JP2002234463A - 車両用部品の取付装置 - Google Patents

車両用部品の取付装置

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JP2002234463A JP2001033480A JP2001033480A JP2002234463A JP 2002234463 A JP2002234463 A JP 2002234463A JP 2001033480 A JP2001033480 A JP 2001033480A JP 2001033480 A JP2001033480 A JP 2001033480A JP 2002234463 A JP2002234463 A JP 2002234463A
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Shiyunri Matsui
俊里 松井
Takeshi Ikeda
剛 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用部品を車体へ取付けるとき、車体に施
された塗装面を傷つけることがなく、組み付け作業性に
優れた車両用部品の取付装置を得ること。 【解決手段】 車体外面1aに取付けられ取付用締結部
材5が挿入される取付孔3aを有した車両用部品3と、
車両用部品3と車体外面1aとの間に配置され上記取付
孔3aに臨む位置に取付用締結部材5を貫通させる貫通
孔12を有したシート部材11と、シート部材11と車
両用部品3との間に介装され取付孔3aに臨む位置に存
して上記締結部材5に摩擦的に外嵌する係合爪13aを
有するワッシャ部材13とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用部品を車体
外面へ効率よく取付ける装置に係り、殊に例えばスポイ
ラ等を車体外面に取付ける際に車体の塗装面を傷つけな
いようにして取付ける車両用部品の取付装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の艤装ラインにおいては、艤装部
品である車両用部品をいかに作業効率を上げて組み付け
るか、また艤装ラインを流れる車体はすでに塗装工程を
終えたものであり、組み付け時において車両用部品によ
り塗装面を傷つけないようにして作業を行うことが商品
の品質管理上重要となる。図10,図11に示す実開平
4−5174号公報記載の技術(以下「第一従来装置」
という)においては、自動車車体01の外面02に合成
樹脂製のスポイラ03を取付ける場合、締結具取付座0
4に組み込まれたボルト05をナット等(図示されな
い)でねじ止めすることで取付けが行われていた。この
締結具取付座04と一体化されたボルト05は、スポイ
ラ03の製造時において成型金型に予めセットしてお
き、スポイラ03のブロー成型と同時にスポイラに一体
化される。スポイラ03がその長手方向(車幅方向)に
熱膨張で伸縮変形するとき、締結取付座04に対してボ
ルト05を相対変位させることで該変形が吸収されるよ
うにしたものである。また、図12の第二従来装置は、
実開平5−94069号公報に開示された技術であっ
て、そのスポイラ03の車体への取付け面となる周囲に
は、ソリッドゴム層06とスポンジ層07とを積層し、
車体との接触面側をスポンジ層07となるように配置す
ると共に、ボルト05をスポイラ03に埋め込んで一体
化したものである。これにより、車体側の精度のばらつ
きを吸収し、ぐらつきがないように取付けるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第一従来装
置および第二従来装置は共に、スポイラ03に予めボル
ト05を埋め込んだ構成にしているため、スポイラの成
型時、成型金型に締結取付座04に組み込んだボルト0
5をセットする作業が必要となるので、金型の構造が複
雑化するだけでなく、それだけ作業行程が増加するた
め、コスト上昇を招く欠点があった。また、スポイラ0
3を車体01へ取付けるとき、突出するボルトの先端部
で折角の車体外面02に施された塗装面を傷つけてしま
うこともあり、商品性を損ねる欠点もあった。そこで、
このような上記第一、第二従来装置の欠点を克服する手
段として、ボルト03を予めスポイラに一体化して埋め
込む構造でなく、車体取付け部位にスポイラ03を仮設
置した状態にしておき、後からボルト05を上方から挿
入し、車体取付けパネル下面からナットを締めることで
取付作業が行われる。ところが、係る取付け態様であっ
ても、ナット締め付け時にナットで下から突き上げられ
