JP2012127562A - 多室型冷凍サイクル装置 - Google Patents

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正裕 岸野
Shigeo Aoyama
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Abstract

【課題】不必要な油回収動作をなくし、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に戻ることを防止すること。
【解決手段】暖房運転時、複数の室内機(16a、16b、16c)の室内流量調整弁(4a、4b、4c)の開度を調整し、油回収を行う多室型冷凍サイクル装置において、各室内機(16a、16b、16c)の前記室内流量調整弁(4a、4b、4c)が第1所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、この検知値に基づいて、前記室内機のうち前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となる運転時間が所定時間以上継続された室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とする多室型冷凍サイクル装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、一台の室外機に複数台の室内機が接続できる多室型冷凍サイクル装置に関するものである。
従来、この種の多室型冷凍サイクル装置では、暖房運転時、所定の運転状態での運転を継続していると、室内機側に冷凍機油が滞留し、圧縮機シェル内の冷凍機油が不足する状態が発生するために油回収制御動作を行っている。
例えば、圧縮機の所定周波数以下の運転時間に応じて、圧縮機の周波数及び膨張弁開度を所定値に、室外ファンの風量を最低風量に設定する油回収制御動作を行うことによって、冷媒循環量を増加させ冷媒の流速を上げることで油の回収を行っている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の多室型冷凍サイクル装置のサイクルの構成を示すブロック図である。
図6に示すように、能力可変型圧縮機、室内熱交換器、流量調整弁、室外ファンが付設された室外熱交換器が環状に連結されて冷媒回路が構成され、暖房サイクルのままで油回収運転を実行する油回収運転手段と、油回収運転手段が油回収運転を終了するまで、室外ファンの風量を低下させる風量低減手段とが設けられている。
前記従来の技術では、このように構成された冷凍サイクル装置において、暖房運転時、圧縮機の所定周波数以下(定格の1/2)運転時間をカウントして、所定周波数以上の運転が所定時間(5分間)行われず、所定周波数以下の累積運転時間が所定時間(2時間)となった場合に、圧縮機の周波数及び膨張弁開度を所定値に、室外ファンの風量を最低風量に設定する油回収制御動作を行うことによって、冷媒循環量を増加させ冷媒の流速を上げることで、室内側に滞留した油の回収を行っている。
特開平6−18104号公報
しかしながら、前記従来の構成では、圧縮機の運転周波数からサイクル状態を判断して油の滞留状態を予測し、室内機に対して油回収動作を行うので、室内機が複数台となった場合に、各室内機の運転状況、すなわち油の滞留状態に応じた回収動作ではなく、不必要な油回収制御動作を行なっていた。
また、流量調整弁の開度を大きくすること及び室外ファンの風量を最低風量に固定することによって、蒸発器(室外熱交換器)で蒸発できない液冷媒が低圧側に戻り、圧縮機に液冷媒が吸入される液バック現象を発生させる危険性があった。
或いは、油回収制御動作で一斉に多量の液冷媒が低圧側に移動するために、その後のサイクルが安定するまでに時間がかかるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、不必要な油回収動作をなくし、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に戻ることを防止できる多室型冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の多室型冷凍サイクル装置は、暖房運転時、複数の室内機の室内流量調整弁の開度を調整し、油回収を行う多室型冷凍サイクル装置において、各室内機の前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、この検知値に基づいて、前記室内機のうち前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となる運転時間が所定時間以上継続された室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とするものである。
