JP2000026899A - シート状洗濯用品 - Google Patents

シート状洗濯用品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容物の飛散や遺失がなく、直接手でシート
を触ったときのシミだしのない、溶解性が著しく向上し
たシート状洗濯用品を提供する。 【解決手段】(a)非イオン性界面活性剤、(b)陰イ
オン性界面活性剤、(c)ビルダー0.5〜60重量
%、(d)脂肪酸組成における不飽和脂肪酸の含有率が
10重量%未満の脂肪酸塩0.2〜20重量%を含有
し、且つ、(a)+(b)=0.5〜90重量%、
(a)/(b)=100/0〜40/60(重量比)、
(a)/(d)=95/5〜70/30(重量比)であ
るドウ状の洗浄剤組成物を含む層の両側に水溶性基体を
接合してなるシート状洗濯用品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状洗濯用品
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】洗濯一
回分の洗剤を水溶性フィルムで分包包装してなるワンパ
ック洗剤が知られている(特開昭63−8496号公報
等)。しかしながら、少量の衣類を洗濯する場合には分
包単位の洗剤を破いて使用すると内容物が飛散したり、
破られた残りの洗剤入り分包を保管しなければならず、
洗剤使用量の任意な調整が困難という問題がある。
【0003】特開平10−72599号公報には、ドウ
状の洗浄剤組成物の層の両側に水溶性基体を配置したシ
ート状洗濯用製品が開示されているが、溶解性について
は触れられていない。又、内容物の遺失量について触れ
られているが、該公報のシート状洗濯製品は、室温以上
の温度に放置された場合に液状成分がシミだし手に触れ
たときの触感に問題があった。
【0004】本発明の課題は、内容物の飛散や遺失がな
く、直接手でシートを触ったときのシミだしのない、溶
解性が著しく向上したシート状洗濯用品の提供にある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、(a)非イオン
性界面活性剤、(b)陰イオン性界面活性剤、(c)ビ
ルダー0.5〜60重量%、(d)脂肪酸組成における
不飽和脂肪酸の含有率が10重量%未満の脂肪酸塩0.
2〜20重量%を含有し、且つ、(a)+(b)=0.
5〜90重量%、(a)/(b)=100/0〜40/
60(重量比)、(a)/(d)=95/5〜70/3
0(重量比)であるドウ状の洗浄剤組成物を含む層の両
側に水溶性基体を接合してなるシート状洗濯用品に関す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】〔洗浄剤組成物〕本発明の非イオ
ン性界面活性剤〔(a)成分〕には、例えば、炭素数1
0〜16のアルコールのアルキレンオキシド付加物、脂
肪酸アルカノールアミド、アルキルポリグリコシド等が
挙げられる。特にアルキル鎖の炭素数が10〜16のポ
リオキシアルキレンアルキルエーテルが皮脂汚れに対す
る洗浄性、耐硬水性の点で好ましい。又、エチレンオキ
サイド平均付加モル数は5〜15が好ましい。
【0007】本発明の陰イオン性界面活性剤〔(b)成
分〕には、例えば、高級アルコールの硫酸エステル塩、
高級アルコールのエトキシレート化物の硫酸エステル
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラフィンスルホ
ン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪
酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩が挙げられ
る(但し、脂肪酸塩は除く)。特に、アルキル鎖の炭素
数が11〜15の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
炭素数10〜18の高級アルコールの硫酸エステル塩が
洗浄力の点で好ましい。
【0008】本発明の(a)成分と(b)成分の総含有
