JPH073397U - 車両用シートのアームレスト - Google Patents

車両用シートのアームレスト

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Publication number
JPH073397U
JPH073397U JP3426593U JP3426593U JPH073397U JP H073397 U JPH073397 U JP H073397U JP 3426593 U JP3426593 U JP 3426593U JP 3426593 U JP3426593 U JP 3426593U JP H073397 U JPH073397 U JP H073397U
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JP
Japan
Prior art keywords
armrest
main body
seat back
seat
storage box
Prior art date
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Pending
Application number
JP3426593U
Other languages
English (en)
Inventor
心一 内田
Original Assignee
アラコ株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH073397U publication Critical patent/JPH073397U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小物入れとして使い易く、アームレスト本来
の機能も損なわれることのない車両用シートのアームレ
ストを得る。 【構成】 通常はシートRにおけるシートバック1の一
部に嵌まり込んで、シートバック1の一部を構成し、必
要時にはシートバック1から引き出し前倒させて肘掛け
部として機能させることができる本体4を、前倒状態に
おいて前側となる前面を開口8させた中空体に構成する
とともに、この本体4の内部空間に必要時にはその前面
の開口8部分から外部に引き出すことができ、前倒状態
において上側となる面が開放した収納ボックス5をスラ
イド可能に内蔵させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両用シートのアームレストに関し、詳しくは主として車両のリア シートに組込まれるアームレストの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のリヤシートには従来からアームレストが組込まれているものがある。こ の種のリヤシートのアームレストは例えば図7に示すような構成となっている。 即ち、図7において、リヤシートのシートバック101に縦長の凹部102が形 成され、この凹部102に下部側において回動できるようにアームレスト103 が組込まれている。アームレスト103は、通常はリヤシートにおけるシートバ ック101の凹部102に嵌まり込んで、シートバック101の一部を構成して いる。凹部102から引き出し前倒しに回動させてほぼ水平位にすることにより 肘掛け部として機能させることができる。
【0003】 また、上述のような構成のアームレスト103に収納機能を付加させたものも ある。これは、図8に示すようにアームレスト103の本体104が前倒状態で 上側となり、収納状態ではシートバック101の背面側となる面を開放させた箱 形に構成され、この本体104に肘掛け面105を構成する開閉蓋106が開閉 可能に取付けられた構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来のリヤシートのアームレスト103のうち、収納機能が付加 されているものは、小物の収納箇所の少ない後部席では小物収納部として使用で きるため結構重宝するものである。しかしながら、アームレスト103をそのま ま箱体として構成しているので深底の容器となっていて、実際の使用では小物の 取り出しがし難く使いにくいといった問題点がある。また、開閉蓋106が肘掛 け面105を構成しているので、長期にわたる使用で開閉蓋106の蝶番が壊れ たりすると、アームレスト103本来の機能を果たさなくなってしまうといった 問題もある。
【0005】 そこで、この考案は上記した従来の問題点を解決するためになされたもので、 その目的は小物入れとして使い易く、アームレスト本来の機能も損なわれること のない車両用シートのアームレストを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためのこの考案の車両シートのアームレストは、通常はシ ートにおけるシートバックの一部に嵌まり込んで、シートバックの一部を構成し 、必要時には前記シートバックから引き出し前倒させて肘掛け部として機能させ ることができる本体を、前倒状態において前側となる前面を開口させた中空体に 構成するとともに、この本体の内部空間に必要時にはその前面の開口部分から外 部に引き出すことができ、前倒状態において上側となる面が開放した収納ボック スをスライド可能に内蔵させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記手段によれば、収納ボックスの出し入れに本体の肘掛け面は機能しないの で、長期にわたる収納ボックスの使用によっても本来の肘掛け機能が損なわれる ようなことはなく、収納ボックスは引き出し構造で、本体そのものを箱体とする ことより浅底となり小物の取り出しも容易になる。
【0008】
【実施例】
次に、この考案の一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。 車両用のリヤシートを示す図1,図2,図3において、リヤシートRのシート バック1にはその幅方向中央に縦長の矩形の凹部2が形成されている。この凹部 2には、通常は凹部2に嵌まり込んで、当該部のシートバック1の一部を構成し ているアームレスト3が下部側の支軸G(図3参照)を回動支点として組付けら れている。このアームレスト3は、必要時には凹部2から引き出し前倒しにほぼ 水平位にまで回動させて肘掛け部として機能させることができる。
【0009】 アームレスト3は、図3に示すように中空体として構成された本体4と、この 本体4の内部空間にスライド可能に収納された収納ボックス5とから構成されて いる。本体4は、基体構造6にシートバック1と同質の表皮材7を被着させた構 成で、全体としては概ね角筒形をしていて、その前倒し状態で前面となる面は出 入口8として開放されている。また、本体4の出入口8に近接する一側にも小窓 9が開設されている。本体4の内部空間の底面を構成する基体構造6には二列の 外向きのチャンネル10が出入口8から奥方まで平行に一体成形されている(図 5参照)。
【0010】 収納ボックス5は、アームレスト3を前倒しにした状態において上側となる面 が開放した箱体として構成されている(図3及び図4参照)。収納ボックス5の 底面の下部には内向きの二個のスライドフック11が一体に形成され(図4及び 図5参照)、スライドフック11の本体4のチャンネル10への係合により本体 4の内部空間に対してスライドできるように組付けられている。最深部まで押し 込んだ収納ボックス5の前面は、本体4の出入口8を塞ぎ本体4の前面を構成す る。この状態は本体4側に設けられた簡易な掛け爪等の保持構造(図示しない) により保持されるようになっている。
【0011】 収納状態の収納ボックス5における本体4の小窓9に対応する側部には、図3 に示すように小窓9からの出し入れ可能なインサートボックス12が組込まれて いる。インサートボックス12は、収納ボックス5の当該部を二重底に形成し、 下段の底13にスライド溝14を形成し、このスライド溝14にインサートボッ クス12側の底に形成したスライド突起15を係合させることにより側方へのス ライドを可能に組付けられている(図6参照)。このインサートボックス12は 収納ボックス5が収納状態の時は小窓9において出し入れが可能で、収納ボック ス5が出状態の時はそのまま収納ボックス5に対して出し入れが可能である。な お、収納ボックス5もインサートボックス12も共に、必要が有れば完全に収納 側から分離させることができるようになっている。
【0012】 上記の構成のリヤシートRのアームレスト3は、通常はリヤシートRにおける シートバック1の凹部2に嵌め込まれ、その下面がシートバック1の表面の一部 を構成している。本体4を凹部2から引き出し前倒しに回動させてほぼ水平位に することにより肘掛け部として機能させることができる。
【0013】 小物入れとしてのアームレスト3は、いずれの状態でも機能しているが、小物 の出し入れは、本体4をアームレスト3として機能する前倒し状態にして行なう 。即ち、ほぼ水平位にした本体4の出入口8から収納ボックス5を引き出して収 納ボックス5への小物の出し入れを行なうことになる。インサートボックス12 への小物の出し入れは、収納ボックス5を出状態にしても、収納状態にしても行 なうことができる。即ち、このアームレスト3は、収納ボックス5の出し入れに 本体4の肘掛け面16は機能しないので、長期にわたる収納ボックス5の使用に よっても本来の肘掛け機能が損なわれるようなことはなく、収納ボックス5は引 き出し構造で、本体4そのものを箱体とした場合よりも浅底となり小物の取り出 しも容易になる。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例による説明からも明らかなようにこの考案によれば、小物入れとし て使い易く、アームレスト本来の機能も損なわれることのない車両用シートのア ームレストが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例におけるを示す車両リヤシ
ートのシートバックの斜視図である。
【図2】この考案の一実施例における車両リヤシートの
シートバックのアームレスト使用時の斜視図である。
【図3】この考案の一実施例における車両リヤシートの
シートバックの収納ボックス使用時の斜視図である。
【図4】図2のAーA線の断面図である。
【図5】図4のB矢印部分の拡大断面図である。
【図6】図3のCーC線における拡大断面図である。
【図7】従来の車両リヤシートのシートバック全体の斜
視図である。
【図8】従来の車両リヤシートのアームレストの斜視図
である。
【符号の説明】
1 シートバック 3 アームレスト 4 本体 5 収納ボックス 8 出入口 10 チャンネル 11 スライドフック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常はシートにおけるシートバックの一
    部に嵌まり込んで、シートバックの一部を構成し、必要
    時には前記シートバックから引き出し前倒させて肘掛け
    部として機能させることができる本体を、前倒状態にお
    いて前側となる前面を開口させた中空体に構成するとと
    もに、この本体の内部空間に必要時にはその前面の開口
    部分から外部に引き出すことができ、前倒状態において
    上側となる面が開放した収納ボックスをスライド可能に
    内蔵させたことを特徴とする車両用シートのアームレス
    ト。
JP3426593U 1993-06-24 1993-06-24 車両用シートのアームレスト Pending JPH073397U (ja)

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JP3426593U JPH073397U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 車両用シートのアームレスト

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JPH073397U true JPH073397U (ja) 1995-01-20

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ID=12409346

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JP3426593U Pending JPH073397U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 車両用シートのアームレスト

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