JP2002241798A - 洗濯用物品 - Google Patents

洗濯用物品

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JP2002241798A JP2001043895A JP2001043895A JP2002241798A JP 2002241798 A JP2002241798 A JP 2002241798A JP 2001043895 A JP2001043895 A JP 2001043895A JP 2001043895 A JP2001043895 A JP 2001043895A JP 2002241798 A JP2002241798 A JP 2002241798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶解性及び強度を高め、商品価値(保存安定
性、外観等)及び不良商品の出荷防止性を向上させた洗
濯用物品を提供する。 【解決手段】 水溶性フィルムの少なくとも1面に水溶
性繊維を積層してなり、JIS K 7361−1:1
997による全光線透過率が40〜90%である包装材
料で、界面活性剤を含有する洗剤、漂白剤、柔軟剤、糊
剤等の洗濯用組成物を包装してなる、厚さ15mm以下
のシート状洗濯用物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水溶性フィルムに
水溶性繊維を積層した包装材料で包装されたシート状の
洗濯用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】消費者の利便性を考慮した、洗濯1回分
の洗剤を水溶性フィルム等で分包包装したワンパック洗
剤が知られている(特開昭63−12467号公報
等)。また、洗剤組成物を含む層と、該層の両側に水溶
性基体とを配置してなるシート状洗濯用品が知られてい
る(特開平10−72599号公報)。しかし、これら
は洗浄に殆ど寄与しないフィルムを高比率で用いること
より、不経済であった。また、感光性物質等の内容物の
保護(保存安定性)に関して記載も示唆も無く、内容物
の保護に関して十分とはいえない。また、特開平10−
60207号公報には、アルカリ性物質の包装において
変質のない、アニオン変性ポリビニルアルコール水溶性
フィルムが開示されている。しかし、これも感光性物質
等の内容物の保護に関して記載も示唆も無く、内容物の
保護に関して十分とはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、溶解
性及び強度が良好で、商品価値(保存安定性、外観等)
及び不良商品の出荷防止性を向上させた洗濯用物品を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水溶性フィル
ムの少なくとも1面に水溶性繊維を積層してなり、JI
S K 7361−1:1997による全光線透過率が
40〜90%である包装材料で、界面活性剤を含有する
洗濯用組成物を包装してなる、厚さ15mm以下のシー
ト状洗濯用物品に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】<包装材料>本発明の包装材料
は、水溶性フィルムの少なくとも1面に、水溶性繊維を
積層したものである。両面に積層しても良いが、経済性
及び生産性の点で片面が好ましい。
【0006】水溶性フィルムの片面に水溶性繊維を積層
した場合、水溶性繊維の積層面は洗濯用物品の外面側で
あっても内面側であっても良いが、洗濯用物品を触った
時の感触や洗濯用物品同士のブロッキング防止の点で外
面側が好ましい。
【0007】積層する水溶性繊維の坪量は100g/m
2以下が好ましく、より好ましくは10〜100g/
2、更に好ましくは10〜70g/m2、特に好ましく
は15〜50g/m2である。冷水溶解性の点から、坪
量は100g/m2以下が好ましい。また、濡れた手に
対する強度と加工適性の観点から、坪量は10g/m2
以上が好ましい。
【0008】積層方法としては、例えば、水溶性フィル
ムと水溶性繊維とを重ね合わせ、その状態で熱圧着や超
音波処理する方法、或いは水溶性フィルムと水溶性繊維
とを水溶性接着剤(水、水溶性高分子等)によって接着
する方法、面状に形成した水溶性繊維に溶融状態又は水
溶解状態の水溶性高分子を塗布してフィルムを形成させ
る方法、面状に形成した溶融状態又は水溶解状態の水溶
性高分子面に水溶性繊維を積層しフィルムを形成させる
方法等がある。経済性の点で熱圧着や超音波処理する方
法が好ましく、特に熱圧着する方法が好ましい。溶解性
の点で水溶性接着剤による積層が好ましい。
【0009】洗濯用組成物中の感光性物質の変質を防止
するために、包装材料のJIS K7361−1:19
97による全光線透過率は、90%以下であり、80%
以下がより好ましい。90%以下であれば感光性物質の
変色や異臭の発生といった商品価値の劣化問題を顕著に
低減できる。また、該包装材料に包まれた洗濯用組成物
の状態を確認し、不良商品の出荷を防止するために、該
全光線透過率は40%以上が好ましく、50%以上がよ
り好ましい。40%以上であれば、洗濯用組成物の状態
確認が十分でき、不良商品の出荷も防止できる。
【0010】本発明の包装材料は、内径105mmの円
柱状の1Lのビーカーに40℃の蒸留水1Lを入れ、全
長35mm、最大直径7.5mmの撹拌子(科学共栄社
製、型式SA−35等が好適例)を用いて550rpm
にて撹拌を行い、包装材料(3cm×3cm、4枚)を
投入して、8分間撹拌を続けた後、目開き125μmの
ふるいを通過させた時の残留物が、投入した包装材料の
5重量%以下であることが好ましく、2重量%以下がよ
り好ましく、10℃の蒸留水を用いて同様の操作を行っ
た時に2重量%以下であることが更に好ましい。
【0011】本発明の包装材料の厚みは、使用の目的に
応じ任意に設定することができるが、いずれのフィルム
化方法においても最終的に得られる包装材料の厚みは機
械強度、水速溶性の点で10〜100μmが好ましく、
15〜50μmがより好ましい。
【0012】また、加工性、触った時の感触、溶解性、
材料保存時のブロッキング防止、洗濯用組成物の保存時
のブロッキング防止等を向上させるために、包装材料に
エンボス加工等によって格子状や亀甲状の凹凸を付ける
ことが好ましい。
【0013】<水溶性フィルム>水溶性フィルムに関し
て「水溶性」とは、40℃以下の水に溶解することであ
り、10℃以下の水に溶解することがより好ましい。こ
こで、「溶解する」とは、内径105mmの円柱状の1
Lのビーカーに所定の温度の蒸留水1Lを入れ、全長3
5mm、最大直径7.5mmの撹拌子(科学共栄社製、
型式SA−35等が好適例)を用いて550rpmにて
撹拌を行い、フィルム(3cm×3cm、4枚)を投入
して、8分間撹拌を続けた後、目開き125μmのふる
いを通過させた時の残留物が、投入したフィルムの5重
量%以下であることをいい、2重量%以下がより好まし
い。
【0014】水溶性フィルムとしては、ポリビニルアル
コール、イタコン酸あるいはマレイン酸等の化合物を共
重合させた変性ポリビニルアルコール誘導体、ポリビニ
ルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ゼラチ
ン、デンプン、可溶性デンプン、プルラン、マンナン、
海藻類、植物粘液質、ポリアクリル酸ナトリウム、メチ
ルセルロース、カルボキシメチルデンプン等の水溶性高
分子のフィルムが挙げられる。特に、水溶性ポリビニル
アルコールが好ましい。
【0015】水溶性フィルムは、内包する洗濯用組成物
の影響を受け水への溶解性劣化を防止するために、未ケ
ン化部分10モル%以下のポリビニルアルコール(以
下、PVAという)系材料が好ましく、5モル%以下が
より好ましく、3モル%以下が更に好ましい。冷水溶解
性や耐アルカリ性の点で、アニオン変性、カチオン変性
のPVAが好ましく、カルボン酸変性、スルホン酸変性
等のアニオン変性PVAがより好ましく、マレイン酸変
性PVAが更に好ましい。変性PVAの変性量は、変性
ユニットの含有量が0.1〜10モル%が好ましく、
0.5〜8モル%がより好ましく、1〜4モル%が更に
好ましい。水への溶解性の点で0.1モル%以上が好ま
しく、水に投入した時にゲル状物を形成して溶解性を低
下させることを防止する点で10モル%以下が好まし
い。PVAフィルムの場合、平均重合度は溶解性の点で
250〜3000が好ましく、500〜2500が更に
好ましい。洗濯用組成物の安定性(変色や異臭の発生等
の変質)向上をはかる上で、水溶性フィルムの中でもガ
ス透過度が低いPVAが好ましい。
【0016】水溶性フィルムは、香料組成物をフィルム
中0.01〜2重量%含有することが好ましい。より好
ましくは0.05〜1.5重量%であり、更に好ましく
は0.1〜1重量%である。特異臭の低減の点で0.0
