JP2002240056A - 固定具付きパネル状部材及びその製造方法 - Google Patents

固定具付きパネル状部材及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002240056A
JP2002240056A JP2001039537A JP2001039537A JP2002240056A JP 2002240056 A JP2002240056 A JP 2002240056A JP 2001039537 A JP2001039537 A JP 2001039537A JP 2001039537 A JP2001039537 A JP 2001039537A JP 2002240056 A JP2002240056 A JP 2002240056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
fixture
clip
locking
skin material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001039537A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Kakehi
敏則 筧
Masashi Dento
正志 傳刀
Takahiro Sano
高広 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority to JP2001039537A priority Critical patent/JP2002240056A/ja
Priority to PCT/US2002/003527 priority patent/WO2002072390A1/en
Publication of JP2002240056A publication Critical patent/JP2002240056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D17/00Construction details of vehicle bodies
    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • B61D17/18Internal lining, e.g. insulating
    • B61D17/185Internal lining, e.g. insulating for sound insulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
    • B60R13/0206Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮音材等のパネル状部材に取付穴をあけ
ることを必要とせずに、また、パネル状部材へのクリッ
プ等の固定具の取付け作業を必要としない、パネル状部
材を提供する。 【解決手段】 スタッド係止用クリップ1を有する
自動車の遮音材等のパネル状部材26は、所定の厚さの
板状材25と、板状材に固着された、一方の面の表皮材
21とを包含する。クリップ1は、板状材25の中に埋
まるように、表皮材21によって包み込まれて保持され
ており、表皮材21は真空成形時の真空吸引によってク
リップ1の外壁部3に密着しており、外壁部3には、真
空成形時の真空吸引のための空気抜き穴9が形成され
て、クリップ1には、スタッド等の係止具を受入れて係
合する筒状係止部2が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体に固着されたスタ
ッド等の係止具に係止するクリップ等の固定具を有する
自動車の遮音材等のパネル状部材及びそのパネル状部材
の製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車の遮音材(サイ
レンサー又はダッシュインシュレータ)を車体に取付け
る場合、遮音材に取付穴をあけて、この取付穴にクリッ
プ等の固定具を取付け、車体に固着されたスタッド等の
係止具に固定具を固定することによって、遮音材を車体
に取付けている。この取付けでは、遮音材に取付穴をあ
けるため、遮音の効果が低くなる。また、遮音材にクリ
ップの取付け作業が必要である。
【0003】
【従来の技術】特開昭63−12770号公報には、カ
ーペットの裏面に硬質のバッキング材を置き、カーペッ
トとバッキング材を表皮材によって巻き込んで、カーペ
ットの端縁の美観と品質を向上させる技術が開示されて
いる。この技術では、カーペット裏面にバッキング材を
おいて表皮材で巻き込んで固着させるのに、真空成形型
にカーペットとその上のバッキング材を載せ更にその上
に表皮材を置いて、真空吸引によって巻き込み包囲して
カーペットとバッキング材を表皮材に固着している。上
記の公報には、遮音材を車体に取付けることについては
何も示唆していない。特に、クリップ等の固定具を遮音
材等のパネル状部材に固着する点については、上記した
問題意識すらない。
【0004】本発明の目的は、遮音材等のパネル状部材
に取付穴をあけることを必要とせずに、また、パネル状
部材へのクリップ等の固定具の取付け作業を必要としな
い、パネル状部材を提供することにあり、更に、そのパ
