JPH0722651Y2 - 昆虫観察鏡 - Google Patents
昆虫観察鏡Info
- Publication number
- JPH0722651Y2 JPH0722651Y2 JP6541491U JP6541491U JPH0722651Y2 JP H0722651 Y2 JPH0722651 Y2 JP H0722651Y2 JP 6541491 U JP6541491 U JP 6541491U JP 6541491 U JP6541491 U JP 6541491U JP H0722651 Y2 JPH0722651 Y2 JP H0722651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insect
- wall portion
- housing
- bottom wall
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instructional Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は透明な昆虫観察筐の中に
昆虫を入れて、その生態観察を行う昆虫観察鏡に関する
ものである。
昆虫を入れて、その生態観察を行う昆虫観察鏡に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透明な昆虫観察筐の中にいる昆虫
を背中側及び腹側から別々に覗き見て観察し得るように
した昆虫観察鏡は知られている。
を背中側及び腹側から別々に覗き見て観察し得るように
した昆虫観察鏡は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の昆虫観察鏡
は、観察者が目で見る位置を変えて、透明な昆虫観察筐
の中にいる昆虫を背中側及び腹側から別々に観察しなけ
ればならないという煩わしさがあり、昆虫の背中側及び
腹側を同時に対比観察することもできない問題があっ
た。
は、観察者が目で見る位置を変えて、透明な昆虫観察筐
の中にいる昆虫を背中側及び腹側から別々に観察しなけ
ればならないという煩わしさがあり、昆虫の背中側及び
腹側を同時に対比観察することもできない問題があっ
た。
【0004】この考案は前記従来の問題を解消するため
に案出されたもので、その目的は透明な昆虫観察筐の中
にいる昆虫の背中側及び腹側を上面反射鏡及び下面反射
鏡に写し、この上面反射鏡及び下面反射鏡に写った像
(昆虫の背中側及び腹側の投射像)を観察鏡前方から見
て同時に対比観察できるように構成した昆虫観察鏡を提
供することにある。
に案出されたもので、その目的は透明な昆虫観察筐の中
にいる昆虫の背中側及び腹側を上面反射鏡及び下面反射
鏡に写し、この上面反射鏡及び下面反射鏡に写った像
(昆虫の背中側及び腹側の投射像)を観察鏡前方から見
て同時に対比観察できるように構成した昆虫観察鏡を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本考案の昆虫観察鏡は、前壁部,底壁部及び左右
の側壁部で囲まれた上面開放の空室を有し前記左側壁部
及び右側壁部の開口縁部を前壁部側から略45度の角度
で後ろ下がりに傾斜する傾斜縁部として形成し該傾斜縁
部の後下がり傾斜端部に蓋枢支部を設けた透明な昆虫観
察筐と、この昆虫観察筐を所定の高さ位置に支持する左
右一対の脚体と、前記昆虫観察筐の蓋枢支部に開閉可能
に枢支され前記傾斜縁部の上に閉合される開閉蓋及び該
開閉蓋の内面部に添着され閉蓋時において筐底壁部と略
45度の傾斜角度をもって対向する上面反射鏡と、前記
昆虫観察筐の底壁部下側に左右方向へスライド移動でき
るように保持される摺動枠及び該摺動枠のミラー枠に添
着され前記筐底壁部と略45度の傾斜角度をもって対向
する下面反射鏡とを具備する構成とした。
めに、本考案の昆虫観察鏡は、前壁部,底壁部及び左右
の側壁部で囲まれた上面開放の空室を有し前記左側壁部
及び右側壁部の開口縁部を前壁部側から略45度の角度
で後ろ下がりに傾斜する傾斜縁部として形成し該傾斜縁
部の後下がり傾斜端部に蓋枢支部を設けた透明な昆虫観
察筐と、この昆虫観察筐を所定の高さ位置に支持する左
右一対の脚体と、前記昆虫観察筐の蓋枢支部に開閉可能
に枢支され前記傾斜縁部の上に閉合される開閉蓋及び該
開閉蓋の内面部に添着され閉蓋時において筐底壁部と略
45度の傾斜角度をもって対向する上面反射鏡と、前記
昆虫観察筐の底壁部下側に左右方向へスライド移動でき
るように保持される摺動枠及び該摺動枠のミラー枠に添
着され前記筐底壁部と略45度の傾斜角度をもって対向
する下面反射鏡とを具備する構成とした。
【0006】
【作用】前記構成の昆虫観察鏡は、透明な昆虫観察筐の
中に開閉蓋を開けて蝶等の昆虫を入れ前記蓋を閉めて、
昆虫が筐底壁部に止まった状態で観察を行う。
中に開閉蓋を開けて蝶等の昆虫を入れ前記蓋を閉めて、
昆虫が筐底壁部に止まった状態で観察を行う。
【0007】前記筐底壁部の上にいる昆虫の背中側は、
筐底壁部と略45度の傾斜角度をもって対向する上面反
射鏡に写り、また前記昆虫の腹側は前記筐底壁部と略4
5度の傾斜角度をもって対向する下面反射鏡に写る。従
って、この上面反射鏡及び下面反射鏡に写った像(昆虫
の背中側及び腹側の投射像)を観察者が目で見る位置を
変えなくても、観察鏡の前方から見て同時に対比観察す
ることが可能となる。
筐底壁部と略45度の傾斜角度をもって対向する上面反
射鏡に写り、また前記昆虫の腹側は前記筐底壁部と略4
5度の傾斜角度をもって対向する下面反射鏡に写る。従
って、この上面反射鏡及び下面反射鏡に写った像(昆虫
の背中側及び腹側の投射像)を観察者が目で見る位置を
変えなくても、観察鏡の前方から見て同時に対比観察す
ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
する。
【0009】図中1は透明な合成樹脂で前幅114mm,
高さ85mm,奥行幅73mm位の大きに一体成形された昆
虫観察筐で、この昆虫観察筐1は前壁部2と底壁部3及
び左右の側壁部4,5で囲まれた上面開放の空室6を有
し、前記左側壁部4及び右側壁部5の開口縁部が前壁部
2側から略45度の角度αで後ろ下がりに傾斜する傾斜
縁部4a,5aとして形成され、この傾斜縁部4a,5
aの後下がり傾斜端部にU形切欠の蓋枢支部7を図3の
如く設けている。
高さ85mm,奥行幅73mm位の大きに一体成形された昆
虫観察筐で、この昆虫観察筐1は前壁部2と底壁部3及
び左右の側壁部4,5で囲まれた上面開放の空室6を有
し、前記左側壁部4及び右側壁部5の開口縁部が前壁部
2側から略45度の角度αで後ろ下がりに傾斜する傾斜
縁部4a,5aとして形成され、この傾斜縁部4a,5
aの後下がり傾斜端部にU形切欠の蓋枢支部7を図3の
如く設けている。
【0010】8,9は、この昆虫観察筐1を所定の高さ
位置に支持する左右一対の脚体で、この脚体高さは本実
施例の場合70mm程度に設定され、その上端部を前記筐
底壁部3の左右両側突起3a,3bに図2の如く嵌着し
て固定される。
位置に支持する左右一対の脚体で、この脚体高さは本実
施例の場合70mm程度に設定され、その上端部を前記筐
底壁部3の左右両側突起3a,3bに図2の如く嵌着し
て固定される。
【0011】10は前記昆虫観察筐1の蓋枢支部7に基
部突出ピン11で開閉可能に枢支され前記傾斜縁部4
a,5aの上に閉合される開閉蓋で、この開閉蓋10の
内面部には閉蓋時において筐底壁部3と略45度の傾斜
角度をもって対向する上面反射鏡12が添着されてい
る。
部突出ピン11で開閉可能に枢支され前記傾斜縁部4
a,5aの上に閉合される開閉蓋で、この開閉蓋10の
内面部には閉蓋時において筐底壁部3と略45度の傾斜
角度をもって対向する上面反射鏡12が添着されてい
る。
【0012】13は前記昆虫観察筐1の底壁部3の下側
に左右方向へスライド移動できるように保持される摺動
枠で、筐底壁部3の下部前側レール14(筐底壁部3の
突出ピン3cに嵌着固定される)に図1の如く係合され
るスライド枠15と、このスライド枠15の下部後側に
一端部が挿入結合され他端部が前記筐底壁部3の下部後
側レール溝16に図1の如く係合されるミラー枠17と
からなり、このミラー枠17には前記筐底壁部3と略4
5度の傾斜角度θをもって対向する下面反射鏡18が添
着されている。
に左右方向へスライド移動できるように保持される摺動
枠で、筐底壁部3の下部前側レール14(筐底壁部3の
突出ピン3cに嵌着固定される)に図1の如く係合され
るスライド枠15と、このスライド枠15の下部後側に
一端部が挿入結合され他端部が前記筐底壁部3の下部後
側レール溝16に図1の如く係合されるミラー枠17と
からなり、このミラー枠17には前記筐底壁部3と略4
5度の傾斜角度θをもって対向する下面反射鏡18が添
着されている。
【0013】而して、前記構成の昆虫観察鏡は透明な昆
虫観察筐1の中に開閉蓋10を開けて蝶等の昆虫Cを入
れ前記蓋10を閉めて、前記昆虫Cが筐底壁部3に止ま
った状態で観察を行うもので、前記筐底壁部3の上にい
る昆虫Cの背中側は、筐底壁部3と略45度の傾斜角度
をもって対向する上面反射鏡12に図2の如く写り、ま
た前記昆虫Cの腹側は前記筐底壁部3と略45度の傾斜
角度θをもって対向する下面反射鏡18に図2の如く写
る。従って、この上面反射鏡12及び下面反射鏡18に
写った像(昆虫の背中側及び腹側の投射像C′,C″)
を観察者が目で見る位置を変えなくても、観察鏡の前方
から見て同時に対比観察することが可能となる。
虫観察筐1の中に開閉蓋10を開けて蝶等の昆虫Cを入
れ前記蓋10を閉めて、前記昆虫Cが筐底壁部3に止ま
った状態で観察を行うもので、前記筐底壁部3の上にい
る昆虫Cの背中側は、筐底壁部3と略45度の傾斜角度
をもって対向する上面反射鏡12に図2の如く写り、ま
た前記昆虫Cの腹側は前記筐底壁部3と略45度の傾斜
角度θをもって対向する下面反射鏡18に図2の如く写
る。従って、この上面反射鏡12及び下面反射鏡18に