1重量%以上であり、フィルム強度の点で2重量%以下
である。洗濯用組成物をフィルムに包むことにより、洗
濯用組成物に賦香した匂いがわかり難くなるためにフィ
ルムに賦香することが消費者に好ましい印象を与えると
いう点でも好ましい。
【0017】水溶性フィルムは、非イオン界面活性剤を
0.01〜2重量%含有することが好ましい。より好ま
しくは0.05〜1.5重量%であり、更に好ましくは
0.1〜1重量%である。フィルム形成の均一化の点で
0.01重量%以上であり、フィルム強度の点で2重量
%以下である。
【0018】非イオン界面活性剤は、例えば脂肪族基の
炭素数が8〜20の脂肪族アルコール、脂肪酸残基の炭
素数が9〜21の脂肪酸及びこの脂肪酸アルキルエステ
ル、脂肪族基の炭素数が8〜20の脂肪族アミン等の、
非共有電子対を持つ原子を1つ以上有する化合物にエチ
レンオキシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキ
シドを常法に従い付加させたもの、糖由来のポリオール
を親水基とするもの、あるいは脂肪酸アミド系のものが
一般的である。
【0019】非イオン界面活性剤としては、高級アルコ
ールのアルキレンオキシド付加物が好ましく、次の一般
式(1)及び/又は(2)にて示される化合物が更に好
ましい。特に(1)にて示される化合物が好ましい。 R1O(EO)mH (1) 〔式中、R1は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級の分岐鎖アルキル基及び/又は二級のアルキ
ル基である。EOはエチレンオキシ基であり、mは平均
付加モル数であり、1〜40、好ましくは3〜30、よ
り好ましくは5〜25である。〕 R2O[(EO)k/(PO)l]H (2) 〔式中、R2は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキシ
基、POはプロピレンオキシ基を示す。k及びlは平均
付加モル数であり、kは3〜30、好ましくは5〜2
5、lは1〜10、好ましくは1〜5である。EOとP
Oはランダム配列でも、ブロック配列でもよい。〕。
【0020】非イオン界面活性剤としては、上記に示し
たもの以外に、次の一般式(3) R3O−(R4O)xy (3) 〔式中、R3は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基、又はアルキルフェニル基、R4
は炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5又は6の
還元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平
均値1〜10の数を示す。〕で表されるアルキル多糖界
面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ
脂肪酸アミド等が配合できる。
【0021】また、水溶性フィルムの強度を高める、水
溶性を向上させる、あるいは商品価値を高めるために、
該フィルムは、平均粒子径0.1〜10μm、更に0.
1〜5μm、特に0.2〜3μmの水不溶性粉体を、該
フィルムに対して0.05〜5重量%、更に0.1〜4
重量%、特に1〜3重量%含有することが好ましい。こ
こで、「水不溶性粉体」とは、25℃において、水99
重量部に試料1重量部を撹拌下で添加したとき、溶解量
が50重量%以下のものを指し、40重量%以下のもの
がより好ましい。
【0022】水不溶性粉体としては、二酸化チタン、炭
酸カルシウム、タルク、不溶性シリカ、粘土鉱物、アル
ミノ珪酸塩、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、ケイ
酸塩、パルプ、セルロース等が挙げられ、これらは必要
に応じて単独で用いることも二種以上併用することもで
きる。これらの内、二酸化チタン、炭酸カルシウム、タ
ルク、不溶性シリカ、粘土鉱物が保存安定性、外観の良
好さの点で好ましく、二酸化チタン及び二酸化チタンと
の併用がより好ましい。
【0023】水溶性フィルムは、加工性、柔軟性、水へ
の溶解時の親水性、材料保存時のブロッキング防止、洗
濯用組成物の保存時のブロッキング防止等を向上させる
ために、可塑剤やその他の界面活性剤を含有することが
好ましい。可塑剤としては、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン等のポリ
