JP2002238787A - 浴槽の蓋装置 - Google Patents

浴槽の蓋装置

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JP2002238787A
JP2002238787A JP2001042254A JP2001042254A JP2002238787A JP 2002238787 A JP2002238787 A JP 2002238787A JP 2001042254 A JP2001042254 A JP 2001042254A JP 2001042254 A JP2001042254 A JP 2001042254A JP 2002238787 A JP2002238787 A JP 2002238787A
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
bathtub
cover plate
cover
storage recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001042254A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kikuchi
啓之 菊地
Takuma Yamamoto
琢磨 山本
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Sun Wave Corp
Original Assignee
Sun Wave Corp
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Publication date
Application filed by Sun Wave Corp filed Critical Sun Wave Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴時に洗い場側に立て掛けることなく収納
することができ、浴室内有効利用空間を広く使うことが
できると共に、蓋板の収納・取り出しが非常に簡便で使
い勝手も良好な浴槽の蓋装置を提供する。 【解決手段】 浴槽の蓋装置を、浴槽の開口部を閉塞可
能な大きさを有する蓋板を略2分割して中折れ可能に軸
支し、該中折れ重合された蓋板は、浴槽の上端フランジ
部と接する浴室壁面部に形成された蓋収納凹部に面一に
収納するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽の開口部を
開閉する蓋装置に係り、特に、入浴時に蓋板が邪魔とな
らず浴室有効利用空間を広く確保することができる浴槽
の蓋装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来から、お湯の保温等を目的
として、浴槽の上部開口部を蓋板や保温シートで覆うこ
とが周知であるが、これら蓋体や保温シートは、入浴時
に浴室内に立て掛けなければならず、かかる作業が非常
に煩雑であると共に、浴室有効利用空間が狭められ、特
に、家庭の浴室ユニットでは洗い場面積が一般には狭い
ため、邪魔になる、という課題を有していた。
【0003】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、お湯の保温効
果に優れた蓋板を、入浴時に洗い場側に立て掛けること
なく収納することができ、浴室内有効利用空間を広く使
うことができると共に、蓋板の収納・取り出しが非常に
簡便で使い勝手も良好な浴槽の蓋装置を提供しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る浴槽の蓋装置にあっては、浴槽の開
口部を閉塞可能な大きさを有する蓋板を略2分割して中
折れ可能に軸支し、該中折れ重合された蓋板は、浴槽の
上端フランジ部と接する浴室壁面部に形成された蓋収納
凹部に面一に収納するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0005】また、この発明にあっては、上記蓋板を、
山形状に、或は、谷形状に中折れ可能に構成すること
で、収納スペースを小さく、かつ、凹部を浅く効率的に
構成したことを特徴とするものである。
【0006】さらに、この発明にあっては、上記中折れ
可能に連結された蓋板の蓋収納凹部側端部を、上記蓋収
納凹部の内壁下部に配設された軸で回動可能に連結する
ことで、蓋板がみだりに移動するのを防止するように構
成したことを特徴とするものである。
【0007】この場合、上記蓋板の蓋収納凹部側端部と
上記蓋収納凹部とを連結する軸としては、入浴中に蓋板
が不用意に落下するのを防止するため、ダンパー作用を
有するトルクヒンジを用いるのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0009】図1乃至図3は、この発明の実施の第1形
態例に係る浴槽Bの蓋装置R1を示しており、該蓋装置
R1は、防水性・保温性及び軽量性に優れたプラスチッ
クで断面形状が略凹状に形成され、かつ、水平に連結し
た状態で上記浴槽Bの開口部10を閉塞可能な大きさを
有するように構成してなる略2分割形成された蓋板1,
2と、該蓋板1,2の対向辺部1A,2Aを山形状に中
折れ可能に軸支するヒンジ(図示せず)と、上記浴槽B
の上端フランジ部11と接する浴室壁面部12の浅い凹
部に嵌合装着される蓋収納パネル3と、該蓋収納パネル
3に形成された蓋板収納凹部4の下両側部に配設され上
記蓋板1の蓋収納凹部側両端部を連結するトルクヒンジ
5,5と、から構成されている。
【0010】そして、上記蓋板1,2の対向辺部1A,
2Aは、一方1Aが凸状に形成され、また、他方2Aが
凹状に形成されて中折れ可能に軸支されており、さら
に、上記一方の蓋板1の他方の辺部1Bは、上記トルク
ヒンジ5,5が容易に取り付けることができるように、
凹状に形成されている。尚、図中符号6は、上記他方の
蓋板2の他方辺部2B側の上面部に形成された手掛り突
条である。勿論、この発明にあっては、該突条6に代え
て、これを溝で形成してもよい。
【0011】また、上記蓋収納パネル3の蓋板収納凹部
4は、上記蓋板1,2が中折れ状態で重合された状態
で、浴室壁面部12と面一となるように収納される大き
さと深さを有して形成されており、該蓋板収納凹部4や
蓋板1,2に付着した水滴は、上記蓋板収納凹部4の下
辺を伝って浴槽B側へと流下するように構成されてい
る。尚、図示はしないが、この形態例に係る蓋装置R1
では、中折れ重合状態で蓋板収納凹部4内に収納された
蓋板1,2の倒れを防止するため、例えば、蓋板収納凹
部4の内側辺部の一部を膨出形成して蓋板1または/お
よび2の辺部と圧着係止させて保持するように構成し、
或は、回動式ストッパを配置する等、公知のストッパ手
段を設けるのが望ましい。
【0012】さらに、上記トルクヒンジ5,5は、入浴
中に蓋板1,2が不用意に浴槽側に倒れるといった不慮
の事故を防止するように、ダンパー作用により、蓋板
1,2がゆっくりと倒れるように構成されている。
【0013】この形態例に係る蓋装置R1は、以上のよ
うに構成されているので、入浴する場合には、蓋板1,
2を中折れ部が上に持ちあがるように蓋板2を浴槽壁面
部12方向へとスライドさせることで、図3に示すよう
に、蓋板1,2は、略へ字状から徐々に重合する方向へ
と移動し、上記蓋板収納凹部4内に収納された状態で密
着して該凹部4内に面一の状態で収納されるので、蓋板
1,2を洗い場等に立て掛ける必要がなく、洗い場を広
く利用することができ、また、蓋をする場合には、蓋板
2を上記浴室壁面部12から離反する方向に引き出すこ
とで、片手でも簡単に蓋を閉めることができる。このと
き、トルクヒンジ5,5の作用によって蓋板1,2が急
激に倒れることがないので、指を挟まれたりして怪我を
する心配がなく安全性にも優れている、という作用・効
果を得ることもできる。
【0014】図4と図5は、この発明の実施の第2形態
例に係る蓋装置R2を示しており、この形態例では、蓋
板1,2の中折れ状態を谷折り状態で収納できるように
構成し、蓋板2を蓋板1に密着させて重合した後に、こ
れを蓋板収納凹部4内に収納し、前記第1形態例の蓋板
収納・引出が所謂1アクションタイプと称すると、この
形態例に係る蓋装置R2は、所謂2アクションで蓋板の
収納・引出を行なうように構成したもので、その他の構
成は、第1形態例と同様であるので、図面には第1形態
例で用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説明
をここでは省略する。
【0015】尚、上記各形態例では、蓋板1,2を収納
する凹部を、蓋収納パネル3で形成した場合を例にとり
説明したが、この発明にあってはこれに限定されるもの
ではなく、例えば、浴槽壁面12に直接蓋板収納凹部を
形成してもよく、この場合には構成が簡易となり、より
廉価に提供することができる。
【0016】また、上記各形態例では、蓋板1,2を、
浴槽Bの長手方向と直交する方向に沿って中折れ可能に
連結した場合を例にとり説明したが、この発明にあって
はこれに限定されるものではなく、浴槽Bの長手方向に
沿って中折れ可能に蓋板1,2を連結してもよいことは
勿論であり、また、蓋板も略2分割したものを連結する
場合に限定されるものではなく、3分割以上の複数分割
したものを連結させて構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る浴槽の蓋装置は、以上説
明したように、浴槽の開口部を閉塞可能な大きさを有す
る蓋板を略2分割して中折れ可能に軸支し、該中折れ重
合された蓋板は、浴槽の上端フランジ部と接する浴室壁
面部に形成された蓋収納凹部に面一に収納するように構
成したので、入浴時に洗い場側に立て掛けることなく収
納することができ、浴室内有効利用空間を広く使うこと
ができると共に、蓋板の収納・取り出しが非常に簡便で
使い勝手も良好である等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る浴槽の蓋装
置の構成を示す斜視図である。
【図2】同蓋装置の分解斜視図である。
【図3】同蓋装置の動作状態を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の第2形態例に係る浴槽の蓋装
置の構成を示す斜視図である。
【図5】同蓋装置の動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
B 浴槽 R1,R2 蓋装置 1,2 蓋板 4 蓋板収納凹部 5 トルクヒンジ 10 浴槽の開口部 12 浴室壁面部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の開口部を閉塞可能な大きさを有す
    る蓋板を略2分割して中折れ可能に軸支し、該中折れ重
    合された蓋板は、浴槽の上端フランジ部と接する浴室壁
    面部に形成された蓋収納凹部に面一に収納されることを
    特徴とする浴槽の蓋装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋板は、山形状に中折れ可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴槽の蓋装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋板は、谷形状に中折れ可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴槽の蓋装置。
  4. 【請求項4】 前記中折れ可能に連結された蓋板の蓋収
    納凹部側端部を、前記蓋収納凹部の内壁下部に配設され
    た軸で回動可能に連結したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の浴槽の蓋装置。
  5. 【請求項5】 前記蓋板の蓋収納凹部側端部と蓋収納凹
    部の内壁下部とを連結する軸は、ダンパー作用を有する
    トルクヒンジであることを特徴とする請求項4に記載の
    浴槽の蓋装置。
JP2001042254A 2001-02-19 2001-02-19 浴槽の蓋装置 Pending JP2002238787A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019058358A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社モリトー 浴室内介助用ボード及び浴室

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019058358A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社モリトー 浴室内介助用ボード及び浴室

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