JP5819224B2 - 建設機械の通信制御装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械の通信制御装置及び通信制御方法に係り、特に迅速かつ効率的に送信確認を行うための建設機械の通信制御装置及び通信制御方法に関する。
従来では、建設機械を稼働させるための各種設定情報(機械情報)やエンジン・油圧システム等の稼働状態を示す機歴情報等を、建設機械に備え付けの表示部(モニタ)に表示し、オペレータ(作業者)等がこれらの情報を確認しながら目的の作業を行っている。また、従来では、メンテナンス作業等を行うサービスマン(メンテナンス作業者)が定期的に建設機械のある場所に赴き、上述した表示部から機械情報や機歴情報を取得して点検等を行っている。
なお、従来では、サービスマン等が直接建設機械のある場所に赴かなくても建設機械に対して人工衛星等の衛星通信を介してデータを送信したり、建設機械内のデータを受信する技術が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2003−293399号公報 特開2002−198887号公報
ところで、上述した特許文献に示すような従来技術では、例えば複数の建設機械の稼働状況や現在位置等を管理する管理サーバ等から、各建設機械に対して所定のデータを送信し、建設機械がそのデータを受信して、対応する処理をさせる場合がある。そのような場合には、例えば建設機械を扱うユーザ用のPC(Personal Computer)から管理サーバに指示を行い、指示を受けた管理サーバが衛星通信サービスを介して指示に対応するデータを対象の建設機械に送信し、建設機械の通信制御装置がこのデータを受信して所定の処理を行う。
しかしながら、例えば、建設機械の通信制御装置の送信機能に対するトラブルシュート等を行いたい場合に、従来手法では、上述した管理サーバを介してデータの送受信を行わなければならない。そのため、管理サーバの負荷が増えてデータ送信処理時間が大きくなったり、管理サーバのメンテナンス等による停止等が原因で、迅速に建設機械側の受信確認が行えない場合がある。特に、トラブルシュート等を行う場合には、サービスマン等が対象の建設機械のある場所に赴き、トラブルの発生している箇所をチェックする必要があるため、建設機械の通常の作業を行うことができなくなる。そのため、トラブルシュート等を行う場合には、より迅速で効率的な送信確認が要求される。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、迅速かつ効率的に送信確認を行うための建設機械の通信制御装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、迅速かつ効率的に送信確認を行うための建設機械の通信制御装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、予め設定された管理サーバに対して所定のデータを送信する建設機械の通信制御装置において、送信テスト用のテストデータの送信時に、前記管理サーバ以外の携帯端末に対してテストデータを送信させる制御を行う制御部と、前記テストデータの送信前に、前記テストデータの設定と送信先の携帯端末の設定とを行う画面を表示する表示部とを有することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現又は構成要素の任意の組み合わせを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造等に適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、建設機械における送信確認を迅速かつ効率的に行うことができる。
建設機械の管理システムの一例を示す図である。 本実施形態における建設機械の一例を示す図である。 建設機械における制御部の機能構成の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 携帯端末に表示される画面の一例を示す図である。
<本発明について>
本発明では、例えば建設機械の通信制御装置等において、データの送信が正常に行われているか否かの送信確認を行う場合、従来のように管理サーバ等を経由せずに、所定の端末に予め設定されたテストデータが送信されたか否かに基づいて送信確認を行う。また、本発明は、建設機械からテストデータを送信するために、スイッチ操作等の情報入力部を用いて、所定の端末へ直接テストデータを送信する機能を有する。これにより、建設機械の修理やメンテナンスを行うサービスマン(メンテナンス作業者)等は、例えば建設機械から自分の携帯端末等にテストデータを送信し、携帯端末でそのテストデータの受信を確認することで、迅速かつ効率的に建設機械の送信機能の確認を行うことができる。
また、本発明では、管理サーバ等を経由せずに建設機械からテストデータを送信し、所定の端末に受信させる仕組みを構築することで、システム全体の通信経路を短くすることができ、どの通信経路でトラブルが発生しているかを容易に特定することができる。
なお、本発明は、例えば建設機械の通信制御装置の送信機能に対するトラブルシュート時等に適用することができるが、これに限定されるものではなく、例えば送信機能のメンテナンス時等にも活用することができる。
以下に、本発明における建設機械の通信制御装置及び通信制御方法を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
<建設機械の管理システム>
まず、本発明が適用される建設機械の管理システムの概略例について、図を用いて説明する。図1は、建設機械の管理システムの一例を示す図である。図1に示す管理システム10は、建設機械11と、携帯端末12と、携帯メール用送受信アンテナ13と、携帯メールサーバ14と、通信ネットワーク15と、衛星通信サーバ16と、地上局17と、通信衛星18とを有する。また、管理システム10は、上述した構成の他に、例えば、サービスマンの所属するメンテナンス企業等が使用するPC20(図1の例では、PC20−1〜20−3)と、1又は複数の建設機械の稼働状況等を管理する稼働管理サーバ(管理サーバ)21とを有していてもよい。なお、携帯メールサーバ14、衛星通信サーバ16、PC20、及び稼働管理サーバ21とは、インターネット回線等に代表される通信ネットワーク15を介してデータの送受信が状態で接続されている。
また、稼働管理サーバ21と、携帯端末12と、PC20と、建設機械11とは、それぞれが固有の識別情報を有している。例えば、稼働管理サーバ21にはアドレスA、携帯端末12にはアドレスB、PC20−1にはアドレスC、建設機械11にはアドレスTがそれぞれ割り当てられている。なお、識別情報としては、例えばメールアドレスやIP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレス、電話番号等があるが、これに限定されるものではなく固有の情報であればよい。本実施形態では、上述した識別情報に基づいて対象の機械や装置(PC、サーバ)、端末に所定のデータの送受信を行うことができる。
また、図1の例では、建設機械11及び携帯端末12を1台のみ示しているが、これに限定されるものではなく、管理システム10内に複数の建設機械11及び携帯端末12を有していてもよい。
建設機械11は、アンテナ30と、通信制御装置31と、表示部32とを有するよう構成されている。アンテナ30は、通信衛星18とのデータの送受信を行うための通信手段を設けている。通信制御装置31に出力されたデータは、アンテナ30を介して送信される。また、本実施形態におけるアンテナ30は、データを受信する場合にも用いることができる。
通信制御装置31は、建設機械11における送信確認を行う場合に、サービスマン等の指示により、予め設定されたテストデータを、アンテナ30を介して所定の送付先(例えば、携帯端末12又はPC20等)に送信する。なお、テストデータの内容は、表示部32に表示される。サービスマンは、表示部32の表示内容を確認しながらテストデータの設定や変更等を行うことができる。
なお、テストデータは、例えば「0101」等の予め設定された信号列や、「テスト1」、「テスト2」等の文字パターン等の中から選択される少なくとも1つのデータを用いることができるが、これに限定されるものではない。
また、送付先については、予め設定されていてもよく、情報入力部等を用いてユーザが直接送付先を入力してもよい。なお、送付先が携帯端末12の場合には、例えばトラブルシュートを担当するサービスマンが所持する携帯端末12を送付先にすることが好ましいが、これに限定されるものではなく、例えばメンテナンス会社の代表のアドレスを送付先にしてもよい。なお、上述した各設定は、表示部32に表示される内容を見ながら行うことができる。また、通信制御装置31は、テストデータを正常に送信できた場合に、その旨を表示部32に表示させる。
ここで、通信制御装置31には、予め建設機械11毎に割り当てられた識別情報(例えば、アドレスT)が管理されている。本実施形態において、サービスマン等は、例えばトラブルシュートの対象の建設機械11から自分の携帯端末12にテストデータを送信する際に、自分の携帯端末12の識別情報を送信先としてテストデータを送信する。この場合に、送信されたテストデータには、送信元情報として建設機械11の識別情報を有することになる。なお、通信制御装置31は、テストデータを電子メールで送信する場合には、電子メール機能を有する。なお、建設機械11からのテストデータの受信は、電子メールに限定されるものではなく、例えば予め携帯端末12毎に設定されたIPアドレスやMACアドレス等のアドレス情報等を用いてテストデータを送信してもよい。また、建設機械11は、電子メール機能ではなく、例えばショートメール機能を用いてテストデータを送信してもよい。
例えば電子メール機能を用いた場合には、例えばメールの「本文」又は「件名」にテストデータの内容を書き込む。また、ショートメール機能を用いた場合には、例えば携帯端末12の電話番号を送信先に設定してテストデータを送信する。この場合、携帯メールサーバ14において予め管理されている電話番号とアドレスとの対応テーブル等を用いて、電話番号から携帯端末12のアドレスを取得して、テストデータが、所定の携帯端末12に送信される。また、本実施形態では、上述した電子メール機能以外にも予め設定したコマンド操作によりテストデータを送信したり、専用のアプリケーションを起動させて上述したテストデータの送信処理を行ってもよい。
また、通信制御装置31は、送信確認の実行結果を記憶部等に記憶し、記憶された送信確認の実行結果を所定のタイミングで稼働管理サーバ21に送信することができる。なお、所定のタイミングとは、例えば所定の時間毎、曜日毎、週毎、月毎のように時間情報に基づくタイミングや、記憶されているデータ量に基づくタイミング、稼働管理サーバ21から送信確認の実行結果の取得要求を受信したタイミング、サービスマンによる通信制御装置31への送信指示を受けたタイミング等があるが、これに限定されるものではない。また、受信確認の実行結果は、上述した稼働管理サーバ21だけでなく、携帯端末12やPC20に送信することもできる。
表示部32は、通信制御装置31によるテストデータの送信処理を行うか否かの設定画面や、テストデータの選択や設定、送付先情報等を画面に表示する。なお、テストデータや送付先情報は、予め記憶部に記憶されている複数の情報を表示して、サービスマン等に選択させてもよく、また情報入力部等を用いて入力できる画面を表示してもよい。
なお、表示部32は、例えばモニタディスプレイ等を用いることでき、例えばスイッチパネル等の情報入力部があることも好ましいが、これに限定されるものではない。なお、上述した建設機械11の具体的な構成例については、後述する。
携帯端末12は、建設機械11から送信されたテストデータを受信し、受信した内容を携帯端末12に設けられた画面に表示する。なお、携帯端末12は、テストデータを受信した旨を音声出力や発光部の点灯等によりユーザ(例えば、サービスマン)等に通知することもできる。なお、携帯端末12は、建設機械11からのテストデータが電子メールで送信されてきた場合には、そのテストデータの内容を取得可能な電子メール機能を有する。
また、携帯端末12は、テストデータを正常に受信した場合には、その旨をPC20や稼働管理サーバ21に送信してもよい。
ここで、携帯端末12としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ゲーム機器等を利用することができるが、これに限定されるものではなく、可搬型の情報通信端末であればよい。
携帯メール用送受信アンテナ13は、携帯端末12と携帯メールサーバ14との間でデータの送受信を行う。具体的には、携帯メールサーバ14から送信されたテストデータを受信し、受信したテストデータを携帯端末12に出力する。なお、この場合のテストデータは、例えば電子メールとして送信されたメール形式のテストデータを意味するが、これに限定されるものではない。
携帯メールサーバ14は、携帯メール用送受信アンテナ13と衛星通信サーバ16との間でデータの送受信を行う。なお、携帯メール用送受信アンテナ13と衛星通信サーバ16との間には、通信ネットワーク15を介する。具体的には、携帯メールサーバ14は、衛星通信サーバ16から通信ネットワーク15を介して送信されたテストデータを受信し、受信したテストデータを対象の携帯端末12の識別情報(例えば、アドレスB)に送信するため、携帯メール用送受信アンテナ13に送信する。
なお、携帯メールサーバ14は、テストデータの送信内容を所定のフォーマットに変換する処理等を行ってもよい。例えば、携帯メールサーバ14は、ショートメール機能を用いて送信されたテストデータに対しては、予め管理されている電話番号とアドレスとの対応テーブル等を用いて、電話番号から携帯端末12のアドレスを取得し、取得したアドレス宛てにテストデータを送信する。
衛星通信サーバ16は、携帯メールサーバ14と地上局17との間でデータの送受信を行う。なお、携帯メールサーバ14と地上局17との間には、通信ネットワーク15を介する。具体的には、衛星通信サーバ16は、地上局17から得られたテストデータを、通信ネットワーク15を介して携帯メールサーバ14に送信する。
地上局17は、衛星通信サーバ16と通信衛星18との間でデータの送受信を行う。具体的には、地上局17は、所定の通信衛星18から得られるテストデータを所定の地上局17に送信する。
通信衛星18は、建設機械11と地上局17との間でデータの送受信を行う。具体的には、通信衛星18は、建設機械11から得られるテストデータを受信し、受信したテストデータを所定の地上局17に送信する。
なお、本実施形態において、上述した携帯メール用送受信アンテナ13、携帯メールサーバ14、通信ネットワーク15、衛星通信サーバ16、地上局17、及び通信衛星18は、建設機械11と携帯端末12との間でデータの送受信を行うための中継装置である。
上述したようなシステム構成を有することにより、PC20や稼働管理サーバ21を介さずに建設機械11から携帯端末12に迅速かつ効率的にテストデータの送信を行うことができ、建設機械11に対する迅速な送信確認を行うことができる。
ここで、サービスマン等が、上述した管理システム10のシステム構成を用いて、建設機械11による送信確認を行う例について説明する。例えば、建設機械11における送信機能のトラブルシュート時には、まずサービスマン等が対象の建設機械11のある場所に赴く。その後、サービスマンは、建設機械11の送信機能を確認するため、建設機械11から、例えばそのサービスマンが所持する携帯端末12のアドレス(図1の例では、アドレスB)を送信先として、予め設定されたテストデータを送信する。
また、本実施形態では、建設機械11から送信されたテストデータは、上述したようにPC20や稼働管理サーバ21を経由せずに指定した携帯端末12で受信され、その結果が携帯端末12の画面等に表示される。本実施形態では、携帯端末12の画面に表示された内容をサービスマンが確認することで、迅速かつ効率的に送信確認を行うことができる。なお、サービスマンは、建設機械11からテストデータを送信し、所定時間が経過しても携帯端末12で受信ができなかった場合に、アンテナ30等の通信設備や通信経路に問題が生じていることを迅速に把握することができる。
なお、本実施形態では、建設機械11から直接携帯端末12に対してデータの送受信は行っていない。これは、建設機械11と携帯端末12との間で直接データの送受信を可能にするために、アンテナ30とは別に通信手段を設けなければならず、コストの増加に繋がるからである。また、本実施形態では、通常業務における稼働管理サーバ21とのデータの送受信において、正しく送受信ができることが好ましく、そのためにも通常利用しているアンテナ30による送信確認を行う必要があるからである。
また、本実施形態では、例えばサービスマンが建設機械11にいる場合に、PC20−1を操作するユーザに対して、テストデータを建設機械11から送信する旨の連絡をしておき、テストデータをPC20−1のアドレス(図1の例では、アドレスC)に送信することで、PC20−1を用いた送信確認を行うこともできる。
また、本実施形態では、上述した建設機械11から携帯端末12及びPC20−1の両方にテストデータを送信して2つの受信確認を行ってもよい。本実施形態では、上述したように両方にテストデータを送信して送信確認を行うことで、例えばどちらの通信経路でトラブルが発生しているかを確認することできる。
ここで、稼働管理サーバ21と、建設機械11とにおける通常のデータ送受信の例としては、例えば、建設機械11が盗難等にあった場合に、稼働管理サーバ21から建設機械11を使用できなくするためにロック制御信号を送信して、建設機械11にロックをかける場合がある。また、他の送受信の例としては、例えば稼働管理サーバ21から建設機械11の各種設定情報や機歴情報等を取得要求し、その要求を受信した建設機械11がメモリ等の記憶部に記憶された情報を稼働管理サーバ21に送信する等の送受信があるが、これに限定されるものではない。
<建設機械11の具体例>
次に、本実施形態に適用される建設機械11の具体例について図を用いて説明する。図2は、本実施形態における建設機械の一例を示す図である。なお、図2(a)は、建設機械の外観例を示し、図2(b)は、建設機械のキャブの中身の概要例を示している。
図2(a)では、建設機械11の一例として油圧ショベルを示している。図2(a)に示す建設機械11は、大略的にはキャブ40と、作業アタッチメント41と、下部走行体42と、上部旋回体43とを有するよう構成されている。
キャブ40は、オペレータ(作業者)等が作業アタッチメント41の動作や、下部走行体42における建設機械11の移動、上部旋回体43の旋回等の操縦全般を行う部分である。また、キャブ40には、図2(b)に示すように、本実施形態における表示部32が設けられている。例えば、オペレータは、表示部32を用いて、作業アタッチメント41等を稼働させるための各種設定情報やエンジン・油圧システム等の稼働状態を示す情報等を確認して目的の作業を行う。また、サービスマンは、表示部32を用いて、上述したように携帯端末12やPC20に対して送信するテストデータの設定や変更、送信先アドレスの設定、機械情報、機歴情報等の他のメンテナンス情報の確認等を行う。
作業アタッチメント41は、ブーム41a、アーム41b及びバケット41cと、これらを駆動するブームシリンダ44a、アームシリンダ44b及びバケットシリンダ44cから構成される。
建設機械11は、作業アタッチメント41を駆動させることで、例えば破砕作業、解体作業、吊り作業、掘削作業等の各種作業を行うことができる。本実施形態では、上述したような各種作業時におけるエンジン回転数や負荷率、冷却水温等のエンジン稼働状況、油圧ポンプの圧力、油温等の油圧システム稼働状況等を機械情報としてメモリ(記憶部)等に記憶する。
また、下部走行体42は、建設機械11本体の移動を可能とする。なお、下部走行体42は、例えば車輪等を用いて建設機械11本体の移動をさせるようなものであってもよい。
また、上部旋回体43は、図示しない旋回用油圧モータにより旋回可能に下部走行体42上に装架されると共に、作業アタッチメント41を俯仰動可能に支持している。
また、図2(b)に示すキャブ40は、大略的には座席50と、操縦部51と、情報入力部52と、表示部32とを有するよう構成されている。座席50は、オペレータ等が座る部分である。オペレータは、座席50に座りながら操縦部51を用いて建設機械11の操縦を行う。操縦部51は、建設機械11本体の移動、旋回動作や作業アタッチメント41により各種作業を行うためのレバーや各種スイッチ、ペダル等を有している。オペレータ(作業者)等が操縦部51を操作することにより、図示しないコントロールバルブを介して図示しない油圧ポンプからの作動油が作業アタッチメント41のブームシリンダ44a、アームシリンダ44b及びバケットシリンダ44cに給排され、作業アタッチメント41が駆動される。
表示部32は、上述したように建設機械11におけるテストデータの送信処理を行うための各種画面を表示する。また、表示部32は、建設機械11における設定情報、操縦状況、操縦結果等の機械情報や機歴情報等を表示する。
また、本実施形態では、表示部32で表示される情報をメモリ等に記憶しておき、所定のデータ量や所定時間間隔毎、又はサービスマン等の指示により、携帯端末12やPC20、稼働管理サーバ21等に送信させてもよい。
なお、図2(b)の表示部32の設置位置については、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば座席50の右側、左側に設置してもよく、座席50の前方、後方、上方、又は下方等に設置してもよい。
また、本実施形態では、1つの表示部32で、本実施形態における受信確認の結果、機械情報、機歴情報を表示させているが、これに限定されるものではなく、例えば受信確認結果を表示する表示部と、機械情報や機歴情報を表示する表示部とを分けて設けてもよい。
情報入力部52は、例えば予め設定された操作キー等により、テストデータの内容や送付先のアドレス情報等を、予め設定された複数の情報の中から選択したり、新たに入力することで設定する。なお、情報入力部52は、例えば操作キーや操作パネル、操作スイッチ等からなる。また、表示部32にタッチパネル機能等がある場合には、表示部32と、情報入力部52は、一体に形成されていてもよい。
また、本実施形態における建設機械11については、図2に示す油圧ショベルに限定されるものではなく、例えばクレーン車や杭打ち機、杭抜き機、ウォータージェット(例えば、ウォータージェットカッタ等)、泥排水処理設備、グラウトミキサ、深礎工用機械(例えば、ロータリー吹き付け機、水中切断機等)、せん孔機械等を広く含む。
<建設機械11における通信制御装置31について>
次に、建設機械11における通信制御装置31の機能構成例について図を用いて説明する。図3は、建設機械における通信制御装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示す通信制御装置31は、各種センサ部61と、メモリ(記憶部)62と、コントローラ(制御部)63とを有する。なお、図3の通信制御装置31には、アンテナ30、表示部32、及び情報入力部52が接続されている。
各種センサ部61は、建設機械11の各部の動作や状態(例えば、水温、油温等)を検出するためのものであり、各種センサ部61から得られた情報は、コントローラ63に出力される。
メモリ62は、本実施形態における各種情報(例えば、本実施形態における送信確認の結果、機械情報、機歴情報、各種アプリケーション等)を記憶する記憶部であり、必要に応じて所定の情報を書き込んだり読み出したりすることができる。
コントローラ63は、各種センサ部61、メモリ62、及び情報入力部52等から得られる情報に基づいて、アプリケーション等を用いて表示部32における表示制御等を行う。
また、コントローラ63は、情報入力部52からの指示に基づいて、上述した本実施形態におけるテストデータの送信指示を行う。具体的には、コントローラ63は、情報入力部52からの指示に基づいて、メモリ62に記憶された1又は複数のテストデータ及び送付先情報を表示部32に表示させる。また、コントローラ63は、情報入力部52を介してサービスマン等から指定されたテストデータを指定された送付先に送信する。なお、コントローラ63は、送信するテストデータの形式は、例えば電子メールでもよいが、これに限定されるものではなく、例えば情報入力部52により他の形式を指定することができる。また、コントローラ63は、送信が完了した場合にその旨を表示部32に出力させる。
更に、コンローラ66は、上述した各構成部により得られる情報をメモリ62に記憶して管理したり、メモリ62に記憶されている各種情報からサービスマン等により指示された情報や予め設定された情報等を表示部32に表示させる。また、コントローラ63は、例えば故障等が発生した場合に故障情報を表示部32に表示させることができる。
なお、情報入力部52は、メモリ62に記憶されたテストデータや送信先情報等の所定の情報の表示指示や選択指示、テストデータの送信指示、ユーザ毎のパスワードの入力等を行うことができるスイッチやボタン、キー等である。なお、情報入力部52は、例えば表示部32に表示される文字や記号、ボタン等を出力するタッチパネル等のようなものであってもよい。
<表示部32に表示される情報について>
ここで、本実施形態では、表示部32に送信処理における送信確認の結果を表示させているが、上述した機械情報や機歴情報等を表示させることもできる。ここで、機械情報は、例えば建設機械11に対するエンジンのON/OFF率や建設機械が特定の人にしかエンジンが駆動できないようにするためのパスワード情報、建設機械11を稼働させるための各種設定情報等を少なくとも1つ含むことができる。
また、機歴情報は、例えばエンジン回転数、負荷率、及び冷却水温等のうち少なくとも1つを有するエンジン稼働状況等を含むことができる。また、機歴情報は、例えば油圧ポンプの圧力及び油温等のうち、少なくとも1つを有する油圧システム稼働状況を含むことができる。また、機歴情報は、例えば作業モード設定、及び走行モード設定等のうち少なくとも1つを有する機械設定情報を含むことができる。また、機歴情報は、燃費状況等を含むことができる。また、機歴情報は、オーバーヒート及び圧力異常等のうち少なくとも1つからなる故障情報を含むことができる。更に、機歴情報は、上述した内容に限定されるものではなく、例えば建設機械11における各種時間(例えば、本体動作時間、電気系統動作時間、アイドル時間、ブレーカ使用時間、破砕使用時間等)、各種スイッチ作動回数(例えば、圧力スイッチ、操作スイッチ等)、作業モード、圧力最高値、温度分布等のうち少なくとも1つを含むことができる。更に、本実施形態における機歴情報は、上述した各種情報のうち、複数を組み合わせた情報であってもよい。なお、上述した各種時間情報は、例えば積算時間(アワーメータ)等が用いられるが、本発明においてはこれに限定されるものではない。
なお、上述した表示部32における表示は、上述したコントローラ63等によって制御される。
<表示画面例>
次に、表示部32に表示される画面例について図を用いて説明する。図4は、表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図4(a)では、表示部32に表示されるメンテナンス画面例として、上述した機械情報を表示させるか、送信テストを行うかの2つの選択ボタンが表示されている。
ここで、サービスマン等が、機械情報の表示を選択すると、図4(b)に示すように、画面が遷移する。図4(b)では、機械情報として、例えば建設機械11の「稼動時間」、「エンジン回転数」、「水温」、「油温」、「ポンプ圧力」、「作業モード」、「燃費」、「故障コード」等が表示される。なお、表示項目や表示形式、表示順序については、これに限定されるものではなく、他の機械情報や機歴情報を表示してもよい。
また、図4(a)の画面において、サービスマン等により送信テストが選択されると、図4(c)に示すように、送付先の設定を行う。なお、図4(c)の画面例では、一例として予め設定された複数のアドレスを設定したり、新たなアドレスを新規に設定するかを選択する画面を表示させ、サービスマン等に何れかを選択させるように構成されているが、これに限定されるものではない。
次に、サービスマン等により送付先の設定が終了すると、図4(d)に示すようにテストパターン設定画面を表示し、テストデータを選択させる。なお、テストデータを選択させる際には、例えば予め設定された複数のテストデータから選択してもよく、新たなテストデータを設定することができるが、これに限定されるものではない。
