JP2568480Y2 - 浴槽蓋 - Google Patents

浴槽蓋

Info

Publication number
JP2568480Y2
JP2568480Y2 JP4917592U JP4917592U JP2568480Y2 JP 2568480 Y2 JP2568480 Y2 JP 2568480Y2 JP 4917592 U JP4917592 U JP 4917592U JP 4917592 U JP4917592 U JP 4917592U JP 2568480 Y2 JP2568480 Y2 JP 2568480Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
lid
end side
cover
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4917592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06264U (ja
Inventor
雅博 安西
Original Assignee
株式会社ガスター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ガスター filed Critical 株式会社ガスター
Priority to JP4917592U priority Critical patent/JP2568480Y2/ja
Publication of JPH06264U publication Critical patent/JPH06264U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568480Y2 publication Critical patent/JP2568480Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽の上に被せる浴槽
蓋の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴槽蓋としては使用者が
入浴の際折り畳んでの縁に置いておくものが知られてい
る。
【0003】このような浴槽蓋にあっては、入浴する際
に浴室内の限られたスペースにおいて大きな板状の浴槽
蓋を置く場所に困る。このため、これを折り畳んで浴室
内の所定箇所にたてかけることができるようにしたもの
である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
家庭用入浴設備にあっては、限られた浴室スペースにお
いても快適に入浴できるようにするための種々の機能が
要求されており、この点において浴槽蓋にもこのような
設備の一部を収容することが求められている。ところ
が、浴槽蓋にこのような設備の一部を収容するようにし
ようとすると、その板厚が厚くなり、浴槽蓋全体が大き
くなってしまう。また、種々の装備品を収容した大きな
浴槽蓋は、狭い浴室内で置き場所に困る等取扱の点で不
便であるという問題があった。
【0005】本考案は、以上の課題を解決するためにな
されたもので、限られた浴室スペースを有効に利用で
き、しかも入浴の際等に取扱が便利な浴槽蓋を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、折り曲げ可能に形成された浴槽蓋において、この
浴槽蓋の基端部は浴槽開口部の短手側縁近傍に対して回
動可能に固定され、さらにこの浴槽蓋は基端側と先端側
との中間付近で短手方向に沿って曲折できる曲折部を備
えていて、浴槽蓋の基端側及び先端側の少なくとも一方
に浴室用装備品を装着することにより蓋面に凸部が形成
されており、浴槽蓋の他方には、蓋面に、浴槽蓋を曲折
した状態で上記浴槽蓋の一方の凸部に対応してこれを受
容すべき凹部が設けられている浴槽蓋により、達成され
る。ここで、「浴槽開口部の短手側縁近傍」とは、浴槽
開口部の短手側縁自体や、これに隣接して設けられる台
座,壁面等を含むものである。
【0007】好ましくは、前記浴槽蓋は、先端側が曲折
部に関して内側に曲折され、基端側と先端側とが重合さ
れて起立するように構成できる。
【0008】好ましくは、前記浴室用装備品として、浴
槽蓋の先端側の表面にリモコン装置が装着されるように
構成できる。
【0009】また、前記浴室用装備品として、浴槽蓋の
先端側の表面にスピーカが装着されている。
【0010】さらに、前記浴室用装備品として、浴槽蓋
の基端側及び先端側の少なくとも一方の裏面に浴槽洗浄
用ノズルが装着されている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、浴槽蓋の基端部は浴槽の短
手側縁部に回動可能に固定されているから、この浴槽蓋
を開く方向に回動させて、その中心付近の曲折部で折り
曲げることができる。このため、この浴槽蓋はその中心
付近で折り曲げられた状態で、浴槽の短手側縁部に起立
することになる。そして、この際に曲折されることに重
合される浴槽蓋の基端側と先端側のそれぞれの対向面の
凹凸が合うことにより、全体として厚みを最小にして重
合できるという作用がある。好ましくは、浴槽蓋の重心
調整等により、この起立状態が保持されるので、浴室内
で浴槽を使用する際に、浴槽蓋の収容スペースを特別に
必要としないという作用がある。
【0012】しかも、浴槽蓋が内側に曲折された場合
に、この浴槽蓋の先端側の表面にスピーカを装着すれ
ば、入浴しながら、このスピーカにより、音楽等を楽し
むことができる。
【0013】また、浴槽の洗浄ノズルを浴槽蓋に設ける
場合には、浴槽蓋を閉めた状態で、浴槽の上端近傍まで
洗浄できるように、この洗浄ノズルは浴槽蓋の裏面に突
出する。このため、浴槽蓋を曲折したときには、例えば
浴槽蓋の基端側に形成されたノズルによる凸部を、先端
側の裏面に形成した凹部に収容させる作用がある。
【0014】
【実施例】以下、この考案の好適な実施例を添付図面を
参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる実施
例は、本考案の好適な具体例であるから、技術的に好ま
しい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以
下の説明において特に本考案を限定する旨の記載がない
限り、これらの態様に限られるものではない。
【0015】図1は、本考案による浴槽蓋の一実施例の
斜視図であり、図2はその概略側面図である。図におい
