JP2002237925A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002237925A JP2001032815A JP2001032815A JP2002237925A JP 2002237925 A JP2002237925 A JP 2002237925A JP 2001032815 A JP2001032815 A JP 2001032815A JP 2001032815 A JP2001032815 A JP 2001032815A JP 2002237925 A JP2002237925 A JP 2002237925A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿流し読み時において発熱部の存在による
陽炎現象に起因した読み取り画像の画質低下が発生する
ことを可及的に防止できるようにする。 【解決手段】 原稿流し読み動作時に、少なくとも照明
ユニット2を、原稿1からの反射光Hの光路領域内に発
熱部5の温度分布の少なくとも高温部分が存在しない位
置に固定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明された原稿か
らの反射光を電気信号に変換して原稿の画像を読み取る
デジタル光学系の画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置としては、図8に
示すように、光源aで照明された原稿bからの反射光c
を縮小結像光学系dを用いてCCD(電荷結合素子)セ
ンサ等の撮像素子eに結像させて電気信号に変換するこ
とにより原稿bの画像を読み取る方式(縮小結像型読取
方式)を採用したものが主に知られている。図中の符号
fは装置の筐体、gは原稿bを載置する透明ガラス等か
らなる原稿載置台(プラテン)、hは光源a、反射ミラ
ーiを搭載してプラテンgの下方をそのプラテン面と平
行する矢印A,B方向に走査移動するように設けられた
照明ユニット、jは撮像素子e、結像レンズkなどを搭
載して固定設定される撮像ユニット、lは原稿bからの
反射光cを撮像ユニットjに反射させて導くための複数
の反射ミラーm,nを搭載して照明ユニットhと連動し
て矢印A,B方向に照明ユニットhの移動速度の1/2
の速さで走査移動するように設けられた反射光学系ユニ
ットである。
【0003】このような画像読取装置においては、原稿
bを固定し照明ユニットh及び反射光学系ユニットlを
移動させて原稿の画像を読み取る原稿固定読み動作がで
きることに加え、照明ユニットh及び反射光学系ユニッ
トlを固定して原稿を移動させて原稿の画像を読み取る
原稿流し読み動作ができるように構成されているものが
ある。このうち原稿固定読み動作は、原稿bをプラテン
gに載置した状態で、照明ユニットh及び反射光学系ユ
ニットlを矢印A方向に走査移動させることにより、原
稿bの全面を走査して照明するとともにそのときの原稿
からの反射光cを反射光学系ユニットlを介して撮像ユ
ニットjに受光させるものである。一方、原稿流し読み
動作は、照明ユニットh(厳密には反射光学系ユニット
lも含まれる)を所定の読取位置(図示の例ではプラテ
ンgの一端部としているが、プラテンgの近傍に別途設
けられた読取部などもある)に静止させた状態で、原稿
bを自動原稿送り装置により上記読取位置に通過するよ
うに搬送させることにより、移動する原稿bからの反射
光cを反射光学系ユニットlを介して撮像ユニットjに
受光させるものである。
【0004】また、この縮小型読取方式以外の画像読取
装置として、図9に示すように、光源aで照明された原
稿bからの反射光cを等倍結像光学系dを用いてCCD
(電荷結合素子)センサ等の撮像素子oに結像させて電
気信号に変換することにより原稿bの画像を読み取る方
式(等倍結像型読取方式)を採用したものもある。この
等倍型読取方式の画像読取装置は、光源a等を有する照
明ユニットpと、撮像素子o、結像レンズq等を有する
撮像ユニットrとが一体化された読取ユニットsを備
え、この読取ユニットsがプラテンgの下方をそのプラ
テン面と平行する矢印A,B方向に走査移動するように
設けられている。この画像読取装置においても、前記縮
小型読取方式を採用した画像読取装置の場合と同様に、
原稿固定読み動作に加えて原稿流し読み動作もできるよ
うに構成されているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像読取装置にあっては、図8、図9に示す
