JP2002243271A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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JP2002243271A
JP2002243271A JP2001036573A JP2001036573A JP2002243271A JP 2002243271 A JP2002243271 A JP 2002243271A JP 2001036573 A JP2001036573 A JP 2001036573A JP 2001036573 A JP2001036573 A JP 2001036573A JP 2002243271 A JP2002243271 A JP 2002243271A
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hot water
bather
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JP2001036573A
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English (en)
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Hironaka Yasufuku
洋仲 安福
Koji Hashimoto
康二 橋本
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴者が設定温度などを容易に認識できるよ
うにして不意の高温出湯などを回避できるようにする。 【解決手段】 扉6の開閉を検知する磁気スイッチおよ
び撮像した画像の変化を検出する人工網膜センサ5の出
力に基づいて、入浴者20の入室を検知し、給湯装置1
0の設定状態である風呂温度や給湯温度を、風呂用のリ
モコン3から音声で出力するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声を出力する音
声出力装置に関し、さらに詳しくは、浴室内において、
入浴者に対して音声を出力する音声出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室内においては、湯煙などのた
めに、浴室内に設置されている風呂リモコンの表示部に
表示されている風呂温度や給湯温度などの設定温度を目
視確認するのが困難な場合があり、特に、視力の弱いお
年寄りなどでは、一層困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば、高
温設定時には、予期ぜす高温出湯してしまう虞があると
いった難点がある。
【0004】また、お年寄りなどの入浴に際しては、心
不全や脳卒中などで倒れるといった異常が生じる場合が
あり、かかる場合には、早急に家人等にそれを報知でき
るようにすることが望まれる。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、入浴者が設定温度などを容易に認識できるよ
うにして不意の高温出湯などを回避できるようにするこ
とを目的とし、また、入浴者の異常を検知して早急に報
知できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、請求項1に係る本発明の音声出
力装置は、浴室への入室を検知する検知手段と、浴室内
に設置されるとともに、音声を出力する音声出力手段と
を備え、前記音声出力手段は、浴槽に給湯する給湯装置
を遠隔制御するリモコンに設けられるとともに、前記検
知手段の検知出力に応答して、前記給湯装置の設定状態
を音声で出力するものである。
【0008】請求項1に係る本発明によれば、浴室内へ
の入室が検知されると、浴室内に設置されている風呂用
のリモコンは、その音声出力手段から給湯装置の設定状
態、例えば、給湯温度や風呂温度などが音声で出力する
ので、入浴者は、浴室に入室すると、給湯温度や風呂温
度などの設定状態を、音声で容易に認識できる。
【0009】請求項2に係る本発明は、請求項1の発明
において、前記音声出力手段は、前記設定状態を音声で
出力するとともに、前記給湯装置で検知されている前記
浴槽内の湯温を、音声で出力するものである。
【0010】請求項2に係る本発明によれば、給湯装置
のコントローラで風呂サーミスタを介して検知されてい
る浴槽内の湯温を、該給湯装置を遠隔制御するリモコン
に設けられている音声出力手段で、設定状態と共に、音
声で出力するので、入浴者は、浴室に入室すると、設定
状態と共に、実際の浴槽内の湯温を、音声で容易に認識
できる。
【0011】請求項3に係る本発明の音声出力装置は、
浴槽への入浴者の入湯を検知する検知手段と、浴室内に
設置されるとともに、音声を出力する音声出力手段と、
音を検出して入浴者に異常が生じているか否かを監視す
る監視手段と、報知手段とを備え、前記音声出力手段
は、浴槽に給湯する給湯装置を遠隔制御するリモコンに
設けられるとともに、前記検知手段の検知出力に基づい
て、入浴者に対する音声出力を開始し、前記監視手段
は、前記音声出力手段の前記音声出力に対する入浴者の
応答音に基づいて、入浴者に異常が生じているか否かを
監視し、前記報知手段は、前記監視手段で入浴者に異常
が生じているとされたときに、それを報知するものであ
る。
【0012】請求項3に係る本発明によれば、浴槽への
入湯が検知されると、浴室内に設置されている風呂用の
リモコンの音声出力手段は、入浴者に対する音声出力を
開始し、音を検出して監視する監視手段は、前記音声出
力に対する入浴者の応答音に基づいて、入浴者に異常が
生じているか否かを監視し、異常が生じているときに
は、報知手段で報知するので、入浴者に異常が生じたと
きには、それを報知できることになる。
【0013】請求項4に係る本発明は、請求項3の発明
において、前記音声出力手段による入浴者に対する前記
音声出力は、入浴者に対する呼びかけであって、予め設
定された時間間隔で行われ、前記監視手段は、前記呼び
かけに対する入浴者の音声による応答が、所定期間内に
有るか否かに基づいて監視するものであり、前記報知手
段は、前記給湯装置を遠隔制御する浴室外に設置された
別のリモコンに設けられるものである。
【0014】請求項4に係る本発明によれば、浴槽への
入湯が検知されると、浴室内に設置されている風呂用の
リモコンの音声出力手段は、入浴者に対する予め設定さ
れた時間間隔、例えば、周期的な、あるいは、異なる時
間間隔の呼びかけを開始し、監視手段は、その呼びかけ
に対する返事が所定期間にないときには、異常が生じた
として報知手段で報知するので、入浴者に異常が生じた
ときは、それを早急に報知できることになる。
【0015】請求項5に係る本発明は、請求項3または
4の発明において、浴槽からの入浴者の出湯を検知する
出湯検知手段を備え、前記音声出力手段は、前記出湯検
知手段の検知出力に基づいて、入浴者に対する音声出力
を停止するものである。
【0016】請求項5に係る本発明によれば、浴槽から
の入浴者の出湯が検知されると、音声出力手段は、入浴
者に対する音声出力を停止するので、入浴が終了する
と、入浴者に異常が生じているか否かの監視が自動的に
解除される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態に基づいて説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の一つの
実施の形態に係る音声出力装置を備える浴室の概略平面
図である。
【0019】浴室1内には、浴槽2が設置されるととも
に、浴室1の内壁には、風呂用のリモコン3が設置され
ている。また、浴室1外には、浴槽2にお湯を張った
り、追い焚きしたり、あるいは、カランやシャワー等か
ら給湯する給湯装置10が設置されており、この給湯装
置10の内部のコントローラには、上述の風呂用のリモ
コン3および台所などに設置されたメインリモコン11
が接続されている。
【0020】従来、浴室1内では、湯煙などのために、
風呂用のリモコン3の表示部に表示されている風呂温度
や給湯温度などの設定温度を目視確認するのが困難な場
合が有り、そのため、例えば、高温設定時には、予期ぜ
す高温出湯してしまう虞があるといった難点があった。
【0021】そこで、この実施の形態では、入浴者が設
定温度などを容易に認識できるようにするために、入浴
者が浴室1内に入室したことを検知し、そのときの給湯
装置1の設定状態、この実施の形態では、風呂温度およ
び給湯温度を風呂用のリモコン3から音声で出力するよ
うにしている。
【0022】このため、浴室1に出入りするための扉6
には、その回動端に、磁石7が内蔵される一方、浴室1
の壁には、前記磁石7に対応する位置に、ホールIC8
が設けられており、この磁石7およびホールIC8によ
って、扉6の開閉を検知する磁気スイッチ9を構成して
いる。さらに、浴室1の洗い場4の天井には、洗い場4
を撮像する人工網膜センサ5を設置している。この人工
網膜センサ5は、低解像度の画像の変化を検出するもの
であり、例えば、撮像範囲内に入浴者が存在して動きが
あれば、それを検出できるものである。
【0023】この人工網膜センサ5および磁気スイッチ
9によって、後述のように、入浴者の浴室1内への入室
を検知する検知手段が構成され、この検知手段の検知出
力が、給湯装置10の内部のコントローラに与えられる
ようになっている。
【0024】なお、扉6が、スライド式の扉である場合
には、上述と同様に可動側であるスライド扉に磁石7を
設け、固定側の壁にホールIC8を設ければよい。
【0025】風呂用のリモコン3は、図2に示されるよ
うに、浴槽2にお湯を張るための風呂自動スイッチ、追
い焚きするための追い焚きスイッチ、給湯スイッチ等の
各種のスイッチ12と、このスイッチ12の操作信号が
入力されるスイッチ入力回路13と、給湯装置10の内
部のコントローラとの間で通信を行うための通信回路1
