JP2526312Y2 - 鏡付きキャビネット - Google Patents

鏡付きキャビネット

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JP2526312Y2
JP2526312Y2 JP1990100420U JP10042090U JP2526312Y2 JP 2526312 Y2 JP2526312 Y2 JP 2526312Y2 JP 1990100420 U JP1990100420 U JP 1990100420U JP 10042090 U JP10042090 U JP 10042090U JP 2526312 Y2 JP2526312 Y2 JP 2526312Y2
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JP
Japan
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mirror
door
closed
projection
cabinet
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JPH0458133U (ja
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隆一 木下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は開閉自在な扉の裏面に鏡が設けられた鏡付き
キャビネットに関するものである。
[従来の技術] 従来、キャビネット本体7の前面開口7aに開閉自在に
設けられた扉1の裏面に鏡2を取り付けるようにした鏡
付きキャビネットAが種々提供されている。例えば、第
7図に示されるようなものがあり、このものは、前面開
口7a内方の収納空間8内にヘアドライヤ装置11を収納配
置してあり、入浴後等には扉1を開いてヘアドライヤ装
置11を使用すると共に扉1の裏面に設けられた鏡2を見
ながらヘアのセットを行ったりすることができるように
なっている。ところで、上記のような鏡付きキャビネッ
トAは部屋の入隅部分aに配置されることがあり、キャ
ビネット本体7の横に壁が位置するケースが多く考えら
れる。
[考案が解決しようとする課題] このように、キャビネット本体7の横に壁が来ると扉
1を開いた場合には第8図に示されるように扉1の表面
に設けられている取っ手1aが壁に当たることとなり、扉
1の開き角度が90度以下になり、扉1の裏面側に回り込
まないと鏡2を見ることができず、使い勝手が悪くなる
という問題があった。このため、本出願人は本願の発明
に至る過程において扉1の軸着部分側に位置する鏡2の
端部を前方に突出させるようにするため第10図に示され
るような三角スペーサ12を第9図に示されるように鏡2
と扉1との間に介在させるようにしたものを考えた。し
かしながら、このものにあっては、鏡2の端部は常時突
出した状態となっているため、扉1を閉じた状態では第
11図に示されるように鏡2の端部が収納空間8内に突出
した状態となり、第11図中の寸法イにて示される空間が
無駄になって収納スペースが低下してしまうという問題
があった。また、このように鏡2の一端が突出した状態
となっていると扉1を閉じた場合、鏡2が収納空間8内
の収納物に当たって破損するというような問題もあっ
た。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、キャビネットを部屋の入隅に
配置した場合であっても、鏡の向きを変えて快適に使用
することができ、また、鏡を前方に突出させた状態で扉
を閉じても鏡が破損したりするようなことのない鏡付き
キャビネットを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における鏡付きキ
ャビネットAは、扉1の軸着部分と反対側に位置する鏡
2の一端2aに鏡2を水平回動自在に保持する丁番3を設
け、鏡2の他端2bが前方に突出可能となるように鏡2の
他端2bを腰折れリンク4にて扉1に連結し、鏡2の他端
2b上面より上方に向けて突起体5を突設し、扉1の閉成
時に上記突起体5に当たった状態で、鏡をキャビネット
本体の前面開口に対して扉と同じ側へ傾斜させると共に
腰折れリンク4を折り畳むように鏡2を付勢するガイド
突片6をキャビネット本体7の前面開口7a上部に設けた
ものである。
[作用] 腰折れリンク4を伸ばすことによって鏡2は他端2bを
前方に突出させることができ、扉1が完全に開かないよ
うな場合でも鏡2の向きを変えて快適に使用することが
できる。そして、鏡2の他端2bを前方に突出させた状態
で扉1を閉めると鏡2に設けられた突起体5がガイド突
片6に当たることによって腰折れリンク4が折り畳まれ
て鏡2は扉1の裏面に沿うように収納状態となるもので
あり、内部の収納物に当たって破損したりするようなこ
とがない。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
鏡付きキャビネットAはヘアドライヤ装置等が収納配
置される収納空間8の前面開口7aに開閉自在な扉1を設
けたキャビネット本体7によって主体を構成してある。
扉1は一方の端部をキャビネット本体7の前面開口7a端
部に軸着することによって水平回動自在としてあり、こ
の水平回動によって開閉させることができるようにして
ある。扉1の裏面には鏡2を取り付けてある。この鏡2
は扉1の軸着部分と反対側に位置する一端2aを第5図に
示されるような丁番3によって水平回動自在に扉1の裏
面に連結してあり、他端2bには第4図に示されるような
腰折れリンク4を設けてあり、この腰折れリンク4によ
って鏡2の他端2bが前方に突出可能としてある。つま
り、腰折れリンク4を伸ばすことによって鏡2の他端2b
を前方に突出させることができるようにしてあり、ま
た、腰折れリンク4を折り畳むことによって鏡2を扉1
の裏面に沿って収納状態とすることができるようにして
ある。上記鏡2の上部と下部には取り付け枠9を取り付
けてあり、丁番3と腰折れリンク4とは第3図に示され
るように取り付け枠9固定してある。上部に位置する取
り付け枠9の上面からは上方に向けて円柱状の突起体5
を突設してある。この突起体5は鏡2の一端2a側に位置
