JP2002240175A - フロック加工製品およびその製造方法 - Google Patents
フロック加工製品およびその製造方法Info
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- JP2002240175A JP2002240175A JP2001037233A JP2001037233A JP2002240175A JP 2002240175 A JP2002240175 A JP 2002240175A JP 2001037233 A JP2001037233 A JP 2001037233A JP 2001037233 A JP2001037233 A JP 2001037233A JP 2002240175 A JP2002240175 A JP 2002240175A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた外観、風合、耐光性を有するフロック
加工製品を得る。 【解決手段】 着色剤を含有してなる原着ポリエステル
からなり、かつ170℃の自由収縮熱処理により30ケ
/2.5cm以上のスパイラル捲縮を発現しうる潜在捲
縮能を有する繊維が植毛されてなり、その潜在捲縮が顕
在化しているフロック加工製品。
加工製品を得る。 【解決手段】 着色剤を含有してなる原着ポリエステル
からなり、かつ170℃の自由収縮熱処理により30ケ
/2.5cm以上のスパイラル捲縮を発現しうる潜在捲
縮能を有する繊維が植毛されてなり、その潜在捲縮が顕
在化しているフロック加工製品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた外観および
風合と耐光性を有するフロック加工製品およびその製造
方法に関するものである。
風合と耐光性を有するフロック加工製品およびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、3mm以下程度にカッターで
短く切断したパイルと呼ばれるショートカット繊維を、
接着剤を塗布した織編物、不織布、木材、金属、プラス
チック等の基材上ヘパイルが垂直に立つように接着して
ビロードに似た風合い、感触を得る加工方法があり、フ
ロック加工と呼ばれている。
短く切断したパイルと呼ばれるショートカット繊維を、
接着剤を塗布した織編物、不織布、木材、金属、プラス
チック等の基材上ヘパイルが垂直に立つように接着して
ビロードに似た風合い、感触を得る加工方法があり、フ
ロック加工と呼ばれている。
【0003】パイルに使用される繊維は切断しやすいこ
と、および染色性がよいことからレーヨン繊維が多用さ
れていたが、近年、風合いの良好なことからナイロン繊
維も使用され、また安価で比較的耐光性の良好なポリエ
ステル繊維の使用も検討され始めている。しかしなが
ら、ポリエステル繊維を使用した場合には、他の繊維と
比較して剛性が高いため、風合が固くなるという問題が
あった。
と、および染色性がよいことからレーヨン繊維が多用さ
れていたが、近年、風合いの良好なことからナイロン繊
維も使用され、また安価で比較的耐光性の良好なポリエ
ステル繊維の使用も検討され始めている。しかしなが
ら、ポリエステル繊維を使用した場合には、他の繊維と
比較して剛性が高いため、風合が固くなるという問題が
あった。
【0004】また、風合いの改良のため、パイル曲がり
のあるパイルをフロック加工することにより、特殊な外
観、風合を有する製品を得ることが特許第255183
7号公報に開示されている。ところが、パイル曲がりの
あるパイルは1本1本バラバラになり難いため、加工の
際に、均一な表面形態のフロック加工を行うことが困難
であるという問題があった。
のあるパイルをフロック加工することにより、特殊な外
観、風合を有する製品を得ることが特許第255183
7号公報に開示されている。ところが、パイル曲がりの
あるパイルは1本1本バラバラになり難いため、加工の
際に、均一な表面形態のフロック加工を行うことが困難
であるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる現状
を鑑みてなされたもので、スウェードタイプの皮革に似
た独特の外観とソフトな風合、さらに優れた耐光性を有
するフロック加工製品およびその製造方法を提供しよう
とするものである。
を鑑みてなされたもので、スウェードタイプの皮革に似
た独特の外観とソフトな風合、さらに優れた耐光性を有
するフロック加工製品およびその製造方法を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するもので、その要旨は次のとおりである。
成するもので、その要旨は次のとおりである。
