JP2002239876A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JP2002239876A
JP2002239876A JP2001042171A JP2001042171A JP2002239876A JP 2002239876 A JP2002239876 A JP 2002239876A JP 2001042171 A JP2001042171 A JP 2001042171A JP 2001042171 A JP2001042171 A JP 2001042171A JP 2002239876 A JP2002239876 A JP 2002239876A
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Takeshi Ogushi
毅 大串
Okitsugu Tanaka
意継 田中
Yoshio Fukaya
良男 深谷
Hikari Okita
光 沖田
Ichiro Okabe
一郎 岡部
Hirobumi Kato
博文 加藤
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定寸装置の測定異常発生時に容易に測定異
常を解除することができる加工装置を提供する。 【解決手段】 工作物1に触子27を接触させて測定し
た定寸装置26の測定値が、前回の測定での測定値以上
であれば、測定異常発生と判別する。測定異常発生時に
は、定寸装置26の触子27を一旦工作物1から離間さ
せる。所定時間経過後、再び、触子27を工作物1に接
触させて測定した測定値が測定異常が発生する前の測定
値以下であれば、測定異常が解除されたことを判別して
加工を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工作物を加工工具で機械加工する加工装
置としては、旋盤、フライス盤等の切削加工機や、研削
盤、ホーニング盤等の研削加工機が知られている。例え
ば、研削盤は、一般に砥石を用いて工作物を研削加工す
るものであり、工作物の研削箇所の加工形状や加工部
位、要求される仕上り精度等に応じて、円筒研削盤、平
面研削盤、カム研削盤、ジグ研削盤等が用いられる。研
削加工は、例えば、工作物を粗加工する粗研削工程、工
作物を精加工する精研削工程、研削の仕上げ加工をする
微研削工程の3工程に大別される。通常、工作物の研削
量は、粗研削工程、精研削工程、微研削工程の順に少な
くしている。
【0003】このような、研削盤では、一般的に定寸装
置を備えている。定寸装置は、例えば、一対の計測用の
触子を備えていて、これらの触子を工作物の外周部に接
触させることによって、工作物の外径寸法を計測する。
研削盤は、研削加工中に、定寸装置で計測された工作物
の外径寸法に基づいて、工程を管理している。すなわ
ち、例えば、粗研削工程から精研削工程へ移行するタイ
ミング、精研削工程から微研削工程へ移行するタイミン
グ、微研削工程を終了するタイミングを判別している。
従来、定寸装置の測定値が異常であることを判別する研
削盤が知られている。例えば、加工中に、定寸装置の触
子と工作物との間に研削屑や砥石の砥屑等が噛み込まれ
て、定寸装置の測定値が前回の測定値と比較して予め決
められた閾値以上大きくなっていると、測定値が異常で
あることを判別する。研削盤は、前記異常を判別した時
には、測定異常発生をアラーム等で報知する。測定異常
発生がアラーム等で報知された場合には、例えば、作業
者が加工を中断し、あるいは、研削盤が自動的に加工を
中断する。そして、測定異常発生時に加工していた工作
物を取り外し、定寸装置の触子と工作物との間に噛み込
まれた研削屑や砥石の砥屑等を除去する。その後、新し
い工作物を取り付けて、粗研削工程から加工を再開して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような、加工装置
では、定寸装置の触子と工作物との間に噛み込まれた研
削屑や砥石の砥屑等を除去する作業が必要であるため、
手間がかかる。そこで、本発明は、定寸装置の測定異常
発生時に容易に測定異常を解除することができる加工装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
加工装置である。請求項1に記載の加工装置では、加工
手段により加工される被加工物に触子を接触させて、経
