JP2000169896A - 洗濯用品 - Google Patents

洗濯用品

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JP2000169896A
JP2000169896A JP10352984A JP35298498A JP2000169896A JP 2000169896 A JP2000169896 A JP 2000169896A JP 10352984 A JP10352984 A JP 10352984A JP 35298498 A JP35298498 A JP 35298498A JP 2000169896 A JP2000169896 A JP 2000169896A
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polyvinyl alcohol
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soluble
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JP10352984A
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Hirohiko Hanada
弘彦 花田
Hiroshi Nakamatsu
弘 中松
Kazutoshi Ide
一敏 井手
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯水の低温化、運転時間の短縮化に対応でき
るほどの優れた溶解性を有する洗濯用品を提供するこ
と。 【解決手段】少なくとも、融点が140〜220℃の水
溶性ポリビニルアルコール系繊維からなるウェブと、融
点が140〜220℃の水溶性ポリビニルアルコール系
フィルムとから形成される、坪量が50g/m2 以下の
積層材に、界面活性剤を含有し、かつ10℃における電
気伝導度法による90%溶解時間が8分以下である洗浄
剤組成物を包装してなる洗濯用品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯用品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の洗濯機は、環境・エネルギー問題
や経済性への対応から、洗濯水の低温化、運転時間の短
縮化等の傾向にあり、洗剤の洗浄能力を十分に発現させ
るためにも、洗剤自身の溶解性の大幅な向上が切望され
ている。一方、特開平8−118559号公報には、農
薬、土質改質剤、肥料、忌避剤、洗剤等の粒状組成物や
錠剤固定組成物、液体組成物を包装するのに適した、低
温水溶性PVA(ポリビニルアルコール)系繊維と低温
水溶性PVA系フィルムよりなる積層材が知られてい
る。しかしながら市販の衣料用洗剤を該積層材で包装し
た場合には、最近の洗濯機に対応できるほどの溶解性を
示すものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、洗濯
水の低温化、運転時間の短縮化に対応できるほどの優れ
た溶解性を有する洗濯用品の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、少なく
とも、融点が140〜220℃の水溶性ポリビニルアル
コール系繊維からなるウェブと、融点が140〜220
℃の水溶性ポリビニルアルコール系フィルムとから形成
される、坪量が50g/m2 以下の積層材に、界面活性
剤を含有し、かつ10℃における電気伝導度法による9
0%溶解時間が8分以下である洗浄剤組成物を包装して
なる洗濯用品に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】1.積層材 ウェブを構成する、融点が140〜220℃の水溶性ポ
リビニルアルコール系繊維としては、通常用いられる公
知の水溶性ポリビニルアルコール系繊維が挙げられ、特
開平8−118559号公報に記載されている低温水溶
性PVA系繊維が好適例である。ウェブを構成する繊維
としては、積層材とした後の溶解性と経済性の点で、部
