JP4463438B2 - 作業機械の表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業機械の運転室等に備えられ、作業機械の状態及びサービスマンの電話番号等の呼出符号を表示画面に表示する作業機械の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設現場で使用される建設機械は様々な異常状態になる。異常状態が軽度であればオペレータは自ら処理を行うことができる。しかし異常の種類によってはサービスマンによる処理を要するものがある。なかでも油圧ポンプの容量を制御する制御弁のソレノイドが断線した場合等のように保守すべき優先度が高い異常状態となった場合は、サービスマンにより早急に処理する必要がある。このような異常状態となった場合にサービスマンに早急な連絡をするために、販売代理店、修理工場、サービスマン等の電話番号を記載した用紙等が予め運転室に備えられる。異常が発生したならば、オペレータは用紙に記載された販売代理店、修理工場、サービスマン等の電話番号を参照し、携帯電話機等を用いてサービスマンに連絡して呼び出す。するとサービスマンは建設機械が存在する場所まで出向き異常に対する処理を行うことができる。
【0003】
オペレータは建設機械に発生した異常を表示装置によって認識する。図4は従来の表示装置を示す図である。
【0004】
表示装置80の表示画面81には、建設機械の状態を表示する状態表示マーク82(バーグラフ)と、建設機械に生じた異常を表示するコーションマーク83とが表示される。例えばバーグラフとしてエンジンの冷却水の温度と燃料の残量を示す状態表示マーク82と、バッテリ電圧、エンジン油圧、作動油温、冷却水温等が異常値になったことを示すコーションマーク83とが同一の表示画面81に表示される。
【0005】
オペレータは表示装置80の表示画面81に表示された状態表示マーク82の表示内容から、現在の燃料残量値と冷却水の温度を認識することができる。またコーションマーク83の点灯状態から、現在発生している異常の種類を認識することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
建設機械は購入されて使用される場合と、レンタルで使用される場合がある。建設機械をレンタルで使用する場合には、オペレータが煩雑に代わるため販売代理店、修理工場、サービスマンの電話番号等を記載した用紙等を運転室に備えておいたとしても、その用紙等を紛失する虞がある。このような場合に作業機械が異常状態となると、オペレータはサービスマンに早急に連絡して呼び出すことができない。
【0007】
早急な処理を要する異常が発生した場合に処理が遅延すると建設機械に重大な損傷が発生する虞がある。
【0008】
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、サービスマンに緊急な連絡が必要である場合に早急に販売代理店、修理工場、サービスマンの電話番号等の呼出符号を表示画面に表示できるようにすることを解決課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用、効果】
そこで第1発明は、
表示画面に作業機械の状態を示す作業機械情報を表示するようにした作業機械の表示装置において、
呼出符号を、前記表示画面に表示すること
を特徴とする。
【0010】
第1発明を図1、図2を用いて説明する。
【0011】
たとえばオペレータとサービスマンは互いに通信端末である携帯電話機を所持しているものとする。
【0012】
表示画面2の表示箇所2a、2b、2c、2d、2e、2fには状態表示マーク21、22、23、24、25、26及びコーションマーク27、28、29が表示されている。サービスマンの電話番号の表示が指示されると表示画面2の表示箇所2bに表示されていた状態表示マーク(作動油温表示マーク)22、コーションマーク(作動油温コーションマーク)28が非表示されると共に、表示箇所2bには記憶部18に記憶されている呼出コード32が表示される。呼出コード32はオペレータの携帯電話機の電話番号を示す。
【0013】
第1発明によれば、サービスマンに緊急な連絡が必要となる場合に表示画面2にサービスマンの電話番号等の呼出符号が表示されるため早急にサービスマンを呼び出すことが可能となる。
【0014】
また第2発明は、
表示画面に作業機械の状態を示す作業機械情報を表示するようにした作業機械の表示装置において、
作業機械の異常状態を検出する検出手段を備え、
前記検出手段によって作業機械の異常状態が検出された場合に、この検出された作業機械の異常状態と呼出符号とを、前記表示画面に表示すること
を特徴とする。
【0015】
第2発明を図1、図2を用いて説明する。
【0016】
たとえばオペレータとサービスマンは互いに通信端末である携帯電話機を所持しているものとする。
【0017】
建設機械が異常状態でない場合には、表示画面2の表示箇所2a、2b、2c、2d、2e、2fに状態表示マーク21、22、23、24、25、26及びコーションマーク27、28、29が表示される。
【0018】
建設機械が異常状態となった場合、例えば油圧ポンプを制御するソレノイドが断線した場合には、表示箇所2bに表示されていた状態表示マーク(作動油温表示マーク)22及びコーションマーク(作動油温コーションマーク)28が非表示されると共に、表示箇所2bに記憶部18に記憶されている呼出コード32が表示される。呼出コード32はオペレータの携帯電話機の電話番号である。
【0019】
第2発明によれば、作業機械が異常状態となった場合のようにサービスマンに緊急な連絡が必要となる場合に表示画面2にサービスマンの電話番号等の呼出符号が表示されるため早急にサービスマンを呼び出すことが可能となる。
【0020】
また第3発明は、第1発明または第2発明において、
呼出符号を、操作によって設定する呼出符号設定手段を備えたこと
を特徴とする。
【0021】
第3発明を図1を用いて説明する。
【0022】
表示装置1の表示モードが電話番号設定モードになると、スイッチ4〜13は符号設定用のスイッチとして機能する。そこでスイッチ4〜13を操作してサービスマンの電話番号が入力されると、記憶部18にその内容が設定される。
【0023】
第3発明によれば、任意の電話番号等の呼出符号を設定することが可能となる。
【0024】
また第4発明は、第2発明において、
前記異常状態は、作業機械の各異常状態のうちで特定のものであること
を特徴とする。
【0025】
第4発明によれば、建設機械に特定の異常が発生した場合にのみ表示装置1の表示画面2に自動的にサービスマンの電話番号等の呼出符号が表示される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る作業機械の表示装置が、油圧ショベルに使用される場合を想定して説明する。以下、オペレータとサービスマンは互いに通信端末である携帯電話機を所持しているものと想定する。
【0027】
図1は実施形態の表示装置1を示す図である。図2(a)は各状態表示マークが表示されている表示画面を示している。図2(b)はエラーコードが表示されている表示画面を示している。図2(c)は呼出コードが表示されている表示画面を示している。
【0028】
表示装置1の外面には表示画面2とスイッチパネル3とが配置され、表示装置1の内部には記憶部18と異常検出部19とコントローラ20とが設けられている。なお記憶部18と異常検出部19とコントローラ20とが表示装置1の外部に設けられるようにしてもよい。
【0029】
油圧ショベルのエンジンの冷却水の水温、作動油の温度、燃料量、稼働時間の各状態は油圧ショベルの各部に設けられた各センサによって検出される。各センサの検出信号はコントローラ20に入力される。コントローラ20は各センサの検出信号に基づいて油圧ショベルの現在の状態を表示画面2に表示する。またスイッチパネル3にはスイッチ4〜17が設けられている。スイッチ4〜17を操作することにより操作内容に対応する制御信号がコントローラ20に出力され、作業モードや走行速度などの作業状態、走行状態が制御される。
【0030】
表示画面2は例えば液晶表示画面で構成されている。表示画面2は大きくは各表示箇所2a、2b、2c、2d、2e、2fに区分けされている。表示画面2の各表示箇所2a〜2fには油圧ショベルの状態を示す状態表示マーク21、22、23、24、25、26と、油圧ショベルで発生した異常を示すコーションマーク27、28、29と各種コード31、32が表示される。
【0031】
エラーコード31は油圧ショベルの異常状態をコード化したものである。エラーコード31が示す異常状態には、図2(b)に示すように油圧ポンプの容量を制御するソレノイドの異常(「E02」)、ガバナのセンサの異常、作業機の角度を測るセンサの異常等がある。
【0032】
呼出コード32はサービスマンの電話番号である。呼出コード32が示す電話番号は図2(c)に示すように3行で表示され、1行につき4桁の番号まで表示することができる。
【0033】
コントローラ20は表示画面2の各表示箇所2a〜2fの表示、非表示を制御する。記憶部18には各種コード31、32が記憶されている。
【0034】
表示箇所2aにはエンジン水温表示マーク21とエンジン水温コーションマーク27が対応づけられている。表示箇所2cには燃料量表示マーク23と燃料量コーションマーク29が対応づけられている。表示箇所2dには稼働時間表示マーク24が対応づけられている。表示箇所2eには作業モード表示マーク25が対応づけられている。表示箇所2fには走行速度表示マーク26が対応づけられている。
【0035】
これに対して表示箇所2bには、作動油温表示マーク22と作動油温コーションマーク28が対応づけられていると共に、エラーコード31、呼出コード32が対応づけられている。
【0036】
エンジン水温表示マーク21はエンジンの冷却水の水温を指示するゲージを有しており、対応するセンサの水温検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化し、現在の水温値を指示する。エンジンの冷却水の温度検出値が上昇して異常値に達するとエンジン水温コーションマーク27が例えば赤色に点灯する。
【0037】
同様に作動油温表示マーク22は油圧シリンダ等の作動油の作動油温度を指示するゲージを有しており、対応するセンサの作動油温検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化し、現在の作動油温度値を指示する。作動油の温度検出値が上昇して異常値に達すると作動油温コーションマーク28がたとえば黄色に点灯する。
【0038】
同様に燃料量表示マーク23は燃料タンク内の燃料量を指示するゲージを有しており、対応するセンサの燃料量検出値に応じてゲージの傾斜角度が変化し、現在の燃料量(残量)を指示する。燃料量検出値が一定値以下になると燃料量コーションマーク29がたとえば赤色に点灯する。
【0039】
稼働時間表示マーク24はエンジンの稼働時間を数値にて表示する。
【0040】
作業モード表示マーク25は現在選択されている作業モードを絵文字にて表示するものであり、選択されている作業モードに応じて表示態様が変化する。
【0041】
同様に走行速度表示マーク26は現在選択されている走行速度段(走行用油圧モータの変速位置)を絵文字にて表示するものであり、選択されている走行速度段に応じて表示態様が変化する。
【0042】
スイッチ4〜17のうちスイッチ4〜13は表示装置1の表示画面2の表示内容に応じて、コントローラ20に入力されるデータ内容を異ならせている。表示装置1が呼出コード入力モードである場合にはスイッチ4〜13はそれぞれ数字「0」〜「9」のデータを入力するテンキーとして機能する。すなわちスイッチ4を押すと「0」が入力され、スイッチ5を押すと「1」が入力され、スイッチ6を押すと「2」が入力され、スイッチ7を押すと「3」が入力され、スイッチ8を押すと「4」が入力され、スイッチ9を押すと「5」が入力され、スイッチ10を押すと「6」が入力され、スイッチ11を押すと「7」が入力され、スイッチ12を押すと「8」が入力され、スイッチ13を押すと「9」が入力される。
【0043】
表示画面2の表示内容が、図2(a)の場合にはスイッチ4〜13はそれぞれ各スイッチに図示された文字、イラスト内容に応じたデータを入力するスイッチとして機能する。
【0044】
またスイッチ14、15は、表示箇所2b上でカーソルを移動させるカーソルキーである。カーソルの現在位置は背景色を反転させた色で示される。またスイッチ16はエンターキーである。スイッチ17は押動操作により表示画面2に呼出コード32を表示させるキーである。スイッチ17が押されると、コントローラ20は表示画面2の表示箇所2bにサービスマンの電話番号が表示されるように表示を制御する。
【0045】
異常検出部19は油圧ショベルで発生する異常を検出するセンサである。異常検出部19で異常状態が検出されると、異常検出信号がコントローラ20に入力される。
【0046】
次に表示装置1の動作について図1、図2を併せ参照して説明する。
【0047】
表示装置1の表示モードには、通常の表示モードと電話番号設定モードとがある。モードの選択は特殊なキー操作によって行われる。
【0048】
図2(a)は通常の表示モードの状態を示す。通常の表示モードの状態では表示画面2の表示箇所2aにエンジン水温表示マーク21、エンジン水温コーションマーク27が表示され、表示箇所2bに作動油温表示マーク22、作動油温コーションマーク28が表示され、表示箇所2cに燃料量表示マーク23、燃料量コーションマーク29が表示され、表示箇所2dに稼働時間表示マーク24が表示され、表示箇所2eに作業モード表示マーク25が表示され、表示箇所2fに走行速度表示マーク26が表示される。なお異常が発生していないときにはエンジン水温コーションマーク27、作動油温表示マーク28、燃料量表示マーク29は非点灯状態になっている。
【0049】
ここで油圧ポンプの容量を制御するソレノイドが断線するという異常が発生したとする。異常検出部19ではソレノイドの異常状態が検出され、異常検出信号がコントローラ20に入力される。このためコントローラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態から図2(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
【0050】
図2(b)に示すように表示箇所2a、2c、2d、2e、2fに表示されている各状態表示マーク21、23、24、25、26ならびに各コーションマーク27、29はその表示状態を維持する。一方表示箇所2bに表示されていた作動油温表示マーク22、作動油温コーションマーク28は非表示状態になる。コントローラ20は異常状態に対応するエラーコード31を記憶部18から読み出し、表示箇所2bに表示するように制御する。図2(b)に示すエラーコード「E02」は、「油圧ポンプの容量を制御するソレノイドの異常」に対応している。
【0051】
コントローラ20は表示箇所2bにエラーコード31が表示されてから所定時間、例えば3秒経過すると、表示画面2を図2(b)に示す状態から図2(c)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
【0052】
