。各々の電極237の一端部は、
透明絶縁性基板231の外縁を超えて延びている。
【0061】符号239は一対の銅製の導電線を示し、
各々の導電線239の一端部は電極237の延長部23
8の裏面で電気的に接続されている。即ち、電極237
の延長部238は導電線引出し用として使用されてい
る。一対の導電線239,239は、銅で構成されてい
る。
【0062】一対の導電線239,239は、束ねられ
て一本の電気コード241を構成している。符号243
は保護用透明絶縁性板を、符号245はハウジングをそ
れぞれ示す。このハウジング245は、第1の実施の形
態のハウジング27と同様に、プラスチック製で四角形
の枠状に形成され、四角形の穴247と、穴の中心に向
かって突出する支持部249が形成されている。また、
ハウジング245の側面には電気コード241を通すた
めのコード穴251が形成されている。
【0063】透明プレート部225では、ハウジング2
45の穴247に、図16に示すように積層収容され、
透明絶縁性基板231と保護用透明絶縁性板243の間
には流動性及び接着性のあるシリコーン樹脂で構成され
る図示しない透明絶縁性材料(保護用透明絶縁性カバ
ー)が充填され一体となっている。
【0064】透明プレート部225の外縁部とハウジン
グ245との間は黒色のシリコーン樹脂で構成され、接
着性のある固定用絶縁性材料が充填されており、透明プ
レート部225が固定用絶縁性材料を介してハウジング
245に固着される。電気コード241は、コード穴2
51から引き出されている。
【0065】次に、コントローラ227の電気的構成
を、図17のブロック図を用いて説明する。電気コード
241は、コントローラ227に接続されている。一対
の導電線239,239の他端部は電源248に接続さ
れており、電源248から透明導電膜235に通電電流
が供給される。
【0066】符号249は、電圧・電流検出器を示し、
この電圧・電流検出器249は、導電線239に印加さ
れている電圧と通電している電流が検出される。抵抗・
温度演算器251において、検出された電圧値と電流値
から抵抗が演算され、抵抗値に基づいて温度が算出され
る。温度調節器253では、予め目標保持温度が設定さ
れており、算出された温度と目標保持温度との間に差が
ある場合にはその差をゼロに収束させる指令を電源13
1に対して送る。電源248は、その指令に応じて図示
しないスイッチ手段を介して透明導電膜235へ通電状
態をオン又はオフすることで、供給する通電電流を調整
する。
【0067】即ち、この実施の形態では、透明面ヒータ
自体に透明面温度センサとしての機能を持たせており、
透明面温度センサは、発熱用透明絶縁性基板と、発熱用
透明導電膜と、一対の発熱用導電線を、それぞれ、感温
用透明絶縁性基板と、感温用透明導電膜と、一対の感温
用導電線として利用していると言える。この実施の形態
の透明面温度センサは、抵抗の変化を利用したタイプで
あり、発熱による抵抗の変化に対応して通電電流が変化
するが、印加電圧と通電電流の値から抵抗値が演算さ
れ、感温用透明導電膜の抵抗・温度特性に基づいて温度
が算出される。この実施の形態によれば、感温用素子を
必要としないため、透明プレート部225の構成が上記
の第5の実施の形態の透明プレート部201より単純化
する。
【0068】図18〜図20によって、第7の実施の形
態に係る顕微鏡観察用温度制御装置の電気コード301
及び透明プレート部303を説明する。図18(a)に
示すように電気コード301は一対の信号コード30
5,305を有している。この信号コード305は感温
用導電線307が電気的絶縁性の被覆材309によって
被覆されて構成されている。信号コード305の被覆材
309の外周部には細い多数の導電線、例えば銅線によ
って構成される発熱用導電線311が巻き付けられてい
る。発熱用導電線311が巻き付けられた信号コード3
05が2つ並列に配置され、その状態で電気的絶縁性の
外皮313によって被覆されている。この外皮313は
断面がアラビア数字の「8」を横にしたような形状にな
っている。
【0069】使用するときには、図18(b)に示すよ
うに、外皮313を除去することにより発熱用導電線3
11の先端部を露出させる。この状態では、発熱用導電
線311は被覆材309の外周部に巻き付けられてい
る。従って、発熱用導電線311を外周部から取り外し
て、一つに束ねる。また、信号コード305の被覆材3
09を除去することにより感温用導電線307を露出さ
せる。
【0070】図19、図20は、この電気コード301
を透明プレート部303に接続した状態を示す。透明プ
レート部303の構成は、第2の実施の形態に係る透明
