JP2012122638A - 多室型冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不必要な油回収動作をなくし、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に戻ることを防止すること。
【解決手段】各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁6a、6b、6cが所定開度P1以下となった運転時間を検知する手段と、室内熱交換器7a、7b、7cの出口での冷媒過熱度の検出手段とを備え、前記室内流量調整弁6a、6b、6cの開度が所定開度P1以下で、かつ室内熱交換器7a、7b、7cの出口での冷媒過熱度が所定値K1以上となる運転時間が所定時間T1以上となったN台以下の室内機毎に、前記室内流量調整弁6a、6b、6cの開度を所定時間T2の間、所定開度Poとする油回収制御動作をインターバル時間T3以上おいて順次行うようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、一台の室外機に複数台の室内機が接続できる多室型冷凍サイクル装置に関するものである。
従来、この種の多室型冷凍サイクル装置では、冷房運転時、所定の運転状態での運転を継続していると、室内機側に冷凍機油が滞留し、圧縮機シェル内の冷凍機油が不足する状態が発生するために油回収制御を行っている。
例えば、能力可変型圧縮機の所定周波数以下での運転時間及び所定吐出圧力以下での運転時間が所定値以上となった場合に、停止機も含む各室内機の流量調整弁の開度を大きくし、かつ圧縮機の運転周波数を上げる運転を行うことによって、室内機側に滞留した冷凍機油の回収を行っている。
前記従来の技術では、このように構成された多室型冷凍サイクル装置において、冷房運転時、能力可変型圧縮機の所定周波数以下での運転時間及び所定吐出圧力以下での運転時間が所定時間以上となった場合に、停止機も含む各室内機の流量調整弁の開度を一斉に大きくし、かつ圧縮機の運転周波数を上げる運転を行うことによって、室内機側に滞留した冷凍機油の回収を行う油回収制御を行なっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3418287号公報
しかしながら、前記従来の構成では、圧縮機の運転周波数或いは吐出圧力からサイクル状態を判断して油の滞留状態を予測し、各室内機に対して一斉に油回収動作を行うので、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に流入し、液バックを発生させる危険性がある。
或いは、多量の液冷媒が低圧側に移動することによって、サイクル状態が大きく変化し、油回収制御後のシステムの立ち上がりに時間がかかる。
また、油の滞留状態を圧縮機の運転周波数或いは吐出圧力からサイクル状態から判断して、各室内機に対して一斉に油回収動作を行うので、各室内機の運転状態に左右される室内熱交換器及び接続ガス管での油の滞留状態に応じた回収動作ができず、不必要な油回収動作を行うという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、各室内機の室内熱交換器及び接続ガス管での油の滞留状態に応じて、各室内機の油回収動作を順次行い、不必要な油回収動作を防止すると共に、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に流入することを防止し、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、冷房運転を安定して行うことができる信頼性の高い多室型冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の多室型冷凍サイクル装置は、各室内機の流
量調整弁の開度が所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、流量調整弁が所定開度以下となった室内機から、流量調整弁を所定時間、所定開度とし、室内熱交換器及び接続ガス管に溜まった油を液冷媒と共に回収する油回収動作を順次行うようにしたものである。
これによって、冷媒循環量が低下した運転が継続されて、室内熱交換器及び接続ガス管に油が滞留した室内機を、適切に特定することができ、油が滞留していると特定した室内機から油回収動作を順次行うことで、不必要な油回収動作を防止すると共に、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に流入することも防止できる。
本発明の多室型冷凍サイクル装置は、各室内機の熱交換器及び接続ガス管での油の滞留状態に応じて、油回収動作が必要な室内機のみに対して適切に油回収動作を行うことができ、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に流入することも防止できるので、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、安定した冷房運転を行うことができる信頼性の高い多室型冷凍サイクル装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における多室型冷凍サイクル装置のサイクル構成図 同冷房運転時の油回収制御のフローチャート
第1の発明は、各室内機の流量調整弁が所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、この検知値に基づいて、流量調整弁開度が所定開度以下の運転時間が所定時間以上となる室内機から、流量調整弁開度を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行う制御装置を備えることにより、冷媒循環量が低下した運転が継続されて、室内熱交換器及び接続ガス管に油が滞留した前記室内機を適切に特定でき、特定した室内機から油回収動作を順次行うことで、不必要な油回収動作を防止すると共に、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に流入することも防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の油回収制御動作を行う条件として、流量調整弁の開度が所定開度以下で、かつ各室内機の熱交換器出口での冷媒過熱度が所定値以上となる運転時間が所定時間以上とすることにより、各室内機の室内熱交換器及び接続ガス管の冷媒循環量に加えて冷媒状態を把握でき、その結果各室内機の室内熱交換器及び接続ガス管での油の滞留状態がより正確に把握することができ、より適切な油回収動作を行うことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、各室内機が油回収制御動作を順次実施する場合に、所定時間以上のインターバル時間をおいて油回収制御動作を行うことで、油回収制御動作によって低圧側に流入した液冷媒が確実になくなる時間を確保することによって、液冷媒が低圧側に移動することにより生じる冷凍サイクルの変化を最小限にすることができるので、安定した冷房運転を継続して行うことができる。
第4の発明は、特に、第1〜3の発明のいずれかの発明において、油回収制御動作を行う条件を満たした室内機が複数台存在する場合に、所定台数以下の前記室内機に対しては同時に油回収制御動作を実施することによって、油回収制御動作による液冷媒の低圧側への移動をサイクル状態に大きな影響を与えない程度とし、前記室内機側に滞留した油を遅延することなく回収することができるので、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、安定した冷房運転を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における多室型冷凍サイクル装置のサイクル構成図を示すものである。
図1において、能力可変型圧縮機1と、四方弁2と、室外熱交換器3と、室外流量調整弁5と、室内流量調整弁6a、6b、6cと、室内熱交換器7a、7b、7cと、アキュームレータ11とが順次連結され冷媒回路を形成している。
室外機15には、室外熱交換器3用の室外ファン4と、能力可変型圧縮機1の吐出配管には、吐出圧力検出手段13と、能力可変型圧縮機1の吸入配管には、吸入圧力検出手段12と、制御装置14とを備えている。
複数の室内機16a、16b、16cには、室内熱交換器7a、7b、7c用の室内ファン8a、8b、8cと、室内熱交換器7a、7b、7cの入口には冷媒温度を検出する室内熱交換器入口温度センサー9a、9b、9cと、室内熱交換器7a、7b、7cの出口には冷媒温度を検出する室内熱交換器出口温度センサー10a、10b、10cを備え、接続液管17a、17b、17c及び接続ガス管18a、18b、18cによって主冷媒回路に接続されている。
以上のように構成された冷凍サイクル装置において、以下、冷房運転時の冷媒の状態変化を説明する。
能力可変型圧縮機1から吐出された高圧のガス冷媒は、四方弁2を介して、室外熱交換器3に流入し、室外ファン4によって搬送される空気に放熱し、高圧の液冷媒となる。
室外熱交換器3から流出した高圧の液冷媒は、室外流量調整弁5を介して、室内流量調整弁6a、6b、6cに流入する。
室内流量調整弁6a、6b、6cで減圧された冷媒は、室内熱交換器7a、7b、7cに流入し、室内ファン8a、8b、8cによって搬送される空気から吸熱し、蒸発して低圧のガス冷媒となる。
室内熱交換器7a、7b、7cから流出した低圧のガス冷媒は、四方弁2を介して、アキュームレータ11に流入する。
室内熱交換器7a、7b、7cで蒸発できなかった液冷媒が存在すれば、アキュームレータ11で分離され、アキュームレータ11からは低圧のガス冷媒が流出し、能力可変型圧縮機1に吸入され、このように冷媒が循環することによって冷凍サイクルが形成されている。
以下、冷房運転時の油回収制御動作について、図2に示したフローチャートを参照して、詳細を説明する。
まず、冷房運転が開始された場合に、各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁6a、6b、6cが所定開度P1以下となった運転時間を検知しカウントするカウンタTa、Tb、Tcの値をクリアする(ステップS1)。