ネル状部材を製造する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、スタッド係止用クリップ等の固定具を有
する自動車の遮音材等のパネル状部材であって、パネル
状部材は、所定の厚さの板状材と、該板状材に固着され
た、一方の面の表皮材とを包含し、固定具は、板状材の
中に埋まるように、表皮材によって包み込まれて保持さ
れており、該表皮材は真空成形時の真空吸引によって固
定具の外表面に密着しており、該固定具の外表面には、
真空成形時の真空吸引のための空気抜き穴が形成され
て、固定具には、スタッド等の係止具を受入れて係合す
る係止手段が設けられていることを特徴とするパネル状
部材を提供する。上記のように、固定具は板状材の中に
表皮材によって包み込まれて保持され、パネル状部材の
中に埋め込まれてしっかりと固着しているので、固定具
取付け用の取付穴はパネル状部材には不要であり、固定
具の取付け作業も一切不要になる。そして、取付穴がな
いので、遮音性は大きく向上する。その固定具は、スタ
ッド等の係止具を受入れる筒状係止部が、係止具を受入
れる入口部を除いて閉じた筒状体であり、筒状係止部の
外周の外壁部に空気抜き穴が形成されていれば、遮音性
を一層向上できる。
【0006】また、本発明は、上記パネル状部材を製造
するため、固定具を、成形型の平面上の所定位置であっ
て真空吸引できる空気抜き穴が周囲に形成された位置に
配置するステップと、加熱した熱可塑性樹脂で成る表皮
材を成形型の、固定具を含む所定位置に配置するステッ
プと、成形型の空気抜き穴に負圧空気を供給して該負圧
空気による真空吸引によって表皮材を固定具のまわりに
密着させつつ冷却して表皮材を真空成形するステップ
と、固定具を包囲して密着した表皮材の固定具とは反対
の面に、所定厚さの板状材を樹脂材料によって成形する
ステップとから成ることを特徴とする方法を提供し、取
付穴を不要にする固定具付きのパネル状部材を提供す
る。この方法において、更に、板状材の成形後、スタッ
ド等の係止具を受入れて係止する固定具の係止部入口を
露出するように、係止部を覆っている表皮材部分を切断
するステップが設けられる。また、固定具には、係止部
入口の外周に、切断のための刃を受け入れる逃がし溝が
形成されている。固定具の外表面には、真空成形時の真
空吸引によって表皮材を固定具外表面に密着させるため
の空気抜き穴が形成されている。固定具は、スタッドを
受入れる筒状係止部とこの係止部の外側に設けられた外
壁部とを備え、筒状係止部は、スタッドを受入れる入口
部を除いて閉じた筒状体であり、外壁部に空気抜き穴が
形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の実施
例に係る固定具付きパネル状部材に固着させるための固
定具としてのクリップ1が示されている。実施例におい
て、クリップ1は、車体等に固着されたねじスタッドや
溝スタッド等に係止する固定具として、硬質プラスチッ
クで一体成形されている。クリップ1は、他の形状のも
のであってもよく、また、スタッドに係止するクリップ
に限らず他の固定具であってもよい。図2〜図8には、
固定具としてクリップ1が付いた、パネル状部材を形成
するステップが示されている。図9は、できあがったク
リップ付きパネル状部材を車体へ取付ける様子を示して
いる。
【0008】固定具としてのクリップ1は、全体として
ほぼ2重の円筒形状に形成されており、軸心まわりの中
央の筒状係止部2と、筒状係止部2の外周を囲む環状の
外壁部3とから構成されている。筒状係止部2は、係止
具としてのスタッドを受入れる入口部5を除いて閉じた
筒状体として形成されている。筒状係止部2の閉じた端
部6は、外壁部3の底部より突出しており、突出端部6
が、成形型の所定位置に形成された位置決め凹部に収容
される。筒状係止部2の入口部5の側にはスタッドにね
じ溝又は周溝に係合する一対の係止爪7が形成されてい
る。筒状係止部2は、入口部5を除いて閉じているの
で、外壁部と入口部5の間での音の伝達を阻止する。ま
た、入口部5は、スタッドの受入れを容易にするよう
に、大きな内径に形成されている。環状の外壁部3は、
その外周面においてパネル状部材に固着される。この固
着は、真空成形によっておこなわれる。そのため、外壁
部3には空気抜き穴9が周面に沿って等間隔に複数形成
されている。外壁部3の入口部5の側の端部は閉じてい
るが、突出端部6の側の端部10は開放している。開放
端部10に負圧の空気が供給されると、外壁部3の外側
の空気が空気抜き穴9を通って、開放端部10に吸引さ
れる。
【0009】外壁部3の開放端部10及びその付近の部
分は、他の部分より朝顔形状に大径になるように形成さ
れている。これによって、クリップ1が入口部5の側か
らパネル状部材を抜け外れることが防止でき、クリップ
1がパネル状部材を保持する力が増大する。入口部5に
隣接し且つ外周側の外壁部3の閉じた端部の上には、入
口部5の部分を覆う表皮材を切断する、トムソン刃等の
円筒形状の刃を受け入れる環状の逃がし溝11が形成さ
れている。逃がし溝11が形成される部分の外径は隣接
する外壁部3の部分より大径に形成されて、肩13を形
成している。肩13は、この部分に密着するパネル状部
材によって、クリップ1が開放端部10の側に抜け出す
のを阻止する。
【0010】上記のクリップ1を固定具として固着した
遮音材等のパネル状部材を形成する手順を図2〜図8を
参照して説明する。図2において、成形型14が成形機