ように、その装置筐体fの底面部等に熱を発する発熱部
tがあり、しかも発熱部tが原稿bからの反射光cが撮
像ユニットの撮像素子e,oに至るまでの光路領域の一
部に存在するような位置関係で設けられている場合に
は、次のような課題がある。
【0006】まず、上記発熱部tとしては、具体的に
は、撮像素子e,oで得られた原稿画像に係る電気信号
について処理する画像信号処理基板u、照明ユニットや
反射光学系ユニットの走査移動時の駆動源であるモータ
等の動作を制御する駆動制御基板v等が配設され、かか
る回路基板u,v等から動作時に熱が放出される部位が
挙げられる。図中の符号wはカバー部材である。そし
て、このような発熱部tが存在すると、その発熱部tの
上方空間では温度差が生じ、さらには熱気の立ち上がり
等により対流が生じることによって光が不規則に屈折す
るようになる現象いわゆる陽炎現象が発生する。このた
め、特に原稿流し読みのときにおいて、原稿からの反射
光c発熱部tを通過する際にわずかに不規則に屈折して
から撮像素子e,oに受光されるようになって正常に受
光されない部分が発生し、その読み取った画像の一部画
質が低下してしまうこと(例えば細線部のかずれや蛇行
などの発生)がある。
【0007】これに対し、原稿固定読みのときには、上
記したような陽炎現象に起因した読み取り画像の画質低
下が発生することがない。これは、照明ユニットや反射
光学系ユニット、読取ユニット等が移動するため、筐体
内の空気が大きく攪拌されて発熱部tの上方空間に停滞
するような温度差等が発生しにくくなり、これにより陽
炎現象そのものが発生しにくいためであると考えられ
る。一方、原稿流し読み時には、照明ユニットや反射光
学系ユニット、読取ユニット等が移動せず固定されてい
るため、筐体内の空気が大きく攪拌されることなく、強
力な発熱部でもなくても陽炎現象が発生しやすい状態に
あるためと考えられる。
【0008】そして、画像読取装置において高速化が求
められた場合、例えばその読取方式の観点からは原稿流
し読みが原稿固定読みに比べて有利とされているもの
の、かかる原稿流し読み時に上述したような陽炎現象に
起因した画質低下が起こるという問題があることは、上
記高速化に対応するうえで大きな障害となるため、その
解決が切望されているところでもある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、原稿流し読み時において発熱部の存在に
よる陽炎現象に起因した読み取り画像の画質低下が発生
することを可及的に防止できる画像読取装置を提供する
ことを主な目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(第1発明)の画
像読取装置は、読み取り対象の画像を有する原稿を照明
する走査移動可能な照明ユニットと、この照明ユニット
で照明された原稿からの反射光を受光して電気信号に変
換する固定設置型の撮像ユニットとを備え、かつ、前記
照明ユニットを所定の位置に固定し前記原稿を移動させ
て原稿の画像を読み取る原稿流し読み動作が可能である
とともに、前記原稿からの反射光が前記撮像ユニットに
至るまでの光路領域の一部に温度変化を生じさせる発熱
部が存在する画像読取装置において、前記原稿流し読み
動作時に、少なくとも前記照明ユニットを、前記光路領
域内に前記発熱部の温度分布の少なくとも高温部分が存
在しない位置に固定することを特徴とするものである。
この第1発明の画像読取装置としては、例えば、縮小結
像型読取方式を採用した画像読取装置が該当する。
【0011】また、本発明(第2発明)の画像読取装置
は、読み取り対象の画像を有する原稿を照明する照明ユ
ニットと、この照明ユニットで照明された原稿からの反
射光を受光して電気信号に変換する撮像ユニットとが一
体化された走査移動可能な読取ユニットとを備え、か
つ、前記読取ユニットを所定の位置に固定し前記原稿を
移動させて原稿の画像を読み取る原稿流し読み動作が可
能であるとともに、前記読取ユニットにおける前記原稿
からの反射光が前記撮像ユニットに至るまでの光路領域
の一部に温度変化を生じさせる発熱部が存在する画像読
取装置において、前記原稿流し読み動作時に、前記読取
ユニットを、前記光路領域内に前記発熱部の温度分布の
少なくとも高温部分が存在しない位置に固定することを
特徴とするものである。この第2発明の画像読取装置と
