JP2002235507A - 内燃機関の動弁装置におけるバルブクリアランス調整機構 - Google Patents

内燃機関の動弁装置におけるバルブクリアランス調整機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピボットを螺進させてバルブクリアランスを
調整するものにおいて、ネジ部の強度を低下させること
なく微調整できるようにする。 【解決手段】 第1螺進手段25によって回転筒体23
を例えばエンジンヘッド10に対して上方へ螺進させる
と、第2螺進手段30によりピボット28はその回転筒
体23に対して下方へ相対変位する。このときの回転筒
体23が1回転したときのピボット28の変位量は、第
1螺進手段25と第2螺進手段30のネジ山のピッチP
a,Pbの差寸法となる。したがって、双方の螺進手段
25,30のネジ山自体を大きくして強度を確保しつ
つ、そのネジ山のピッチPa,Pbの差を小さくするこ
とによって、ピボット28を微調整することが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置におけるバルブクリアランス調整機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の動弁装置では、高速運転時に
おける吸気弁及び排気弁の追従性を高めて動弁性能を向
上させるため、バルブクリアランス調整機構が設けられ
ている。機械式のバルブクリアランス調整機構として
は、特開平7−54617号公報に開示されているもの
がある。これは、ロッカーアームの揺動支点を下から支
承するボルトタイプのピボットを、エンジンヘッドの上
面に設けた雌ネジ孔にねじ込んだ構造になり、ピボット
を回転させてそのエンジンヘッドからの突出高さを変え
ることにより、ロッカーアームの揺動支点の高さを調整
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにピボット
を螺進させて調整を行うバルブクリアランス調整機構に
おいて調整精度を高めるためには、ピボットの回転角度
に対する螺進量の割合を小さくすることによって微調整
できるようにする必要がある。ところが、ピボットの回
転角度に対する螺進量の割合を小さくするためには、雌
ネジ孔のネジ山間のピッチを小さくしなければならない
が、そうすると、ネジ山自体を小さくすることになっ
て、強度の確保が困難になる。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、ピ
ボットを螺進させてバルブクリアランスを調整するもの
において、ネジ部の強度を低下させることなく微調整で
きるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンヘッドの上面から突出させて設けたピボットにより
ロッカーアームの揺動支点を下方から支承し、カムによ
り前記ロッカーアームを揺動させることでバルブを駆動
するようにした動弁装置において、前記ピボットを上下
移動させることにより前記ロッカーアームの揺動支点の
高さを変えるようにしたバルブクリアランス調整機構に
おいて、前記ピボットをその軸線周りの回転を不能に且
つその軸線方向への移動を可能に案内するガイド手段
と、前記エンジンヘッドに設けた第1雌ネジ部と、回転
筒体の外周に設けた第1雄ネジ部とからなる第1螺進手
段と、前記回転筒体の内周に設けた第2雌ネジ部と、前
記ピボットの外周に設けた第2雄ネジ部とからなる第2
螺進手段とを備え、前記第1螺進手段と前記第2螺進手
段とは、ネジ山の螺旋方向が互いに逆捩れとされている
とともに、ネジ山間のピッチが互いに異なる寸法とされ
ている構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記エンジンヘッドには弾性材料からなるロック部
材が設けられ、前記回転筒体には、前記ロック部材が弾
性的に係合されることによってその回転筒体を回転規制
状態に保持可能な係合部が設けられている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]回転筒体を
例えばエンジンヘッドに対して上方へ螺進させると、ピ
ボットはその回転筒体に対して下方へ変位し、回転筒体
の回転角度に対するピボットの変位量は、第1螺進手段
と第2螺進手段のネジ山のピッチの差に起因する寸法と
なる。したがって、双方の螺進手段のネジ山自体を大き
くして強度を確保しつつ、そのネジ山のピッチの差を小
さくすることによって、ピボットを微調整することが可
能である。
