JPH0555719A - 回路基板装置 - Google Patents
回路基板装置Info
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- JPH0555719A JPH0555719A JP21197591A JP21197591A JPH0555719A JP H0555719 A JPH0555719 A JP H0555719A JP 21197591 A JP21197591 A JP 21197591A JP 21197591 A JP21197591 A JP 21197591A JP H0555719 A JPH0555719 A JP H0555719A
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- Japan
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- hole
- circuit board
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- layer
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0201—Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストアップを抑制しながら、放熱効果を向
上するとともに、ICなどの電子部品と基板との間の熱
的ストレスを軽減して電子部品のリードがランドから剥
離するのを防止する。 【構成】 表面層の配線パターン4と裏面層の配線パタ
ーン5とが形成された基板1にスルーホール6を形成し
て表裏両配線パターン4,5を接続している回路基板装
置において、回路的には意味をもたないダミーのスルー
ホール7を複数個形成してある。ダミーのスルーホール
7は、スルーホール6と同様に、基板1を貫通し、その
内周面に銅箔や半田などの導体が形成されたものであ
る。
上するとともに、ICなどの電子部品と基板との間の熱
的ストレスを軽減して電子部品のリードがランドから剥
離するのを防止する。 【構成】 表面層の配線パターン4と裏面層の配線パタ
ーン5とが形成された基板1にスルーホール6を形成し
て表裏両配線パターン4,5を接続している回路基板装
置において、回路的には意味をもたないダミーのスルー
ホール7を複数個形成してある。ダミーのスルーホール
7は、スルーホール6と同様に、基板1を貫通し、その
内周面に銅箔や半田などの導体が形成されたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板の表面および裏
面にそれぞれ配線パターンが形成されており、基板に貫
通形成されその貫通孔の内周面に導体が形成されたスル
ーホールを介して表面層の配線パターンと裏面層の配線
パターンとが接続されている回路基板装置に関するもの
である。
面にそれぞれ配線パターンが形成されており、基板に貫
通形成されその貫通孔の内周面に導体が形成されたスル
ーホールを介して表面層の配線パターンと裏面層の配線
パターンとが接続されている回路基板装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種の回路基板装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【0003】図において、1は絶縁体で構成された基
板、2は基板1の表面および裏面に形成されてICなど
の電子部品が搭載されるランド、3は基板1の表面の端
縁部に形成されてソケットに差し込まれる接続端子、4
は基板1の表面に形成されてランド2と接続端子3とを
接続する表面層の配線パターン、破線で示した5は基板
1の裏面において形成されてランド2(裏面)から表面
層の配線パターン4の適当な箇所に対応する位置まで引
き回された裏面層の配線パターン、6は表面層の配線パ
ターン4と裏面層の配線パターン5とが対応する箇所に
おいて基板1に貫通形成されその貫通孔の内周面に銅箔
や半田などの導体が形成されてその導体によって表面層
の配線パターン4と裏面層の配線パターン5とを電気的
に接続するスルーホールである。
板、2は基板1の表面および裏面に形成されてICなど
の電子部品が搭載されるランド、3は基板1の表面の端
縁部に形成されてソケットに差し込まれる接続端子、4
は基板1の表面に形成されてランド2と接続端子3とを
接続する表面層の配線パターン、破線で示した5は基板
1の裏面において形成されてランド2(裏面)から表面
層の配線パターン4の適当な箇所に対応する位置まで引
き回された裏面層の配線パターン、6は表面層の配線パ
ターン4と裏面層の配線パターン5とが対応する箇所に
おいて基板1に貫通形成されその貫通孔の内周面に銅箔
や半田などの導体が形成されてその導体によって表面層
の配線パターン4と裏面層の配線パターン5とを電気的
に接続するスルーホールである。
