JP2973725B2 - サブフレーム同期信号検出回路 - Google Patents

サブフレーム同期信号検出回路

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JP2973725B2
JP2973725B2 JP4230222A JP23022292A JP2973725B2 JP 2973725 B2 JP2973725 B2 JP 2973725B2 JP 4230222 A JP4230222 A JP 4230222A JP 23022292 A JP23022292 A JP 23022292A JP 2973725 B2 JP2973725 B2 JP 2973725B2
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靖智 ▲魚▼本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレーム同期データ通信
に関し、特に同期信号の誤り検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】フレーム同期データ通信において、1フ
レームは複数のサブフレームによって構成され、データ
信号の1フレームの開始を示すフレーム同期信号は、開
始サブフレーム(第1サブフレーム)に特定のパターン
のコードを設定することによって表わされる。フレーム
の、第1サブフレーム以外の部分を区切るために所定の
論理レベルのサブフレーム同期信号が各サブフレームの
特定のビット、例えば第kビットに設定される。第kビ
ットは通常第1ビットである。
【0003】図9は、フレーム同期データ通信における
データ信号S3のフレームフォーマット、イネーブル信
号S1、クロックパルス信号S2を示す。同図において
1フレームは複数のサブフレームで成り、各サブフレー
ムは8ビットで各ビットはクロックパルス信号S2に同
期して伝送される。以下の記述においては8ビットで成
る各サブフレームをオクテットと記す。イネーブル信号
S1は、データ信号が伝送されている期間のみ論理1の
値をとる。フレーム同期信号は開始オクテットに8箇の
“0”を設定して表わされる。図9に示されたフレーム
フォーマットにはサブフレーム同期信号またはオクテッ
ト同期信号は設定されていない。
【0004】図10はフレームフォーマットの他の例
で、図9と同じ論理0のフレーム同期信号が第1オクテ
ットに設定され、さらにオクテット同期信号が設定され
ている。オクテット同期信号は各オクテットの第1ビッ
トに割当てられ、論理1が設定されている。
【0005】図11はフレーム同期信号検出回路が用い
られているデータ通信システムを示す。送信側では送信
端末から送られたデジタルデータ信号はデジタル・アナ
ログ変換器91によってアナログデータ信号に変換さ
れ、次に、該アナログデータ信号は送信アンテナ92を
経て受信アンテナ93で受信され、アナログ・デジタル
変換器94によってデジタルデータ信号に変換される。
フレーム同期信号検出回路95は、そのデジタルデータ
信号からフレーム同期信号を検出し、そのデジタルデー
タ信号が伝送されたデータ信号であるか、または何か他
の情報を表わすデータ信号であるかを判別してそのデジ
タルデータ信号を受信端末に送信する。実際には、フレ
ーム同期信号検出回路は送信側にも設けられ、ノイズに
よって生じるデータ信号の変化が検査される。
【0006】図12は従来の代表的なフレーム同期信号
検出回路のブロック図である。回路はシリアル・パラレ
ル変換器10、メモり12およびCPU13から成って
いる。シリアル・パラレル変換器10はイネーブル信号
S1によってイネーブルにされ、クロックパルス信号S
2に同期してシリアルデータ信号S3をパラレルデータ
信号S11に変換する。パラレルデータ信号S11は、
一旦、メモり12中に蓄積される。当該のデータ通信に
よって伝送されたすべてのデータ信号がメモリ12中に
蓄積された後、CPU13はソフトウエアによってフレ
ーム同期信号を検出する。もし、サブフレーム同期信号
が設定されていて、このサブフレーム同期信号をも検出
する必要がある場合には、この段階で行われる。以下、
フレーム同期信号とサブフレーム同期信号を総称して同
期信号と記す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の同期信号