するように取り付け枠9の上面より突設してある。キャ
ビネット本体7の前面開口7aの上部には第2図に示され
るように下方に向けてガイド突片6を突設してある。こ
のガイド突片6は開口の前端よりもやや内方に位置させ
てあり、鏡2を前方に突出させた状態で扉1を閉じると
上記突起体5に当たって腰折れリンク4を折り畳むよう
に鏡2を付勢する作用をするものである。
しかして、扉1を開いて扉1の裏面に設けられた鏡2
を使用する場合、扉1の取っ手が壁に当たる等して完全
に開かないような時には腰折れリンク4を伸ばすことに
よって鏡2の他端2bを前方に突出させることで鏡2の向
きを変えることができるものであり、使用者の方に向け
て鏡2を位置させることができて快適に鏡2を使用する
ことができるものである。また、鏡2を使用しない場合
には腰折れリンク4を折り畳むことで鏡2を扉1の裏面
に沿った状態で収納状態とすることができ、扉1裏面よ
り突出したりするようなことがないものであり、扉1を
閉じた場合に収納空間8内でスペースを取るようなこと
がないと共に収納空間8内の収納物に当たったりするよ
うなことがないようになっている。そして、扉1を閉じ
る場合、鏡2を使用した後に鏡2の他端2bを突出させた
ままの状態で扉1を閉じても鏡2は扉1の裏面に沿うよ
うに収納状態とされるようにしてあり、鏡2が内部の収
納物に当たって破損したりするようなことがないように
してある。つまり、鏡2の使用後、第6図(a)に示さ
れるように鏡2の他端2bを突出させた状態で扉1を閉じ
ていくと第6図(b)に示されるように突起体5がガイ
ド突片6に当たることとなり、このとき、腰折れリンク
4が屈曲し、つまり直線状に伸びた状態とはならず、鏡
2はキャビネット本体7の前面開口7aに対して扉1と同
じ側へ傾斜した状態となり、この状態でさらに扉1を閉
じていくと突起体5はガイド突片6に沿って側方に移動
すると共に鏡2は扉1の裏面側に押されることとなり、
腰折れリンク4が折り畳まれることで鏡2は第6図
(c)に示されるように扉1を閉じると同時に扉1の裏
面に沿った収納状態となるものであり、他端2bが突出し
た状態であっても扉1を閉めることで収納された状態と
なり、扉1を閉じる時に鏡2を閉じてから扉1を閉じる
というような動作をする必要がなくて使い勝手が向上す
るものである。また、収納状態では扉1の裏面に沿った
状態で収納されるものであるため、扉1を閉じた場合に
内部に突出するようなことがないものであり、キャビネ
ット本体7の収納空間8内に鏡2が配置される収納スペ
ースを設けるような必要がなく、キャビネット本体7内
の収納空間8をフルに使用することができるものであ
る。
[考案の効果] 本考案の鏡付きキャビネットは叙述のように扉の軸着
部分と反対側に位置する鏡の一端に鏡を水平回動自在に
保持する丁番を設け、鏡の他端が前方に突出可能となる
ように鏡の他端を腰折れリンクにて扉に連結し、鏡の他
端上面より上方に向けて突起体を突設し、扉の閉成時に
上記突起体に当たって腰折れリンクを折り畳むように鏡
を付勢するガイド突片をキャビネット本体の前面開口部
上部に設けてあるので、腰折れリンクを伸ばすことによ
って鏡は他端を前方に突出させることができ、扉が完全
に開かないような場合でも鏡の向きを変えて使用するこ
とができるものであり、また、鏡の他端を前方に突出さ
せた状態で扉を閉めたとしても鏡に設けられた突起体が
ガイド突片に当たることによって腰折れリンクが折り畳
まれて鏡は扉の裏面に沿うように収納状態となるもので
あり、内部の収納物に当たって破損したりするようなこ
とがなく、使用状態から続いて扉を閉めても破損するこ
となく収納状態にすることができ、使い勝手が向上す
る。さらに、扉の閉成時にガイド突片に突起体が当たっ
た状態で、鏡がキャビネット本体の前面開口に対して扉
と同じ側へ傾斜することで、鏡を確実に扉の裏面に沿っ
た状態にすることがでてるので、不注意で鏡を開いたま
ま扉を閉めても鏡を確実に扉の裏面に沿わせることがで
き、鏡の割れ防止を図ることができると共に、扉の閉成
状態においては鏡が内部に突出しないことで、キャビネ
ット内の収納スペースを確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の鏡の取り付け状態を示す部
分平面図、第2図は同上の部分斜視図、第3図は同上の
正面図、第4図は腰折れリンクの動作状態を示す平面
図、第5図は丁番の斜視図、第6図(a)(b)(c)
は鏡と扉の動作状態を示す平面図、第7図は従来例の斜
視図、第8図は同上の平面図、第9図はさらに他の従来
例の平面図、第10図は同上に用いられる三角スペーサの
斜視図、第11図は同上の作用を示す平断面図であって、
Aは鏡付きキャビネット、1は扉、2は鏡、2aは一端、
2bは他端、3は丁番、4は腰折れリンク、5は突起体、
6はガイド突片、7はキャビネット本体、7aは前面開口
である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の端部を軸着してキャビネット本体の
    前面開口に開閉自在な扉を取着し、この扉の裏面に鏡が
    取り付けられた鏡付きキャビネットにおいて、扉の軸着
    部分と反対側に位置する鏡の一端に鏡を水平回動自在に
    保持する丁番を設け、鏡の他端が前方に突出可能となる
    ように鏡の他端を腰折れリンクにて扉に連結し、鏡の他
    端上面より上方に向けて突起体を突設し、扉の閉成時に
    上記突起体に当たった状態で、鏡をキャビネット本体の
    前面開口に対して扉と同じ側へ傾斜させると共に腰折れ
    リンクを折り畳むように鏡を付勢するガイド突片をキャ
    ビネット本体の前面開口上部に設けて成る鏡付きキャビ
    ネット。
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JPS5232526U (ja) * 1975-08-28 1977-03-07
JPS59120979U (ja) * 1983-02-03 1984-08-15 有限会社末広産業 衣服収納具
JPS6182440U (ja) * 1984-11-06 1986-05-31

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