て、浴槽1は、好ましくは浴槽ユニット2の床に置かれ
ている。この浴槽1は、その開口部12がほぼ長方形を
呈しており、浴槽ユニット2からその短辺に沿った縁部
4,5と、長辺に沿った縁部6,7とを有している。
【0016】浴槽蓋10は上記浴槽1の開口部12を閉
じ、しかも縁部4,5,6,7に載せることができる大
きさを有している。この浴槽蓋10は、その基端部が浴
槽の縁部5に回動自在に固定されており、基端側を構成
する第1蓋部材14と第2蓋部材16とから構成されて
いる。具体的には、第1蓋部材14は図2に示すように
浴槽1の縁部5に沿って配置された台座に設けた軸受に
対して回動自在に枢支されている。
【0017】この第1蓋部材14と第2蓋部材16と
は、浴槽蓋10の中央付近で短手方向に沿って形成され
た曲折部18によって連結されている。ここで、浴槽蓋
10はその中央付近を短手方向に沿って分割されて、曲
折部18を形成しており、この曲折部18は、第1蓋部
材14と第2蓋部材16とが二つのヒンジ20,22に
より回動自在に連結されて構成されている。
【0018】図2に示すように、この浴槽蓋10にあっ
ては、基端側の第1蓋部材14の下面に浴槽の内側を洗
浄するための洗浄用ノズル24が露出している。具体的
には、浴槽の縁部5に設けられた台座の裏側には、水も
しくは湯の供給管30が外部から導かれている。この供
給管30は第1蓋部材14の中を通って洗浄ノズル24
に接続されている。この洗浄用ノズル24は、図2に概
略的に示すように、ノズルから噴射される洗浄水や洗剤
もしくは洗剤が添加された洗浄水が浴槽内壁を十分覆う
ようにするため、第1蓋部材14の下面からかなり突出
して、全体として凸部を形成している。
【0019】このため、浴槽蓋10を鎖線で示すように
内側に曲折する際には、その先端側の第2蓋部材16の
下面に当接してしまう。これを回避するため、第2蓋部
材下面の浴槽蓋10を曲折した際に洗浄用ノズル24と
干渉する箇所に図示するような凹部25を形成してお
く。この凹部25は凸部である洗浄ノズル24を十分受
容できる大きさの凹所をなすように第2蓋部材を一体に
成形して構成されている。
【0020】このように、この実施例では、浴槽蓋10
の第1蓋部材14に浴室用の装備品(この場合、洗浄ノ
ズル24)を装着するにあたり、浴槽蓋10の板厚全体
を厚くすることを避け、このような装備品を装着した箇
所だけを、この装備品を収容できるだけの厚みを持つ凸
部として形成する。そして、浴槽蓋10を曲折して第1
蓋部材14と第2蓋部材16とを重合状態としたとき、
上記凸部と干渉する第2蓋部材の所定の箇所を凹部とし
て形成する。
【0021】図2に示すように第1蓋部材14と第2蓋
部材16とを曲折して重合したとき、第1蓋部材の洗浄
ノズルである凸部24は、第2蓋部材16の凹部25に
完全に収容される。したがって、浴槽蓋10を曲折した
状態で全体を薄く構成できる。しかも、第1蓋部材14
は浴槽1の縁部5に対して回動自在に固定されているか
ら、入浴する際には第2蓋部材表面の図示しない把手を
手で以て持ち上げ、図2に示すように矢印方向に曲折し
て、折り畳み、鎖線で図示されているようにこれを浴槽
の短辺に沿った縁部に曲折状態でかたずけることがで
る。このため、浴槽蓋を置く場所が必要なく、限られた
浴室スペースを有効に利用できるものである。
【0022】さらに、図1に示すように、第2蓋部材1
6の表面側には、例えば一対のスピーカ41,42が設
けられている。また、図示の場合、第2の蓋部材16の
表面側の先端よりにはリモコン43が装着されている。
【0023】このため、入浴者が浴槽1内に入って、こ
の浴槽1の長手方向に沿って身体を延ばして入浴してい
るときには、その頭部Hよりやや上の好適な位置で、ス
ピーカ41,42から所望の音楽等をなどを流すことに
より、快適に入浴を楽しむことができる。また、入浴者
の頭部Hの近くにはリモコン43が設けられているか
ら、この入浴者は浴槽1の中で身体を延ばしたまま、リ
モコン43を操作することができる。これにより、この
リモコン43に接続された給湯器によって浴槽内の湯を
追い焚きする等の操作をすることができる。
【0024】このように、浴室内において快適に過ごす
ための種々の装備品を使い勝手よく浴槽蓋10に装備す
ることができるから、限られた浴室スペースをさらに有
効に利用できるものである。しかも、図示の場合、これ
らのリモコンの制御部などの装備品を装着することによ
り、第2蓋部材16の対応する裏面側が凸部となった場
合には、第1蓋部材14の対向する箇所にこれを受容す
べき凹部を形成すれば、浴槽蓋10を曲折状態で起立さ
せても全体の厚みが大きくならずにコンパクトにかたず
けることができる。
【0025】なお、上述の実施例では第1蓋部材を浴槽
1の縁部5に沿って配置した台座に対して回転自在に固
定したが、実際上はこの縁部5を延長して、この縁部5
に対して直接取り付けるように構成してもよい。さら
に、第1蓋部材を浴槽1の縁部5の近傍の壁面に対して
直接取り付けてもよい。そして、この第1蓋部材をこれ
らの箇所に取り付ける手段としては、上述の実施例のよ
うに軸受けを設けなくとも、吸盤やヒンジをネジ止めす
るなどの簡易な方法で固定してもよい。
【0026】また、浴槽蓋10に装着すべき浴室用装備
品は実施例に記載したものに限らず、浴室内で入浴に、
もしくは入浴する際に快適に過ごすための種々の装備品
を装着することができる。さらに、浴槽蓋10を構成す
る第1蓋部材14と第2蓋部材16とは上述の実施例で
は別体に構成したが、これにかぎらず、短手方向に沿っ
て曲折できるようにすれば第1蓋部材と第2蓋部材とを
一体に形成してもよい。
【0027】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、入
浴の際、短手方向に沿って折り曲げ可能な浴槽蓋に種々
の装備品を収容しても、浴槽蓋をコンパクトにかたずけ
ることが可能で、限られた浴室スペースを有効に利用で
きる。しかも入浴の際等に取扱が便利な浴槽蓋を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の浴槽蓋の一実施例を示す概略斜視図で
ある。
【図2】本考案の図1の浴槽蓋の概略側面図である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 浴槽ユニット 4,5,6,7 縁部 10 浴槽蓋 18 曲折部 24 凸部(洗浄ノズル) 25 凹部 41 スピーカ 42 スピーカ 43 リモコン

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げ可能に形成された浴槽蓋におい
    て、 この浴槽蓋の基端部は浴槽開口部の短手側縁近傍に対し
    て回動可能に固定され、 さらにこの浴槽蓋は基端側と先端側との中間付近で短手
    方向に沿って曲折できる曲折部を備えていて、 浴槽蓋の基端側及び先端側の少なくとも一方に浴室用装
    備品を装着することにより蓋面に凸部が形成されてお
    り、 浴槽蓋の他方には、蓋面に、浴槽蓋を曲折した状態で上
    記浴槽蓋の一方の凸部に対応してこれを受容すべき凹部
    が設けられていることを特徴とする、浴槽蓋。
  2. 【請求項2】 前記浴槽蓋は、先端側が曲折部に関して
    内側に曲折され、基端側と先端側とが重合されて起立す
    るように構成したことを特徴とする、請求項1に記載し
    た浴槽蓋。
  3. 【請求項3】 前記浴室用装備品として、浴槽蓋の先端
    側の表面にリモコン装置が装着されていることを特徴と
    する、請求項2に記載した浴槽蓋。
  4. 【請求項4】 前記浴室用装備品として、浴槽蓋の先端
    側の表面にスピーカが装着されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載した浴槽蓋。
  5. 【請求項5】 前記浴室用装備品として、浴槽蓋の基端
    側及び先端側の少なくとも一方の裏面に浴槽洗浄用ノズ
    ルが装着されていることを特徴とする、請求項2に記載
    した浴槽蓋。
JP4917592U 1992-06-19 1992-06-19 浴槽蓋 Expired - Fee Related JP2568480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4917592U JP2568480Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 浴槽蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4917592U JP2568480Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 浴槽蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06264U JPH06264U (ja) 1994-01-11
JP2568480Y2 true JP2568480Y2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=12823723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4917592U Expired - Fee Related JP2568480Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 浴槽蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568480Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6500388B2 (ja) * 2014-10-23 2019-04-17 シブヤマシナリー株式会社 洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06264U (ja) 1994-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2568480Y2 (ja) 浴槽蓋
TWM263818U (en) Automatic hair washer
JPH0975255A (ja) 浴 室
KR200202511Y1 (ko) 애완견 다기능 욕조기
JP2746498B2 (ja) 浴室ユニット
JP2585569Y2 (ja) 浴槽蓋
JP2004049677A (ja) 浴室装置
JPH0613671U (ja) 浴槽蓋
JP3687064B2 (ja) シャワー装置
JP2537996Y2 (ja) 化粧台ユニット
JP3058556U (ja) 座位式シャワー入浴装置における浴槽前面ドア
JPH0731757Y2 (ja) シャワールームユニット
JP2566848Y2 (ja) 半身浴用浴槽
JP2515846Y2 (ja) シャワー使用の際腰掛として利用できる浴槽の蓋
JP2535944Y2 (ja) トイレブースの手洗いユニット
JPS6219272Y2 (ja)
JP2529471Y2 (ja) 洗浄装置
JP2732749B2 (ja) 浴室ユニット
JPH0417104Y2 (ja)
JP2552532Y2 (ja) 洗面化粧台
JP2585570Y2 (ja) 浴槽蓋
JPH0716338Y2 (ja) 洗面化粧台
KR200360903Y1 (ko) 반신욕조
JPH076872Y2 (ja) 洗面化粧台
JPS591586Y2 (ja) 浴槽を組込んだ流し台

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees