JP2002237610A - 光電変換装置およびその製造方法 - Google Patents
光電変換装置およびその製造方法Info
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Abstract
質シリコン系光電変換ユニットを用いた光電変換装置の
光電変換効率を向上させる。 【解決手段】 透明基板と、この透明基板上に形成され
た透明導電膜と、この透明導電膜上に形成された少なく
とも一つの光電変換ユニットとを有する光電変換装置で
あって、上記透明導電膜の表面に、直径に対する高さの
比率(高さ/直径比)が0.8以下である凸部を有する
凹凸形状を形成し、上記透明導電膜を形成した状態で測
定した上記透明基板のヘイズ率を6.5%以下とする。
また、上記光電変換ユニットとして、少なくとも、結晶
質シリコン系薄膜を光電変換層とする結晶質シリコン系
光電変換ユニットを形成する。
Description
に、結晶質シリコン系薄膜を光電変換層として含む光電
変換装置に関する。
に透明電極となる透明導電膜が成膜され、この透明導電
膜上に、光電変換層を含む光電変換ユニットが形成され
る。透明導電膜としては、酸化錫膜が多用されている。
結晶粒の成長に伴って透明導電膜の表面に現れる凹凸
は、入射光を光電変換層近傍に閉じこめて光電変換効率
を改善する効果(光閉じこめ効果)を発揮する。
が0.1〜0.3μm、高さ/直径の比が0.7〜1.
2の凸部を含む導電膜上に、p型a−Si層、i型a−
Si層、n型a−Si層を順に積層した非晶質シリコン
光電変換ユニットを形成した太陽電池(光電変換装置)
が記載されている。同公報には、太陽電池用基板(透明
導電膜付きガラス板)のヘイズ率について、「ヘイズ率
は、太陽電池の光電変換効率を高めるのに必要とされ
る、前述の粒子形状と光学的性質との関係の点から、8
〜30%とするのが最適である」ことも記載されてい
る。
は、非晶質シリコン光電変換ユニットの光電変換効率の
向上に適した表面形状や光学特性を有するが、結晶質の
膜を光電変換層に用いる結晶質シリコン系光電変換ユニ
ットの光電変換効率を考慮したものではない。このた
め、結晶質シリコン系光電変換ユニットを用いた光電変
換装置に適用しても高い光電変換効率を得ることができ
なかった。そこで、本発明は、透明導電膜の形状や光学
特性をさらに検討し、結晶質シリコン系光電変換ユニッ
トを用いた光電変換装置の光電変換効率を向上させるこ
とを目的とする。
に、本発明の光電変換装置は、透明基板と、この透明基
板上に形成された透明導電膜と、この透明導電膜上に形
成された少なくとも一つの光電変換ユニットとを有する
光電変換装置であって、上記透明導電膜の表面に、直径
に対する高さの比率(高さ/直径比)が0.8以下であ
る凸部を有する凹凸形状が形成され、上記透明導電膜を
形成した状態で測定した上記透明基板のヘイズ率が6.
5%以下、好ましくは4.5%以下であり、上記光電変
換ユニットとして、結晶質シリコン系薄膜を光電変換層
とする結晶質シリコン系光電変換ユニットを含むことを
特徴とする。
た光電変換装置では、光閉じ込め効果だけに着目して透
明導電膜表面の凸部の傾斜を大きくすると、結晶質シリ
コン系薄膜の結晶性が低下する。透明導電膜表面の凹凸
の程度を反映するヘイズ率を高くし過ぎても、同様に、
結晶質シリコン系薄膜の膜質劣化を招くことになる。し
たがって、直径に対する高さの比率(高さ/直径比)お
よびヘイズ率は、それぞれ上記範囲が好適である。
微鏡(SEM)により観察して得た測定値の平均値によ
り定めればよい。また、本明細書におけるヘイズ率(拡
散光透過率を全光線透過率で除した数値)とは、透明基
板側を入射側として、JISK7105−1981に記
載されている曇価測定法に基づいて測定して得た値をい
う。
について説明する。図1は、本発明の光電変換装置の一
形態の断面図である。この光電変換装置は、光入射側か
ら順に、ガラス板1、下地膜2、透明導電膜3、非晶質
シリコン系光電変換ユニット4、結晶質シリコン系光電