【0008】[請求項2の発明]回転筒体に所定以上の
回転力が付与されると、ロック部材が回転筒体の嵌合部
と嵌合する状態と嵌合部から解離する状態との間で弾性
変形しつつ、回転筒体が回転する。ピボットへの回転力
を解除すると、ロック部材がそれ自身の弾性復元力によ
って係合部に係合して回転筒体を回転規制するロック状
態に復帰する。ロック状態とロック解除状態との間での
切り替えに際しては、ロックナットを締め付けたり緩め
たりするといった煩わしい作業が不要であるから、作業
性に優れる。尚、回転筒体のロック位置は無段階ではな
く多段階的になるのであるが、第1螺進手段と第2螺進
手段のピッチの差を微小にすれば、微調整の機能が損な
われることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明す
る。まず、動弁装置について説明すると、動弁装置は、
エンジンヘッド10の上面からバルブクリアランス調整
機構20を構成するピボット28を突出させ。そのピボ
ット28の上端部によりロッカーアーム11の揺動支点
部11Aを下から支承するとともに、そのロッカーアー
ム11の揺動端部11Bを上下動可能に設けられたバル
ブステム12の上端に上から当接させ、ロッカーアーム
11の略中央部に設けたカムローラ13に対しその上方
からカムシャフト14のカム15を当接させた構造にな
る。カムシャフト14が回転すると、ロッカーアーム1
1がその揺動支点部11Aを支点として上下方向に揺動
し、そのロッカーアーム11の揺動にともなってバルブ
ステム12が上下動することによりバルブ(図示せず)
が開閉される。
【0010】この動弁装置におけるバルブクリアランス
調整機構20は、エンジンヘッド10からのピボット2
8の突出高さ、即ちロッカーアーム11の揺動支点部1
1Aの高さを変えることによってバルブクリアランスを
調整するとともに、後述するロック手段によってピボッ
ト28の回転を規制することにより調整状態を保持する
ようになっている。以下、その構成を詳しく説明する。
エンジンヘッド10には、円形の有底筒体21がその上
端部をエンジンヘッド10の上面から突出させた形態で
圧入等の手段により固定して取り付けられている。この
有底筒体21の内周には、軸線を上下方向に向けた第1
雌ネジ部22が形成されている。この第1雌ネジ部22
には、円形をなす回転筒体23の外周に形成した第1雄
ネジ部24が螺合されている。この第1雌ネジ部22と
第1雄ネジ部24は、回転筒体23をエンジンヘッド1
0及び有底筒体21に対して相対回転させることで上下
方向(軸線方向)に螺進させるための第1螺進手段25
を構成する。また、回転筒体23の有底筒体21から上
方へ突出した上端部外周には、回転筒体23を回転操作
するための非円形の操作部26が形成されている。
【0011】回転筒体23の内周には、第1雄ネジ部2
4と同心の第2雌ネジ部27が形成されており、この第
2雌ネジ部27には、ピボット28の外周に同心に形成
した第2雄ネジ部29が螺合されている。この第2雌ネ
ジ部27と第2雄ネジ部29とは、回転筒体23に対し
てピボット28を相対的に螺進させるための第2螺進手
段30を構成する。第1螺進手段25の第1雌ネジ部2
2と第1雄ネジ部24、第2螺進手段30の第2雌ネジ
部27と第2雄ネジ部29、及びピボット28は、全て
軸線を一致させている。
【0012】また、ピボット28の下端面には、軸線と
直交する横断面形状が方形(方形に限らず、非円形であ
ればよい)をなす被ガイド部31が、ピボット28の軸
線と平行に突出するように形成されている。また、有底
筒体21の底面には横断面が被ガイド部31と同一形状
のガイド孔32が形成されており、このガイド孔32に
は、被ガイド部31が、ピボット28の軸線周りの回転
不能に且つ軸線と平行な方向への移動は許容された状態
で嵌合されている。この被ガイド部31とガイド孔32
とは、ピボット28をその軸線周りの回転を不能に且つ
その軸線方向への移動を可能に案内するガイド手段33
を構成する。
【0013】上記した第1螺進手段25と第2螺進手段
30とは、そのネジ山の螺旋方向が互いに逆捩れとされ
ている。即ち、図4に示すように、第1螺進手段25の
ネジ山の螺旋方向は、回転筒体23を上方から見て時計
回り方向に回転させたときにその回転筒体23が下方へ
螺進する向きとされている。これに対し、第2螺進手段
30のネジ山の螺旋方向は、回転筒体23を上方から見
て時計回り方向に回転させたときに、回転規制されてい
るピボット28が、回転する回転筒体23に対して相対
的に上方へ螺進(変位)するような向き(回転筒体23
がピボット28に対して相対的に下方へ螺進する向き)
とされている。
【0014】また、上記した第1螺進手段25と第2螺
進手段30とは、そのネジ山間のピッチが互いに異なる
寸法とされている。即ち、図4に示すように、第1螺進
手段25の軸線方向(上下方向)におけるネジ山間のピ
ッチPaは、例えば0.75mmであるのに対し、第2
螺進手段30の軸線方向におけるネジ山間のピッチPb
は、例えば0.5mmとされている。尚、各ピッチP
a,Pbの寸法は、0.75mmや0.5mm以外の寸
法に設定することができ、また、双方の螺進手段25,
30のピッチ寸法の差も、0.25mm以外に設定する
ことができる。
【0015】さらに、有底筒体21と回転筒体23に
は、回転筒体23を回転規制にロックするためのロック
手段が設けられている。以下、その構成を説明する。有
底筒体21におけるエンジンヘッド10から突出した上
端部には、その有底筒体21の外周から中空(回転筒体
23が収容されている空間)に連通するスリット状のバ
ネ収容部34が形成されている。このバネ収容部34の
上下両面は、回転筒体23の軸線と直交する平坦なガイ
ド面35とされている。また、有底筒体21の外周に
は、バネ収容部34と同じ高さを穿孔することによって
バネ保持孔36が形成されている。回転筒体23の外周
には、平坦面状に凹ませた係合部37が形成されてい
る。この係合部37の上下方向の形成領域は、回転筒体
23の高さがその調整範囲内におけるいずれの高さに位
置していても、必ずバネ収容部34が係合部37と対応
するように設定されている。かかる有底筒体21及び回
転筒体23には、金属などの弾性を有する線材からなる
ロック部材38が、その弧状部38Aを有底筒体21の
外周に沿わせると共に、弧状部38Aの一端の保持部3
8Bをバネ保持孔36に嵌入させることで、有底筒体2
1に対する軸線周りの回転不能な状態に取り付けられて
いる。そして、このロック部材38の弧状部38Aの他
端から延出する直線部38Cが、バネ収容部34内に入
り込んでいる。
【0016】上記構成になるバルブクリアランス調整機
構20は、常には、周方向において回転筒体23の係合
部37が有底筒体21のバネ収容部34と対応するよう
に配されているとともに、ロック部材38の直線部38
Cが係合部37に対して弾性的に係合(押圧)してお
り、この弾性的な係合により、回転筒体23の有底筒体
21に対する相対回転、即ち有底筒体21に対する螺進
が規制されたロック状態に保持されている。このロック
状態では、回転筒体23に回転力が作用しても、その回
転力がロック部材38の弾力に起因する回転規制力より
も小さい場合には、回転筒体23は回転することはな
い。
【0017】このロック状態から、回転筒体23に対し
てロック部材38による回転規制力よりも大きい回転力
を付与すると、ロック部材38の直線部38Cが、回転
筒体23の軸線と直交する径方向外向きに弾性変位して
回転筒体23の外周(第1雄ネジ部24)に摺接する退
避状態(図3に鎖線で示す)と、直線部38Cが係合部
に対して密着係合する弾性復元状態(図3に実線で示
す)とを交互に繰り返すことによって、回転筒体23が
回転する。尚、この間、直線部38Cは、バネ収容部3
4から外れることがなく、またガイド面35によって上
下方向の遊動を規制されている。回転筒体23への回転
力を解除すると、ロック部材38の直線部38Cが係合
部に係合し、ロック部材38の弾性復元力によって回転
筒体23が回転規制状態にロックされる。
【0018】さて、上記のように回転筒体23を回転さ
せると、バルブクリアランスが調整される。即ち、上か
ら見て回転筒体23を時計回り方向に回転させると、第
1螺進手段25により回転筒体23が有底筒体21及び
エンジンヘッド10に対して相対的に下方へ螺進する。
これと同時に、第2螺進手段30により、回転する回転
筒体23が、回転規制されているピボット28に対して
相対的に下方へ螺進する(換言するとピボット28が回
転筒体23に対して相対的に上方へ変位する)ようにな
る。ここで、第1螺進手段25のネジ山のピッチPaは
第2螺進手段30のネジ山のピッチPbよりも大きいの
で、回転筒体23の下方への螺進量は、その回転筒体2
3に対するピボット28の上方への相対変位量よりも大
きく、結果的にピボット28は、有底筒体21及びエン
ジンヘッド10に対して相対的に下方へ変位することに
なる。そして、回転筒体23が1回転したときの有底筒
体21に対するピボット28の下方への変位量は、第1
螺進手段25のピッチPaと第2螺進手段30のピッチ
Pbとの差分寸法(本実施形態では0.75mmと0.