(図示せず)に用意される。成形型14には、クリップ
1を配置する位置にクリップ1の突出端部6が収容され
る位置決め凹部15が形成されている。また、その位置
決め凹部15の周囲には、クリップ1が位置決めされた
場合に少なくとも開放端部10に対応する位置に、空気
抜き穴17が形成されている。そして、実施例におい
て、空気抜き穴17は、パネル状部材の表皮材を成形型
の平坦面に保持するため、成形型の全体に渡って多数設
けられている。空気抜き穴17の下面には成形機の負圧
空気供給装置(例えば、真空ポンプ)からのパイプが連
結されて、上部に負圧空気を供給する。なお、成形型1
4の上面はほぼ平坦に形成されて、表皮材を平坦に保持
するようになっており、その平坦面の、クリップ1を位
置決めする部分に、位置決め凹部15が形成されてい
る。位置決め凹部15は、パネル状部材の所定位置に固
着されるクリップの位置及び数に合わせて、成形型の上
面に形成される。作業者は、クリップ1を、突出端部6
が成形型14の位置決め凹部15に収容されるように、
成形型14に位置決めする(矢印18)。
【0011】図3は、クリップ1を成形型14に位置決
めした状態を示す。クリップ1の外壁部3は成形型14
の表面に着座する。クリップ外壁部3の開放端部10
は、成形型の幾つかの空気抜き穴17に通じている。こ
の状態で、図3の矢印19で示すように、パネル状部材
を形成する表皮材21が、成形型の所定位置に配置され
る。この位置はクリップ1のある位置を含めて所定の位
置に定められる。表皮材21の材料としては例えば塩化
ビニル等の熱可塑性樹脂材料のシート材で形成される。
そして、この表皮材21は加熱されていて変形可能な状
態でクリップ1を含む成形型14の所定位置に位置決め
される。
【0012】図4に示すように、加熱した表皮材21の
配置後直ちに成形型14の空気抜き穴17の下部には負
圧空気供給装置からの負圧空気(矢印20)が供給され
て、空気抜き穴17の上部の空気が下部に吸引される。
空気の流れを示す矢印22のようにクリップ1の外側の
真空吸引力は表皮材21を成形型14の表面に密着させ
るように作用する。クリップ1の外壁部3の開放端部1
0にある空気抜き穴17からの真空吸引力は矢印23に
図示のように、外壁部3の開放端部10から空気抜き穴
9を通って外壁部3の外面に現れるので、表皮材21の
一部を外壁部3の外面に密着させるように作用する。
【0013】図5は、負圧空気の供給によって、加熱さ
れた表皮材21がクリップ1のまわりに真空成形された
状態を示している。表皮材21は、真空吸引によって、
クリップ1のまわりをすっぽりと覆い、クリップ1の外
面に密着させられている。真空吸引の前に加熱されてい
た表皮材21は、その真空成形の過程で冷却されて、固
化して成形される。冷却の時間が長い場合には、表皮材
21の外面側に冷却空気を送る等して冷却を強制しても
よい。クリップ1にぴったりと密着した表皮材21の部
分は、クリップ1の開放端部10の大径部分及び逃がし
溝11に隣接する肩13の部分にも密着しており、クリ
ップ1を確実に表皮材21に確実に固着する。また、ク
リップ1以外の表皮材21の部分は、成形型14の平坦
面に沿った状態で成形されて平坦な表皮材となる。
【0014】表皮材21の真空成形の後、図6に図示の
ように、パネル状部材の本体を構成する所定厚さの板状
材25が表皮材21の上に成形される。実施例におい
て、ウレタンフォーム(発泡材)が注入されて、表皮材
21の上に所定厚さの板状材25が形成された。板状材
25は、表皮材21の表面に一体的に接合している。ま
た、表皮材21にはクリップ1が一体的に密着している
ので、板状材25と表皮材21とクリップ1とは一体的
に結合しており、これによって、クリップ付きのパネル
状部材26が成形されたことになる。
【0015】図7は、板状材25の成形してパネル状部
材26を成形した後、スタッド等の係止具を受入れるク
リップ1の筒状係止部2の入口部5を露出するステップ
を示している。図6までのステップにおいては、入口部
5は表皮材21によって塞がった状態にある。この状態
では、スタッドを受入れることはできない。そのため
に、入口部5を覆っている表皮材21の部分を切断す
る。切断は、例えば、トムソン刃と呼ばれるような、筒
状体の先端に刃を持つ切断工具27を矢印29の方向に
押下げることによって行われる。都合のいいことに、ク
リップ1の入口部5の外周には、環状の逃がし溝11が
形成されており、表皮材21の所定部分を切断してもク
リップ1の逃がし溝11に入るので、クリップ1を傷付
けることはなく、また、切断工具27の刃こぼれもな
い。このようにして、クリップ付きのパネル状部材26
が完成した状態が、図8に示されている。
【0016】図9は、クリップ付きのパネル状部材26
を、車体30に固着した係止具としてのねじスタッド3
1を利用して車体30に固定する様子を示している。パ
ネル状部材26をもって、クリップ1の筒状係止部2の
入口部5をねじスタッド31の先端に大雑把に位置決め
し、パネル状部材26を少し移動させて広く開口した入
口部5でスタッド先端を拾い、そのまま、パネル状部材
26を車体30の側にスタッド31に沿って移動させ
る。これによって、スタッド31が筒状係止部2の中に
入って係止爪7がスタッド31のねじに係合する。板状
材25の上面を車体30に接面させると、係止爪7がス
タッド31のねじへの係合が維持されているので、パネ