これによって、冷媒循環量が低下した運転が継続されることから、室内熱交換器及び接続ガス管に油が滞留したと判断することができ、油が滞留していると特定した室内機から油回収動作を順次行うことで、不必要な油回収動作を防止すると共に、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に一斉に流入することも防止できる。
本発明によれば、不必要な油回収動作をなくし、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に戻ることを防止できる多室型冷凍サイクル装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における多室型冷凍サイクル装置のサイクル構成図 同暖房運転時の油回収制御動作判定部のフローチャート 同暖房運転時の油回収制御の動作部のフローチャート 本発明の実施の形態2における多室型冷凍サイクル装置のサイクル構成図 同暖房運転時の油回収制御動作判定部のフローチャート 従来の多室型冷凍サイクル装置の構成を示すブロック図
第1の発明は、暖房運転時、複数の室内機の室内流量調整弁の開度を調整し、油回収を行う多室型冷凍サイクル装置において、各室内機の前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、この検知値に基づいて、前記室内機のうち前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となる運転時間が所定時間以上継続された室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とする多室型冷凍サイクル装置である。
これにより、冷媒循環量が低下した運転が継続されることによって、室内熱交換器及び接続ガス管に油が滞留したと判断することができ、油が滞留したと特定した室内機から油回収動作を順次行うことで、不必要な油回収動作を防止すると共に、油回収動作によって多量の液冷媒が低圧側に一斉に流入することも防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の室内機の熱交出口温度を検出する手段を備え、油回収制御動作を行う室内機が複数台存在した場合、熱交出口温度が最も低い室内機から油回収制御動作を順次行うことを特徴とするもので、室内熱交換器に多くの液冷媒を保有することで、液冷媒中に溶け込んでいる油を多く保有している室内機から、油回収制御動作を順次行うことができ、より効率的に油を回収することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記各室内機の前記室内流量調整弁が第2所定開度以上となった運転時間を検知する手段と、前記室内機の熱交出口温度を検出する
手段とを備え、これらの検知値に基づいて、前記室内流量調整弁が第2所定開度以上となる室内機が少なくとも1台以上存在する運転時間が所定時間以上継続し、かつ、その時に停止室内機が存在する場合、前記停止室内機に対して熱交出口温度検出手段の検知値が最も低い室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とするものである。
これにより、停止機の室内熱交換器に冷媒が滞留しないように設定した流量調整弁開度でも、運転機の膨張弁開度が大きくなり、停止機に冷媒を滞留させないように流量調整弁開度を設定した時より膨張弁前後の差圧が小さくなって、停止室内機の冷媒循環量が少なくなることにより、停止室内機の熱交換器に液冷媒が設定した以上に滞留する場合があるが、液冷媒が多く滞留し、過冷却度が大きくなることにより、熱交換器出口温度が低い停止室内機から、すなわち、液冷媒と共に油が多く滞留している停止室内機から、油回収制御動作を順次行うことができ、より効率的に油を回収することができる。
第4の発明は、特に、第2の発明において、ガス管圧力検出手段と、液管圧力検出手段と、前記ガス管圧力検出手段と前記液管圧力検出手段の検知圧力の差が所定値以下となる運転時間を検知する手段と、各室内機の熱交出口温度を検出する手段とを備え、これらの検知値に基づいて、前記検知圧力の差が所定値以下となる運転時間が所定時間以上継続し、かつ、その時に停止室内機が存在する場合、前記停止室内機に対して熱交出口温度検出手段の検知値が最も低い室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とするものである。