量は、0.5〜90重量%、好ましくは10〜75重量
%、より好ましくは15〜60重量%である。また、
(a)成分と(b)成分の含有比は、溶解性及び洗浄力
の点で100/0〜40/60(重量比)、好ましくは
95/5〜50/50、より好ましくは95/5〜60
/40である。
【0009】本発明のビルダー〔(c)成分〕には、例
えば、結晶性アルミノ珪酸塩、非晶質アルミノ珪酸塩、
結晶性珪酸塩、炭酸塩等の無機ビルダーやニトリロ三酢
酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸
塩、アクリル酸(共)重合体等の有機ビルダーが挙げら
れる。
【0010】本発明の脂肪酸塩〔(d)成分〕は内容物
の遺失や液状成分由来のシミだしを抑制する為に、不飽
和度(脂肪酸組成における不飽和脂肪酸の含有率)が1
0重量%未満、好ましくは7重量%未満、より好ましく
は5重量%未満のものである。例えば、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸からなる1種
以上、硬化牛脂脂肪酸、硬化ラード脂肪酸等の脂肪酸の
アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン
塩等が挙げられる。
【0011】(d)成分の含有量は、組成物中に0.2
〜20重量%、好ましくは1.0〜15重量%である。
(a)成分と(d)成分の含有比は、(a)/(d)=
95/5〜70/30(重量比)、好ましくは95/5
〜80/20である。
【0012】また、本発明の洗浄剤組成物には、内容物
の遺失や液状成分由来のシミだしをより抑制する為に、
流動点40℃以上、より好ましくは60℃以上のポリエ
チレングリコールを0.2〜20重量%を含有すること
が好ましい。
【0013】本発明の洗浄剤組成物には、衣料用洗剤の
分野で公知の陽イオン性界面活性剤や両性界面活性剤;
過炭酸塩、過ホウ酸塩、漂白活性化剤等の漂白剤;カル
ボキシメチルセルロース等の再汚染防止剤;酵素;柔軟
化剤;亜硫酸塩等の還元剤;蛍光増白剤;シリコーン等
の抑泡剤;香料等を含有することができる。
【0014】本発明の洗浄剤組成物中の水分量は、水溶
性基体の溶解によるブロッキング防止、及び洗浄剤組成
物の乾燥防止の点で、好ましくは12重量%以下、より
好ましくは0.01〜9重量%、最も好ましくは0.1
〜5重量%である。但し、アルミノ珪酸塩、炭酸塩及び
クエン酸塩等の結晶水は除く。
【0015】本発明のドウ状の洗浄剤組成物は、25℃
における進入硬度が0.1〜10kg/cm2 、好まし
くは0.5〜10kg/cm2 、より好ましくは1.5
〜10kg/cm2 の硬さを有する。ここで、「ドウ」
とは、粉末組成物と液体、ペースト、ゲル等の流動性を
有する物質との捏和物を示し、流動性を有する物質は加
熱や応力により流動性を有するものも含む。ここで、進
入硬度は25℃の洗浄剤組成物の表面にレオメーター
(FUDOH RT−2010J−CW)のアダプター(底
面積1cm2 )を押しつけ、該アダプターが該組成物の
内部に30cm/分の進入速度で2cm進入したときの
応力の測定により求めることができる。また、ドウ状の
洗浄剤組成物の粘度(測定条件:東京計器DVM−B型
ローターNo.4、回転数3rpm、25℃)は10万
mPa・s以上、より好ましくは20万mPa・s以上
である。
【0016】本発明の好ましい形態としてドウ硬度を調
整し、内容物の遺失や液状成分のしみ出しを抑制する為
に流動点が40℃以上のポリエチレングリコールを添加
した形態が挙げられる。特に、不飽和度の低い脂肪酸塩
と併用した場合に手でシート状洗濯用品を直接触れた場
合の、手への非イオン性界面活性剤等の液状成分移りを
抑制する効果が増強される。該ポリエチレングリコール
の含有量は0.2〜20重量%、より好ましくは1.5
〜14重量%である。また、ドウ状の洗浄剤組成物を含
む層の厚さは、溶解性及び取扱い易さの点で、好ましく
は0.02〜0.7cm、より好ましくは0.05〜
0.4cmである。
【0017】上記ドウ状の洗浄剤組成物は、上記進入硬