図2(c)に示すように表示箇所2a、2c、2d、2e、2fに表示されている各状態表示マーク21、23、24、25、26ならびに各コーションマーク27、29はその表示状態を維持する。一方表示箇所2bに表示されていたエラーコード31は非表示状態になる。コントローラ20は呼出コード32を記憶部18から読み出し、表示箇所2bに表示するように制御する。これにより油圧ポンプのソレノイドの故障を修復するサービスマンの電話番号が表示箇所2bに表示される。
【0053】
表示箇所2bに呼出コード32が表示されてから更に所定時間、例えば3秒経過すると、コントローラ20は表示画面2を図2(c)に示す状態から図2(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。以後同様にして、表示箇所2bには所定時間毎にエラーコード31と呼出コード32とが交互に表示される。
【0054】
オペレータは呼出コード32に示されたサービスマンの電話番号を読み取り、サービスマンに携帯電話機を用いて電話連絡し呼び出すことができる。
【0055】
異常が2以上発生した場合はつぎのように動作する。例えば油圧ポンプの容量を制御するソレノイドが異常状態となり、さらにガバナのセンサが異常状態となる場合である。この場合は表示箇所2bには最初に、油圧ポンプの容量を制御するソレノイドの異常状態に対応するエラーコード31が表示される。そしてエラーコード31が表示されてから所定時間経過すると、表示箇所2bのエラーコード31が非表示となり、ガバナのセンサの異常状態に対応するエラーコード31′が表示される。またエラーコード31′が表示されてから所定時間経過すると、表示箇所2bのエラーコード31′が非表示となり、呼出コード32が表示される。以後同様にして、表示箇所2bには所定時間毎にエラーコード31とエラーコード31′と呼出コード32とが交互に表示される。
【0056】
電話連絡により呼び出されたサービスマンは油圧ショベルの異常状態を確認し、異常状態に対する適切な処理を行うことができる。
【0057】
なお油圧ショベルが異常状態にない場合であっても表示画面2に呼出コードを表示させる実施も可能である。
【0058】
すなわち表示画面2が図2(a)に示す状態であるときに、スイッチ17が押動操作されると、コントローラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態から図2(c)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。スイッチ17が押動操作された場合は、異常検出部19が異常状態を検出した場合と異なり、表示箇所2bにエラーコード31は表示されない。
【0059】
記憶部18への呼出コード32の設定はスイッチ4〜17を用いて行われる。以下、その一例を示す。
【0060】
表示モードが電話番号設定モードに選択されると、表示箇所2bには電話番号の入力を促すカーソルが表示される。カーソルの位置はスイッチ14、15で上下移動させることができ、スイッチ4〜13を用いてカーソルの位置に数字を入力することができる。入力が終了し、エンターキーであるスイッチ16を押すと入力した電話番号が呼出コード32として記憶部18に設定される。
【0061】
記憶部18への呼出コード32の設定が車両外の事務所に備えられたパーソナルコンピュータや携帯式のパーソナルコンピュータによって通信回線を介して行われるようにしてもよい。
【0062】
なお本実施形態では表示画面2のうち表示箇所2bにエラーコード31、呼出コード32を表示するようにしている。しかし表示画面2が小さいため各種コード31、32の視認性が悪い場合等には、図3(a)、(b)に示すように表示画面2の全面に各種コード31、32を表示するようにしてもよい。
【0063】
図3(a)はエラーコード31が全面に表示されている表示画面を示している。図3(b)は呼出コード32が全面に表示されている表示画面を示している。
【0064】
油圧ショベルが異常状態になった場合は、コントロ−ラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態から図3(a)に示す状態に遷移させるように表示を制御し、所定時間経過後に図3(a)に示す状態から図3(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。以後、表示画面2には所定時間毎にエラーコード31と呼出コード32が交互に表示される。
【0065】
スイッチ17が押された場合は、コントローラ20は表示画面2を図2(a)に示す状態から図3(b)に示す状態に遷移させるように表示を制御する。
【0066】
また本実施形態ではサービスマンの携帯電話機の電話番号を表示するようにしたが、サービスマンの営業所にある電話機の電話番号を表示するようにしてもよい。
【0067】
また呼出コード32はサービスマンの電話番号に限らず、ファクシミリの番号や電子メールのアドレスやホームページのアドレスにしてもよい。この場合もスイッチ4〜13によってファクシミリの番号や電子メールのアドレスやホームページのアドレスを示す数字、英字、記号を設定することができる。なおこれら数字、英字、記号を表示してオペレータに連絡先を認識させるのではなく、音声によってオペレータに連絡先を認識させるようにしてもよい。