これにより、停止機の室内熱交換器に冷媒が滞留しないように設定した流量調整弁開度でも、停止機の膨張弁前後の差圧が冷媒を滞留させないように流量調整弁開度を設定した時より小さくなって、停止室内機の冷媒循環量が少なくなることにより、停止室内機の熱交換器に液冷媒が設定した以上に滞留するようになれば、液冷媒が多く滞留し過冷却度が大きくなっているために、熱交換器出口温度が低くなっている室内機から、すなわち、液冷媒と共に油が多く滞留している室内機から、油回収制御動作を順次行うことができ、より効率的に油を回収することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4の発明のいずれかの発明において、油回収制御動作を順次行う際に所定時間以上のインターバル時間をおいて油回収制御動作を行う制御装置を備えることで、油回収制御動作によって低圧側に移動した液冷媒を高圧側に戻す時間を設けることができ、油回収制御動作での液冷媒の低圧側への移動を最小限にして、安定した暖房運転を継続できるようになる。
第6の発明は、特に第1〜5の発明のいずれかの発明において、油回収制御動作を行う条件を満たした室内機が複数台存在する場合に、所定台数以下の前記室内機に対しては同時に油回収制御動作を実施することによって、油回収制御動作による液冷媒の低圧側への移動をサイクル状態に大きな影響を与えない程度とし、前記室内機側に滞留した油を遅延することなく回収することができるので、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、安定した暖房運転を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における多室型冷凍サイクル装置のサイクル構成図を示すものである。
図1において、能力可変型圧縮機1と、四方弁2と、室外熱交換器3と、室外流量調整弁5と、室内流量調整弁4a、4b、4cと、室内熱交換器6a、6b、6cと、アキュームレータ7とが順次連結され冷媒回路を形成している。
室外機17には、室外熱交換器3用の室外ファン15と、能力可変型圧縮機1の吐出配管には、吐出圧力検出手段8と、制御装置18とを備えている。
複数の室内機16a、16b、16cには、室内熱交換器6a、6b、6c用の室内ファン14a、14b、14cと、室内熱交換器6a、6b、6cの出口には熱交出口温度の検出手段として室内熱交換器出口温度センサー11a、11b、11cとを備え、接続液管12a、12b、12c及び接続ガス管13a、13b、13cによって主冷媒回路に接続されている。
以上のように構成された冷凍サイクル装置において、以下、暖房運転時の冷媒の状態変化を説明する。
能力可変型圧縮機1から吐出された高圧のガス冷媒は、四方弁2及び接続ガス管13a、13b、13cを介して、室内熱交換器6a、6b、6cに流入し、室内ファン14a、14b、14cによって搬送される空気に放熱し、高圧の液冷媒となる。
室内熱交換器6a、6b、6cから流出した高圧の液冷媒は、室内流量調整弁4a、4b、4c及び接続液管12a、12b、12cを介して、室外流量調整弁5に流入する。室外流量調整弁5で減圧された冷媒は、室外熱交換器3に流入し、室外ファン15によって搬送される空気から吸熱し、蒸発して低圧のガス冷媒となる。室外熱交換器3から流出した低圧のガス冷媒は、四方弁2を介して、アキュームレータ7に流入する。
室外熱交換器3で蒸発できなかった液冷媒が存在すれば、アキュームレータ7で分離され、アキュームレータ7からは低圧のガス冷媒が流出し、能力可変型圧縮機1に吸入される。このように冷媒が循環することによって冷凍サイクルが形成されている。
以下、暖房運転時の油回収制御動作について、図2及び図3に示したフローチャートを参照して、詳細を説明する。
まず、図2の本発明の実施の形態1における暖房運転時の油回収制御動作判定部のフローチャートにおいて、暖房運転が開始された場合に、各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁4a、4b、4cが所定開度P1以下となった運転時間を検知しカウントするカウンタTa、Tb、Tcの値及び室内流量調整弁4a、4b、4cが所定開度P2以上となる室内機が少なくとも1台以上存在し、かつ停止機が存在する運転となる運転時間を検知してカウントするカウンタTTをクリアする(ステップS1)。
各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁4a、4b、4cは、通常の暖房運転時の制御動作として負荷に応じて流量調整が行われ、開度が制御される(ステップS2)。
この通常の暖房運転時の制御動作としては、例えば、各室内熱交換器6a、6b、6cの出口に室内熱交出口温度検知手段として熱交出口温度センサー11a、11b、11cと、能力可変型圧縮機1の吐出配管に設けられた吐出圧力検出手段の吐出圧力センサー8とを設け、吐出圧力センサー8で検知された圧力の飽和温度と熱交出口温度センサー11a、11b、11cの差から熱交出口での過冷却度を求め、その過熱度を要求負荷に応じた目標値になるように室内流量調整弁4a、4b、4cの開度を増減することが行われて
いる。
すなわち、この暖房運転時の通常制御においては、室内の暖房負荷が小さくなった場合、室内流量調整弁4a、4b、4cの開度を小さくすることで、各室内機16a、16b、16cに流入する冷媒循環量を制限して能力制御を行っている。