時的に複数回被測定量を測定する測定装置の測定異常発
生時には、被加工物から触子を一旦離間させる。ここ
で、測定装置とは、例えば、定寸装置のことである。請
求項1に記載された加工装置を用いれば、測定装置の測
定異常発生時に容易に測定異常を解除することができ
る。また、測定装置の測定異常発生時に加工していた工
作物を廃棄しなくてもよいため、無駄が少なくなる。ま
た、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおり
の加工装置である。請求項2に記載の加工装置では、測
定装置による測定異常を判別する測定異常判別手段と、
測定異常判別手段によって測定異常と判別された時に、
被加工物から触子を一旦離間させる触子制御手段を備え
ている。ここで、「測定異常判別手段」及び「触子制御
手段」とは、例えば、後述する本実施の形態のように、
制御装置(CPU)が実行するソフトウエア(S/W)
的な手段でもよいし、ハードウエア(H/W)的な手段
でもよい。また、本発明の第3発明は、請求項3に記載
されたとおりの加工装置である。請求項3に記載の加工
装置では、測定異常判別手段によって測定異常と判別さ
れた時に、加工手段による加工を一時停止する加工停止
制御手段を備えている。ここで、「加工停止制御手段」
とは、例えば、後述する本実施の形態のように、制御装
置(CPU)が実行するS/W的な手段でもよいし、H
/W的な手段でもよい。また、「加工手段」は、例え
ば、加工装置が研削盤であれば、砥石や砥石を有する砥
石の制御装置であってもよいし、研削盤全体でもよい。
請求項2及び3に記載された加工装置を用いれば、測定
装置の測定異常発生時に容易に測定異常を解除すること
ができる。また、測定装置の測定異常発生時に加工して
いた工作物を廃棄しなくてもよいため、無駄が少なくな
る。また、本発明の第4発明は、請求項4に記載された
とおりの加工装置である。請求項4に記載の加工装置で
は、測定装置による測定異常が解除されたことを判別す
る測定異常解除判別手段と、測定異常解除判別手段によ
って測定異常が解除されたと判別された時に、加工手段
による加工を再開する加工再開制御手段を備えている。
「測定異常解除判別手段」及び「加工再開制御手段」と
は、例えば、後述する本実施の形態のように、制御装置
(CPU)が実行するS/W的な手段でもよいし、H/
W的な手段でもよい。これにより、異常が解除されたこ
とを判別した後に加工を再開するので、一層加工不良が
少なくなり、加工していた工作物を廃棄しなくてもよい
ため、無駄が少なくなる。また、本発明の第5発明は、
請求項5に記載されたとおりの加工装置である。請求項
5に記載の加工装置では、測定異常判別手段は、測定装
置によって経時的に複数回測定される被測定量が前回の
被測定量以上である場合に、測定異常と判別する。ま
た、本発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおり
の加工装置である。請求項6に記載の加工装置では、測
定異常解除判別手段は、触子制御手段で被加工物から触
子を一旦離間させた後の被測定量が、触子制御手段で被
加工物から触子を一旦離間させる前の被測定量以下であ
る場合に、測定異常が解除されたと判別する。請求項5
及び6に記載された加工装置を用いれば、測定装置の測
定異常が発生したこと、あるいは測定異常が解除された
ことを容易に判別することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1及び図2を用いて説明する。本実施の形態では、コ
ンピュータ数値制御装置(CNC)付き円筒研削盤で研
削加工を行う加工装置について説明する。図1は、被加
工物1(以下、「工作物」という)を研削加工する円筒
研削盤2の概略図を示したものである。図2は、図1の
A方向から見た工作物1の研削加工状態を示す断面図で
ある。円筒研削盤2は、工作物1を研削加工する研削盤
本体3と、円筒研削盤2の制御装置4と、円筒研削盤2
を運転操作する操作盤5と、加工状況等を表示するモニ
ター(表示手段)6と、円筒研削盤2のZ軸方向の動作
を制御するZ軸ドライブユニット7と、円筒研削盤2の
X軸方向の動作を制御するX軸ドライブユニット8で構
成されている。
【0007】研削盤本体3は、主軸台11と芯押し台1
2を搭載するテーブル13と、砥石37を有する砥石台
14を備えている。テーブル13と砥石台14は、ベッ
