JP2002237854A - デジタル信号の品質を決定する装置及び方法 - Google Patents

デジタル信号の品質を決定する装置及び方法

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    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
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    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号、好適には赤外線信号の品質を
決定することにより、確実な通信リンクを達成する方法
及び装置を提供すること。 【解決手段】 デジタル信号Sの品質を決定する装置及
び方法が提供される。クロック・サイクルCLKを用い
て、着信デジタル信号Sが定義パルス幅につき、n個
(n≧1)サンプリングされる。次に、エッジ検出器2
0が、サンプリングされたデジタル信号のパルスのエッ
ジ位置を検出し、カウンタ30が、エッジ検出器により
検出された少なくとも第1のエッジと第2のエッジとの
間のクロック・サイクルを計数する。次に、偏差検出器
40が計数されたクロック・サイクルEECと、記憶済
みの基準値EEC0とを比較し、デジタル信号Sの瞬間
品質の指標として、偏差値RJを提供する。この偏差値
RJが次にリワーク・ユニットに供給され、これがデジ
タル信号の品質の指標として、値Jを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル信号の品質
を決定する装置及び方法に関し、特に、最も好適な信号
の選択のための手法に関する。
【0002】
【従来の技術】配線、ファイバ、無線周波(RF)また
は赤外線などの、チャネルまたは媒体を介するデータの
伝送の間、伝送データ信号に影響する幾つかの要因が存
在する。本発明は多様な信号処理アプリケーションにお
いて適用可能であり、伝送チャネルには無関係である
が、無線光通信への適用に注目して述べられる。
【0003】今日、多くの装置及びほとんどのモバイル
・コンピュータが、通信リンクのための無線赤外線機構
を装備している。従来赤外線リンクは、それらが指向性
または無指向性のいずれの送信機及び受信機を使用する
か、及び受信機と送信機との間の妨害のない見通し線経
路に頼るか否かに従い、分類されてきた。現在、有向見
通し線リンク(line-of-sight link:以下ではLOSと
略記する)は、最も広範に使用されている。これらは指
向性送信機及び受信機を使用するので、経路損失は最小
化され、多重路歪みが通常無視できる。赤外線信号を送
信及び受信できるユニットは、トランシーバまたはトラ
ンシーバ・モジュールと呼ばれる。実際の無線赤外線ト
ランシーバ・モジュールは、しばしば1個の受光器(フ
ォトダイオード(PD)など)及び1個の発光器(発光
ダイオード(LED)など)の使用に制限される。
【0004】赤外線データ通信標準化団体(略してIr
DA)が、モバイル装置間のデータ通信のために、短距
離2地点間無線赤外線リンクを形成する規格を開発し
た。更に、長い距離及び角度のある範囲でのマルチポイ
ント接続性の可能性を導入する規格"拡張赤外線"(AI
r)が存在する。IrDA−AIr規格の現状は、延長
された伝送距離及び120度までの角度範囲(発光/受
光特性)を有する単一のトランシーバ・モジュールと、
物理層機能及び媒体アクセス制御を処理する標準の制御
装置とを意味する。
【0005】しかしながら、こうした単一のトランシー
バ・モジュールの感度は、LOS条件の損失の下で動作
するには不十分であり、限られた角度範囲は、数台のモ
バイル装置を有する会議用テーブルの状況において、完
全なLOS接続性を提供するには不十分である。このこ
とは、例えば"ブルートゥース"規格などにもとづく、近
々登場する無線リンクを有するモバイル装置に比較し
て、赤外線通信を使用するモバイル装置の重大な欠点を
表す。赤外線リンクを使用するネットワーク・アクセス
装置は、同様の制約を被ることになる。
【0006】原理的には、異なる方向に向けられたフォ
トダイオード・アレイからの出力信号の重み付けアナロ
グ結合を適用することにより(ダイバーシティ受信)、
角度範囲及び信号品質を改善することが可能である。し
かしながら、360度の視野を有するフォトダイオード
・アレイを統合トランシーバ・モジュール内に一体化す
ることは、コストを増加させ、また視野を妥協すること
なしには、モバイル装置内に配置することが困難な大き
なコンポーネント・サイズを招いてしまう。更に、フォ
トダイオードをモバイル装置内の別々の位置に配置し、
それらを伝送線路により接続すると、フォトダイオード
により生成された弱いアナログ信号に干渉する外部雑音
を拾うことになり、これは実現可能でない。
【0007】米国特許第5566022号は、赤外線通
信システムに関する。このシステムは、自由大気を通じ
て赤外線信号を送受信する複数の赤外線トランシーバを
含む。回路が受信信号の到来方向を決定し、この情報を
位置決め及びそれぞれの赤外線送信機を制御するため
に、専用論理制御装置(DLC:dedicated logic cont
roller)に提供する。
【0008】M. R. Pakravan及びM. Kavehardによる論
文"Design Considerations for Broadband Indoor Infr
ared Wireless Communication Systems"、Internationa
l Journal of Wireless Information Networks、Vol.
2、No. 4、1995は、受信機方向及び視野がチャネル・パ
ラメータに及ぼす影響について述べている。
【0009】A. P. Tang、P. Tang、J. M. Kahn、Keang
-Po Hoによる論文"Wireless Infrared Communication L
inks using Multi-Beam Transmitters and Imaging Rec
eivers"、the IEEE International Conference on Comm
unications、June 23-27、1996、Dallasでは、赤外線リ
ンク内のイメージング受信機の使用が分析されている。
【0010】IEEE Transactions on Communicationsに
提出されたJ. B. Carruthers及びJ.M. Kahn、Universit
y of California、Berkeleyによる研究報告書"Angle Di
versity for Nondirected Wireless Infrared Communic
ation"は、複数要素アングル・ダイバーシティ・システ
ムの実際の問題点について述べている。残念ながら、こ
の報告書は現問題に対する実用的な解決策を提供しな
い。なぜなら、これはアナログ高次信号選択/集中手法
と組み合わされた、非常に複雑で高価な光受信機アレイ
にもとづくからである。
【0011】R. T. Valadas、A. R. Tavares、A. M. de
Oliveira Duarteによる論文"AngleDiversity to Comba
t the Ambient Noise in Indoor optical Wireless Com
munication System"、International Journal of Wirel
ess Information Networks、Vol. 4、No. 4、1997は、
幾つかのフォトダイオードのアナログ電流にもとづき、
幾つかの信号対雑音比を予測する理論的なアプローチを
提案する。
【0012】幾つかの前述の文書は、幾つかの理論的な
アプローチ及びシミュレーションについて述べている
が、既知の技術的な問題に対する実用的な解決策を提供
しない。
【0013】米国特許第5903605号は、送信デー
タの相関ジッタが所定のジッタ値を越えたことを適応等
価器に知らせるジッタ検出方法及び装置に関連する。ジ
ッタ検出回路が、送信データ記号パルス及びクロック信
号パルスを受信する。次に、ジッタ検出回路が、着信デ
ータ記号パルスの指定エッジ(例えば立下りエッジ)
を、クロック信号パルスの対応する指定エッジ(例えば
立下りエッジ)と比較し、着信データ記号パルスとクロ
ック信号パルスとの間に、オリジナル位相誤差が存在す
るか否かを判断する。
【0014】着信データ記号パルスとクロック信号パル
スとの間の位相誤差は、データ記号パルスが受信される
ときだけ意味を成し、役立つことが明らかである。前述
の手法では、伝送チャネルを介して伝送されたデジタル
信号の品質を判断することができない。
【0015】伝送媒体を介するデータ信号の伝送は、位
相及び振幅歪みを引き起こし、更に雑音が追加されるの
で、デジタル信号の品質を決定し、その存在を確実に且
つ迅速に判断する革新的な方法が求められている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の欠点を克服することである。
【0017】本発明の別の目的は、デジタル信号、好適
には赤外線信号の品質を決定することにより、確実な通
信リンクを達成する方法及び装置を提供することであ
る。
【0018】更に本発明の別の目的は、幾つかの受信信
号から、最適な信号を選択することである。
【0019】更に本発明の別の目的は、データ記号パル
スが雑音性の受信デジタル信号内に存在するか否かを決
定することである。
【0020】更に本発明の別の目的は、幾つかの受信信
号から、続く処理のために、少なくとも最適な信号及び
次善の信号を選択することである。
【0021】更に本発明の別の目的は、十分なまたは従
来の構成に比較して優れた接続有効範囲を提供する、受
信機システム及び方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
本発明が、特許請求の範囲で定義される。そこでは、デ
ジタル信号の品質を決定する装置及び方法が定義され
る。
【0023】こうしたデジタル信号はフレーム形式のデ
ータを表し、各フレームは少なくとも、プリアンブルを
含むヘッダ・フィールドと、データ・フィールドとを含
む。プリアンブルは各受信信号に対して同一である。な
ぜなら、各受信信号は同一の発信源、すなわち同一の送
信機から到来するからである。受信信号が異なる送信機
から発信される場合には、全ての送信信号が同一の標準
化フレーム形式に遵守すると仮定される。
【0024】一般に、各入力チャネルの信号品質が、パ
ルスまたは記号を含む着信デジタル信号のプリアンブル
・フェーズの間にモニタされる。信号品質は着信パルス
・ストリームのパルス・ジッタを連続的に測定すること
により決定される。最小のジッタを有する最適な信号が
選択され、クロック及びデータ同期のために使用され
る。更に、最適な2つの信号が続く処理のために選択さ
れ、3チャネルの場合には、最悪信号が廃棄され得る。
赤外線アプリケーションでは、2つの信号の使用が正当
化される。これは主に見通し線操作によるシステムで
は、最大でも2つのトランシーバが有意な信号パワーを
検出するという考えにもとづく。最適な信号は、最低の
誤り率または最高の信号対雑音比を有する信号と見なさ
れ、このことは信号が雑音または他の歪みにより最も影
響を受けていないことを示す。ここで最適な信号は必ず
しも最強の信号でない点に注意する必要がある。
【0025】ジッタまたはパルス・ジッタは、定義され
た記号パルスと、伝送中に雑音または他の歪みにより影
響を受けたかもしれない受信記号パルスとの間の、パル
ス幅の偏差を意味する。更に、ジッタまたはパルス・ジ
ッタは、パルス・エッジ間の定義期間と、パルス・エッ
ジ間の受信期間との間でのパルス・エッジ(例えば立上
りエッジ)間の期間の偏差を意味し、これは伝送中に雑
音または他の歪みにより影響されたり、或いは受信機が
アクティブであるにも関わらず、送信信号が存在しない
ときに引き起こされたりする。偏差は、デジタル信号の
品質の指標を決定するための基礎を提供するために導出
される。
【0026】基本的に、デジタル信号の品質は、クロッ
ク・サイクルを用いてデジタル信号をサンプリングする
サンプラと、サンプリングされたデジタル信号のパルス
のエッジ位置を検出するエッジ検出器と、エッジ検出器
により検出される少なくとも第1のエッジと第2のエッ
ジとの間のクロック・サイクルを計数するカウンタと、
計数されたクロック・サイクルを予め記憶された基準値
と比較し、偏差値をデジタル信号の瞬間品質の指標とし
て提供する偏差検出器とにより決定される。この偏差値
は次にリワーク・ユニットに供給され、これはデジタル
信号の品質の指標であり、且つデータ記号パルスを含む
送信信号の有無を示す指標でもある、記憶済みの絶対偏
差値を出力する。こうしたリワーク・ユニットは、絶対
値偏差値を記憶ラッチに出力する絶対値リミッタ・ユニ
ットを含み得る。
【0027】記憶済み絶対値偏差値が更に漏洩積分器
(leaky integrator)に供給されると、漏洩積分器が信
号品質を判定するために使用される、または送信信号の
不在を判断するために使用される有意な指標を出力する
利点がもたらされる。
【0028】エッジ検出器が、第1のサンプル値及び少
なくとも1つの第2のサンプル値のエッジ検出にもとづ
く場合、エッジ検出器が論理状態遷移を行うだけでな
く、定義済みパルス幅を有するパルスが検出される利点
がある。このことは、非常に短いパルスが除去または廃
棄されることを意味する。
【0029】カウンタがアップカウンタまたはモジュロ
・カウンタであることが有利である。なぜなら、この時
カウンタは単純な回路により実現されるからである。こ
のことは、正または負の偏差値を出力する偏差検出器に
も当てはまる。
【0030】デジタル信号がパルス変調(好適にはパル
ス位置変調(PPM:Pulse Position Modulation))
によりエンコードされるとき、データはベースバンドで
伝送され、従って複雑な変調技術が必要とされない利点
がある。
【0031】デジタル信号の品質がプリアンブル内で決
定される場合、特に有利であり、これはオンザフライ
(on-the-fly)と見なされる。なぜなら遅延はほぼ発生
せず、続く処理のために、最適な信号が常に直ちに選択
されるからである。明らかなように、信号品質を決定す
るために、完全なまたは全部のプリアンブルが使用また
は調査される必要はない。デジタル信号のプリアンブル
内の記号の開始が認識された場合、最適な信号の選択は
停止され得る。これは特に最適な信号の選択が、残りの
着信パケットのために保存されることを意味する。プリ
アンブル受信時におけるほぼ0の遅延内での信号品質測
定の結果として、クロック及びデータ同期が極めて確実
となる。
【0032】デジタル信号の品質を決定する本手法は、
雑音にもとづくデジタル信号に役立つ。従って、雑音の
影響を受ける環境での実用的なアプリケーションは、デ
ータ情報を伝搬しないチャネルを除去することにより、
確実な接続により実現される。
【0033】本発明は無線光ネットワークにおいて、改
善された接続を提供するもので、特に、モバイル・プラ
ットフォームまたはポータブル装置間のマルチポイント
接続のために好適である。それらには、ラップトップ・
コンピュータやハンドヘルド装置、更にはリピータ・ス
テーション、プリンタまたは周辺装置などの固定アクセ
ス・ポイントが含まれる。典型的なユーザ状況として、
会議室内の複数のステーションを含む円卓会議がある。
【0034】本発明に従う装置を装備した通信装置が、
従来のように正確なアライメントを必要とせず、マルチ
ポイント・ネットワーク・アプリケーションに好適であ
る点が有利である。
【0035】本願は、本願と同日出願の別の特許出願"A
PPARATUS AND METHOD FOR DETERMING A PULSE POSITION
FOR A SIGNAL ENCODED BY A PULSE MODULATION"に関連
する。左記の出願では、最適な2つ以上の信号が続く処
理のためにどのように使用されるかが開示される。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明は様々な信号処理アプリケ
ーションに適用可能であるが、ここでは無線光通信、す
なわち赤外線通信へのアプリケーションに注目して述べ
ることにする。本発明の実施例について述べる前に、本
発明に従う幾つかの基礎について述べることにする。
【0037】PPM−パルス位置変調:パルス位置変調
方式(以下PPMと略記)が本発明に従い使用される。
他の変調方式も使用可能であり、特に、例えばランレン
グス限定コード(RLLとも略記される)などのパルス
変調が有利である。PPMは反復符号化を有する可変デ
ータ転送速度を提供する。L−スロット・パルス位置変
調は、期間TD秒のデータ記号を定義し、続いて記号を
期間TD/L秒のL個(例えばL=2、4、8、16)
の等しいタイムスロット("チップ"とも呼ばれる)に細
分化することにより達成される。L−PPM方式では、
1記号当たり1タイムスロットまたはチップだけがパル
スを含み、これは論理"1"を示す。他のチップはパルス
を含まず、これは論理"0"を意味する。基礎がL=4と
して定義される場合、結果の変調方式は4スロット・パ
ルス位置変調または4−PPMと呼ばれる。各4−PP
M記号内には4つの固有の位置が存在するので、1つの
チップだけが論理的に"1"であり、他の全てのチップが
論理的に"0"である4つの独立な記号、すなわち、次の
組み合わせ1000、0100、0010、0001が
存在する。これらの4つの記号だけが、4−PPM内で
許可される正当なデータ記号である。各データ記号は、
2ビットの単一のデータ・ビット対、すなわち00、0
1、10、11をそれぞれ表す。論理"1"は、送信機が
発光している期間を表し、論理"0"は発光の無いチップ
期間を表す。
【0038】プリアンブル:デジタル信号はフレームに
より伝搬されるデータを表し、各フレームは少なくとも
データ・フィールドと、プリアンブルを含むヘッダ・フ
ィールドとを含む。プリアンブルは周期的な記号シーケ
ンスを含み、初期キャリア・センシング、記号クロック
同期、及びフェーズド・ロックド・ループ (PLLと
も呼ばれる)によるチップ・クロック位相獲得を可能に
する。これは特に、周期的なパルス・シーケンスの伝送
により、プリアンブルがデジタル受信及び処理ユニット
の初期相対同期を獲得するために使用されることを意味
する。受信ステーションは各記号が含むスロット数を把
握し、しばらくの後、パルス・シーケンスの周期を検出
できる。更に、受信ステーションはPLLを用いて、そ
のスロットまたはチップ・クロック位相を調整する。プ
リアンブルは、続く正当な4−PPM記号PすなわちP
=1000の複数の(好適には128以上の)反復送信
を含む。あらゆる他の組み合わせについても、それが例
えば追加の情報伝送において有用または役立つのであれ
ば、可能である。
【0039】以下では、本発明の実施例について述べ、
図面を通じて、同一の参照番号は同一のまたは同様のパ
ーツを示すために使用される。
【0040】図1は、3つのトランシーバTR1、TR
2、TR3と、それぞれの付随出力信号S1、S2、S
3と、チャネル・セレクタ60と、同期及び単一チャネ
ル・データ検出のためのユニットそれぞれ6及び7とを
有する構成の概略図である。3つのトランシーバの各々
は、バイナリ量子化信号をチャネル・セレクタ60に転
送する。チャネル・セレクタ60は、最適な信号品質指
標を有する1デジタル信号を、同期ユニット6及び単一
チャネル・データ検出器7に転送する。このデジタル信
号は1次チャネル信号(primary channel signal)と呼
ばれ、以下ではPCSと略記される。同期ユニット6
は、第1の制御信号(CTL1)及び第1のクロック信
号(CLK1)をチャネル・セレクタ60に供給する。
同期ユニット6は更に、第2の制御信号(CTL2)及
び第2のクロック信号(CLK2)を単一チャネル・デ
ータ検出器7に供給する。後者は受信データ信号(R
D)及び第3のクロック信号(CLK3)を出力する。
単一チャネル・データ検出器7は、更に入力として、デ
ータ転送速度の低減率に関する情報を伝搬する制御信号
(RR)を受信する。同期ユニット6及び単一チャネル
・データ検出器7は、通常、制御装置モジュール8のパ
ーツであり、制御装置モジュール8は更に、受信及び送
信機能を有する。別の実施例では、チャネル・セレクタ
60、同期ユニット6、及び単一チャネル・データ検出
器7が全て、こうした制御装置モジュール8内で結合さ
れる。次に、チャネル・セレクタ60及び同期ユニット
6について詳述する。
【0041】図2は、図1で導入された同期ユニット6
がデータ同期検出器(DSD)、フェーズ・ロックド・
ループ(PLL)、発振器(OSC)、及びプリアンブ
ル検出器(PD)を含むことを詳細に示す。同期ユニッ
ト6はPCSを入力として有し、制御信号CTL1、C
TL2及びクロック信号CLK1、CLK2を出力す
る。
【0042】図3は、チャネル・セレクタ60(または
単にセレクタ60とも呼ばれる)が、3つのチャネルの
各々に対するジッタ推定器2と、最小値検出器62と、
PCSの選択のための1次マルチプレクサ64とを含む
ことを詳細に示す。3つのジッタ推定器2の各々は、1
バイナリ入力信号S1、S2、S3をそれぞれ受信し、
チャネル品質指標J1、J2、J3をそれぞれ出力す
る。これらのチャネル品質指標J1、J2、J3は、最
小値検出器62に供給されて、評価され、選択信号M1
及びM2が生成される。そして、これらの選択信号が1
次マルチプレクサ64の出力において、PCSを選択す
る。3つのジッタ推定器2は全てクロック信号CLK1
により駆動され、最小値検出器62は、制御信号CTL
1及びクロック信号CLK1を使用する。次に、ジッタ
推定器2及び最小値検出器62について述べることにす
る。
【0043】図4は、サンプラ10、エッジ検出器2
0、カウンタ30、偏差検出器40、及び漏洩積分器5
0を有するジッタ推定器2の基本ブロックを示す。サン
プラ10は、クロック信号CLKの毎サイクルに1度、
バイナリ量子化入力信号であるデジタル信号Sを、一様
にサンプリングする。それにより例えば、125nsの
公称4−PPMパルス幅のタイムスパン内に、6個のサ
ンプルが得られることになる。
【0044】クロック信号CLKはエッジ検出器20、
カウンタ30、偏差検出器40及び漏洩積分器50にも
供給される。更に、クロック信号CLKはクロック信号
CLK1、すなわち図2に示される同期ユニット6によ
り転送される第1のクロック信号と同一である。サンプ
ラ10はその出力をエッジ検出器20に供給し、後者は
クロック信号CLKの1サイクルの間に、その出力信号
CEの状態変化を提供する。ここでエッジ検出器20
は、サンプラ10により提供されるサンプル内の定義さ
れたエッジを識別する。エッジ検出器20の出力信号C
Eは、カウンタ30及び漏洩積分器50に供給される。
定義されたエッジの識別に一致する、エッジ検出器20
の出力信号CEのあらゆる状態変化が、カウンタ30の
出力EECを値0にリセットする。それ以外では、クロ
ック信号CLKの完了サイクル毎に、カウンタ30はそ
の出力を1増分する。偏差検出器40はカウンタ30の
出力EECを記憶済みの基準値EEC0と比較し、瞬間
偏差値RJ=EEC−EEC0を決定する。偏差検出器
40は更に、第1のステップにおいて、その絶対値|R
J|だけを保存し、第2のステップにおいて、もし|R
J|が|RJ|MAXを越える場合、この絶対値を定義済
み最大値|RJ|MAXに制限することにより、瞬間偏差
値RJを処理する。従って、偏差検出器40の出力PJ
は、|RJ|<|RJ|MAXの場合には、PJ=|RJ
|と決定され、|RJ|≧|RJ|MAXの場合には、P
J=|RJ|MAXと決定される。偏差検出器40により
生成される出力PJは、漏洩積分器50の入力となり、
その出力Jが、サンプラ10に供給される入力信号Sの
信号品質指標を提供する。漏洩積分器50の出力はま
た、定義済みエッジの検出条件を制御するために、エッ
ジ検出器20にフィードバックされる。次に、エッジ検
出器20、偏差検出器40、及び漏洩積分器50につい
て詳述する。
【0045】図5は最小値検出器62を詳細に示し、こ
れは3つの入力値J1、J2、J3を3つの比較器CP
1、CP2、CP3を用いて比較する。そしてこれらの
比較器は、バイナリ値をそれらの出力O1、O2、O3
にそれぞれ割当てる。これらの出力値から、デジタル論
理回路を用いて、また記憶ラッチPLに記憶することに
より、1次マルチプレクサ64のための選択信号M1、
M2が生成される。記憶ラッチは、前に定義されたクロ
ック信号CLK1及び制御信号CTL1により駆動され
る。比較器CP1、CP2、CP3の出力は、比較器の
正の入力値(+とラベル付けされる)が、負の入力値
(−とラベル付けされる)よりも大きい場合にだけ、ア
サートされる(すなわち、デジタル論理の真レベルを取
る)。
【0046】図6はジッタ推定器2の構造を示し、これ
は図7で詳細に示されるジッタ検出器22と、漏洩積分
器50とを有する。後者は2つの加算器52、53、漏
洩率乗算器54、正値リミッタ55、クロック式記憶ラ
ッチ56とを含む。ジッタ推定器2はバイナリ量子化入
力信号Sn/Sを、前に定義されたクロック信号CLK
1と一緒に受信し、出力信号PJを漏洩積分器50に供
給する。ここでクロック信号CLK1は、内部的にはC
LKとラベル付けされる。漏洩積分器50は、次の基本
式に従い動作する。すなわち、
【数1】Ji+1=(1−β)×Ji+(β×ΔJi)=Ji
+β×(ΔJi−Ji
【0047】ここでJiは時刻τiにおいて有効な値であ
り、Ji+1は時刻τi+1において有効な値である。βは0
<β≦1の範囲の漏洩率であり、好適には2の累乗の形
式すなわち2-m(m=0、1、2、...)を有する。
ΔJiは時刻τiにおいて有効な増分値である。初期化時
τ0における値J0及び値Jiは、一般には、正値リミッ
タ55の最大出力として定義される値にセットされる。
例えば、図6では、正値リミッタの出力LNJが4に制
限されるように示されるので、J0=4である。漏洩積
分器50の要素間の信号接続は、次の式を通じて定義さ
れる。すなわち、
【数2】Jn=J←LNJ=f(NJ) ここで NJ=J+β×PJD =J+β×(PJ−J)
【0048】f(NJ)は正値リミッタ55の関数を表
し、変数Jn、J、LNJ、NJ及びPJDは、図6に
示される信号レベルである。前記の更新式で使用される
左向き矢印←は、クロックにより誘導される記憶ラッチ
56の出力更新を示す。記憶ラッチ56において、クロ
ック信号CLKがアクティブになるか否かは、そのイネ
ーブル入力ENの状態に依存し、これはジッタ検出器2
2の出力CEに相当する。また、βの選択値、及びジッ
タ推定器2内でラベル付けされた信号変数を表すために
使用される論理ビット数に依存して、正値リミッタ55
が必要ないかもしれない。この場合、LNJ=f(N
J)=NJである。更に、初期化時τ0において、例え
ばJn=J←J0=4のように、ジッタ推定器2の初期
出力値が、記憶ラッチ56にロードされるべきである。
漏洩積分器50の出力Jは、ジッタ推定器2の入力信号
Sn/Sの信号品質指標を提供し、ジッタ検出器22に
もフィードバックされて、定義済みエッジの検出条件を
制御するために使用される。次に、ジッタ検出器22に
ついて詳述する。
【0049】図7は、図6で導入されたジッタ検出器2
2の詳細を示し、その入力はバイナリ量子化信号S、信
号品質指標J、及び前に定義されたクロック信号CLK
1と同じクロック信号CLK、すなわち、図2に示され
る同期ユニット6により転送される第1のクロック信号
である。ジッタ検出器22の出力PJ及びCEは、図6
に示される漏洩積分器50により使用される。ジッタ検
出器22はエッジ検出器20(図8に詳細が示され
る)、カウンタ30、及び偏差検出器40から構成され
る。偏差検出器40は更に、加算器44、絶対値リミッ
タ42、及び記憶ラッチ43を含む。エッジ検出器20
は、クロック信号CLKの1サイクルの間に、その出力
信号の状態変化CEを提供し、それにより、入力信号S
から取得されたサンプル内の定義済みエッジを識別す
る。出力信号CEはカウンタ30及び記憶ラッチ43に
も供給される。クロック信号CLKは、カウンタ30及
び偏差検出器40内の記憶ラッチ43にも供給される。
定義済みエッジの識別に一致する、エッジ検出器20の
出力信号のあらゆる状態変化が、カウンタ30の出力E
ECを値0にリセットする。それ以外では、カウンタ3
0はクロック信号CLKの完了サイクル毎に、その出力
を1増分する。加算器44はカウンタ30の出力すなわ
ちカウントEECを、記憶済みの基準値EEC0と比較
し、瞬間偏差値RJ=EEC−EEC0を決定する。正
値リミッタ42は更に、第1のステップにおいて、その
絶対値|RJ|だけを保存し、第2のステップにおい
て、もし絶対値|RJ|が|RJ|MAXを越える場合、
この絶対値を定義済み最大値|RJ|MAXに制限するこ
とにより、瞬間偏差値RJを処理する。従って、正値リ
ミッタ42の出力LPJは、|RJ|<|RJ|MAX
場合には、LPJ=|RJ|と決定され、|RJ|≧|
RJ|MAXの場合には、LPJ=|RJ|MAXと決定され
る。偏差検出器40により生成される出力PJは、記憶
ラッチ43の出力に等しく、記憶ラッチの入力は、絶対
値リミッタ42により出力LPJの形式で提供される。
記憶ラッチ43において、クロック信号CLKがアクテ
ィブになるか否かは、そのイネーブル入力ENの状態に
依存し、これはエッジ検出器20の出力CEに相当す
る。次に、エッジ検出器20について詳述する。
【0050】図8は、2モードで動作し、出力CEを有
するエッジ検出器20の回路図を示す。エッジ検出器2
0は出力EDCを有する比較器CPを含み、これは記憶
済みしきい値JTに応じて、定義済みエッジの検出条件
を制御する。エッジ検出器20はまた4つの記憶ラッチ
L1、L2、L3、L4を含み、これらはバイナリ量子
化入力信号Sの4つの最も最近のサンプルを保持するた
めに使用される。ここで第1の記憶ラッチL1は、サン
プラ10として機能する。更に別の入力として、信号品
質指標J及びクロック信号CLKがあり、CLKは記憶
ラッチを駆動し、前に定義されたクロック信号CLK
1、すなわち、図2で示された同期ユニット6により転
送される第1のクロック信号と同じである。記憶ラッチ
Ln(n=1、2、3、4)の記憶済みバイナリ内容
が、バイナリ変数λn(n=1、2、3、4)によりそ
れぞれ表されるとし、記憶ベクトルΓ=[λ1、λ2、
λ3、λ4]を定義する。ここでλn {0、1}、n
=1、2、3、4である。更に、エッジ検出器20の出
力CE、及び比較器CPの出力EDCの両方が、セット
{0、1}からのバイナリ値であるとする。次に、エッ
ジ検出器20は、a)Γ=[1、1、1、0]且つED
C=0のとき、またはb)Γ=[x、x、1、0]且つ
EDC=1のとき、定義済みエッジの検出を示すCE=
1を出力する。ここでxは無指定(don't care)値を意
味する。それ以外の全てのケースでは、CE=0であ
り、定義済みエッジが検出されなかったことを示す。こ
こで比較器CPの入力がJT>Jのとき、EDC=1で
あり、それ以外では、EDC=0である。前述のよう
に、2つの異なるエッジ検出モードの使用は、チャネル
品質指標Jの分解能を向上させることが判明している。
【0051】図9は、3つのトランシーバTR1、TR
2、TR3、及び付随する出力信号それぞれS1、S
2、S3を有する構成を示し、これらの信号が受信機シ
ステム80に供給される。受信機システム80は、チャ
ネル・マルチプレクサ70(ここでは単にセレクタ70
とも呼ばれる)と、同期のためのユニット6と、デュア
ル・チャネル・データ検出器100とを有する。3つの
トランシーバの各々は、バイナリ量子化信号をチャネル
・マルチプレクサ70に転送する。チャネル・マルチプ
レクサ70は、最適な信号品質指標を有する受信信号と
して特徴付けられ、1次チャネル信号(以下PCSと略
す)と呼ばれる第1のデジタル信号と、次善の信号品質
指標を有する受信信号として特徴付けられ、ダイバーシ
ティ・チャネル信号(以下DCSと略す)と呼ばれる第
2のデジタル信号とを、デュアル・チャネル・データ検
出器100による続く処理のために受け渡す。PCS及
びDCSの両方を使用することにより、PCSだけを使
用する単一チャネル・データ検出器7に比較して、デュ
アル・チャネル・データ検出器100は一般に、改善さ
れた誤り率性能を達成する。PCSはまた同期ユニット
6にも接続される。ここで同期ユニット6は、図2に関
連して述べた同期ユニット6と同一である。同期ユニッ
ト6は第1の制御信号(CTL1)、及び第1のクロッ
ク信号(CLK1)を、チャネル・マルチプレクサ70
に供給する。同期ユニット6は更に、第2の制御信号
(CTL2)及び第2のクロック信号(CLK2)を、
デュアル・チャネル・データ検出器100に供給する。
後者は更に、制御信号ECFをチャネル・マルチプレク
サ70から受信する。デュアル・チャネル・データ検出
器100は、受信データ信号RD及び第4のクロック信
号CLK4を出力する。デュアル・チャネル・データ検
出器100は更に入力として、データ転送速度の低減率
に関する情報を伝搬する制御信号RRを受信する。同期
ユニット6及びデュアル・チャネル・データ検出器10
0は、制御装置モジュールのパーツであり、制御装置モ
ジュールは更に、受信及び送信機能を有する。図9に示
される機構の別の実施例では、チャネル・マルチプレク
サ70、同期ユニット6、及びデュアル・チャネル・デ
ータ検出器100が全て、こうした制御装置モジュール
内で結合される。次に、チャネル・マルチプレクサ70
及びデュアル・チャネル・データ検出器100について
詳述する。
【0052】図10は、チャネル・マルチプレクサ70
が、3つのチャネルの各々に対するジッタ推定器2と、
最小−最大値検出器72と、PCS及びDCSの選択の
ためのダイバーシティ・マルチプレクサ74とを含むこ
とを詳細に示す。3つのジッタ推定器2の各々は、1バ
イナリ入力信号S1、S2、S3をそれぞれ受信し、チ
ャネル品質指標J1、J2、J3をそれぞれ出力する。
バイナリ入力信号S1、S2、S3は、ダイバーシティ
・マルチプレクサ74にも接続される。チャネル品質指
標J1、J2、J3は最小−最大値検出器72により評
価され、それにより、ダイバーシティ・マルチプレクサ
74の出力において、PCSを選択する選択信号M1及
びM2と、DCSを選択する選択信号M3及びM4とが
生成される。3つのジッタ推定器2は全てクロック信号
CLK1により駆動され、最小−最大値検出器72は、
制御信号CTL1及びクロック信号CLK1を使用す
る。この機構内で使用されるジッタ推定器2は、図6、
図7及び図8に関連して述べたジッタ推定器2と同一で
ある。チャネル・マルチプレクサ70はチャネル品質比
較器73により強化され、これが制御信号ECFを出力
し、クロック信号CLK1、制御信号CTL1、チャネ
ル品質指標J1、J2、J3、及び選択信号M1、M
2、M3、M4を受信する。制御信号ECFはデュアル
・チャネル・データ検出器100により使用される。次
に、最小−最大値検出器72、ダイバーシティ・マルチ
プレクサ74、及び任意のチャネル品質比較器73につ
いて詳述する。
【0053】図11は、3つの比較器CP1、CP2、
CP3を用いて、3つの入力値J1、J2、J3を比較
する最小−最大値検出器72を示す。これらの比較器
は、バイナリ値をそれらの出力それぞれO1、O2、O
3に割当てる。これらの出力値から、デジタル論理回路
を用い、次に選択信号を記憶ラッチPLに記憶すること
により、ダイバーシティ・マルチプレクサ74のための
選択信号M1、M2、M3、M4が生成される。ここで
記憶ラッチは、前に定義されたクロック信号CLK1及
び制御信号CTL1により駆動される。比較器CP1、
CP2またはCP3の出力は、比較器の正入力値(+と
してラベル付けされる)が、その負入力値(−としてラ
ベル付けされる)よりも大きいときだけアサートされる
(すなわちデジタル論理の真レベルを取る)。
【0054】図12は、入力S1、S2、S3を入力と
するダイバーシティ・マルチプレクサ74を示し、これ
は選択信号M1及びM2にもとづきPCSを選択する第
1のマルチプレクサ回路MUX1と、選択信号M3及び
M4にもとづきDCSを選択する第2のマルチプレクサ
回路MUX2とを含む。
【0055】図13は、図9で導入されたデュアル・チ
ャネル・データ検出器100の基本ブロックを示し、こ
れは入力として提供されるPCS及びDCSの両方にも
とづき、パルス位置DDSを決定するデュアル・チャネ
ル記号検出器101(以下単にチャネル検出器101と
呼ぶ)を含み、更に、パルス位置情報を処理するために
設計された可変転送速度データ検出器103を含む。こ
の実施例では、チャネル検出器101により決定される
パルス位置が、4−PPM記号のパルス位置である。チ
ャネル検出器101は、第3のクロック信号CLK3を
可変転送速度データ検出器103に供給し、またチャネ
ル・マルチプレクサ70により提供される更に別の入力
ECFを、2つの異なる検出モードの選択のために受信
する。チャネル検出器101及び可変転送速度データ検
出器103の両方は、同期ユニット6により提供される
クロック信号CLK2及び制御信号CTL2を使用す
る。可変転送速度データ検出器103は、受信データ信
号RD及び第4のクロック信号CLK4を出力し、更に
別の入力として、データ転送速度低減率に関する情報を
伝搬する制御信号RRを受信する。次に、デュアル・チ
ャネル記号検出器101(または単にチャネル検出器1
01)について詳述する。
【0056】図14は、チャネル品質比較器73の要素
を示し、ジッタ・マルチプレクサ76、ジッタ範囲等価
器75、加算器ADD、メモリROM、比較器CP、及
び記憶ラッチLを含む。記憶ラッチはその出力信号EC
Fをチャネル検出器101に転送する。ジッタ・マルチ
プレクサ76はその入力J1、J2、J3をジッタ推定
器2から受信し、その選択信号M1、M2、M3、M4
を最小−最大値検出器72から受信する。ジッタ・マル
チプレクサ76は、PCSに含まれるジッタに対応する
1次チャネル・ジッタPCJと、DCSに含まれるジッ
タに対応するダイバーシティ・チャネル・ジッタDCJ
とを出力する。PCJの値に依存して、ジッタ範囲等価
器75がメモリROMのアドレスJRを提供し、これに
応じてROMがしきい値JRTを出力する。加算器AD
Dが差JD=DCJ−PCJを計算し、比較器CPがそ
の入力がJRT>JDのとき、その出力をアサートす
る。制御信号CTL1の値及びクロック信号CLK1に
応じて、記憶ラッチLが比較器CPのバイナリ出力値を
記憶し、制御信号ECFを生成する。
【0057】図15は、入力J1、J2、J3を有する
ジッタ・マルチプレクサ76の概略図を示し、選択信号
M1及びM2にもとづきPCJを選択する第3のマルチ
プレクサ回路MUX3と、選択信号M3及びM4にもと
づきDCJを選択する第4のマルチプレクサ回路MUX
4とを含む。
【0058】図16は、ジッタ範囲等価器75の詳細を
示し、これは3つの比較器CP1、CP2、CP3を用
いることにより、PCJ入力から、メモリROMの2つ
のアドレス・ビットJR=(a1、a2)を導出する。
これらの比較器はバイナリ値をそれぞれの出力O1、O
2、O3に割当てる。各比較器CP1、CP2、CP3
の出力は、比較器の正入力値(+とラベル付けされる)
が、それぞれの負入力(−とラベル付けされる)に供給
されるしきい値JT1、JT2、JT3よりも大きい場
合にだけ、アサートされる(すなわちデジタル論理の真
レベルを取る)。
【0059】図17は、チャネル検出器101の概略図
を示し、これは最適な信号品質指標PCSを有する第1
のデジタル信号の入力と、次善の信号品質指標DCSを
有する第2のデジタル信号の入力とにもとづき、その出
力において、DDS=[c1、c2、c3、c4]とし
て示されるパルス位置を決定する。チャネル検出器10
1は更に、PCSの少なくとも1記号を記憶する第1の
記憶ユニット102と、DCSの少なくとも1記号を記
憶する第2の記憶ユニット104とを含み、これらの両
方の記憶ユニットは前に定義したクロック信号CLK2
により駆動される。チャネル検出器101は更に、少な
くとも1つの確率テーブル110を含む決定ユニット1
18を含み、これはPCS及びDCSが受信されると
き、PCSの少なくとも1記号と、DCSの少なくとも
1記号とによりアドレス指定されて、決定ユニット11
8の出力において、d1及びd2で示される2ビットを
提供する。そして、これらが4−PPM記号マッピング
回路119に供給され、次のテーブルに従いパルス位置
DDSを生成する。
【表1】 決定ユニット118の出力 4-PPMのハ゜ルス位置 確率テーフ゛ル110のエントリ [d1,d2] DDS=[c1,c2,c3,c4] ハ゜ルスのチッフ゜番号 [0,0] [1,0,0,0] 1 [0,1] [0,1,0,0] 2 [1,0] [0,0,1,0] 3 [1,1] [0,0,0,1] 4
【0060】パルス位置DDSを表す4ビットc1、c
2、c3、c4が、クロック信号CLK3により駆動さ
れる記憶ラッチPLに記憶される。ここでCLK3は、
4分周クロック分周器105により、前に定義されたク
ロック信号CLK2と、前に定義された制御信号CTL
2とから導出される。具体的には、クロック信号CLK
3と4−PPM記号境界との同期を取るために、制御信
号CTL2が4分周器105のリセット入力RESに接
続される。決定ユニット118への更に別の入力とし
て、ECFがチャネル品質比較器73により提供され、
2つの異なる確率テーブル110すなわちROM_0及
びROM_1の間の選択により、異なる検出モードを可
能にする。ここではECF=0の時、検出モードROM
_0がイネーブルされ、ECF=1の時、任意の検出モ
ードROM_1がイネーブルされる。図示のチャネル検
出器101は、一般的な単一チャネル・データ検出器7
に比較して、信号対雑音比の点で有効利得を達成する。
【0061】図18は、決定ユニット118の内容の例
を、ROM_0として示される確率テーブル110の形
式で表すものである。このテーブルは、制御信号ECF
=0のときの、決定ユニット118のアドレス及び内容
を定義する。アドレス・ビットが、図17に示されるよ
うに、第1の記憶ユニット102のラッチL1p、L2
p、L3p、L4pにより保持されるPCSの4つのサ
ンプルと、第2の記憶ユニット104のラッチL1d、
L2d、L3d、L4dにより保持されるDCSの4つ
のサンプルとから構成され、これらのアドレス・ビット
が図18のテーブルでは、10進値で示される。図示の
テーブルにおいて、最下位ビットが最右端の位置に示さ
れる。各アドレス・テーブル・エントリは4−PPM記
号を表し、エントリの番号は、前記テーブルにおいて定
義された4−PPM記号マッピング規則に従い、パルス
を伝搬する記号チップの位置を定義する。この確率テー
ブルROM_0は、非対称デュアル・チャネル記号検出
器101を表す非対称確率テーブル110であり、これ
はPCSが常にDCSよりも良品質であることを前提と
して設計されたものである。
【0062】図19は、決定ユニット118の内容の別
の例を、ROM_1として示される確率テーブル110
の形式で表すものである。このテーブルは、制御信号E
CF=1のときの、決定ユニット118のアドレス及び
内容を定義する。アドレス・ビットが、図17に示され
るように、第1の記憶ユニット102のラッチL1p、
L2p、L3p、L4pにより保持されるPCSの4つ
のサンプルと、第2の記憶ユニット104のラッチL1
d、L2d、L3d、L4dにより保持されるDCSの
4つのサンプルとから構成され、これらのアドレス・ビ
ットが図19のテーブルでは、10進値で示される。図
示のテーブルにおいて、最下位ビットが最右端の位置に
示される。各アドレス・テーブル・エントリは4−PP
M記号を表し、エントリの番号は、前記テーブルにおい
て定義された4−PPM記号マッピング規則に従い、パ
ルスを伝搬する記号チップの位置を定義する。この確率
テーブルROM_1は、対称デュアル・チャネル・デー
タ検出器101を表す対称確率テーブル110であり、
これはPCS及びDCSが等品質であることを前提とし
て設計されたものである。
【0063】図20は、図9に示した3つのトランシー
バTR1、TR2、TR3、及び付随する出力信号それ
ぞれS1、S2、S3を有する構成と同じ概略図を示
し、これらの信号が受信機システム80に供給される。
受信機システム80は、チャネル・マルチプレクサ70
と、同期のためのユニット6と、デュアル・チャネル・
データ検出器100とを有する。但し、図9との違い
は、図20のデュアル・チャネル・データ検出器100
は、不当第1記号フラグIPSFとラベル付けされる第
1の信号ビットと、不当ダイバーシティ記号フラグID
SFとラベル付けされる第2の信号ビットとを生成し、
出力する点である。次に、これらの追加の信号を生成及
び使用する方法について述べることにする。
【0064】図21は、図13に示したデュアル・チャ
ネル・データ検出器100と同一の基本ブロックを示
し、これは入力として提供されるPCS及びDCSの両
方にもとづき、パルス位置DDSを決定するチャネル検
出器101を含み、更に、パルス位置を処理するために
設計された可変転送速度データ検出器103を含む。但
し、図13との違いは、図21のデュアル・チャネル・
データ検出器100は、IPSFとラベル付けされる第
1の信号ビットと、IDSFとラベル付けされる第2の
信号ビットとを生成し、出力する点である。次に、これ
らの追加の信号を生成する方法について述べることにす
る。
【0065】図22は、図17に示したチャネル検出器
101と同一の概略図を示し、これは最適な信号品質指
標PCSを有する第1のデジタル信号の入力と、次善の
信号品質指標DCSを有する第2のデジタル信号の入力
とにもとづき、その出力において、DDS=[c1、c
2、c3、c4]として示されるパルス位置を決定す
る。但し、図17との違いは、決定ユニット118が、
図17に従い導入され、図18で述べられた少なくとも
1つの確率テーブル110を含むだけでなく、第1の指
示ビットf1及び第2の指示ビットf2をそれぞれ出力
する指示テーブルを含む点である。指示ビットf1及び
f2は、それぞれPCS及びDCSの誤り統計を導出す
るために使用され、導出された誤り統計は、4−PPM
/可変転送速度ユニットにおいて、適切なデータ転送速
度低減率RRを決定するために使用される。明瞭化のた
め、指示テーブル及び4−PPM/可変転送速度ユニッ
トは、図22では示されていない。PCS及びDCSが
受信される場合に、第1の記憶ユニット102内の4つ
のサンプルが不当な4−PPM記号を表すとき、第1の
指示ビットf1だけがアサートされ(すなわちデジタル
論理の真レベルを取る)、他方、第2の記憶ユニット1
04内の4つのサンプルが不当な4−PPM記号を表す
とき、第2の指示ビットf2だけがアサートされる(す
なわちデジタル論理の真レベルを取る)。指示ビットf
1及びf2の両方は、クロック信号CLK3により駆動
される記憶ラッチPLに記憶される。ここでクロック信
号CLK3は、4分周クロック分周器105により、前
に定義されたクロック信号CLK2と、前に定義された
制御信号CTL2とから導出される。具体的には、クロ
ック信号CLK3と4−PPM記号境界との同期を取る
ために、制御信号CTL2が4分周器105のリセット
入力RESに接続される。
【0066】図23は、図17に示したチャネル検出器
101と同一の概略図を示し、これは最適な信号品質指
標PCSを有する第1のデジタル信号の入力と、次善の
信号品質指標DCSを有する第2のデジタル信号の入力
とにもとづき、その出力において、DDS=[c1、c
2、c3、c4]として示されるパルス位置を決定す
る。但し、図17との違いは、第1の指示ビットf1及
び第2の指示ビットf2をそれぞれ生成し、出力する2
つの不当記号検出器122を含むことである。PCS及
びDCSが受信される場合に、第1の記憶ユニット10
2内の4つのサンプルが不当な4−PPM記号を表すと
き、第1の指示ビットf1だけがアサートされ(すなわ
ちデジタル論理の真レベルを取る)、他方、第2の記憶
ユニット104内の4つのサンプルが不当な4−PPM
記号を表すとき、第2の指示ビットf2だけがアサート
される(すなわちデジタル論理の真レベルを取る)。指
示ビットf1及びf2の両方は、クロック信号CLK3
により駆動される記憶ラッチPLに記憶される。ここで
クロック信号CLK3は、4分周クロック分周器105
により、前に定義されたクロック信号CLK2と、前に
定義された制御信号CTL2とから導出される。具体的
には、クロック信号CLK3と4−PPM記号境界との
同期を取るために、制御信号CTL2が4分周器105
のリセット入力RESに接続される。前述のように、指
示ビットf1及びf2が、それぞれPCS及びDCSの
誤り統計を導出するために使用され、データ転送速度低
減率RRを決定することを可能にする。
【0067】ここで開示された任意の実施例は、他の1
つのまたは幾つかの前述の実施例と組み合わされてもよ
い。このことは、実施例の1つ以上のフィーチャについ
ても可能である。またここで述べたステップは、所与の
順序で実行される必要はない。これらのステップは、少
なくともある程度までは、他の任意の順序で実行され得
る。
【0068】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0069】(1)デジタル信号Sの品質を決定する装
置2であって、クロック・サイクルCLKを用いて、定
義パルス幅につき、前記デジタル信号Sのn個(n≧
1)のサンプルをサンプリングするサンプラ10と、サ
ンプリングされた前記デジタル信号のパルスのエッジを
検出するエッジ検出器20と、前記エッジ検出器により
検出されたエッジ間の前記クロック・サイクルを計数す
るカウンタ30と、計数された前記クロック・サイクル
EECを記憶済みの基準値EEC0と比較し、前記デジ
タル信号Sの瞬間品質の指標として、偏差値RJを提供
する偏差検出器40とを含む装置。 (2)前記偏差値RJに応答して、絶対偏差値LPJを
生成する絶対値リミッタ・ユニット42と、前記絶対偏
差値PJを記憶する記憶ラッチ43とを含む、前記
(1)記載の装置。 (3)前記絶対偏差値PJに応答して、信号品質指標J
を生成する漏洩積分器50を含む、前記(1)記載の装
置。 (4)前記漏洩積分器50が2-m(m≧0)の形式の2
の累乗の値を有する漏洩率βを有し、βが0<β≦1の
範囲である、前記(3)記載の装置。 (5)前記エッジ検出器20が第1のサンプル値及び少
なくとも1つの第2のサンプル値にもとづきエッジ検出
を行う、前記(1)記載の装置。 (6)前記カウンタ30がモジュロNカウンタであるア
ップカウンタを含み、Nが整数である、前記(1)記載
の装置。 (7)偏差検出器40が正または負の偏差値RJを提供
する比較器44を含む、前記(1)記載の装置。 (8)前記デジタル信号Sがパルス位置変調PPMを含
むパルス変調によりエンコードされ、前記デジタル信号
Sが、プリアンブルを含むヘッダ・フィールドと、デー
タ・フィールドとを少なくとも含むフレームにより伝搬
されるデータを表す、前記(1)記載の装置。 (9)前記デジタル信号Sの品質が前記プリアンブル内
で決定可能である、前記(8)記載の装置。 (10)前記デジタル信号Sが4−PPM信号の赤外線
信号を含む、前記(1)記載の装置。 (11)前記デジタル信号Sがデータを含まない雑音性
の信号を含む、前記(1)記載の装置。 (12)複数のチャネルと、前記チャネルのサブセット
を選択する論理(62、64;72、73、74)と、
前記チャネルの各々に関連付けられる、前記(1)乃至
(11)のいずれかに記載の前記装置2とを含むセレク
タ(60;70)。 (13)前記論理(62、64)が、最適な信号品質指
標PCSを有する1デジタル信号を検出する最小値検出
器62と、前記PCSを選択する1次マルチプレクサ6
4とを含む、前記(12)記載のセレクタ60。 (14)前記論理(72、74)が、最適な信号品質指
標PCSを有する第1のデジタル信号と、次善の品質指
標DCSを有する第2のデジタル信号とを検出する最小
−最大値検出器72と、前記PCS及びDCSを選択す
るダイバーシティ・マルチプレクサ74とを含む、前記
(12)記載のセレクタ70。 (15)前記論理73が、制御信号ECFを提供するチ
ャネル品質比較器73を含む、前記(14)記載のセレ
クタ70。 (16)前記(14)または(15)記載のチャネル・
マルチプレクサ70と、最適な信号品質指標PCSを有
する前記第1のデジタル信号、及び次善の品質指標DC
Sを有する前記第2のデジタル信号にもとづき、パルス
位置を決定するチャネル検出器101とを含む受信機シ
ステム80であって、前記最適な信号品質指標PCSを
有する前記第1のデジタル信号の少なくとも1記号を記
憶する第1の記憶ユニット102と、前記次善の信号品
質指標DCSを有する前記第2のデジタル信号の少なく
とも1記号を記憶する第2の記憶ユニット104と、前
記第1及び第2のデジタル信号(PCS、DCS)が受
信される場合に、前記第1のデジタル信号の少なくとも
1記号と、前記第2のデジタル信号の少なくとも1記号
とによりアドレス指定され、前記パルス位置DDSとし
て定義される値を提供する確率テーブル110を含む決
定ユニット118とを含む受信機システム。 (17)デジタル信号Sの品質を決定する方法であっ
て、定義パルス幅につき、前記デジタル信号Sのn個
(n≧1)のサンプルをサンプリングするステップと、
サンプリングされた前記デジタル信号のパルスのエッジ
を検出するステップと、検出された前記エッジ間のクロ
ック・サイクルを計数するステップと、計数された前記
クロック・サイクルEECを記憶済みの基準値EEC0
と比較し、前記デジタル信号Sの瞬間品質の指標とし
て、偏差値RJを出力するステップとを含む方法。 (18)前記偏差値RJを、絶対偏差値LPJを提供す
る絶対値リミッタ・ユニット42に供給し、前記絶対偏
差値LPJを、前記絶対値偏差値PJを出力する記憶ラ
ッチ43に供給するステップとを含む、前記(17)記
載の方法。 (19)前記絶対偏差値PJを、信号品質指標Jを出力
する漏洩積分器50に供給するステップを含む、前記
(18)記載の方法。 (20)最適な信号品質指標PCSを有する第1のデジ
タル信号を検出し、前記PCSを選択するステップを含
む、前記(17)記載の方法。 (21)次善の品質指標DCSを有する第2のデジタル
信号とを検出し、前記PCS及びDCSを選択するステ
ップを含む、前記(20)記載の方法。 (22)前記デジタル信号Sの品質が、前記デジタル信
号Sのプリアンブル内で決定される、前記(17)記載
の方法。 (23)前記デジタル信号Sの前記プリアンブル内で記
号の開始が認識される場合、前記第1のデジタル信号P
CS及び前記第2のデジタル信号DCSの選択が停止
し、前記第1のデジタル信号PCS及び前記第2のデジ
タル信号DCSの選択が保存される、前記(21)記載
の方法。 (24)前記偏差値RJ及び前記信号品質指標Jが、少
なくとも2つの、好適には3つのデジタル信号に対して
決定される、前記(17)記載の方法。 (25)前記(17)乃至(24)のいずれかに記載の
方法と、デジタル信号Sに対してパルス位置を決定する
ステップとを含む受信方法であって、前記デジタル信号
Sが、少なくとも第1のデジタル信号PCS及び第2の
デジタル信号DCSとして受信されるものにおいて、確
率テーブル110を記憶するステップと、前記第1のデ
ジタル信号PCSの少なくとも1記号を記憶するステッ
プと、前記第2のデジタル信号DCSの少なくとも1記
号を記憶するステップと、前記第1のデジタル信号PC
Sの少なくとも1記号と、前記第2のデジタル信号DC
Sの少なくとも1記号とにより、前記確率テーブル11
0をアドレス指定することにより、前記確率テーブル1
10から前記パルス位置DDSとして定義される値を提
供するステップとを含む受信方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】3つのトランシーバと、付随信号と、チャネル
・セレクタと、同期及びデータ検出のためのユニットと
を有する、本発明に従う構成の概略図である。
【図2】データ同期検出器、フェーズ・ロックド・ルー
プ、発振器、及びプリアンブル検出器を含む同期ユニッ
トのブロック図である。
【図3】各チャネルに対するジッタ推定器と、最小値検
出器と、最適な信号品質指標を有する1デジタル信号を
選択する1次マルチプレクサとを含むチャネル・セレク
タの概略図である。
【図4】サンプラ、エッジ検出器、カウンタ、偏差検出
器、及び漏洩積分器を含むジッタ推定器の主要ブロック
図である。
【図5】3つの値を比較し、1次マルチプレクサのため
に選択信号を生成し、それらを記憶ラッチに記憶する最
小値検出器を示す図である。
【図6】ジッタ検出器と、2つの加算器、漏洩率乗算
器、正値リミッタ、及びクロック式記憶ラッチから成る
漏洩積分器とを含む、ジッタ推定器の要素を示す図であ
る。
【図7】エッジ検出器及びカウンタと、加算器、絶対値
リミッタ、及びクロック式記憶ラッチを含む偏差検出器
とを含み、出力が漏洩積分器に供給されるジッタ検出器
のブロック図である。
【図8】エッジ検出制御のための比較器と、入力信号の
4つの最も最近のサンプルを保持する4つのクロック式
記憶ラッチとを含む、デュアル・モード・エッジ検出器
の回路図である。
【図9】3つのトランシーバと、付随信号と、第1のデ
ジタル信号及び第2のデジタル信号を選択するチャネル
・マルチプレクサと、同期のためのユニットと、デュア
ル・チャネル・データ検出器とを有する構成の概略図で
ある。
【図10】各チャネルに対するジッタ推定器と、最小−
最大値検出器と、ダイバーシティ・マルチプレクサと、
チャネル品質比較器とを含むチャネル・マルチプレクサ
の詳細図である。
【図11】3つの値を比較し、第1のマルチプレクサ回
路及び第2のマルチプレクサ回路のために制御信号を生
成し、それらを記憶ラッチに記憶する最小−最大値検出
器の概略図である。
【図12】第1のデジタル信号及び第2のデジタル信号
を選択するダイバーシティ・マルチプレクサの概略図で
ある。
【図13】デュアル・チャネル記号検出器及び可変レー
ト・データ検出器を有するデュアル・チャネル・データ
検出器の基本ブロックを示す図である。
【図14】ジッタ・マルチプレクサ、ジッタ範囲等価
器、メモリ・ユニット、加算器、比較器、及びクロック
式記憶ラッチを有するチャネル品質比較器のブロック図
である。
【図15】第1及び第2のジッタ値の選択のための第1
及び第2のジッタ・マルチプレクサを示す図である。
【図16】3つの比較器及びデジタル論理回路を有する
ジッタ範囲等価器の概略図である。
【図17】第1のデジタル信号の最後の4つのサンプル
を保持する第1の記憶ユニットと、第2のデジタル信号
の最後の4つのサンプルを保持する第2の記憶ユニット
と、確率テーブルを有する決定ユニットと、4除算回路
と、検出パルス位置を保持する記憶ラッチに信号を供給
する論理回路とを有するデュアル・チャネル記号検出
器、または単にチャネル検出器とも呼ばれるユニットの
概略図である。
【図18】4PPM記号値を保持する事前計算確率テー
ブルの例を示す図である。
【図19】4PPM記号値を保持する事前計算確率テー
ブルの別の例を示す図である。
【図20】3つのトランシーバと、付随信号と、第1の
デジタル信号及び第2のデジタル信号を選択するチャネ
ル・マルチプレクサと、同期のためのユニットと、デュ
アル・チャネル・データ検出器とを有する構成の別の概
略図である。
【図21】デュアル・チャネル記号検出器及び可変レー
ト・データ検出器を有するデュアル・チャネル・データ
検出器の基本ブロックを示す図である。
【図22】決定ユニットが、第1のデジタル信号の最後
の4つのサンプルが不当な4PPM記号を形成するか否
か、及び第2のデジタル信号の最後の4つのサンプルが
不当な4PPM記号を形成するか否かを示す情報の追加
のテーブルを含む、デュアル・チャネル記号検出器の別
の実施例を示す図である。
【図23】不当な記号検出器が、第1のデジタル信号の
最後の4つのサンプルが不当な4PPM記号を形成する
か否か、及び第2のデジタル信号の最後の4つのサンプ
ルが不当な4PPM記号を形成するか否かを示す情報を
生成する、デュアル・チャネル記号検出器の別の実施例
を示す図である。
【符号の説明】 2 ジッタ推定器(JEC) 6 同期ユニット(SYNC) 7 単一チャネル・データ検出(SCDD) 8 制御装置モジュール 10 サンプラ 20 エッジ検出器(ED) 22 ジッタ検出器(JD) 30 カウンタ(UC) 40 偏差検出器(RJ) 42 絶対値(または正値)リミッタ(AVL) 43、56 記憶ラッチ(L) 44、52、53 加算器(ADD) 50 漏洩積分器(LI) 54 漏洩率乗算器 55 正値リミッタ(PVL) 60 チャネル・セレクタ(CS) 62 最小値検出器(MJD) 64 1次マルチプレクサ(MUX) 70 チャネル・マルチプレクサ(CM) 72 最小−最大値比較器(M/MJD) 73 チャネル品質比較器(CQC) 74 ダイバーシティ・マルチプレクサ(P/DCM) 75 ジッタ範囲等価器(JRQ) 76 ジッタ・マルチプレクサ(P/DJM) 80 受信機システム 100 デュアル・チャネル・データ検出器(DCD
D) 101 デュアル・チャネル記号検出器(DCSD) 102 第1の記憶ユニット 103 可変転送速度データ検出器(VRSD) 104 第2の記憶ユニット 105 4分周クロック分周器(X/4) 119 4−PPM記号マッピング回路 122 不当記号検出器(ISD)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月18日(2001.7.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】デジタル信号の品質を決定する装置及び
方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (72)発明者 ハート・ウォルター スイス、ウェッツウィル シィ・エイチ− 8907、ヒンデルウェイドストラッセ 29 (72)発明者 グフェラー・フリッツ スイス、ボンステッテン シィ・エイチ− 8906、リム・ランガチャー 37 Fターム(参考) 5K002 DA05 EA05 FA03 5K029 AA03 BB03 CC04 DD22 DD29 HH11 KK23 LL05 LL11 LL14 LL19

Claims (25)

    【特許請求の範囲】 デジタル信号の品質を決定する装置及び方法
  1. 【請求項1】デジタル信号Sの品質を決定する装置2で
    あって、 クロック・サイクルCLKを用いて、定義パルス幅につ
    き、前記デジタル信号Sのn個(n≧1)のサンプルを
    サンプリングするサンプラ10と、 サンプリングされた前記デジタル信号のパルスのエッジ
    を検出するエッジ検出器20と、 前記エッジ検出器により検出されたエッジ間の前記クロ
    ック・サイクルを計数するカウンタ30と、 計数された前記クロック・サイクルEECを記憶済みの
    基準値EEC0と比較し、前記デジタル信号Sの瞬間品
    質の指標として、偏差値RJを提供する偏差検出器40
    とを含む装置。
  2. 【請求項2】前記偏差値RJに応答して、絶対偏差値L
    PJを生成する絶対値リミッタ・ユニット42と、前記
    絶対偏差値PJを記憶する記憶ラッチ43とを含む、請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記絶対偏差値PJに応答して、信号品質
    指標Jを生成する漏洩積分器50を含む、請求項1記載
    の装置。
  4. 【請求項4】前記漏洩積分器50が2-m(m≧0)の形
    式の2の累乗の値を有する漏洩率βを有し、βが0<β
    ≦1の範囲である、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】前記エッジ検出器20が第1のサンプル値
    及び少なくとも1つの第2のサンプル値にもとづきエッ
    ジ検出を行う、請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】前記カウンタ30がモジュロNカウンタで
    あるアップカウンタを含み、Nが整数である、請求項1
    記載の装置。
  7. 【請求項7】偏差検出器40が正または負の偏差値RJ
    を提供する比較器44を含む、請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】前記デジタル信号Sがパルス位置変調PP
    Mを含むパルス変調によりエンコードされ、前記デジタ
    ル信号Sが、プリアンブルを含むヘッダ・フィールド
    と、データ・フィールドとを少なくとも含むフレームに
    より伝搬されるデータを表す、請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】前記デジタル信号Sの品質が前記プリアン
    ブル内で決定可能である、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】前記デジタル信号Sが4−PPM信号の
    赤外線信号を含む、請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】前記デジタル信号Sがデータを含まない
    雑音性の信号を含む、請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】複数のチャネルと、 前記チャネルのサブセットを選択する論理(62、6
    4;72、73、74)と、 前記チャネルの各々に関連付けられる、請求項1乃至請
    求項11のいずれかに記載の前記装置2とを含むセレク
    タ(60;70)。
  13. 【請求項13】前記論理(62、64)が、最適な信号
    品質指標PCSを有する1デジタル信号を検出する最小
    値検出器62と、前記PCSを選択する1次マルチプレ
    クサ64とを含む、請求項12記載のセレクタ60。
  14. 【請求項14】前記論理(72、74)が、最適な信号
    品質指標PCSを有する第1のデジタル信号と、次善の
    品質指標DCSを有する第2のデジタル信号とを検出す
    る最小−最大値検出器72と、前記PCS及びDCSを
    選択するダイバーシティ・マルチプレクサ74とを含
    む、請求項12記載のセレクタ70。
  15. 【請求項15】前記論理73が、制御信号ECFを提供
    するチャネル品質比較器73を含む、請求項14記載の
    セレクタ70。
  16. 【請求項16】請求項14または請求項15記載のチャ
    ネル・マルチプレクサ70と、最適な信号品質指標PC
    Sを有する前記第1のデジタル信号、及び次善の品質指
    標DCSを有する前記第2のデジタル信号にもとづき、
    パルス位置を決定するチャネル検出器101とを含む受
    信機システム80であって、 前記最適な信号品質指標PCSを有する前記第1のデジ
    タル信号の少なくとも1記号を記憶する第1の記憶ユニ
    ット102と、 前記次善の信号品質指標DCSを有する前記第2のデジ
    タル信号の少なくとも1記号を記憶する第2の記憶ユニ
    ット104と、 前記第1及び第2のデジタル信号(PCS、DCS)が
    受信される場合に、前記第1のデジタル信号の少なくと
    も1記号と、前記第2のデジタル信号の少なくとも1記
    号とによりアドレス指定され、前記パルス位置DDSと
    して定義される値を提供する確率テーブル110を含む
    決定ユニット118とを含む受信機システム。
  17. 【請求項17】デジタル信号Sの品質を決定する方法で
    あって、 定義パルス幅につき、前記デジタル信号Sのn個(n≧
    1)のサンプルをサンプリングするステップと、 サンプリングされた前記デジタル信号のパルスのエッジ
    を検出するステップと、 検出された前記エッジ間のクロック・サイクルを計数す
    るステップと、 計数された前記クロック・サイクルEECを記憶済みの
    基準値EEC0と比較し、前記デジタル信号Sの瞬間品
    質の指標として、偏差値RJを出力するステップとを含
    む方法。
  18. 【請求項18】前記偏差値RJを、絶対偏差値LPJを
    提供する絶対値リミッタ・ユニット42に供給し、前記
    絶対偏差値LPJを、前記絶対値偏差値PJを出力する
    記憶ラッチ43に供給するステップとを含む、請求項1
    7記載の方法。
  19. 【請求項19】前記絶対偏差値PJを、信号品質指標J
    を出力する漏洩積分器50に供給するステップを含む、
    請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】最適な信号品質指標PCSを有する第1
    のデジタル信号を検出し、前記PCSを選択するステッ
    プを含む、請求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】次善の品質指標DCSを有する第2のデ
    ジタル信号とを検出し、前記PCS及びDCSを選択す
    るステップを含む、請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】前記デジタル信号Sの品質が、前記デジ
    タル信号Sのプリアンブル内で決定される、請求項17
    記載の方法。
  23. 【請求項23】前記デジタル信号Sの前記プリアンブル
    内で記号の開始が認識される場合、前記第1のデジタル
    信号PCS及び前記第2のデジタル信号DCSの選択が
    停止し、前記第1のデジタル信号PCS及び前記第2の
    デジタル信号DCSの選択が保存される、請求項21記
    載の方法。
  24. 【請求項24】前記偏差値RJ及び前記信号品質指標J
    が、少なくとも2つの、好適には3つのデジタル信号に
    対して決定される、請求項17記載の方法。
  25. 【請求項25】請求項17乃至請求項24のいずれかに
    記載の方法と、デジタル信号Sに対してパルス位置を決
    定するステップとを含む受信方法であって、前記デジタ
    ル信号Sが、少なくとも第1のデジタル信号PCS及び
    第2のデジタル信号DCSとして受信されるものにおい
    て、 確率テーブル110を記憶するステップと、 前記第1のデジタル信号PCSの少なくとも1記号を記
    憶するステップと、 前記第2のデジタル信号DCSの少なくとも1記号を記
    憶するステップと、 前記第1のデジタル信号PCSの少なくとも1記号と、
    前記第2のデジタル信号DCSの少なくとも1記号とに
    より、前記確率テーブル110をアドレス指定すること
    により、前記確率テーブル110から前記パルス位置D
    DSとして定義される値を提供するステップとを含む受
    信方法。
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