【0004】ソケットの接続端子3に信号が伝えられる
と、表面層の配線パターン4、スルーホール6、裏面層
の配線パターン5を介して、その信号がランド2に搭載
されたICなどの電子部品に伝えられる。ICなどの電
子部品は、入力した信号に従って所定の処理を実行し、
その結果の出力信号を裏面層の配線パターン5、スルー
ホール6、表面層の配線パターン4を介してソケットの
接続端子3のいずれかに出力する。
と、表面層の配線パターン4、スルーホール6、裏面層
の配線パターン5を介して、その信号がランド2に搭載
されたICなどの電子部品に伝えられる。ICなどの電
子部品は、入力した信号に従って所定の処理を実行し、
その結果の出力信号を裏面層の配線パターン5、スルー
ホール6、表面層の配線パターン4を介してソケットの
接続端子3のいずれかに出力する。
【0005】この場合、ICをSMD(Surface Mau
nt Device )にすると、実装密度の高いコンパクトな
部品が得られるという利点がある。
nt Device )にすると、実装密度の高いコンパクトな
部品が得られるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICが高速か
つ高集積化されると、発熱の問題が生じてくる。基板1
は、その材質が絶縁体であって熱伝導率が低いために放
熱効果が悪い。放熱効果が悪いと、ICの動作に熱的な
悪影響が生じ、動作不良を引き起こすおそれがある。
つ高集積化されると、発熱の問題が生じてくる。基板1
は、その材質が絶縁体であって熱伝導率が低いために放
熱効果が悪い。放熱効果が悪いと、ICの動作に熱的な
悪影響が生じ、動作不良を引き起こすおそれがある。
【0007】ICとしてSMDの一種であるTSOP
(Thin Small Outline Package)を搭載した後、
熱サイクルなどの信頼性試験を行うと、ランド2とIC
のリードとを接続している半田が剥離するといった問題
もある。これは、基板1の熱膨張係数がIC単体の熱膨
張係数よりも大きく、ICのリードとランド2との間
に、基板1の面方向に沿った熱的なストレス(応力)が
加わるため、ICのリードがランド2から剥離するので
ある。
(Thin Small Outline Package)を搭載した後、
熱サイクルなどの信頼性試験を行うと、ランド2とIC
のリードとを接続している半田が剥離するといった問題
もある。これは、基板1の熱膨張係数がIC単体の熱膨
張係数よりも大きく、ICのリードとランド2との間
に、基板1の面方向に沿った熱的なストレス(応力)が
加わるため、ICのリードがランド2から剥離するので
ある。
【0008】このような不都合を回避する対策として、
従来、基板に放熱フィンを設けたり、基板として熱膨張
係数が小さい材質の特殊なものを使用したりすることが
考えられたが、いずれもコストアップを招来する原因と
なっていた。
従来、基板に放熱フィンを設けたり、基板として熱膨張
係数が小さい材質の特殊なものを使用したりすることが
考えられたが、いずれもコストアップを招来する原因と
なっていた。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るために創案されたものであって、コストアップを抑制
しながら熱的ストレスを軽減できる回路基板装置を得る
ことを課題とする。
るために創案されたものであって、コストアップを抑制
しながら熱的ストレスを軽減できる回路基板装置を得る
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
達成するために、基板の表面および裏面にそれぞれ配線
パターンが形成されており、基板に貫通形成されその貫
通孔の内周面に導体が形成されたスルーホールを介して
表面層の配線パターンと裏面層の配線パターンとが接続
されている回路基板装置において、次のような構成をと
る。
達成するために、基板の表面および裏面にそれぞれ配線
パターンが形成されており、基板に貫通形成されその貫
通孔の内周面に導体が形成されたスルーホールを介して
表面層の配線パターンと裏面層の配線パターンとが接続
されている回路基板装置において、次のような構成をと
る。
【0011】この発明に係る第1の回路基板装置は、前
記基板に貫通形成されその貫通孔の内周面に導体が回路
的には意味をもたない状態で形成されたダミーのスルー
ホールを複数個有していることを特徴とするものであ
る。
記基板に貫通形成されその貫通孔の内周面に導体が回路
的には意味をもたない状態で形成されたダミーのスルー
ホールを複数個有していることを特徴とするものであ
る。
【0012】この発明に係る第2の回路基板装置は、上
記第1の回路基板装置において、ダミーのスルーホール
が基板上に形成された高電位側電源層に接続されている
ものである。
記第1の回路基板装置において、ダミーのスルーホール
が基板上に形成された高電位側電源層に接続されている
ものである。
【0013】この発明に係る第3の回路基板装置は、上
