JP2002242237A - 作業機械の表示装置 - Google Patents

作業機械の表示装置

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JP2002242237A
JP2002242237A JP2001038600A JP2001038600A JP2002242237A JP 2002242237 A JP2002242237 A JP 2002242237A JP 2001038600 A JP2001038600 A JP 2001038600A JP 2001038600 A JP2001038600 A JP 2001038600A JP 2002242237 A JP2002242237 A JP 2002242237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービスマンに連絡が必要となる場合に早急に
サービスマンの電話番号を表示画面に表示すること。サ
ービスマンに緊急な連絡が必要である場合に早急にサー
ビスマンの電話番号等の呼出符号を表示画面に表示でき
るようにすること。 【解決手段】表示画面2の表示箇所2a、2b、2c、
2d、2e、2fには各種状態表示マークが表示され
る。表示画面2にサービスマンの電話番号の表示を指示
する表示信号をコントローラ20が受けると、表示箇所
2bに表示されていた作動油温表示マーク22が非表示
される。表示箇所2bには記憶部18に記憶されている
呼出コード32が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業機械の運転室等
に備えられ、作業機械の状態及びサービスマンの電話番
号等の呼出符号を表示画面に表示する作業機械の表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場で使用される建設機械は様々な
異常状態になる。異常状態が軽度であればオペレータは
自ら処理を行うことができる。しかし異常の種類によっ
てはサービスマンによる処理を要するものがある。なか
でも油圧ポンプの容量を制御する制御弁のソレノイドが
断線した場合等のように保守すべき優先度が高い異常状
態となった場合は、サービスマンにより早急に処理する
必要がある。このような異常状態となった場合にサービ
スマンに早急な連絡をするために、販売代理店、修理工
場、サービスマン等の電話番号を記載した用紙等が予め
運転室に備えられる。異常が発生したならば、オペレー
タは用紙に記載された販売代理店、修理工場、サービス
マン等の電話番号を参照し、携帯電話機等を用いてサー
ビスマンに連絡して呼び出す。するとサービスマンは建
設機械が存在する場所まで出向き異常に対する処理を行
うことができる。
【0003】オペレータは建設機械に発生した異常を表
示装置によって認識する。図4は従来の表示装置を示す
図である。
【0004】表示装置80の表示画面81には、建設機
械の状態を表示する状態表示マーク82(バーグラフ)
と、建設機械に生じた異常を表示するコーションマーク
83とが表示される。例えばバーグラフとしてエンジン
の冷却水の温度と燃料の残量を示す状態表示マーク82
と、バッテリ電圧、エンジン油圧、作動油温、冷却水温
等が異常値になったことを示すコーションマーク83と
が同一の表示画面81に表示される。
【0005】オペレータは表示装置80の表示画面81
に表示された状態表示マーク82の表示内容から、現在
の燃料残量値と冷却水の温度を認識することができる。
またコーションマーク83の点灯状態から、現在発生し
ている異常の種類を認識することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】建設機械は購入されて
使用される場合と、レンタルで使用される場合がある。
建設機械をレンタルで使用する場合には、オペレータが
煩雑に代わるため販売代理店、修理工場、サービスマン
の電話番号等を記載した用紙等を運転室に備えておいた
としても、その用紙等を紛失する虞がある。このような
場合に作業機械が異常状態となると、オペレータはサー
ビスマンに早急に連絡して呼び出すことができない。
【0007】早急な処理を要する異常が発生した場合に
処理が遅延すると建設機械に重大な損傷が発生する虞が
ある。
【0008】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、サービスマンに緊急な連絡が必要である場合
に早急に販売代理店、修理工場、サービスマンの電話番
号等の呼出符号を表示画面に表示できるようにすること
を解決課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用、効果】そこで
第1発明は、表示画面に作業機械の状態を示す作業機械
情報を表示するようにした作業機械の表示装置におい
て、呼出符号を、前記表示画面に表示することを特徴と
する。
【0010】第1発明を図1、図2を用いて説明する。
【0011】たとえばオペレータとサービスマンは互い
に通信端末である携帯電話機を所持しているものとす
る。
【0012】表示画面2の表示箇所2a、2b、2c、
2d、2e、2fには状態表示マーク21、22、2
3、24、25、26及びコーションマーク27、2
8、29が表示されている。サービスマンの電話番号の
表示が指示されると表示画面2の表示箇所2bに表示さ
れていた状態表示マーク(作動油温表示マーク)22、
コーションマーク(作動油温コーションマーク)28が
非表示されると共に、表示箇所2bには記憶部18に記
憶されている呼出コード32が表示される。呼出コード
32はオペレータの携帯電話機の電話番号を示す。
【0013】第1発明によれば、サービスマンに緊急な
連絡が必要となる場合に表示画面2にサービスマンの電
話番号等の呼出符号が表示されるため早急にサービスマ
ンを呼び出すことが可能となる。
【0014】また第2発明は、表示画面に作業機械の状
態を示す作業機械情報を表示するようにした作業機械の
表示装置において、作業機械の異常状態を検出する検出
手段を備え、前記検出手段によって作業機械の異常状態
が検出された場合に、この検出された作業機械の異常状
態と呼出符号とを、前記表示画面に表示することを特徴
とする。
【0015】第2発明を図1、図2を用いて説明する。
【0016】たとえばオペレータとサービスマンは互い
に通信端末である携帯電話機を所持しているものとす
る。
【0017】建設機械が異常状態でない場合には、表示
画面2の表示箇所2a、2b、2c、2d、2e、2f
に状態表示マーク21、22、23、24、25、26
及びコーションマーク27、28、29が表示される。
【0018】建設機械が異常状態となった場合、例えば
油圧ポンプを制御するソレノイドが断線した場合には、
表示箇所2bに表示されていた状態表示マーク(作動油
温表示マーク)22及びコーションマーク(作動油温コ
ーションマーク)28が非表示されると共に、表示箇所
2bに記憶部18に記憶されている呼出コード32が表
示される。呼出コード32はオペレータの携帯電話機の
電話番号である。
【0019】第2発明によれば、作業機械が異常状態と
なった場合のようにサービスマンに緊急な連絡が必要と
なる場合に表示画面2にサービスマンの電話番号等の呼
出符号が表示されるため早急にサービスマンを呼び出す
ことが可能となる。
【0020】また第3発明は、第1発明または第2発明
において、呼出符号を、操作によって設定する呼出符号
設定手段を備えたことを特徴とする。
【0021】第3発明を図1を用いて説明する。
【0022】表示装置1の表示モードが電話番号設定モ
ードになると、スイッチ4〜13は符号設定用のスイッ
チとして機能する。そこでスイッチ4〜13を操作して
サービスマンの電話番号が入力されると、記憶部18に
その内容が設定される。
【0023】第3発明によれば、任意の電話番号等の呼
出符号を設定することが可能となる。
【0024】また第4発明は、第2発明において、前記
異常状態は、作業機械の各異常状態のうちで特定のもの
であることを特徴とする。
【0025】第4発明によれば、建設機械に特定の異常
が発生した場合にのみ表示装置1の表示画面2に自動的
にサービスマンの電話番号等の呼出符号が表示される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る作業機械の表示
装置が、油圧ショベルに使用される場合を想定して説明
する。以下、オペレータとサービスマンは互いに通信端
末である携帯電話機を所持しているものと想定する。
【0027】図1は実施形態の表示装置1を示す図であ
る。図2(a)は各状態表示マークが表示されている表
示画面を示している。図2(b)はエラーコードが表示
されている表示画面を示している。図2(c)は呼出コ
ードが表示されている表示画面を示している。
