JP4675083B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機、室外熱交換器及びレシーバタンクを収納する複数台の室外ユニットと、室内熱交換器を収納する一又は複数台の室内ユニットとをガス管及び液管で接続した空気調和装置に関する。
従来より、複数台の室外ユニットと、一又は複数台の室内ユニットとをガス管及び液管で接続し、空調負荷に応じて室外ユニットの運転台数を変更する空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種の空気調和装置では、室外ユニット内の液管にレシーバタンクを配置し、このレシーバタンクに冷媒回路中の余剰冷媒を貯留するようにしたものがある。この場合、レシーバタンクと液管との間に、当該室外ユニットの運転停止時に他の室外ユニットからの液冷媒が逆流して、レシーバタンクに寝込まないようにするための遮断弁を設けたものが提案されている。
特許第3229648号公報
しかし、従来の構成では、レシーバタンクに冷媒が寝込むのを防止するため、余分な遮断弁を設けなくてはならないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、室外ユニットのレシーバタンクと液管との間に遮断弁を設けることなく、レシーバタンク内への液冷媒の寝込みを防止することができる空気調和装置を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、圧縮機、室外熱交換器及びレシーバタンクを収納する複数台の室外ユニットと、室内熱交換器を収納する一又は複数台の室内ユニットとをガス管及び液管で接続した空気調和装置において、前記室外ユニットに、前記圧縮機の吐出冷媒で前記レシーバタンク内の液冷媒を室外ユニットと室内ユニットとの間の液管に追い出し可能に、前記圧縮機の吐出管と前記レシーバタンクとの間を制御弁を介して接続するバイパス管を設け、冷房運転で、かつ、外気温度に基づいてガス欠の可能性ありと判定される間、運転停止中の停止室外ユニット内の前記制御弁を開状態に制御して、前記停止室外ユニット内の圧縮機の間欠運転を継続し、前記停止室外ユニット内の圧縮機の吐出冷媒を、前記バイパス管を介して前記レシーバタンク内に送り込んで前記レシーバタンクに対する液冷媒の追い出し及び液冷媒の流入防止を行う制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、圧縮機、室外熱交換器及びレシーバタンクを収納する複数台の室外ユニットと、室内熱交換器を収納する一又は複数台の室内ユニットとをガス管及び液管で接続した空気調和装置において、前記室外ユニットに、前記圧縮機の吐出冷媒で前記レシーバタンク内の液冷媒を室外ユニットと室内ユニットとの間の液管に追い出し可能に、前記圧縮機の吐出管と前記レシーバタンクとの間を制御弁を介して接続するバイパス管を設け、冷房運転で、かつ、ガス欠の可能性ありと判定される間、運転停止中の停止室外ユニット内の前記制御弁を開状態に制御して、前記停止室外ユニット内の圧縮機の間欠運転を継続し、前記停止室外ユニット内の圧縮機の吐出冷媒を、前記バイパス管を介して前記レシーバタンク内に送り込んで前記レシーバタンクに対する液冷媒の追い出し及び液冷媒の流入防止を行う制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記制御手段は、前記室内ユニットの吹出空気の温度を測定するセンサを備え、このセンサの測定結果に基づいてガス欠の可能性ありか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記制御弁は、前記複数台の室外ユニットを同時運転して運転時の循環冷媒のガス欠が検知された場合に開状態に制御され、運転中の室外ユニット内の圧縮機の吐出冷媒を、前記バイパス管を介して前記レシーバタンク内に送り込み、前記レシーバタンク内の液冷媒を液管側に追い出すことを特徴とする。
本発明は、室外ユニットのレシーバタンクと液管との間に遮断弁を設けることなく、レシーバタンク内への液冷媒の寝込みを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置1の回路図である。
