JP2002237807A - フレーム同期信号検出方式 - Google Patents

フレーム同期信号検出方式

Info

Publication number
JP2002237807A
JP2002237807A JP2001033992A JP2001033992A JP2002237807A JP 2002237807 A JP2002237807 A JP 2002237807A JP 2001033992 A JP2001033992 A JP 2001033992A JP 2001033992 A JP2001033992 A JP 2001033992A JP 2002237807 A JP2002237807 A JP 2002237807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame synchronization
synchronization signal
detection accuracy
signal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001033992A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Suzuki
勝二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2001033992A priority Critical patent/JP2002237807A/ja
Priority to US10/068,240 priority patent/US7027541B2/en
Publication of JP2002237807A publication Critical patent/JP2002237807A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • H04J3/0608Detectors therefor, e.g. correlators, state machines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム同期信号リンクの確立前の誤同期状
態の発生を少なくし、フレーム同期信号リンクの確立後
のフレーム同期信号の検出率を向上するようにしたフレ
ーム同期信号検出方式を提供する。 【解決手段】 少なくとも高周波信号を送受信する送受
信部と、高周波信号とベースバンド信号との間で相互変
換する変復調部と、ベースバンド信号を処理するベース
バンド信号処理部1とからなり、ベースバンド信号処理
部1にフレーム同期信号検出部11 を有するデータ多重
送受信機であって、フレーム同期信号検出部11 は、受
信データに包含されるフレーム同期信号を検出する際
に、フレーム同期リンクが確立される前のフレーム同期
信号の検出精度を定常検出精度よりも高く設定し、フレ
ーム同期リンクが確立され後のフレーム同期信号の検出
精度を定常検出精度よりも低く設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム同期信号
(ユニークワード)検出方式に係り、特に、データ多重
送受信機に用いられ、フレーム同期信号のリンク確立
前、フレーム同期信号の検出精度を高くして安定なリン
ク確立を達成し、フレーム同期信号のリンク確立後、フ
レーム同期信号の検出精度を低くしてノイズや外乱等に
基づく未検出の発生を抑えたフレーム同期信号検出方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ多重送受信機において
は、各データパケットに収容されるデータの先頭に特定
のビットパターンを有するフレーム同期信号(ユニーク
ワードまたはフラグということもある)を付加している
もので、送信側のデータ多重送受信機がデータを送信す
る際に、データ列の先頭部分にこのフレーム同期信号を
付加して送信し、受信側のデータ多重送受信機が送信さ
れたデータを受信した際に、データに付加されているフ
レーム同期信号を検出し、検出したフレーム同期信号を
用いて送信側のデータ多重送受信機との間のフレーム同
期を達成するようにしている。
【0003】ところで、これらのデータ多重送受信機に
おけるフレーム同期信号の検出は、通常、データ多重送
受信機のベースバンド信号処理部に設けられたフレーム
同期信号検出部で行われる。この場合、フレーム同期信
号検出部は、データを受信すると、その受信データの中
から特定のビットパターンを有するフレーム同期信号を
探索し、その探索によってフレーム内のフレーム同期信
号の付加位置が確認されたとき、フレーム同期リンクが
確立され、以後、確認したフレーム同期信号の付加位置
に基づいてフレーム同期信号を抽出するようにしてい
る。
【0004】ここで、図2は、既知のデータ多重送受信
機の要部構成の一例を示すブロック図である。
【0005】図2に示されるように、データ多重送受信
機20は、アンテナ21と、切替スイッチからなる送受
信切替部22と、高周波信号(RF)送信部231 及び
高周波信号(RF)受信部232 を有する高周波信号
(RF)送受信部23と、ベースバンド信号を高周波信
号に変換する変調回路部(MOD)241 及び高周波信
号をベースバンド信号に変換する復調回路部(DEM)
242 を有する変復調部(MODEM)24と、フレー
ム同期信号検出部251 を有し、ベースバンド信号を処
理するベースバンド信号処理部25と、操作部26と、
マイクロコンピュータ等からなり、データ多重送受信機
20を統括制御する制御部(CPU)27とからなって
いる。
【0006】そして、送受信切替部22は、共通端がア
ンテナ21に接続され、一方の選択端が高周波信号送信
部231 の出力端に接続され、他方の選択端が高周波信
号受信部232 の入力端に接続され、制御端が制御部2
7に接続される。変調回路部241 は、入力端がベース
バンド信号処理部25の出力端に接続され、出力端が高
周波信号送信部231 の入力端に接続される。復調回路
部242 は、入力端が高周波信号受信部232 の出力端
に接続され、出力端がベースバンド信号処理部25の入
力端に接続される。ベースバンド信号処理部25は制御
部27に接続され、操作部26も制御部27に接続され
る。
【0007】前記構成によるデータ多重送受信機20
は、次のように動作する。
【0008】このデータ多重送受信機20と相手側のデ
ータ多重送受信機(図示なし)との間のデータ伝送は、
送信データの送信タイミングと受信データの受信タイミ
ングとが時分割的に交互に到来するように設定されてい
る。
【0009】そして、データ多重送受信機20は、デー
タの送信タイミングになると、制御部27がベースバン
ド信号処理部25に送信データの形成を指令し、送受信
切替部22を高周波信号送信部231 側に切替える。こ
のとき、ベースバンド信号処理部25は、決められたフ
ォーマットのパケットデータを構成し、そのパケットデ
ータを変調回路部241 に供給する。変調回路部241
は、供給されたパケットデータを変調して送信用高周波
信号に変換し、高周波信号送信部231 に供給する。高
周波信号送信部231 は、供給された送信用高周波信号
を送信レベルになるように電力増幅し、既に切替られて
いる送受信切替部22を通してアンテナ21に供給し、
無線信号として送信タイミング内に相手側のデータ多重
送受信機に送信する。
【0010】一方、データ多重送受信機20は、データ
の受信タイミングになると、制御部27がベースバンド
信号処理部25に受信データの処理を指令し、送受信切
替部22を高周波信号受信部232 側に切替える。この
とき、アンテナ21に受信データを含む無線信号が到来
すると、高周波信号受信部232 は、アンテナ21から
既に切替られている送受信切替部22を通して受信用高
周波信号として受領し、その受信用高周波信号を所定レ
ベルに増幅して復調回路部242 に供給する。復調回路
部242 は、供給された受信用高周波信号を復調してベ
ースバンド信号に変換し、パケットデータを形成する。
このパケットデータは、ベースバンド信号処理部25に
供給され、ベースバンド信号処理部25で正規の受信デ
ータであるか否かのチェック等の処理が行われた後、デ
ータが抽出され、そのデータが制御部27等に供給され
る。また、ベースバンド信号処理部25におけるフレー
ム同期信号検出部251 においては、前述のように、デ
ータを受信すると、その受信データの中から特定のビッ
トパターンを有するフレーム同期信号を探索し、その探
索によってデータ中のフレーム同期信号の付加位置を確
認すると、フレーム同期リンクが確立され、以後、確認
したフレーム同期信号の付加位置に基づいてフレーム同
期信号を抽出し、抽出したフレーム同期信号が制御部2
7等に供給される。
【0011】この後、データ多重送受信機20は、デー
タの送信タイミングになると、再び前述の送信タイミン
グのときに行ったのと同じ処理が実行され、その後も、
データの受信、データの送信が繰り返し実行される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のデータ多重
送受信機20は、フレーム同期信号検出部251 におい
てフレーム同期信号を検出する際に、フレーム同期信号
の検出精度を経験的に定めた検出精度(定常検出精度)
に設定し、設定した定常検出精度によってフレーム同期
信号リンクを確立するようにしている。
【0013】フレーム同期信号の検出精度をこのような
定常検出精度に設定した理由は、次の通りである。フレ
ーム同期信号の検出精度を定常検出精度よりも高く設定
した場合、フレーム同期信号リンクの確立前(リンクト
ライ時)は、誤同期状態の発生が少なく、安定したリン
ク確立を達成することができるという長所があるもの
の、フレーム同期信号リンクの確立後は、データに重畳
する僅かなノイズや外乱に基づく未検出が多く発生し、
フレーム同期信号の検出率が低下するという短所があ
る。一方、フレーム同期信号の検出精度を定常検出精度
よりも低く設定した場合、フレーム同期信号リンクの確
立後は、データに重畳する僅かなノイズや外乱に基づく
未検出の発生が低減し、フレーム同期信号の検出率が向
上するという長所があるものの、フレーム同期信号リン
クの確立前は、誤同期状態が頻繁に発生し、リンク確立
を達成するのに長時間を要するという短所がある。
【0014】ところで、前記既知のデータ多重送受信機
20で用いているフレーム同期信号を検出する際の定常
検出精度は、結果的に、フレーム同期信号の検出精度を
定常検出精度よりも高くした場合の短所及びフレーム同
期信号の検出精度を定常検出精度よりも低くした場合の
短所をそれぞれ緩和するようにしたものであるが、これ
らの短所が完全に解消されているものではなく、依然と
して若干の短所が残存している。
【0015】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、フレーム同期信号リンク
の確立前の誤同期状態の発生を少なくし、フレーム同期
信号リンクの確立後のフレーム同期信号の検出率を向上
するようにしたフレーム同期信号検出方式を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるフレーム同期信号検出方式は、少なく
とも高周波信号を送受信する送受信部と、高周波信号と
ベースバンド信号との間で相互変換する変復調部と、ベ
ースバンド信号を処理するベースバンド信号処理部とか
らなり、ベースバンド信号処理部にフレーム同期信号検
出部を有するものであって、フレーム同期信号検出部
は、受信データに包含されるフレーム同期信号を検出す
る際に、フレーム同期リンクが確立される前のフレーム
同期信号の検出精度を高く設定し、フレーム同期リンク
が確立され後のフレーム同期信号の検出精度を前記検出
精度よりも低く設定している手段を備える。
【0017】前記手段によれば、フレーム同期リンクが
確立される前のフレーム同期信号の検出精度を高く設定
することによって、誤同期状態の発生が少なく、安定し
たリンク確立を達成させることができ、また、フレーム
同期リンクが確立され後のフレーム同期信号の検出精度
を低く設定することによって、データに重畳する僅かな
ノイズや外乱に基づく未検出の発生が低減され、フレー
ム同期信号の検出率を向上させることができる。
【0018】前記手段における好適例として、フレーム
同期信号検出部は、受信データを一時格納するシフトレ
ジスタと、フレーム同期信号を格納するフレーム同期信
号格納部と、シフトレジスタから抽出したフレーム同期
信号とフレーム同期信号格納部から出力されたフレーム
同期信号の一致を検出する比較部と、比較部の一致出力
をカウントするカウンタと、カウンタのカウンタ値によ
ってフレーム同期信号の検出精度を高くまたは低く設定
する検出精度設定部と、受信データから検出精度設定部
で設定した検出精度によってフレーム同期信号を検出す
るフレーム同期信号検出信号出力部とを備えているもの
である。
【0019】前記構成によれば、フレーム同期信号検出
部によって前記手段が奏する機能を達成させる場合、フ
レーム同期信号検出部の構成手段を比較的簡単なものに
することができ、その結果、製造コストや占有容積が大
きく増えることがない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明によるフレーム同期信号検
出方式の一つの実施の形態を示すもので、データ多重送
受信機のベースバンド信号処理部におけるフレーム同期
信号検出部の要部構成を示すブロック図である。
【0022】なお、図1において、データ多重送受信機
におけるベースバンド信号処理部以外の構成部分は、図
2に図示された既知のデータ多重送受信機における同構
成部分と殆んど同じであるので、図1における図示を省
略している。
【0023】図1に示されるように、ベースバンド信号
処理部1におけるフレーム同期信号検出部11 は、シフ
ト段数がサンプリングレート(データシフトクロック
数)に等しい整数m段、整数n列を有し、受信したデー
タを順次シフトさせるシフトレジスタ(SR)2と、シ
フトレジスタ2からの入力ビットと後述するフレーム同
期信号発生部4からの入力ビットとの一致数を検出して
その都度一致出力を発生する比較器(COMP)3と、
特定のビットパターン、例えば「01111110」か
らなるフレーム同期信号を発生するフレーム同期信号発
生部4と、各フレーム毎に比較器3から供給される一致
出力数をカウントする一致数カウンタ5と、一致数カウ
ンタ5から供給されるカウント数に応じて、後述するフ
レーム同期信号出力部7のフレーム同期信号の検出精度
を、高い検出精度または低い検出精度を選択設定する検
出精度設定部6と、検出精度設定部6から供給される検
出精度設定情報に従って受信データのフレーム同期信号
を検出し、検出したフレーム同期信号をフレーム同期信
号出力端子8に供給するフレーム同期信号出力部7とか
らなっている。なお、D00、D01、… …、D0(m-1)
10、D11、… …、D1(m-1)… …、D(n-1)0、D
(n-1)1、… …、D(n-1)(m-1)の中のビットデータD00
とD(n-1)0は、シフトレジスタ2の各段に収納されるデ
ータビットを示すものである。
【0024】そして、フレーム同期信号検出部11 にお
いて、シフトレジスタ2は、入力段が図1に図示されな
い前段の復調回路部の出力端に接続され、出力段が比較
器3の第1入力端に接続される。比較器3は、第2入力
端がフレーム同期信号格納部4の出力端に接続され、出
力端が一致数カウンタ5の入力端に接続される。一致数
カウンタ5は出力端がフレーム同期信号検出信号出力部
7の入力端に接続される。フレーム同期信号検出信号出
力部7は、制御端が検出精度設定部6の出力端と一致数