このような制御動作が行われて、室内流量調整弁4a、4b、4cによって、流入する冷媒循環量が制限された運転が継続して行われると、室内熱交換器6a、6b、6c及び接続ガス管13a、13b、13cを流れる冷媒ガスの流速の低下、及び室内熱交換器6a、6b、6cに滞留する液冷媒が増加することによって、冷凍サイクル内を循環する油が運転されている室内機の室内熱交換器6a、6b、6c及び接続ガス管13a、13b、13cに多く滞留するようになる。
このような状況が継続された場合、圧縮機1のシェル内の油が不足する状況が発生するのを防止するために、運転されている室内機に対して、滞留した油の回収を行う必要がある。
したがって、各流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcが第1所定開度P1以下となるかを判定し(ステップS3)、何れかの室内機16a、16b、16cの流量調整弁4a、4b、4cが第1所定開度P1以下となっていれば、第1所定開度P1以下の運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの各値をカウントし、室内流量調整弁4a、4b、4cが所定開度P2以上となる室内機が少なくとも1台以上存在する運転となる運転時間を検知してカウントするカウンタTTをクリアする(ステップS4)。
ステップS3において、すべての流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcが第1所定開度P1以下となっていなければ、流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcの何れか一つが第2所定開度P2以上で、かつ停止機が存在するかの判定に進む(ステップS6)。
ステップS4で第1所定開度P1以下となっている運転時間をカウントすれば、次に第1所定開度P1以下の運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの各値が所定時間T1以上となったかの判定を行う(ステップS5)。
すべてのカウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上となっていなければ、結合子1の段階に戻り制御動作を繰り返す。いずれかのカウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上となっていれば、結合子2の段階に進み、図3に示した本発明の実施の形態1における暖房運転時の油回収制御の動作部のフローチャートに進み、油回収制御動作を行う。
次にステップS6で、流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcの何れか一つが第2所定開度P2以上で、かつ停止機が存在するかの判定を行う理由を示す。
暖房運転時の通常制御では、室内の暖房負荷が大きく、定格能力以上に能力が必要となった場合には、流量調整弁4a、4b、4cの開度を大きく開けることによって、運転機の冷媒循環量を増加させることによって、暖房能力を増加させる。
さらに暖房運転時の通常制御では、一部の室内機が停止された場合や暖房負荷が小さくなりサーモオフ状態となった場合、例えば室内機16a、16bが運転され、室内機16cが停止された場合、停止している室内機16cの流量調整弁4cは、室内熱交換器6cに冷媒が多く滞留し、冷凍サイクルに影響を与えないようにするため、所定開度に設定し冷媒を循環させるようにする。
通常、停止している室内機16cの流量調整弁4cの開度は、運転している室内機が定格性能を維持できる運転状態のときに、適正な開度に設定される。
したがって、暖房運転時の通常制御において、運転している室内機16a、16bの流量調整弁4a、4bが大きく開いて、流量調整弁での圧損が小さくなり、液管の圧力が上昇した場合には、停止している室内機16cの流量調整弁4cの前後での圧力差が停止室内機の流量調整弁開度を設定した条件より小さくなることがある。
そうすると、停止している室内機16cへの冷媒循環量が減少し、停止機に冷媒が滞留しないように設定した停止室内機の流量調整弁開度であっても、冷媒の滞留が増加するようになる。
すなわち、運転している室内機16a、16bには十分な冷媒の循環量があるために、油が滞留しにくい状態となり、循環量が設定した値より低下してしまう停止機16cに液冷媒と共に油が滞留しやすい状態となる。
このような状況が継続された場合、圧縮機1のシェル内の油が不足する状況が発生するのを防止するために、停止されている室内機に対して、滞留した油の回収を行う必要が発生するからである。
したがって、ステップS6で流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcの何れか一つが第2所定開度P2以上で、かつ停止機が存在すれば、運転時間カウンタTTのカウントを進め、第1所定開度P1以下の運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの各値をクリアする(ステップS7)。
次に、運転時間カウンタTTが所定時間T2以上であるかの判定を行い(ステップS8)、運転時間カウンタTTが所定時間T2以上でなければ、結合子1に戻り制御動作を繰り返し、運転時間カウンタTTが所定時間T2以上であれば、結合子2の段階に進み、図3に示した本発明の実施の形態1における暖房運転時の油回収制御の動作部のフローチャートに進み、油回収制御動作を行う。
また、ステップS6で流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcの何れか一つが第2所定開度P2以上で、かつ停止機が存在するという条件を満たさなければ、ステップS1の各室内機の運転時間カウンタTa、Tb、Tc、TTの各値をクリアする段階に戻り、油回収制御動作の判定を繰り返す。
次に、図3に示した本発明の実施の形態1における暖房運転時の油回収制御の動作部のフローチャートに従い、油回収制御の動作を説明する。
結合子2の段階では、油回収制御動作を行う条件を満たした室内機が存在するため、条件を満たした室内機16a、16b、16cに対して、油回収順位を付与する(ステップS9)。
次に、油回収を行う順位を付与された室内機の台数が、同時に油回収動作を行っても低圧側への液冷媒の流入が許容できる台数であるN台以下であるかの判定を行う(ステップS10)。
N台以下ならば、室内熱交換器6a、6b、6c及び接続ガス管13a、13b、13cに滞留した油を回収するのに十分な冷媒を流すことができるように設定した所定時間T
3の間、室内流量調整弁4a、4b、4cを所定開度Poとし、油回収動作を行う(ステップS11)。
N台を超える台数ならば、N台の室内機に対しては、N台以下の場合と同様に油回収動作を行ない、N番目以降の室内機については、油回収動作の実施を待機し、油回収を行う順位を繰り上げる(ステップS12)。
油回収制御動作が終了してから、油回収制御のインターバル時間T4が経過するのをカウントし(ステップS13)、油回収制御動作を待機中の室内機が存在するかの判定を行う(ステップS14)。
油回収制御動作を待機している室内機が存在すれば、室内機台数がN台以下であるかの判定段階に戻り、それらの室内機に対して油回収制御動作を順次行う。油回収制御動作を待機している室内機が存在しないならば、結合子1に戻り、それ以下の制御動作を繰り返す。
以上のように、本実施の形態においては、複数の室内機16a、16b、16cの室内熱交換器6a、6b、6cの熱交出口温度検出手段と、室内流量調整弁4a、4b、4cの開度が第1所定開度P1以下となった運転時間を検知する手段と、室内流量調整弁4a、4b、4cの開度が第2所定開度P2以上となった運転時間を検知する手段とを備え、流量調整弁4a、4b、4cが第1所定開度P1以下となる運転時間が所定時間T1以上となった場合には運転している室内機に対して、或いは室内流量調整弁4a、4b、4cの開度が第2所定開度P2以上となる室内機が少なくとも1台以上存在する運転時間が所定時間T2以上となった場合には停止している室内機に対して、N台以下の室内機毎に、室内流量調整弁4a、4b、4cの開度を所定時間T3の間、所定開度Poとする油回収制御動作をインターバル時間T4以上の時間をおいて順次行うことで、各室内機16a、16b、16cの室内熱交換器6a、6b、6c及び接続ガス管13a、13b、13cでの油の滞留状態に応じて、適切に油回収動作を行うことができ、油回収動作による多量の液冷媒が低圧側に流入することを防止できるので、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、安定した冷房運転を行うことができる信頼性の高い多室型冷凍サイクル装置を提供することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の多室型冷凍サイクル装置のサイクル構成図を、図5は、暖房運転時の油回収制御動作判定部のフローチャートを示すものである。図4において、液管温度センサー10は、暖房運転時に液管温度を検出する。
その他の構成は実施の形態1と同一構成をしており、同一の構成部は同一参照符号を付して説明を省略する。また、油回収制御の動作部のフローチャートは、実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
以下、暖房運転時の油回収制御の判定部について、図5に示したフローチャートを参照して、詳細を説明する。