プレート部45と基本的に同じであり、コード穴315
の位置のみが異なっている。第2の実施の形態と同様な
部材については第2の実施の形態と同じ符号を付して説
明を省略する。電気コード301は、信号コード30
5,305が水平方向へ並ぶ姿勢でハウジング73の側
面に形成されたコード穴315から挿入されており、ハ
ウジング73内で外皮313が二つに裂かれて左右方向
に分岐している。そして、この分岐した外皮313の先
端部から発熱用導電線311がそれぞれ露出し、図18
(b)に示したように束ねられている。さらに外皮31
3の先端部から信号コード305がそれぞれ露出してい
る。
【0071】上記左右の発熱用導電線311の先端部
は、左右の発熱用電極61の延長部62に図示しない導
電性接着剤によりそれぞれ固定され電気的に接続され
る。また、上記左右の信号コード305は、その先端に
おいて被覆材309が除去され感温用導線307の先端
部が露出している。そして、左右の感温用導線307の
先端部は、左右の感温用端子53の延長部54に図示し
ない導電性接着剤によりそれぞれ固定され電気的に接続
される。電気コード301の右方向に分岐した側では、
束ねられた発熱用導電線31に外皮313が嵌められて
いる。これは、発熱用導電線311を保護するためであ
る。なお、ハウジング73と透明面温度センサ47及び
透明面ヒータ49の外縁部の間には、第2の実施の形態
と同様に固定用絶縁性材料68が充填されており、ハウ
ジング73内の電気コード301も固定用絶縁性材料6
8を介してハウジング73に固定されている。
【0072】この実施の形態によれば、透明プレート部
303の顕微鏡観察部分には信号コード305のみが配
置されることになり、かなり薄型にできる。また、従来
の電気コードはかなり剛性を有していたため、それを備
えた顕微鏡観察用温度制御装置を顕微鏡に装着したとき
には、顕微鏡のレンズに干渉したり、また、透明プレー
ト部は非常に軽いために、電気コードを不用意に動かす
ことにより透明プレート部も動かしてしまうようなこと
があった。しかしながら、この電気コード301は、断
面積の小さい「8」の字型をしていることから、かなり
柔軟であり、上記のような不都合はない。
【0073】図21によって、第8の実施の形態に係る
顕微鏡観察用温度制御装置の透明プレート部の透明面温
度センサ401を説明する。この透明面温度センサ40
1では、円形の感温用透明絶縁性基板上403に、感温
用透明導電膜405が蒸着されている。この感温用透明
導電膜405は感温用透明絶縁性基板403より小さい
同心円部407と、当該同心円部407と連続して左右
方向に対称的に延びる一対の突出部409,409とか
ら構成されている。なお、このようなパターンは、マス
キング用にレジストを一部の感温用透明絶縁性基板40
3上に形成し、蒸着後にレジストを除去したり、或いは
蒸着後にエッチングにより一部の蒸着膜を除去すること
により形成できる。
【0074】411,411は一対の感温用端子を示
し、各々の感温用端子411は各突出部409の両端部
上に、各突出部409と電気的に結合するよう設けられ
ている。各々の感温用端子411の一端部は感温用透明
絶縁性基板403の外縁を超えて外方に延びている。一
対の感温用端子411,411は互いに感温用透明導電
膜405上に対向して配置されている。
【0075】413,413は一対の感温用導電線を示
し、各々の感温用導電線413の一端部は各々の感温用
端子の延長部415に対し電気的に接続されている。上
記の形状的な特徴を除いては、第4の実施の形態に係る
顕微鏡観察用温度制御装置の透明プレート部99と同様
に構成されており、説明を省略する。この透明面温度セ
ンサ401では、感温用透明導電膜405が感温用透明
絶縁性基板403の全面ではなく、顕微鏡観察時に検体
を載せる部分、即ち同心円部407と、その部分と感温
用端子411の接続部とを連絡する部分、即ち一対の突
出部409,409に形成されているので、顕微鏡観察
中の検体の温度をより精度高く測定できる。
【0076】図22は第8の実施の形態とは別のタイプ
の顕微鏡観察用温度制御装置の透明プレート部の透明面
温度センサ417を示す。この透明面温度センサ417
では、感温用透明導電膜419の同心円部421に2つ
の細長い角形の空白部(即ち、感温用透明導電膜が形成
されていない部分)423が形成されている。上記の形
状的な特徴を除いては、第8の実施の形態の透明面温度
センサ401と同様に構成されており、同様な部分につ
いては同様な符号を付してその説明を省略する。
【0077】この実施の形態のように、切欠き部423
を設けることにより、即ち、感温用透明導電膜419の
形状をパターン化することにより、感温用透明導電膜4
19の抵抗を調整することができる。従って、コントロ
ーラの測温範囲や感度に合わせて感温用透明導電膜41
9の抵抗を適宜調整することにより、透明面温度センサ
417のセンシング特性を最適なものとすることができ
る。
【0078】図23〜図24によって、第9の実施の形
態に係る顕微鏡観察用温度制御装置の透明プレート部を
説明する。図23は、長方形の透明面温度センサ425
を示す。この透明面温度センサ425では、感温用透明
絶縁性基板427上に2つのセンシング部が備えられて
いる。第1センシング部429の感温用透明導電膜43
1は中央に円部433と、当該円部433と連続して形
成された突出部435,435とから構成されている。
突出部435,435は対称的に左右方向から延び途中
で直角に屈曲して図面上方に至っている。437,43
7は一対の感温用端子を示し、各々の感温用端子437
は各突出部435の両端部に電気的に結合するよう設け
られている。各々の感温用端子437の一端部は感温用
透明絶縁性基板427の外縁を超えて外方に延びてい
る。439,439は一対の感温用導電線を示し、各々
の感温用導電線439の一端部は各々の感温用端子43
7の延長部441に対し電気的に接続されている。
【0079】第2センシング部443の感温用透明導電
膜445は、第1センシング部429の感温用透明導電
膜431を囲むように、左右対称のU字形に形成されて
いる。447,447は一対の感温用端子を示し、各々
の感温用端子447はU字形の左右の両端部上に電気的
に結合するよう設けられている。各々の感温用端子44
7の一端部は感温用透明絶縁性基板427の外縁を超え
て外方に延びている。449,449は一対の感温用導
電線を示し、各々の感温用導電線449の一端部は各々
の感温用端子447の延長部451に対し電気的に接続
されている。即ち、この実施の形態では、センシング用
の2つの回路が互いに独立して構成されている。
【0080】図24は、透明面温度センサ425用の透
明面ヒータ453を示す。この透明面ヒータ453で
は、感温用透明絶縁性基板427と同じ形状の発熱用透
明絶縁性基板455上に発熱用透明導電膜457が蒸着
されている。この発熱用透明導電膜457は、通電経路
の幅が、発熱用透明絶縁性基板455の中央部で狭くな
るように、パターン状に形成されている。即ち、導電膜
のない空白部458が形成されている。459,459
は一対の発熱用電極を示し、各々の発熱用電極459は
通電経路の両端部上に電気的に結合するよう設けられて
いる。各々の発熱用電極459の一端部は発熱用透明絶
縁性基板455の外縁を超えて外方に延びている。46
1,461は一対の発熱用導電線を示し、各々の発熱用
導電線461の一端部は各々の発熱用電極の延長部46
3に対し電気的に接続されている。この透明面ヒータ4
53では、中央部の方が外側に比べて通電経路の幅が狭
くなることから抵抗が高くなり、発熱温度が高くなる。
【0081】透明面温度センサ425と透明面ヒータ4
53は、その形状的特徴を除いては第1の実施の形態と
同様であり、同様に一体化されて透明プレート部を構成
している。この透明プレート部は、第1の実施の形態の
顕微鏡観察用温度制御装置1のコントローラ4に接続さ
れる。但し、透明面温度センサ425に関しては、第1
センシング部429の各々の感温用導電線439の他端
部と、第2センシング部443の各々の感温用導電線4
49の他端部が接続されている。コントローラ4の検出
器133で2つのセンシング部429,443の温度を
択一的に検出し、温度調節器135で検出温度とセンシ
ング部毎に予め設定された目標保持温度と差がある場合
には透明面ヒータ453へ供給する通電電流を調整す
る。
【0082】この実施の形態では、一つの透明プレート
部上で、複数の検体を同時に異なる温度に加温すること
ができる。そして、顕微鏡観察中の検体が、透明プレー
ト部の第1センシング部429上に載せられている場合
には第1センシング部429の温度が検出器133で検
出され、第2センシング部443部上に載せられている
場合には第2センシング部429の温度が検出器133
で検出されるようにコントローラ4の設定を切り替える
ことにより、顕微鏡観察中の検体の温度を精度高く調節
することができる。従って、同種の検体を複数個、異な
る温度に加温してそれらを比較観察するときに好都合で
ある。
【0083】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。上記の実施
の形態は第6の実施の形態を除いては、熱起電力を利用
したタイプの透明面温度センサに関するものであるが、
感温用導電線の材料を代えることで、抵抗の変化を利用
したタイプの透明面温度センサに代えることができるこ
とは言うまでもない。なお、抵抗の変化を利用したタイ
プの透明面温度センサを用いる場合には、第1〜5、7
の実施の形態では検出器133で抵抗の変化に基づいた
温度が検出される。
【0084】透明面温度センサが熱起電力を利用した検
出タイプの場合には、感温用導電線は熱起電力を発生す
ることができる組合せのもので構成すれば足り、銅とコ
ンスタンタンに限らず、通常の接点タイプの熱電対素線
の材料の組合せ、例えば、クロメルとアルメル、クロメ
ルとコンスタンタン、鉄とコンスタンタン、30%ロジ
ウム含有白金合金−6%ロジウム含有白金合金、13%
ロジウム含有白金合金−白金、12.8%ロジウム含有
白金合金−白金、10%ロジウム含有白金合金−白金が
使用できる。経済性や感度を考慮すれば、銅とコンスタ
ンタン、クロメルとアルメル、クロメルとコンスタンタ
ン、鉄とコンスタンタンの組合せが好ましい。
【0085】基準接点側は、通常の接点タイプの熱電対
と同様の構成を採用できる。例えば、延長導線として補
償導線を用いてもよい。感温用透明導電膜は、良好な熱
応答性を示す1種類の材料で構成すれば足りる。例え
ば、酸化スズ、SiO2−インジウム合金、酸化インジ
ウム、スズ又はアンチモンをドープした酸化インジウム
(例えばITO)、アンチモンをドープした酸化スズ等
の抵抗発熱性の良い酸化物で構成することが好ましい。
感温用端子は、感温用導電線と感温用透明導電膜の電気
的接続を良好に構成し、安定したセンシング特性を得る
ために設けられたものであり、材料は銅に限らず銀やニ
ッケルや白金でもよい。
【0086】透明面温度センサが抵抗の変化を利用した
検出タイプの場合には、感温用導電線は、銅に限らず、
良好な1種類の導電体(金属)で構成すればよい。感温
用透明導電膜は、抵抗温度計の測温部(抵抗体)を構成
することから、特に抵抗温度係数が高い、白金、白金基
合金、銅、ニッケル等の金属、更には、酸化スズ、Si
2−インジウム合金、酸化インジウム、スズ又はアン
チモンをドープした酸化インジウム(例えばITO)、
アンチモンをドープした酸化スズ等の抵抗温度係数の大
きい酸化物で構成することが好ましい。
【0087】但し、感温用端子や感温用導電線をいずれ
も感温用透明導電膜と同質の材料で構成すれば、素子構
造を複雑にせずに全体を抵抗回路としてパターン化でき
ることになる。例えば、感温用透明導電膜が白金の場合
には、感温用端子も白金とし、感温用導電線はニッケル
/白金クラッド線とする。なお、感温用端子は透明導電
膜の両端部で代用してもよい。なお、顕微鏡の温度制御
装置用としては、透明面温度センサが熱起電力を利用し
た検出タイプでも、抵抗の変化を利用した検出タイプで
も、感温用透明導電膜をITOで構成し、感温用端子を
銅箔で構成し、一対の感温用導電線を前者のタイプの場
合には銅とコンスタンタンで構成し、後者のタイプの場
合には銅で構成すれば十分な精度の温度情報が得られ
る。
【0088】透明面温度センサがいずれのタイプでも、
感温用端子の形状は帯状や短片状に限らない。上記の実
施の形態では、感温用端子には延長部が設けられ、その
延長部で感温用導電線が接続されているが、厚みが気に
ならない程度であれば延長部を必ずしも設ける必要はな
い。感温用端子は、箔に限らず、透明蒸着膜の上に蒸着
膜として形成したものでもよい。感温用端子の形成場所
は、感温用透明導電膜上の縁側には限らない。例えば、
中心点Cに近いところでもよい。感温用端子の形成場所
は、感温用透明導電膜上の縁側には限らない。例えば、
中心点Cに近いところでもよい。更に、感温用導電線と
感温用透明導電膜の電気的接続を良好に構成できるので
あれば、感温用端子として別個の部材を設けず、感温用
透明導電膜の一部を感温用端子として代用してもよい。
【0089】透明面ヒータの発熱用導電線は銅に限らず
良好な導電体で構成すればよい。発熱用透明導電膜は、
通電されると抵抗発熱するもので構成すれば足りるの
で、酸化スズやSiO2−インジウム合金に限らず、例
えば、酸化インジウム、スズ又はアンチモンをドープし
た酸化インジウム(例えばITO)、アンチモンをドー
プした酸化スズ等を使用してもよい。なお、発熱性がよ
いことからSiO2−インジウム合金が好ましい。発熱
用電極に関しては、銅に限らず、電極性能のよい材料で
構成すればよい。
【0090】感温用透明絶縁性基板、発熱用透明絶縁性
基板及び中間透明絶縁性シートは、透明性及び絶縁性を
有するもので構成すれば足り、ガラスに限らず、例え
ば、アクリル、ポリカーボネート、スチレン等のプラス
チックで構成してもよい。感温用透明絶縁性基板、発熱
用透明絶縁性基板及び中間透明絶縁性シートは、四角形
や円形に限らず、その他の多角形や楕円形でもよい。中
間透明絶縁性シートの代わりに、紙等で構成され、四角
形の枠上に形成された絶縁シートを用いてもよい。
【0091】感温用端子や発熱用電極は、箔に限らず、
透明蒸着膜の上に蒸着膜として形成したものでもよい。
絶縁シートは紙に限らず、片面又は両面の粘着テープで
もよい。また、透明でなくてもよい。
【0092】透明絶縁性材料としては、シリコーン樹脂
に限らず、ポリウレタン樹脂等も使用できるが、シリコ
ーン樹脂が接着性を有することから好ましい。また、ハ
ウジング固定用に使用される固定用絶縁性材料として
は、シリコーン樹脂に限らず、ポリウレタン樹脂等も使
用できる。また、ハウジング内に隠れるので、有色、例
えば、黒色や白色でよい。
【0093】なお、第7の実施の形態に係る電気コード
は、第1〜6の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御
装置においても利用できることは勿論である。
【0094】第8の実施の形態やその別のタイプ、第9
の実施の形態では、感温用導電線の材料を代えること
で、抵抗の変化を利用したタイプの透明面温度センサに
代えることができることは言うまでもないが、第6の実
施の形態と同様に、図21、図22、図23にそれぞれ
示す透明面温度センサを透明面ヒータにも兼用するよう
構成することも可能である。また、第8の実施の形態や
その別のタイプ、第9の実施の形態では、感温用透明絶
縁性基板上には感温用透明導電膜のない領域を形成する
ことにより、感温用透明導電膜をパターン化している
が、感温用透明導電膜の厚みを場所により変えることに
よりパターン化することも可能である。また、導電膜の
ない領域と厚みの異なる導電膜の領域が複数含まれるよ
うなパターンを形成することも可能である。
【0095】
【発明の効果】本発明は以上のような構成を有すること
によって成るものであり、透明面の温度を簡単な機構で
正確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御
装置の透明プレート部の分解斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の透明プレート部の平面図で
ある。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御
装置の構成図である。
【図6】図6(a)は第1の実施の形態のコントローラ
に接続される他のタイプの透明プレート部の透明面温度
センサの平面図であり、図6(b)は図6(a)の断面
図である。
【図7】図7(a)は第1の実施の形態のコントローラ
に接続される更に他のタイプの透明プレート部の透明面
温度センサの平面図であり、図7(b)は図7(a)の
断面図である。
【図8】第2の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制御
装置の透明プレート部の平面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】図8のB−B断面図である。
【図11】第3の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部の断面図である。
【図12】第4の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部の分解斜視図である。
【図13】第4の実施の形態の透明プレートとは別のタ
イプの透明プレート部の平面図である。
【図14】図14(a)、(b)は、第5の実施の形態
に係る透明プレート部の平面図である。
【図15】図15(a)、(b)は図15とは別のタイ
プの透明プレート部の平面図である。
【図16】第6の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部の分解斜視図である。
【図17】第6の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の構成図である。
【図18】第7の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部に備える電気コードの斜視図で
ある。
【図19】図18の電気コードを備えた状態の透明プレ
ート部の一部平面図である。
【図20】図19の電気コードを備えた状態の透明プレ
ート部の部分斜視図である。
【図21】第8の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部の透明面温度センサの平面図で
ある。
【図22】第8の実施の形態とは別のタイプの透明面温
度センサの平面図である。
【図23】第9の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部の透明面温度センサの平面図で
ある。
【図24】第9の実施の形態に係る顕微鏡観察用温度制
御装置の透明プレート部の透明面ヒータの平面図であ
る。
【符号の説明】
1…顕微鏡観察用温度制御装置、2…透明プレート部、
4…コントローラ、3…透明面温度センサ、5…透明面
ヒータ、7…感温用透明絶縁性基板、9…感温用透明絶
縁膜、11…感温用端子、12…延長部、13…感温用
導電線、15…発熱用透明絶縁性基板、17…発熱用透
明絶縁膜、19…発熱用電極、20…延長部、21…発
熱用導電線、23…電気コード、25…絶縁シート、2
7…ハウジング、29…穴、31…支持部、33…コー
ド穴、35…透明絶縁性材料、36…固定用絶縁性材
料、37…透明プレート部の透明面温度センサ部分、3
9…感温用端子、40…延長部、41…透明面温度セン
サ、43…感温用端子、44…延長部、45…顕微鏡観
察用温度制御装置、47…透明面温度センサ、49…透
明面ヒータ、50…感温用透明絶縁性基板、51…感温
用透明絶縁膜、53…感温用端子、54…延長部、55
…感温用導電線、57…発熱用透明絶縁性基板、59…
発熱用透明絶縁膜、61…発熱用電極、62…延長部、
63…発熱用導電線、65…透明絶縁性中間シート、6
7…透明絶縁性材料、68…固定用絶縁性材料、69…
電気コード、73…ハウジング、75…穴、77…支持
部、79…コード穴、83…顕微鏡観察用温度制御装
置、85…透明面温度センサ、87…感温用透明絶縁性
基板、89…感温用透明絶縁膜、91…感温用端子、9
2…感温部保護用透明絶縁性カバー、93…透明面ヒー
タ、95…発熱用透明絶縁膜、97…発熱用電極、98
…発熱部保護用透明絶縁性カバー、99…顕微鏡観察用
温度制御装置、101…感温用透明絶縁性基板、103
…発熱用透明絶縁性基板、105…感温用透明導電膜、
107…発熱用透明導電膜、109…一対の感温用端
子、111…一対の発熱用電極、113…絶縁シート、
115…穴、117…ハウジング、119…穴、121
…透明面温度センサ、123…感温用端子、201…透
明プレート、203…透明絶縁膜、205…一対の感温
用端子、207…一対の感温用導電線、209…一対の
発熱用電極、211…一対の発熱用導電線、223…顕
微鏡観察用温度制御装置、225…透明プレート部、2
27…コントローラ、231…透明導電膜、235…透
明導電膜、237…一対の電極、238…延長部、23
9…一対の導電線、241…電気コード、245…ハウ
ジング、248…電源、249…電圧・電流検出器、2
51…抵抗・温度演算器、301…電気コード、303
…透明プレート部、305…信号コード、307…感温
用導電線、309…被覆材、311…発熱用導電線、3
13…外皮、315…コード穴、401…透明面温度セ
ンサ、403…感温用透明絶縁性基板、405…感温用
透明導電膜、407…同心円部、409…一対の突出
部、411…一対の感温用端子、413…一対の感温用
導電線、415…延長部、417…透明面温度センサ、
419…感温用透明導電膜、421…同心円部、423
…空白部、425…透明面温度センサ、427…感温用
透明絶縁性基板、429…第1センシング部、431…
感温用透明導電膜、433…円部、435…一対の突出
部、437…一対の感温用端子、439…一対の感温用
導電線、441…延長部、443…第2センシング部、
445…感温用透明導電膜、447…一対の感温用端
子、449…一対の感温用導電線、451…延長部、4
53…透明面ヒータ、455…発熱用透明絶縁性基板、
457…発熱用透明導電膜、458…空白部、459…
一対の発熱用電極、461…一対の発熱用導電線、46
3…延長部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感温用透明絶縁性基板と、前記感温用透明
    絶縁性基板の少なくともいずれか一方の面上の少なくと
    も一部に形成された感温用透明導電膜と、互いに所定距
    離離間され且つ前記感温用透明導電膜に電気的に結合さ
    れた一対の感温用端子と、前記一対の感温用端子に各々
    の導電線の一端部が電気的に接続された一対の感温用導
    電線を備え、前記感温用透明導電膜の温度変化に伴う前
    記感温用導電線を流れる電流又は電圧の変化に基づい
    て、温度を測定することを特徴とする透明面温度セン
    サ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の透明面温度センサにおい
    て、更に、感温用透明導電膜を覆う感温部保護用透明絶
    縁性カバーを備えたことを特徴とする透明面温度セン
    サ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の透明面温度センサに
    おいて、一対の感温用端子が感温用透明導電膜上に互い
    に対向して配置されていることを特徴とする透明面温度
    センサ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか記載の透明面温度
    センサにおいて、一対の導電線は熱電対を構成する2種
    類の導電体で構成されており、前記各々の導電線の一端
    部側を一方の測温接合部として、前記一対の感温用導電
    線間に生じる熱起電力を利用して温度を測定することを
    特徴とする透明面温度センサ。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれか記載の透明面温度
    センサにおいて、感温用透明導電膜は温度変化に伴って
    抵抗値が変化する抵抗体からなり、前記感温用透明導電
    膜の抵抗値の変化を利用して温度を測定することを特徴
    とする透明面温度センサ。
  6. 【請求項6】請求項1〜3のいずれか記載の透明面温度
    センサが、透明面ヒータに取り付けられており、前記透
    明面ヒータが発熱用透明絶縁性基板と、前記発熱用透明
    絶縁性基板の少なくともいずれか一方の面の少なくとも
    一部に形成された発熱用透明導電膜と、前記発熱用透明
    導電膜に電気的に結合され且つ互いに所定距離離間され
    た一対の発熱用電極を有し、且つ前記透明面温度センサ
    からの温度情報に基づいて前記透明面ヒータへの通電量
    が制御されることを特徴とする透明面温度制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の透明面温度制御装置におい
    て、感温用端子は感温用透明絶縁性基板の外縁を超えて
    延びた延長部を有し、その延長部に感温用導電線が接続
    されていることを特徴とする透明面温度制御装置。
  8. 【請求項8】請求項6又は7記載の透明面温度制御装置
    において、発熱用透明絶縁性基板は感温用透明絶縁性基
    板にも兼用されていることを特徴とする透明面温度制御
    装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の透明面温度制御装置におい
    て、発熱用透明導電膜は感温用透明導電膜にも兼用され
    ていることを特徴とする透明面温度制御装置。
  10. 【請求項10】請求項6〜9のいずれか記載の記載の透
    明面温度制御装置において、透明面温度センサの一対の
    導電線は熱電対を構成する2種類の導電体で構成されて
    おり、前記透明面温度センサは前記各々の導電線の一端
    部側を一方の測温接合部として前記一対の感温用導電線
    間に生じる熱起電力を利用して温度情報を得る構成であ
    ることを特徴とする透明面温度制御装置。
  11. 【請求項11】請求項6〜8のいずれか記載の透明面温
    度制御装置において、透明面温度センサの感温用透明導
    電膜は温度変化に伴って抵抗値が変化する抵抗体からな
    り、前記透明面温度センサは、前記感温用透明導電膜の
    抵抗値の変化を利用して温度情報を得る構成であること
    を特徴とする透明面温度制御装置。
  12. 【請求項12】請求項9記載の透明面温度制御装置にお
    いて、透明面温度センサの感温用透明導電膜は温度変化
    に伴って抵抗値が変化する抵抗体からなり、前記透明面
    温度センサは、前記感温用透明導電膜の抵抗値の変化を
    利用して温度情報を得る構成であることを特徴とする透
    明面温度制御装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の透明面温度制御装置に
    おいて、透明面温度センサの感温用導電線を介して電源
    に接続させることで感温用透明導電膜に発熱用の通電電
    流を供給することを特徴とする透明面温度制御装置。
  14. 【請求項14】請求項6〜13のいずれか記載の透明面
    温度制御装置において、透明面ヒータと透明面温度セン
    サで顕微鏡ステージ装着用の透明プレート部が構成され
    ていることを特徴とする顕微鏡観察用透明面温度制御装
    置。
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