記第1の回路基板装置において、ダミーのスルーホール
が基板上に形成された低電位側電源層に接続されている
ものである。
記第1の回路基板装置において、ダミーのスルーホール
が基板上に形成された低電位側電源層に接続されている
ものである。
【0014】
【作用】この発明に係る第1の回路基板装置によれば、
基板に複数形成したダミーのスルーホールは、その内周
面が銅箔や半田などの導体で構成されているので、熱伝
導率が高くなり、放熱面積が増大するため、放熱効果が
向上する。また、そのようなダミーのスルーホールが複
数形成された基板は、その熱膨張係数が実質的に小さく
なり、ICなどの電子部品のランドからの剥離を防止す
る。また、ダミーのスルーホールは回路的には意味をも
たないものであるので、ICなどの電子部品の動作には
影響を与えない。
基板に複数形成したダミーのスルーホールは、その内周
面が銅箔や半田などの導体で構成されているので、熱伝
導率が高くなり、放熱面積が増大するため、放熱効果が
向上する。また、そのようなダミーのスルーホールが複
数形成された基板は、その熱膨張係数が実質的に小さく
なり、ICなどの電子部品のランドからの剥離を防止す
る。また、ダミーのスルーホールは回路的には意味をも
たないものであるので、ICなどの電子部品の動作には
影響を与えない。
【0015】ところで、回路基板装置は、通常、高電位
側電源と低電位側電源の安定化を図るため、べたの高電
位側電源層と低電位側電源層をもつ。そして、消費電流
は常に高電位側電源層と低電位側電源層に流れ、そこで
発熱が生じる。
側電源と低電位側電源の安定化を図るため、べたの高電
位側電源層と低電位側電源層をもつ。そして、消費電流
は常に高電位側電源層と低電位側電源層に流れ、そこで
発熱が生じる。
【0016】この発明に係る第2の回路基板装置は、基
板上の高電位側電源層にダミーのスルーホールを接続し
たので、発熱しやすい高電位側電源層からの放熱効果が
促進される。
板上の高電位側電源層にダミーのスルーホールを接続し
たので、発熱しやすい高電位側電源層からの放熱効果が
促進される。
【0017】また、この発明に係る第3の回路基板装置
は、基板上の低電位側電源層にダミーのスルーホールを
接続したので、発熱しやすい低電位側電源層からの放熱
効果が促進される。
は、基板上の低電位側電源層にダミーのスルーホールを
接続したので、発熱しやすい低電位側電源層からの放熱
効果が促進される。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0019】図1は、この発明の一実施例に係る回路基
板装置を示す平面図である。
板装置を示す平面図である。
【0020】図において、1は基板、2はランド、3は
ソケットの接続端子、4は表面層の配線パターン、5は
裏面層の配線パターン、6はスルーホールであり、これ
らの構成は、図2で説明した従来例と同様であるので、
ここでは符号名称を記載するにとどめ、説明を省略す
る。
ソケットの接続端子、4は表面層の配線パターン、5は
裏面層の配線パターン、6はスルーホールであり、これ
らの構成は、図2で説明した従来例と同様であるので、
ここでは符号名称を記載するにとどめ、説明を省略す
る。
【0021】この実施例においては、以上の構成に加え
て、回路的には意味をもたないダミーのスルーホール7
を備えている。このダミーのスルーホール7は、基板1
に貫通形成され、その貫通孔の内周面に銅箔や半田など
の導体が形成されたもので、その導体の両端とも表面層
の配線パターン4および裏面層の配線パターン5に対し
て電気的に接続されていないか、接続されているとして
も、一方の端部のみが接続され他方の端部は接続されな
い状態となっている。つまり、回路的には意味をもたな
い状態となっている。
て、回路的には意味をもたないダミーのスルーホール7
を備えている。このダミーのスルーホール7は、基板1
に貫通形成され、その貫通孔の内周面に銅箔や半田など
の導体が形成されたもので、その導体の両端とも表面層
の配線パターン4および裏面層の配線パターン5に対し
て電気的に接続されていないか、接続されているとして
も、一方の端部のみが接続され他方の端部は接続されな
い状態となっている。つまり、回路的には意味をもたな
い状態となっている。
【0022】ダミーのスルーホール7は、回路的に無意
味なものであるから、ICなどの電子部品の動作にはな
んら支障は与えず、電子部品は正常に動作する。ダミー
のスルーホール7は、機械構造的にはスルーホール6と
同様に、銅箔や半田などの導体で構成されているため、
その熱伝導率は高いものである。また、ダミーのスルー
ホール7の形成によって、その分だけ放熱面積が増え
る。以上のように導体の熱伝導率が高いこととと、放熱
面積が増加することとによって、基板1の放熱効果が高
くなる。
味なものであるから、ICなどの電子部品の動作にはな
んら支障は与えず、電子部品は正常に動作する。ダミー
のスルーホール7は、機械構造的にはスルーホール6と
同様に、銅箔や半田などの導体で構成されているため、
その熱伝導率は高いものである。また、ダミーのスルー
ホール7の形成によって、その分だけ放熱面積が増え
る。以上のように導体の熱伝導率が高いこととと、放熱
面積が増加することとによって、基板1の放熱効果が高
くなる。
【0023】さらに、このように放熱効果を高めるダミ
ーのスルーホール7を複数個設けた基板1は、その熱膨
張係数が実質的に小さくなり、ICなどの電子部品のラ
ンド2の近傍に多数のダミーのスルーホール7を形成し
ておくことにより、少なくともそのICなどの電子部品
の近傍では、基板1の熱膨張係数を電子部品の熱膨張係
数と同程度まで下げることができ、電子部品のリードと
ランド2との間に基板1の面方向に沿った熱的ストレス
(応力)が生じるのを抑制することができ、ICなどの
電子部品のリードがランド2から剥離することを防止す
る。
ーのスルーホール7を複数個設けた基板1は、その熱膨
張係数が実質的に小さくなり、ICなどの電子部品のラ
ンド2の近傍に多数のダミーのスルーホール7を形成し
ておくことにより、少なくともそのICなどの電子部品
の近傍では、基板1の熱膨張係数を電子部品の熱膨張係
数と同程度まで下げることができ、電子部品のリードと
ランド2との間に基板1の面方向に沿った熱的ストレス
(応力)が生じるのを抑制することができ、ICなどの
電子部品のリードがランド2から剥離することを防止す
る。
【0024】ところで、回路基板装置は、通常、高電位
側電源Vccと低電位側電源GNDの安定化を図るため
に、べたの高電位側電源層(Vcc層)とべたの低電位側
電源層(GND層)とが基板1上に形成されているもの
である(いずれも図示を省略)。そして、これら高電位
側電源層(Vcc層)と低電位側電源層(GND層)は、
そこに消費電流が常時的に流れることから発熱を生じや
すい。そこで、ダミーのスルーホール7を高電位側電源
層(Vcc層)または低電位側電源層(GND層)に接続
することにより、放熱効果を一層高めることができる。
側電源Vccと低電位側電源GNDの安定化を図るため
に、べたの高電位側電源層(Vcc層)とべたの低電位側
電源層(GND層)とが基板1上に形成されているもの
である(いずれも図示を省略)。そして、これら高電位
側電源層(Vcc層)と低電位側電源層(GND層)は、
そこに消費電流が常時的に流れることから発熱を生じや
すい。そこで、ダミーのスルーホール7を高電位側電源
層(Vcc層)または低電位側電源層(GND層)に接続
することにより、放熱効果を一層高めることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る第1の回路
基板装置によれば、回路動作に影響を与えない状態で、
放熱面積を増大させる熱伝導率の高いダミーのスルーホ
ールを複数形成してあるので、放熱効果を向上してIC
などの電子部品の動作の信頼性を向上することができ
る。また、特別に熱膨張係数が小さい特殊で高価な基板
を用いたり、放熱フィンを設けた基板を用いたりする必
要がなく、そのもの自体としては熱膨張係数が大きいが
コストは比較的に安い基板を用いても、複数のダミーの
スルーホールの形成によって基板の熱膨張係数を実質的
に小さくすることができるので、コストアップを抑制し
ながらも、ICなどの電子部品と基板との間の熱的スト
レスを軽減して電子部品のリードがランドから剥離する
のを防止することができる。
基板装置によれば、回路動作に影響を与えない状態で、
放熱面積を増大させる熱伝導率の高いダミーのスルーホ
ールを複数形成してあるので、放熱効果を向上してIC
などの電子部品の動作の信頼性を向上することができ
る。また、特別に熱膨張係数が小さい特殊で高価な基板
を用いたり、放熱フィンを設けた基板を用いたりする必
要がなく、そのもの自体としては熱膨張係数が大きいが
コストは比較的に安い基板を用いても、複数のダミーの
スルーホールの形成によって基板の熱膨張係数を実質的
に小さくすることができるので、コストアップを抑制し
ながらも、ICなどの電子部品と基板との間の熱的スト
レスを軽減して電子部品のリードがランドから剥離する
のを防止することができる。
【0026】また、この発明に係る第2の回路基板装置
によれば、消費電流が常時的に流れるために発熱しやす
い高電位側電源層にダミーのスルーホールを接続したの
で、その高電位側電源層での放熱効果を促進することが
できる。
によれば、消費電流が常時的に流れるために発熱しやす
い高電位側電源層にダミーのスルーホールを接続したの
で、その高電位側電源層での放熱効果を促進することが
できる。
【0027】さらに、この発明に係る第3の回路基板装
置によれば、消費電流が常時的に流れるために発熱しや
すい低電位側電源層にダミーのスルーホールを接続した
ので、その低電位側電源層での放熱効果を促進すること
ができる。
置によれば、消費電流が常時的に流れるために発熱しや
すい低電位側電源層にダミーのスルーホールを接続した