検出回路においては、シリアル・パラレル変換されたす
べてのデータ信号が一旦メモリに蓄積された後に、同期
信号に割当てされたビットを検出するので、すべてのデ
ータ信号の同期信号を検出するのに長い時間を要すると
いう問題点がある。
【0008】そのために本発明に先行して発展された技
術においては、データ信号の受信と並行してリアルタイ
ムでフレーム同期信号を検出することができるフレーム
同期信号検出回路提供されている。
【0009】本発明の目的は、データ信号の受信と並行
してリアルタイムでサブフレーム同期信号を検出するこ
とができるサブフレーム同期信号検出回路を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の本発明に先行して
発展されたフレーム同期信号検出回路は、すべてのビッ
トに同一の論理レベルのコードが設定されているフレー
ム同期信号の誤りを検出するように構成されている。フ
レーム同期信号検出回路は、フレーム同期信号の長さに
対応する期間のみ論理値1をとる第1の信号を出力する
第1の回路と、フレーム同期データ通信によって送信さ
れたデータ信号と第1の信号を入力して両者の論理積に
対応する第2の信号を出力する第1のゲート回路を有す
る第2の回路とを有する。
【0011】前記のフレーム同期信号検出回路は、フレ
ーム同期データ送信によって伝送されたイネーブル信号
をフレーム同期信号の長さに対応する期間だけ遅延さ
せ、遅延イネーブル信号として出力する遅延回路と、イ
ネーブル信号と遅延イネーブル信号との排他的論理和を
第1の信号として出力する第2のゲート回路とを有す
る。遅延回路の望ましい態様は、フレーム同期信号のビ
ット数と同じビット数のシフトレジスタを有し、該シフ
トレジスタは、フレーム同期データ通信によって送信さ
れたイネーブル信号とクロックパルス信号を入力し、ク
ロックパルス信号に同期して前記イネーブル信号をシフ
トさせ、そのシリアル出力を遅延イネーブル信号として
出力する。
【0012】本発明の目的を達成するために、本発明の
サブフレーム同期信号検出回路は、1フレームが複数の
サブフレームで成り、各サブフレームはMビットで成
り、フレーム同期信号は開始サブフレームの全ビットで
表わされ、サブフレーム同期信号は開始サブフレーム以
外の各サブフレームの第kビットで表わされ、前記第k
ビットは第1の論理レベルに設定されるサブフレーム同
期信号の誤りを検出するように構成されている。サブフ
レーム同期信号検出回路は、開始サブフレームを検出
し、該サブフレームに表わされているフレーム同期信号
に誤りがないことを検出したときに、開始サブフレーム
の次に続く第2サブフレームの第kビットに同期して前
記第1の論理レベルの孤立パルス信号を発生し、かつ、
入力したデータ信号をMクロックパルス周期だけ遅延さ
せて出力する開始サブフレーム検出回路と、先頭パルス
は孤立パルス信号をMクロックパルス周期だけ遅延させ
ることによって生成され、それ以後の各パルスは直前の
パルスをMクロックパルス周期だけ遅延させることによ
って繰返し生成され、該繰返し生成されたパルスのうち
の第2サブフレーム以外の各サブフレームのサブフレー
ム同期信号に同期するパルスで成るパルス列であるウイ
ンドパルスを生成するウインドパルス発生回路と、ウイ
ンドパルスの制御のもとで、開始サブフレーム検出回路
によって遅延されたデータ信号から、開始サブフレーム
以外のサブフレームの第kビットを選択するトランスミ
ッションゲートを有する。
【0013】開始サブフレーム検出回路の望ましい態様
は、シリアル入力端子とMビットパラレル出力端子およ
びシリアル出力端子を有する第1のシフトレジスタと、
第1のシフトレジスタのMビットのパラレル出力に接続
されたM入力の第1の論理和ゲートを有し、第1のシフ
トレジスタは、シリアル入力されたデータ信号をクロッ
クパルス信号に同期してシフトさせ、そのシリアル出力
を遅延データ信号として出力し、第1の論理和ゲートは
開始フレームが誤りをもたないときにのみ、第1の論理
レベルのパルスを孤立パルス信号として出力する。
【0014】開始サブフレーム検出回路のもう1つの望
ましい態様は、シリアル入力端子とMビットパラレル出
力端子およびシリアル出力端子を有する第1のシフトレ
ジスタと、前記第1のシフトレジスタのMビットのパラ
レル出力に接続されたM入力の第1の論理和ゲートと、
第1の遅延回路を有し、第1のシフトレジスタは、シリ
アル入力されたデータ信号をクロックパルス信号に同期
してシフトさせ、そのシリアル出力を遅延データ信号と
して出力し、第1の論理和ゲートは開始フレームが誤り
をもたないときにのみ、第1の論理レベルのパルス信号
を出力し、第1の遅延回路は第1の論理和ゲートの出力
をk−1クロックパルス周期だけ遅延して孤立パルス信
号として出力する。
【0015】ウインドパルス発生回路の望ましい態様
は、繰返し回路と排他的論理和ゲートを有し、該繰返し
回路は第2の遅延回路と第2の論理和ゲートを有し、第
2の遅延回路は第2の論理和ゲートの出力をMクロック
パルス周期だけ遅延し、第2の論理和ゲートは孤立パル
ス信号と第2の遅延回路の出力との論理和を生成し、排
他的論理和ゲートは孤立パルス信号と第2の論理和ゲー
トの出力を入力して孤立パルス信号の出力を阻止する。
【0016】
【実施例】図1は本発明に先行して発展されたフレーム
同期信号検出回路の例のブロック図であり、図2は図
1の誤り検出回路4のブロック図である。図3は図1,
図2の回路の各部の動作を説明するタイミング図であ
る。このフレーム同期信号検出回路において採用されて
いるフレームフォーマットは図9で説明されたものと同
一であって、フレーム同期信号は開始オクテット(第1
オクテット)に設定され、全ビットに論理0が設定され
る。図3のデータ信号は、フレーム同期信号の第3ビッ
トに論理1の誤りを含んでいる。
【0017】フレーム同期信号検出回路は第1信号発生
回路1と誤り検出回路4を備え、第1信号発生回路は後
述する第1信号S5を発生する。第1信号発生回路1は
8ビットのシフトレジスタ2とANDゲート3で構成さ
れている。シフトレジスタ2はシリアル入力端子にイネ
ーブル信号S1を入力し、クロックパルス信号S2に同
期してイネーブル信号S1を8ビットだけシフトし、遅
延イネーブル信号を生成する。したがって遅延イネーブ
ル信号は、イネーブル信号よりも8クロックパルス周期
すなわち、フレーム同期信号の長さだけ位相が遅れた信
号である。ANDゲート3はイネーブル信号と反転遅延
イネーブル信号S4を入力し、その論理積を第1信号S
5として出力する。したがって第1信号S5はフレーム
同期信号の長さに対応する期間のみ論理1をとる(図
3、信号S5参照)。誤り検出回路4はフレーム同期信
号が誤りを含んでいる場合には、その誤りをフレーム同
期信号から抽出する。誤り検出回路4はANDゲート5
とレジスタ回路6から成っている。ANDゲート5は第
1信号S5とデータ信号S3を受信し、その論理積を第
2信号S6として出力する。それによってフレーム同期
信号から誤りビットが抽出される(図3、信号S6)。
レジスタ回路6は、ANDゲート7,8およびDフリッ
プフロップ9から成っている。ANDゲート7はクロッ
クパルス信号S2と第1信号S5を入力し、フレーム同
期信号の長さに対応する期間のみ活性のクロックパルス
列S7を出力する(図3、信号S7)。ANDゲート8
は第2信号S6とクロックパルス列S7を入力し、フレ
ーム同期信号に誤りビットがある場合には該ビットに同
期する1発のクロックパルスS8を出力する。Dフリッ
プフロップはイネーブル信号によってイネーブルにさ
れ、データ入力端子には第2信号S6を、クロック入力
端子にはクロックパルスS8を入力し、クロックパルス
S8の立下りで第2信号S6をラッチし警報信号S9を
発信する。このようにして、フレーム同期信号検出回路
は、フレーム同期信号に誤りがある場合には、データ信
号の入力と並行してリアルタイムでその誤りを検出する
ことができる。本検出回路では、イネーブル信号と反転
遅延イネーブル信号の論理積によって第1信号S5を作
成したけれど、イネーブル信号と遅延イネーブル信号と
の排他的論理和をとることによって同一の信号を得るこ
とができる。
【0018】次に、図4ないし8を参照して本発明の
実施例を説明する。図4は本発明の第2の実施例のブロ
ック図、図5,図6,図7はそれぞれ図4の開始オクテ
ット検出回路、ウインドパルス発生回路、データ変換回
路のブロック図、図8は図4,図5,図6,図7に示さ
れている回路の各部の動作を示すタイミング図である。
本実施例はオクテット同期信号検出回路の一例である。
本実施例で採用されているフレームフォーマットは図1
0に示されているものと同じで、1フレームは10オク
テットから成るものとする。
【0019】オクテット同期信号検出回路は、図4に示
されているように、開始オクテット検出回路20、ウイ
ンドパルス発生回路21、トランスミッションゲート2
2、排他的論理和ゲート23、データ変換回路24から
成っている。開始オクテット検出回路20は、図5に示
されているように、8ビットシフトレジスタ25と8入
力NORゲート26から成り、シフトレジスタ25のパ
ラレル出力はNORゲート26の入力に接続されてい
る。シフトレジスタ25はクロックパルス信号S2に同
期してデータ信号S3をシフトし、そのシリアル出力端
子から8クロックパルス周期だけ遅延したデータ信号を
出力する。以下、この遅延したデータ信号を遅延データ
信号S20と記す(図8、信号S20参照)。NORゲ
ート26は、その8個の入力のすべてに論理0を入力し
たとき、したがって開始オクテット検出回路20がフレ
ーム同期信号(開始オクテット)中に誤りを検出しない
ときにのみ、第2オクテットのオクテット同期信号(本
実施例では第2オクテットの第1ビット)に同期して孤
立パルス信号S21を出力する。
【0020】ウインドパルス発生回路21はウインドパ
ルスを発生する。ウインドパルスは図8に信号S22と
して表わされているように、成分パルスが第3オクテッ
トおよびそれ以後の各オクテットのオクテット同期信号
(第1ビット)と同期して発生するパルス列である。ウ
インドパルス発生回路21は(図6参照)8ビットシフ
トレジスタ28、ORゲート29および排他的論理和ゲ
ート30から成っている。ORゲート29は孤立パルス
信号S21とシフトレジスタ28のシリアル出力の論理
和を生成し、その出力信号S29をシフトレジスタ28
のシリアル入力端子に供給する。シフトレジスタ28は
そのシリアル入力端子に入力された信号S29を8クロ
ックパルス周期だけ遅延して出力し、その遅延された出
力(シリアル出力)をORゲート29を介して再び入力
する。したがって、シフトレジスタ28とORゲート2
9は繰返し回路を構成し、この繰返し回路は、孤立パル
ス信号を先頭パルスとし、8クロックパルス周期を繰返
し周期とするパルス列を発生する。このパルス列が信号
S29である。排他的論理和ゲート30は信号S29か
ら孤立パルス信号S21を除去し、図8に示されている
ようなウインドパルスS22を生成する。
【0021】トランスミッションゲート22(図4参
照)はウインドパルスS22の制御のもとで(ウインド
パルスS22をマスク信号として)、遅延データ信号S
20を伝送し、それによってオクテット同期信号の8ク
ロックパルス周期だけ遅延した第2オクテットおよびそ
れ以後のオクテットの第1ビットを抽出する。以下、ト
ランスミッションゲート22の出力を信号S23と記
す。排他的論理和ゲート23は誤り検出ゲートである。
このゲートはウインドパルス22と信号23を受信し、
オクテット同期信号として設定されたビットのうち、正
しいビットの出力を阻止し、誤りビットS24のみを出
力する(図8参照)。データ変換回路24は、シリアル
・パラレル変換回路33、Dフリップフロップ32、A
NDゲート31を備えている。シリアル・パラレル変換
器33は、シリアルに入力した遅延データ信号S20
を、クロックパルス信号S2に同期してパラレルデータ
信号S33に変換する。ANDゲート31は誤りビット
S24とクロックパルス信号S2を入力し、誤りビット
が存在する場合にのみクロックパルスS31を出力す
る。Dフリップフロップ32はクロックパルスS31に
同期して誤りビットS24をラッチしてリセット信号S
32を出力する。リセット信号S32はシリアル・パラ
レル変換器33をディスエーブルにすると共に警報信号
を発生する。
【0022】次に本実施例の動作を、第10オクテット
のオクテット同期信号に誤り(論理0)がある場合につ
いて説明する。開始オクテット検出回路20は、データ
信号S3およびクロックパルス信号S2を受信すると、
開始オクテットを検出し、誤りがない場合には第2オク
テットの第1ビットに同期して孤立パルス信号S21を
出力する。ウインドパルス発生回路21は孤立パルス信
号S21を受信すると、孤立パルス信号S21を先頭パ
ルスとして、各オクテットの第1ビットに同期してパル
スの生成を繰り返す(信号S29)。ウインドパルス発
生回路21に設けられている排他的論理和ゲート30は
信号S29から孤立パルス信号S21を排除し、ウイン
ドパルスS22を生成する。ウインドパルスS22は、
トランスミッションゲート22中における遅延データ信
号S20の伝送を制御し、1オクテット周期(8クロッ
クパルス周期)だけ遅延された第2ないし10オクテッ
トの第1ビットを抽出する。排他的論理和ゲート23
は、トランスミッションゲート22から出力される第1
ビットのうちの正しいビットの出力を阻止し、誤りビッ
トのみをデータ変換回路24に供給する。データ変換回
路24は、誤りビットが検出されない場合には、シリア
ル入力された遅延データ信号S20をパラレルデータ信
号S33に変換する。誤りビットS24が検出されたと
きには、データ変換回路24は、シリアル・パラレル変
換を停止し警報信号を発生する。
【0023】多くの場合、オクテット同期信号は、各オ
クテットの第1ビットに設定される。しかし、オクテッ
ト同期信号は各オクテットの任意のビット、例えば第k
ビット(kは1より大きく8以下)に設定することがで
きる。この場合には開始オクテット検出回路20中のN
ORゲート26の出力を、例えばk−1ビットのシフト
レジスタによってk−1クロックパルス周期だけ遅延さ
せ、その遅延された出力を孤立パルス信号S21として
用いることによって、それ以上の変更をすることなく本
発明の目的を達成することができる。
【0024】
【発明の効果】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】本発明のサブフレーム同期信号検出回路は
次の効果を有する。
【0029】1.データ信号の開始サブフレームが入力
するとこれを検出し、誤りビットが無ければ孤立パルス
信号を発生させ、その孤立パルス信号に基づいてウイン
ドパルスを発生し、該ウインドパルスをマスク信号とし
てデータ信号からサブフレーム同期信号を抽出すること
により、データ信号の受信と並行してリアルタイムにサ
ブフレーム同期信号を検出することができる。
【0030】2.クロックパルス信号に同期して入力デ
ータ信号をシフトさせるシフトレジスタおよび該シフト
レジスタのパラレル出力を入力する論理和ゲートで成る
簡単な回路構成によって、本発明に用いられる制御信号
の起源になる孤立パルス信号を開始サブフレームの入力
の終了と同時に生成することができ、この孤立パルス信
号生成の即時性によって本発明のサブフレーム同期信号
検出回路の検出動作のリアルタイム性が保証される。
【0031】3.孤立パルス信号を先頭パルスとして繰
り返し回路によって1サブフレーム周期を繰返し周期と
するパルス列を生成し、排他的論理和ゲートによって該
パルス列から孤立パルス信号を排除することにより、デ
ータ信号の入力と並行してウインドパルスを生成するこ
とができ、それによってデータ信号からサブフレーム同
期信号の抽出を即時に行うことができる。
【0032】4.孤立パルス信号を遅延させて、その遅
延された孤立パルス信号によってウインドパルスを生成
することにより、サブフレーム同期信号が各サブフレー
ムの任意番目にあってもこれを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレーム同期信号検出回路の一例のブロック図
である。
【図2】図1の誤り検出回路4のブロック図である。
【図3】図1,図2の回路の各部の動作を説明するタイ
ミング図である。
【図4】本発明の実施例のブロック図である。
【図5】図4の開始オクテット検出回路20のブロック
図である。
【図6】図4のウインドパルス発生回路21のブロック
図である。
【図7】図4のデータ変換回路24のブロック図であ
る。
【図8】図4ないし7に示されている回路の各部の動作
を示すタイミング図である。
【図9】フレーム同期データ通信におけるデータ信号の
フレームフォーマットの一例、イネーブル信号、クロッ
クパルス信号を示す図である。
【図10】サブフレーム同期信号が設定されているフレ
ームフォーマットの一例を示す図である。
【図11】フレーム同期信号検出回路を備えたデータ通
信システムを示す図である。
【図12】フレーム同期信号検出回路の代表的な従来例
のブロック図である。
【符号の説明】
1 第1信号発生回路2,25,28 シフトレジ
スタ 3,5,7,8,31 ANDゲート 4 誤り検出回路 6 レジスタ回路 20 開始オクテット検出回路 21 ウインドパルス発生回路 22 トランスミッションゲート 23,30 排他的論理和ゲート 24 データ変換回路 26,29 ORゲート 32 Dフリップフロップ 33 シリアル・パラレル変換器 S1 イネーブル信号 S2 クロックパルス信号 S3 データ信号 S5 第1信号 S6 第2信号 S7 クロックパルス列 S8 クロックパルス S9 警報信号 S20 遅延データ信号 S21 孤立パルス信号 S22 ウインドパルス S24 誤りビット S29 パルス列(ORゲート29の出力) S30 パラレルデータ信号 S31 クロックパルス S32 リセットパルス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームが複数のサブフレームで成
    り、各サブフレームはMビットで成り、フレーム同期信
    号は開始サブフレームの全ビットで表わされ、サブフレ
    ーム同期信号は前記開始サブフレーム以外の各サブフレ
    ームの第kビットで表わされ、前記第kビットは第1の
    論理レベルに設定される、フレーム同期データ通信の、
    サブフレーム同期信号検出回路において、 開始サブフレームを検出し、該サブフレームに表わされ
    ているフレーム同期信号に誤りがないことを検出したと
    きに、開始サブフレームの次に続く第2サブフレームの
    第kビットに同期して前記第1の論理レベルの孤立パル
    ス信号を発生し、かつ、入力したデータ信号をMクロッ
    クパルス周期だけ遅延させて出力する開始サブフレーム
    検出回路と、 先頭パルスは前記孤立パルス信号をMクロックパルス周
    期だけ遅延させることによって生成され、それ以後の各
    パルスは直前のパルスをMクロックパルス周期だけ遅延
    させることによって繰返し生成され、該繰返し生成され
    たパルスのうちの、前記第2サブフレーム以外の各サブ
    フレームのサブフレーム同期信号に同期するパルスで成
    るパルス列であるウインドパルスを生成するウインドパ
    ルス発生回路と、 前記ウインドパルスの制御のもとで前記開始サブフレー
    ム検出回路によって遅延されたデータ信号から、開始サ
    ブフレーム以外のサブフレームの第kビットを選択する
    トランスミッションゲートを有することを特徴とするサ
    ブフレーム同期信号検出回路。
  2. 【請求項2】 開始サブフレーム検出回路は、シリアル
    入力端子とMビットパラレル出力端子およびシリアル出
    力端子を有する第1のシフトレジスタと、前記第1のシ
    フトレジスタのMビットのパラレル出力に接続されたM
    入力の第1の論理和ゲートを有し、第1のシフトレジス
    タは、シリアル入力されたデータ信号をクロックパルス
    信号に同期してシフトさせ、そのシリアル出力を遅延デ
    ータ信号として出力し、第1の論理和ゲートは開始フレ
    ームが誤りをもたないときにのみ、第1の論理レベルの
    パルスを孤立パルス信号として出力する請求項に記載
    のサブフレーム同期信号検出回路。
  3. 【請求項3】 開始サブフレーム検出回路は、シリアル
    入力端子とMビットパラレル出力端子およびシリアル出
    力端子を有する第1のシフトレジスタと、前記第1のシ
    フトレジスタのMビットのパラレル出力に接続されたM
    入力の第1の論理和ゲートと、第1の遅延回路を有し、
    第1のシフトレジスタは、シリアル入力されたデータ信
    号をクロックパルス信号に同期してシフトさせ、そのシ
    リアル出力を遅延データ信号として出力し、第1の論理
    和ゲートは開始フレームが誤りをもたないときにのみ、
    第1の論理レベルのパルス信号を出力し、前記第1の遅
    延回路は第1の論理和ゲートの出力をk−1クロックパ
    ルス周期だけ遅延して孤立パルス信号として出力する、
    請求項に記載のサブフレーム同期信号検出回路。
  4. 【請求項4】 ウインドパルス発生回路は、繰返し回路
    と排他的論理和ゲートを有し、該繰返し回路は第2の遅
    延回路と第2の論理和ゲートを有し、第2の遅延回路は
    第2の論理和ゲートの出力をMクロックパルス周期だけ
    遅延し、第2の論理和ゲートは孤立パルス信号と第2の
    遅延回路の出力との論理和を生成し、前記排他的論理和
    ゲートは、前記孤立パルス信号と第2の論理和ゲートの
    出力を入力して孤立パルス信号の出力を阻止する請求項
    2または3に記載のサブフレーム同期信号検出回路。
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