ル状部材26が車体30に固定される。この状態におい
て、筒状係止部2は、入口部以外は閉じた筒状体である
ので、パネル状部材26の一方の側の音は他方の側に伝
達されない。従って、パネル状部材は遮音材として用い
ると遮音効果が高い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、パネル状部材には取付
穴を形成することなく、クリップ等の固定具が取付けら
れているので、固定具は板状材の中に表皮材によって包
み込まれて保持され、パネル状部材の中に埋め込まれて
しっかりと固着しているので、固定具取付け用の取付穴
はパネル状部材には不要であり、固定具の取付け作業も
一切不要になり、取付け作業も向上する。そして、取付
穴がないので、遮音性は大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る固定具としてのクリップの半断
面正面図である。
【図2】 図1のクリップを成形型に位置決めする状態
の断面図である。
【図3】 図2のクリップ位置決め後に表皮材を位置決
めする状態の断面図である。
【図4】 図3の状態後において成形型に負圧空気を供
給して真空吸引する状態を示す断面図である。
【図5】 図4の真空吸引によって表皮材を真空成形し
た状態を示す断面図である。
【図6】 図5の表皮材の真空成形後に板状材を成形す
る状態を示す断面図である。
【図7】 図6の後、クリップ係止部の入口部の表皮材
を切断する状態を示す断面図である。
【図8】 クリップ付きのパネル状部材の成形が完成し
た状態を示す断面図である。
【図9】 クリップ付きのパネル状部材を車体に固定す
る状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固定具としてのクリップ 2 筒状係止部 3 外壁部 5 入口部 6 突出端部 7 係止爪 9 空気抜き穴 10 開放端部 11 逃がし溝 13 肩 14 成形型 15 位置決め凹部 17 成形型の空気抜き穴 21 表皮材 25 板状材 26 パネル状部材 27 切断工具 30 車体 31 スタッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B68G 13/00 B68G 13/00 // B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 佐野 高広 愛知県豊橋市野依町字細田(番地なし) ポップリベット・ファスナー株式会社内 Fターム(参考) 3D023 BA02 BB12 BB17 BD04 BD12 BE02 BE31 BE36 4F202 AA42 AD08 AD18 AD27 AD29 AD35 AE06 AH25 CA01 CB01 CB13 CB20 CK11 CP04 CP06 CQ01 CQ06 CQ10 4F204 AA42 AD08 AD18 AD27 AD29 AD35 AE06 AH25 EA03 EB01 EB12 EB13 EF05 EF37 4F208 AA42 AD08 AD18 AD27 AD29 AD35 AE06 AH25 MA01 MB01 MB11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッド係止用クリップ等の固定具を有
    する自動車の遮音材等のパネル状部材であって、 前記パネル状部材は、所定の厚さの板状材と、該板状材
    に固着された、一方の面の表皮材とを包含し、前記固定
    具は、前記板状材の中に埋まるように、前記表皮材によ
    って包み込まれて保持されており、前記表皮材は真空成
    形時の真空吸引によって固定具の外表面に密着してお
    り、該固定具の外表面には、前記真空成形時の真空吸引
    のための空気抜き穴が形成されており、前記固定具に
    は、スタッド等の係止具を受入れて係合する係止手段が
    設けられていることを特徴とするパネル状部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパネル状部材におい
    て、前記固定具は、スタッド等の係止具を受入れる筒状
    係止部と、該筒状係止部の外側に設けられた外壁部とを
    備え、前記筒状係止部は、係止具を受入れる入口部を除
    いて閉じた筒状体であり、前記外壁部には前記空気抜き
    穴が形成されていることを特徴とするパネル状部材。
  3. 【請求項3】 スタッド係止用クリップ等の固定具を有
    する自動車の遮音材等のパネル状部材を製造する方法に
    おいて、 前記固定具を、成形型の平面上の所定位置であって真空
    吸引できる空気抜き穴が周囲に形成された位置に配置す
    るステップと、 加熱した熱可塑性樹脂で成る表皮材を前記成形型の、前
    記固定具を含む所定位置に配置するステップと、 前記成形型の空気抜き穴に負圧空気を供給して該負圧空
    気による真空吸引によって前記表皮材を前記固定具のま
    わりに密着させつつ冷却して表皮材を真空成形するステ
    ップと、 固定具を包囲して密着した前記表皮材の固定具とは反対
    の面に、所定厚さの板状材を樹脂材料によって成形する
    ステップとから成ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、 更に、前記板状材の成形後、スタッド等の係止具を受入