まず、暖房運転が開始された場合に、各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁4a、4b、4cが所定開度P1以下となった運転時間を検知しカウントするカウンタTa、Tb、Tcの値及び液管とガス管の差圧dPが所定値D1以下で停止機が存在する運転となる運転時間を検知してカウントするカウンタTPをクリアする(ステップS1)。
各室内機16a、16b、16cの室内流量調整弁4a、4b、4cは、通常の暖房運転時の制御動作として負荷に応じて流量調整が行われ、開度が制御される(ステップS2)。
次に、各流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcが第1所定開度P1以下となるかを判定し(ステップS3)、何れかの室内機16a、16b、16cの流量調整弁4a、4b、4cが第1所定開度P1以下となっていれば、第1所定開度P1以下の運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの各値をカウントし、液管とガス管の差圧dPが所定値D1以下で停止機が存在する運転となる運転時間を検知してカウントするカウンタTPをクリアする(ステップS4)。
ステップS4で第1所定開度P1以下となっている運転時間をカウントすれば、次に第1所定開度P1以下の運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの各値が所定時間T1以上となったかの判定を行う(ステップS5)。
すべてのカウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上となっていなければ、結合子1の段階に戻り制御動作を繰り返す。
いずれかのカウンタTa、Tb、Tcが所定時間T1以上となっていれば、結合子2の段階に進み、図3に示した油回収制御の動作部のフローチャートに進み、油回収制御動作を行う。
ステップS3において、すべての流量調整弁4a、4b、4cの開度Pa、Pb、Pcが第1所定開度P1以下となっていなければ、液管とガス管の差圧dPを算出する段階(ステップS15)に進む。
ステップS15で行う液管とガス管の差圧dPの算出は、例えば、液管温度センサー10の検出値の飽和圧力を液管圧力とし、吐出圧力センサー8の検出値をガス管圧力とすることによって、算出される。ここで、ステップS15で液管とガス管の差圧dPを算出する理由を以下に示す。
暖房運転時の通常制御では、室内の暖房負荷が大きく、定格能力以上に能力が必要となった場合には、流量調整弁4a、4b、4cの開度を大きく開けることによって、運転機の冷媒循環量を増加させることによって、暖房能力を増加させる。
さらに暖房運転時の通常制御では、一部の室内機が停止された場合や暖房負荷が小さくなりサーモオフ状態となった場合、例えば室内機16a、16bが運転され、室内機16cが停止された場合、停止している室内機16cの流量調整弁4cは、室内熱交換器6cに冷媒が多く滞留し、冷凍サイクルに影響を与えないようにするため、所定開度に設定し冷媒を循環させるようにする。
通常、停止している室内機16cの流量調整弁開度4cは、運転している室内機が定格性能を維持できる運転状態のときに、適正な開度に設定される。
したがって、暖房運転時の通常制御において、運転している室内機16a、16bの流量調整弁4a、4bが大きく開いて、流量調整弁での圧損が小さくなり、液管の圧力が上昇した場合には、停止している室内機16cの流量調整弁4cの前後での圧力差が停止室内機の流量調整弁開度を設定した条件より小さくなることがある。
そうすると、停止している室内機16cへの冷媒循環量が減少し、停止機に冷媒が滞留
しないように設定した停止室内機の流量調整弁開度であっても、冷媒の滞留が増加するようになる。
すなわち、運転している室内機16a、16bには十分な冷媒の循環量があるために、油が滞留しにくい状態となり、循環量が設定した値より低下してしまう停止機16cに液冷媒と共に油が滞留しやすい状態となる。
このような状況が継続された場合、圧縮機1のシェル内の油が不足する状況が発生するのを防止するために、停止されている室内機に対して、滞留した油の回収を行う必要が発生するからである。
したがって、ステップS6で液管とガス管との差圧dPが所定値D1以下で、かつ停止機が存在するかの判定を行い(ステップS6)、液管とガス管との差圧dPが所定値D1以下で、かつ停止機が存在すれば、運転時間カウンタTPのカウントを進め、第1所定開度P1以下の運転時間をカウントするカウンタTa、Tb、Tcの各値をクリアする(ステップS7)。
次に、運転時間カウンタTPが所定時間T5以上であるかの判定を行い(ステップS8)、運転時間カウンタTPが所定時間T5以上でなければ、結合子1に戻り制御動作を繰り返し、運転時間カウンタTTが所定時間T5以上であれば、結合子2の段階に進み、図3に示した暖房運転時の油回収制御の動作部のフローチャートに進み、油回収制御動作を行う。