度の為、ペースト状洗剤(通常粘度は10万mPa・s
未満、進入硬度は0.1kg/cm2 未満である)と比
べて流動性が低いためにシート化が容易であると共に、
使用量を調整するために手で破断した場合や濡れた手で
触った時等でも内容物の遺失が著しく少ない。
【0018】上記ドウ状の洗浄剤組成物は、高粘度の攪
拌に適した万能攪拌機、ニーダー等を用いて調製でき
る。又、分子量2000以上のポリアルキレングリコー
ルの添加により、実質的に流動性の無い、可撓性を有す
るドウ状物が短時間で調整できる。尚、酵素や漂白剤等
の耐熱性の低い成分の場合、50℃以下での攪拌が好ま
しい。
【0019】〔水溶性基体〕本発明の水溶性基体は、外
からの接触によるシート状洗濯用品の形状の維持や、内
容物の流出の抑止及び洗濯中での高溶解性という機能を
有する。また、ここで「溶解」とは、1リットル、50
℃の水に基体0.5gを投入して10分間攪拌溶解した
後に、8.6号のふるい(局方:2000μm)に通し
て残留物が認められない状態をいう。
【0020】本発明の水溶性基体としては、(1)水溶
性フィルム、(2)水溶性不織布若しくは織布、(3)
水溶性フィルムと該水溶性不織布若しくは織布からなる
水溶性積層基体等が挙げられる。特に、湿気によるシー
ト状洗濯用品同士のブロッキング防止や、簡便性の点
で、水溶性不織布等の水溶性基体が好ましい。
【0021】本発明の水溶性基体には、例えば、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、プルラン、ポ
リアクリルアミド、ポリアクリル酸(塩)、ポリメタク
リル酸(塩)、ポリイタコン酸(塩)、ポリエチレンオ
キシド、ポリビニルメチレンエーテル、キサンタンガ
ム、ガーガム、コラーゲン、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース及びヒドロキシエチ
ルセルロース等の水溶性高分子化合物等を含む水溶性基
体が挙げられる。
【0022】特に、ケン化度が96モル%未満の部分ケ
ン化ポリビニルアルコール、並びにケン化度が96モル
%以上、好ましくは98モル%であるアニオン基変性ポ
リビニルアルコールが好ましい。該アニオン基を有する
モノマーには、アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸、又はこ
れらのエステル若しくは無水物が挙げられるが、特にイ
タコン酸が好ましい。アニオン基の変性率は、全分子中
のモノマー単位の総量に対して0.1〜8モル%、好ま
しくは2〜5モル%である。これらのポリビニルアルコ
ールの平均重合度は250〜3000、好ましくは50
0〜2500である。
【0023】本発明の水溶性基体には、加工性、柔軟
性、ブロッキング防止性、親水性の点で、エチレングリ
コール、プロピレングリコールやグリセリン等の多価ア
ルコール系可塑剤や陰イオン性、陽イオン性界面活性剤
を含有できる。
【0024】また、本発明の水溶性基体には、溶解性や
ブロッキング防止性の点で、エンボス加工処理等で格子
状や亀甲状等の凹凸を設けることが好ましく、特に、水
溶性基体が不織布の場合は繊維同士を融着させるために
ヒートエンボス加工を行うことが好ましい。
【0025】水溶性基体が水溶性フィルムの場合、その
膜厚は、シート全体の柔軟性、可撓性及び使用時の手に
触れた感触の点で、好ましくは5〜200μm、特に1
0〜100μmである。また、水溶性基体が水溶性高分
子繊維からなる場合、その直径は、シート全体の柔軟
性、可撓性及び使用感の点で、好ましくは5〜200μ
m、特に5〜50μmである。
【0026】水溶性積層基体の場合、例えば、該水溶性
不織布若しくは織布と該水溶性フィルムを重ね合わせて
ヒートシールやヒートエンボス等で接着する方法や、該
水溶性不織布若しくは織布と該水溶性高分子を溶融押し
出し等で塗布して水溶性フィルムを重ね合わせて接着す
る方法が挙げられる。
【0027】〔シート状洗濯用品〕本発明のシート状洗
濯用品は、洗浄剤組成物を含む層と、該層の両側に水溶
性基体を接合してなるものである。該シート状洗濯用品
は、例えば、ドウ状の洗浄剤組成物を予めシート状に成
形後、その両面に一層以上の水溶基体を接合する方法、
ドウ状の洗浄剤組成物をローラ等で回転移動する2枚以
上の水溶性基体の間に供給しながら、ローラやプレス機
等で圧縮成型する方法、ドウ状の洗浄剤組成物を水溶性
基体に塗布した上に、別の水溶性基体を接合する方法、
ドウ状の洗剤組成物を水溶性基体に含浸させたその両側
に水溶性基体を接合する方法等によって得られる。接合
は全面接合が好ましいが、シート状洗濯用品の形状や性
能を損なわない限り一部分の接合であっても良い。
【0028】本発明のシート状洗濯用品の厚さは、溶解
性、可撓性、使い易さの点で、好ましくは1cm以下、
より好ましくは0.05〜0.7cm、更に好ましくは
0.25〜0.5cmであり、また、その面積密度は、
好ましくは0.005〜1.8g/cm2 、より好まし
くは0.02〜0.7g/cm2 である。
【0029】上記シート状洗濯用品は、内容物の遺失防
止の為に周囲(例えば、洗浄剤組成物を含む層の両側に
接合されている水溶性基体同士)を熱圧着処理したり、
また、破断し易くする為にミシン目処理を施したり、ロ
ール状に装填してなる形態にすることができる。
【0030】
【実施例】実施例1〜3及び比較例1〜3 平均重合度1700、ケン化度99.9モル%のイタコ
ン酸変性化ポリビニルアルコール(変性度3モル%)を
用いて特開平8−3848公報に準じて目付30gの水
溶性不織布を調製した。また、同一のポリビニルアルコ
ールを用いて、グリセンリンを2重量%含む15重量%
の水溶液を調製後、薄膜温風乾燥により膜厚20μmの
水溶性フィルムを作製した。該フィルムと水溶性不織布
を張り合わせヒートエンボス処理を施して積層水溶性基
体とした。この積層基体は10℃の水に溶解するもので
あった。
【0031】表1に示す成分からなる洗浄剤組成物をダ
ルトン社製万能混合攪拌機(形式5DM−03−r)に
仕込み、25℃に調温後、均一なドウ状の洗浄剤組成物
になるまで攪拌した。次に、セーバー社製ドーシーター
(エコノムSTM513)を用いて厚さ0.15cmの
層を作製し、5×10cmに切断した。不織布を外側に
した2枚の積層基体で前記薄層片をはさみ、周囲をヒー
トシールを行い、ミシン目を施してシート状洗濯用品を
得た。平均重量は10gであり、平均面積密度は0.2
g/cm2 であった。
【0032】次いで、得られたシート状洗濯用品に対し
て、下記の測定方法に基づきシミだし性、内容物の遺失
量、溶解率及びドウ硬度を評価した。その結果を表1に
示す。
【0033】(1)手で触れたときのシミだし シート状洗濯用品をポリエチレン製袋に密封して、20
℃において30日間保存後に開封し、親指でシート状洗
濯用品に指を5秒間押しつけた。こののち、指表面を観
察し、表面に液状成分由来の反射が観察されるかどうか
を調べた。この操作を男性5名、女性5名を対象に行い
指表面の反射の発生率を求めた。本試験方法においては
発生率が2/10以下であることが望ましい。
【0034】(2)遺失量の測定方法 温度20℃、湿度60%R.H.にて、上記のシート状
洗濯用品の中央部を半裁後、裁断部分を下にして30分
間吊り下げながら、内容物の遺失量を測定する。その遺
失量が0.5g未満であれば「○」とし、0.5g以上
であれば「×」とする。
【0035】(3)溶解率の測定方法 シート状洗濯用品10gを5℃、30リットルの水道水
を入れた洗濯機〔東芝(株)製銀河3.6(VH360
S1)〕に投入する。「強回転」で5分間攪拌後、脱水
及び排水を行う。次いで、500μmの篩いを装着した
排水口及び洗濯機中の洗剤残渣を回収して室温風乾後に
その重量を測定して、下式に基づき溶解率とした。 溶解率(%)=〔(投入前の重量−残渣重量)/(投入
前の重量)〕×100 本試験において溶解率は50%以上であることが望まし
い。
【0036】(4)ドウ硬度 25℃の進入硬度を前記の方法で測定した。
【0037】
【表1】
【0038】(注)表中の記号は以下の意味である。組
成物の残部は全体を100重量%とする量の芒硝であ
る。
【0039】A:ラウリルアルコールのエチレンオキシ