ド15に搭載されている。テーブル13は、ベッド15
の上をZ軸方向に移動可能に設けられている。ベッド1
5の側部には、Z軸モータ16が取付けられている。Z
軸モータ16には、モータの回転状態を検出するZ軸エ
ンコーダ17が設けられている。Z軸モータ16の回転
軸は、Z軸ボールネジ18と結合されている。また、テ
ーブル13には、Z軸送りナット(図示省略)が取付け
られている。Z軸ボールネジ18は、Z軸送りナットに
係合されている。このため、Z軸モータ16が回転する
と、テーブル13はベッド15に対してZ軸方向に移動
する。テーブル13の位置は、Z軸エンコーダ17によ
って検出される。
【0008】また、主軸台11と芯押し台12が、テー
ブル13に固定されている。工作物1は、工作物1の外
周にリング状の加工冶具(ケレー)9を予めはめてお
き、工作物1の両端部1a、1bの中心位置を、主軸台
11の主軸21のセンタ21aと芯押し台のセンタ22
で挟む形態で支持される。主軸21を駆動する主軸モー
タ23には、主軸モータ23の回転状態を検出する主軸
エンコーダ24が設けられている。主軸21の中心から
偏心した位置に取付いている突起(ドライブピン21
b)は、主軸21の回転に伴って主軸21の中心の周囲
を回転するようになっている。そして、この突起の回転
を加工冶具9に伝達することで、工作物1が回転するよ
うになっている。
【0009】また、図2に示すように、定寸装置26
が、テーブル13に隣接した位置でベッド15の上面に
取付けられている。定寸装置26は、上下方向に2本の
測定用の触子27を有する測定部28を備えている。こ
れらの触子27を工作物1の外周部に接触させることに
よって、工作物1の外径寸法を計測することができる。
測定部28は、シリンダ29により、「待機位置」から
「測定位置」との間で移動できるように構成されてい
る。「測定位置」は、工作物1の外径寸法を測定する位
置であり、「待機位置」とは、触子27を工作物1の外
周部から離間させ、X軸方向に工作物1から遠ざかる方
向に移動させた位置である。
【0010】次に、砥石台14は、ベッド15の上をX
軸方向に移動可能に設けられている。X軸モータ31
が、ベッド15の側部に取付けられている。X軸モータ
31には、モータの回転状態を検出するX軸エンコーダ
32が設けられている。X軸モータ31の回転軸は、X
軸ボールネジ33と結合されている。また、X軸送りナ
ット35が、砥石台14のベッド15に取付けられてい
る。X軸ボールネジ33は、X軸送りナット35に係合
されている。このため、X軸モータ31が回転すると、
砥石台14はベッド15に対してX軸方向に移動する。
砥石台14の位置は、X軸エンコーダ32によって検出
される。
【0011】次に、砥石モータ36が、砥石台14に取
付けられている。砥石モータ36の回転軸は、砥石軸
(図示していない)と連結されている。砥石37は、円
盤形状に形成されており砥石軸に締結されている。砥石
37は、砥石台14とともにX軸方向に移動して工作物
1に接触して、工作物1を加工可能な構成となってい
る。また、砥石37の外周には、砥石37の工作物1に
接触する部分が切りかかれたカバー38が設けられてい
る。
【0012】次に、図3に示す、制御装置4の構成につ
いて説明する。図3は、制御装置4のブロック図であ
る。制御装置4には、円筒研削盤2を制御するメインC
PU61が設けられている。メインCPU61には、予
めメインCPU61の制御プログラムや、各種異常発生
時の異常処理プログラム等を記憶させたROM62と、
各種データを記憶するRAM63と、Z軸ドライブユニ
ット7、X軸ドライブユニット8、主軸モータ23、砥
石モータ36等の駆動制御回路70と、入出力インター
フェース64と、定寸装置26から測定値を受信しデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ68が接続されて
いる。また、定寸装置26の触子27を開閉する開閉シ
リンダ54を制御するシーケンスコントローラ80を接
続可能なI/Oポート69が設けられている。入出力イ
ンターフェース64には、例えば、円筒研削盤2を運転
操作する操作盤5と、加工状況等を表示するモニター6
が接続されている。RAM63には、例えば、NCプロ
グラムやNCデータを記憶するNCデータ領域631
や、定寸装置26からの測定値と比較して各工程を管理