各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁6a、6b、6cは、通常の冷房運
転時の制御動作として負荷に応じて流量調整が行われ、開度が制御される(ステップS2)。
この通常の冷房運転時の制御方法としては、例えば、各室内熱交換器7a、7b、7cの出入口に室内熱交換器入口温度センサー9a、9b、9cと、室内熱交換器出口温度センサー10a、10b、10cを設け、これらの検出値の差温から室内熱交換器7a、7b、7cの出口での冷媒過熱度を求め、その過熱度を要求負荷に応じた目標値になるように室内流量調整弁6a、6b、6cの開度を増減することが行われている。
すなわち、この冷房運転時の通常制御においては、室内の冷房負荷が小さくなった場合、室内流量調整弁6a、6b、6cの開度を小さくすることで、各室内機16a、16b、16cに流入する冷媒循環量を制限し能力制御を行っている。
このような制御動作が行われて、室内流量調整弁6a、6b、6cによって、流入する冷媒循環量が制限された運転が継続して行われると、室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cを流れる冷媒ガスの流速の低下、及び過熱度の上昇による油の粘度の上昇によって、冷凍サイクル内を循環する油が室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cに滞留するようになる。
このような状況が継続されて、圧縮機1のシェル内の油が不足する状況が発生するのを防止するために、室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cに対して、滞留した油の回収を行う必要がある。
室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cに滞留した油の回収を行うには、室内流量調整弁6a、6b、6cの開度を要求負荷以上に開けることで、冷媒循環量を増加させると共に室内熱交換器7a、7b、7cで蒸発できない液冷媒を供給して、油に液冷媒を溶解させて流動性を上げることが最も効果的である。
したがって、室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cの油の滞留状態を判断するために、各室内機の室内流量調整弁6a、6b、6cの開度Pa、Pb、Pcが室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cに油を滞留させるようになる冷媒循環量となる所定開度P1以下で、室内熱交換器7a、7b、7cの出口の冷媒過熱度Ka、Kb、Kcが所定値K1以上でないかの判定を実施する(ステップS3)。
なお、室内熱交換器7a、7b、7cの出口の冷媒過熱度Ka、Kb、Kcは、室内熱交換器入口温度センサー9a、9b、9cと、室内熱交換器出口温度センサー10a、10b、10cとの差温から算出され、冷媒過熱度の所定値K1は、室内熱交換器7a、7b、7cの出口がそれ以下の過熱度では油の滞留が生じなくなる値である。
各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁6a、6b、6cの開度Pa、Pb、Pcが、所定開度P1以下で、かつ室内熱交換器7a、7b、7cの出口の冷媒過熱度Ka、Kb、Kcが所定値K1以上はなければ、室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cに油の滞留が進行していないと判断して、運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの値をそれぞれクリアする段階(ステップS1)に戻る。
各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁6a、6b、6cの開度Pa、Pb、Pcが、所定開度P1以下で、かつ室内熱交換器7a、7b、7cの出口の冷媒過熱度Ka、Kb、Kcが所定値K1以上あれば、室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス
管18a、18b、18cに油の滞留が進行していると判断して、運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcのカウントを進める(ステップS4)。
次に、運転時間カウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上であるかの判定を行う(ステップS5)。
なお、所定時間T1は、各室内機16a、16b、16cの室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cへの油の滞留が許容できる時間であり、実験を基に決定される。
運転時間カウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上でなければ、冷房運転時の通常制御動作の段階に戻り、室内流量調整弁6a、6b、6cの開度と室内熱交換器7a、7b、7cの出口の冷媒過熱度Ka、Kb、Kcを監視し、室内流量調整弁6a、6b、6cの開度Pa、Pb、Pcが所定開度P1以下で、かつ室内熱交換器7a、7b、7cの出口の冷媒過熱度Ka、Kb、Kcが所定値K1以上となる運転時間のカウントを継続する。