変換ユニット5、裏面電極6がこの順に積層されて構成
されている。
ないが、最も一般的なソーダライムガラス板を用いる場
合、重量%により表示して、Fe2O3に換算した全酸化
鉄量が0.1%以下、好ましくは0.08%以下である
組成とすると、光線透過率を高くして光電変換ユニット
への入射光量を確保しやすくなる。
らのアルカリ成分の拡散防止や光学特性の調整のために
は、形成することが好ましい。下地膜は、単層であって
も2以上の層から形成されていてもよい。その種類とし
ては、例えば透過率および表面平滑性が高く、かつ、ア
ルカリバリアー性能の高い酸化珪素(SiO2)を主成
分とする薄膜が含まれていることが好ましい。酸化珪素
を主成分とする下地膜であれば、20〜150nm程度
の膜厚で、十分なアルカリバリアー機能を発揮すること
ができる。下地膜の形成方法は、特に限定されないが、
熱CVD法、特に常圧熱CVD法によることが好まし
い。大面積に均一な薄膜を大きな成膜速度で形成できる
からである。
鉛膜を用いてもよいが、酸化錫を主成分とする膜、具体
的には、フッ素などの不純物をドープして導電性を高め
た酸化錫膜が好適である。透明導電膜も、熱CVD法、
特に常圧熱CVD法により形成するとよい。
する結晶粒の成長に伴って凹凸が現れる。この凹凸形状
は、透明導電膜の組成・膜厚、透明導電膜の形成方法・
条件・原料、下地膜の有無・種類・膜構成、などに影響
される。凹凸形状は、用いる成膜装置によっても相違す
ることがある。したがって、透明導電膜を形成する際
に、上記各要因を成膜装置ごとに適宜調整して、凸部の
高さ/直径比およびヘイズ率を上記記載の範囲とすれば
よい。
る場合の条件を、酸化錫(SnO2)膜を例にとって、
以下に説明する。膜の原料(ガス成分)には、基本成分
である塩化錫系ガス、塩化錫系ガスと反応する酸化剤お
よびキャリアガスを含む混合ガスを使用する。この原料
は、予め均一に混合してから供給することが好ましい。
塩化錫系ガスは、特に限定されないが、四塩化錫、モノ
ブチル錫トリクロライド、ジメチル錫ジクロライドなど
が好適である。酸化剤としては、酸素、二酸化炭素、オ
ゾン、水蒸気などが挙げられるが、酸素および水蒸気が
好ましい。水蒸気は、塩化錫系ガスを加水分解する役割
も有し、塩化錫系ガスの分解を促進する。キャリアガス
としては、窒素、ヘリウムなど不活性ガスが用いられ
る。この混合ガスに、反応を制御して所望の表面形状を
得る目的で、メチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、ブチルアルコールなどの炭素数
が1〜6のアルコールや他の有機溶媒系ガス(例えばト
ルエン、キシレン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、メチ
ルエーテル、アセトン、ジフルオロエタン、酢酸エチ
ル、塩化メチル、塩化メチレン、クロロホルム)を添加
してもよい。導電率を向上させるためには、酸化錫の薄
膜中にアンチモンまたはフッ素を含有させるとよい。こ
の場合は、混合ガス中に、三塩化アンチモン、五塩化ア
ンチモン、トリフルオロ酢酸、フッ化水素などの含アン
チモン原料や含フッ素原料を添加することが好ましい。
これらの中でも、トリフルオロ酢酸、フッ化水素が取り
扱い性が良く好適である。
置、成膜温度などにもよるが、塩化錫系ガスは0.1〜
5.0mol%、酸化剤は20〜80mol%が好まし
い。特に、透明導電率のヘイズ率および高さ/直径比を
上記範囲とするためには、酸素濃度を0〜15mol%
(ただし、0を含まず)とすることが好ましく、特に酸
素を用いない場合(酸素濃度が0の場合)には、添加剤
として加えるアルコール(特にメチルアルコールが好適
である)を0.1mol%より多く加えることが好まし
い。
中のフッ素含有率が高くなりすぎると、後述するように
長波長域での吸収率が上昇してしまう。このため、混合
ガス中の含フッ素原料の濃度は0.01〜3.0mol
%が好ましい。
る場合は、ガラス板の温度についても検討する必要があ
る。本発明者の経験によれば、ガラス板の温度は550
〜700℃が好ましい。上記熱CVD法を用いた下地膜
および透明導電膜の形成は、ガラス板をいわゆるフロー
ト法で製造する段階において、熔融スズに浮かぶガラス
リボンにその熔融状態の熱を利用して、反応を起こさせ
る方法(以下、この方法を「オンラインCVD法」とい
う)で形成することが好ましい。オンラインCVD法に
よれば、ガラスリボンが有する熱により成膜反応が進行
するため、別途の加熱が不要となる。これにより、光電
変換装置のエネルギー回収年数を減らすことが可能とな
る。
記に例示した成膜条件を適宜調整することにより制御で
きるが、さらに、透明導電膜の膜厚などにも依存する。
例えば、凸部は、結晶粒の成長に伴って大きくなる傾向
を示すため、透明導電膜が厚くなればその表面のテクス
チャーも大きくなることが多い。しかし、ヘイズ率を低
くするために透明導電膜を薄くし過ぎると、必要な導電
性が確保できなくなることがある。導電性および表面凹
凸形状の好適な範囲を考慮すると、透明導電膜の膜厚
は、通常は、300〜2000nm、特に400〜15
00nmが好ましい。
囲が、ヘイズ率は0.5〜6.5%の範囲がよい。凸部
の高さ/直径比が0.1未満であったり、ヘイズ率が
0.5%未満である透明導電膜の表面形状はほとんどフ
ラットとなる。一般に、多結晶体である透明導電膜の表
面を上記程度に平坦とするためには、透明導電膜を非晶
質とすることが必要となるが、非晶質の透明導電膜で
は、シート抵抗が極端に増加することが知られている。
このため、凸部の高さ/直径比およびヘイズ率は、それ
ぞれ上記範囲が好ましい。
Ω/スクエア(Ω/□)以下、特に10〜30Ω/□と
することが好ましい。シート抵抗値は、膜厚とともに導
電率に関係し、導電率は800nm以上の長波長域での
吸収率と関係する。透明導電膜の導電率が高くなると長
波長域の吸収率が大きくなるが、これは長波長域の透過
率が減少することと同義である。非晶質シリコン光電変
換ユニットでは、主として800nm未満の光を利用す
るので、透明導電膜の導電率はあまり問題とならない。
このため、導電率が高い、すなわちシート抵抗値が低い
ほど望ましいと考えられてきた。しかし、結晶質シリコ
ン系光電変換ユニットを用いた光電変換装置では、80
0〜1200nm程度の長波長域の光も利用するため、
高すぎる導電率は望ましくない。同ユニットを用いた光
電変換装置では、具体的には、透明導電膜のシート抵抗
値は10Ω/□以上が好適である。その一方、シート抵
抗値が高すぎると光電変換装置の発電ロスが大きくなる
から、シート抵抗値は50Ω/□以下、特に30Ω/□
以下が好ましい。
膜とする場合には、透明導電膜と接する膜を非晶質とす
ると)、下地膜を結晶質とした場合よりも、透明導電膜
の凸部は小さくなる傾向を示す。非晶質の下地膜として
は、酸化珪素膜、酸化アルミニウム膜、珪素の酸炭化膜
や酸窒化膜が挙げられる。
地膜と透明導電膜とをこの順に形成した)ガラス板上に
は、これを光電変換装置用基板として、さらに光電変換
ユニットが積層される。本発明では、光電変換ユニット
として、少なくとも結晶質シリコン系光電変換ユニット
が形成されるため、光電変換装置用基板の波長800n
mにおける拡散光透過率は0.2%以上、具体的には
0.2〜2.0%が好適である。結晶質シリコン光電変
換層の分光感度特性は、非晶質シリコン光電変換層より
も長波長側、概ね700〜900nmにおいて最大とな
るからである。
と、透明導電膜の表面凹凸が大きくなりすぎるため、結
晶質シリコン系薄膜の結晶性が低下する。上記拡散光透
過率が0.2%より小さいと、長波長域の光が充分に散
乱しなくなるため、結晶質シリコン系薄膜光電変換ユニ
ットを用いた光電変換装置では望ましくない。拡散光透
過率とヘイズ率とはある程度相関するが、透明導電膜を
構成する結晶粒の粒度分布などにも影響されるため、両
者の増減傾向は必ずしも一致しない。なお、上記拡散光
透過率は、ヘイズ率と同様、透明基板側から入射した光
について測定して得た値を採用する。
側の面(光入射面)には、反射防止膜を適宜形成しても
よい。
る。光電変換ユニットは、単層としてもよいが、複数層
にしてもよい。図1に示した光電変換装置は、非晶質シ
リコン系薄膜光電変換ユニット4および結晶質シリコン
系薄膜光電変換ユニット5がガラス板側から順に積層さ
れた、いわゆるタンデム型の構造を有している。
ットは、pin型の順にプラズマCVD法により各半導
体層を堆積して形成される。具体的には、例えば、導電
型決定不純物原子であるボロンが0.01原子%以上ド
ープされたp型微結晶シリコン系層(p層)、光電変換
部となる真性非晶質シリコン層(i層)、導電型決定不
純物原子であるリンが0.01原子%以上ドープされた
n型微結晶シリコン系層(n層)をこの順に堆積すれば
よい。しかし、これら各層は上記に限定されるものでは
なく、例えばp型微結晶シリコン系層において不純物原
子をアルミニウムなどとしてもよく、p層として非晶質
シリコン系層を用いてもよい。また、p層として、非晶
質または微結晶のシリコンカーバイド、シリコンゲルマ
ニウムなどの合金材料を用いてもよい。非晶質シリコン
系薄膜光電変換ユニットの膜厚は0.5μm以下が好適
である。
ン系層の膜厚は、3nm以上100nm以下が好まし
く、5nm以上50nm以下がさらに好ましい。
法によって下地温度を450℃以下として形成すること
が好ましい。この層は、導電型決定不純物原子の密度が
1×1018cm-3以下である実質的に真性半導体である
薄膜として形成される。真性非晶質シリコン層の好まし
い膜厚の範囲は、光電変換装置の構成にもよるが、通
常、0.05μm以上0.5μm以下である。ただし、
非晶質シリコン系薄膜光電変換ユニットでは、真性非晶
質シリコン層に代えて、合金材料である非晶質シリコン
カーバイド層(例えば10原子%以下の炭素を含有する
非晶質シリコンからなる非晶質シリコンカーバイド層)
や非晶質シリコンゲルマニウム層(例えば30原子%以
下のゲルマニウムを含有する非晶質シリコンからなる非
晶質シリコンゲルマニウム層)を形成してもよい。
も、非晶質シリコン系薄膜光電変換ユニットと同様の手
順でpin型各半導体層をこの順にプラズマCVD法に
より堆積して形成される。例えば、結晶質シリコン系薄
膜光電変換ユニットに含まれる光電変換層(i層)とな
る結晶質シリコン系光電変換層も、下地温度を450℃
以下としたプラズマCVD法によって形成することが好
ましい。
ンドープの真性シリコン多結晶薄膜、体積結晶化分率が
80%以上の微結晶シリコン薄膜、微量の不純物を含む
弱p型または弱n型で十分な光電変換機能を備えている
シリコン系薄膜などを用いることができる。さらに、合
金材料であるシリコンカーバイドやシリコンゲルマニウ
ムを用いた層としてもよい。
0.1μm以上10μm以下、特に5μm以下が好まし
い。この光電変換層は450℃以下の低温で形成される
ため、結晶粒界や粒内における欠陥を終端または不活性
化させるための水素原子を比較的多く含んでいる。層中
の水素含有量は、0.5〜30原子%、特に1〜20原
子%の範囲が好ましい。
晶粒の多くは、下地層から厚さ方向に柱状に成長してい
ることが好ましい。結晶粒は、膜面に平行に(110)
の優先配向面を有することが好ましい。
は、結晶性の低下に伴う光電変換特性(特に開放端電圧
の低下)が顕著となるため、下地表面の平坦性を決定す
る透明導電膜の表面凹凸は、なだらかなほうがよい。し
かし、透明導電膜の表面がフラットに過ぎると、上記の
ように導電率の極度の上昇とともに、膜の剥離が問題と
なる。また、光閉じ込め効果が小さくなるから短絡電流
密度を十分に得にくくもなる。透明導電膜の高さ/直径
比および光電変換装置用基板の表面を上記範囲とする
と、膜剥離などを防止しながら高い光電変換効率を得る
ことができる。
多結晶体に加え、部分的に非晶質を含んでいても体積結
晶化分率50%以上であれば「結晶質」に相当するもの
とする。また、「シリコン系」の材料には、非晶質また
は結晶質のシリコンに加え、非晶質シリコンゲルマニウ
ムなどシリコンを50原子%以上含む半導体材料も該当
するものとする。
明するが、本発明は以下の実施例により制限されるもの
ではない。
した厚さ1mmのソーダライムガラス板をメッシュベル
トにのせて加熱炉を通過させ、約600℃にまで加熱し
た。この加熱したガラス板をさらに搬送しながら、ガラ
ス搬送路上方に設置したコータから、モノシラン、酸
素、窒素からなる混合ガスを供給し、ガラス板上に、膜
厚25nmの酸化珪素(SiO2)膜を成膜した。この
ガラス板を徐冷した後に、再度、メッシュベルトにのせ
て加熱炉を通過させ、約590℃にまで加熱した。この
加熱したガラス板をさらに搬送しながら、ガラス搬送路
上方に設置したコータから、0.5mol%の四塩化錫
(蒸気)、20.5mol%の水蒸気、0.3mol%
のメチルアルコール(蒸気)、0.25mol%のトリ
フルオロ酢酸(蒸気)、窒素、ヘリウムからなる混合ガ
スを供給し、SiO2膜上に、膜厚が850nmのフッ
素をドープした酸化錫(SnO2:F)膜を成膜し、透
明導電膜付きガラス板(以下、「試料1」)を得た。
フロートバス内に配置した複数のコータを用い、Fe2
O3に換算した全酸化鉄量が0.01重量%である厚さ
4mmのガラスリボン上に、SnO2膜、SiO2膜、S
nO2:F膜をこの順に成膜した。
直前でのガラスリボンの温度を約700℃として、この
コータから、ジメチル錫ジクロライド(蒸気)、酸素、
水蒸気、ヘリウム、窒素からなる混合ガスを供給し、ガ
ラスリボン上に、膜厚が25nmのSnO2膜を成膜し
た。次いで、下流側に配置されたコータから、モノシラ
ン、エチレン、酸素、窒素からなる混合ガスを供給し、
SnO2膜上に、膜厚が25nmのSiO2膜を成膜し
た。続いて、さらに下流側のコータから、3.5mol
%のジメチル錫ジクロライド(蒸気)、12.8mol
%の酸素、29.5mol%の水蒸気、0.08mol
%のフッ化水素(蒸気)、窒素、ヘリウムからなる混合
ガスを供給し、温度が約620℃のSiO2膜上に、膜
厚が660nmのSnO2:F膜を成膜した。ガラスリ
ボンを所定寸法に切断し、ガラス板を1mm厚みまで研
磨して、透明導電膜付きガラス板(以下、「試料2」)
を得た。
大きさに切断され、膜厚40nmのSiO2膜があらか
じめ成膜されている厚さ1mmのソーダライムガラス板
をメッシュベルトにのせて加熱炉を通過させ、約585
℃にまで加熱した。この加熱したガラス板をさらに搬送
しながら、ガラス搬送路上方に設置したコータから、
0.5mol%のジメチル錫ジクロライド(蒸気)、1
4.2mol%の水蒸気、14.7mol%の酸素、
0.1mol%のトリフルオロ酢酸(蒸気)、窒素、ヘ
リウムからなる混合ガスを供給し、ガラス上に、膜厚が
600nmのSnO2:F膜を成膜し、透明導電膜付き
ガラス板(以下、「試料3」)を得た。
大きさに切断した厚さ1mmのソーダライムガラス板を
メッシュベルトにのせて加熱炉を通過させ、約600℃
にまで加熱した。この加熱したガラス板をさらに搬送し
ながら、ガラス搬送路上方に設置したコータから、モノ
シラン、酸素、窒素からなる混合ガスを供給し、ガラス
板上に、膜厚40nmのSiO2膜を成膜した。このガ
ラス板を徐冷した後に、再度、メッシュベルトにのせて
加熱炉を通過させ、約595℃にまで加熱した。この加
熱したガラス板をさらに搬送しながら、ガラス搬送路上
方に設置したコータから、0.9mol%の四塩化錫
(蒸気)、20.2mol%の水蒸気、0.1mol%
のメタノール(蒸気)、0.25mol%のフッ化水素
(蒸気)、窒素およびヘリウムを混合ガスとして供給
し、SiO2膜上に、膜厚が1500nmのSnO2:F
膜を成膜し、透明導電膜付きガラス板(以下、「試料
4」)を得た。
大きさに切断した厚さ1mmのソーダライムガラス板を
メッシュベルトにのせて加熱炉を通過させ、約600℃
にまで加熱した。この加熱したガラス板をさらに搬送し
ながら、ガラス搬送路上方に設置したコータから、モノ
シラン、酸素、窒素からなる混合ガスを供給し、ガラス
板上に、膜厚25nmのSiO2膜を成膜した。このガ
ラス板を徐冷した後に、再度、メッシュベルトにのせて
加熱炉を通過させ、約600℃にまで加熱した。この加
熱したガラス板をさらに搬送しながら、ガラス搬送路上
方に設置したコータから、0.4mol%のジメチル錫
ジクロライド(蒸気)、15.9mol%の水蒸気、1
7.6mol%の酸素、0.07mol%のトリフルオ
ロ酢酸(蒸気)、窒素からなる混合ガスを供給し、Si
O2膜上に、膜厚が600nmのSnO2:F膜を成膜
し、透明導電膜付きガラス板(以下、「試料5」)を得
た。
大きさに切断した厚さ1mmのソーダライムガラス板を
メッシュベルトにのせて加熱炉を通過させ、約600℃
にまで加熱した。この加熱したガラス板をさらに搬送し
ながら、ガラス搬送路上方に設置したコータから、モノ
シラン、酸素、窒素からなる混合ガスを供給し、ガラス
板上に、膜厚80nmの酸化シリコン膜を成膜した。こ
のガラス板を徐冷した後に、再度、メッシュベルトにの
せて加熱炉を通過させ、約600℃にまで加熱した。こ
の加熱したガラス板をさらに搬送しながら、ガラス搬送
路上方に設置したコータから、0.8mol%の四塩化
錫(蒸気)、19.9mol%の水蒸気、0.1mol
%のメタノール(蒸気)、0.26mol%のフッ化水
素(蒸気)を、四塩化錫(蒸気)、窒素からなる第1の
混合ガスと、水蒸気、メタノール、フッ化水素、窒素か
らなる第2の混合ガスとして、離間して配置したノズル
から、両混合ガスを窒素流で分離しつつ供給してガラス
板直上で混合し、SiO2膜上に、膜厚が950nmの
SnO2:F膜を成膜し、透明導電膜付きガラス板(以
下、「試料6」)を得た。
に、積分球を備えたヘイズメーターによりヘイズ率を、
積分球を備えた分光光度計により波長800nmにおけ
る拡散光透過率を測定した。また、透明導電膜の表面を
SEMにより観察し、凸部の高さ/直径比(平均値)を
測定した。これらの結果を、膜面のシート抵抗値ととも
に表1に示す。
なった主な原因は、酸素濃度が高いことにあると考えら
れる。また、試料1と膜厚が同程度であるにもかかわら
ず、試料6においてヘイズ率が高くなった主な原因は、
原料ガス供給方法の違い、フッ素原料の違い、メタノー
ル濃度が低いことにあると考えられる。なお、許容範囲
ではあるが試料4でヘイズ率がやや高くなっている主な
原因は、試料1より膜厚が厚いこと、フッ素原料が違う
こと、メタノール濃度が低いことにあると考えられる。
(タンデム型)] (試料7〜12)上記光電変換装置用基板(試料1〜
6)の透明導電膜上に、プラズマCVD法により、非晶
質シリコン薄膜光電変換ユニット、結晶質シリコン薄膜
光電変換ユニットをこの順に積層した。非晶質シリコン
光電変換ユニットに含まれるpin接合において、用い
たp型非晶質シリコンカーバイド層の厚さは15nm、
n型非晶質シリコン層の厚さは30nmとした。また、
真性非晶質シリコン層はRFプラズマCVD法により形
成した。成膜条件としては、シラン(SiH4)の反応
ガス、約40Paの反応室内圧力、15mW/cm2の
RFパワー密度、および150℃の成膜温度を用いた。
このような成膜条件と同じ条件でガラス基板上に直接3
00nmの厚さまで堆積された真性非晶質シリコン膜の
暗導電率は5×10-10S/cmであった。なお、真性
非晶質シリコン層の膜厚は300nmとした。
がドープされたp型微結晶シリコン系層、ノンドープの
真性結晶質シリコン層、リンがドープされたn型微結晶
シリコン系層をこの順に堆積して結晶質シリコン薄膜光
電変換ユニットを作製した。結晶質シリコン薄膜光電変
換ユニットの膜厚は3.0μmとした。また、p型微結
晶シリコン系層およびn型微結晶シリコン系層の膜厚
は、それぞれ15nm、30nmとした。
シリコン層の成膜は、シランを反応ガスとして用い、反
応室内圧力を約670Pa、RFパワー密度を150m
W/cm2、成膜温度を350℃として行った。また、
2次イオン質量分析法により測定したところ、真性結晶
質シリコン層に含まれる水素は2原子%であった。ま
た、X線回折法によるピーク強度比から、この層を構成
する結晶粒は膜面に平行な方向については(110)面
を優先配向面としていた。
銀層(膜厚300nm)をこの順にスパッタリング法に
より成膜して裏面電極を形成し、光電変換装置を得た
(試料7〜12)。各光電変換装置について、外部量子
効率の波長依存性を測定した。得られた各波長ごとの効
率に入射光量を掛けて得た外部量子効率を全波長にわた
って積分して電流合計値を算出した。試料7の電流合計
値に対する各試料の電流合計値の比率(全電流比)を表
2に示す。
(非晶質シリコン系ユニットのみ)]光電変換ユニット
として、非晶質シリコン系薄膜光電変換ユニットのみを
形成した以外は、上記と同様にして光電変換装置を得
た。ここでは、試料1〜3および6を用いて、それぞれ
光電変換装置を作製した(試料13〜16)。上記と同
様にして得た電流合計値に基づき、試料13を基準値と
して算出した全電流比を表3に示す。
(結晶質シリコン系ユニットのみ)]光電変換ユニット
として、結晶質シリコン系薄膜光電変換ユニットのみを
形成した以外は、上記と同様にして光電変換装置を得
た。ここでは、試料3および6を用いて、それぞれ光電
変換装置を作製した(試料17〜18)。上記と同様に
して得た電流合計値に基づき、試料17を基準値として
算出した全電流比を表4に示す。
い試料6は、非晶質シリコン系薄膜光電変換ユニットの
みを形成する光電変換装置の基板としては適している
が、結晶質シリコン薄膜を光電変換層として用いる光電
変換装置の基板としては、試料1〜3の基板がより優れ
ていることがわかる。凸部の高さ/直径比が高すぎる試
料5においても、結晶質シリコン薄膜を光電変換層とし
て用いた場合は、光電変換効率が低下している。
て試料3,4のいずれを用いても、電流合計値に変わり
はなかった。しかし、開放電圧Vocは、試料3を用いた
場合を1として試料4を用いた光電変換装置では0.9
2となっており、光電変換特性全体を考慮すると、ヘイ
ズ率が低い試料3がより優れていた。
膜上に直接結晶質シリコン系光電変換ユニットを形成す
ると、凸部の高さ/直径比の差異が光電変換効率により
大きく影響することがわかる。凸部の高さ/直径比が
0.70以下であって透明導電膜の表面凹凸がなだらか
な試料3は、結晶質シリコン系光電変換ユニットを直接
形成する光電変換装置に特に適している。
よれば、結晶質シリコン系光電変換ユニットを用いた光
電変換装置の光電変換効率を向上させることができる。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 透明基板と、前記透明基板上に形成され
た透明導電膜と、前記透明導電膜上に形成された少なく
とも一つの光電変換ユニットとを有する光電変換装置で
あって、前記透明導電膜の表面に、直径に対する高さの
比率が0.8以下である凸部を有する凹凸形状が形成さ
れ、前記透明導電膜を形成した状態で測定した前記透明
基板のヘイズ率が6.5%以下であり、前記光電変換ユ
ニットとして、結晶質シリコン系薄膜を光電変換層とす
る結晶質シリコン系光電変換ユニットを含むことを特徴
とする光電変換装置。 - 【請求項2】 透明導電膜を形成した状態で測定した透
明基板の波長800nmにおける拡散光透過率が0.2
〜2.0%である請求項1に記載の光電変換装置。 - 【請求項3】 光電変換ユニットが、透明導電膜側から
順に、非晶質シリコン系薄膜を光電変換層とする非晶質
シリコン系光電変換ユニットと、結晶質シリコン系光電
変換ユニットとをこの順に積層した構成を有する請求項
1または2に記載の光電変換装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光
電変換装置の製造方法であって、透明導電膜を熱CVD
法で形成することを特徴とする光電変換装置の製造方
法。
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