するための定寸値を記憶させた定寸値メモリ領域632
が設けられている。この動作については、詳細を後述す
る。駆動制御回路70には、各種モータ(Z軸モータ1
6、X軸モータ31等)を駆動するドライブユニットの
駆動を駆動系インターフェース67を介して制御するド
ライブCPU66が設けられている。ドライブCPU6
6には、また、砥石37や工作物1の位置決めデータ等
がメインCPU61から送信されて記憶されるRAM6
5が接続されている。
【0013】定寸装置26は、シーケンスコントローラ
80に接続されていて、シーケンスコントローラ80か
ら送信された信号によりシリンダ29を制御して、X軸
方向の位置決め(「測定位置」か「待機位置」のいずれ
かの位置決め)をしたり、開閉シリンダ54を制御して
触子27を工作物1の外周に接触させたり離間させたり
する。触子27の長手方向において、工作物1に接触す
る部分と反対側には、差動トランス52が接続されてい
る。差動トランス52では、一対の触子27の差分信号
を増幅器53に送信する。増幅器53は、差分信号を所
定のレベルに増幅して制御装置4のA/Dコンバータ6
8に送信する。
【0014】次に、円筒研削盤2の動作の説明を図4〜
図7に基づいて説明する。円筒研削盤2は、正常時には
図4に示すような正常時加工サイクルを示す。まず、例
えば、粗研削工程から精研削工程に移行するタイミング
は、定寸装置26の測定による工作物1の外径寸法がL
1の時であるとする。また、精研削工程から微研削工程
に移行するタイミングは、定寸装置26の測定による工
作物1の外径寸法がL2の時であるとする。また、微研
削工程から研削工程を終了するタイミングは、定寸装置
26の測定による工作物1の外径寸法がL3の時である
とする。この場合、円筒研削盤2は、図4に示すよう
に、時刻t1まで粗研削工程を行い、続いて、時刻t2
まで精研削工程を行い、そして、時刻t3まで微研削工
程を行って研削工程を終了する。ここで、例えば、L
1、L2、L3は、前述の図3に示す定寸値メモリ領域
632に記憶されている、定寸値である。
【0015】ところで、例えば、定寸装置26の触子2
7と工作物1との間に研削屑や砥石の砥屑等が噛み込ま
れると、定寸装置26の測定異常が発生する。この場
合、何も対策が成されないと、図5に示すような異常時
加工サイクルが実行される。すなわち、円筒研削盤2
は、図5に示すように、時刻t1まで粗研削工程を行
い、続いて、精研削工程を行う。ここで、時刻t4(工
作物の外径寸法がLbの時)で、定寸装置26の測定異
常が発生して、定寸装置26による工作物1の外径寸法
の測定値が、LbからLaに急激に増加したとする。そ
のまま、処理を続行した場合、精研削工程から微研削工
程に移行するのは、定寸装置26で測定した測定値が定
寸値L2の時であるため、図5に示す時刻t5で微研削
工程に移行する。この時点では、工作物1は、実際には
外径寸法が{L2−(La−Lb)}まで削り込まれて
しまっている。そして、微研削工程を終了するのは、定
寸装置26で測定した測定値が定寸値L3の時であるた
め、図5に示す時刻t6で研削工程を終了する。この時
点では、工作物1は、実際には外径寸法が{L3−(L
a−Lb)}まで削り込まれてしまっている。すなわ
ち、目標寸法よりも(La−Lb)だけ余分に削り込ん
でしまい研削工程を終了するため、加工不良となる。
【0016】一方、本実施の形態の円筒研削盤2では、
図6に示すような加工サイクルが実行される。すなわ
ち、時刻t1まで粗研削工程を行い、続いて、精研削工
程を行う。そして、時刻t4で(工作物の外径寸法がL
bの時)で、前述のような定寸装置26の測定異常が発
生して、定寸装置26による工作物1の外径寸法の測定
値が、LbからLaに急激に増加したとする。ここで、
制御装置4は、測定異常であることを判別して加工を停
止する。測定異常が発生したことは、例えば、今回の測
定値が前回の測定値より予め設定された閾値以上変化し
たことにより判別する。そして、定寸装置26の触子2
7を工作物1から離間させる。触子27と工作物1を離
間させると、触子27と工作物1との間に噛み込まれた
研削屑や砥石の砥屑等が外れ、定寸装置26の測定異常
が解除される。そして、所定時間が経過した時刻t8
で、再び触子27を工作物1に接触させ測定異常が解除
されていることを確認する。測定異常が解除されたこと
は、例えば、定寸装置26で測定した測定値が、急激に
増加した時点(時刻t4)の直前の値(例えば、Lb)
に対してする前の値に対して所定の範囲内(所定の閾値
以内)であることにより判別する。時刻t9で測定異常
が解除されたことを確認すると、加工を再開する。そし
て、時刻t10まで(外径寸法が定寸値L2になるま
で)精研削工程を続行し、続いて、時刻t11まで(外
径寸法が定寸値L3になるまで)微研削工程を行い、時
刻t11でスパークアウト処理を行って研削工程を終了
する。
【0017】次に、円筒研削盤2の動作を図7に示すフ
ローチャート図に基づいて説明する。この動作の処理
は、制御装置4のメインCPU61がROM62に記憶
された異常処理プログラム等に基づいて実行する。ステ
ップS10で、工作物1(Z軸方向)と砥石台14(X
軸方向)の位置決めを行う。例えば、ドライブCPU6
6は、RAM65に記憶されているZ軸方向、及びX軸
方向の位置決めデータに基づいて、Z軸ドライブユニッ
ト7及びX軸ドライブユニット8に駆動指示信号を送信
する。Z軸ドライブユニット7は、駆動指示信号に基づ
いて、Z軸モータ16を駆動制御する。また、X軸ドラ
イブユニット8は、駆動指示信号に基づいて、X軸モー
タ31を駆動制御する。ステップS20では、工作物1
と砥石台14の位置決めがOKか否か判別する。OKで
あれば、ステップS30に進む。OKでなければ、待機
する。ステップS30では、定寸装置26を投入する。
例えば、メインCPU61は、シーケンスコントローラ
80に、定寸装置26を投入するための指示信号を送信
する。そして、シーケンスコントローラ80は、定寸装
置26を「待機位置」から「測定位置」に移動させる。
そして、粗研削処理工程S40を実行する。粗研削処理
工程S40では、粗研削処理を行った後、精研削処理工
程S60を実行する。精研削処理工程S60では、精研
削処理を行った後、微研削処理工程S70を実行する。
微研削処理工程S70では、微研削処理を行った後、ス
テップS80に進む。ステップS80では、定寸装置2
6を退避させる。例えば、メインCPU61は、シーケ
ンスコントローラ80に、定寸装置26を退避するため
の指示信号を送信する。シーケンスコントローラ80
は、定寸装置26を「測定位置」から「待機位置」に移
動させる。ステップS90では、砥石台14をステップ
S10で位置決めした位置まで早送り速度で後退させ、
処理を終了する。
【0018】次に粗研削処理工程S40について詳細に
説明する。まず、ステップS42で、粗研削処理を開始
する。例えば、工作物1と砥石台14が、ステップS2
0でZ軸方向及びX軸方向に位置決めされている状態
で、砥石モータ36をオンし、砥石37を所定の速度で
回転させる。また、主軸モータ23をオンし、工作物1
を所定の速度で回転させる。次いで、X軸モータ31を
所定の速度で回転させる。これにより、回転している砥
石37は、X軸方向において工作物1に近づく方向に移
動し、回転している工作物1に接触する。X軸モータ3
1は、X軸ドライブユニット8の制御に基づいて所定の
速度で回転し続けることにより、砥石37が所定の速度
で工作物1方向に送られ、これにより、工作物1が粗研
削される。そして、ステップS44に進む。ステップS
44では、定寸装置26が測定した工作物1の外径寸法
(Dn)を読み込む。例えば、定寸装置26からA/D
コンバータ68を介して入力された信号に基づいてメイ
ンCPU61で外径寸法(Dn)を算出する。そして、
ステップS46に進む。ステップS46では、1サイク
ル前に取り込んだ前回の工作物1の外径寸法(Dn-1
と今回取り込んだ(Dn)を比較する。例えば、(Dn
≧(Dn-1)であれば、測定異常発生と判別しステップ
S50に進む。また、(Dn)<(Dn-1)であれば、ス
テップS48に進む。ここでは、(Dn)≧(Dn-1)で
あれば、測定異常発生と判別したが、測定異常発生の判
別に用いるしきい値を設けてもよい。この場合、例え
ば、しきい値をR1(“0”を含む任意の正の数)とす
れば、ステップS46は、(Dn)−(Dn-1)≧R1で
あれば、測定異常発生と判別しステップS50に進む。
また、(Dn)−(Dn-1)<R1であれば、ステップS
48に進む。ステップS46の処理は、請求項中の「測
定異常判別手段」に相当する。ステップS48では、定
寸装置26が測定した工作物1の外径寸法が粗研削処理
を終了する寸法(図6では、定寸値のL1)であるか否
か判別する。終了する寸法であれば、精研削処理工程S
60に進む。終了する寸法に達していなければ、ステッ
プS42に戻る。なお、粗研削が正常に行われている状
態において、ステップS42〜S48の処理は、例え
ば、工作物1が1回転する毎、もしくは、工作物1が1
回転する時間間隔を1サイクルとして実行される。
【0019】一方、ステップS50では、加工を一時停
止する。加工の一時停止とは、例えば、砥石台14の送
りを停止する場合、または、砥石台14を所定量だけ後
退させて工作物1と砥石37を一旦離す場合を示す。ス
テップS50の処理は、請求項中の「加工停止制御手
段」に相当する。そして、ステップS52に進む。ステ
ップS52では、定寸装置26の「測定位置」で、触子
27を、工作物1から離間させ、ステップS54に進
む。ステップS54では、所定時間、触子27を工作物
1から離間させた後、再び、接触させる。そして、ステ
ップS56に進む。ステップS52及びステップS54
の処理は請求項中の「触子制御手段」に相当する。ステ
ップS56では、定寸装置26が測定した工作物1の外
径寸法(Dn+1)を取り込む。そして、ステップS58
に進む。ステップS58では、外径寸法(Dn-1)と今
回取り込んだ外径寸法(Dn+1)を比較する。例えば、
(Dn+1)≦(Dn-1)であれば、ステップS48に進
み、粗研削処理を終了する寸法でなければ、ステップS
42に戻り、粗研削を再開する。ステップS58及びス
テップS48及びステップS42でのこの処理は、請求
項中の「加工再開制御手段」に相当する。一方、(D
n+1)>(Dn-1)であれば、ステップS60に進む。ス
テップS58でのこの処理は、請求項中の「測定異常解
除判別手段」に相当する。ここでは、(Dn+1)≦(D
n-1)であれば、測定異常解除と判別したが、測定異常
解除の判別に用いるしきい値を設けてもよい。この場
合、例えば、しきい値をR2(“0”を含む任意の正の
数)とすれば、ステップS58は、(Dn-1)−
(Dn+1)≧R2であれば、測定異常解除と判別しステ
ップS48に進む。また、(Dn-1)−(Dn+1)<R2
であれば、ステップS60に進む。そして、ステップS
60では、触子27を所定時間工作物1から離間させた
だけでは測定異常が解除されなかったと判別して、所定
の異常処理を実行する。なお、精研削処理工程S60及
び微研削処理S70でも、上記粗研削処理と同様であ
る。定寸装置26が測定した工作物1の外径寸法(D)
を1サイクル前に測定した外径寸法(Dn-1)と比較し
ている。このように、測定異常発生時には、自動的に加
工を停止し、定寸装置26の触子27を工作物1から所
定時間離間させた後、測定異常が解除されていれば、自
動的に加工を再開して、工程を完了する。
【0020】本発明の構成及び動作は、本実施の形態で
示すブロック図やフローチャート図に限定されるもので
はない。本実施の形態では、加工を再開する際に、異常
が解消されたか確認しているが(ステップS48)、こ
の処理は必ずしも必要ではない。また、「測定異常判別
手段」としては、例えば、砥石台14の位置から推定さ
れる工作物1の径と定寸装置26で測定された工作物の
径を比較し、定寸装置26で測定された工作物1の径を
比較して、定寸装置26で測定した工作物1の径が大き
くなったときに測定異常と判別してもよい。また、「測
定異常解除判別手段」としては、例えば、触子27開閉
後に砥石台14の位置から推定される工作物1の径を比
較し、定寸装置26で測定した工作物1の径が小さくな
ったときに測定異常解除と判別してもよい。本発明は、
円筒研削盤以外の種々の加工装置に適用することができ
る。Z軸モータ16、X軸モータ31は、リニアモータ
等他種のモータでもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた加工装置によれば、測定装置の測定異常発生時に容
易に測定異常を解除することができる。また、測定装置
の測定異常発生時に加工していた工作物を廃棄しなくて
もよいため、無駄が少なくなる。また、請求項2及び3
に記載された加工装置によれば、測定装置の測定異常発
生時に容易に測定異常を解除することができる。また、
測定装置の測定異常発生時に加工していた工作物を廃棄
しなくてもよいため、無駄が少なくなる。また、請求項
4に記載された加工装置によれば、異常が解除されたこ
とを判別した後に加工を再開するので、一層加工不良が