グリセリン、低分子量ポリエチレングリコール(分子
量:600以下)、トリメチロールプロパン等の多価ア
ルコール系可塑剤が好ましく、グリセリンがより好まし
い。その他の界面活性剤としては、アニオン系、カチオ
ン系の界面活性剤が好ましい。また本発明の趣旨を損な
わない範囲内で、着色剤、離型剤等を配合または塗布す
ることができる。
【0024】フィルム化に際しては、特に製法は制限さ
れず、従来公知のフィルムの製法を準用することができ
る。例えば、変性PVA系組成物の水溶液(要すれば水
不溶性粉体は懸濁分散している)を調製したのち、PE
T等のプラスチックフィルム、離型紙またはベルト若し
くはドラム上にキャストし、乾燥するキャスティング法
が一般的である。
【0025】<水溶性繊維>水溶性繊維に関して「水溶
性」とは、40℃以下の水に溶解することであり、10
℃以下の水に溶解することがより好ましい。ここで、
「溶解する」とは、内径105mmの円柱状の1Lのビ
ーカーに所定の温度の蒸留水1Lを入れ、全長35m
m、最大直径7.5mmの撹拌子(科学共栄社製、型式
SA−35等が好適例)を用いて550rpmにて撹拌
を行い、繊維0.2gを投入して、8分間撹拌を続けた
後、目開き125μmのふるいを通過させた時の残留物
が、投入した繊維の5重量%以下であることをいい、2
重量%以下がより好ましい。
【0026】水溶性繊維としては、PVA、イタコン酸
あるいはマレイン酸等の化合物を共重合させた変性PV
A誘導体、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセ
ルロース、ゼラチン、デンプン、可溶性デンプン、プル
ラン、マンナン、海藻類、植物粘液質、ポリアクリル酸
ナトリウム、メチルセルロース、カルボキシメチルデン
プン等の水溶性高分子の繊維が挙げられる。中でも、水
への溶解性の点でPVA、イタコン酸あるいはマレイン
酸等の化合物を共重合させた変性PVA誘導体が好まし
く、その平均重合度は250〜3000がより好まし
く、500〜2500が更に好ましい。
【0027】水溶性繊維は、保存による水への溶解性劣
化を防止するために、未ケン化部分30モル%以下のP
VA系材料が好ましく、20モル%以下がより好まし
く、10モル%以下が更に好ましい。
【0028】冷水溶解性の点で、アニオン変性、カチオ
ン変性のPVAが好ましく、カルボン酸変性、スルホン
酸変性等のアニオン変性PVAがより好ましく、マレイ
ン酸変性PVAが更に好ましい。変性PVAの変性量
は、変性ユニットの含有量が0.1〜10モル%が好ま
しく、0.5〜8モル%がより好ましく、1〜4モル%
が更に好ましい。水への溶解性の点で0.1モル%以上
が好ましく、水に投入した時にゲル状物を形成して溶解
性を低下させることを防止する点で10モル%以下が好
ましい。
【0029】本発明において、水溶性繊維は、ウェブ、
不織布、織布等の形態で用いることができる。中でも、
生産性の点でウェブ、不織布が好ましく、特に溶解性の
点でウェブが好ましい。ウェブは、水溶性繊維を捲縮、
カットしたステーブルをカード等で開繊して得ることが
できる。
【0030】<洗濯用組成物>本発明において洗濯用組
成物とは、界面活性剤、好ましくは界面活性剤と感光性
物質を含有するものであって、洗濯に用いられる洗剤、
仕上げ剤(柔軟剤、糊剤、防皺剤、褪色防止剤等)、漂
白剤等である。
【0031】界面活性剤としては、陰イオン界面活性
剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン界
面活性剤等が挙げられ、洗濯用組成物中0.5〜90重
量%含有されることが好ましい。
【0032】陰イオン界面活性剤としては、高級アルコ
ールの硫酸エステル塩、高級アルコールのエトキシル化
物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、α−スルホ脂肪酸塩もしくはそのエステル塩、又は
脂肪酸塩が挙げられる。特に、アルキル鎖の炭素数が1
0〜18、好ましくは12〜14の直鎖アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、炭素数が10〜20のα−スルホ脂肪
酸アルキルエステル塩が好ましい。また、対イオンとし
ては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、
アルカノールアミン等が挙げられる。
【0033】非イオン界面活性剤としては、高級アルコ
ールのエチレンオキシド(以下EOという)付加物もし
くはEO/プロピレンオキシド(以下POという)付加
物、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルポリグリコシ
ド等が挙げられる。特に、炭素数が10〜16のアルコ
ールのEO1〜10モル付加物が、皮脂汚れの除去、耐
硬水性、生分解性の点で好ましい。
【0034】陽イオン界面活性剤としては、アルキルト
リメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニ
ウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、カル
ボベタイン型界面活性剤、スルホベタイン型界面活性剤
が挙げられる。
【0035】また、感光性物質とは、光を受けて化学的
変化を起こしやすい物質であり、香料、色素等が挙げら
れ、洗濯用組成物中、0.1〜10重量%含有されるこ
とが好ましい。
【0036】洗濯用組成物は、粒状物や粉状物でも良い
が、シート状洗濯用物品の感触の良さの点で25℃での
進入硬度が0.05〜20kg/cm2のものが好まし
く、0.1〜15kg/cm2のものがより好ましく、
0.5〜10kg/cm2のものが更に好ましい。進入
硬度は、25℃に保った洗濯用組成物の表面にレオメー
ター(FUDOH RT−2010J−CW)の専用ア
ダプター(底面積1cm 2の円)を押し付け、アダプタ
ーが該組成物の内部に30cm/分の進入速度で2cm
進入したときの応力の測定により求めることができる。
【0037】<シート状洗濯用物品>本発明のシート状
洗濯用物品は、洗濯用組成物を包装材料で厚み15mm
以下に包装したものである。溶解性の点で厚み15mm
以下であり、10mm以下がより好ましく、5mm以下
が更に好ましい。厚み15mm以下の別の効果として、
シート状洗濯用組成物の透過光を利用して異物や斑等の
検出が容易にでき、不良商品の出荷防止の点で好まし
い。また、強度及び取り扱いの容易さの点で厚みは1m
m以上が好ましく、2mm以上がより好ましい。
【0038】使用の利便性の点で1回の使用量ごとにシ
ート状にしたものが好ましい。また、シート状洗濯用物
品の1枚あたりの重量は、10〜100gが好ましく、
15〜50gがより好ましい。
【0039】シート状洗濯用物品は、包装材料を袋状に
成型した後に、袋内に洗濯用組成物を充填することによ
り製造できる。或いは、洗濯用組成物をシート状に成形
後、その両面に包装材料を接合する方法、洗濯用組成物
をローラ等で回転移動する2枚以上の包装材料の間に供
給しながら、ローラやプレス機等で成型する方法等によ
り製造できる。洗濯用組成物と包装材料との接合は全面
接合が好ましいが、シート状洗濯用物品の形状や性能を
損なわない限り一部分の接合であっても良い。
【0040】シート状洗濯用物品は、内容物である洗濯
用組成物の遺失防止の為に周囲を接着することが好まし
い。接着方法としては、熱圧着や超音波処理する方法、
或いは水溶性接着剤(水、水溶性高分子等)によって接
着する方法等が挙げられる。生産性の点で熱圧着や超音
波処理する方法が好ましく、水への溶解性の点で水溶性
接着剤によって接着する方法が好ましい。水溶性接着剤
を用い、且つ穏やかな条件で熱圧着や超音波処理する方
法が最も好ましい。
【0041】輸送時等の破損回避や触った感触の良さの
点で、シート状洗濯用物品は下記方法により算出される
可撓性パラメーターが3〜6、特に4〜5.5であるこ
とが好ましい。
【0042】(可撓性パラメーター算出方法)厚さh
(cm)、長さa(hの25倍)、幅b(1.5cm)
のシート状洗濯用物品を、支点間距離がL(hの16
倍)である2つの支持体上に静置する。次いで、該支持
体上のL/2の位置でシート状洗濯用物品の幅方向に対
して歯形押棒を2cm/分の速度で降下させて荷重をか
けた場合の最大荷重をF(N)とし、下記式により可撓
性パラメーターを算出する。 可撓性パラメーター=log〔(3×F×L)/(2×b
×h2)×104〕。
【0043】可撓性パラメーターの測定方法を図面に基
づいて説明する。図1(イ)〜(ハ)は、最大荷重Fの
測定方法を示す概略図であり、Aは歯形押棒、Bはシー
ト状洗濯用物品、C,C'は支持体、D,D'は支点であ
る。本測定には、株式会社レオテック製FUDOH R
HEO METERと、その専用アダプターである歯形