この空気調和装置1は、ガス管5及び液管7を備えてなるユニット間配管9に、室外ユニット1A、1Bが並列に接続されると共に、室内ユニット3A、3Bが並列に接続されて構成される。
室外ユニット1Aは、能力一定型の圧縮機(AC圧縮機)Aと、能力可変型の圧縮機(DCインバータ圧縮機)Bとを備え、圧縮機A、Bは並列接続され、圧縮機A、Bの吸込側には吸込管20Aが接続され、この吸込管20Aにはアキュムレータ11Aが接続され、吐出側には吐出管21Aが接続され、この吐出管21Aにはオイルセパレータ12Aを介して四方弁13Aが接続される。さらに、四方弁13Aに接続された室外冷媒配管18Aには、室外熱交換器14A、室外膨張弁15A及びレシーバタンク16Aが順次接続される。
また、室外ユニット1Aは、吐出管21Aとレシーバタンク16Aの上部とを接続するバイパス管22Aを備え、このバイパス管22Aには制御弁25Aが設けられる。この制御弁25Aは、例えば、常閉型の電磁弁が適用される。室外熱交換器14Aには、この室外熱交換器14Aへ送風する室外ファン17Aが隣接して配置されている。
室外ユニット1Bは、能力一定型の圧縮機(AC圧縮機)Cの吸込管20Bにアキュムレータ11Bが接続され、吐出管21Bにオイルセパレータ12Bを介して四方弁13Bが接続され、さらに、四方弁13Bに接続された室外冷媒配管18Bに、室外熱交換器14B、室外膨張弁15B及びレシーバタンク16Bが順次接続される。また、室外ユニット1Bは、吐出管21Bとレシーバタンク16Bの上部とを接続するバイパス管22Bを備え、このバイパス管22Bには制御弁25Bが設けられる。この制御弁25Bは、例えば、常閉型の電磁弁が適用される。室外熱交換器14Bには、この室外熱交換器14Bへ送風する室外ファン17Bが隣接して配置されている。
室内ユニット3Aは、室内冷媒配管39Aに室内膨張弁38A及び室内熱交換器34Aが順次接続され、この室内冷媒配管39Aの一端がガス管5に、他端が室内熱交換器34A、室内膨張弁38Aを介して液管7にそれぞれ接続される。室内熱交換器34Aには、この室内熱交換器34Aへ送風する室内ファン37Aが隣接して配置される。室内機3Bは、室内機3Aと同一の構成であるので、説明を省略する。
圧縮機A、B、Cは、図2に示すように、圧縮機Aが4馬力(ps)の能力一定定格圧縮機であり、圧縮機Bが空調負荷に応じて能力(回転数)を可変に制御できる6馬力の能力可変インバータ圧縮機であり、圧縮機Cが10馬力の能力一定定格圧縮機である。従って、室外ユニット1Aは10馬力の能力可変型の室外ユニットとなり、室外ユニット1Bは10馬力の能力一定型(定格)の室外ユニットとなっている。
一方、室内ユニット3A、3Bは図1では2つしか示されていないものの、実際は多数の室内ユニットが設けられている。そしてこれらの室内ユニットの馬力の合計が20馬力となるようにしている。例えば、室内ユニット3Aは5馬力、室内ユニット3Bは4馬力、図示しない室内ユニットの合計馬力は11馬力とされる。
この空気調和装置1において、冷房運転時には、図1に示すように、四方弁13A、13Bが点線の位置(冷房運転時の位置)に切り替えられる。圧縮機A、B、Cから吐出された冷媒は、点線矢印で示すように、オイルセパレータ12A、12B、四方弁13A、13Bを経た後、室外熱交換器14A、14Bに入り、ここで凝縮した後、室外膨張弁15A、15B及びレシーバタンク16A、16Bを経て、液管7を流れ、室内ユニット3A、3Bに流入する。
室内ユニット3A、3Bに流入した冷媒は、室内膨張弁38A、38B、室内熱交換器34A、34Bに入り、ここで蒸発した後、ガス管5を流れ、各室外ユニット1A、1Bに分流する。そして、その分流した冷媒は、四方弁13A、13B、アキュムレータ11A、11Bを経て、圧縮機A、B、Cに戻される。
暖房運転時には、四方弁13A、13Bが実線の位置(暖房運転時の位置)に切り替えられる。圧縮機A、B、Cから吐出された冷媒は、実線矢印で示すように、オイルセパレータ12A、12B、四方弁13A、13Bを経た後、ガス管5を流れ、各室内ユニット3A、3Bに流入する。
