JP2002237668A - 電子部品リードと導電板の接続構造 - Google Patents

電子部品リードと導電板の接続構造

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JP2002237668A
JP2002237668A JP2001033002A JP2001033002A JP2002237668A JP 2002237668 A JP2002237668 A JP 2002237668A JP 2001033002 A JP2001033002 A JP 2001033002A JP 2001033002 A JP2001033002 A JP 2001033002A JP 2002237668 A JP2002237668 A JP 2002237668A
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JP
Japan
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lead
conductive plate
electronic component
hole
circuit board
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JP2001033002A
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Kiyoshi Hayashi
清 林
Noriyuki Isayama
徳行 諌山
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導電板への電子部品リードの固定がプリント基
板への実装と同時に行え、工数が低減されると共に、接
続の際にリードや電子部品に無理な力がかかるおそれが
ない電子部品リードと導電板の接続構造を提供する。 【解決手段】導電板1Aにリード用の孔15を設けると
共に、該孔の周囲から突出した突出部16を設ける。突
出部16をプリント基板5に設けた孔5aに挿着する。
電子部品2のリード3を導電板1Aの孔15に貫挿し、
かつリード3を突出部16に半田付け(21)して接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板上に
電流容量確保用の導電板を介して実装する場合に、電子
部品のリードを前記導電板に接続する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上に電子部品を実装する場
合、通常は、電子部品のリードを導体パターンに半田付
けして実装する。しかし電子機器の電源等は、大電流が
集中する箇所であるため、プリント基板に形成された厚
みの薄い(例えば30μm)導体パターンでは電流容量
が不足する。このため、導電板と称される銅板等をリー
ドに接続して電流流路として用いる。このような導電板
は、通常、電子部品を複数個並列に接続して用いる場合
に用いられることが多いため、ショート板とも称され
る。
【0003】このような導電板への電子部品リードの接
続は、従来、図4に示すように、導電板1の表面に複数
の電子部品2のリード3を当てて半田4により接続する
ことにより行っていた。5はプリント基板、6は複数の
電子部品2の電極に共通に接続される導電板、7は放熱
器であり、電子部品2に設けた孔と、導電板6の孔にね
じ8を通し、放熱器7に設けたねじ孔に螺合することに
よって放熱器7への電子部品2の接続と導電板6の接続
を行っている。
【0004】9は放熱器7をプリント基板5に固定する
ねじ、10は導電板1をナット11と共にプリント基板
5に固定するねじ、12は導電板1にねじ13とナット
14により接続する導電板であり、他の回路に接続され
る導体あるいは端子として用いられるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電子部品2
のリード3と導電板1の接続構造においては、導電板1
の表面にリード3を半田4によって接続しており、この
半田付け作業は、電子部品2を導電板1と共にプリント
基板5に実装する前に行うことが、作業を容易に行う上
で必要であるため、この半田付け作業をプリント基板へ
の実装とは別工程で行う必要がある。このため、工程数
が多くなるという問題点がある。
【0006】また、放熱器7や導電板1をプリント基板
5にねじ9、10により固定する際に、放熱器7と導電
板1との間の間隔が近接したり離反したりして取付けら
れると、リード3や電子部品2に無理な力がかかるおそ
れがある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、導電板への
電子部品リードの固定がプリント基板への実装と同時に
行え、工数が低減されると共に、接続の際にリードや電
子部品に無理な力がかかるおそれがない電子部品リード
と導電板の接続構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の電子部品リー
ドと導電板の接続構造は、導電板にリード用の孔を設け
ると共に、該孔の周囲から突出した突出部を設け、前記
突出部をプリント基板に設けた孔に挿着し、電子部品の
リードを前記導電板の孔に貫挿し、かつ該リードを前記
突出部に半田付けして接続固定したことを特徴とする。
【0009】このように、導電板に設けた突出部をプリ
ント基板の孔に挿入し、電子部品のリードを導電板の孔
に入れて突出部とリードを半田付けする構造にすれば、
導電板へのリードの固定が他の電子部品のプリント基板
への実装と共に同時に行える。
【0010】また、プリント基板に実装の際には、予め
プリント基板にセットした導電板の孔に、電子部品のリ
ードを挿入してセットしておいて半田槽に通すことで半
田付けすることができるから、半田付けの際にリードに
対して無理な力がかからない。
【0011】請求項2の電子部品リードの導電板の接続
構造は、請求項1において、前記プリント基板の孔の周
囲に導体パターンを形成し、前記リードを該孔の周囲の
導体パターンにも半田付けしたことを特徴とする。
【0012】このように、プリント基板の導体パターン
にも半田付けすることによって機械的により強固に固定
され、電流容量も上げることができる。
【0013】請求項3の電子部品リードの導電板の接続
構造は、請求項1または2において、前記突出部を筒状
に形成し、該筒部に前記リードを挿通し、該リードと筒
部内壁との間に半田を充填してリードを導電板に接続固
定したことを特徴とする。
【0014】このように、突出部を筒状に構成し、その
筒部にリードを挿入する構成とすれば、半田付けを行う
場合、表面張力に基づく毛細管現象により、半田の上が
りが促進され、リードと筒部の内壁との間に半田が十分
に充填され、半田付けが確実に高い結合強度で行われ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(A)、(B)、(C)はそ
れぞれ本発明の電子部品リードと導電板の接続構造の一
実施の形態を示す斜視図、平面図、正面図、図2(A)
は本実施の形態の側面図、図2(B)はその導電板の斜
視図である。これらの図において、図4と同じ符号は同
じ機能を発揮する部品を示す。
【0016】本実施の形態においては、電子部品2がダ
イオードである場合について示す。また、電子部品2
は、一方の電極は導電板6に共通に接続され、他方の電
極に接続されるリード3は、2個の電子部品が導電板1
Aに共通に接続され、残り4個の電子部品が導電板1B
に接続される例を示す。回路構成によっては、これらの
電子部品2の全てが共通の導電板に接続される構成を採
用する場合もある。
【0017】図3は導電板1Aへのリード3の接続構造
を示しており、図3に示すように、導電板1A(1Bも
同様)には、リード3を挿入するための孔15と、その
孔15に連続する孔を有する筒状をなす突出部16が、
導電板1Aの板面から突出して形成される。これらの孔
15および突出部16は、打ち抜き成形によって形成さ
れる。この他、これらの突出部16は、鍛造、鋳物によ
っても成形できる。導電板1Aには、図1、図2に示す
ように、前記ねじ10やナット11あるいはリベットに
よりプリント基板5に固定するための孔17や、導電板
1Aをプリント基板5の裏面の導体パターンに半田付け
するためのめの突起18や、前記ねじ13やナット14
により別の導電板12に接続するための孔19を有する
接続部20が設けられている。
【0018】このリード3の導電板1Aへの接続は以下
のようにして行われる。電子部品2と導電板6と放熱器
7とをねじ8により結合しておく。一方、導電板1A、
1Bは、図3に示すように、突出部16をプリント基板
5に設けた孔5aに挿入し、図2(A)に示すようにね
じ10やナット11により固定しておく。
【0019】そしてリード3を導電板1A、1Bの孔1
5や突出部16内に挿通し、放熱器7をねじ9によりプ
リント基板5に固定する。この状態では、リード3は導
電板1A、1Bの孔15や筒状突出部16内に間隙を有
して挿入されているので、無理な力が働くことはない。
【0020】このように、放熱器7を介して電子部品2
をプリント基板5に固定し、かつ導電板1A、1Bをプ
リント基板5に固定した状態でリフロー炉に通してプリ
ント基板5の下面を溶融半田に浸漬することにより、半
田付けを行う。図3において、21はリード3と筒状を
なす突出部16の内壁との間に充填固化された半田を示
す。本実施の形態のように、突出部16を筒状に形成し
てその中にリード3を通して半田槽に通せば、毛細管現
象により半田が突出部16の内壁ないしは孔15内に上
がり、強固な半田付けがなされる。
【0021】なお、図3に二点鎖線で示すように、プリ
ント基板5の裏面の孔5aの周囲に導体パターン(ラン
ド)22を形成してその導体パターン22にも半田23
によりリード3を半田付けすることにより、電気的接続
を行う構成も採用される。このようにすれば、リード3
が機械的により強固に固定され、電流容量も上げること
ができる。
【0022】本発明は、電子部品2がトランジスタ、コ
イル部品、抵抗等である場合にも適用できる。また、導
電板1A、1Bの固定は、機械的強度の要求度合によっ
ては、ねじ10等を用いないで、突起18をプリント基
板5の孔に通してプリント基板5の導体パターンに接続
固定するのみとする構成も採用できる。
【0023】
【発明の効果】請求項1によれば、リフローを使用して
導電板へのリードの接続固定が他の電子部品のプリント
基板への実装と共に同時に行えるので、組立が容易とな
り、コスト低減に寄与する。
【0024】また、プリント基板に実装の際には、予め
プリント基板にセットした導電板の孔に、電子部品のリ
ードを挿入してセットしておいて半田槽に通すことで半
田付けすることができるから、半田付けの際にリードに
対して無理な力がかからず、電子部品に悪影響を及ぼす
おそれがない。
【0025】請求項2によれば、プリント基板の導体パ
ターンにもリードを半田付けしたので、機械的により強
固に固定され、電流容量も上げることができる。
【0026】請求項3によれば、突出部を筒状に構成
し、その筒部にリードを挿入する構成としたので、半田
付けを行う場合、表面張力に基づく毛細管現象により、
半田の上がりが促進され、リードと筒部の内壁との間に
半田が十分に充填され、半田付けが確実に高い結合強度
で行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の電
子部品リードと導電板の接続構造の一実施の形態を示す
斜視図、平面図、正面図である。
【図2】(A)は本実施の形態の側面断面図、(B)は
その導電板を示す斜視図である。
【図3】本実施の形態の要部断面図である。
【図4】従来の電子部品リードと導電板の接続構造の一
実施の形態を示す斜視図、平面図、正面図である。
【符号の説明】
1A、1B:導電板、2:電子部品、3:リード、5:
プリント基板、5a:孔、6:導電板、7:放熱器、8
〜10:ねじ、11:ナット、12:導電板、13:ね
じ、14:ナット、15:孔、16:突出部、17:
孔、18:半田付け用突起、19:孔、20:接続部、
21:半田、22:導体パターン、23:半田

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電板にリード用の孔を設けると共に、該
    孔の周囲から突出した突出部を設け、 前記突出部をプリント基板に設けた孔に挿着し、 電子部品のリードを前記導電板の孔に貫挿し、かつ該リ
    ードを前記突出部に半田付けして接続固定したことを特
    徴とする電子部品リードと導電板の接続構造。
  2. 【請求項2】請求項1の電子部品リードの導電板の接続
    構造において、 前記プリント基板の孔の周囲に導体パターンを形成し、
    前記リードを該孔の周囲の導体パターンにも半田付けし
    たことを特徴とする電子部品リードと導電板の接続構
    造。
  3. 【請求項3】請求項1または2の電子部品リードの導電
    板の接続構造において、 前記突出部を筒状に形成し、該筒部に前記リードを挿通
    し、該リードと筒部内壁との間に半田を充填してリード
    を導電板に接続固定したことを特徴とする電子部品リー
    ドと導電板の接続構造。
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