写った像(昆虫の背中側及び腹側の投射像C′,C″)
を観察者が目で見る位置を変えなくても、観察鏡の前方
から見て同時に対比観察することが可能となる。
【0014】
【考案の効果】本考案の昆虫観察鏡は、前記のようなも
のであるから、観察者が目で見る位置を変えなくても、
上面反射鏡12及び下面反射鏡18に写った像(昆虫の
背中側及び腹側の投射像C′,C″)を観察鏡の前方か
ら見て同時に対比観察することができる効果があり、透
明な昆虫観察筐1の中にいる昆虫Cを背中側及び腹側か
ら別々に観察しなければならないという煩わしさを解消
することができる。
のであるから、観察者が目で見る位置を変えなくても、
上面反射鏡12及び下面反射鏡18に写った像(昆虫の
背中側及び腹側の投射像C′,C″)を観察鏡の前方か
ら見て同時に対比観察することができる効果があり、透
明な昆虫観察筐1の中にいる昆虫Cを背中側及び腹側か
ら別々に観察しなければならないという煩わしさを解消
することができる。
【図1】本考案の一実施例に係る昆虫観察鏡を使用状態
で示した中央縦断面図。
で示した中央縦断面図。
【図2】図1を左側から見た昆虫観察状態の正面図。
【図3】本考案の昆虫観察鏡の本体構成部品である昆虫
観察筐の側面図。
観察筐の側面図。
1…透明な昆虫観察筐、2…前壁部、3…底壁部、4…
左側壁部、5…右側壁部、4a,5a…左右側壁部の傾
斜縁部、6…空室、7…蓋枢支部、8,9…脚体、10
…開閉蓋、11…開閉蓋の基端突出ピン、12…上面反
射鏡、13…摺動枠、14…筐底壁部の下部前側レー
ル、15…スライド枠、16…筐底壁部の下部後側レー
ル溝、17…ミラー枠、18…下面反射鏡。
左側壁部、5…右側壁部、4a,5a…左右側壁部の傾
斜縁部、6…空室、7…蓋枢支部、8,9…脚体、10
…開閉蓋、11…開閉蓋の基端突出ピン、12…上面反
射鏡、13…摺動枠、14…筐底壁部の下部前側レー
ル、15…スライド枠、16…筐底壁部の下部後側レー
ル溝、17…ミラー枠、18…下面反射鏡。
Claims (1)
- 【請求項1】 前壁部,底壁部及び左右の側壁部で囲ま
れた上面開放の空室を有し前記左側壁部及び右側壁部の
開口縁部を前壁部側から略45度の角度で後ろ下がりに
傾斜する傾斜縁部として形成し該傾斜縁部の後下がり傾
斜端部に蓋枢支部を設けた透明な昆虫観察筐と、この昆
虫観察筐を所定の高さ位置に支持する左右一対の脚体
と、前記昆虫観察筐の蓋枢支部に開閉可能に枢支され前
記傾斜縁部の上に閉合される開閉蓋及び該開閉蓋の内面
部に添着され閉蓋時において筐底壁部と略45度の傾斜
角度をもって対向する上面反射鏡と、前記昆虫観察筐の
底壁部下側に左右方向へスライド移動できるように保持
される摺動枠及び該摺動枠のミラー枠に添着され前記筐
底壁部と略45度の傾斜角度をもって対向する下面反射
鏡とを具備してなる昆虫観察鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6541491U JPH0722651Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 昆虫観察鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6541491U JPH0722651Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 昆虫観察鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511123U JPH0511123U (ja) | 1993-02-12 |
JPH0722651Y2 true JPH0722651Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=13286360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6541491U Expired - Lifetime JPH0722651Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 昆虫観察鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722651Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4564859B2 (ja) * | 2005-02-10 | 2010-10-20 | 株式会社ベネッセコーポレーション | 観察器具 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP6541491U patent/JPH0722651Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511123U (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |