JP2002236845A - 電子情報配送システム、電子情報配送方法、及び電子情報配送プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子情報配送システム、電子情報配送方法、及び電子情報配送プログラムを記録した記録媒体

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JP2002236845A
JP2002236845A JP2001034602A JP2001034602A JP2002236845A JP 2002236845 A JP2002236845 A JP 2002236845A JP 2001034602 A JP2001034602 A JP 2001034602A JP 2001034602 A JP2001034602 A JP 2001034602A JP 2002236845 A JP2002236845 A JP 2002236845A
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delivery
customer
terminal
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JP2001034602A
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Shuichiro Yamamoto
修一郎 山本
Takahiko Murayama
隆彦 村山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客情報のデータベースを一括管理して電子
情報を配送することができる電子情報配送システムを提
供する。 【解決手段】 顧客情報格納領域250は、配送先アド
レスと顧客Idと顧客属性と顧客名を記憶する。配送情
報格納領域350は、配送情報と配送条件とを記憶す
る。顧客向け配送情報作成装置410は、配送情報格納
領域350に記憶された配送配送条件に一致する配送先
アドレスを顧客情報格納領域250に記憶された顧客I
dまたは顧客属性に基づいて抽出し、配送先アドレスあ
てに通知情報を送信するように配送サーバ装置500に
登録する。また、顧客向け配送情報作成装置410は、
送信対象となる顧客の顧客名を顧客情報格納領域250
から読み出して、この顧客名を配送情報に設定して個人
向け配送情報を生成する。顧客によって通知情報が確認
された後に送信対象となる顧客端末110からの送信指
示に応じて個人向け配送情報が送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配送情報を配送
する配送先を示す顧客情報のデータベースを一括管理す
る電子情報配送システム、電子情報配送方法、及び電子
情報配送プログラムを記録した記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータネットワークを
使用して、利用者間で情報の送受信を行う方法として電
子メールが知られている。電子メールは、インターネッ
ト上の電子メールアドレスを有している相手であればい
つでも簡単に送ることが可能である。中小企業において
も、EC(電子商取引)について注目されており、電子
メール等を送信することによって電子的に情報を配信し
たい希望がある。このような情報の送受信を行う場合、
中小企業は、顧客の電子メールアドレス等の情報を送信
する送信先をデータベースとして作成し、管理する必要
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子情報を送信するシステムにおいて、中小企業が顧
客データベースと連動させて、電子メールによって情報
を配信する場合、専用のソフトを購入してシステムを構
築する必要があり、コストが高くなってしまっていた。
さらに、顧客データベースを作成し、各顧客宛の電子情
報を作成して送信することは、中小企業にとって手間が
かかっていた。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、顧客情報のデータベースを一括管
理して電子情報を配送することができる電子情報配送シ
ステム、電子情報配送方法、及び電子情報配送プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報提供端末から送信される配送情報を
端末に送信する電子情報配信システムにおいて、配送先
となる端末を特定するための配送先アドレスを含む顧客
情報を前記情報提供端末から受信し、該顧客情報に対す
る顧客Idを設定するとともに、前記顧客情報と顧客I
dとを関連づけて記憶する顧客情報蓄積手段と、広告の
内容である配送情報と該配送情報を配送する対象となる
顧客Idとを前記情報提供端末から受信し、対応づけて
記憶する配送情報登録手段と、前記配送情報登録手段に
記憶される配送情報から送信対象者宛に送信するための
情報である個人向け配送情報を生成して記憶するととも
に、前記配送情報登録手段に記憶される顧客Idに対応
する配送先アドレスを前記顧客情報蓄積手段から読み出
して個人向け配送情報が届いたことを通知する通知情報
を生成する配送情報個別化手段と、前記配送情報個別化
手段が生成する通知情報を前記通知情報に設定される配
送先アドレスに基づいて前記端末に送信する配送サーバ
手段とを有し、前記配送情報個別化手段は、配送する対
象となる端末からの送信指示に応じて前記配送情報個別
化手段に記憶された個人向け配送情報を送信することを
特徴とする。
【0006】また、本発明は、上述の電子情報配送シス
テムにおいて、前記顧客情報蓄積手段は、さらに、顧客
名を含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して対応
する顧客Idに対応づけて記憶し、前記配送情報個別化
手段は、前記配送情報登録手段に記憶される顧客Idに
対応する顧客名を読み出し、読み出した顧客名を前記配
送情報に設定して個人向け配送情報を生成して記憶する
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、情報提供端末から送信さ
れる配送情報を端末に送信する電子情報配信システムに
おいて、配送先となる端末を特定するための配送先アド
レスと前記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客
属性とを含む顧客情報を前記情報提供端末から受信し、
前記配送先アドレスと顧客属性を対応づけて記憶する顧
客情報蓄積手段と、広告の内容である配送情報と該配送
情報を配送する対象となる顧客属性とを前記情報提供端
末から受信し、対応づけて記憶する配送情報登録手段
と、前記配送情報登録手段に記憶される配送情報から送
信対象者宛に送信するための情報である個人向け配送情
報を生成して記憶するとともに、前記配送情報登録手段
に記憶される顧客属性が設定された配送先アドレスを前
記顧客情報蓄積手段からすべて抽出し、抽出した配送先
アドレスすべてに対して個人向け配送情報が届いたこと
を通知する通知情報を生成する配送情報個別化手段と、
前記配送情報個別化手段が生成する通知情報を前記通知
情報に設定される配送先アドレスに基づいて前記端末に
送信する配送サーバ手段とを有し、前記配送情報個別化
手段は、配送する対象となる端末からの送信指示に応じ
て前記配送情報個別化手段に記憶された個人向け配送情
報を送信することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、上述の電子情報配送シス
テムにおいて、前記顧客情報蓄積手段は、さらに、顧客
名を含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して対応
する配送先アドレスに対応づけて記憶し、前記配送情報
個別化手段は、前記配送情報登録手段に記憶される顧客
属性に一致する顧客属性が設定された配送先アドレスに
対応する顧客名を読み出し、読み出した顧客名を前記配
送情報に設定して個人向け配送情報を生成して記憶する
ことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、上述の電子情報配送シス
テムにおいて、前記配送情報個別化手段は、前記配送情
報登録手段に記憶されている情報に基づいて、同一の送
信先が対応づけられた複数の配送情報をまとめて個人向
け配送情報として記憶し、前記サーバ手段に通知情報の
送信を指示することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、上述の電子情報配送シス
テムにおいて、前記配送情報登録手段は、前記情報提供
端末からの指示に基づいて、前記個人向け配送情報の生
成期日に関する情報である配送期日を前記配送情報に関
連づけて記憶し、前記配送情報個別化手段は、前記配送
情報登録手段に記憶された配送期日に基づいて、同一の
個人向け配送情報の生成期日を指定する配送期日が関連
づけられて記憶されている配送情報を抽出し、抽出され
た配送情報からそれぞれ個人向け配送情報を生成して記
憶するとともに、前記配送サーバ手段に通知情報の送信
を指示することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、情報提供端末から送信さ
れる配送情報を端末に送信する電子情報配信方法におい
て、送信先となる端末を特定するための配送先アドレス
と前記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客属性
とを含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して該顧
客情報に対する顧客Idを決定するとともに、前記顧客
情報と顧客Idとを関連づけて記憶し、広告の内容とな
る配送情報と顧客Idまたは顧客属性のうち少なくとも
一方によって前記配送情報の配送先を指示する配送条件
とを前記情報提供端末から受信し、対応づけて記憶し、
前記記憶された配送情報から送信対象者宛に送信するた
めの情報である個人向け配送情報を生成し、前記記憶さ
れる配送条件に合致する顧客Idまたは顧客属性が設定
された配送先アドレスを読み出し、読み出された配送先
アドレスに基づいて個人向け配送情報が届いたことを通
知し、配送する対象となる端末からの送信指示に応じて
個人向け配送情報を送信することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、情報提供端末から送信さ
れる配送情報を端末に送信する電子情報配信プログラム
であって、配送先となる端末を特定するための配送先ア
ドレスと前記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧
客属性とを含む顧客情報を前記情報提供端末から受信し
て該顧客情報に対する顧客Idを決定するとともに、前
記顧客情報と顧客Idとを関連づけて記憶する第1の記
憶ステップと、広告の内容となる配送情報と顧客Idま
たは顧客属性のうち少なくとも一方によって前記配送情
報の配送先を指示する配送条件とを前記情報提供端末か
ら受信し、対応づけて記憶する第2の記憶ステップと、
前記第2の記憶ステップにおいて記憶された前記配送情
報から送信対象者宛に送信するための情報である個人向
け配送情報を生成する個人向け配送情報生成ステップ
と、前記第2のステップにおいて記憶される配送条件に
合致する顧客Idまたは顧客属性が設定された配送先ア
ドレスを読み出し、読み出された配送先アドレスに基づ
いて、読み出された配送先アドレスに基づいて個人向け
配送情報が届いたことを通知する通知ステップと、配送
する対象となる端末からの送信指示に応じて個人向け配
送情報を送信する送信ステップとをコンピュータに実行
させることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、情報提供端末から送信さ
れる配送情報を端末に送信する電子情報配信プログラム
を記憶した記録媒体において、前記電子情報配信プログ
ラムは、配送先となる端末を特定するための配送先アド
レスと前記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客
属性とを含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して
該顧客情報に対する顧客Idを決定するとともに、前記
顧客情報と顧客Idとを関連づけて記憶する第1の記憶
ステップと、広告の内容となる配送情報と顧客Idまた
は顧客属性のうち少なくとも一方によって前記配送情報
の配送先を指示する配送条件とを前記情報提供端末から
受信し、対応づけて記憶する第2の記憶ステップと、前
記第2の記憶ステップにおいて記憶された前記配送情報
から送信対象者宛に送信するための情報である個人向け
配送情報を生成する個人向け配送情報生成ステップと、
前記第2のステップにおいて記憶される配送条件に合致
する顧客Idまたは顧客属性が設定された配送先アドレ
スを読み出し、読み出された配送先アドレスに基づい
て、読み出された配送先アドレスに基づいて個人向け配
送情報が届いたことを通知する通知ステップと、配送す
る対象となる端末からの送信指示に応じて個人向け配送
情報を送信する送信ステップとをコンピュータに行わせ
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
電子情報配送システムを図面を参照して説明する。図1
は、この発明の一実施形態による電子情報配送システム
の構成を示す概略ブロック図である。この図において、
符号1は、電子情報配送システムである。符号2は、電
子情報配送システム1を利用して、情報を提供する情報
提供者である。符号3は、電子情報配送システム1を利
用する利用者であり、情報提供者2が提供する情報を、
パソコン上で動作するWebブラウザ31とインターネ
ット接続可能な携帯電話32を使用して取得する。符号
1aは、電子情報の配送処理を管理する管理部であり、
電子情報配送システム1の運転を管理する運転管理部1
1と配送する電子情報の管理を行う配送情報管理部12
からなる。符号1bは、配送処理部である。符号13
は、配送情報管理部12において受けた情報提供者から
の情報に対してフィルタ処理を施すフィルタ機能部であ
る。符号14は、フィルタ機能部14によってフィルタ
リングされた情報を個別化する個別化機能部である。
【0015】符号15は、個別化機能部14によって個
別化された情報を振り分けて配送する配送振り分け部で
ある。符号16は、配送された情報の状態変化を記録す
る履歴情報ファイルである。符号17は、履歴情報ファ
イル16を参照して、配送された情報の状態を情報提供
者2へ通知する履歴参照部である。符号18は、利用者
3の属性情報が定義された利用者属性情報ファイルであ
り、利用者3毎に趣味や嗜好に関する情報が定義されて
いる。符号19は、利用者毎に設けられたデータファイ
ルを有する電子私書箱であり、情報提供者2から提供さ
れた情報は配送処理部1bによってこの電子私書箱に蓄
えられる。符号20は、利用者2に対して情報を配送す
る配送サーバである。符号21は、携帯電話32を電子
情報配送システム1に接続するために携帯電話接続ゲー
トウェイである。
【0016】次に、図1を参照して、電子情報配送シス
テム1の基本動作を説明する。ここでは、情報提供者2
が利用者3に対してダイレクトメールを送信することを
例にして説明する。まず、情報提供者2は、ダイレクト
メールの内容である電子情報を情報提供者2が所有する
パソコン等を使用して作成する。ここで作成される電子
情報とは、文書データ、画像データ、音データ等からな
るデジタルデータである。そして、情報提供者2は、作
成した電子情報を含むダイレクトメール発送要求を電子
情報配送システム1へ送信する。このとき、情報提供者
2は、電子情報を配送する場合の配送条件を合わせて電
子情報配送システム1へ送信する。ここでいう配送条件
とは、ダイレクトメールを配送する配送先を限定するた
めの条件であり、利用者の年齢範囲や趣味、嗜好を指定
して、この条件を満たす利用者に対してのみダイレクト
メールを配送するために使用されるものである。
【0017】情報提供者2より送信された電子情報と配
送条件は、配送情報管理部12によって受信され、配送
情報管理部12内にこの電子情報は保持される。そし
て、配送情報管理部12は、内部に保持されている電子
情報と配送条件をフィルタ機能部13へ出力する。これ
を受けて、フィルタ機能部13は、利用者属性情報ファ
イル18を参照して、受け取った配送条件に合致する利
用者を抽出する。続いて、フィルタ機能部13は、配送
条件に合致した利用者毎に電子情報を個別化機能部14
へ出力する。ここで出力される電子情報は、配送条件に
合致した利用者の数と同数だけ出力される。
【0018】次に、個別化機能部14は、フィルタ機能
部13から受け取った電子情報に対して、利用者毎に必
要な情報を付与してダイレクトメールの様式に変換する
個別化処理を行う。この個別化処理では、宛先や差し出
し人の情報を付与するとともに、予め決められたダイレ
クトメールの様式に電子情報をはめ込む等の処理が施さ
れる。ただし、ここでいう宛先とは、利用者3毎に設け
られた電子私書箱19を特定するための私書箱IDであ
る。
【0019】次に、個別化機能部14は、利用者毎に個
別化処理が施された電子情報を配送振り分け部15へ出
力する。これを受けて、配送振り分け部15は、個別化
機能部14から受け取った電子情報に付与されている宛
先(私書箱ID)に基づいて、振り分けを行い電子情報
を電子私書箱19へ出力する。電子私書箱19は、この
電子情報を受け取り、私書箱IDに基づいて該当するデ
ータファイルへ蓄える。また、配送振り分け部15は、
電子私書箱19へ電子情報を出力するのと同期して、配
送サーバ20を介して、ダイレクトメールを配送した私
書箱を所有している利用者3へダイレクトメールが届い
たことを通知する。利用者3は、この通知を受けて、W
ebブラウザ31または携帯電話32によって、電子私
書箱19に蓄えられている電子情報を取得する。これに
よって、情報提供者2から送信されたダイレクトメール
が利用者3へ届くこととなる。
【0020】一方、電子私書箱19は、配送振り分け部
15から電子情報を受け取った時点と、利用者3が電子
私書箱19に蓄えられている電子情報を取得した時点
で、その旨を示す情報を履歴情報ファイル16へ蓄え
る。情報提供者2は、ダイレクトメール発送要求を送信
した後の任意のタイミングで電子情報配送システム1に
対して、履歴情報参照要求を送信する。この履歴情報参
照要求は、履歴参照部17によって受信される。これを
受けて、履歴参照部17は、該当するダイレクトメール
に関する履歴情報を履歴情報ファイル16から読み出し
て、その内容を情報提供者2へ送信する。
【0021】情報提供者2は、履歴参照部17から送信
された履歴情報を取得し、内容を確認する。これによっ
て、情報提供者は、発送を要求したダイレクトメールが
何通発送され、その発送されたダイレクトメールが何人
の利用者に見てもらったかを把握することができる。な
お、前述した説明では、配送条件を指定した場合の動作
を説明したが、配送条件を指定せずに、予め私書箱ID
を指定して直接電子私書箱19へ配送するようにしても
よい。
【0022】このように、情報提供者2は、電子情報配
送システム1に対して、ダイレクトメールの内容と配送
条件を送信するだけで、複数のダイレクトメールを送る
ことができる。また、配送条件に合致する利用者のみに
ダイレクトメールを送るようにしたため、効率よくメー
ルの発送を行うことが可能となる。
【0023】次に、第2の実施形態について説明する。
図2は、第2の実施形態における電子情報配送システム
の構成を示す概略ブロック図である。この図において、
電子情報配送システムは、情報提供端末100と、顧客
端末110と、顧客情報蓄積部200と、配送情報登録
部300と、配送情報個別化部400と、配送サーバ装
置500とによって構成される。
【0024】情報提供端末100は、例えば、情報提供
者が所有している。また、情報提供端末100は、情報
提供者の指示に基づき、顧客端末110に送信するため
の配送情報となる電子情報を生成する。この配送情報
は、広告する内容となる電子情報であり、例えば、ダイ
レクトメール等の顧客向けに配送するための内容である
電子広告情報である。
【0025】顧客情報蓄積部200は、顧客情報獲得装
置210と、顧客情報格納領域250とから構成され、
配送情報を顧客端末110に配送するための配送先を特
定する情報である顧客情報を予め記憶する。顧客情報獲
得装置210は、情報提供端末100から顧客情報を受
信し、受信した顧客情報に対する顧客Idを設定すると
ともに、顧客情報と顧客Idとを関連づけて顧客情報格
納領域250に格納する。また、顧客情報獲得装置21
0は、設定した顧客Idを情報提供端末100に通知す
る。また、顧客情報獲得装置210は、すでに登録され
た配送先アドレスと同様の顧客情報の登録依頼が情報提
供端末100からなされた場合、登録されている顧客I
dを通知する。これにより、複数の情報提供端末100
から同一の顧客に関して顧客情報の依頼がなされても、
顧客の重複登録を防止でき、また、複数の情報提供端末
100からの配送情報をとりまとめて送信することがで
きる。
【0026】ここで、顧客情報は、例えば、顧客名、配
送先アドレス、顧客属性等の情報が含まれる。ここで、
配送先アドレスは、配送情報を顧客端末110に配送す
るための配送情報の配送先を特定する情報であり、例え
ば、電子メールのアドレス、ファクシミリ番号である。
顧客属性は、顧客の趣味や嗜好等に応じてグループ化さ
れた属性であり、例えば、IT分野、金融等が設定され
る。この顧客属性は、顧客情報獲得装置210によって
設定される顧客属性のなかから選択するようにしてもよ
く、また、情報提供者端末100から予め設定されても
よい。また、顧客情報は、顧客情報獲得装置210によ
ってサービスの利用者を識別するための顧客Idを関連
づけて顧客情報格納領域250に記憶される。また、顧
客情報獲得装置210は、情報提供者IDやパスワード
などによって情報提供者端末100を利用する情報提供
者を認証し、顧客情報の登録および変更を行い、情報提
供者毎に顧客情報を管理する。
【0027】顧客情報格納領域250は、顧客情報獲得
装置210から出力される顧客情報を記憶する。例え
ば、顧客情報格納領域250は、図3に示すように、顧
客情報を顧客Id毎に配送先アドレスと顧客属性とを記
憶する。
【0028】配送情報登録部300は、配送情報獲得装
置310と、配送情報格納領域350とから構成され、
情報提供端末100からの指示に基づいて、情報提供端
末から送信される配送情報とこの配送情報を配送する配
送条件とを対応づけて記憶する。ここで、配送条件と
は、配送情報を配送する配送先を限定するための条件で
あり、顧客Idや顧客の趣味や嗜好を指定して、この条
件を満たす顧客に対してのみ配送情報を配送するために
使用されるものである。
【0029】配送情報獲得装置310は、情報提供端末
100からの指示に基づき、配送条件として顧客Idが
指示された場合、指示された顧客Idと配送情報を対応
づけて配送情報格納領域350に格納する。また、配送
情報獲得装置300は、情報提供者端末100からの指
示に基づき、配送条件として顧客属性が指示された場
合、指示された顧客属性と配送情報と対応づけて配送情
報格納領域350に格納する。また、配送情報獲得装置
300は、情報提供者端末100からの指示に基づき、
配送情報にさらに配送期日を設定して配送情報格納領域
350に格納する。
【0030】配送期日は、配送情報に基づいて個人向け
配送情報(詳細は後述する)を生成する期日を指定する
情報であり、例えば、「20○×年10月21日」のよ
うに日付で指定したり、午前中、午後、夜間などの時間
帯を指定したり、配送期日範囲を指定する情報である。
この配送期日範囲は、情報配送日に対応する予め決めら
れた期間である。情報配送日とは、送信対象となる顧客
端末110宛に配送情報が届いたことの通知を電子メー
ルなどによって送信する日である。この情報配送日およ
び配送期日範囲は、電子情報配送システムの管理者など
によって予め設定される。
【0031】この配送期日範囲の一例を図5に示す。こ
の図に例示されるように、ある年の10月の情報配送日
は3日、10日、…、末日のように設定される。また、
配送期日範囲は、その月の上旬、中旬、下旬という指定
であったり、第1週、第2週、…、第5週という指定で
あったりする。この図に示すように、情報配送日が「3
日」に対応する配送期日範囲は、「上旬」と「第1週」
である(ここでは、3日が月曜日ではないものとす
る)。他の情報配送日に対応する配送期日範囲は、図5
のように設定される。
【0032】配送情報格納領域350は、配送情報獲得
装置310から出力される配送条件と、配送情報、配送
期日を記憶する。配送情報格納領域350に記憶される
配送条件と、配送情報、配送期日は、例えば、図4に示
すように、対応づけられて記憶される。
【0033】配送情報個別化部400は、顧客向け配送
情報作成装置410と、個人向け配送情報格納装置45
0によって構成され、配送情報登録部300に記憶され
る配送条件に対応する顧客情報を顧客情報蓄積部200
から読み出して対応する配送情報に設定して記憶する。
顧客向け配送情報作成装置410は、配送情報格納領域
350に記憶される情報に基づき、以下に示す処理を行
い、配送情報に宛名が設定された個人向け配送情報を生
成し、個人向け配送情報格納領域450に記憶する。な
お、この個人向け配送情報は、電子的に配送するダイレ
クトメールに相当する。
【0034】配送条件が顧客Idによって指定されて
いる場合、この顧客Idに対応する顧客名と配送先アド
レスを顧客情報格納領域250から読み出し、読み出し
た顧客名と配送先アドレスを配送情報に設定して個人向
け配送情報を生成し、生成した個人向け配送情報を個人
向け配送情報格納領域450に記憶する。配送条件が
顧客属性によって指定されている場合、この顧客属性と
一致する顧客属性が設定されている顧客の配送先アドレ
スと顧客名を顧客情報格納領域250から読み出し、各
顧客毎に配送情報に顧客名と配送情報を設定して個人向
け配送情報を生成し、生成した個人向け配送情報を個人
向け配送情報格納領域450に記憶する。
【0035】顧客向け配送情報作成装置410は、配送
期日が指定されていない場合、配送情報が送情報格納領
域350に登録された時点で個人向け配送情報を生成し
て個人向け配送情報格納領域450に記憶するととも
に、通知情報を生成する。この通知情報は、配送情報が
個人向け配送情報として個人向け配送情報格納領域45
0に記憶されたことを通知する情報であり、個人向け配
送情報の送信対象者全員に対して生成される。顧客向け
配送情報作成装置410は、生成した通知情報を配送サ
ーバ装置500に送信する。
【0036】顧客向け配送情報作成装置410は、配送
期日が設定されている場合、配送期日に対応する所定の
期日範囲毎にまとめ、対応する情報配送日に上述の、
の処理を行って個人向け配送情報と通知情報を生成す
る。この顧客向け配送情報作成装置410は、個人向け
配送情報が届いたことの通知を行う日時である情報配送
日に対応する、指定された配送期日の範囲を配送期日範
囲表(図5)から検索する。例えば、情報配送日が3日
である場合、図5の配送期日範囲表に基づいて、その月
の上旬または第1週(3日が月曜日ではない場合)に設
定された配送期日を期日範囲として抽出する。この期日
範囲で配送期日が指定されている配送情報をまとめた配
送情報の通知情報を作成して、顧客Id集合に属するす
べての顧客Id毎に配送サーバ装置500に通知情報の
配送依頼をする。このように、複数の配送情報の通知を
1つにまとめることにより、配送サーバ装置500への
アクセス回数を削減できる。
【0037】また、また、顧客向け配送情報作成装置4
10は、配送期日が日時によって設定されている場合、
設定された日時に基づいて個人向け配送情報を生成する
とともに、通知情報を生成する。
【0038】個人向け配送情報格納領域450は、顧客
向け配送情報作成装置410から出力される各種情報を
記憶する。個人向け配送情報格納領域450は、例え
ば、図6に示すように、個人向け配送情報毎に、個人向
け配送情報を識別するための配送Idを付加して記憶す
る。配送サーバ装置500は、顧客毎に顧客向け配送情
報が個人向け配送情報格納領域450に届いたことの通
知情報を対応する顧客端末110に配送する。
【0039】次に、図2の構成における電子情報配送シ
ステムの動作について図7を用いて説明する。図7は、
図2の構成における電子情報配送システムの動作につい
て説明するためのフローチャートである。ここでは、1
0月3において、配送情報「展示会のお知らせ」を顧客
属性「移動通信」の顧客宛に配送期日「10月第1週」
に送信する場合について説明する。まず、情報提供端末
100は、顧客端末110から送信される顧客端末11
0の配送先アドレスに関する情報を受信し、顧客情報と
して一時保持する(ステップS1)。
【0040】次に、情報提供端末100は、顧客情報獲
得装置210にアクセスし、情報提供者IDとパスワー
ドを送信し、認証処理がなされた後、一時保持した配送
先アドレスにさらに、顧客名、顧客属性を付加して顧客
情報を顧客情報獲得装置210に送信し、登録を依頼す
る(ステップS2)。顧客情報獲得装置210は、情報
提供端末100から送信される顧客情報を受信し、受信
した顧客情報に対して顧客Idを設定し、設定した顧客
Idと顧客情報を対応づけて顧客情報格納領域250の
格納領域に記憶する(ステップS3)。そして、顧客情
報獲得装置210は、顧客Idを情報提供端末100に
送信する(ステップS4)。情報提供者端末100は、
受信した顧客Idを顧客情報と対応づけて記憶する。
【0041】次に、情報提供端末100は、配送条件と
して「移動通信」である顧客属性と、配送期日「10月
第1週」とが設定された配送情報を配送情報獲得装置3
10に送信し、配送情報の登録依頼をする(ステップS
5)。配送情報獲得装置310は、情報提供端末100
から送信される配送情報、配送条件、配送期日を受信
し、受信した配送情報に配送条件と配送期日とを対応づ
けて、配送情報格納領域350に記憶する(ステップS
6)。
【0042】一方、配送情報が配送情報格納領域350
に格納され、予め決められた情報配送日(10月3日)
になった場合、顧客向け配送情報作成装置410は、配
送情報格納領域350に記憶されている配送情報と配送
条件と配送期日に基づいて、個人向け配送情報を生成す
る(ステップS7)。そして、顧客向け配送情報作成装
置410は、生成した個人向け配送情報を個人向け配送
情報格納領域450に記憶する(ステップS8)。さら
に、顧客向け配送情報作成装置410は、顧客向け配送
情報が届いたことの通知情報となる電子メールを顧客向
け配送情報の送信対象となる顧客端末110宛に生成
し、生成した電子メールを配送サーバ装置500に送信
する(ステップS9)。配送サーバ装置500は、顧客
向け配送情報作成装置410から送信される電子情報を
送信対象となる顧客端末110宛にそれぞれ送信する
(ステップS10)。
【0043】そして、顧客によって、顧客端末110を
介して配送情報が届いたことの電子メールが確認された
後、顧客端末110から送信指示がなされると(ステッ
プS11)、個人向け配送情報格納領域450は、送信
指示がなされた顧客端末110に対応する個人向け配送
情報を顧客端末110に送信する(ステップS12)。
顧客端末110は、個人向け配送情報格納領域450か
ら送信された個人向け配送情報を受信すると、この個人
向け配送情報を表示装置によって表示する制御を行う。
これにより、顧客端末110の表示装置には、例えば、
図8に示すような個人向け配送情報「展示会のお知ら
せ」が表示される(ステップS13)。
【0044】次に、上述のステップS6における個人向
け配送情報の生成について、図9のフローチャートと、
図2、図3、図4、図5、図6を用いて説明する。ま
ず、顧客向け配送情報作成装置410は、10月3日に
到達した時点で、配送期日「3日」に対応する配送期日
範囲を配送期日範囲表(図5)から検索する(ステップ
S51)。次に、対象となる配送期日範囲「上旬」、
「第1週」が設定された配送情報とこの配送条件に対応
する配送条件とを読み出す(ステップS52)。この場
合、図4に示すように、「上旬」が設定された配送情報
がないので、第1週が設定された配送情報「展示会のお
知らせ」が読み出す対象となる。
【0045】次に、顧客向け配送情報作成装置410
は、読み出した配送条件に対応する顧客情報を顧客情報
格納領域250から読み出す(ステップS53)。この
場合、配送条件が「移動通信」であるので、図3に示す
ように、顧客属性が「移動通信」に設定された顧客Id
「01−012」、「01−014」と、これらの顧客
Idに設定された配送先アドレスが読み出される。そし
て、読み出した配送情報に顧客名をはめ込み、この顧客
名に対応する配送先アドレスを付加して個人向け配送情
報を生成し(ステップS54)、生成した個人向け配送
情報を個人向け配送情報格納領域450に記憶する(ス
テップS55)。
【0046】次に、顧客向け配送情報作成装置410
は、個人向け配送情報を生成した顧客に対して通知情報
を生成し(ステップS56)、生成した通知情報を配送
サーバ装置500に格納する(ステップS57)。この
ようにして顧客向け配送情報作成装置410は、個人向
け配送情報を生成する。
【0047】上記実施形態によれば、情報提供者は、配
送情報と配送条件と配送期日を指定することによって、
自ら個人向け配送情報を生成することなく送信対象とな
る顧客宛に配送情報を配信できる効果が得られる。この
とき、配送情報が配送済みであるか否かを確認し、配送
済みの配送情報については、配送を行わない。
【0048】なお、以上説明した実施形態においては、
指定された配送期日に通知情報を生成して配送サーバ装
置500に記憶するようにしたが、配送期日よりも前に
配送サーバ装置500に配送情報の案内を送信するよう
にしてもよい。
【0049】また、上述の実施形態における図4におい
て、「上旬」が設定された配送情報がある場合には、
「上旬」が設定された配送情報が読み出され、この配送
情報に設定された配送条件に対応する配送先アドレスが
読み出される。以後、ステップS7からの動作と同様
に、個人向け配送情報と通知情報が生成され、顧客端末
110に通知がなされた後に、個人向け配送情報が配送
される。
【0050】また、上述の実施形態においては、1つの
配送先アドレスに対して1つの個人向け配送情報を送信
する場合について説明したが、1つの配送先アドレスに
対して複数の配送情報の配送依頼がなされた場合、これ
らの配送情報を配送期日毎にまとめて個人向け配送情報
を生成するようにしてもよい。これにより、特定の顧客
向けの電子広告誌を週刊誌や月刊誌のようにして生成し
て送信することができる。また、1つの顧客名に対して
複数の顧客属性が設定されてもよい。これにより、顧客
の趣味や嗜好が複数ある場合においても対応できる。
【0051】また、上述の実施形態においては、情報提
供者端末100から配送条件として顧客属性を指定する
場合について説明したが、図4に示すように、配送条件
として顧客Idを指定してもよく、また、顧客属性と顧
客Idとを両方指定してもよい。
【0052】また、図2における電子情報配送システム
の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、
実行することにより施工管理を行ってもよい。なお、こ
こでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機
器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピ
ュータシステム」は、WWWシステムを利用している場
合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環
境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り
可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディス
ク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒
体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク
等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み
取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送
信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプロ
グラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのよ
うに、一定時間プログラムを保持しているものも含むも
のとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部
を実現するためのものであっても良く、さらに前述した
機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良
い。
【0053】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、配送先アドレスを含む顧客情報を情報提供端末から
受信し、顧客情報に対する顧客Idを設定して、顧客情
報と顧客Idとを関連づけて記憶しておき、配送情報と
この配送情報を配送する対象となる顧客Idとを情報提
供端末から受信し、対応づけて記憶し、この配送情報か
ら個人向け配送情報として記憶するとともに、予め記憶
しておいた顧客Idに対応する配送先アドレスを読み出
して、このアドレス宛に個人向け配送情報が届いたこと
を通知し、配送する対象となる端末からの送信指示に応
じて個人向け配送情報を送信するようにしたので、顧客
情報のデータベースを一括管理して電子情報を配送する
ことができる効果が得られる。
【0055】また、この発明によれば、配送情報の配送
先を特定する配送先アドレスと顧客属性とを含む顧客情
報を情報提供端末から受信し、配送先アドレスと顧客属
性を対応づけて記憶する。そして、配送情報とこの配送
情報を配送する対象となる顧客属性と提供端末から受信
し、対応づけて記憶し、この配送情報から個人向け配送
情報を生成して記憶するとともに、記憶しておいた顧客
属性に対応する配送先アドレスを読み出して、このアド
レス宛に個人向け配送情報が届いたことを通知し、配送
する対象となる端末からの送信指示に応じて個人向け配
送情報を送信するようにしたので、顧客情報のデータベ
ースを一括管理して電子情報を配送することができると
ともに、配送先の顧客の趣味や嗜好に対応した配送情報
を送信することができる効果が得られる。
【0056】また、この発明によれば、顧客情報のデー
タベースを一括管理して電子情報を配送するようにした
ので、情報提供者にとって、専用のソフトを購入する必
要がなくなり、システムを構築するコストを低減させる
ことができるとともに、顧客に配送情報を送信する手間
を低減させることができる効果が得られる。
【0057】また、この発明によれば、同一の送信先が