ド平均6モル付加物 B:炭素数12〜14の2級アルコールのエチレンオキ
シド平均7モル付加物(日本触媒社製、ソフタノール7
0) C:炭素数12と14のアルコール混合物(重量比3/
1)のエチレンオキシド平均3モル、プロピレンオキシ
ド平均2モル、エチレンオキシド平均3モルのブロック
付加物 D:炭素数12と13のアルコールのエチレンオキシド
平均6.5モル付加物(三菱化学社製、ノニデット) E:炭素数10〜13の直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸ナトリウム塩 F:炭素数10〜13の直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸ナトリウム塩とそのカリウム塩の混合物(重量比1/
1) G:デンス灰とライト灰の1/1混合物(セントラル硝
子株式会社より入手) H:クラリアントジャパン社製の結晶性珪酸塩 I:結晶性アルミノ珪酸塩、合成ゼオライト(東ソー社
製、トヨビルダー) J:非晶質アルミノ珪酸塩(ローディア社製、チキソレ
ックス25) K:ポリアクリル酸ナトリウム(BASF社製、Sok
alan PA40) L:アクリル酸、マレイン酸のコポリマー・ナトリウム
塩(BASF社製、Sokalan CP5) M:パルミチン酸ナトリウム(不飽和度0.2%) N:硬化牛脂脂肪酸ナトリウム塩(不飽和度0.5%) O:ポリエチレングリコール(分子量約6000、流動
点60℃) P:牛脂脂肪酸ナトリウム塩(不飽和度36%) Q:酵素〔サビナーゼ18.0T Type White、リポラー
ゼ100T、セルザイム0.1T、ターマミル60T
(何れもノボノルディスク社製)を2:1:1:1で混
合したもの〕1重量%、蛍光染料〔ホワイテックスSA
(住友化学社製)、チノパールCBS(チバガイギー社
製)を1:1で混合したもの〕0.5重量%、消泡・抑
泡剤(アミノアルキル変性シリコーンオイル)0.25
重量%、香料0.25重量%である。
【0040】
【発明の効果】本発明のシート状洗濯用品は、内容物の
飛散や遺失がなく使用量の調整が可能であると共に、直
接手で触ったときの液状成分のシミだしがない。また、
低温溶解性も著しく向上している。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/37 C11D 3/37 10/02 10/02 (72)発明者 西 俊紀 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 中尾 真治 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4H003 AB04 AB19 AC08 BA19 DA01 EA15 EB30 EB36 FA32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)非イオン性界面活性剤、(b)陰
    イオン性界面活性剤、(c)ビルダー0.5〜60重量
    %、(d)脂肪酸組成における不飽和脂肪酸の含有率が
    10重量%未満の脂肪酸塩0.2〜20重量%を含有
    し、且つ、(a)+(b)=0.5〜90重量%、
    (a)/(b)=100/0〜40/60(重量比)、
    (a)/(d)=95/5〜70/30(重量比)であ
    るドウ状の洗浄剤組成物を含む層の両側に水溶性基体を
    接合してなるシート状洗濯用品。
  2. 【請求項2】 洗浄剤組成物が流動点40℃以上のポリ
    エチレングリコール0.5〜25重量%を含有する請求
    項1記載のシート状洗濯用品。
  3. 【請求項3】 ドウ状の洗浄剤組成物の25℃における
    進入硬度が0.1〜10kg/cm2 である請求項1又
    は2記載のシート状洗濯用品。
  4. 【請求項4】 水溶性基体がケン化度が96モル%以上
    であるアニオン基変性ポリビニルアルコールを含有する
    請求項1乃至3記載のシート状洗濯用品。
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