各室内ユニット3A、3Bに流入した冷媒は、室内熱交換器34A、34Bに入り、ここで凝縮した後、室内膨張弁38A、38Bを経て、液管7を流れ、各室外ユニット1A、1Bに分流する。そして、その分流した冷媒は、レシーバタンク16A、16B及び室外膨張弁15A、15Bを経て、室外熱交換器14A、14Bに入り、ここで蒸発した後、四方弁13A、13B、アキュムレータ11A、11Bを経て、圧縮機A、B、Cに戻される。
空気調和装置1は、室内ユニット3A、3Bが配置された室内の温度(室内ユニット3A、3Bの吸込空気の温度)を測定する温度センサ40A、40Bと、室外温度(室外ユニット1A、1Bの吸込空気の温度)を測定する温度センサ41A、41Bと、室内ユニット3A、3Bの吹出空気の温度を測定する温度センサ42A、42B等を備え、これらセンサの信号はコントローラ100に出力される。
コントローラ(制御手段)100は、上記センサからの信号等に基づいて室外ユニット1A、1B及び室内ユニット3A、3Bの運転制御を行う。具体的には、コントローラ100は、室外ユニット1A、1Bの合計出力を1〜6psの範囲で制御するには、図2を参照して、室外ユニット1Aの能力可変圧縮機Bを運転して、その可変範囲内で制御する。
また、コントローラ100は、合計出力を7〜10psの範囲で制御するには、室外ユニット1Aの能力一定圧縮機A(4ps)を運転しっ放しにして、残りの3〜6psを能力可変圧縮機Bの運転により制御する。
また、コントローラ100は、合計出力を11〜16psの範囲で制御するには、室外ユニット1Bの能力一定圧縮機C(10ps)を運転しっ放しにして、残りの1〜6psを室外ユニット1Aの能力可変圧縮機Bの運転により制御する。
さらに、コントローラ100は、合計出力を17〜20psの範囲で制御するには、室外ユニット1Bの能力一定圧縮機C(10ps)、及び室外ユニット1Aの能力一定圧縮機A(4ps)を運転しっ放しにして、残りの3〜6psを室外ユニット1Aの能力可変圧縮機Bの運転により制御する。
また、コントローラ100は、室外ユニット1A、1Bを同時運転している場合、室外ユニット1A、1B内の圧縮機A、B、Cの能力の違い等に起因して室外ユニット1A、1B内の循環冷媒量に偏りが生じ、ガス欠運転になるおそれがあるため、ガス欠運転を回避する運転時ガス欠回避制御を行う。
すなわち、コントローラ100は、温度センサ42A、42Bにより測定される室内ユニット3A、3Bの吹出空気の温度を監視し、いずれか一方の温度がガス欠の可能性がある予め定めた温度範囲(十分に冷房或いは暖房できない温度範囲)内になったことを検知すると、室外ユニット1A、1B内の制御弁25A、25Bを閉状態に制御し、圧縮機A、B、Cの吐出冷媒の一部をバイパス管22A、22Bを介してレシーバタンク16A、16B内に送り込む。この吐出冷媒の送り込みによって、レシーバタンク16A、16Bに溜められた液冷媒が液管7又は室外冷媒配管18A、18Bに追い出され、運転時の冷媒循環量が増えてガス欠運転が回避される。
ところで、本構成では、冷房運転時に運転停止中の室外ユニットが存在した場合、例えば、室外ユニット1Aの能力可変圧縮機Bだけが運転し、室外ユニット1Bが運転停止されている場合、室外ユニット1Aから液管7に供給された液冷媒が室外ユニット1B内のレシーバタンク16B内に流れ込み、運転時の冷媒循環量が低下してガス欠運転を招くおそれがある。
この場合、本実施形態では、運転時ガス欠回避制御に使用された制御弁25Bを用いて、混在運転時ガス欠回避制御が行われる。この制御は、図3のフローチャートに示すように、運転停止中の室外ユニット1Bのレシーバタンク16B内への液冷媒の寝込みを防止することにより、ガス欠が回避される。
図3は、混在運転時ガス欠回避制御を示すフローチャートである。
まず、コントローラ100は、室外ユニット1A、1Bがコンデンサ状態か否か(冷房運転中か否か)を判定する(ステップS1)。このステップS1の判定が否定結果の場合(ステップS1:NO)、コントローラ100は、この制御を一旦終了し、所定の割り込み周期でこの制御を繰り返し実行する。
一方、ステップS1の判定が肯定結果の場合(ステップS1:YES)、コントローラ100は、温度センサ41A、41Bにより、室外温度を取得し、室外温度が低いか否か(例えば、5℃以下か否か)を判定する(ステップS2)。具体的には、コントローラ100は、温度センサ41A、41Bにより測定される温度のうち、低い方の温度が5℃以下か否かを判定する。
室外温度が5℃より高い場合(ステップ2:NO)、液冷媒のガス化が促され、レシーバタンク16Bへの液冷媒の流れ込みによる冷媒循環量不足の可能性が低いため、コントローラ100は、この制御を一旦終了する。一方、室外温度が5度以下の場合(ステップ2:YES)、コントローラ100は、制御対象の室外ユニット1Bが停止中か否かを判定し(ステップ3)、運転中であればこの制御を一旦終了し、停止中であれば、室外ユニット1Bの制御弁25Bを開状態に制御すると共に(ステップ4)、室外ユニット1Bの圧縮機Cの運転を開始する(ステップ5)。
この場合、コントローラ100は、圧縮機Cを所定時間間隔で運転と運転停止とを繰り返す間欠運転させ、この圧縮機Cの吐出冷媒を、バイパス管22Bを介してレシーバタンク16B内に間欠的に送り込み、レシーバタンク16B内に溜まっている液冷媒を液管7に追い出すと共に、レシーバタンク16B内への液冷媒の流入を防止させる。
このように、ガス欠運転を招くおそれがある状況(冷房運転時に外気温度が5℃以下)になると、運転停止中の室外ユニット1Bのレシーバタンク16B内の液冷媒の追い出し及び液冷媒の流入防止を行うので、運転時の冷媒循環量を増やし、ガス欠運転を事前に回避することができる。
次に、コントローラ100は、室外ユニット1A、1Bが非コンデンサ状態になったか、若しくは、外気温度が高くなったか否か(例えば5℃より高くなったか否か)、または、室外ユニット1Bの運転を開始したか否かを判定し(ステップ6)、いずれかの条件が満たされるまで、上記運転状態(制御弁25Bを開状態にし、圧縮機Cを間欠運転した状態)を継続し、いずれかの条件が満たされると、室外ユニット1Bの制御弁25Bを閉状態に制御すると共に、室外ユニット1Bの圧縮機Cの間欠運転を停止する(ステップ7)。
このため、冷房運転停止、暖房運転への切り替え、室外温度が高くなる、或いは、冷房負荷が増大して室外ユニット1Bの運転を開始するといったいずれかの事態が生じるまでは、上記運転状態が継続し、上記事態が生じると、上記運転状態が中止される。なお、混在運転時ガス欠回避制御を、室外ユニット1Bに対して行う場合を例に説明したが、室外ユニット1Aに対して行う場合も同様である。ここで、室外ユニット1Aの圧縮機A、Bを間欠運転する場合は、圧縮機A、Bのいずれか一方或いは両方を間欠運転すればよい。
このように本実施形態では、運転時ガス欠回避制御に使用された制御弁25Bを用いて、冷房運転時に外気温度が低くなると、運転停止中の室外ユニット1A、1Bの制御弁25A、25Bを開状態に制御すると共に、この室外ユニット1A、1Bの圧縮機A、B、Cを間欠運転するため、各室外ユニット1A、1Bのレシーバタンク16A、16Bと液管7との間に遮断弁を設けることなく、レシーバタンク16A、16B内への液冷媒の寝込みを防止することができる。また、上記遮断弁といった、レシーバタンク16A、16B内への液冷媒の寝込みだけを防止する部品を配置する必要がないため、部品点数を低減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、温度センサ41A、41Bにより測定した室外温度が所定温度以下の場合に、運転停止中の室外ユニット1A、1Bの制御弁25A、25Bを開状態に制御すると共に、運転停止中の室外ユニット1A、1Bの圧縮機を運転する場合について例示したが、本発明はこれに限らない。
具体的には、図4に他の混在運転時ガス欠回避制御を示すように、コントローラ100は、室外ユニット1A、1Bがコンデンサ状態であって(ステップ1:YES)、かつ、制御対象の室外ユニット(例えば室外ユニット1B)が停止中(ステップS2A:YES)の場合に、ガス欠(ガス欠のおそれが高い状態を含む)か否かを判定し(ステップ3A)、ガス欠の場合に、図3に示すステップS4〜S7の処理を順次実行するように構成してもよい。