    れて係止する、前記固定具の係止部入口を露出するよう
    に、該係止部を覆っている前記表皮材部分を切断するス
    テップを包含することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、前記固
    定具には、前記係止部入口の外周に、前記表皮材部分の
    切断のための刃を受け入れる逃がし溝が形成されている
    ことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4に記載の方法において、
    前記固定具の外表面には、前記真空成形時の真空吸引に
    よって前記表皮材を固定具外表面に密着させるための空
    気抜き穴が形成されていることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、前記固
    定具は、スタッドを受入れる筒状係止部と、該筒状係止
    部の外側に設けられた外壁部とを備え、前記筒状係止部
    は、スタッドを受入れる入口部を除いて閉じた筒状体で
    あり、前記外壁部に前記空気抜き穴が形成されているこ
    とを特徴とする方法。
JP2001039537A 2001-02-16 2001-02-16 固定具付きパネル状部材及びその製造方法 Pending JP2002240056A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001039537A JP2002240056A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 固定具付きパネル状部材及びその製造方法
PCT/US2002/003527 WO2002072390A1 (en) 2001-02-16 2002-02-08 Panel member with fastener and method for manufacturing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001039537A JP2002240056A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 固定具付きパネル状部材及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002240056A true JP2002240056A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18902307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001039537A Pending JP2002240056A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 固定具付きパネル状部材及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002240056A (ja)
WO (1) WO2002072390A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100665920B1 (ko) * 2005-10-10 2007-01-09 현대자동차주식회사 자동차 흡차음재 체결용 볼트플러그
JP2009190533A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Kanto Auto Works Ltd ダッシュインナサイレンサ構造
JP2014008732A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Yazaki Corp 樹脂成形品の成形方法及び成形装置
US10889049B2 (en) * 2016-07-04 2021-01-12 Aplix Thermoformed part comprising a detachable part and a process for manufacturing such a part

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008033307A1 (de) 2008-07-16 2010-01-21 Newfrey Llc, Newark Befestigungsvorrichtung
DE102009014133A1 (de) 2009-03-24 2010-09-30 Audi Ag Befestigungsclip und dazugehörige Befestigungsvorrichtung
DE102011018525A1 (de) * 2011-04-15 2012-10-18 Illinois Tool Works Inc. Verfahren und Vorrichtung zur Befestigung eines ersten Bauteils an einem zweiten Bauteil

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62257827A (ja) * 1986-05-02 1987-11-10 Mitsubishi Monsanto Chem Co 裏ボスを付設した成形品の製造方法