少なくなり、加工していた工作物を廃棄しなくてもよい
ため、無駄が少なくなる。また、請求項5及び6に記載
された加工装置によれば、測定装置の測定異常が発生し
たこと、あるいは測定異常が解除されたことを容易に判
別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の概略図である。
【図2】本実施の形態の断面図である。
【図3】制御装置4のブロック図である。
【図4】円筒研削盤2の工程を示す説明図である。
【図5】円筒研削盤2の工程を示す説明図である。
【図6】円筒研削盤2の工程を示す説明図である。
【図7】本実施の形態の動作を示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 工作物 2 円筒研削盤 4 制御装置 7 Z軸ドライブユニット 8 X軸ドライブユニット 14 砥石台 16 Z軸モータ 17 Z軸エンコーダ 23 主軸モータ 24 主軸エンコーダ 26 定寸装置 27 触子 31 X軸モータ 32 X軸エンコーダ 36 砥石モータ 37 砥石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大串 毅 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 田中 意継 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 深谷 良男 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 沖田 光 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 岡部 一郎 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 加藤 博文 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3C029 AA01 BB03 3C034 AA01 BB92 CA02 CB03 CB18 DD18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工手段により加工される被加工物に
    触子を接触させて、経時的に複数回被測定量を測定する
    測定装置を備えた加工装置であって、 測定異常発生時には、被加工物から触子を一旦離間させ
    る、 加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加工装置であって、 測定装置による測定異常を判別する測定異常判別手段
    と、 測定異常判別手段によって測定異常と判別された時に、
    被加工物から触子を一旦離間させる触子制御手段を備え
    た加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の加工装置であって、 測定異常判別手段によって測定異常と判別された時に、
    加工手段による加工を一時停止する加工停止制御手段を
    備えた加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の加工装置であって、 測定装置による測定異常が解除されたことを判別する測
    定異常解除判別手段と、 測定異常解除判別手段によって測定異常が解除されたと
    判別された時に、加工手段による加工を再開する加工再
    開制御手段を備えた加工装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の加工
    装置であって、 測定異常判別手段は、測定装置によって経時的に複数回
    測定される被測定量が前回の被測定量以上である場合
    に、測定異常と判別する加工装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の加工装置であって、 測定異常解除判別手段は、触子制御手段で被加工物から
    触子を一旦離間させた後の被測定量が、触子制御手段で
    被加工物から触子を一旦離間させる前の被測定量以下で
    ある場合に、測定異常が解除されたと判別する加工装
    置。
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