押棒A(本測定の歯形押棒A)と、折芯JIS用(折試
験用)アダプター(本測定の支持体C,C')とを用い
る。まず、図1(イ)のような、厚さh(通常0.05
〜1.0cm)、長さa(hの25倍)、幅b(1.5
cm)のシート状洗濯用物品Bを、支点D−D'間距離
がL(hの16倍)である2つの支持体C,C'上に、
シート状洗濯用物品Bの幅方向が支持体C,C'と平行
に定め、長さ方向の中心部をL/2の位置になるように
静置する〔図1(ロ)〕。次いで、シート状洗濯用物品
Bの幅方向に対して歯形押棒Aを支持体上のL/2の位
置で2cm/分の速度で降下させて荷重をかけ〔図1
(ハ)〕、歯形押棒Aにかかった最大の荷重を測定し、
これを最大荷重Fとする。この最大荷重Fから上記式に
より、可撓性パラメーターを算出する。ここで、歯形押
棒Aの先端には、シート状洗濯用物品Bと当接する長さ
20mm、幅4.4mmの歯形部材が取り付けられてお
り、この歯形部材の当接部分は滑らかな半円形状を有し
ている。また、支持体C,C'は折芯JIS S 60
05用支持体であって、シート状洗濯用物品Bの当接部
分は滑らかな半円形状を有している。また、支持体の高
さは25mmである。
【0044】
【実施例】<包装材料> (包装材料1)重合度1700、ケン化度88モル%の
部分ケン化PVA繊維を捲縮、カットして2デニール×
51mmのステーブルとしたものを開繊して坪量25g
/m2のウェブを得た。
【0045】次にマレイン酸変性PVA(変性率2モル
%)100重量部、水550重量部、グリセリン10重
量部、エマルゲン120(非イオン界面活性剤、花王株
式会社製)0.2重量部、香料0.5重量部を分散さ
せ、脱泡した後、120℃ドラム上にキャスティングし
つつ、140℃熱風で乾燥(乾燥滞留時間2分間)し、
水分含量7重量%、膜厚30μmの長尺の水溶性フィル
ムを得た。
【0046】上記水溶性フィルムの片面に上記ウェブを
重ね合わせ、圧着面積比率が25%の一辺が2mmの変
形四角柄のエンボスローラーを120℃に設定して、線
圧30kg/cmで熱圧着して一体化し、包装材料1を
得た。
【0047】(包装材料2)重合度1700、ケン化度
88モル%の部分ケン化PVA繊維(平均繊維径15μ
m)から坪量30g/m2の不織布を得た。
【0048】次にマレイン酸変性PVA(変性率2モル
%)100重量部、水550重量部、グリセリン10重
量部、エマルゲン120(非イオン界面活性剤、花王株
式会社製)0.2重量部、香料0.5重量部を分散さ
せ、脱泡した後、120℃ドラム上にキャスティングし
つつ、140℃熱風で乾燥し、水分含量7重量%、膜厚
25μmの長尺の水溶性フィルムを得た。
【0049】上記水溶性フィルムの片面に上記不織布を
重ね合わせ、圧着面積比率が25%の一辺が2mmの変
形四角柄のエンボスローラーを120℃に設定して、線
圧30kg/cmで熱圧着して一体化し、包装材料2を
得た。
【0050】(包装材料3)重合度1700、ケン化度
96モル%のマレイン酸変性(変性率2モル%)PVA
繊維を捲縮、カットして2デニール×51mmのステー
ブルとしたものを開繊して坪量35g/m2のウェブを
得た。
【0051】次にマレイン酸変性PVA(変性率2モル
%)100重量部、水550重量部、グリセリン10重
量部、エマルゲン120(非イオン界面活性剤、花王株
式会社製)0.2重量部、香料0.5重量部、二酸化チ
タン(平均粒径0.3μm)0.5重量部を分散させ、
脱泡した後、120℃ドラム上にキャスティングしつ
つ、140℃熱風で乾燥し、水分含量7重量%、膜厚2
5μmの長尺の水溶性フィルムを得た。
【0052】上記水溶性フィルムの片面に上記ウェブを
重ね合わせ、圧着面積比率が25%の一辺が2mmの変
形四角柄のエンボスローラーを120℃に設定して、線
圧30kg/cmで熱圧着して一体化し、包装材料3を
得た。
【0053】(包装材料4)重合度1700、ケン化度
88モル%の部分ケン化PVA繊維を捲縮、カットして
2デニール×51mmのステーブルとしたものを開繊し
て坪量45g/m2のウェブを得た。
【0054】次にポリビニルピロリドン(K−60、和
光純薬工業製)100重量部、水550重量部、グリセ
リン10重量部、エマルゲン120(非イオン界面活性
剤、花王株式会社製)0.2重量部、香料0.5重量部
を分散させ、脱泡した後、120℃ドラム上にキャステ
ィングしつつ、140℃熱風で乾燥し、水分含量7重量
%、膜厚25μmの長尺の水溶性フィルムを得た。