JPS63144016A (ja) * 1986-12-08 1988-06-16 Toyota Motor Corp ダツシユサイレンサの製造方法
JPH11291840A (ja) * 1998-04-13 1999-10-26 Nippon Stud Welding Kk クリップ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3003576A (en) * 1957-05-27 1961-10-10 Gen Tire & Rubber Co Automobile floor mat
DE2606325A1 (de) * 1976-02-18 1977-08-25 Siegfried Henschke Verfahren zum bleibenden verformen von schalldaemmplatten
DE9011344U1 (de) * 1990-08-02 1990-10-31 Emhart Inc., Newark, Del. Befestigungsvorrichtung

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62257827A (ja) * 1986-05-02 1987-11-10 Mitsubishi Monsanto Chem Co 裏ボスを付設した成形品の製造方法
JPS63144016A (ja) * 1986-12-08 1988-06-16 Toyota Motor Corp ダツシユサイレンサの製造方法
JPH11291840A (ja) * 1998-04-13 1999-10-26 Nippon Stud Welding Kk クリップ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100665920B1 (ko) * 2005-10-10 2007-01-09 현대자동차주식회사 자동차 흡차음재 체결용 볼트플러그
JP2009190533A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Kanto Auto Works Ltd ダッシュインナサイレンサ構造
JP2014008732A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Yazaki Corp 樹脂成形品の成形方法及び成形装置
US10889049B2 (en) * 2016-07-04 2021-01-12 Aplix Thermoformed part comprising a detachable part and a process for manufacturing such a part

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002072390A1 (en) 2002-09-19
WO2002072390A8 (en) 2003-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002240056A (ja) 固定具付きパネル状部材及びその製造方法
WO1999066770A1 (en) A flat flexible printed circuit conformable to a contoured surface
JP2002225124A (ja) 表皮のトリムカット方法及びトリムカット用成形金型
JP2007118851A (ja) 車両用暖房装置の取付構造
JP2006192797A (ja) 真空成形方法および真空成形型
JPH0614984Y2 (ja) 樹脂成形体への部品取付構造
JP2004351714A (ja) 車両用内装部材の製造方法
JP2003274473A (ja) スピーカー取付ブラケット
JPH0711966Y2 (ja) シートの接着装置
JP2016026907A (ja) 内外装部品
JP4772018B2 (ja) 内装品の真空成形機及び真空成形方法
KR100670033B1 (ko) 차량용 내장재를 제조하기 위한 진공 성형 금형
JPH049156Y2 (ja)
JP3908996B2 (ja) ブロー成形品及びブロー成形方法
JP3781342B2 (ja) 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用治具
JPS61235111A (ja) 積層成形体の製造方法
JPH0679791A (ja) 表皮材の貼着方法
JP2006137015A (ja) 表皮付発泡成形体の成形方法およびその装置
JP2001171008A (ja) 超音波溶着方法並びに超音波溶着装置
JP3385197B2 (ja) 形状保持ワイヤハーネス及びその製造方法並びに真空成形型
JP6035440B1 (ja) シート材付き製品の製造装置及び製造方法
JPH0911250A (ja) 樹脂成形品用成形型の吸引部の構造
JPH11192632A (ja) 表皮一体発泡成形型
JP2870718B2 (ja) 自動車用内装部品の製造方法
CN117203037A (zh) 在一个方法步骤中层压具有弯折的膜的装置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101216