このガス欠か否かの判定は、例えば、温度センサ42A、42Bにより取得した室内ユニット3A、3Bの吹出空気の温度のいずれかが、ガス欠の可能性がある予め定めた温度範囲(十分に冷房或いは暖房できない温度範囲)内か否かを判定することによって行えばよい。すなわち、室外温度を取得する方法に代えて、室外温度が低いことが原因で生じるガス欠を検知する方法によっても、運転停止中の室外ユニット1A、1Bのレシーバタンク16A、16B内への液冷媒の寝込みを防止することが可能である。
また、上記実施形態では、停止中の室外ユニット1A、1Bの圧縮機A、B、Cを間欠運転する場合を例示したが、運転停止中の室外ユニット内の圧縮機が能力可変型の圧縮機である場合は、能力可変型圧縮機(例えば、圧縮機B)を低能力(例えば、20Hz)で運転するようにしてもよい。また、上記実施形態で示した配管構成や室外ユニット及び室内ユニットの台数はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本発明の実施形態に係る空気調和装置の回路図である。 圧縮機の運転の説明に供する図である。 混在運転時ガス欠回避制御を示すフローチャートである。 他の混在運転時ガス欠回避制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 空気調和装置
1A、1B 室外ユニット
3A、3B 室内ユニット
5 ガス管
7 液管
11A、11B アキュムレータ
12A、12B オイルセパレータ
13A、13B 四方弁
14A、14B 室外熱交換器
15A、15B 室外膨張弁
16A、16B レシーバタンク
20A、20B 吸込管
21A、21B 吐出管
22A、22B バイパス管
25A、25B 制御弁
A、B、C 圧縮機

Claims (4)

  1. 圧縮機、室外熱交換器及びレシーバタンクを収納する複数台の室外ユニットと、室内熱交換器を収納する一又は複数台の室内ユニットとをガス管及び液管で接続した空気調和装置において、
    前記室外ユニットに、前記圧縮機の吐出冷媒で前記レシーバタンク内の液冷媒を室外ユニットと室内ユニットとの間の液管に追い出し可能に、前記圧縮機の吐出管と前記レシーバタンクとの間を制御弁を介して接続するバイパス管を設け、
    冷房運転で、かつ、外気温度に基づいてガス欠の可能性ありと判定される間、運転停止中の停止室外ユニット内の前記制御弁を開状態に制御して、前記停止室外ユニット内の圧縮機の間欠運転を継続し、前記停止室外ユニット内の圧縮機の吐出冷媒を、前記バイパス管を介して前記レシーバタンク内に送り込んで前記レシーバタンクに対する液冷媒の追い出し及び液冷媒の流入防止を行う制御手段を備えることを特徴とする空気調和装置。
  2. 圧縮機、室外熱交換器及びレシーバタンクを収納する複数台の室外ユニットと、室内熱交換器を収納する一又は複数台の室内ユニットとをガス管及び液管で接続した空気調和装置において、
    前記室外ユニットに、前記圧縮機の吐出冷媒で前記レシーバタンク内の液冷媒を室外ユニットと室内ユニットとの間の液管に追い出し可能に、前記圧縮機の吐出管と前記レシーバタンクとの間を制御弁を介して接続するバイパス管を設け、
    冷房運転で、かつ、ガス欠の可能性ありと判定される間、運転停止中の停止室外ユニット内の前記制御弁を開状態に制御して、前記停止室外ユニット内の圧縮機の間欠運転を継続し、前記停止室外ユニット内の圧縮機の吐出冷媒を、前記バイパス管を介して前記レシーバタンク内に送り込んで前記レシーバタンクに対する液冷媒の追い出し及び液冷媒の流入防止を行う制御手段を備えることを特徴とする空気調和装置。
  3. 前記制御手段は、前記室内ユニットの吹出空気の温度を測定するセンサを備え、このセンサの測定結果に基づいてガス欠の可能性ありか否かを判定することを特徴とする請求項2記載の空気調和装置。
  4. 前記制御弁は、前記複数台の室外ユニットを同時運転して運転時の循環冷媒のガス欠が検知された場合に開状態に制御され、運転中の室外ユニット内の圧縮機の吐出冷媒を、前記バイパス管を介して前記レシーバタンク内に送り込み、前記レシーバタンク内の液冷媒を液管側に追い出すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置。
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