ので、その低電位側電源層での放熱効果を促進すること
ができる。
【図1】この発明の一実施例に係る回路基板装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】従来の回路基板装置を示す平面図である。
1 基板 2 ランド 3 接続端子 4 表面層の配線パターン 5 裏面層の配線パターン 6 スルーホール 7 ダミーのスルーホール
Claims (3)
- 【請求項1】 基板の表面および裏面にそれぞれ配線パ
ターンが形成されており、基板に貫通形成されその貫通
孔の内周面に導体が形成されたスルーホールを介して表
面層の配線パターンと裏面層の配線パターンとが接続さ
れている回路基板装置であって、 前記基板に貫通形成されその貫通孔の内周面に導体が回
路的には意味をもたない状態で形成されたダミーのスル
ーホールを複数個有している、ことを特徴とする回路基
板装置。 - 【請求項2】 請求項1の回路基板装置において、ダミ
ーのスルーホールが基板上に形成された高電位側電源層
に接続されている、ことを特徴とする回路基板装置。 - 【請求項3】 請求項1の回路基板装置において、ダミ
ーのスルーホールが基板上に形成された低電位側電源層
に接続されている、ことを特徴とする回路基板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21197591A JPH0555719A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 回路基板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21197591A JPH0555719A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 回路基板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555719A true JPH0555719A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16614813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21197591A Pending JPH0555719A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 回路基板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010063109A (ko) * | 1999-12-21 | 2001-07-09 | 이형도 | 인쇄회로기판의 방열장치 |
JP2006250577A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 酸素濃度センサ |
JP2012019106A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Seiko Instruments Inc | 貫通電極付きガラス基板の製造方法及び電子部品の製造方法 |
KR101353184B1 (ko) * | 2011-11-22 | 2014-01-17 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판 및 그의 제조방법 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP21197591A patent/JPH0555719A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010063109A (ko) * | 1999-12-21 | 2001-07-09 | 이형도 | 인쇄회로기판의 방열장치 |
JP2006250577A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 酸素濃度センサ |
JP4620503B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2011-01-26 | 三井造船株式会社 | 酸素濃度センサ |
JP2012019106A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Seiko Instruments Inc | 貫通電極付きガラス基板の製造方法及び電子部品の製造方法 |
KR101353184B1 (ko) * | 2011-11-22 | 2014-01-17 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판 및 그의 제조방법 |
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