【0007】すなわち、本発明は、着色剤を含有してな
る原着ポリエステルからなり、かつ170℃の自由収縮
熱処理により30ケ/2.5cm以上のスパイラル捲縮
を発現しうる潜在捲縮能を有する繊維が植毛されてな
り、その潜在捲縮が顕在化していることを特徴とするフ
ロック加工製品を要旨とするものである。
る原着ポリエステルからなり、かつ170℃の自由収縮
熱処理により30ケ/2.5cm以上のスパイラル捲縮
を発現しうる潜在捲縮能を有する繊維が植毛されてな
り、その潜在捲縮が顕在化していることを特徴とするフ
ロック加工製品を要旨とするものである。
【0008】また、本発明は、着色剤を含有してなる原
着ポリエステルからなり、かつ170℃の自由収縮熱処
理により30ケ/2.5cm以上のスパイラル捲縮を発
現しうる潜在捲縮能を有する繊維を用いてフロック加工
を行い、しかる後に熱処理して捲縮を顕在化させること
を特徴とするフロック加工製品の製造方法を要旨とする
ものである。
着ポリエステルからなり、かつ170℃の自由収縮熱処
理により30ケ/2.5cm以上のスパイラル捲縮を発
現しうる潜在捲縮能を有する繊維を用いてフロック加工
を行い、しかる後に熱処理して捲縮を顕在化させること
を特徴とするフロック加工製品の製造方法を要旨とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
する。
【0010】本発明に用いるフロック加工製品に植毛す
る繊維は、170℃の自由収縮熱処理により30ケ/
2.5cm以上、好ましくは50ケ/2.5cm以上の
スパイラル捲縮を発現しうる潜在捲縮能を有するポリエ
ステル繊維である。ここで、スパイラル捲縮とは、コイ
ルバネ状の立体的な捲縮のことをいう。本発明に用いる
ポリエステル繊維が発現しうる潜在捲縮の数は、通常の
短繊維が有する捲縮数に比べ、数倍以上に多いものであ
り、非常に細かい捲縮が数多く発現し、微細捲縮繊維と
もいえるものである。この捲縮数が30ケ/2.5cm
未満であると、熱処理しても捲縮発現が不充分で、フロ
ック加工後の外観や風合に特徴が出ず、本発明が目的と
するスウェードタイプの皮革に似た独特の外観とソフト
な風合が得られず、従来の捲縮を有さない繊維を植毛し
たフロック加工製品と同等品となるため好ましくない。
る繊維は、170℃の自由収縮熱処理により30ケ/
2.5cm以上、好ましくは50ケ/2.5cm以上の
スパイラル捲縮を発現しうる潜在捲縮能を有するポリエ
ステル繊維である。ここで、スパイラル捲縮とは、コイ
ルバネ状の立体的な捲縮のことをいう。本発明に用いる
ポリエステル繊維が発現しうる潜在捲縮の数は、通常の
短繊維が有する捲縮数に比べ、数倍以上に多いものであ
り、非常に細かい捲縮が数多く発現し、微細捲縮繊維と
もいえるものである。この捲縮数が30ケ/2.5cm
未満であると、熱処理しても捲縮発現が不充分で、フロ
ック加工後の外観や風合に特徴が出ず、本発明が目的と
するスウェードタイプの皮革に似た独特の外観とソフト
な風合が得られず、従来の捲縮を有さない繊維を植毛し
たフロック加工製品と同等品となるため好ましくない。
【0011】本発明において、上記潜在捲縮能を有する
ポリエステル繊維としては、熱収縮特性の異なる2種の
ポリエステル成分が、偏芯的またはサイドバイサイドに
接合した複合繊維が挙げられ、その2種のポリエステル
成分の種類および重合度、粘度等の組合せを適宜選択す
ることにより、本発明が目的とするスパイラル捲縮を有
する繊維を得ることができる。
ポリエステル繊維としては、熱収縮特性の異なる2種の
ポリエステル成分が、偏芯的またはサイドバイサイドに
接合した複合繊維が挙げられ、その2種のポリエステル
成分の種類および重合度、粘度等の組合せを適宜選択す
ることにより、本発明が目的とするスパイラル捲縮を有
する繊維を得ることができる。
【0012】例えば、複合繊維の一方を構成するポリエ
ステル(A)としてはポリエチレンテレフタレートが好
ましく用いられる。一方、複合繊維の他方を構成するポ
リエステル(B)としてはエチレンテレフタレート単位
を主体とし、イソフタル酸、5−スルホイソフタル酸、
ビスフェノールA、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなどの共重合成分を単独あるいは2種以上
を組み合わせて2〜20モル%共重合したものが好まし
く用いられる。
ステル(A)としてはポリエチレンテレフタレートが好
ましく用いられる。一方、複合繊維の他方を構成するポ
リエステル(B)としてはエチレンテレフタレート単位
を主体とし、イソフタル酸、5−スルホイソフタル酸、
ビスフェノールA、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなどの共重合成分を単独あるいは2種以上
を組み合わせて2〜20モル%共重合したものが好まし
く用いられる。
【0013】また、潜在捲縮能を有するポリエステル繊
維の断面形態は、丸断面であっても異型断面であっても
よく、また、中空部を有する中空断面であってもよい。
維の断面形態は、丸断面であっても異型断面であっても
よく、また、中空部を有する中空断面であってもよい。
【0014】ポリエステル繊維の繊度は、特に限定され
るものでなく、フロック加工製品の用途に応じた要求特
性により適宜選択すればよいが、一般には1〜20デシ
テックスのものを用いる。
るものでなく、フロック加工製品の用途に応じた要求特
性により適宜選択すればよいが、一般には1〜20デシ
テックスのものを用いる。
【0015】また、本発明の潜在捲縮能を有するポリエ
ステル繊維は、着色剤を含有してなるポリエステル、す
なわち、原着ポリエステルにより構成される。
ステル繊維は、着色剤を含有してなるポリエステル、す
なわち、原着ポリエステルにより構成される。
【0016】本発明において使用される着色剤として
は、特に制限されず、アゾ系あるいはアンスラキノン系
などの有機顔料あるいはカーボンブラック、チタン系の
無機顔料又は染料のいずれでもよく、また、その混合物
であってもよい。所望する色彩、使用するポリマーの種
類、目標とする耐光性のレベル(変腿色堅牢性)、およ
び製糸安定性を考慮して適宜選択することができる。ま
た、前記着色剤は、慣用の量で用いることができる。添
加方法としては、ポリマーの合成中あるいはチップ化す
るまでの段階、あるいはチップ化したあとに再度溶融混
和して再チップ化することによって添加して、原着ポリ
エステルとする。
は、特に制限されず、アゾ系あるいはアンスラキノン系
などの有機顔料あるいはカーボンブラック、チタン系の
無機顔料又は染料のいずれでもよく、また、その混合物
であってもよい。所望する色彩、使用するポリマーの種
類、目標とする耐光性のレベル(変腿色堅牢性)、およ
び製糸安定性を考慮して適宜選択することができる。ま
た、前記着色剤は、慣用の量で用いることができる。添
加方法としては、ポリマーの合成中あるいはチップ化す
るまでの段階、あるいはチップ化したあとに再度溶融混
和して再チップ化することによって添加して、原着ポリ
エステルとする。
【0017】本発明に用いる潜在捲縮能を有するポリエ
ステル繊維を構成する2種のポリエステルにおいて、2
種共に原着ポリエステルとしてもよいし、また、一方の
みを原着ポリエステルとしてもよい。
ステル繊維を構成する2種のポリエステルにおいて、2
種共に原着ポリエステルとしてもよいし、また、一方の
みを原着ポリエステルとしてもよい。
【0018】本発明のフロック加工製品に植毛する繊維
として、潜在捲縮能を有する繊維の使用割合は100%
使いが好ましいが、潜在捲縮能を有する繊維を20%以
上配合し、80%未満は他の繊維としても、本発明が目
的とする特徴を発揮することができる。
として、潜在捲縮能を有する繊維の使用割合は100%
使いが好ましいが、潜在捲縮能を有する繊維を20%以
上配合し、80%未満は他の繊維としても、本発明が目
的とする特徴を発揮することができる。
【0019】本発明におけるポリエステル繊維は、概ね
従来技術を踏襲した方法で製造することができる。
従来技術を踏襲した方法で製造することができる。
【0020】すなわち、まず汎用の複合溶融紡糸装置を
用いて紡糸する。紡糸に際し、安定剤、蛍光剤、強化材
などを共存させてもよい。原着ポリエステルとしては、
紡糸する前に着色剤をそのまま供給してもよく、また未
着色のポリエステルで希釈して使用する、いわゆるマス
ターチップとして使用してもよい。マスターチップとし
て使用する場合は、1種または2種以上の原着マスター
チップと未着色のレギュラーチップを混合装置で混合し
てもよく、また1種または2種以上の原着マスターチッ
プと未着色のレギュラーチップを別々に溶融した後、エ
クストルーダーなどの混練装置またはスタティクミキサ
ーなどの混練装置により混合してもよい。ポリエステル
繊維を構成する2種の成分において、原着ポリエステル
を用いる成分は特に限定するものではなく、一方あるい
は両方に着色剤を添加してもよい。
用いて紡糸する。紡糸に際し、安定剤、蛍光剤、強化材
などを共存させてもよい。原着ポリエステルとしては、
紡糸する前に着色剤をそのまま供給してもよく、また未
着色のポリエステルで希釈して使用する、いわゆるマス
ターチップとして使用してもよい。マスターチップとし
て使用する場合は、1種または2種以上の原着マスター
チップと未着色のレギュラーチップを混合装置で混合し
てもよく、また1種または2種以上の原着マスターチッ
プと未着色のレギュラーチップを別々に溶融した後、エ