【0068】
また異常状態の内容により連絡先が異なる場合には、異常状態の内容と呼出コードとを対応付け、異常状態に対応した呼出コードが呼び出されるようにしてもよい。
【0069】
また表示画面2の表示箇所2bに複数の呼出コードを表示するようにしてもよい。たとえばサービスマンの電話番号と修理工場の電話番号とを同時に表示するようにしてもよいし、サービスマンの電話番号と電子メールのアドレスとを同時に表示するようにしてもよい。
【0070】
また建設機械に特定の異常状態が発生した場合にのみ、表示箇所2bにエラーコード31、呼出コード32が表示されるようにしてもよい。たとえばガバナのセンサの異常が発生した場合にのみ、表示箇所2bにエラーコード31、呼出コード32が表示されるようにしてもよい。
【0071】
また表示箇所2bに呼出コード32が常時表示されるようにしてもよい。
【0072】
また表示箇所2bにエラーコード31と呼出コード32とが同時に表示されるようにしてもよい。
【0073】
なお呼出コード31はオペレータが任意に設定することができるようにしてもよい。たとえばオペレータは自宅の電話番号等を設定してもよい。
【0074】
以上のように本実施形態によれば、サービスマンに緊急な連絡が必要となる場合に表示画面2に販売代理店、修理工場、サービスマン等の電話番号を表示できるため、サービスマンを早急に呼び出して油圧ショベルを保守することができる。
【0075】
なお以上の実施形態は油圧ショベル等の建設機械に搭載されるものとして説明した。しかし本発明の表示装置は、建設機械に限らず工作機械などのあらゆる作業機械の表示装置として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の表示装置1を示す図である。
【図2】図2(a)は各状態表示マークが表示されている表示画面を示している。図2(b)はエラーコードが表示されている表示画面を示している。図2(c)は呼出コードが表示されている表示画面を示している。
【図3】図3(a)はエラーコードが全面に表示されている表示画面を示している。図3(b)は呼出コードが全面に表示されている表示画面を示している。
【図4】図4は従来の表示装置を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置
2 表示画面
4〜17 スイッチ
18 記憶部
19 異常検出部
20 コントローラ
21、22、23、24、25、26 状態表示マーク
32 呼出コード

Claims (8)

  1. 建設機械の運転室に設けられる表示部と、
    建設機械の運転室に設けられるスイッチ群と、
    呼出符号を記憶する記憶部と、
    建設機械の異常が発生していない場合には、前記表示部の全面に建設機械の情報を表示し、
    建設機械の異常が発生した場合には、前記表示部の一部に建設機械の情報を表示すると共に前記表示部の残りの部分に前記記憶部に記憶された呼出符号を表示する表示制御手段と
    を備えたこと
    を特徴とする建設機械の表示装置。
  2. 建設機械の異常が発生した場合に、前記表示部の一部に表示される建設機械の情報は、建設機械の稼働時間の情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の表示装置。
  3. 前記記憶部には、建設機械の異常の状態を示す情報が記憶されており、建設機械の異常が発生した場合に、当該異常の状態を示す情報が、呼出符号と同時に、表示されること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の表示装置。
  4. 前記スイッチ群のスイッチは、データを入力する機能と呼出符号を設定する機能とを兼用していること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の表示装置。
  5. 前記スイッチ群の特定のスイッチが操作されると、前記記憶部に記憶された呼出符号が前記表示部に表示されること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の表示装置。
  6. 建設機械で特定の異常が発生した場合に、前記表示部の一部に建設機械の情報が表示されると共に前記表示部の残りの部分に前記記憶部に記憶された呼出符号が表示されること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の表示装置。
  7. 前記記憶部には、建設機械で発生する複数の異常にそれぞれ呼出符号が対応づけられて記憶されており、
    建設機械の異常が発生した場合には、当該異常に対応づけられた呼出符号が前記記憶部から読み出されて表示されること
    を特徴とする請求項1記載の作業機械の表示装置。
  8. 特殊なキー操作によって呼出符号設定モードとなり、
    前記呼出符号設定モードでは、前記スイッチ群のスイッチが操作されると、呼出符号が設定されること
    を特徴とする請求項1記載の作業機械の表示装置。
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