カウンタ5の出力端に接続され、出力端がフレーム同期
信号検出信号出力端子8に接続される。
【0025】前記構成によるフレーム同期信号検出部1
1 は、次のように動作する。
【0026】始めに、リンクトライ時の動作、すなわち
フレーム同期リンクが確立するまでの動作について述べ
る。
【0027】いま、前段の復調回路部から受信データが
フレーム同期信号検出部11 に供給されると、その受信
データは、シフトクロック信号により受信データの転送
レートのm倍のレートでサンプリングされ、シフトレジ
スタ2に順次収容される。このとき、比較部3は、シフ
トレジスタ2の出力段から順次出力されるビットパター
ンとフレーム同期信号発生部4から順次出力されるフレ
ーム同期信号の特定のビットパターンとを順次ビット毎
に比較し、そのビット比較により一致したビットがあっ
たとき一方極性、例えば正極性の一致出力を発生し、一
致しないビットであったとき他方極性、例えばゼロレベ
ルの不一致出力を発生する。次いで、一致数カウンタ5
は、受信データの1フレーム毎に一致出力の数をカウン
トし、そのカウント数をフレーム同期信号検出信号出力
部7に供給する。フレーム同期リンクが確立前は、フレ
ーム同期信号の付加位置が確認されていないことから、
検出精度設定部6は定常検出精度よりも高い検出精度で
フレーム同期信号を検出するような設定信号をフレーム
同期信号検出信号出力部7に供給する。このとき、フレ
ーム同期信号出力部7は、フレーム同期信号の検出精度
が定常検出精度よりも高い検出精度に設定され、その高
い検出精度で受信データの中からフレーム同期信号の検
出を行い、その結果として、フレーム同期信号の付加位
置が確認され、フレーム同期リンクが確立される。
【0028】次に、フレーム同期リンクが確立された後
の動作について述べる。
【0029】前段の復調回路部から受信データがフレー
ム同期信号検出部11 に供給されると、その受信データ
は、シフトクロック信号により受信データの転送レート
のm倍のレートでサンプリングされ、シフトレジスタ2
に順次収容される点は前の場合と同じである。このと
き、フレーム同期リンクが確立され、フレーム同期信号
の付加位置が確認することができるので、比較部3は、
確認したフレーム同期信号の付加位置のデータビットが
シフトレジスタ2の出力段から順次出力されるタイミン
グで、シフトレジスタ2の出力段からのビットパターン
とフレーム同期信号格納部4から順次出力される特定の
ビットパターンとを順次ビット毎に比較し、前の場合と
同様に、そのビット比較により一致したビットがあった
とき一方極性、例えば正極性の一致出力を発生し、一致
しないビットであったとき他方極性、例えばゼロレベル
の不一致出力を発生する。次いで、一致数カウンタ5
は、受信データの1フレーム毎に一致出力の数をカウン
トし、そのカウント数を検出精度設定部6を供給する。
検出精度設定部6は、フレーム同期リンクが確立された
ことから、検出精度設定部6は定常検出精度よりも低い
検出精度でフレーム同期信号を検出するような設定信号
をフレーム同期信号検出信号出力部7に供給する。この
とき、フレーム同期信号検出信号出力部7は、フレーム
同期信号の検出精度が定常検出精度よりも低い検出精度
に設定され、その低い検出精度により受信データの中か
らフレーム同期信号が検出され、検出されたフレーム同
期信号は図1に図示されない制御部等に供給される。
【0030】なお、この実施の形態における定常検出精
度よりも高い検出精度とは、シフトレジスタの段数mを
12とした場合、受信データの中のフレーム同期信号の
ビットパターンとフレーム同期信号発生部4に収納され
たフレーム同期信号の特定のビットパターンとの間で、
6つの連続したクロック数またはそれ以上の連続したク
ロック数において一致するような状態を意味するもので
あり、一方、定常検出精度よりも低い検出精度とは、シ
フトレジスタの段数mを12とした場合、受信データの
中のフレーム同期信号のビットパターンとフレーム同期
信号発生部4に収納されたフレーム同期信号の特定のビ
ットパターンとの間で、3つの連続したクロック数また
は3の前後の連続したクロック数において一致するよう
な状態を意味するものである。
【0031】このように、この実施の形態においては、
フレーム同期リンクが確立される前のフレーム同期信号
の検出精度を定常検出精度よりも高く設定し、一方、フ
レーム同期リンクが確立され後のフレーム同期信号の検
出精度を定常検出精度よりも低く設定しているので、フ
レーム同期リンクが確立前、誤同期状態の発生を少なく
して、安定したリンク確立が達成され、フレーム同期リ
ンクの確立後、データに重畳する僅かなノイズや外乱に
基づく未検出の発生が抑えられ、フレーム同期信号の検
出率が向上する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フレー
ム同期リンクが確立される前のフレーム同期信号の検出
精度を高く設定することによって、誤同期状態の発生が
少なく、安定したリンク確立を達成させることができ、
また、フレーム同期リンクが確立され後のフレーム同期
信号の検出精度を低く設定することによって、データに
重畳する僅かなノイズや外乱に基づく未検出の発生が低
減され、フレーム同期信号の検出率を向上させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフレーム同期信号検出方式の一つ
の実施の形態を示すもので、データ多重送受信機のベー
スバンド信号処理部におけるフレーム同期信号検出部の
要部構成を示すブロック図である。
【図2】既知のデータ多重送受信機の要部構成の一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ベースバンド信号処理部 11 フレーム同期信号検出部 2 シフトレジスタ 3 比較器(COMP) 4 フレーム同期信号格納部 5 一致数カウンタ 6 検出精度設定部 7 フレーム同期信号検出信号出力部 8 フレーム同期信号出信号出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも高周波信号を送受信する送受
    信部と、前記高周波信号とベースバンド信号との間で相
    互変換する変復調部と、前記ベースバンド信号を処理す
    るベースバンド信号処理部とからなり、前記ベースバン
    ド信号処理部にフレーム同期信号検出部を有するデータ
    多重送受信機であって、前記フレーム同期信号検出部
    は、受信データに包含されるフレーム同期信号を検出す
    る際に、フレーム同期リンクが確立される前のフレーム
    同期信号の検出精度を高く設定し、前記フレーム同期リ
    ンクが確立され後のフレーム同期信号の検出精度を前記
    検出精度よりも低く設定していることを特徴とするフレ
    ーム同期信号検出方式。
  2. 【請求項2】 前記フレーム同期信号検出部は、受信デ
    ータを一時格納するシフトレジスタと、フレーム同期信
    号を格納するフレーム同期信号格納部と、前記シフトレ
    ジスタから抽出したフレーム同期信号と前記フレーム同
    期信号発生部から出力されたフレーム同期信号の一致を
    検出する比較部と、前記比較部の一致出力をカウントす
    るカウンタと、前記カウンタのカウンタ値によってフレ
    ーム同期信号の検出精度を高くまたは低く設定する検出
    精度設定部と、前記受信データから前記検出精度設定部
    で設定した検出精度によってフレーム同期信号を検出す
    るフレーム同期信号検出信号出力部とを備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のフレーム同期信号検出方
    式。
JP2001033992A 2001-02-09 2001-02-09 フレーム同期信号検出方式 Withdrawn JP2002237807A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001033992A JP2002237807A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 フレーム同期信号検出方式
US10/068,240 US7027541B2 (en) 2001-02-09 2002-02-05 Frame synchronizing signal detecting method for reducing occurrence of error synchronization before link of frame synchronizing signal is established

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001033992A JP2002237807A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 フレーム同期信号検出方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002237807A true JP2002237807A (ja) 2002-08-23

Family

ID=18897668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001033992A Withdrawn JP2002237807A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 フレーム同期信号検出方式

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7027541B2 (ja)
JP (1) JP2002237807A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3835800B2 (ja) * 2002-02-08 2006-10-18 株式会社東芝 受信フレームの同期方法、および、受信装置
US20030161351A1 (en) * 2002-02-22 2003-08-28 Beverly Harlan T. Synchronizing and converting the size of data frames
DE10307427B4 (de) * 2003-02-21 2007-07-26 Infineon Technologies Ag Anordnung und Verfahren zur direkten Demodulation