しては、例えば、等倍結像型読取方式を採用した画像読
取装置が該当する。
【0012】この第1発明及び第2発明の画像読取装置
において、上記発熱部は、上記光路領域の一部に温度変
化(特に前記した陽炎現象を引き起こすおそれのある温
度変化)を生じさせるような熱の発生源となるものであ
り、通常は画像読取装置自体に存在するものであるが、
画像読取装置が接続又は組み込まれる機器の側から加熱
されることにより発熱部となるものであってもよい。画
像読取装置自体に存在する発熱部としては、例えば、そ
の装置の制御回路基板や電源機器等が取り付けられた部
位が挙げられる。また、発熱部の温度分布の高温部分と
は、その発熱部における温度分布のなかでその平均温度
を少なくとも超える部分である。
【0013】このような第1及び第2発明の画像読取装
置によれば、原稿流し読みのときには、その少なくとも
照明ユニット又は読取ユニットが上記した位置に固定さ
れるので、原稿からの反射光が各撮像ユニットに至るま
での光路領域内に発熱部の温度分布の少なくとも高温部
分が存在しないようになる。これにより、その光路領域
に対しては発熱部による温度差が原因となって発生する
陽炎現象が起こりにくく又は起こらなくなる。この結
果、原稿からの反射光は陽炎現象の影響を受けることな
く正常に各撮像ユニットに受光されるようになる。
【0014】また、第1発明又は第2発明の画像読取装
置においては、原稿流し読み動作時に前記発熱部の温度
分布の高温部分を前記光路領域から遠ざける側に変位さ
せるか又は温度低下させる温度分布調整装置を設けると
よい。この温度分布調整装置としては、例えば、発熱部
の上方にある空気を所定の方向に吸引するように吸気す
る吸気ファン装置や、発熱部の上方にある空気を所定の
方向に吹き流すように送風する送風ファン装置等が挙げ
られる。このような温度分布調整装置を設けた場合は、
原稿流し読み時に、前記光路領域内に対して発熱部から
の熱がより一層及ばないようになる。これにより、その
光路領域に対しては陽炎現象がより一層起こりにくく又
は起こらなくなる。
【0015】さらに、第1発明又は第2発明の画像読取
装置においては、前記発熱部の温度分布の高温部分以外
となる部位であってかつ少なくとも前記光路領域が存在
する部位に断熱部材を設けるとよい。この断熱部材は、
その光路領域に発熱部からの熱が遮断されて到達しにく
くなるように設ければよく、通常は発熱部に直接取り付
けるように設ける。このように断熱部材を設けた場合
は、原稿流し読み時に、前記光路領域内に対して発熱部
からの熱がより一層及ばないようになることは勿論のこ
と、その断熱部材を設けない発熱部の部位からの放熱を
妨げずに済み、発熱部の異常な温度上昇等を誘発するこ
ともない。
【0016】また、第1発明又は第2発明の画像読取装
置においては、前者にあっては前記光路に関与する前記
撮像ユニット等の構成部品の調整作業時に少なくとも前
記照明ユニットを、後者にあっては前記光路に関与する
前記撮像ユニット等の構成部品の調整作業時に、前記読
取ユニットを、それぞれ前記光路領域内に前記発熱部の
温度分布の少なくとも高温部分が存在しない位置に固定
するようにするとよい。前記光路に関与する撮像ユニッ
ト等の構成部品とは、例えば、撮像素子、反射ミラー、
結像レンズなどである。このように構成した場合は、構
成部品の調整作業時にも、例えば調整確認用等の原稿か
らの反射光が陽炎現象の影響を受けることなく正常に各
撮像ユニットに受光されるようになり、これにより、か
かる調整を精度よく行えるようになる。
【0017】そして、このような第1及び第2発明の画
像読取装置は、他の機器(例えばパーソナルコンピュー
タ、複写機発展型のプリンタ)に接続して使用する単体
製品として構成されるほか、複写機等の画像形成装置に
組み込まれて使用する部分製品等として構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1に係る画像読取装置を示す概要図であ
る。
【0019】この画像読取装置は、箱状の筐体10の上
部に開設した開口部に、読み取り対象となる画像が記録
された原稿1を載置する透明ガラスをはめ込んだ原稿載
置台(プラテン)12を設け、また、その筐体10の中
空内に縮小結像光学系を設けたものである。縮小結像光
学系は、プラテン12上の原稿1を下方から照明する走
査移動可能な照明ユニット2と、この照明ユニット2に
より照明された原稿1からの反射光Hを受光して電気信
号に変換する固定配置型の撮像ユニット3と、この撮像
ユニット3に原稿1からの反射光Hを反射させながら導
く移動可能な反射光学系ユニット4とで主に構成されて
いる。図中の符号11は筐体10の支持脚、13は原稿
1をプラテン12に1枚ずつ搬送するとともに排出す
る、プラテンカバーとしても機能する自動原稿送り装
置、14は筐体10の内部の熱を吸気して排出する排気
ファン、15は画像読取装置に係る回路基板等が配置さ
れる底部収容スペースである。また、符号10aは仕切
りプレートであり、その所定の部位、例えば排気ファン
14等が取り付けられる部位には所要の開口部などが形
成されている。
【0020】照明ユニット2は、図示しないガイドレー
ルに沿ってプラテン12の下方位置を矢印A,B方向に
往復動するように取り付けられた第1キャリッジ(フル
レートキャリッジ)20に、原稿面を照らすランプ(ハ
ロゲンランプ、蛍光ランプ等)21と、原稿1からの反
射光Hを反射光学系ユニット4にむけて導く反射ミラー
22とが搭載されたものである。図中の24はランプ2
1からの光を原稿面に反射させるリフレクタであり、2
5はランプ21の電源である。反射光学系ユニット4
は、図示しないガイドレールに沿ってプラテン12の下
方位置を第1キャリッジ20の移動と連動して同方向
(矢印A,B方向)に移動するように取り付けられた第
2キャリッジ(ハーフレートキャリッジ)40に、照明
ユニット2からの原稿1の反射光Hを受光するとともに
反射させて撮像ユニット3側にむけて導く2つの反射ミ
ラー41、42が搭載されたものである。第2キャリッ
ジ40は、原稿1から撮像ユニット3に至るまでの光路
長を一定に保つため、第1キャリッジ20の移動速度の
1/2の速度で移動するように構成されている。
【0021】撮像ユニット3は、筐体10に固定して取
り付けられた支持筐体(支持板とカバー)30に、原稿
12からの反射光Hを受光して光電変換するカラー用又
は白黒用のラインCCDセンサ等の撮像素子(回路基板
に固定されている)31と、この撮像素子31に原稿1
2からの反射光Hを結像させる結像レンズ32とが取り
付けられて構成されている。前記底部収容スペース15
には、撮像ユニット3の撮像素子31で光電変換された
電気信号について所定の画像処理をする画像信号処理基
板16や、前記第1キャリッジ20および第2キャリッ
ジ40の移動時の動力を与えるモータ等の駆動系の動作
を制御する駆動制御基板17等が配置されており、その
収容スペースの上部はカバー18で覆われている。前記
撮像素子31と画像信号処理基板16とは図示されてい
ない接続ケーブルで接続されている。
【0022】そして、この画像読取装置は、原稿1を固
定し照明ユニット2及び反射光学系ユニット4を移動さ
せて原稿の画像を読み取る原稿固定読み動作(モード)
と、照明ユニット2及び反射光学系ユニット4を固定し
原稿1を移動させて原稿の画像を読み取る原稿流し読み
動作(モード)とが手動又は自動で選択されて行われる
ようになっている。
【0023】原稿固定読みモードは、原稿1をプラテン
12にその原稿面を下にした状態で載置した後、縮小結
像光学系の照明ユニット2及び反射光学系ユニット4と
を各キャリッジ20、40によって走査移動させること
により行われる。
【0024】即ち、照明ユニット2及び反射光学系ユニ
ット4は、その各キャリッジ20、40の移動動作によ
り図1の実線で示す位置(ホームポジション)から原稿
1のサイズに応じて矢印A方向に移動し、最大で図1の
2点鎖線で示す位置(最大移動位置)まで移動する。こ
のとき、プラテン12に載置されている原稿1の原稿面
が矢印A方向に移動する照明ユニット2のランプ21に
より照明され、その原稿1で反射した反射光Hが照明ユ
ニット2の反射ミラー22で反射した後、照明ユニット
2と連動して移動する反射光学系ユニット4の2つの反
射ミラー41、42で反射し、最後に、撮像ユニット3
の結像レンズ32を経由して撮像素子31に縮小結像さ
れて入射する。撮像素子31に受光された原稿1からの
反射光Hは、光電変換されて画像信号処理基板16に送
られる。これにより、プラテン12に載置された原稿1
の画像が読み取られる。
【0025】この原稿固定読みモードは、通常、原稿1
を手(手動)でプラテン12に載置して画像読み取りを
行う場合に実行されるが、必要に応じて、自動原稿送り
装置13により原稿1を1枚ずつプラテン12に搬送し
て一時停止させて画像読み取りを行う場合に実行される
ように設定してもよい。そして、このような原稿固定読
みモードは、例えば、少数枚の原稿や、読取時における
プラテン12上の移動が困難な原稿(書籍等)を読み取
る際に選択されて実行される。
【0026】一方、原稿流し読みモードは、縮小結像光
学系の照明ユニット2及び反射光学系ユニット4とをプ
ラテン12の下面側の所定の位置(読み取り位置)に固
定した後、原稿1をその読み取り位置を通過するように
移動させる(送る)ことにより行われる。この際、この
原稿流し読みモード時における原稿1の移動は、自動原
稿送り装置13によって行われる。また、この原稿流し
読みモードは、主に、多数枚の原稿などを読み取る際に
選択されて実行される。
【0027】特に、この画像読取装置においては、原稿
流し読みモード時における上記読み取り位置について次
のように設定している。
【0028】まず、この画像読取装置では、図1や図2
に示すように、筐体10の底部に設けた収容スペース1
5内に配置している画像信号処理基板16や駆動制御基
板17等から動作時の熱が放出されているため、その収
容スペース15が1種の発熱部5となっている。そし
て、この発熱部5である収容スペース15の上部はカバ
ー18で覆われているものの、そのカバー18を通して
筐体10の内部まで熱が放出されている。
【0029】このため、収容スペース15(実際にはカ
バー18)の上方空間には、その放熱による温度差が生
じている。図2の下部におけるグラフ図は、その収容ス
ペース15の上方空間における温度分布を示したもので
ある。この温度分布においては、その平均温度を超える
高温部分が少なくとも1箇所以上存在する。この例で
は、例えば駆動制御基板17が配置されている部分の温
度が相対的に高くなっている。また、その温度分布にお
ける高温部分は、照明ユニット2及び反射光学系ユニッ
ト4が例えばホームポジション(図1及び図2の実線で
示す状態にあるときの位置)にあるときに、原稿1から
の反射光Hの光路領域の一部に存在する状態にある。こ
の状態は、前述した陽炎現象に起因した読取画像の画質
低下を招くおそれがある。
【0030】そこで、原稿流し読みモード時には、発熱
部5である収容スペース15による温度分布の高温部分
が、原稿1からの反射光Hが撮像ユニット3(撮像素子
31)に至るまでの光路領域内に存在しないように、照
明ユニット2及び反射光学系ユニット4を適切な位置に
固定するようにしている。
【0031】即ち、この画像読取装置における上記光路
領域については、照明ユニット2及び反射光学系ユニッ
ト4がホームポジションにあるときに最も広い領域(最
広光路領域)となり、照明ユニット2及び反射光学系ユ
ニット4が最大移動位置(図1及び図2の2点鎖線で示
す状態にあるときの位置)にあるときに最も狭い領域
(最狭光路領域)となるため、上記条件を満たす原稿流
し読み時の固定可能な位置(反射光学系ユニット4で見
た場合の固定位置)は、図2に示すように発熱部5の温
度分布における高温部分の撮像ユニット3側端部から最
大移動位置までの間である。このため、照明ユニット2
及び反射光学系ユニット4はこの固定可能な位置のいず
れかの位置に設定すればよい。この実施の形態では、図
3等に示すように、反射光学系ユニット4を、発熱部5
の温度分布における高温部分の撮像ユニット3側端部付
近に固定するように設定している。このときの照明ユニ
ット3及び反射光学系ユニット4の読取位置への移動及
び固定(停止)は、原稿流し読みモードが選択された場
合に、例えば駆動制御基板17により制御されるように
構成されている。
【0032】次に、原稿流し読みモード時の動作につい
て説明する。
【0033】まず、原稿流し読みモード時には、照明ユ
ニット3及び反射光学系ユニット4が、図3に示すよう
に、その各キャリッジ20、40の移動動作によりホー
ムポジションから原稿固定読みモード時の読み取り位置
まで移動して固定される。すなわち、照明ユニット2に
ついては、反射光学系ユニット4が発熱部5の温度分布
における高温部分の撮像ユニット3側端部付近に位置す
るように固定されることになる。次いで、自動原稿送り
装置13によって原稿1がプラテン12の上面を通過す
るように所定の速度で矢印C方向に搬送される。
【0034】このとき、プラテン12上を矢印C方向に
搬送される原稿1の原稿面が読取位置で固定された照明
ユニット2のランプ21により照明され、その原稿1で
反射した反射光Hが照明ユニット2の反射ミラー22で
反射した後、読取位置で固定された反射光学系ユニット
4の2つの反射ミラー41、42で反射し、最後に、撮
像ユニット3の結像レンズ32を経由して撮像素子31
に縮小結像されて入射する。撮像素子31に受光された
原稿1からの反射光Hは、原稿固定読みモード時と同様
に、光電変換されて画像信号処理基板16に送られる。
このようにして、プラテン12上を(照明ユニット2を
通過するように)1枚ずつ搬送される原稿1の画像が次
々と読み取られる。
【0035】そして、この原稿流し読みモード時には、
図4に示すように、照明ユニット2及び反射光学系ユニ
ット4を適切な読取位置に固定されているため、原稿1
からの反射光Hの撮像ユニット3(撮像素子31)に至
るまでの光路領域内には、発熱部5である収容スペース
15による温度分布の高温部分が存在することがない。
この結果、原稿1からの反射光Hは少なくとも上記温度
分布の高温部分を通過することがなく撮像ユニット3に
受光されるようになるため、前記した従来技術のような
陽炎現象が発生することが抑制(又は防止)される。こ
れにより、陽炎現象に起因した読み取り画像の画質低下
が発生することを可及的に防止できるようになり、原稿
流し読みによる画像読取装置の高速化にも十分に対応で
きるようになる。
【0036】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2に係る画像読取装置を示す概要図である。この画
像読取装置は、筐体10の一端部側に吸気ファン装置6
を設けるとともに、底部収容スペース15のカバー18
の一部に断熱材7を設けた以外は、実施の形態1に係る
画像読取装置と同じ構成からなるものである。
【0037】吸気ファン装置6は、図5や図6に示すよ
うに、筐体10の撮像ユニット3の設置位置とは反対側
の側面に設けたものであり、原稿流し読みモード時に作
動して収容スペース15(特に駆動制御基板17の放
熱)による温度分布の高温部分における熱気を集中的に
吸引して装置外に排出するようになっている(図6中の
矢付2点鎖線参照)。
【0038】また、断熱材7は、不織布(例えばポリア
ミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等で
構成される不織布)であり、カバー18の上面の全面で
はなくその一部に設けている。即ち、そのカバー18の
うち、底部収容スペース15による温度分布の高温部分
以外となる部位であってかつ少なくとも原稿1からの反
射光Hの光路領域が存在する部位より少し広い領域に設
けている。
【0039】このような吸気ファン装置6及び断熱材7
を設けた画像読取装置は、原稿流し読みモード時になる
と、図6に示すように、照明ユニット2及び反射光学系
ユニット4が、実施の形態1と同様に、所定の読取位置
に移動して固定された後、原稿1が自動原稿送り装置1
3によってプラテン12上を通過するように矢印C方向
に搬送されて、原稿画像の流し読みが行われる。この
際、吸気ファン装置6が作動する。
【0040】そして、この原稿流し読みモード時には、
図7に示すように、実施の形態1の場合と同様に、照明
ユニット2及び反射光学系ユニット4を適切な読取位置
に固定されているため、原稿1からの反射光Hが少なく
とも上記温度分布の高温部分を通過することがなく撮像
ユニット3に受光されるようになり、陽炎現象が発生す
ることが抑制(又は防止)される。
【0041】また、この照明ユニット2等の固定(読
取)位置による効果に加えて、吸気ファン装置6が作動
することにより、収容スペース15による温度分布の高
温部分の熱気が集中的に吸引されて装置外に排出される
ため、上記温度分布の高温部分(特にピーク付近)が吸
気ファン装置6側にずれた状態(図7の2点鎖線G1で
示す状態)になるか又はその高温部分の温度レベルが低
下する状態(図7の2点鎖線G2で示す状態)になり、
これによっても上記光路領域に対する陽炎現象がより一
層抑制(又は防止)されるようになる。
【0042】さらに、照明ユニット2等の固定位置によ
る効果に加えて、断熱材7が設けられていることによ
り、上記光路領域内に対して収容スペース15(発熱部
5)による温度分布の高温部分の熱気がより一層及ばな
いようになり、これによっても上記光路領域に対する陽
炎現象がより一層抑制(又は防止)されるようになる。
しかも、この場合には、断熱材7が収容スペース15の
カバー18のうち上記温度分布の高温部分以外となる部
位に設けられていることにより、その断熱材7を設けな
い収容スペース15(発熱部5)の部位からの放熱を妨
げずに済み、その高温部分をはじめとする収容スペース
15からの放熱がなされ、かかる収容スペース15内に
おける異常な温度上昇等が発生するおそれもない。
【0043】この結果、この画像読取装置による原稿流
し読みモード時には、上記光路領域に対する陽炎現象が
より一層抑制(又は防止)されるようになるため、かか
る陽炎現象に起因した読み取り画像の画質低下の発生に
ついてもより可及的に防止できるようになる。
【0044】[他の実施の形態]実施の形態1、2で
は、縮小結像型読取方式を採用した画像読取装置を例示
したが、本発明は、等倍結像型読取方式を採用した画像
読取装置(図9参照)にも適用可能である。
【0045】この場合には、照明ユニット(例えば2つ
のランプなど)と撮像ユニット(等倍結像レンズ、等倍
結像用の撮像素子など)とが一体化された読取ユニット
が、等倍結像型読取方式を採用した画像読取装置におけ
る照明ユニット2のようにキャリッジに搭載されてプラ
テン12の下方を走査移動する構造となる。そして、原
稿固定読みモード時には、その読取ユニットが照明ユニ
ット2のような領域を移動しながら原稿1を照明しつつ
原稿からの反射光を撮像素子に等倍で結像させて原稿の
画像を読み取る。これに対し、原稿流し読みモード時に
は、その読取ユニットを、発熱部にあたる底部収容スペ
ース15による温度分布の高温部分が読取ユニット内の
原稿からの反射光の光路領域内に存在しない位置に固定
したうえで、原稿を自動原稿送り装置により1枚ずつ送
るようにして原稿の画像を読み取るように構成すればよ
い。また、この等倍結像型読取方式の画像読取装置にあ
っても、実施の形態2で示すような吸気ファン装置6や
断熱材7の少なくとも1つを設けるようにしてもよい。
【0046】また、実施の形態2では、吸気ファン装置
6と断熱材7の双方を同時に設ける場合について例示し
たが、本発明ではその一方のみを設けるようにしてもよ
く、その場合においても光路領域に対する陽炎現象のよ
り一層の抑制(又は防止)効果が同様にして得られる。
【0047】また、実施の形態1、2における縮小結像
型読取方式の画像読取装置と上記した等倍結像型読取方
式の画像読取装置のいずれであっても、その照明ユニッ
ト(2)、反射光学系ユニット(4)、撮像ユニット
(3)、読取ユニット等の前記光路に関与する部品の調
整作業(特に位置調整)時においても、それらの各ユニ
ットは、原稿からの反射光の光路領域内に収容スペース
等の発熱部の温度分布の少なくとも高温部分が存在しな
い位置に固定した後に、その調整作業を行うことが望ま
しい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿流し読み時において発熱部の存在による陽炎現象に
起因した読み取り画像の画質低下が発生することを可及
的に防止することができる。この結果、陽炎現象の悪影
響を受けない高精度な原稿流し読みが可能となる。ま
た、原稿流し読みによる画像読取装置の高速化を図るこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る画像読取装置を概略的に
示すもので、(a)はその正面側断面図、(b)は
(a)のQ−Q線断面図。
【図2】 照明ユニット及び反射光学系ユニットの位置
と発熱部の温度分布との関係を示す説明図。
【図3】 原稿流し読み時における図1の画像読取装置
を概略的に示すもので、(a)はその正面側断面図、
(b)は(a)のQ−Q線断面図。
【図4】 原稿流し読み時における照明ユニット及び反
射光学系ユニットの位置と発熱部の温度分布との関係を
示す説明図。
【図5】 実施の形態2に係る画像読取装置を概略的に
示すもので、(a)はその正面側断面図、(b)は
(a)のQ−Q線断面図。
【図6】 原稿流し読み時における図5の画像読取装置
を概略的に示すもので、(a)はその正面側断面図、
(b)は(a)のQ−Q線断面図。
【図7】 原稿流し読み時における照明ユニット及び反
射光学系ユニットの位置と発熱部の温度分布との関係を
示す説明図。
【図8】 縮小結象型読取方式を採用した従来の画像読
取装置を示す概略説明図。
【図9】 等倍結象型読取方式を採用した従来の画像読
取装置を示す概略説明図。
【図10】 図8及び図9の画像読取装置における陽炎
現象を状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…原稿、2…照明ユニット、3…撮像ユニット、5…
発熱部、6…吸気ファン装置(温度分布調整装置)、7
…断熱材、15…底部収容スペース(発熱部)、H…原
稿からの反射光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 宏文 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H108 AA01 CA01 CB01 5B047 AA01 BA01 BB02 BC05 BC09 BC12 BC14 BC23 CA12 CA19 CB03 CB09 5C072 AA01 BA12 BA17 CA03 CA04 CA09 CA10 DA02 DA04 DA21 EA05 LA17 MB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象の画像を有する原稿を照明
    する走査移動可能な照明ユニットと、この照明ユニット
    で照明された原稿からの反射光を受光して電気信号に変
    換する固定設置型の撮像ユニットとを備え、かつ、前記
    照明ユニットを所定の位置に固定し前記原稿を移動させ
    て原稿の画像を読み取る原稿流し読み動作が可能である
    とともに、前記原稿からの反射光が前記撮像ユニットに
    至るまでの光路領域の一部に温度変化を生じさせる発熱
    部が存在する画像読取装置において、 前記原稿流し読み動作時に、少なくとも前記照明ユニッ
    トを、前記光路領域内に前記発熱部の温度分布の少なく
    とも高温部分が存在しない位置に固定することを特徴と
    する画像読取装置。
  2. 【請求項2】 読み取り対象の画像を有する原稿を照明
    する照明ユニットと、この照明ユニットで照明された原
    稿からの反射光を受光して電気信号に変換する撮像ユニ
    ットとが一体化された走査移動可能な読取ユニットとを
    備え、かつ、前記読取ユニットを所定の位置に固定し前
    記原稿を移動させて原稿の画像を読み取る原稿流し読み
    動作が可能であるとともに、前記読取ユニットにおける
    前記原稿からの反射光が前記撮像ユニットに至るまでの
    光路領域の一部に温度変化を生じさせる発熱部が存在す
    る画像読取装置において、 前記原稿流し読み動作時に、前記読取ユニットを、前記
    光路領域内に前記発熱部の温度分布の少なくとも高温部
    分が存在しない位置に固定することを特徴とする画像読
    取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像読取装置に
    おいて、 前記原稿流し読み動作時に前記発熱部の温度分布の高温
    部分を前記光路領域から遠ざける側に変位させるか又は
    温度低下させる温度分布調整装置を設けたことを特徴と
    する画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の画像読取装置に
    おいて、 前記発熱部の温度分布の高温部分以外となる部位であっ
    てかつ少なくとも前記光路領域が存在する部位に断熱部
    材を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像読取装置におい
    て、 前記光路に関与する前記撮像ユニット等の構成部品の調
    整作業時に、少なくとも前記照明ユニットを、前記光路
    領域内に前記発熱部の温度分布の少なくとも高温部分が
    存在しない位置に固定することを特徴とする画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の画像読取装置におい
    て、 前記光路に関与する前記撮像ユニット等の構成部品の調
    整作業時に、前記読取ユニットを、前記光路領域内に前
    記発熱部の温度分布の少なくとも高温部分が存在しない
    位置に固定することを特徴とする画像読取装置。
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CN105291586A (zh) * 2014-07-22 2016-02-03 精工爱普生株式会社 拍摄装置、介质输送装置以及印刷装置

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