クストルーダーなどの混練装置またはスタティクミキサ
ーなどの混練装置により混合してもよい。ポリエステル
繊維を構成する2種の成分において、原着ポリエステル
を用いる成分は特に限定するものではなく、一方あるい
は両方に着色剤を添加してもよい。
【0021】紡出された繊維は、必要に応じて連続的ま
たは別工程で延伸、熱処理されるが延伸、熱処理条件に
よっても繊維の潜在捲縮能の度合いをコントロールする
ことが出来る。
たは別工程で延伸、熱処理されるが延伸、熱処理条件に
よっても繊維の潜在捲縮能の度合いをコントロールする
ことが出来る。
【0022】繊維は、油剤を付与し、数万〜数百万デニ
ールに引き揃えて捲縮のないストレートなトウとする。
このトウをギロチンカッター等により所望の長さに切断
して、植毛用のパイル繊維とする。
ールに引き揃えて捲縮のないストレートなトウとする。
このトウをギロチンカッター等により所望の長さに切断
して、植毛用のパイル繊維とする。
【0023】このときの繊維長としては、フロック加工
製品の用途に応じて適宜選択すればよいが、0.1〜5
mm程度とすればよい。
製品の用途に応じて適宜選択すればよいが、0.1〜5
mm程度とすればよい。
【0024】本発明のフロック加工製品は、上記の潜在
捲縮能を有するポリエステル繊維が植毛されてなり、ポ
リエステル繊維は、潜在捲縮が顕在化して捲縮を発現し
ている。したがって、植毛された繊維の先端は曲がった
ような、鉤状の形態となっている。
捲縮能を有するポリエステル繊維が植毛されてなり、ポ
リエステル繊維は、潜在捲縮が顕在化して捲縮を発現し
ている。したがって、植毛された繊維の先端は曲がった
ような、鉤状の形態となっている。
【0025】本発明のフロック加工製品は、上記潜在捲
縮能を有するポリエステル繊維を用いてフロック加工を
行い、しかる後に熱処理を施して、捲縮を顕在化するこ
とにより得ることができる。
縮能を有するポリエステル繊維を用いてフロック加工を
行い、しかる後に熱処理を施して、捲縮を顕在化するこ
とにより得ることができる。
【0026】フロック加工の方法においては、機械加
工、静電加工、手植加工、高周波加工などがあるが、一
般的な静電フロック加工を行うことが好ましく、これは
以下によって行うことができる。すなわち、高電圧のか
かった電界の一方に植毛する繊維を供給、荷電させ、電
界の他方に設置した、接着剤を塗布した基材方向へ加
速、接着剤中へ投錨することにより基材に植毛される。
接着剤としては、水性のアクリルエマルジヨンタイプ
や、溶剤系のポリウレタン、エポキシ、合成ゴム、ポリ
酢酸ビニル型のものがある。
工、静電加工、手植加工、高周波加工などがあるが、一
般的な静電フロック加工を行うことが好ましく、これは
以下によって行うことができる。すなわち、高電圧のか
かった電界の一方に植毛する繊維を供給、荷電させ、電
界の他方に設置した、接着剤を塗布した基材方向へ加
速、接着剤中へ投錨することにより基材に植毛される。
接着剤としては、水性のアクリルエマルジヨンタイプ
や、溶剤系のポリウレタン、エポキシ、合成ゴム、ポリ
酢酸ビニル型のものがある。
【0027】植毛する基材としては、特に限定されず、
織編物、不織布、フィルム等のシートや、木材、金属、
プラスチック、立体成形品等を用いることができる。
織編物、不織布、フィルム等のシートや、木材、金属、
プラスチック、立体成形品等を用いることができる。
【0028】フロック加工した後は、潜在捲縮能を顕在
化させ、捲縮を発現させるために熱処理を施すが、この
ときの熱処理温度としては、120〜200℃とする。
植毛されたポリエステル繊維が、捲縮を発現することに
より、スウェードタイプの皮革に似た独特の外観とソフ
トな風合を有する本発明のフロッキー加工製品を得るこ
とができる。
化させ、捲縮を発現させるために熱処理を施すが、この
ときの熱処理温度としては、120〜200℃とする。
植毛されたポリエステル繊維が、捲縮を発現することに
より、スウェードタイプの皮革に似た独特の外観とソフ
トな風合を有する本発明のフロッキー加工製品を得るこ
とができる。
【0029】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、特性値の測定法は、次のとおりである。 (1)相対粘度:フエノールと四塩化エタンの等重量混
合物を溶媒とし、試料濃度0.5g/dl、温度20℃
で測定した。
る。なお、特性値の測定法は、次のとおりである。 (1)相対粘度:フエノールと四塩化エタンの等重量混
合物を溶媒とし、試料濃度0.5g/dl、温度20℃
で測定した。
【0030】(2) 潜在捲縮能:繊維を170℃×5
分間、自由に収縮しうる状態で熱処理した後、JIS
L−1015 7・12・1の方法で捲縮数を測定し
た。
分間、自由に収縮しうる状態で熱処理した後、JIS
L−1015 7・12・1の方法で捲縮数を測定し
た。
【0031】実施例1 相対粘度1.38のポリエチレンテレフタレートと、エ
チレンテレフタレートを主体としイソフタル酸を4モル
%とビスフェノールAのエチレンオキシド2モル付加物
3モル%とを共重合した相対粘度1.45の共重合ポリ
エステルとの2種のチップを減圧乾燥した後、それぞれ
のポリマーに着色剤としてポリアゾ系レッド顔料を含有
させたマスターチップを作成し、無着色のチップとエク
ストルダーにより顔料濃度が糸中に1%となるように溶
融混和させ、通常の複合溶融紡糸装置を使用して、2種
の成分がサイドバイサイドに複合(質量比1:1)する
ように紡糸温度285℃で複合溶融紡糸した。
チレンテレフタレートを主体としイソフタル酸を4モル
%とビスフェノールAのエチレンオキシド2モル付加物
3モル%とを共重合した相対粘度1.45の共重合ポリ
エステルとの2種のチップを減圧乾燥した後、それぞれ
のポリマーに着色剤としてポリアゾ系レッド顔料を含有
させたマスターチップを作成し、無着色のチップとエク
ストルダーにより顔料濃度が糸中に1%となるように溶
融混和させ、通常の複合溶融紡糸装置を使用して、2種
の成分がサイドバイサイドに複合(質量比1:1)する
ように紡糸温度285℃で複合溶融紡糸した。
【0032】紡出糸条を冷却した後、引取速度1000
m/分で引き取って未延伸糸条を得た。得られた糸条を
収束し、延伸倍率3.4倍、延伸温度75℃で延伸し、
110℃のヒートドラムで熱処理してから切断すること
なく、繊度2.2デシテックス、単糸強度5.8g/デ
シテックス、単糸伸度48%、潜在捲縮能が70ケ/
2.5cmの潜在捲縮性繊維でトータルデニール90万
デシテックスの赤色原着ポリエステルトウを製造した。
このトウをギロチンカッターで2mmのパイル繊維(植
毛繊維)に切断し、得られたパイル繊維を常法によりポ
リエステル織物上に静電フロック加工を行った。
m/分で引き取って未延伸糸条を得た。得られた糸条を
収束し、延伸倍率3.4倍、延伸温度75℃で延伸し、
110℃のヒートドラムで熱処理してから切断すること
なく、繊度2.2デシテックス、単糸強度5.8g/デ
シテックス、単糸伸度48%、潜在捲縮能が70ケ/
2.5cmの潜在捲縮性繊維でトータルデニール90万
デシテックスの赤色原着ポリエステルトウを製造した。
このトウをギロチンカッターで2mmのパイル繊維(植
毛繊維)に切断し、得られたパイル繊維を常法によりポ
リエステル織物上に静電フロック加工を行った。
【0033】その後、得られたフロック加工品を170
℃で2分間処理を行い、植毛したポリエステル繊維に微
細な捲縮を発現させ、スウェードタイプの皮革に似た独
特の外観とソフトな風合を有し、さらに優れた耐光性を
有する、本発明の赤色フロック加工製品を得ることがで
きた。
℃で2分間処理を行い、植毛したポリエステル繊維に微
細な捲縮を発現させ、スウェードタイプの皮革に似た独
特の外観とソフトな風合を有し、さらに優れた耐光性を
有する、本発明の赤色フロック加工製品を得ることがで
きた。
【0034】実施例2 実施例1において、潜在捲縮性繊維に用いる共重合ポリ
エステルチップとして、エチレンテレフタレートを主体
しイソフタル酸5モル%とビスフェノールAのエチレン
オキシド2モル付加物5モル%を共重合した相対粘度
1.46の共重合ポリエステルを用い、また、着色剤と
してカーボンブラックを使用した以外は、実施例1と同
様に行った。
エステルチップとして、エチレンテレフタレートを主体
しイソフタル酸5モル%とビスフェノールAのエチレン
オキシド2モル付加物5モル%を共重合した相対粘度
1.46の共重合ポリエステルを用い、また、着色剤と
してカーボンブラックを使用した以外は、実施例1と同
様に行った。
【0035】得られた繊維トウは繊度2.4デシテック
ス、単糸強度5.2g/デシテックス、単糸伸度55
%、潜在捲縮能が82ケ/2.5cmの潜在捲縮性繊維
でトータルデニールは91万デシテックスであった。
ス、単糸強度5.2g/デシテックス、単糸伸度55
%、潜在捲縮能が82ケ/2.5cmの潜在捲縮性繊維
でトータルデニールは91万デシテックスであった。
【0036】また、このトウを用い、実施例1と同様に
してフロック加工および熱処理を施し、スウェードタイ
プの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、さら
に優れた耐光性を有する、本発明の黒色フロック加工製
品を得ることができた。
してフロック加工および熱処理を施し、スウェードタイ
プの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、さら
に優れた耐光性を有する、本発明の黒色フロック加工製
品を得ることができた。
【0037】実施例3 実施例1において、潜在捲縮性繊維に用いる共重合ポリ
エステルチップとして、エチレンテレフタレートを主体
としイソフタル酸5モル%と5−スルホイソフタル酸
1.5モル%を共重合した相対粘度1.46の共重合ポ
リエステルを用い、また、着色剤として銅フタロシアニ
ンを使用した以外は実施例1と同様にして実施した。
エステルチップとして、エチレンテレフタレートを主体
としイソフタル酸5モル%と5−スルホイソフタル酸
1.5モル%を共重合した相対粘度1.46の共重合ポ
リエステルを用い、また、着色剤として銅フタロシアニ
ンを使用した以外は実施例1と同様にして実施した。
【0038】得られた繊維トウは繊度2.4デシテック
ス、単糸強度4.2g/デシテックス、単糸伸度51
%、潜在捲縮能が84ケ/2.5cmの潜在捲縮性繊維
でトータルデニールは90万デシテックスであった。
ス、単糸強度4.2g/デシテックス、単糸伸度51
%、潜在捲縮能が84ケ/2.5cmの潜在捲縮性繊維
でトータルデニールは90万デシテックスであった。
【0039】また、このトウを用い、実施例1と同様に
してフロック加工および熱処理を行い、スウェードタイ
プの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、さら
に優れた耐光性を有する、本発明の青色フロック加工製
品を得ることができた。
してフロック加工および熱処理を行い、スウェードタイ
プの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、さら
に優れた耐光性を有する、本発明の青色フロック加工製
品を得ることができた。
【0040】実施例4 実施例1において、潜在捲縮性繊維に用いる共重合ポリ
エステルチップとしてエチレンテレフタレートを主体と
し5−スルホイソフタル酸を5モル%共重合した相対粘
度1.28の共重合ポリエステルを用い、また、着色剤
としてアンスラキノン系イエローを使用した以外は、実
施例1と同様にして実施した。
エステルチップとしてエチレンテレフタレートを主体と
し5−スルホイソフタル酸を5モル%共重合した相対粘
度1.28の共重合ポリエステルを用い、また、着色剤
としてアンスラキノン系イエローを使用した以外は、実
施例1と同様にして実施した。
【0041】得られた繊維は、繊度2.3デシテック
ス、単糸強度3.1g/デシテックス、単糸伸度45
%、潜在捲縮能が95ケ/2.5cmの潜在捲縮性繊維
でトータルデニールは89万デニールであった。
ス、単糸強度3.1g/デシテックス、単糸伸度45
%、潜在捲縮能が95ケ/2.5cmの潜在捲縮性繊維
でトータルデニールは89万デニールであった。
【0042】また、このトウを用い、実施例1と同様に
してフロック加工および熱処理を行い、スウェードタイ
プの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、優れ
た耐光性を有する、本発明の黄色フロック加工製品を得
ることができた。
してフロック加工および熱処理を行い、スウェードタイ
プの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、優れ
た耐光性を有する、本発明の黄色フロック加工製品を得
ることができた。
【0043】実施例5 実施例1〜4で得られた赤色、青色、黄色、黒色に原着
した4種類のパイル繊維をそれぞれ同量使用して、実施
例1と同様にしてフロック加工および熱処理を行った。
した4種類のパイル繊維をそれぞれ同量使用して、実施
例1と同様にしてフロック加工および熱処理を行った。
【0044】得られたフロック加工製品は、スウェード
タイプの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、
かつ優れた耐光性のメランジ調のフロック加工製品を得
ることができた。 比較例1 実施例2において、潜在捲縮性繊維に用いる共重合ポリ
エステルチップとして、イソフタル酸およびビスフェノ
ールAのエチレンオキシド2モル付加物をそれぞれ1モ
ル%共重合した相対粘度1.33の共重合ポリエステル
を用いた以外は、実施例2と同様にして実施した。
タイプの皮革に似た独特の外観とソフトな風合を有し、
かつ優れた耐光性のメランジ調のフロック加工製品を得
ることができた。 比較例1 実施例2において、潜在捲縮性繊維に用いる共重合ポリ
エステルチップとして、イソフタル酸およびビスフェノ
ールAのエチレンオキシド2モル付加物をそれぞれ1モ
ル%共重合した相対粘度1.33の共重合ポリエステル
を用いた以外は、実施例2と同様にして実施した。
【0045】得られた繊維は、得られた繊維は繊度5.
6デシテックス、単糸強度5.3g/デシテックス、単
糸伸度47%、潜在捲縮能が26ケ/2.5cmの潜在
捲縮性繊維で、トータルデニールは88万デニールであ
った。
6デシテックス、単糸強度5.3g/デシテックス、単
糸伸度47%、潜在捲縮能が26ケ/2.5cmの潜在
捲縮性繊維で、トータルデニールは88万デニールであ
った。
【0046】また、このトウを用い、実施例1と同様に
してフロック加工および熱処理を施したが、本発明が目
的とするスウェードタイプの皮革に似た独特の外観やソ
フトな風合は現れず、従来の直線状の捲縮のないパイル
を用いたフロック加工製品と何ら変わらない、通常の外
観、風合を有するものであった。
してフロック加工および熱処理を施したが、本発明が目
的とするスウェードタイプの皮革に似た独特の外観やソ
フトな風合は現れず、従来の直線状の捲縮のないパイル
を用いたフロック加工製品と何ら変わらない、通常の外
観、風合を有するものであった。
【0047】比較例2 実施例1において、着色剤を用いなかった以外は、実施
例1と同様に行い、原着しない潜在捲縮性繊維のトウを
ギロチンカッターで切断した2mmのパイル繊維を得
た。このパイル繊維を染色浴に入れ、120℃で分散染
料により赤色に染色し、パイルを乾燥した。染色後のパ
イルを見ると微細捲縮が顕在化したことによるパイル曲
がりが認められた。また、このパイルを用いて、実施例
1と同様に静電フロッキー加工を行ったところ、パイル
曲がりがあるため、均一に加工することができなかっ
た。
例1と同様に行い、原着しない潜在捲縮性繊維のトウを
ギロチンカッターで切断した2mmのパイル繊維を得
た。このパイル繊維を染色浴に入れ、120℃で分散染
料により赤色に染色し、パイルを乾燥した。染色後のパ
イルを見ると微細捲縮が顕在化したことによるパイル曲
がりが認められた。また、このパイルを用いて、実施例
1と同様に静電フロッキー加工を行ったところ、パイル
曲がりがあるため、均一に加工することができなかっ
た。
【0048】
【発明の効果】従来のフロック加工製品は、植毛された
パイル繊維が、ストレートな直線状であって基材に対し
直立しているため、手で表面をこすったりするとパイル
倒れが目立ち、また、風合いが硬いという欠点があった
が、本発明では、特定の捲縮能を有し、捲縮が顕在化し
た微細捲縮を有する繊維を植毛しているため、パイル繊
維は、曲がった状態になっているおり、表面をこすって
もパイル倒れが目立たず、また、ソフトな風合いを有す
るという利点がある。さらに、パイルが直立していない
ため、ゴミ(糸屑や綿ほこり)が付着しにくく、汚れ難
いという利点もある。
パイル繊維が、ストレートな直線状であって基材に対し
直立しているため、手で表面をこすったりするとパイル
倒れが目立ち、また、風合いが硬いという欠点があった
が、本発明では、特定の捲縮能を有し、捲縮が顕在化し
た微細捲縮を有する繊維を植毛しているため、パイル繊
維は、曲がった状態になっているおり、表面をこすって
もパイル倒れが目立たず、また、ソフトな風合いを有す
るという利点がある。さらに、パイルが直立していない
ため、ゴミ(糸屑や綿ほこり)が付着しにくく、汚れ難
いという利点もある。
【0049】また、本発明のフロック加工製品の製造方
法によれば、フロック加工の際には捲縮のないストレー
トな繊維であるため、効率よく均一に加工を行うことが
でき、その後、熱処理をすることにより微細な捲縮を顕
在化させて、スウェード調でソフトな風合いを有し、か
つ耐光性に優れたフロック加工製品を効率よく得ること
ができる。
法によれば、フロック加工の際には捲縮のないストレー
トな繊維であるため、効率よく均一に加工を行うことが
でき、その後、熱処理をすることにより微細な捲縮を顕
在化させて、スウェード調でソフトな風合いを有し、か
つ耐光性に優れたフロック加工製品を効率よく得ること
ができる。
【0050】また、本発明に用いる潜在捲縮能を有する
ポリエステル繊維は、着色剤を含有した原着ポリエステ
ルから構成されるため、後染め工程を必要としないフロ
ック加工性に優れたパイル繊維であり、均一な表面形態
のフロック加工製品を効率よく得ることができる。
ポリエステル繊維は、着色剤を含有した原着ポリエステ
ルから構成されるため、後染め工程を必要としないフロ
ック加工性に優れたパイル繊維であり、均一な表面形態
のフロック加工製品を効率よく得ることができる。
【0051】本発明のフロック加工製品は、インテリ
ア、間仕切り(パーティション)、電気部品(冷房機の
冷風吹き出し口)、自動車や車両内装材、宝石箱・小物
入れなどの日用品、人形などの表面加工の他、筆記具の
指に当たる部分の滑り止め等、様々な製品に適用するこ
とができる。
ア、間仕切り(パーティション)、電気部品(冷房機の
冷風吹き出し口)、自動車や車両内装材、宝石箱・小物
入れなどの日用品、人形などの表面加工の他、筆記具の
指に当たる部分の滑り止め等、様々な製品に適用するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK41A AK42 BA02 BA07 DG08B EJ62 GB90 JN30 YY00B 4L036 MA05 MA17 MA24 MA33 MA40 PA18 RA03 RA04 UA01 UA12 4L041 AA07 BA02 BA05 BA09 BB08 BC05 CA06 CA11 CB21 DD10 EE20
Claims (2)
- 【請求項1】 着色剤を含有してなる原着ポリエステル
からなり、かつ170℃の自由収縮熱処理により30ケ
/2.5cm以上のスパイラル捲縮を発現しうる潜在捲
縮能を有する繊維が植毛されてなり、その潜在捲縮が顕
在化していることを特徴とするフロック加工製品。 - 【請求項2】 着色剤を含有してなる原着ポリエステル
からなり、かつ170℃の自由収縮熱処理により30ケ
/2.5cm以上のスパイラル捲縮を発現しうる潜在捲
縮能を有する繊維を用いてフロック加工を行い、しかる
後に熱処理して捲縮を顕在化させることを特徴とするフ
ロック加工製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037233A JP2002240175A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | フロック加工製品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037233A JP2002240175A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | フロック加工製品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002240175A true JP2002240175A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18900394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001037233A Pending JP2002240175A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | フロック加工製品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002240175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005537857A (ja) * | 2002-09-05 | 2005-12-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 汚れ落とし材として使用するためのフロック加工基材 |
JP2006181402A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Chubu Pile Kogyosho:Kk | 積層フロック加工方法及び積層フロック加工物 |
JP2019019426A (ja) * | 2017-07-18 | 2019-02-07 | パイロットインキ株式会社 | 捲縮糸パッケージ、繊維付設体の製造方法 |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001037233A patent/JP2002240175A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005537857A (ja) * | 2002-09-05 | 2005-12-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 汚れ落とし材として使用するためのフロック加工基材 |
JP2006181402A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Chubu Pile Kogyosho:Kk | 積層フロック加工方法及び積層フロック加工物 |
JP4642457B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2011-03-02 | 株式会社中部パイル工業所 | 積層フロック加工方法及び積層フロック加工物 |
JP2019019426A (ja) * | 2017-07-18 | 2019-02-07 | パイロットインキ株式会社 | 捲縮糸パッケージ、繊維付設体の製造方法 |
JP7064293B2 (ja) | 2017-07-18 | 2022-05-10 | パイロットインキ株式会社 | 繊維付設体の製造方法 |
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