対応づけられた複数の配送情報をまとめて個人向け配送
情報として記憶し、サーバ手段に通知情報の送信を指示
するようにしたので、配送サーバ手段における付加を低
減させることができるとともに、個人向け配送情報を受
信する側にとって、複数の個人向け配送情報にそれぞれ
アクセスすることなく個人向け配送情報を受信すること
ができる効果が得られる。
【0058】また、この発明によれば、個人向け配送情
報の生成期日に関する情報である配送期日を前記配送情
報に関連づけて記憶し、同一の個人向け配送情報の生成
期日を指定する配送期日が関連づけられて記憶されてい
る配送情報を抽出し、抽出された配送情報からそれぞれ
個人向け配送情報を生成して記憶するとともに、通知情
報の送信するようにしたので、情報提供者からの配送時
期の希望を反映させて個人向け配送情報を配送できると
ともに、配送サーバ手段における付加を低減させること
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による電子情報配送シ
ステムの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 この発明の第2の実施形態における電子情報
配送システムの構成を示す概略ブロック図である。
【図3】 顧客情報格納領域250に記憶される顧客情
報の一例を示す図である。
【図4】 配送情報格納領域350に記憶される配送情
報を説明するための図である。
【図5】 配送期日範囲表の一例を説明するための図で
ある。
【図6】 個人向け配送情報格納領域450に記憶され
る個人向け配送情報を説明するための図である。
【図7】 図2の構成における電子情報配送システムの
動作について説明するためのフローチャートである。
【図8】 顧客端末110の表示装置に表示される個人
向け配送情報の一例を示す図である。
【図9】 個人向け配送情報を生成する動作について説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報提供端末 110 顧客
端末 200 顧客情報蓄積部 210 顧客
情報獲得装置 250 顧客情報格納領域 300 配送
情報登録部 310 配送情報獲得装置 350 配送
情報格納領域 400 配送情報個別化部 410 顧客
向け配送情報作成装置 450 個人向け配送情報格納領域 500 配送
サーバ装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供端末から送信される配送情報を
    端末に送信する電子情報配信システムにおいて、 配送先となる端末を特定するための配送先アドレスを含
    む顧客情報を前記情報提供端末から受信し、該顧客情報
    に対する顧客Idを設定するとともに、前記顧客情報と
    顧客Idとを関連づけて記憶する顧客情報蓄積手段と、 広告の内容である配送情報と該配送情報を配送する対象
    となる顧客Idとを前記情報提供端末から受信し、対応
    づけて記憶する配送情報登録手段と、 前記配送情報登録手段に記憶される配送情報から送信対
    象者宛に送信するための情報である個人向け配送情報を
    生成して記憶するとともに、前記配送情報登録手段に記
    憶される顧客Idに対応する配送先アドレスを前記顧客
    情報蓄積手段から読み出して個人向け配送情報が届いた
    ことを通知する通知情報を生成する配送情報個別化手段
    と、 前記配送情報個別化手段が生成する通知情報を前記通知
    情報に設定される配送先アドレスに基づいて前記端末に
    送信する配送サーバ手段とを有し、 前記配送情報個別化手段は、配送する対象となる端末か
    らの送信指示に応じて前記配送情報個別化手段に記憶さ
    れた個人向け配送情報を送信することを特徴とする電子
    情報配送システム。
  2. 【請求項2】 前記顧客情報蓄積手段は、さらに、顧客
    名を含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して対応
    する顧客Idに対応づけて記憶し、 前記配送情報個別化手段は、前記配送情報登録手段に記
    憶される顧客Idに対応する顧客名を読み出し、読み出
    した顧客名を前記配送情報に設定して個人向け配送情報
    を生成して記憶することを特徴とする請求項1記載の電
    子情報配送システム。
  3. 【請求項3】 情報提供端末から送信される配送情報を
    端末に送信する電子情報配信システムにおいて、 配送先となる端末を特定するための配送先アドレスと前
    記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客属性とを
    含む顧客情報を前記情報提供端末から受信し、前記配送
    先アドレスと顧客属性を対応づけて記憶する顧客情報蓄
    積手段と、 広告の内容である配送情報と該配送情報を配送する対象
    となる顧客属性とを前記情報提供端末から受信し、対応
    づけて記憶する配送情報登録手段と、 前記配送情報登録手段に記憶される配送情報から送信対
    象者宛に送信するための情報である個人向け配送情報を
    生成して記憶するとともに、前記配送情報登録手段に記
    憶される顧客属性が設定された配送先アドレスを前記顧
    客情報蓄積手段からすべて抽出し、抽出した配送先アド
    レスすべてに対して個人向け配送情報が届いたことを通
    知する通知情報を生成する配送情報個別化手段と、 前記配送情報個別化手段が生成する通知情報を前記通知
    情報に設定される配送先アドレスに基づいて前記端末に
    送信する配送サーバ手段とを有し、 前記配送情報個別化手段は、配送する対象となる端末か
    らの送信指示に応じて前記配送情報個別化手段に記憶さ
    れた個人向け配送情報を送信することを特徴とする電子
    情報配送システム。
  4. 【請求項4】 前記顧客情報蓄積手段は、さらに、顧客
    名を含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して対応
    する配送先アドレスに対応づけて記憶し、 前記配送情報個別化手段は、前記配送情報登録手段に記
    憶される顧客属性に一致する顧客属性が設定された配送
    先アドレスに対応する顧客名を読み出し、読み出した顧
    客名を前記配送情報に設定して個人向け配送情報を生成
    して記憶することを特徴とする請求項3記載の電子情報
    配送システム。
  5. 【請求項5】 前記配送情報個別化手段は、前記配送情
    報登録手段に記憶されている情報に基づいて、同一の送
    信先が対応づけられた複数の配送情報をまとめて個人向
    け配送情報として記憶し、前記サーバ手段に通知情報の
    送信を指示することを特徴とする請求項1から請求項4
    のうちいずれかに記載の電子情報配送システム。
  6. 【請求項6】 前記配送情報登録手段は、前記情報提供
    端末からの指示に基づいて、前記個人向け配送情報の生
    成期日に関する情報である配送期日を前記配送情報に関
    連づけて記憶し、 前記配送情報個別化手段は、前記配送情報登録手段に記
    憶された配送期日に基づいて、同一の個人向け配送情報
    の生成期日を指定する配送期日が関連づけられて記憶さ
    れている配送情報を抽出し、抽出された配送情報からそ
    れぞれ個人向け配送情報を生成して記憶するとともに、
    前記配送サーバ手段に通知情報の送信を指示することを
    特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれかに記載
    の電子情報配送システム。
  7. 【請求項7】 情報提供端末から送信される配送情報を
    端末に送信する電子情報配信方法において、 送信先となる端末を特定するための配送先アドレスと前
    記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客属性とを
    含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して該顧客情
    報に対する顧客Idを決定するとともに、前記顧客情報
    と顧客Idとを関連づけて記憶し、 広告の内容となる配送情報と顧客Idまたは顧客属性の
    うち少なくとも一方によって前記配送情報の配送先を指
    示する配送条件とを前記情報提供端末から受信し、対応
    づけて記憶し、 前記記憶された配送情報から送信対象者宛に送信するた
    めの情報である個人向け配送情報を生成し、 前記記憶される配送条件に合致する顧客Idまたは顧客
    属性が設定された配送先アドレスを読み出し、読み出さ
    れた配送先アドレスに基づいて個人向け配送情報が届い
    たことを通知し、 配送する対象となる端末からの送信指示に応じて個人向
    け配送情報を送信することを特徴とする電子情報配送方
    法。
  8. 【請求項8】 情報提供端末から送信される配送情報を
    端末に送信する電子情報配信プログラムであって、 配送先となる端末を特定するための配送先アドレスと前
    記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客属性とを
    含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して該顧客情
    報に対する顧客Idを決定するとともに、前記顧客情報
    と顧客Idとを関連づけて記憶する第1の記憶ステップ
    と、 広告の内容となる配送情報と顧客Idまたは顧客属性の
    うち少なくとも一方によって前記配送情報の配送先を指
    示する配送条件とを前記情報提供端末から受信し、対応
    づけて記憶する第2の記憶ステップと、 前記第2の記憶ステップにおいて記憶された前記配送情
    報から送信対象者宛に送信するための情報である個人向
    け配送情報を生成する個人向け配送情報生成ステップ
    と、 前記第2のステップにおいて記憶される配送条件に合致
    する顧客Idまたは顧客属性が設定された配送先アドレ
    スを読み出し、読み出された配送先アドレスに基づい
    て、読み出された配送先アドレスに基づいて個人向け配
    送情報が届いたことを通知する通知ステップと、 配送する対象となる端末からの送信指示に応じて個人向
    け配送情報を送信する送信ステップと、 をコンピュータに実行させるための電子情報配送プログ
    ラム。
  9. 【請求項9】 情報提供端末から送信される配送情報を
    端末に送信する電子情報配信プログラムを記憶した記録
    媒体において、 前記電子情報配信プログラムは、 配送先となる端末を特定するための配送先アドレスと前
    記配送先アドレスをグループ毎に分類する顧客属性とを
    含む顧客情報を前記情報提供端末から受信して該顧客情
    報に対する顧客Idを決定するとともに、前記顧客情報
    と顧客Idとを関連づけて記憶する第1の記憶ステップ
    と、 広告の内容となる配送情報と顧客Idまたは顧客属性の
    うち少なくとも一方によって前記配送情報の配送先を指
    示する配送条件とを前記情報提供端末から受信し、対応
    づけて記憶する第2の記憶ステップと、 前記第2の記憶ステップにおいて記憶された前記配送情
    報から送信対象者宛に送信するための情報である個人向
    け配送情報を生成する個人向け配送情報生成ステップ
    と、 前記第2のステップにおいて記憶される配送条件に合致
    する顧客Idまたは顧客属性が設定された配送先アドレ
    スを読み出し、読み出された配送先アドレスに基づい
    て、読み出された配送先アドレスに基づいて個人向け配
    送情報が届いたことを通知する通知ステップと、 配送する対象となる端末からの送信指示に応じて個人向
    け配送情報を送信する送信ステップと、 をコンピュータに行わせることを特徴とする電子情報配
    送プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097408A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Obic Business Consultants Ltd メッセージ配信システム、メッセージ配信サーバ装置、クライアント装置、メッセージ配信方法、メッセージ受信方法、およびプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097408A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Obic Business Consultants Ltd メッセージ配信システム、メッセージ配信サーバ装置、クライアント装置、メッセージ配信方法、メッセージ受信方法、およびプログラム

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