運転時間カウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上であれば、条件を満たした室内機に油回収を行う順位を付与する(ステップS6)。
次に、油回収を行う順位を付与された室内機の台数が、同時に油回収動作を行っても低圧側への液冷媒の流入が許容できる台数であるN台以下であるかの判定を行う(ステップS7)。
N台以下ならば、室内熱交換器7a、7b、7c及び接続ガス管18a、18b、18cに滞留した油を回収するのに十分な冷媒を流すことができるように設定した所定時間T2の間、室内流量調整弁6a、6b、6cを所定開度Poとし、油回収動作を行う(ステップS8)。
N台を超える台数ならば、N台の室内機に対しては、N台以下の場合と同様に油回収動作を行ない、N番目以降の室内機については、油回収動作の実施を待機し、油回収を行う順位を繰り上げる(ステップS9)。
油回収制御動作が終了してから、油回収制御のインターバル時間T3が経過するのをカウントし(ステップS10)、油回収制御動作を待機中の室内機が存在するかの判定を行う(ステップS11)。
油回収制御動作を待機している室内機が存在すれば、室内機台数がN台以下であるかの判定段階に戻り、それらの室内機に対して油回収制御動作を順次行う。
油回収制御動作を待機している室内機が存在しないならば、冷房運転時の通常制御段階に戻り、それ以下の制御動作を繰り返す。
以上のように、本実施の形態においては、複数の室内機16a、16b、16cの室内熱交換器7a、7b、7cの出口での冷媒過熱度の検出手段と、室内流量調整弁6a、6b、6cの開度が所定開度P1以下で、かつ室内熱交換器7a、7b、7cの出口での冷媒過熱度が所定値K1以上となる運転時間を検知する手段とを備え、その運転時間が所定時間T1以上となったN台以下の室内機毎に、室内流量調整弁6a、6b、6cの開度を所定時間T2の間、所定開度Poとする油回収制御動作をインターバル時間T3以上の時間をおいて順次行うことで、各室内機16a、16b、16cの室内熱交換器7a、7b
、7c及び接続ガス管18a、18b、18cでの油の滞留状態に応じて、適切に油回収動作を行うことができ、油回収動作による多量の液冷媒が低圧側に流入することを防止できるので、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、安定した冷房運転を行うことができる信頼性の高い多室型冷凍サイクル装置を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる多室型冷凍サイクル装置及びその制御方法は、冷房運転時、各室内機の熱交換器及び接続ガス管での油の滞留状態に応じて、適切に油回収動作を行うことができ、油回収動作による多量の液冷媒の低圧側への流入も防止できるので、複数の利用側熱交換器を有し個別制御を行う熱源機等にも適用できる。
6a、6b 室内流量調整弁
9a、9b 室内熱交換器入口温度センサー
10a、10b 室内熱交換器出口温度センサー
14 制御装置
16a、16b 室内機

Claims (4)

  1. 冷房運転時、複数の室内機の室内流量調整弁の開度を調整し、油回収を行う多室型冷凍サイクル装置において、各室内機の前記室内流量調整弁が所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、この検知値に基づいて、前記室内機のうち前記室内流量調整弁が所定開度以下となる運転時間が所定時間以上となった室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行う制御装置を備えたことを特徴とする多室型冷凍サイクル装置。
  2. 前記室内機の室内熱交換器出口での冷媒過熱度を検出する手段を備え、この検出値に基づいて、前記室内機のうち前記室内流量調整弁の開度が所定開度以下で、かつ、室内熱交換器出口での冷媒過熱度が所定値以上となる運転時間が所定時間以上となった室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行う制御装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多室型冷凍サイクル装置。
  3. 前記室内機が油回収制御動作を順次実施する場合に、所定時間以上のインターバル時間をおいて油回収制御動作を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の多室型冷凍サイクル装置。
  4. 油回収制御動作を行う条件を満たした室内機が複数台存在する場合に、所定台数以下の室内機に対しては同時に油回収制御動作を実施することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多室型冷凍サイクル装置。
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