5mmとの差である0.25mm)となり、このピボッ
ト28の変位量は、第1螺進手段25と第2螺進手段3
0のいずれのピッチよりも小さい。尚、回転筒体23を
上記と逆方向に回転させるとピボット28は上方へ変位
する。
【0019】このように、本実施形態においては、回転
筒体23を1回転したときのピボット28のエンジンヘ
ッド10に対する相対変位量は、第1螺進手段25と第
2螺進手段30のネジ山のピッチPa,Pbの差の寸法
となるので、双方の螺進手段のネジ山自体を大きくして
強度を確保しながら、双方のネジ山のピッチPa,Pb
の差を小さくすることによって、ピボット28を微調整
することが可能となっている。
【0020】また、回転筒体23は、所定以上の回転力
を付与すれば回転するようになり、回転力を解除すれ
ば、回転筒体23が回転規制されたロック状態に復帰す
るようになっているので、ロック状態とロック解除状態
との間での切り替えに際しては、ロックナットを締め付
けたり緩めたりするといった煩わしい作業が不要であ
る。したがって、作業性に優れている。尚、本実施形態
における回転筒体23のロック位置は、ロック部材38
の直線部38Cが回転筒体23の係合部37に係合され
る位置に限られるため、無段階ロックではなく多段階ロ
ック形態となっているのであるが、第1螺進手段25と
第2螺進手段30のピッチPa,Pbの差を微小にすれ
ば、微調整の機能が損なわれることはない。
【0021】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では第1螺進手段のネジ山のピッチ
を第2螺進手段のピッチよりも大きくしたが、本発明に
よれば、第1螺進手段のネジ山のピッチを第2螺進手段
のピッチより小さくしてもよい。
【0022】(2)上記実施形態では第1螺進手段の第
1雌ネジ部をエンジンヘッドに圧入又は挿入して固定し
た有底筒体の内周に形成したが、本発明によれば、エン
ジンヘッドに直接形成した凹部の内周に第1雌ネジ部を
形成してもよい。 (3)上記実施形態では回転筒体を回転規制する手段と
してロック部材の弾性を利用したロック手段としたが、
本発明によれば、ロックナットなどによって回転筒体を
回転規制してもよく、ロックナット以外の手段によって
回転筒体を回転規制してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の動弁装置の断面図
【図2】バルブクリアランス調整機構の断面図
【図3】X−X線断面図
【図4】第1螺進手段と第2螺進手段をあらわす部分拡
大断面図
【符号の説明】
10…エンジンヘッド 11…ロッカーアーム 12…バルブステム 15…カム 20…バルブクリアランス調整機構 22…第1雌ネジ部 24…第1雄ネジ部 25…第1螺進手段 27…第2雌ネジ部 28…ピボット 29…第2雄ネジ部 30…第2螺進手段 33…ガイド手段 37…係合部 38…ロック部材 Pa…第1螺進手段のネジ山間のピッチ Pb…第2螺進手段のネジ山間のピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 和周 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 (72)発明者 櫻井 雅英 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 (72)発明者 山本 真之 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 (72)発明者 吉原 裕二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 立野 学 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G016 AA02 AA06 AA19 BA18 BB18 BB22 DA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンヘッドの上面から突出させて設
    けたピボットによりロッカーアームの揺動支点を下方か
    ら支承し、カムにより前記ロッカーアームを揺動させる
    ことでバルブを駆動するようにした動弁装置において、
    前記ピボットを上下移動させることにより前記ロッカー
    アームの揺動支点の高さを変えるようにしたバルブクリ
    アランス調整機構において、 前記ピボットをその軸線周りの回転を不能に且つその軸
    線方向への移動を可能に案内するガイド手段と、 前記エンジンヘッドに設けた第1雌ネジ部と、回転筒体
    の外周に設けた第1雄ネジ部とからなる第1螺進手段
    と、 前記回転筒体の内周に設けた第2雌ネジ部と、前記ピボ
    ットの外周に設けた第2雄ネジ部とからなる第2螺進手
    段とを備え、 前記第1螺進手段と前記第2螺進手段とは、ネジ山の螺
    旋方向が互いに逆捩れとされているとともに、ネジ山間
    のピッチが互いに異なる寸法とされていることを特徴と
    する内燃機関の動弁装置におけるバルブクリアランス調
    整機構。
  2. 【請求項2】 前記エンジンヘッドには弾性材料からな
    るロック部材が設けられ、前記回転筒体には、前記ロッ
    ク部材が弾性的に係合されることによってその回転筒体
    を回転規制状態に保持可能な係合部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の内燃機関の動弁装置にお
    けるバルブクリアランス調整機構。
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