4と、設定水位や設定温度などを表示する表示部15
と、各部を制御するCPU16とを備えている。
【0026】さらに、この実施の形態では、上述のよう
に設定温度等を音声で出力するために、予め音声データ
がROMデータとして格納されている音声IC17と、
音声データを増幅する出力アンプ18と、スピーカ19
とを備えている。音声IC17は、CPU16からの制
御信号に従って、格納されている音声データを選択して
出力するものであり、格納されている音声データは、単
語や文節ごとに分けられており、それらをつなげて出力
できるようになっている。例えば、「風呂温度は」、
「40℃」、「です。」、「給湯温度は」、「43
度」、「です。」といったものである。
【0027】次に、この実施の形態の動作を、図3のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0028】例えば、お湯張りが終了した後、処理を開
始し、人工網膜センサ5による画像の変化があるか否か
が判断され(ステップn1)、浴室1内に入室していな
いときには、画像の変化がないので、ステップn2に移
り、磁気スイッチ9のホールIC8からの検出信号にエ
ッジ変化があるか否か、すなわち、扉6が開閉されたか
否かを検出し、図4に示されるように、浴室1への入室
のために扉6が開閉されると、前記検出信号のエッジ変
化が生じるので、ステップn3に移り、人工網膜センサ
5による画像の変化があるか否かが判断される。
【0029】入室の場合には、図4(b)に示されるよ
うに、入浴者20の動きが画像の変化として検出される
ので、ステップn4に移り、給湯装置10の内部のコン
トローラから風呂用のリモコン3に対して、入室検知信
号が送信され、これによって、風呂用のリモコン3は、
浴室1内に入室した入浴者20に対して、例えば、「風
呂温度は40℃です。」、「給湯温度は43度です。」
といった音声による報知を行う。
【0030】これによって、入浴者20は、湯煙などに
妨げられることなく、現在の設定温度を容易に認識でき
ることになる。
【0031】なお、浴室1からの退室の際にも扉6の開
閉が検出されるけれども、ステップn1において、画像
の変化が検出されるので、音声が出力されることはな
く、また、単なる扉6の開閉もステップn3において、
画像の変化が検出されないので、音声が出力されること
はない。
【0032】入浴者が浴室1内に入室したときの音声出
力の回数は、1回でもよいし、数回繰り返してもよい。
【0033】上述の実施の形態では、浴室1内への入室
の検知を、磁気スイッチ9や人工網膜センサ5によって
行ったけれども、本発明は、これに限るものではなく、
例えば、リミットスイッチ、光電スイッチ、超音波セン
サ等を用いてもよい。
【0034】上述の実施の形態では、設定状態として、
風呂温度および給湯温度を音声で出力したけれども、本
発明の他の実施の形態として、例えば、自動的に追い焚
きを行う場合には、追い焚きしていることを音声で出力
するようにしてもよく、保温中でなく、お湯の温度が低
い場合には、その旨を音声で出力するようにしてもよ
く、さらに、高温設定時には、その旨を音声で出力して
もよい。
【0035】さらに、設定状態の音声による報知ととも
に、給湯装置10の内部のコントローラに風呂サーミス
タを介して検知されている浴槽2内の湯温を音声で、例
えば、「浴槽の湯温は40℃です。」、「浴槽の湯は熱
いです。」あるいは「浴槽の湯は冷たいです。」といっ
たように報知してもよい。
【0036】また、音声の出力と共に、例えば、高温設
定時には、風呂用のリモコン3で赤い点滅表示などを行
うようにしてもよい。
【0037】上述の実施の形態では、浴室1への入室を
検知する磁気スイッチ9および人工網膜センサ5の出力
を、給湯装置10の内部のコントローラに与えたけれど
も、本発明の他の実施の形態として、磁気スイッチ9お
よび人工網膜センサ5の出力を、風呂用のリモコン3の
CPUに与え、風呂用のリモコン3で入室を検知して音
声を出力するようにしてもよい。
【0038】(実施の形態2)図5は、本発明の他の実
施の形態に係る音声出力装置を備える給湯装置の概略構
成図である。
【0039】この給湯装置21は、浴槽2に接続された
循環路23に配設された循環ポンプ24と、追い焚き加
熱部25と、給湯加熱部26と、各種センサの出力、風
呂用のリモコン27および台所等のメインリモコン28
の設定操作に応じて、各部を制御するコントローラ29
とを備えている。
【0040】循環路23は、浴槽水導入側である戻り側
23aと浴槽水還流側である往き側23bとを備えてお
り、戻り側の循環路23aには、浴槽2の水位を検出す
る圧力センサなどからなる水位センサ30が設けられて
いる。
【0041】往き側の循環路23bには、給湯加熱部2
6の下流側の給湯路31が分岐されたバイパス路31a
が、注湯電磁弁32および逆止弁33を介して接続され
ている。
【0042】コントローラ29は、例えばマイクロコン
ピュータからなり、風呂用のリモコン27またはメイン
リモコン28によって自動湯張りが設定されると、浴槽
2に対して給湯する自動湯張り運転を行うものである。
【0043】この湯張り運転では、注湯電磁弁32が開
かれ、浴槽2に給湯加熱部26で加熱された湯が循環路
23の戻り側23aおよび往き側23bの両方から供給
され、設定された浴槽水位になるように湯張りが行われ
る。
【0044】この実施の形態では、浴槽2に入浴中に、
例えば、心不全や脳卒中などの異常が生じたような場合
に、早急に家人に報知できるように次のようにしてい
る。
【0045】すなわち、浴槽2に、入浴者が入湯したと
きには、浴槽水位の急激な上昇を、上述の水位センサ3
0の出力に基づいて検知し、図6に示されるように、浴
室内に設置されている風呂用のリモコン27によって、
入浴者34に対して音声で、予め設定されている時間間
隔、例えば、周期的な呼びかけを行い、呼びかけに対す
る入浴者34からの音声による応答を、前記リモコン2
7に設けた音センサとしての集音マイク43によって検
出し、呼びかけに対して所定期間内に応答がないときに
は、給湯装置21のコントローラ29を介してメインリ
モコン28に対して警報信号を出力し、メインリモコン
28で音声等による報知を行うものである。
【0046】このため、風呂用のリモコン27は、図7
に示されるように、風呂自動スイッチや追い焚きスイッ
チ等の各種のスイッチ35と、スイッチ入力回路36
と、給湯装置21のコントローラ29との間で通信を行
うための通信回路37と、設定水位や設定温度などを表
示する表示部38と、各部を制御するCPU39とを備
えている。
【0047】さらに、この実施の形態では、上述のよう
に入浴者34に対する呼びかけを音声で出力するため
に、予め音声データがROMデータとして格納されてい
る音声IC40と、音声データを増幅する出力アンプ4
1と、スピーカ42とを備えている。音声IC40は、
CPU39からの制御信号に従って、格納されている音
声データを選択して出力するものであり、格納されてい
る音声データは、例えば、「起きていますか」といった
呼びかけの言葉である。
【0048】また、風呂用のリモコン27には、入浴者
34から応答音声を検出するために、集音マイク43
と、このマイク43からの音声信号を増幅する音声アン
プ44と、所要の周波数成分の音声信号を通過させるフ
ィルタ回路45と、このフィルタ回路45の出力を検波
してCPU39に直流出力を与える検波回路46とを備
えている。
【0049】次に、この実施の形態の動作を、図8のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0050】例えば、お湯張りが終了した後、処理を開
始し、給湯装置21のコントローラ29は、水位センサ
30の出力に基づいて、浴槽に人が入っているか否か、
すなわち、浴槽2の水位の急激な上昇(入湯)があっ
て、その後、水位の急激な低下(出湯)がないかを判断
し(ステップn1)、浴槽に入っているときには、異常
が生じていないかの監視を開始するために、風呂用のリ
モコン27に対して入浴中であることを示す信号を送信
し、これによって、風呂用のリモコン27は、入浴者3
4に対して音声による呼びかけを行い(ステップn
2)、一定時間内に入浴者34から音声に応答があった
か否かを判断し(ステップn3)、応答があったときに
は、ステップn1に戻り、浴槽2に入浴者34が入湯し
ている間、音声による呼びかけを一定の周期で繰り返す
ことになる。なお、この周期は、必ずしも一定である必
要はなく、異なる時間間隔で呼びかけを行ってもよい。
【0051】ステップn3において、一定時間内に入浴
者34からの音声による応答がないときには、異常であ
るとして、給湯装置21のコントローラ29に警報信号
を送信し、コントローラ29は、台所のメインリモコン
28から異常を知らせるブザーや音声による報知を行っ
て(ステップn4)家人に異常を知らせるものである。
なお、音声による報知と合わせて赤色の点滅表示などを
併せて行うようにしてもよい。また、風呂用のリモコン
27でブザー等による報知を行えるようにしてもよい。
【0052】なお、お年寄りや子供でなく、入浴中の異
常の検知が必要でない場合には、リモコン27,28に
よる解除操作によって音声による呼びかけを解除するよ
うにしてもよい。
【0053】(その他の実施の形態)本発明の他の実施
の形態として、上述の実施の形態1,2を組み合わせ、
例えば、浴室内に入室すると、風呂温度などの設定状態
を音声で報知し、浴槽に入湯している間は、音声による
呼びかけによって異常を検知できるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、浴室内の
入室が検知されると、浴室内に設置されている風呂用の
リモコンは、給湯装置の設定状態、例えば、給湯温度や
風呂温度などを音声で出力するので、入浴者は、浴室に
入室すると、給湯温度や風呂温度などの設定状態を、音
声で容易に認識できることになり、これによって、不意
の高温出湯などを回避できることになる。
【0055】また、本発明によれば、浴槽への入湯が検
知されると、浴室内に設置されている風呂用のリモコン
は、入浴者に対する音声出力を開始し、前記音声出力に
対する入浴者の応答音に基づいて、入浴者に異常が生じ
ているか否かを監視し、異常が生じているときには、報
知手段で報知するので、入浴者に異常が生じたときに
は、それを報知できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る音声出力装置
を備える浴室の概略平面図である。
【図2】風呂用のリモコン3のブロック図である。
【図3】動作説明に供するフローチャートである。
【図4】浴室への入室を示す浴室の概略側面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る音声出力装置を
備える給湯装置の概略構成図である。
【図6】入浴状態を示す図である。
【図7】風呂用のリモコンのブロック図である。
【図8】動作説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
1 浴室 2 浴槽 3,27 風呂用のリモコン 5 人工網膜センサ 6 扉 9 磁気スイッチ 10,21 給湯装置 11,28 メインリモコン 19,42 スピーカ 29 コントローラ 30 水位センサ 43 集音マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D005 FA00 2D032 GA00 3L024 CC19 CC21 DD06 DD17 DD21 DD27 EE03 EE07 FF12 FF18 GG06 GG12 GG50 5C086 AA06 AA22 BA04 CA08 CA28 CB02 CB19 CB40 DA16 DA33 DA40 EA45 FA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室への入室を検知する検知手段と、浴
    室内に設置されるとともに、音声を出力する音声出力手
    段とを備え、 前記音声出力手段は、浴槽に給湯する給湯装置を遠隔制
    御するリモコンに設けられるとともに、前記検知手段の
    検知出力に応答して、前記給湯装置の設定状態を音声で
    出力することを特徴とする音声出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声出力装置において、 前記音声出力手段は、前記設定状態を音声で出力すると
    ともに、前記給湯装置で検知されている前記浴槽内の湯
    温を、音声で出力することを特徴とする音声出力装置。
  3. 【請求項3】 浴槽への入浴者の入湯を検知する検知手
    段と、浴室内に設置されるとともに、音声を出力する音
    声出力手段と、音を検出して入浴者に異常が生じている
    か否かを監視する監視手段と、報知手段とを備え、 前記音声出力手段は、浴槽に給湯する給湯装置を遠隔制
    御するリモコンに設けられるとともに、前記検知手段の
    検知出力に基づいて、入浴者に対する音声出力を開始
    し、 前記監視手段は、前記音声出力手段の前記音声出力に対
    する入浴者の応答音に基づいて、入浴者に異常が生じて
    いるか否かを監視し、 前記報知手段は、前記監視手段で入浴者に異常が生じて
    いるとされたときに、それを報知することを特徴とする
    音声出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の音声出力装置において、 前記音声出力手段による入浴者に対する前記音声出力
    は、入浴者に対する呼びかけであって、予め設定された
    時間間隔で行われ、 前記監視手段は、前記呼びかけに対する入浴者の音声に
    よる応答が、所定期間内に有るか否かに基づいて監視す
    るものであり、 前記報知手段は、前記給湯装置を遠隔制御する浴室外に
    設置された別のリモコンに設けられる音声出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の音声出力装置に
    おいて、浴槽からの入浴者の出湯を検知する出湯検知手
    段を備え、 前記音声出力手段は、前記出湯検知手段の検知出力に基
    づいて、入浴者に対する音声出力を停止する音声出力装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126954A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Rinnai Corp 浴室監視装置
JP2018134165A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 株式会社ノーリツ 風呂装置

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