JP6325249B2 (ja) * 2013-12-26 2018-05-16 株式会社Nttドコモ ユーザ端末及び無線通信方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55107360A (en) * 1979-02-08 1980-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Detector for synchronizing signal
US4903225A (en) * 1988-12-23 1990-02-20 Ampex Corporation High speed digital data correlator having a synchronous pipelined full adder cell array
JP2973725B2 (ja) 1991-08-30 1999-11-08 日本電気株式会社 サブフレーム同期信号検出回路
US5627863A (en) * 1994-07-15 1997-05-06 Amati Communications Corporation Frame synchronization in multicarrier transmission systems
JP3196828B2 (ja) * 1997-12-18 2001-08-06 日本電気株式会社 無線受信方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020110208A1 (en) 2002-08-15
US7027541B2 (en) 2006-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6434194B1 (en) Combined OOK-FSK/PPM modulation and communication protocol scheme providing low cost, low power consumption short range radio link
CN1684456B (zh) 同步检测装置和同步检测方法
EP0148198B1 (en) Data detector using probabilistic information in received signals
US8768285B2 (en) Synchronization of front-end and baseband units in wireless communications device by wirelessly transmitting clock signal therebetween
WO2006036009A1 (ja) 移動無線通信装置、無線通信装置及び通信処理方法
JP4807645B2 (ja) 周波数オフセットエラーを決定する装置及びそれに基づく受信機
JP3537045B2 (ja) デジタル信号の品質を決定する装置及び方法
JP3204224B2 (ja) Dcオフセットのキャンセルとキャリア検出しきい値測定機能を備えた受信機とその制御方法
JPH06205062A (ja) 遅延検波回路
JP2002237807A (ja) フレーム同期信号検出方式
RU2704238C1 (ru) Высокоскоростная система калибровки полностью цифрового приемника и способ на основе чередующегося кодирования
JP2653284B2 (ja) データ同期検出装置
JP3486186B1 (ja) 受信データ再生装置
US4868854A (en) Establishment of bit synchronization in a data transmitting/receiving system
KR20190081747A (ko) 직교성을 갖는 동기 워드를 이용한 독립적인 패킷 검출 방법 및 그 수신 장치
JP2002141873A (ja) パルス変調によりエンコードされた信号のパルス位置を決定する装置及び方法
JPH09224058A (ja) ビット同期回路及びビット同期方法
JPH11331133A (ja) 双方向ディジタル伝送方法及びその装置
JPH07235835A (ja) 全デジタルif−ベースバンド信号変換器
JP2679474B2 (ja) データ同期検出方法
Chang et al. Performance of a TDMA portable radio system using a block code for burst synchronization and error detection
JP3655142B2 (ja) 移動通信端末装置
JPH07154444A (ja) フレーム同期検出回路
SU1573550A1 (ru) Устройство дл передачи и приема дискретных сообщений
JPS60216634A (ja) 同期制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050704