【0028】表示装置1の外面には表示画面2とスイッ
チパネル3とが配置され、表示装置1の内部には記憶部
18と異常検出部19とコントローラ20とが設けられ
ている。なお記憶部18と異常検出部19とコントロー
ラ20とが表示装置1の外部に設けられるようにしても
よい。
【0029】油圧ショベルのエンジンの冷却水の水温、
作動油の温度、燃料量、稼働時間の各状態は油圧ショベ
ルの各部に設けられた各センサによって検出される。各
センサの検出信号はコントローラ20に入力される。コ
ントローラ20は各センサの検出信号に基づいて油圧シ
ョベルの現在の状態を表示画面2に表示する。またスイ
ッチパネル3にはスイッチ4〜17が設けられている。
スイッチ4〜17を操作することにより操作内容に対応
する制御信号がコントローラ20に出力され、作業モー
ドや走行速度などの作業状態、走行状態が制御される。
【0030】表示画面2は例えば液晶表示画面で構成さ
れている。表示画面2は大きくは各表示箇所2a、2
b、2c、2d、2e、2fに区分けされている。表示
画面2の各表示箇所2a〜2fには油圧ショベルの状態
を示す状態表示マーク21、22、23、24、25、
26と、油圧ショベルで発生した異常を示すコーション
マーク27、28、29と各種コード31、32が表示
される。
【0031】エラーコード31は油圧ショベルの異常状
態をコード化したものである。エラーコード31が示す
異常状態には、図2(b)に示すように油圧ポンプの容
量を制御するソレノイドの異常(「E02」)、ガバナ
のセンサの異常、作業機の角度を測るセンサの異常等が
ある。
【0032】呼出コード32はサービスマンの電話番号
である。呼出コード32が示す電話番号は図2(c)に
示すように3行で表示され、1行につき4桁の番号まで
表示することができる。
【0033】コントローラ20は表示画面2の各表示箇
所2a〜2fの表示、非表示を制御する。記憶部18に
は各種コード31、32が記憶されている。
【0034】表示箇所2aにはエンジン水温表示マーク
21とエンジン水温コーションマーク27が対応づけら
れている。表示箇所2cには燃料量表示マーク23と燃
料量コーションマーク29が対応づけられている。表示
箇所2dには稼働時間表示マーク24が対応づけられて
いる。表示箇所2eには作業モード表示マーク25が対
応づけられている。表示箇所2fには走行速度表示マー
ク26が対応づけられている。
【0035】これに対して表示箇所2bには、作動油温
表示マーク22と作動油温コーションマーク28が対応
づけられていると共に、エラーコード31、呼出コード
32が対応づけられている。
【0036】エンジン水温表示マーク21はエンジンの
冷却水の水温を指示するゲージを有しており、対応する
センサの水温検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化
し、現在の水温値を指示する。エンジンの冷却水の温度
検出値が上昇して異常値に達するとエンジン水温コーシ
ョンマーク27が例えば赤色に点灯する。
【0037】同様に作動油温表示マーク22は油圧シリ
ンダ等の作動油の作動油温度を指示するゲージを有して
おり、対応するセンサの作動油温検出値に応じてゲージ
の傾斜角度が変化し、現在の作動油温度値を指示する。
作動油の温度検出値が上昇して異常値に達すると作動油
温コーションマーク28がたとえば黄色に点灯する。
【0038】同様に燃料量表示マーク23は燃料タンク
内の燃料量を指示するゲージを有しており、対応するセ
ンサの燃料量検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化
し、現在の燃料量(残量)を指示する。燃料量検出値が
一定値以下になると燃料量コーションマーク29がたと
えば赤色に点灯する。
【0039】稼働時間表示マーク24はエンジンの稼働
時間を数値にて表示する。
【0040】作業モード表示マーク25は現在選択され
ている作業モードを絵文字にて表示するものであり、選
択されている作業モードに応じて表示態様が変化する。
【0041】同様に走行速度表示マーク26は現在選択
されている走行速度段(走行用油圧モータの変速位置)
を絵文字にて表示するものであり、選択されている走行
速度段に応じて表示態様が変化する。
【0042】スイッチ4〜17のうちスイッチ4〜13
は表示装置1の表示画面2の表示内容に応じて、コント
ローラ20に入力されるデータ内容を異ならせている。
表示装置1が呼出コード入力モードである場合にはスイ
ッチ4〜13はそれぞれ数字「0」〜「9」のデータを
入力するテンキーとして機能する。すなわちスイッチ4
を押すと「0」が入力され、スイッチ5を押すと「1」
が入力され、スイッチ6を押すと「2」が入力され、ス
イッチ7を押すと「3」が入力され、スイッチ8を押す
と「4」が入力され、スイッチ9を押すと「5」が入力
され、スイッチ10を押すと「6」が入力され、スイッ
チ11を押すと「7」が入力され、スイッチ12を押す
と「8」が入力され、スイッチ13を押すと「9」が入
力される。
【0043】表示画面2の表示内容が、図2(a)の場
合にはスイッチ4〜13はそれぞれ各スイッチに図示さ
れた文字、イラスト内容に応じたデータを入力するスイ
ッチとして機能する。
【0044】またスイッチ14、15は、表示箇所2b
上でカーソルを移動させるカーソルキーである。カーソ
ルの現在位置は背景色を反転させた色で示される。また
スイッチ16はエンターキーである。スイッチ17は押
動操作により表示画面2に呼出コード32を表示させる
キーである。スイッチ17が押されると、コントローラ
20は表示画面2の表示箇所2bにサービスマンの電話
番号が表示されるように表示を制御する。
【0045】異常検出部19は油圧ショベルで発生する
異常を検出するセンサである。異常検出部19で異常状
態が検出されると、異常検出信号がコントローラ20に
入力される。
【0046】次に表示装置1の動作について図1、図2
を併せ参照して説明する。
【0047】表示装置1の表示モードには、通常の表示
モードと電話番号設定モードとがある。モードの選択は
特殊なキー操作によって行われる。
【0048】図2(a)は通常の表示モードの状態を示
す。通常の表示モードの状態では表示画面2の表示箇所
2aにエンジン水温表示マーク21、エンジン水温コー
ションマーク27が表示され、表示箇所2bに作動油温
表示マーク22、作動油温コーションマーク28が表示
され、表示箇所2cに燃料量表示マーク23、燃料量コ
ーションマーク29が表示され、表示箇所2dに稼働時
間表示マーク24が表示され、表示箇所2eに作業モー
ド表示マーク25が表示され、表示箇所2fに走行速度
表示マーク26が表示される。なお異常が発生していな
いときにはエンジン水温コーションマーク27、作動油
温表示マーク28、燃料量表示マーク29は非点灯状態
になっている。
【0049】ここで油圧ポンプの容量を制御するソレノ
イドが断線するという異常が発生したとする。異常検出
部19ではソレノイドの異常状態が検出され、異常検出
信号がコントローラ20に入力される。このためコント
ローラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態から図
2(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御す
る。
【0050】図2(b)に示すように表示箇所2a、2
c、2d、2e、2fに表示されている各状態表示マー
ク21、23、24、25、26ならびに各コーション
マーク27、29はその表示状態を維持する。一方表示
箇所2bに表示されていた作動油温表示マーク22、作
動油温コーションマーク28は非表示状態になる。コン
トローラ20は異常状態に対応するエラーコード31を
記憶部18から読み出し、表示箇所2bに表示するよう
に制御する。図2(b)に示すエラーコード「E02」
は、「油圧ポンプの容量を制御するソレノイドの異常」
に対応している。
【0051】コントローラ20は表示箇所2bにエラー
コード31が表示されてから所定時間、例えば3秒経過
すると、表示画面2を図2(b)に示す状態から図2
(c)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
【0052】図2(c)に示すように表示箇所2a、2
c、2d、2e、2fに表示されている各状態表示マー
ク21、23、24、25、26ならびに各コーション
マーク27、29はその表示状態を維持する。一方表示
箇所2bに表示されていたエラーコード31は非表示状
態になる。コントローラ20は呼出コード32を記憶部
18から読み出し、表示箇所2bに表示するように制御
する。これにより油圧ポンプのソレノイドの故障を修復
するサービスマンの電話番号が表示箇所2bに表示され
る。
【0053】表示箇所2bに呼出コード32が表示され
てから更に所定時間、例えば3秒経過すると、コントロ
ーラ20は表示画面2を図2(c)に示す状態から図2
(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
以後同様にして、表示箇所2bには所定時間毎にエラー
コード31と呼出コード32とが交互に表示される。
【0054】オペレータは呼出コード32に示されたサ
ービスマンの電話番号を読み取り、サービスマンに携帯
電話機を用いて電話連絡し呼び出すことができる。
【0055】異常が2以上発生した場合はつぎのように
動作する。例えば油圧ポンプの容量を制御するソレノイ
ドが異常状態となり、さらにガバナのセンサが異常状態
となる場合である。この場合は表示箇所2bには最初
に、油圧ポンプの容量を制御するソレノイドの異常状態
に対応するエラーコード31が表示される。そしてエラ
ーコード31が表示されてから所定時間経過すると、表
示箇所2bのエラーコード31が非表示となり、ガバナ
のセンサの異常状態に対応するエラーコード31′が表
示される。またエラーコード31′が表示されてから所
定時間経過すると、表示箇所2bのエラーコード31′
が非表示となり、呼出コード32が表示される。以後同
様にして、表示箇所2bには所定時間毎にエラーコード
31とエラーコード31′と呼出コード32とが交互に
表示される。
【0056】電話連絡により呼び出されたサービスマン
は油圧ショベルの異常状態を確認し、異常状態に対する
適切な処理を行うことができる。
【0057】なお油圧ショベルが異常状態にない場合で
あっても表示画面2に呼出コードを表示させる実施も可
能である。
【0058】すなわち表示画面2が図2(a)に示す状
態であるときに、スイッチ17が押動操作されると、コ
ントローラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態か
ら図2(c)に示す状態に遷移させるように表示を制御
する。スイッチ17が押動操作された場合は、異常検出
部19が異常状態を検出した場合と異なり、表示箇所2
bにエラーコード31は表示されない。
【0059】記憶部18への呼出コード32の設定はス
イッチ4〜17を用いて行われる。以下、その一例を示
す。
【0060】表示モードが電話番号設定モードに選択さ
れると、表示箇所2bには電話番号の入力を促すカーソ
ルが表示される。カーソルの位置はスイッチ14、15
で上下移動させることができ、スイッチ4〜13を用い
てカーソルの位置に数字を入力することができる。入力
が終了し、エンターキーであるスイッチ16を押すと入
力した電話番号が呼出コード32として記憶部18に設
定される。
【0061】記憶部18への呼出コード32の設定が車
両外の事務所に備えられたパーソナルコンピュータや携
帯式のパーソナルコンピュータによって通信回線を介し
て行われるようにしてもよい。
【0062】なお本実施形態では表示画面2のうち表示
箇所2bにエラーコード31、呼出コード32を表示す
るようにしている。しかし表示画面2が小さいため各種
コード31、32の視認性が悪い場合等には、図3
(a)、(b)に示すように表示画面2の全面に各種コ
ード31、32を表示するようにしてもよい。
【0063】図3(a)はエラーコード31が全面に表
示されている表示画面を示している。図3(b)は呼出
コード32が全面に表示されている表示画面を示してい
る。
【0064】油圧ショベルが異常状態になった場合は、
コントロ−ラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態
から図3(a)に示す状態に遷移させるように表示を制
御し、所定時間経過後に図3(a)に示す状態から図3
(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
以後、表示画面2には所定時間毎にエラーコード31と
呼出コード32が交互に表示される。
【0065】スイッチ17が押された場合は、コントロ
ーラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態から図3
(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
【0066】また本実施形態ではサービスマンの携帯電
話機の電話番号を表示するようにしたが、サービスマン