上述したサービス等による設定が完了すると、次に図4(e)に示すように設定した内容の確認画面が表示され、画面上の「送信しますか?」の問いに対して「YES」を選択すると、アンテナ30を介して設定した内容で送信処理が行われる。その後、正常に送信が行われると、図4(f)の画面に遷移し、送信完了のメッセージが表示される。これにより、サービスマン等は、建設機械11におけるテストデータの送信を迅速かつ効率的に行うことができる。なお、テストデータの送信時にエラーが生じた場合には、図4(f)の画面の変わりに、例えば「送信エラーが発生しました」等のメッセージが表示される。
また、図4(e)において、送信しない場合には、「NO」を選択することで、テストデータの送信処理は行われず、例えば、図4(a)に示すメンテナンス画面に遷移する。
なお、本実施形態における表示順序については、上述した例に限定されるものではなく、上述した図4(c)よりも先に図4(d)の画面を表示させ、テストデータパターン設定を先に行ってもよい。また、本実施形態では、上述の画面等で設定された情報をメモリ62に記憶しておき、送信テスト時にメモリ62から各種設定情報を読み出して、送信処理を行ってもよい。
<携帯端末画面例>
次に、携帯端末に表示される画面の一例について図を用いて説明する。図5は、携帯端末に表示される画面の一例を示す図である。図5の例では、「送信元アドレス」、「テストデータ種別」、及び「送信結果」が項目として表示されているが、表示項目や表示形式、表示順序については、これに限定されるものではない。
本実施形態では、図5に示すように、携帯端末12において、ある建設機械11(例えば、送信元アドレスA)から送信されたテストデータ(例えば、テストデータA)を受信し、受信した情報を表示することで、建設機械11における送信確認(例えば、OK/NG)を迅速且つ効率的に行うことができる。なお、図5に示す画面は、例えば建設機械11からPC20−1に送信した場合に、PC20−1の画面にも同様の項目が表示される。
上述したように本発明によれば、建設機械における送信確認を迅速かつ効率的に行うことができる。具体的には、本発明によれば、例えば建設機械に搭載しているスイッチ等の操作で通信端末の送信アドレスを稼動管理サーバから携帯端末等に切り替えて送信テストを可能にしたことで、通信端末等の送信機能のトラブルシュートが短時間で効率的にできるようになる。これにより、サービスマン等は、建設機械に関する送信機能の確認を迅速かつ効率的に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 管理システム
11 建設機械
12 携帯端末
13 携帯メール用送受信アンテナ
14 携帯メールサーバ
15 通信ネットワーク
16 衛星通信サーバ
17 地上局
18 通信衛星
20 PC
21 稼動管理サーバ
30 アンテナ
31 制御部
32 表示部
40 キャブ
41 作業アタッチメント
41a ブーム
41b アーム
41c バケット
42 下部走行体
43 上部旋回体
44a ブームシリンダ
44b アームシリンダ
44c バケットシリンダ
50 座席
51 操縦部
52 情報入力部
61 各種センサ部
62 メモリ(記憶部)
63 コントローラ(制御部)

Claims (6)

  1. 予め設定された管理サーバに対して所定のデータを送信する建設機械の通信制御装置において、
    送信テスト用のテストデータの送信時に、前記管理サーバ以外の携帯端末に対してテストデータを送信させる制御を行う制御部と、
    前記テストデータの送信前に、前記テストデータの設定と送信先の携帯端末の設定とを行う画面を表示する表示部とを有することを特徴とする建設機械の通信制御装置。
  2. 1又は複数のテストデータと、1又は複数の送信先の情報とを記憶する記憶部を有することを特徴とする請求項に記載の建設機械の通信制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記テストデータの送信を電子メールで行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械の通信制御装置。
  4. 予め設定された管理サーバに対して所定のデータを送信する建設機械の通信制御方法において、
    送信テスト用のテストデータの設定と、前記管理サーバ以外の携帯端末の送信先の設定とを行い、設定された送信先に対して設定されたテストデータを送信することを特徴とする建設機械の通信制御方法。
  5. 1又は複数のテストデータと、1又は複数の送信先の情報とを記憶部に記憶させることを特徴とする請求項4に記載の建設機械の通信制御方法。
  6. 前記テストデータの送信を電子メールで行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の建設機械の通信制御方法。
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