分ケン化ポリビニルアルコール系繊維がより好ましい。
部分ケン化ポリビニルアルコールとは、ケン化度が70
モル%以上、96モル%未満で、平均重合度が250〜
3000、好ましくは500〜2500のものを意味す
る。かかるポリビニルアルコール系繊維を捲縮、カット
したステーブルをカード等で開繊してウェブとすること
ができる。水溶性ポリビニルアルコール系繊維は単独で
用いても良く、複数を併用しても良い。尚、ウェブは不
織布に比べて溶解性の点で好ましい。
【0006】また、融点が140〜220℃の水溶性ポ
リビニルアルコール系フィルムには、種々の変性ポリビ
ニルアルコール系フィルムを使用することができる。特
に、洗濯用品を長期間保存した場合に洗剤成分と接触し
ても積層材の水溶解性が劣化しない点で、洗浄剤組成物
の接触面は完全ケン化ポリビニルアルコール系フィルム
であることが好ましい。ここで、完全ケン化ポリビニル
アルコールとしては、ケン化度が96モル%以上、好ま
しく98モル%以上で水溶性のものを使用できる。特
に、平均重合度が250〜3000、好ましくは500
〜2500であるケン化アニオン基変性ポリビニルアル
コールが好ましい。
【0007】ケン化アニオン基変性ポリビニルアルコー
ルを形成するモノマー、即ち、アニオン基を有するモノ
マーとしては、アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸、又はこ
れらのエステル若しくは無水物が挙げられるが、冷水溶
解性、耐アルカリ性の点で、マレイン酸、イタコン酸、
特にマレイン酸が好ましい。アニオン基の変性率は、全
分子中のモノマー単位の総量に対して0.1〜8モル
%、好ましくは2〜5モル%である。水溶性ポリビニル
アルコール系フィルムは単独で用いても良く、複数を併
用しても良い。尚、上記繊維の融点は、メトラー社示差
走査熱量測定装置(DSC−20)を用い、10℃/分
の速度で昇温した際、吸熱ピークを示す温度を測定す
る。
【0008】積層材は、少なくともウェブとフィルムと
から形成される。例えば、ウェブとフィルムとを重ね合
わせ、その状態で熱圧着することにより、ウェブとフィ
ルムとからなる積層材を得ることができる。取り分け、
圧着面積比率が好ましくは10〜50%の熱エンボスロ
ールでウェブとフィルムとを熱圧着して積層材を形成す
る方法は、ウェブ内での繊維の固定とウェブ全体のフィ
ルムへの固定を同時に行うことができるので、製造工程
の容易さ及び経済性の点で好ましい。また加工性ととも
に、触ったときの感触、濡れた手に対する溶解性耐性等
が向上する点でも、上記の熱圧着方法は好ましい。
【0009】積層材には、本発明の効果を損なわない範
囲で、その他の水溶性高分子、例えば、ポリビニルピロ
リドン、プルラン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル
酸(塩)、ポリメタクリル酸(塩)、ポリイタコン酸
(塩)、ポリエチレンオキシド、ポリビニルメチレンエ
ーテル、キサンタンガム、ガーガム、コラーゲン、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
及びヒドロキシプロピルセルロース等の耐アルカリ性水
溶性高分子を原料として使用しても良い。
【0010】積層材の坪量は50g/m2 以下、好まし
くは10〜50g/m2 、特に好ましくは30〜45g
/m2 である。冷水溶解性及び製造コストの観点から、
坪量は50g/m2 以下が好ましい。また、濡れた手に
対する強度と加工適性の観点から、坪量は10g/m2
以上が好ましい。積層材の膜厚は、洗浄剤組成物の種
類、特性、量にもよるが、柔軟性及び使用簡便性の点
で、好ましくは5〜200μm、特に10〜110μm
である。
【0011】また、洗濯用品において積層材は、洗浄剤
組成物を包装してなる形態となり、洗濯用品の形状の維
持や、内容物の遺失防止、耐アルカリ性、及び洗濯水中
で溶解するという機能を要する。ここで「溶解」とは、
10℃の蒸留水1Lに積層材(3cm×3cm、4枚)
を投入して8分間混合攪拌(全長35mm、最大直径
7.5mmの攪拌子を用いて550rpmにて攪拌を行
う。)した後に、目開き125μmのふるいに通して残
留物が認められない状態、若しくは残留物が積層材に対
して2重量%未満の状態をいう。即ち、10℃の水1L
に対する8分間後の積層材の溶解率は好ましくは98%
以上である。ここで本発明の積層材は、溶解性やブロッ
キング防止性の点で、エンボス加工処理等で格子状や亀
甲状等の凹凸を設けても良い。また、とりわけ、積層材
の洗剤組成物に接触する面は、積層材の水溶解性の劣化
を抑える観点から完全ケン化ポリビニルアルコール系フ
ィルムであることが好ましい。
【0012】2.洗浄剤組成物 本発明で用いられる洗浄剤組成物は界面活性剤を含有
し、かつ10℃における電気伝導度法による90%溶解
時間が、低温洗濯における溶解性の観点から8分以下の
ものが好ましく、5分以下のものがより好ましい。洗浄
剤組成物は単独で用いても良く、複数を併用しても良
い。ここで「10℃における電気伝導度による90%溶
解時間」とは次のように定義される。
【0013】内径105mmの円柱状の1リッターのビ
ーカーに10℃の蒸留水1Lを入れ、電気伝導度計をセ
ットする。全長35mm、最大直径7.5mmの攪拌子
を用いて550rpmにて攪拌を行う。10℃の試料1
gを水の渦中心に投入する。この時点を0秒として、1
0秒間隔で電気伝導度を測定する。継続して2分間以上
測定値が上昇しなくなった値を100%溶解値として9
0%溶解値を算出する。そしてその値に至るまでに要す
る時間を90%溶解時間とする。
【0014】かかる洗浄剤組成物の第一の態様として
は、平均粒径が150〜600μmであり、1410μ
m以上の粒径の粒子及び125μm未満の粒径の粒子の
割合が、溶解性の点でそれぞれ洗浄剤組成物全体の15
重量%以下、好ましくは10重量%以下であり、かつ嵩
密度が、コンパクト性及び溶解性の点で500g/L以
上、好ましくは500〜1200g/L、より好ましく
は600〜1000g/Lの粉粒状洗浄剤組成物が挙げ
られる。
【0015】洗浄剤組成物の嵩密度はJIS K 33
62により規定された方法で測定する。洗浄剤組成物の
平均粒径はメジアン径であり、JIS Z 8801の
標準篩いを用いて、試料を5分間振動させた後、篩いの
目開きのサイズによる重量分率から測定する。
【0016】該態様の洗浄剤組成物の組成としては、界
面活性剤の含有量が好ましくは5〜80重量%、より好
ましくは10〜60重量%、特に好ましくは20〜50
重量%であり、水難溶性無機物の含有量が好ましくは1
0〜50重量%であり、水溶性ポリマーの含有量が好ま
しくは1〜20重量%の組成が挙げられる。
【0017】界面活性剤としては、洗剤分野で公知のも
のを用いることができるが、特に、アルキル鎖の炭素数
が10〜18の、より好ましくは12〜14の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩、炭素数が10〜20のα−
スルホ脂肪酸アルキルエステル塩等の陰イオン界面活性
剤や、炭素数が10〜16のアルコールのエチレンオキ
シド1〜10モル付加物等の非イオン界面活性剤が好ま
しい。界面活性剤は単独で用いても良く、複数を併用し
ても良い。
【0018】水難溶性無機物としては、一次粒子の平均
粒径が0.1〜20μmのものが好ましく、例えば、結
晶性又は非晶質のアルミノケイ酸塩、二酸化ケイ素、水
和ケイ酸化合物、パーライト、ベントナイト等の粘土化
合物等が挙げられる。中でも金属イオン封鎖能及び界面
活性剤の吸油能の点で結晶性アルミノケイ酸塩が好まし
い。水難溶性無機物は単独で用いても良く、複数を併用
しても良い。
【0019】水溶性ポリマーとしては、カルボン酸系ポ
リマー、カルボキシメチルセルロース、可溶性澱粉、糖
類等が挙げられる。中でも金属イオン封鎖能、固体汚れ
・粒子汚れの分散能及び再汚染防止能の点で、分子量が
数千〜10万のカルボン酸系ポリマーが好ましく、特
に、アクリル酸−マレイン酸コポリマーの塩とポリアク
リル酸塩が好ましい。塩としてはナトリウム塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩が挙げられる。水溶性ポリマーは
単独で用いても良く、複数を併用しても良い。
【0020】本態様の組成物には水溶性塩類が含まれて
いても良い。水溶性塩類としては、炭酸塩、炭酸水素
塩、硫酸塩、亜硫酸塩、硫酸水素塩、塩酸塩、又はリン
酸塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、又はアミン
塩等の水溶性無機塩類や、クエン酸塩やフマル酸塩等の
水溶性有機塩類が挙げられる。該水溶性塩類を配合する
ことは、該水溶性塩類と水との反応で生じた水和熱、溶
解熱により、洗剤粒子から発生する気泡を熱膨張させ、
洗浄剤組成物の崩壊性を促進できる点でより好ましい。
水溶性塩類は単独で用いても良く、複数を併用しても良
い。
【0021】本態様の組成物には、衣料用洗剤の分野で
公知のビルダー、漂白剤(過炭酸塩、過ホウ酸塩、漂白
活性化剤等)、再汚染防止剤(カルボキシメチルセルロ
ース等)、柔軟化剤、還元剤(亜硫酸塩等)、蛍光増白
剤、抑泡剤(シリコーン等)、酵素、香料等が含有され
ていても良い。
【0022】本態様の組成物中の水分量は、積層材の溶
解によるブロッキング防止、及び洗浄剤組成物の乾燥防
止の点で、洗浄剤組成物中の好ましくは0.01〜7重
量%、より好ましくは0.1〜5重量%、特に好ましく
は0.5〜3重量%である。なお、ゼオライト、炭酸塩
及びクエン酸塩等の結晶水を除く。
【0023】本態様の組成物は、例えば、特許庁公報
周知・慣用技術集(衣料用粉末洗剤)第59頁〜第81
頁記載の方法により調製したものを必要により篩い分け
することによって得ることができる。
【0024】本発明の第二の態様の洗浄剤組成物とし
て、25℃での進入硬度が好ましくは0.01〜20k
g/cm2 、より好ましくは0.1〜15kg/cm
2 、特に好ましくは1〜10kg/cm2 の硬さを有す
るドウ状洗浄剤組成物である。ここで、保形性の観点か
ら進入硬度は0.01kg/cm2 以上が好ましく、溶
解性の観点から20kg/cm2 以下が好ましい。
【0025】「ドウ」とは、粉末組成物と液体、ペース
ト、ゲル組成物等の流動性を有する物質との捏和物を示
す。なお、流動性を有する物質には加熱や応力により流
動性を有するものも含まれる。また、進入硬度は、25
℃に保った洗浄剤組成物の表面にレオメーター(FUD
OH RT−2010J−CW)のアダプター(底面積
1cm2 )を押し付け、アダプターが該洗浄剤組成物の
内部に30cm/分の進入速度で2cm進入したときの
応力の測定により求めることができる。また、洗浄剤組
成物の粘度(東京計器DVM−B型ローターNo.4、
回転数3rpm、25℃)は、1万mPa・s以上が好
ましく、10万mPa・s以上がより好ましく、20万
mPa・s以上が特に好ましい。
【0026】ドウ状洗浄剤組成物の組成としては、第一
の態様の洗浄剤組成物の組成の他に、特開平9−179
828号公報記載の洗浄剤組成物の組成等が挙げられ
る。また、界面活性剤としてはポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル(特に、溶解性の点でポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが好まし
い。)又は脂肪酸塩が好ましい。
【0027】ドウ状の洗浄剤組成物は、上記特性の為、
ペースト状洗浄剤組成物(通常、粘度が10万mPa・
s未満、進入硬度が0.1kg/cm2 未満である)と
異なり実質的に流動性がないため、低坪量の積層材を用
いた場合であっても該洗濯用品を製造することができ
る。
【0028】ドウ状洗浄剤組成物は、高粘度の攪拌に適
した万能攪拌機、ニーダー等を用いて製造できる。ま
た、分子量2000以上のポリアルキレングリコールを
添加することにより短時間で製造できる。具体的には、
例えば陰イオン界面活性剤の未中和物単独又は非イオン
界面活性剤との混合物とアミンを混合及び/又は中和し
た後に、ビルダーや酵素、漂白剤、香料等の耐熱性の低
い成分を攪拌混合することが、製造時間の短縮及びにビ
ルダー等の劣化防止の点で好ましい。尚、陰イオン界面
活性剤のアミン塩を予め調整した後、別の反応槽にてビ
ルダー等成分を混合しても良い。
【0029】3.洗濯用品 本発明の洗濯用品は、積層材に洗浄剤組成物を包装して
なる形態である。ここで洗濯用品とは、洗浄剤組成物に
直接触れることなく、又、計量を必要とせずに洗濯1回
分の洗剤を水溶性フィルム等の積層材で分包包装してな
るワンパック型洗濯用品やシート状洗濯用品を意味す
る。該洗濯用品は、内容物の飛散や粉立ちがなく、利便
性に優れている。ワンパック型洗濯用品の場合は、例え
ば、上記積層材を袋状に成型した後に、袋内に粉粒状洗
浄剤組成物を充填することにより製造できる。
【0030】また、シート状洗濯用品の場合はドウ状洗
浄剤組成物をシート状に成形後、その両面に積層材を接
合する方法、上記ドウ状の洗浄剤組成物をローラ等で回
転移動する2枚以上の積層材の間に供給しながら、ロー
ラやプレス機等で圧縮成型する方法や、ドウ状の洗剤組
成物を含浸させた積層材の両側に更に別の積層材を接合
する方法等により製造できる。洗浄剤組成物と積層材と
の接合は全面接合が好ましいが、洗濯用品の形状や性能
を損なわない限り一部分の接合であっても良い。
【0031】ドウ状洗浄剤組成物を含む層の厚さは、低
温溶解性、収容性及び簡便性の点で、好ましくは1cm
未満、より好ましくは0.03〜0.8cm、特に好ま
しくは0.07〜0.5cmである。
【0032】本発明の洗濯用品は、内容物の遺失防止の
為に周囲を熱圧着処理や、破断し易くする為に水溶性基
体にミシン目処理を施すことが好ましい。
【0033】
【実施例】〔溶解性及び保存安定性の評価〕 <試験方法>30℃、湿度80%の高温多湿環境下に、
洗濯用品を30日間保存した。二槽式電気洗濯機
((株)東芝製VH−360S1)に水温10℃の水道
水を30L注水した後、保存前又は保存後の洗濯用品を
投入した。強・反転モードで10分間攪拌した後、JI
S Z 8801準拠の目開き500μmの篩上に排水
した。篩上の残留物を目視で観察し、溶解性を評価し
た。また、保存前後の洗濯用品の溶解性の評価結果を比
較して溶解性が変わらなければ、該洗濯用品は保存安定
性に優れ、溶解性が低下していれば保存安定性に劣って
いると評価した。
【0034】〔洗浄力の測定方法〕 <人工汚染布の調製>特開平10−168485号公報
第14欄第6行記載の方法に従った。 <洗浄条件及び評価方法>評価用洗剤水溶液1リットル
に10cm×10cmの人工汚染布を5枚入れ、ターゴ
トメーターにて100rpmで洗浄した(洗浄条件:洗
浄時間10分間、洗浄剤濃度0.0667重量%、水の
硬度4°DH、水温10℃、水道水にてすすぎ5分
間)。洗浄力は汚染前の原布及び洗浄前後の汚染布の5
50nmにおける反射率を自記色彩計(島津製作所製)
で測定し、次式によって洗浄率(%)を求め、5枚の測
定平均値を洗浄力として示した。
【0035】
【数1】
【0036】実施例1〜6 <シート状洗濯用品>重合度1700、ケン化度88.
0モル%の部分ケン化ポリビニルアルコール繊維(融
点:180℃)を捲縮、カットして2デニール×51m
mのステーブルとしたものを開繊して坪量20g/m2
のウェブとした。次にマレイン酸基をポリビニルアルコ
ールの水酸基に対して4モル%含有させたケン化度99
モル%のマレイン酸基変性ポリビニルアルコールを15
重量部にグリセリン5重量部と水80重量部を加えて水
溶液を調製した。この水溶液から、乾燥により厚さ20
μm、融点190℃の水溶性フィルムを製造した。上記
フィルムに上記ウェブを重ね合わせ、圧着面積比率が2
5%の一辺が2mmの変形四角柄のエンボスローラーを
120℃に設定して、線圧30kg/cmで熱圧着して
一体化し、坪量が46g/m2 の積層材を得た。
【0037】次に表1に示すシート状洗濯用品に使用し
た洗浄剤組成物の各成分を合計1kg仕込み、25℃に
調温後、約100rpmで1分間攪拌し、次いで粉末状
態の洗浄剤組成物がドウ状になるまで約200rpmで
攪拌し、均一なドウ状洗浄剤組成物を得た。前記方法で
測定した洗浄剤組成物の進入硬度は5.0kg/cm 2
であった。また、10℃における電気伝導度法による9
0%溶解時間は4分間であった。このドウ状洗浄剤組成
物から、ドーシーター(セーバー(SEEWER)社製、エコ
ノムSTM513)を用いて厚さ2mmの薄層を作製
し、次いでこの薄層を50×120mmの大きさに切断
した。この薄層片の面積密度は平均0.31g/cm2
であった。
【0038】次いで、積層材のフィルム面を上記洗浄剤
組成物の薄層片の両面に張り合わせ、再度ドーシーター
に通して該積層材と薄層片とを密着させ、四方をヒート
シーラーでシールしてシート状洗濯用品(実施例1)を
作製した。このシート状洗濯用品をイオン交換水に所定
の濃度になるように溶解し、前記の方法で洗浄力を評価
したところ、洗浄率は51%であった。また、本シート
状洗濯用品は、保存前後において、洗浄剤組成物及び/
又は積層材の残留物が殆どなく、溶解性及び保存安定性
に優れていた。実施例1のシート状洗濯用品において、
表1に記載の洗浄剤組成物の各成分を用いる以外は、同
様にして実施例2〜6のシート状洗濯用品を作製した。
いずれも洗浄性及び保存前後の溶解性に優れていた。
【0039】
【表1】
【0040】なお、表1の記号は以下の意味である。 非イオン活性剤A:ラウリルアルコールのエチレンオキ
シド平均6モル付加物 非イオン活性剤B:炭素数が12、13のアルコールの
エチレンオキシド平均6.5モル付加物(三菱化学製、
ノニデットS−6.5) 非イオン活性剤C:炭素数が12〜14の第2級アルコ
ールのエチレンオキシド平均7モル付加物(日本触媒化
学工業(株)製、ソフタノール70)
【0041】非イオン活性剤D:炭素数が12/14の
アルコールの混合物(重量比C12/14=75/2
5)に、エチレンオキシド平均3モル、プロピレンオキ
シド平均2モル、エチレンオキシド平均3モルをこの順
でブロック付加したもの 陰イオン活性剤E:炭素数が10〜13の直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩とそのカリウム塩の等
量混合物 陰イオン活性剤F:アルキル硫酸エステルナトリウム
(ヤシ脂肪酸組成) 陰イオン活性剤G:牛脂脂肪酸ナトリウム 炭酸塩H:炭酸ナトリウム/炭酸カリウム=7/3(重
量比)の混合物 結晶性珪酸塩I:ヘキスト社製、SKS−6 結晶性アルミノ珪酸塩J:合成ゼオライト(東ソー製、
トヨビルダー) 非晶質アルミノ珪酸塩K:ローヌプーラン社製、チキソ
レックス25
【0042】ポリカルボン酸ポリマーL:ポリアクリル
酸ナトリウム(BASF社製、SokalanPA40) ポリカルボン酸ポリマーM:アクリル酸/マレイン酸コ
ポリマーのナトリウム塩(BASF社製、Sokalan CP 5) 共通成分N:酵素〔リポラーゼ100T、セルザイム
0.1T、ターマミル60T(いずれもノボノルディス
ク社製)を1:1:1で混合したもの〕1重量%、蛍光
染料〔ホワイテックスSA(住友化学社製)、チノパー
ルCBS(チバガイギー社製)を1:1で混合したも
の〕0.5重量%、アミノアルキル変性シリコーンオイ
ル0.25重量%、香料0.25重量%と芒硝からな
り、芒硝にて全体の量が100重量%になるように調製
した。
【0043】実施例7、8 <ワンパック型洗濯用品> (1)製造例1 表2の配合例1に記載の配合成分の内、ゼオライトの5
重量%、酵素、香料、及び結晶性シリケート以外の成分
で水性スラリーを調製し、噴霧乾燥を行った。次いでス
クリュー押し出し造粒機により造粒し、洗剤粒子を得
た。造粒粒子を混合機に入れ、ゼオライト5重量%、酵
素、結晶性シリケートをブレンドし、同時に香料をスプ
レーし洗浄剤粒子を得た。これを篩い分けすることによ
って最終洗浄剤組成物を得た。
【0044】(2)製造例2 表2の配合例2に記載の配合成分の内、AE、吸油担
体、酵素、香料及び結晶性シリケート以外の各成分で水
性スラリーを調製し、噴霧乾燥を行った。得られた噴霧
乾燥粒子、吸油担体5.0重量%及び結晶性シリケート
をレディゲミキサー(攪拌転動造粒機、松阪技研(株)
製)に投入し攪拌を開始した。そこにAEをスプレーす
ることにより添加し、造粒を行った。次いで吸油担体
3.5重量%を投入し、表面改質を行った。得られた造
粒粒子を混合機に入れ、残りの吸油担体、酵素をブレン
ドし、同時に香料をスプレーし洗浄剤粒子を得た。これ
を篩い分けすることによって最終洗浄剤組成物を得た。
【0045】
【表2】
【0046】以下に、表2中の各成分について説明す
る。 LAS:炭素数12〜13の直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム α−SFE:炭素数16〜18のα−オレフィンスルホ
ン酸ナトリウム AE:炭素数12〜16、平均EO付加モル数7.0の
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 石鹸:牛脂脂肪酸ナトリウム ゼオライト:4A型ゼオライト、平均粒子径3μm(東
ソー(株)製) 吸油担体:非晶質アルミノケイ酸塩、1.0Na2 O・
Al23 ・3.10SiO2
【0047】非晶質ケイ酸塩:1号ケイ酸ナトリウム
(東ソー(株)製) 結晶性シリケート:粉末SKS−6(ヘキストトクヤマ
(株)製)を粉砕し平均粒径50μmとしたもの アクリル酸−マレイン酸共重合体:ナトリウム塩(70
モル%中和)、アクリル酸/マレイン酸=3/7(モル
比) 蛍光染料:チノパールCBS−X(チバガイギー社製)
とホワイテックスSA(住友化学(株)製)(重量比1
/1) 酵素:セルラーゼK(特開昭63−264699号公報
記載)とリポラーゼ100T(ノボ社製)(重量比3:
1)
【0048】製造例1及び2で得られた粉粒状洗浄剤組
成物の10℃における電気伝導度法による90%溶解時
間は夫々2.5分及び2.8分であった。また、141
0μm以上の粒子割合が夫々2%及び4%、125μm
未満の粒子の割合が夫々4%及び5%、嵩密度は夫々7
80g/L及び820g/Lであった。これらを、予め
袋状に成型した、実施例1で得られた積層材に充填した
後、開口部を閉じてワンパック型洗濯用品(実施例7、
8)を得た。この洗濯用品をイオン交換水に所定の濃度
になるように溶解し、前記の方法で洗浄力を評価したと
ころ、洗浄率は夫々53%及び56%であった。また、
本洗濯用品は、保存前後において、洗浄剤組成物及び/
又は積層材の残留物が殆どなく、溶解性及び保存安定性
に優れていた。
【0049】比較例1、2 実施例7及び8において、秤量30g/m2 のウェブ
と、厚みが25μmの水溶性フィルムを用いる以外は同
様にして、坪量が60g/m2 の水溶性積層材及び洗濯
用品を得た。これらの洗浄率は夫々50%及び53%で
あった。しかしながら洗濯用品は、積層材の残留物が認
められており、溶解性に劣っていた。
【0050】
【発明の効果】本発明は、低温条件下でも溶解性に優れ
た洗濯用品を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手 一敏 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 Fターム(参考) 4F100 AK69A AK69B AT00B BA02 BA07 BA28 DG06A EJ19 EJ42 GB15 GB71 JA04A JA04B JB09 YY00A YY00B 4H003 AB03 AB19 AB27 AC08 AC09 AC23 BA09 BA16 BA18 BA19 DA01 EA12 EA16 EA25 EA28 EB05 EB30 EB32 EB33 EB37 EC01 ED02 FA32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、融点が140〜220℃の
    水溶性ポリビニルアルコール系繊維からなるウェブと、
    融点が140〜220℃の水溶性ポリビニルアルコール
    系フィルムとから形成される、坪量が50g/m2 以下
    の積層材に、界面活性剤を含有し、かつ10℃における
    電気伝導度法による90%溶解時間が8分以下である洗
    浄剤組成物を包装してなる洗濯用品。
  2. 【請求項2】 ウェブが部分ケン化ポリビニルアルコー
    ル系繊維からなり、フィルムが完全ケン化ポリビニルア
    ルコール系フィルムである請求項1記載の洗濯用品。
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