の営業所にある電話機の電話番号を表示するようにして
もよい。
【0067】また呼出コード32はサービスマンの電話
番号に限らず、ファクシミリの番号や電子メールのアド
レスやホームページのアドレスにしてもよい。この場合
もスイッチ4〜13によってファクシミリの番号や電子
メールのアドレスやホームページのアドレスを示す数
字、英字、記号を設定することができる。なおこれら数
字、英字、記号を表示してオペレータに連絡先を認識さ
せるのではなく、音声によってオペレータに連絡先を認
識させるようにしてもよい。
【0068】また異常状態の内容により連絡先が異なる
場合には、異常状態の内容と呼出コードとを対応付け、
異常状態に対応した呼出コードが呼び出されるようにし
てもよい。
【0069】また表示画面2の表示箇所2bに複数の呼
出コードを表示するようにしてもよい。たとえばサービ
スマンの電話番号と修理工場の電話番号とを同時に表示
するようにしてもよいし、サービスマンの電話番号と電
子メールのアドレスとを同時に表示するようにしてもよ
い。
【0070】また建設機械に特定の異常状態が発生した
場合にのみ、表示箇所2bにエラーコード31、呼出コ
ード32が表示されるようにしてもよい。たとえばガバ
ナのセンサの異常が発生した場合にのみ、表示箇所2b
にエラーコード31、呼出コード32が表示されるよう
にしてもよい。
【0071】また表示箇所2bに呼出コード32が常時
表示されるようにしてもよい。
【0072】また表示箇所2bにエラーコード31と呼
出コード32とが同時に表示されるようにしてもよい。
【0073】なお呼出コード31はオペレータが任意に
設定することができるようにしてもよい。たとえばオペ
レータは自宅の電話番号等を設定してもよい。
【0074】以上のように本実施形態によれば、サービ
スマンに緊急な連絡が必要となる場合に表示画面2に販
売代理店、修理工場、サービスマン等の電話番号を表示
できるため、サービスマンを早急に呼び出して油圧ショ
ベルを保守することができる。
【0075】なお以上の実施形態は油圧ショベル等の建
設機械に搭載されるものとして説明した。しかし本発明
の表示装置は、建設機械に限らず工作機械などのあらゆ
る作業機械の表示装置として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の表示装置1を示す図である。
【図2】図2(a)は各状態表示マークが表示されてい
る表示画面を示している。図2(b)はエラーコードが
表示されている表示画面を示している。図2(c)は呼
出コードが表示されている表示画面を示している。
【図3】図3(a)はエラーコードが全面に表示されて
いる表示画面を示している。図3(b)は呼出コードが
全面に表示されている表示画面を示している。
【図4】図4は従来の表示装置を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 表示画面 4〜17 スイッチ 18 記憶部 19 異常検出部 20 コントローラ 21、22、23、24、25、26 状態表示マーク 32 呼出コード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に作業機械の状態を示す作業
    機械情報を表示するようにした作業機械の表示装置にお
    いて、 呼出符号を、前記表示画面に表示することを特徴とする
    作業機械の表示装置。
  2. 【請求項2】 表示画面に作業機械の状態を示す作業
    機械情報を表示するようにした作業機械の表示装置にお
    いて、 作業機械の異常状態を検出する検出手段を備え、 前記検出手段によって作業機械の異常状態が検出された
    場合に、この検出された作業機械の異常状態と呼出符号
    とを、前記表示画面に表示することを特徴とする作業機
    械の表示装置。
  3. 【請求項3】 呼出符号を、操作によって設定する呼
    出符号設定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の作業機械の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記異常状態は、作業機械の各異常状
    態のうちで特定のものであることを特徴とする請求項2
    記載の作業機械の表示装置。
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