JP2002243289A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Abstract
せすぎてオーバーシュートさせたりすることがなく、し
かもバランス弁の耐久性を向上させることができるオイ
ル回収機構を有する空気調和装置を提供する。 【解決手段】 室外ユニット1A,1Bを複数台備え、
これら複数台の室外ユニット1A,1Bを室内ユニット
3A,3Bに接続されたガス管5及び液管7からなるユ
ニット間配管9に並列に接続した空気調和装置におい
て、自己の室外ユニット1の圧縮機11に、ほかの室外
ユニット1からオイルを回収可能にバランス弁40を有
するバランス管25を備え、上記バランス弁40のオン
動作の時間を外気温度に応じて増減させる制御手段を備
えた。
Description
ットを室内ユニットから延びるユニット間配管に並列に
つないだ空気調和装置に関する。
セパレータとを有し、このオイルセパレータで分離され
たオイルをオイル戻し管を介して前記圧縮機に戻す構成
の室外ユニットを複数台備え、これらの室外ユニットを
室内ユニットから延びるユニット間配管に並列につない
だ空気調和装置が知られている。
備えるため、いずれかの室外ユニットにオイルが偏り、
オイル不足の室外ユニットが発生する恐れがある。これ
を解消するため、従来では、各室外ユニットのオイルセ
パレータ同士をバランス管で接続し、オイル不足の発生
した室外ユニットに、このバランス管を介してほかの室
外ユニットからオイルを回収することが行われている。
れ、オイル回収制御時には、このバランス弁をオン、オ
フ制御させている。このバランス弁のオン動作の時間
は、従来、固定時間値であり、供給側のオイル量が減る
か、或いは補給側のオイル量が増えるかによって、その
オン、オフ制御が停止される。
ランス管内をオイルが移動する場合、外気温度に応じて
このオイルの粘性が変化するため、一定時間バランス弁
をオン動作させる従来の構成では、オイルの移動量が減
ったり、オイルを移動させすぎてオーバーシュートさせ
たりするという問題がある。また、オイルの移動量が減
った場合には、何回にも亘ってバランス弁をオン、オフ
制御させなければならず、バランス弁の耐久性が低下す
るという問題がある。
技術が有する課題を解消し、オイルの移動量が減った
り、オイルを移動させすぎてオーバーシュートさせたり
することがなく、しかもバランス弁の耐久性を向上させ
ることができるオイル回収機構を有する空気調和装置を
提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、室外ユニットを複数台備
え、これら複数台の室外ユニットを室内ユニットに接続
されたガス管及び液管からなるユニット間配管に並列に
接続した空気調和装置において、自己の室外ユニットの
圧縮機に、ほかの室外ユニットからオイルを回収可能に
バランス弁を有するバランス管を備え、上記バランス弁
のオン動作の時間を外気温度に応じて増減させる制御手
段を備えたことを特徴とするものである。
のにおいて、上記バランス弁がオイル供給制御時にオン
動作とオフ動作とを複数回繰り返し、各オン動作の時間
を外気温度に応じて増減させる制御手段を備えたことを
特徴とする。
記載のものにおいて、ほかの室外ユニットの圧縮機から
バランス管内に適宜の間隔をあけて吐出冷媒を供給可能
にフラッシング弁を有するフラッシング管を備え、フラ
ッシング弁のオン動作の時間を外気温度に応じて増減さ
せる制御手段を備えたことを特徴とする。
のにおいて、上記フラッシング弁をオフ動作してから上
記バランス弁をオン動作するまでの時間間隔を外気温度
に応じて増減させる制御手段を備えたことを特徴とす
る。
ずれかに記載のものにおいて、上記オイルが室外ユニッ
トのオイルセパレータから回収される。
ずれかに記載のものにおいて、上記オイルが室外ユニッ
トの圧縮機から回収される。
添付の図面を参照して説明する。
を示している。これら室外ユニット1A,1Bは、室内
ユニット3A〜3Dに接続されたガス管5及び液管7か
らなるユニット間配管9に並列に接続されている。室外
ユニット1A,1Bは、圧縮機11A,11B、オイル
セパレータ12A,12B、四方弁13A,13B、室
外熱交換器14A,14B、室外ファン17A,17
B、膨張弁15A,15B、その他アキュムレータ16
A,16B等を備えて構成されている。また、室内ユニ
ット3A〜3Dは、室内熱交換器34A〜34D、室内
ファン37A〜37D、室内電動膨張弁38A〜38D
を備えて構成されている。
のオイルセパレータ12A,12B同士が、自己の圧縮
機11に、ほかの室外ユニット1のオイルセパレータ1
2からオイルを回収可能にバランス管25で接続されて
いる。
ピラリーチューブ39A、バランス弁40Aを含むオイ
ル供給管41Aを介してオイルセパレータ12Aに接続
されるとともに、オイル回収弁42Aを含むオイル回収
管43Aを介して圧縮機11Aの吸込管に接続され、さ
らにフラッシング弁44Aを含むフラッシング管45A
を介して圧縮機11Aの吐出管に接続されている。
ャピラリーチューブ39B、バランス弁40Bを含むオ
イル供給管41Bを介してオイルセパレータ12Bに接
続されるとともに、オイル回収弁42Bを含むオイル回
収管43Bを介して圧縮機11Bの吸込管に接続され、
さらにフラッシング弁44B含むフラッシング管45B
を介して圧縮機11Bの吐出管に接続されている。
点線状態に切り替えられる。圧縮機11A,11Bから
の冷媒は、点線矢印で示すように、オイルセパレータ1
2A,12B、四方弁13A,13Bを経た後、分岐ガ
ス管5A,5Bに入り、ガス管5に合流し、各室内ユニ
ット3A〜3Dに流入する。
は、室内熱交換器34A〜34D、室内電動膨張弁38
A〜38Dを経て、液管7に合流し、レシーバタンク3
3を通って、室外ユニット1A,1Bに入る。そして、
その冷媒は、室外熱交換器14A,14B、四方弁13
A,13B、アキュムレータ16A,16Bを経て、圧
縮機11A,11Bの吸込管に戻される。
実線状態に切り替えられる。圧縮機11A,11Bから
の冷媒は、実線矢印で示すように、オイルセパレータ1
2A,12B、四方弁13A,13Bを経た後、室外熱
交換器14A,14Bに入り、膨張弁15A,15Bを
経て、液管7及びレシーバタンク33に至る。
から室内ユニット3A〜3Dに入り、室内電動膨張弁3
8A〜38D、室内熱交換器34A〜34Dを経て、ガ
ス管5に入り、さらに分岐ガス管5A,5Bに入り、各
室外ユニット1A,1Bの四方弁13A,13B、アキ
ュムレータ16A,16Bを経て、圧縮機11A,11
Bの吸込管に戻される。
Bにオイル不足が発生した場合、オイルのアンバランス
がバランス管25を通じて是正される。このオイルのア
ンバランスは、オイルセパレータ12A,12Bに設け
たオイルセンサ23A,23Bがオイル不足、またはオ
イル余剰のいずれかを検知した場合に検出される。
生した場合、自己のオイル回収弁42Aが開かれるとと
もに、他方の室外ユニット1Bのバランス弁40Bが開
かれる。すると、オイルセパレータ12B内のオイルが
流出し、オイル供給管41B、バランス管25、及びオ
イル不足発生側のオイル回収管43Aを介して、圧縮機
11Aの吸込管に吸い込まれる。この過程では、適宜フ
ラッシング弁44Bが開かれ、圧縮機11Bからの吐出
冷媒がフラッシング管45Bを介してバランス管25に
導かれ、オイルが、この吐出冷媒の圧力によって押し流
される。他方の室外ユニット1Bにオイル不足が発生し
た場合、自己のオイル回収弁42Bが開かれるととも
に、一方の室外ユニット1Aのバランス弁40Aが開か
れる。すると、オイルセパレータ12A内のオイルが流
出し、オイル供給管41A、バランス管25、及びオイ
ル不足発生側のオイル回収管43Bを介して、圧縮機1
1Bの吸込管に吸い込まれる。この過程では、適宜フラ
ッシング弁44Aが開かれ、圧縮機11Aからの吐出冷
媒がフラッシング管45Aを介してバランス管25に導
かれ、オイルが、この吐出冷媒の圧力によって押し流さ
れる。いずれの場合も、このオイル回収制御は空気調和
装置の運転中に実行される。
各室外ユニット1A,1Bのオイルセパレータ12A,
12Bで分離されたオイルを、自己の圧縮機11A,1
1Bの吸込管に戻し、それでもなおオイル不足の場合、
上記オイル回収制御が実行されることは言うまでもな
い。
ら他方の室外ユニット1Bにオイルが移動する場合の制
御シーケンス例を示す。
すように、バランス弁40Aとフラッシング弁44Aが
適宜オン、オフ制御され、室外ユニット1B側では、図
2dに示すように、オイル回収弁42Bが適宜オン、オ
フ制御される。
及びオイル補給制御時(図2c,図2e)に上記バラン
ス弁40Aがオン動作とオフ動作とを複数回繰り返し、
各オン動作の時間t1(図2a)が外気温度に応じて増
減される。
粘性が下がるため、バランス管25内をオイルが移動し
易くなる。そこで、オン動作の時間t1が短くなる方向
に制御される。これとは反対に、外気温度が低くなれ
ば、オイルの粘性が上がるため、バランス管25内をオ
イルが移動し難くなる。そこで、オン動作の時間t1が
長くなる方向に制御される。
御時(図2c,図2e)に上記フラッシング弁44Aが
オン動作とオフ動作とを複数回繰り返し、各オン動作の
時間t2が外気温度に応じて増減される。この場合も上
記と同様に、外気温度が高くなれば、オン動作の時間t
2(図2a)が短くなる方向に制御され、外気温度が低
くなれば、オン動作の時間t2が長くなる方向に制御さ
れる。ただし、このオン動作の時間t2制御は、夏場の
ように外気温度が高くなった場合に効果的であり、それ
以外の季節のように外気温度が比較的低い場合、時間t
2を一定に制御してもよい。
シング弁44Aをオフ動作してから上記バランス弁40
Aをオン動作するまでの時間間隔t3が、外気温度に応
じて増減される。この場合も上記と同様に、外気温度が
高くなれば、時間間隔t3が短くなる方向に制御され、
それが低くなれば、時間間隔t3が長くなる方向に制御
される。上記各オン、オフ制御は、図示を省略した制御
器が司る。
各時間t1,t2,t3が変更されるため、外気温度に
応じてオイルの粘性が変化しても、オイルの移動量が減
ることがなく、従来のように何回にも亘って各弁をオ
ン、オフ制御させる必要がなく、各弁の耐久性を向上さ
せることができる。また、オイルを移動させすぎてオー
バーシュートさせることもない。
Bが全密閉タイプまたは半密閉タイプ等の高圧容器21
A,21Bを有する圧縮機で構成され、この高圧容器2
1A,21Bには、高圧容器21A,21B内のオイル
量を検出するための、例えばフロート式のオイルセンサ
23A,23Bが取り付けられている。
A,21B同士は、自己の圧縮機11の高圧容器21内
に、ほかの室外ユニット1の圧縮機11からオイルを回
収可能にバランス管25で接続されている。
ピラリーチューブ39A、バランス弁40Aを含むオイ
ル供給管41Aを介して圧縮機11Aの高圧容器21A
に接続されるとともに、オイル回収弁42Aを含むオイ
ル回収管43Aを介して圧縮機11Aの吸込管に接続さ
れ、さらにフラッシング弁44Aを含むフラッシング管
45Aを介して圧縮機11Aの吐出管に接続されてい
る。また、バランス管25の他端25Bは、キャピラリ
ーチューブ39B、バランス弁40Bを含むオイル供給
管41Bを介して圧縮機11Bの高圧容器21Bに接続
されるとともに、オイル回収弁42Bを含むオイル回収
管43Bを介して圧縮機11Bの吸込管に接続され、さ
らにフラッシング弁44B含むフラッシング管45Bを
介して圧縮機11Bの吐出管に接続されている。なお、
圧縮機11A,11Bの高圧容器21A,21Bには、
一般的にオイル点検口が形成されており、オイル供給管
41A,41Bは、この点検口に接続すればよい。
Bにオイル不足が発生した場合、オイルのアンバランス
がバランス管25を通じて是正される。このオイルのア
ンバランスは、圧縮機11A,11Bに設けたオイルセ
ンサ23A,23Bがオイル不足、またはオイル余剰の
いずれかを検知した場合に検出される。
生した場合、自己のオイル回収弁42Aが開かれるとと
もに、他方の室外ユニット1Bのバランス弁40Bが開
かれる。すると、圧縮機11Bの高圧容器21B内のオ
イルが、高圧により押し出されて、オイル供給管41
B、バランス管25、及びオイル不足発生側のオイル回
収管43Aを介して、圧縮機11Aの吸込管に吸い込ま
れる。この過程では、適宜フラッシング弁44Bが開か
れ、圧縮機11Bからの吐出冷媒がフラッシング管45
Bを介してバランス管25に導かれ、オイルが、この吐
出冷媒の圧力によって押し流される。他方の室外ユニッ