【0055】上記水溶性フィルムの片面に上記ウェブを
重ね合わせ、圧着面積比率が25%の一辺が2mmの変
形四角柄のエンボスローラーを120℃に設定して、線
圧30kg/cmで熱圧着して一体化し、包装材料4を
得た。
【0056】(包装材料5)マレイン酸変性PVA(変
性率2モル%)100重量部、水550重量部、グリセ
リン10重量部、エマルゲン120(非イオン界面活性
剤、花王株式会社製)0.2重量部、香料0.5重量部
を分散させ、脱泡した後、120℃ドラム上にキャステ
ィングしつつ、140℃熱風で乾燥し、水分含量7重量
%、膜厚30μmの長尺の水溶性フィルムを得た。
【0057】次に圧着面積比率が25%の一辺が2mm
の変形四角柄のエンボスローラーを120℃に設定し
て、線圧30kg/cmでエンボス加工を施し包装材料
5を得た。
【0058】(包装材料6)重合度1700、ケン化度
88モル%の部分ケン化PVA繊維(平均繊維径15μ
m)から坪量120g/m2の不織布を得た。
【0059】次にマレイン酸変性PVA(変性率2モル
%)100重量部、水550重量部、グリセリン10重
量部、エマルゲン120(非イオン界面活性剤、花王株
式会社製)0.2重量部、香料0.5重量部、二酸化チ
タン(平均粒径0.3μm)0.5重量部を分散させ、
脱泡した後、120℃ドラム上にキャスティングしつ
つ、140℃熱風で乾燥し、水分含量7重量%、膜厚3
0μmの長尺の水溶性フィルムを得た。
【0060】上記水溶性フィルムの片面に上記不織布を
重ね合わせ、圧着面積比率が25%の一辺が2mmの変
形四角柄のエンボスローラーを120℃に設定して、線
圧30kg/cmで熱圧着して一体化し、包装材料6を
得た。
【0061】上記の包装材料1〜6のJIS K 73
61−1:1997による全光線透過率とJIS K
7127による引張強度を表1に示す。
【0062】<洗濯用組成物> (洗剤) (1)ラウリルアルコールのEO平均6モル付加物8重
量%、 (2)炭素数12〜14の2級アルコールのEO平均7
モル付加物(日本触媒製ソフタノール70)4重量%、 (3)炭素数12と14のアルコールの混合物(重量比
4:1)のEO平均3モル、PO平均2モル、EO平均
3モルのブロック付加物8重量%、 (4)炭素数12と13のアルコールの混合物(重量比
1:1)のEO平均6.5モル付加物(三菱化学社製、
ノニデット)8重量%、 (5)ポリエチレングリコール(平均分子量6000)
2重量% (6)炭素数12,14,16のアルコールの混合物(重
量比1:1:1)の硫酸エステルのモノエタノールアミ
ン塩2重量%、 (7)合成ゼオライト(東ソー社製トヨビルダー)36
重量%、 (8)炭酸ナトリウム15重量%、 (9)結晶性珪酸ナトリウム(クラリアントジャパン社
製SKS−6)5重量%、 (10)ポリアクリル酸ナトリウム(BASF社製Sok
alan PA40)2.5重量%、 (11)アクリル酸−マレイン酸コポリマーナトリウム塩
(BASF社製Sokalan CP5)2.5重量
%、 (12)酵素〔サビナーゼ18.0T Type Whi
te、リポラーゼ100T、セルザイム0.1T、ター
マミル60T(何れもノボノルディスク社製)を重量比
1:1:1で混合したもの〕1重量%、 (13)蛍光染料〔ホワイテックスSA(住友化学社
製)、チノパールCBS(チバガイギー社製)の重量比
1:1の混合物〕0.5重量%、 (14)亜硫酸ナトリウム塩1重量%、 (15)アミノアルキル変性シリコーンオイル0.25重
量%、 (16)香料0.25重量%、 (17)全体が100重量%になる量の芒硝(水分3重量
%) からなる洗剤を調製した。
【0063】(漂白剤)炭酸ナトリウム・過酸化水素付
加物15重量%、エマルゲン120(花王株式会社製)
44重量%、ポリエチレングリコール(平均分子量60
00)33重量%、炭素数20の脂肪酸2重量%、炭素
数16のゲルベ型分岐鎖アルキル基を有するアルキル硫
酸ナトリウム2重量%、オクタノイルオキシベンゼンカ
ルボン酸2重量%、香料0.5重量%、水1.5重量%
からなる漂白剤を調製した。
【0064】(柔軟剤)特開平6−306769号公報
の実施例1の柔軟剤組成物15重量%、エマルゲン12
0(花王株式会社製)46重量%、ポリエチレングリコ
ール(平均分子量6000)33重量%、炭素数20の
脂肪酸2重量%、炭素数16のゲルベ型分岐鎖アルキル
基を有するアルキル硫酸ナトリウム2重量%、香料0.