また、ステップS6で液管とガス管との差圧dPが所定値D1以下で、かつ停止機が存在するという条件を満たさなければ、ステップS1の各室内機の運転時間カウンタTa、Tb、Tc、TPの各値をクリアする段階に戻り、油回収制御動作の判定を繰り返す。
以上のように、本実施の形態においては、複数の室内機16a、16b、16cの室内熱交換器6a、6b、6cの熱交出口温度検出手段と、室内流量調整弁4a、4b、4cの開度が第1所定開度P1以下となった運転時間を検知する手段と、ガス管圧力検出手段と、液管圧力検出手段と、ガス管圧力の検出手段と液管圧力の検出手段の検知圧力の差圧dPが所定値D1以下となる運転時間を検知する手段とを備え、流量調整弁4a、4b、4cが第1所定開度P1以下となる運転時間が所定時間T1以上となった場合には運転している室内機に対して、或いはガス管圧力と液管圧力の差圧dPが所定値D1以下となる運転時間が所定値T5以上となった場合には停止している室内機に対して、N台以下の室内機毎に、室内流量調整弁4a、4b、4cの開度を所定時間T3の間、所定開度Poとする油回収制御動作をインターバル時間T4以上の時間をおいて順次行うことで、各室内機16a、16b、16cの室内熱交換器6a、6b、6c及び接続ガス管13a、13b、13cでの油の滞留状態に応じて、適切に油回収動作を行うことができ、油回収動作による多量の液冷媒が低圧側に流入することを防止できるので、圧縮機シェル内に十分な油を常に有し、安定した冷房運転を行うことができる信頼性の高い多室型冷凍サイクル装置を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる多室型冷凍サイクル装置は、暖房運転時、各室内機の熱交換器及び接続ガス管の油の滞留状態に応じて、適切に油回収動作を行うことができ、油回収動作が必要な室内機に対して、油回収動作を順次行うことによって、多量の液冷媒の低圧側への流入も防止でき、安定した暖房運転を行うことができるので、複数の利用側熱交換器を有し個別制御を行う熱源機等にも適用できる。
4a、4b、4c 室内流量調整弁
8 吐出圧力センサー
10 液管温度センサー
11a、11b、11c 熱交出口温度センサー
16a、16b、16c 室内機
18 制御装置

Claims (6)

  1. 暖房運転時、複数の室内機の室内流量調整弁の開度を調整し、油回収を行う多室型冷凍サイクル装置において、各室内機の前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となった運転時間を検知する手段を備え、この検知値に基づいて、前記室内機のうち前記室内流量調整弁が第1所定開度以下となる運転時間が所定時間以上継続された室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とする多室型冷凍サイクル装置。
  2. 前記室内機の熱交出口温度を検出する手段を備え、油回収制御動作を行う室内機が複数台存在した場合、熱交出口温度が最も低い室内機から油回収制御動作を順次行うことを特徴とする請求項1に記載の多室型冷凍サイクル装置。
  3. 前記各室内機の前記室内流量調整弁が第2所定開度以上となった運転時間を検知する手段と、前記室内機の熱交出口温度を検出する手段とを備え、これらの検知値に基づいて、前記室内流量調整弁が第2所定開度以上となる室内機が少なくとも1台以上存在する運転時間が所定時間以上継続し、かつ、その時に停止室内機が存在する場合、前記停止室内機に対して熱交出口温度検出手段の検知値が最も低い室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とする請求項2に記載の多室型冷凍サイクル装置。
  4. ガス管圧力検出手段と、液管圧力検出手段と、前記ガス管圧力検出手段と前記液管圧力検出手段の検知圧力の差が所定値以下となる運転時間を検知する手段と、各室内機の熱交出口温度を検出する手段とを備え、これらの検知値に基づいて、前記検知圧力の差が所定値以下となる運転時間が所定時間以上継続し、かつ、その時に停止室内機が存在する場合、前記停止室内機に対して熱交出口温度検出手段の検知値が最も低い室内機から、前記室内流量調整弁を所定時間、所定開度とする油回収制御動作を順次行うことを特徴とする請求項2に記載の多室型冷凍サイクル装置。
  5. 前記室内機が油回収制御動作を順次実施する場合に、所定時間以上のインターバル時間をおいて油回収制御動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の多室型冷凍サイクル装置。
  6. 油回収制御動作を行う条件を満たした室内機が複数台存在する場合に、所定台数以下の室内機に対しては同時に油回収制御動作を実施することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の多室型冷凍サイクル装置。
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