ト1Bにオイル不足が発生した場合、自己のオイル回収
弁42Bが開かれるとともに、一方の室外ユニット1A
のバランス弁40Aが開かれる。すると、圧縮機11A
の高圧容器21A内のオイルが、高圧により押し出され
て、オイル供給管41A、バランス管25、及びオイル
不足発生側のオイル回収管43Bを介して、圧縮機11
Bの吸込管に吸い込まれる。この過程では、適宜フラッ
シング弁44Aが開かれ、圧縮機11Aからの吐出冷媒
がフラッシング管45Aを介してバランス管25に導か
れ、オイルが、この吐出冷媒の圧力によって押し流され
る。いずれの場合も、このオイル回収制御は空気調和装
置の運転中に実行される。
て、外気温度に応じて、各時間t1,t2,t3を変更
することが可能である。
粘性が変化しても、オイルの移動量が減ることがなく、
従来のように何回にも亘って各弁をオン、オフ制御させ
る必要がなく、各弁の耐久性を向上させることができ
る。また、オイルを移動させすぎてオーバーシュートさ
せることもない。
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
粘性が変化しても、オイルの移動量が減ることがなく、
従来のように何回にも亘って弁をオン、オフ制御させる
必要がなく、弁の耐久性を向上させることができる。ま
た、オイルを移動させすぎてオーバーシュートさせるこ
ともない。
冷媒回路図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 室外ユニットを複数台備え、これら複数
台の室外ユニットを室内ユニットに接続されたガス管及
び液管からなるユニット間配管に並列に接続した空気調
和装置において、 自己の室外ユニットの圧縮機に、ほかの室外ユニットか
らオイルを回収可能にバランス弁を有するバランス管を
備え、 上記バランス弁のオン動作の時間を外気温度に応じて増
減させる制御手段を備えたことを特徴とする空気調和装
置。 - 【請求項2】 上記バランス弁がオイル供給制御時にオ
ン動作とオフ動作とを複数回繰り返し、各オン動作の時
間を外気温度に応じて増減させる制御手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項3】 上記ほかの室外ユニットの圧縮機から上
記バランス管内に適宜の間隔をあけて吐出冷媒を供給可
能にフラッシング弁を有するフラッシング管を備え、上
記フラッシング弁のオン動作の時間を外気温度に応じて
増減させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1
または2記載の空気調和装置。 - 【請求項4】 上記フラッシング弁をオフ動作してから
上記バランス弁をオン動作するまでの時間間隔を外気温
度に応じて増減させる制御手段を備えたことを特徴とす
る請求項3記載の空気調和装置。 - 【請求項5】 上記オイルが室外ユニットのオイルセパ
レータから回収されることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の空気調和装置。 - 【請求項6】 上記オイルが室外ユニットの圧縮機から
回収されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101275580B1 (ko) * | 2011-09-21 | 2013-06-17 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 운전방법 |
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JP2018155456A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 大阪瓦斯株式会社 | ハイブリッドヒートポンプシステム |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001039978A patent/JP4270765B2/ja not_active Expired - Fee Related
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