JP2002241524A - 重合基材のコーティング - Google Patents

重合基材のコーティング

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JP2002241524A JP2001344819A JP2001344819A JP2002241524A JP 2002241524 A JP2002241524 A JP 2002241524A JP 2001344819 A JP2001344819 A JP 2001344819A JP 2001344819 A JP2001344819 A JP 2001344819A JP 2002241524 A JP2002241524 A JP 2002241524A
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William Raye Blackwood
ウィリアム・レイ・ブラックウッド
James Habermehl
ジェイムズ・ヘイバーミール
Donal Taylor Liles
ドナルド・テイラー・ライルズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコーンゴム組成物によってコーティング
した重合基材の粘着性を低減する。 【解決手段】 (i)重合基材の表面を熱硬化性液状シ
リコーンゴム組成物によってコーティングし、(ii)平
均粒径が0.1から500ミクロンの粉末シリコーンゴ
ムの水性懸濁液を、重合基材の上の熱硬化性液状シリコ
ーンゴム組成物のコーティングに適用し、(iii)コー
ティングされた重合基材を加熱することにより、熱硬化
性液状シリコーンゴム組成物を硬化させ、同時に粉末シ
リコーンゴムを重合基材の上のコーティングに固着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重合基材に対する
コーティングに向けたもの、詳しくは本発明は自動車の
エアバッグの製造において有用な基材への粉末シリコー
ンゴムの水性懸濁液の適用に向けたものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,594,134号(19
86年6月10日)は、ポスター、ブチルゴム、ナイロ
ン−6,6のようなポリアミド、アスファルトを含む多
様な基材の被覆剤としての粉末シリコーンゴムの使用を
示している。この被覆剤の目的は、基材の表面の粘性を
取り除くことである。しかしながら、’134号特許に
おける粉末シリコーンゴムは、水性懸濁液としてではな
くむしろ乾燥粉末として重合基材に適用されるもので、
それゆえに’134号特許において得られる表面範囲は
均一に一定ではない。
【0003】粉末シリコーンゴムの水性分散液の、シリ
コーンゲルシートのような重合基材への適用が米国特許
第4,985,277号(1991年1月15日)中で
知られているが、水性分散液が適用されるシリコーンゲ
ルシートの表面は未硬化というよりむしろ硬化されてい
る。従って、これらの基材への粉末シリコーンゴムの付
着を維持することが困難である。これらの欠点が、粉末
シリコーンゴムの水性懸濁液を重合基材、特に熱硬化性
液状シリコーンゴム組成物によって前処理された重合基
材、より詳しくは自動車エアバッグの製造において基布
として使用される重合基材に適用するという、本発明に
よって克服される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、自動
車のエアバッグ、膨張可能な幕、ラテックス製品、及び
その他同様の膨張可能な装置といった、そこにおいて摩
擦係数を最小にする必要のある、コーティングされた品
物の製作において使用される、ポリマーでコーティング
を施した基布の表面を変性するための方法に関するもの
である。詳しくは本発明は、摩擦すなわち粘着の係数を
減少させ、又、コーティングされた基布が封塞しないよ
うにする、粉末シリコーンゴムの水性懸濁液をもって、
ポリマーコーティングされた基布を処置することからな
る。ポリマーコーティングされた基布は、多様な技術に
より粉末シリコーンゴムで処理されてよいが、そのいく
つかの例は、静電噴霧、溶媒分散液の噴霧、水性懸濁液
の噴霧、及び布拭きのような機械的な手段である。結果
として得られる、粉末シリコーンゴムにより変性され
た、コーティングされた基布は、低い摩擦係数を持つ、
粘着性の無いつるつるした特有の感触を持つことがわか
った。これらの性質はすべて望ましい属性である。
【0005】自動車用のエアバッグの開発と製造が展開
するにつれて、熱硬化性液状シリコーンゴム組成物が、
より新しい世代のエアバッグをコーティングするための
素材として、選択候補の1つとなった。しかしながらこ
れらの熱硬化性液状シリコーンゴム組成物のいくつかは
非常に高い摩擦係数を示し、それゆえにそれらのエアバ
ッグの基布への適用は、基布の層が封塞する傾向、すな
わち層が折り畳まれたり又は重なり合ったときに別の層
に固着する傾向、に帰着する。結果として、この望まし
くない封塞の傾向を排除するために、基布の層に熱硬化
性液状シリコーンゴムの第二の被覆剤を適用する必要が
しばしばある。
【0006】自動車用のエアバッグで使用される基布へ
適用するための、このような熱硬化性液状シリコーンゴ
ムはよく知られており、例えば、米国特許第5,20
8,097号(1993年5月4日)、米国特許第5,
789,084号(1998年8月4日)、及び米国特
許第5,877,256号(1999年3月2日)等が
参照される。これらの熱硬化性液状シリコーンゴム組成
物は、ポリアミド繊維又はポリエステル繊維を含む基布
に典型的に適用され、次に、基布のコーティングを硬化
させるために熱処理される。一般的には、熱硬化性液状
シリコーンゴム組成物は、アルケニル基を含むオルガノ
ポリシロキサン、水素原子を含むオルガノポリシロキサ
ン、エポキシ基を含むオルガノポリシロキサン、好適な
増量剤及びハイドロシリレーション型触媒から成る。
【0007】これらの型の熱硬化性液状シリコーンゴム
組成物が市場での成功であった一方で、硬化された後に
残るその粘着性は、縫製等の仕上げ作業におけるエアバ
ッグの基布の処理を妨げる。これらの仕上げ作業中にこ
の粘着性はしばしば、コーティングされた層が折り畳ま
れ格納される際に、処理される基布の隣り合った層が密
着することの原因となる。層に粉を振りかけるために、
タルク、炭酸カルシウム、クレーのような粉が使用さ
れ、それらの粉が一時的に粘着性を緩和させることが出
来るものの、そのような粉は層から容易に取り除かれ、
そのことは縫製や取り扱い作業を妨げる。加えてこの種
類の粉は作業場に過剰な空中の粉塵を生じさせ、環境的
な懸念となり得る。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの欠点を克服する
ための努力として、本発明による改善は、粉末シリコー
ンゴムの水性懸濁液を、このように処理された重合基材
を変性するために使用することに関連するものである。
適用への好ましい方法は、処理された重合基材の未硬化
の表面上に粉末シリコーンゴムの水性懸濁液を噴霧する
ことである。好ましくは、粉末シリコーンゴムの水性懸
濁液が適用される重合基材の処理された表面は、水分を
含まない処理された表面であるべきである。処理された
基材は、次に熱硬化性液状シリコーンゴム組成物を硬化
させるために加熱されるが、それにより同時に粉末シリ
コーンゴム粒子の、処理された重合基材表面への付着を
促進する。硬化した重合基材の表面上での粉末シリコー
ンゴム粒子の存在は、熱硬化性液状シリコーンゴム被覆
材組成物のエアバッグの基布への粘着の特性を妨げない
ことが判っている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に従ったプロセスは、コー
ティングされた重合基材の表面を最初に硬化する必要な
しに、コーティングされた重合基材に摩擦係数を低減さ
せるトップコートを適用することを可能にする。これは
コーティング作業の処置時間を減らし、一般的に重合基
材のトップコートの耐久度を改善する。比較的少量の粉
末シリコーンゴムを、コーティングされたエアバッグの
基布の層に適用することは、それらの摩擦係数を低下さ
せ封塞しがちなそれらの傾向を減ずる。例えば、熱硬化
性液状シリコーンゴム組成物によって処理されたエアバ
ッグ基布の層の表面に適用された、2グラム/平方メー
トル程の少量の粉末シリコーンゴムが、殆ど5倍近くそ
の摩擦係数を下げることができる。
【0010】粉末シリコーンゴムはコーティングされた
エアバッグ基布層に、粉末シリコーンゴムの上を手で拭
くことによっても適用できるが、粉末シリコーンゴムを
適用するに好ましい方法は、それを水性ベースの乳濁
液、懸濁液又は分散液として噴霧することである。粉末
シリコーンゴムを手を用いて適用することは一般的に、
基布層に粉末シリコーンゴムを振りかけること、また次
に粉末シリコーンゴムを基布層に手作業で擦り込むこ
と、で構成される。粉末シリコーンゴムを適用する他の
方法は、粉末コーティング技術において一般的に実践さ
れる種類の静電噴霧、及び、溶媒又は水をベースとした
組成物の形の粉末シリコーンゴム懸濁液の霧状にしたミ
ストを噴霧することを含む。上記に記したように、水性
懸濁液での適用が最も好ましい方法である。
【0011】粉末シリコーンゴムは、熱硬化性液状シリ
コーンゴム組成物によってコーティングされた組織の表
面を変性するために本来意図されたものであるが、他の
種類のポリマーによりコーティングされた組織層の表面
を変性するのに有用である。例えば、米国特許第4,5
94,134号(1986年6月10日)を参照する
と、処理されることのできるいくつかの基材の詳細な一
覧があり、それらの中には、天然ゴム、ポリクロロプレ
ンゴム、ポリウレタンゴム、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリ酢酸ビニル、
ポリエチレングリコール、フェノール樹脂、アクリル樹
脂、セルロースをベースにしたポリマーがある。
【0012】ここでの使用に好適な、粉末シリコーンゴ
ムの水性懸濁液は、先行技術において知られる組成物で
あり、それらはDow Corning Corporation, Midland, Mi
chigan及びDow Corning Toray Silicone Co., Ltd., To
kyo, Japanのような供給源から商業的に入手可能であ
る。このような粉末シリコーンゴムの水性懸濁液はま
た、数多くの特許においても詳しく述べられており、そ
れらの中には、米国特許第5,708,057号(19
98年1月13日)、米国特許第5,871,761号
(1999年2月16日)、米国特許第5,928,6
60号(1999年7月27日)、及び欧州特許出願E
P 0 989 226 A2(2000年3月28
日)がある。
【0013】これらの粉末シリコーンゴムの水性懸濁液
は典型的に、例えば付加反応硬化可能シリコーンゴム組
成物、縮合反応硬化可能シリコーンゴム組成物、有機過
酸化物硬化可能シリコーンゴム組成物、又は紫外線照射
硬化可能シリコーンゴム組成物を、組成物が微細な粒子
の形で水中に分散している状態において、硬化すること
によって得られた懸濁液を含む。付加反応硬化可能シリ
コーンゴム組成物の例には、1分子当たり少なくとも2
つのアルケニル基を持つ少なくとも1つの有機ポリシロ
キサン、各分子において珪素原子に結合された少なくと
も2つの水素原子を持つ1つの有機ポリシロキサン、及
びプラチナ型の触媒、から構成される組成物が含まれ
る。縮合反応硬化可能シリコーンゴム組成物の例は、各
分子において珪素原子に結合した、少なくとも2つのヒ
ドロキシ基又は加水分解可能基例えばアルコキシ基、オ
キシム基、アセトキシ基、又はアミノキシ基を持つ、少
なくとも1つの有機ポリシロキサン、各分子において珪
素原子に結合した少なくとも3つの加水分解可能基例え
ばアルコキシ基、オキシム基、アセトキシ基、又はアミ
ノキシ基を持つ、シラン架橋剤、及び有機−スズ、有機
−チタン化合物のような縮合反応触媒、から構成され
る。
【0014】これらの硬化可能シリコーンゴム組成物の
水中の微細な粒子としての安定した分散を達成するため
には、1つ以上の非イオン性界面活性剤、陽イオン界面
活性剤、及び/又は陰イオン界面活性剤を使用すること
が望ましい。使用される界面活性剤の量は、硬化可能シ
リコーンゴム組成物の100重量部につき、一般的に
0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜10重量部の
範囲である。水性懸濁液中の粉末シリコーンゴムの平均
粒度は、0.1〜500ミクロンの範囲、好ましくは
0.5〜50ミクロンの範囲である。粉末シリコーンゴ
ム粒子の形は、球形、扁平、無定形であって良いが、球
形粒子が一般的に好ましい。さらに、粉末シリコーンゴ
ムの硬度は日本工業規格(JIS)A 硬度測定方法に
よって定められるところの、80又はそれより下が望ま
しく、65又はそれより下のJIS A 硬度が最も好
ましい。
【0015】水性懸濁液中の粉末シリコーンゴムの内容
について特別な制限はない一方で、粉末シリコーンゴム
は水性懸濁液中において水性懸濁液の総重量の10〜8
0パーセントの範囲で存在することが好ましい。本発明
に従った使用に好適な粉末シリコーンゴムの水性懸濁液
の製造の詳しい方法については、米国特許第5,92
8,660号(1999年7月27日)の実施例3を、
又、水性懸濁液から乾燥粉末シリコーンゴムを製造する
方法については、’660号特許の参考例1を参照する
ことができる。
【0016】
【実施例】例1 73.7cm × 35.6cmの寸法の長方形の膨張
可能な幕が作業台上に置かれた紙のシート状に平らに置
かれた。膨張可能な幕はジャカード織法を用いて、1繊
維当たり144フィラメントを有するポリアミド6,6
-ナイロン繊維から製造された。膨張可能な幕の生地
は、130グラム/平方メートルの量の熱硬化性液状シ
リコーンゴム組成物で片面がコーティングされた。直径
の平均寸法が5ミクロンの粒子を持つ0.72グラムの
球状の粉末シリコーンゴムが、コーティングされた膨張
可能な幕生地の上にスパチュラを使用して散布され、粉
末シリコーンゴムが手によって1〜2分の間表面全体に
すり込まれた。コーティングされた膨張可能な幕生地に
すり込まれるまで、白い粉末シリコーンゴムは目で見る
ことができたが、すり込んだ後は、見えなくなった。コ
ーティングされた膨張可能な幕生地を、分析用天秤で処
置前と後に計測することにより、コーティングされた膨
張可能な生地の重量は0.52グラム増加したことが測
定された。これは、コーティングされた膨張可能な幕生
地1平方メートル当たり、約2グラムの粉末シリコーン
ゴムの量に相当する。粉末シリコーンゴムにより変性さ
れたコーティングされた膨張可能な幕生地の摩擦係数
(COF)は、標準TMI COF試験装置を用いて測
定された。この装置は、200グラムB型スレッド(sl
ed)と8.5インチサンプルストリップを含む。COF
値は0.472静止摩擦(static)で0.468動摩擦(k
inetic)であることがわかった。同じ方法を用いると、
コーティングされているが変性されていない膨張可能な
幕の生地のサンプルのCOFは、2.30静止摩擦で
2.1動摩擦であった。COFにおけるこの違いは、粉
末シリコーンゴムを用いることにより、粘着性における
優れた減少、すなわちほとんど5倍に近い減少が得られ
ることを示している。
【0017】例2 膨張可能な幕の43cm×33cmの寸法の長方形の部
分が、マーチスウェルナー(Mathis Werner)SV型試
験コーティング装置を用いて、平方メートル当たり13
0グラムのコーティング重量の熱硬化性液状シリコーン
ゴム組成物で片面がコーティングされた。コーティング
された面の面積は28cm×30cmで平均コーティン
グ重量は130グラム/平方メートルである。これはコ
ーティングされた生地の重量を計測し、コーティングさ
れていない生地との重量の差を知ることにより測定され
た。膨張可能な幕は、標準ジャカード織法を用いてポリ
アミド6,6-ナイロン繊維から製造された。生地は1
繊維当たり144フィラメントを有し、470デテック
ス(detex)の繊維強度、平方メートルあたり460グ
ラムの目付け(basis weight)を有することが、製造者に
よって報告された。次に、熱硬化性液状シリコーンゴム
組成物の未硬化の(uncured)コーティングが、直径の平
均寸法が5ミクロンの粒子を持つ粉末シリコーンゴムの
水性懸濁液と共に、5〜9グラム/平方メートルの平均
コーティング重量で噴霧された。この適用は、圧力供給
カップ(pressure feed cup)、窒素エアキャップ(air
cap)、 1平方インチあたり35〜60ポンドの気圧に
おいて1平方インチカップあたり3ポンド供給されるty
pe 215 ノズルを備えたクレムリン(Kremlin)M18/2 空
気噴霧ガン(Air Spray gun)を用いて実施された。膨
張可能な幕の生地を、分析用天秤を用いて処理前と後に
計測することは、膨張可能な幕の生地の重量が1平方メ
ートルあたり9グラム増加したことを示した。
【0018】粉末シリコーンゴムにより変性されたコー
ティングされた膨張可能な幕の生地の摩擦係数は、標準
TMI COF試験装置型番32−06を用いて測定さ
れた。装置は200グラムB型スレッドと8.5インチ
見本ストリップを有する。COF値は0.485静止摩
擦で0.454動摩擦であることがわかった。同じ方法
を用いると、コーティングされているが変性されていな
い膨張可能な幕の生地のサンプルのCOFは、2.30
静止摩擦で2.1動摩擦であった。再び、粉末シリコー
ンゴムを用いることによる粘着性の減少は、殆ど5倍に
近い減少であった。
【0019】上記の適用方法を用いて、コーティングさ
れた膨張可能な幕の生地の表面に硬化された粉末シリコ
ーンゴム粒子の耐久性は、ムーンウィーブ摩擦試験(Mo
onweave Scrub Test)を用いて測定された。これは、国
際標準化機構(ISO)、スイス・ジュネーブ、の標準
粘着試験プロトコルである。このプロトコルはISO5
981:1997であり、Rubber or Plastic Coated Fa
brics - Determination of Resistance to Combined Sh
ear Flexing & Rubbing と題されている。このISO試
験プロトコルに従って、生地のカーテン部分からの5c
m×10cmのコーティングされたサンプルが、試験手
順において使用される。平方メートルあたり130グラ
ムのポリオルガノシロキサンベースのポリマーでコーテ
ィングされた生地に対し典型的な摩擦は、エージングさ
れないものについて3,000から3,500の摩擦サ
イクル、及び125℃で336時間加熱エージングした
後のものについて1,000から1,500摩擦サイク
ルである。この例からのトップコートを伴ったコーティ
ングされた素材は、エージングされないものについて
4,500摩擦サイクル及びエージングした後のものに
ついて2,500〜3,000c摩擦サイクルであっ
た。エージング後、コーティングされた素材は封塞せ
ず、0.585静止摩擦と0.560動摩擦のCOF測
定値を維持した。
【0020】例3 8.5×11インチの寸法の長方形のセルロース石膏ボ
ードカバーに、ドローダウン試験コーティングバー(dr
aw down laboratory coating bar)を用いて、直径の平
均サイズが5ミクロンの粒子を持つ粉末シリコーンゴム
の水性懸濁液がコーティングされ、次に水分を蒸発させ
るために乾燥された。セルロース石膏ボードカバーのコ
ーティングされた表面積は、8.5×11インチで、平
均コーティング重量は3グラム/平方メートルである。
これは、コーティングされたセルロース石膏ボードカバ
ーの重量を計測し、コーティングされていないセルロー
ス石膏ボードカバーの基礎重量との差を知ることによ
り、測定された。粉末シリコーンゴムでコーティングさ
れたセルロース石膏ボードカバー基材の摩擦係数は、2
00グラムのB型スレッドと8.5インチの見本ストリ
ップを有するTMI COF試験装置型番32−06を
用いて測定された。COF値は、0.325静止摩擦と
0.309動摩擦であった。同じ方法を用いると、コー
ティングされてはいるが変性されていないセルロース石
膏ボードカバーのサンプルのCOFは、0.90静止摩
擦で0.89動摩擦であった。粉末シリコーンゴムを使
用することによる粘着性の減少は、殆ど3倍に近い減少
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/04 C09D 183/04 (72)発明者 ジェイムズ・ヘイバーミール アメリカ合衆国、ミシガン州、ミッドラン ド、バレル・コート 15 (72)発明者 ドナルド・テイラー・ライルズ アメリカ合衆国、ミシガン州、ミッドラン ド、スターリング・ドライブ 1105 Fターム(参考) 4D075 AE03 BB24Z BB26Z CA06 DA04 DB20 DB32 DB33 DB35 DB36 DB37 DB38 DB40 DB43 DB46 DB48 DB50 DB53 DB54 DC13 EA06 EA07 EA10 EB43 EB57 4F006 AA02 AB39 BA12 CA04 4F100 AJ04A AK01A AK52B AN02B BA02 BA07 DE01B EH46B EJ42B GB32 JB13B JL13 JM01B YY00B 4J038 DL031 DL041 DL101 KA04 MA08 MA10 MA14 NA11 NA12 NA27 PB04 PB07 PC10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下を含む、重合基材の粘着性を減少さ
    せる方法: (i)重合基材の表面を熱硬化性液状シリコーンゴム組
    成物でコーティングする、(ii)平均粒経が0.1〜5
    00ミクロンである粉末シリコーンゴムの水性懸濁液を
    重合基材の上の熱硬化性液状シリコーンゴム組成物のコ
    ーティングに適用する、(iii)コーティングされた重
    合機材を熱硬化性液状シリコーンゴム組成物を硬化させ
    るために加熱し、同時に、粉末シリコーンゴムの粒子を
    重合基材の上の硬化したコーティングに固着させる。
  2. 【請求項2】 請求項1で定義された方法に従って調製
    された重合基材。
  3. 【請求項3】 以下を含む、セルロース基材の粘着性を
    減少させる方法: (i)セルロース基材を平均粒経が0.1〜500ミク
    ロンである粉末シリコーンゴムの水性懸濁液によりコー
    ティングする、(ii)コーティングされたセルロース基
    材を加熱又は乾燥させ水分を取り除き、同時に粉末シリ
    コーンゴムをセルロース基材に固着させる。
  4. 【請求項4】 請求項3で定義された方法に従って調製
    された、セルロース基材。
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