5重量%、水1.5重量%からなる柔軟剤を調製した。
【0065】(糊剤)澱粉100重量部、モノ牛脂アル
キルトリメチルアンモニウムクロライド2重量部、水1
00重量部からなる懸濁液を150℃の加熱ローラーで
アルファー化、乾燥した後、粉砕して、篩いにて40〜
250μmの粒径の粒子が90重量%に調整したもの2
5重量%、エマルゲン120(花王株式会社製)40重
量%、ポリエチレングリコール(平均分子量6000)
30重量%、炭素数20の脂肪酸1.5重量%、炭素数
16のゲルベ型分岐鎖アルキル基を有するアルキル硫酸
ナトリウム1.5重量%、香料0.5重量%、水1.5
重量%からなる糊剤を調製した。
【0066】実施例1〜7及び比較例1〜2 上記で調製した洗剤、漂白剤、柔軟剤及び糊剤(これら
洗濯用組成物の進入硬度は何れも0.5〜10kg/c
2であった)を、それぞれ厚さ約3mmの層状に成形
し、それを上記の包装材料で挟んで周囲をヒートシール
して洗濯用物品を得た(これら洗濯用物品の可撓性パラ
メーターは何れも4〜5.5であった)。なお、包装材
料は、その水溶性フィルムの面が洗濯用組成物と接する
ように用いた。また、物品1枚当たりの大きさは5×1
0cmで、重量は約20gとした。得られた洗濯用物品
について、40℃、湿度60%の条件で60日間保存し
た後に以下の評価を行った。結果を表2に示す。
【0067】〔溶解性評価〕松下電器産業(株)製、全
自動洗濯機「愛妻号 NA−F42Y1」に衣料2kg
(木綿肌着50重量%、ポリエステル/綿混Yシャツ5
0重量%)を投入した後、シート状洗濯用物品を投入
し、中水位(40L)の設定で5℃の水道水を注水し、
標準水流で5分間の洗濯を行なった。
【0068】洗濯行程終了後に排出される洗濯排水を5
00μm篩で濾過し、篩上に残留するシート状洗濯用物
品を下記評価基準に基づいて目視判定した。 (評価基準) ◎:シート状洗濯用物品の残留がない。 ○:シート状洗濯用物品の残留がほとんどない。 △:シート状洗濯用物品が僅かに残留している。 ×:シート状洗濯用物品が多量に残留している。
【0069】〔保存後の変質〕保存後のシート状洗濯用
物品から洗濯用組成物を取り出し、該組成物の色の変化
を目視評価した。 ○:変化なし。 ×:着色あり。
【0070】〔保存後の感触〕保存後のシート状洗濯用
物品を25℃、湿度50%の環境下24時間保存した
後、手のひら全体をフィルム上に触れ、感触を評価し
た。 ○:べたつきがなく、感触良好。 ×:べたつく。
【0071】〔ブロッキング〕保存後のシート状洗濯用
物品を10枚重ね、25℃、湿度50%の環境下24時
間保存した後、2kg/cm2の荷重を10秒間かけた
後、該物品同士のブロッキング性を評価した。その結
果、実施例1〜7はブロッキングの点で問題はなかっ
た。
【0072】〔品質検査性〕保存後のシート状洗濯用物
品において内部の洗濯用組成物の状態が確認できるかど
うかを目視評価した。 ○:洗濯用組成物の状態が問題なく確認できる。 ×:洗濯用組成物の状態が十分確認できない。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】可撓性パラメーター算出のための最大荷重Fの
測定方法を示す図である。
【符号の説明】 A…歯形押棒 B…シート状洗濯用品 C,C’…支持体 D,D’…支点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA21 AK69A AK69B AT00A BA02 BA07 DD01 DG01B DG06B DG12B DG15B EJ17 EJ42 GB15 JB09 JB09A JB09B JN01 4H003 AB27 AB46 AC08 AC09 AC23 BA18 DA01 EA12 EA15 EA16 EA24 EA28 EB22 EB30 EB32 EB36 EB37 EC01 EC02 EC03 ED02 EE05 FA16 FA32 FA42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性フィルムの少なくとも1面に水溶
    性繊維を積層してなり、JIS K 7361−1:1
    997による全光線透過率が40〜90%である包装材
    料で、界面活性剤を含有する洗濯用組成物を包装してな
    る、厚さ15mm以下のシート状洗濯用物品。
  2. 【請求項2】 水溶性フィルムが、水溶性ポリビニルア
    ルコールからなる請求項1記載の洗濯用物品。
  3. 【請求項3】 水溶性繊維が、水溶性ポリビニルアルコ
    ールからなる請求項1又は2記載の洗濯用物品。
  4. 【請求項4】 水溶性繊維が、ウェブ、不織布又は織布
    として積層されている請求項1〜3何れか記載の洗濯用
    物品。
  5. 【請求項5】 包装材料が、エンボス加工されてなる請
    求項1〜4何れか記載の洗濯用物品。
  6. 【請求項6】 洗濯用組成物の25℃での進入硬度が
    0.05〜20kg/cm2である請求項1〜5何れか
    記載の洗濯用物品。
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