る力により、ボルト05が浮き上がらないようにボルト
頭を作業者が手で上から押さえつけていなければなら
ず、また、ナットがボルト05にねじ込むとき、ボルト
05がナットと連れ周りするのをくい止める構造を有し
ていないため、ボルト05がナットと連れ周りすること
があった。とくに車高の高い車種の場合にはスポイラの
取付位置も高くなるので、手が届きにくくなり、ボルト
の浮き上がりや連れ周りを手で押さえつけながら取付け
を行うのことが困難となり、それだけスポイラ03の取
付作業性を著しく低下してしまう問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みて工夫された
ものであって、車両用部品を車体へ取付けるとき、車体
に施された塗装面を傷つけることがなく、組み付け作業
性に優れた車両用部品の取付装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、次の構成を有する。すなわち、請求項
1記載の発明に係る車両用部品の取付装置は、車体外面
に取付けられ取付用締結部材が挿入される取付孔を有し
た車両用部品と、上記車両用部品と上記車体外面との間
に配置され上記取付孔に臨む位置に上記取付用締結部材
を貫通させる貫通孔を有したシート部材と、上記シート
部材と上記車両用部品との間に介装され上記取付孔に臨
む位置に存して上記締結部材に摩擦的に外嵌する係合爪
を有するワッシャ部材とを具備してなることを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用部品の取付装置に係り、上記ワッシャ部材は、上記
車両用部品または上記シート部材の少なくともいずれか
一方に固定されていることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の車両用部品の取付装置に係り、上記車両用部品の
上記取付孔は、上記締結部材の回転を規制する回転拘束
部を有することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか一に記載の車両用部品の取付装置に係り、上記
シート部材は、接着手段を介して上記車両用部品に取付
たことを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか一に記載の車両用部品の取付装置に係り、上記
取付用締結部材は、ナットが螺合されるボルトで形成さ
れ、上記ナットを上記ボルトに螺合させることにより上
記車両用部品を上記車体外面に取り付けるとき、ワッシ
ャ部材の係合爪に拘束されて上記ボルトが上記取付孔か
ら浮き上がらないように構成されたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至9に図示
した実施の形態に基づいて詳述する。図1は、実施の形
態に係るスポイラの取付けの概略構造を示す断面図、図
2はスポイラの外観斜視図、図3は図1の矢印III部、
すなわち図2のIII−III線における矢視拡大断面図、図
4は図3の矢印IVから視た平面図、図5は図1の矢印V
部の要部拡大断面図、図6は図5における組立分解図、
図7はスポイラにボルトを挿入する状態を説明する外観
斜視図、図8はワッシャ平面図、図9は組立手順を説明
する断面図である。先ず本実施の形態に係る構成の概要
を説明する。符号1は、自動車車体本体2の後部に開閉
できるように設けられたリヤゲートであって、アウタパ
ネル1aとインナパネル1bとをへミング加工により合
体形成される。3は、車両用部品であって、リヤゲート
1のアウタパネル1a外面に車幅方向に延びる合成樹脂
製のスポイラで、ボルト5やナット6でなる取付用締結
部材4を介してアウタパネル1aに取付けられる。7は
スポイラ3をアウタパネル1aに係止させるために、ア
ウタパネル1aに突設されたフックである。スポイラ3
は重量があるので、組み付けの最初において、まずスポ
イラ3をフック7に引っかけた状態にしておき、ついで
取付用締結部材4によりリヤゲート1に固定する手順で
取付けが行われる(組み付け手順の詳細については後述
する)。なお、8は、雨樋部9の一部を形成するウェザ
ストリップを示し、リヤゲート1閉時、インナパネル1
bの内面に弾接し、雨水が車室内に浸入しないように防
水する。
【0011】スポイラ3には、ボルト5を挿入する取付
孔3aが設けられる。この取付孔3aは四角形状に形成
され、後述するボルト5の供回り回転を拘束するように
する(図2,図7)。3bはスポイラ3に設けた係止部
材で、スポイラ3を図4のA方向に移動させることでフ
ック7に係止させられ、これによりスポイラ3をアウタ
パネル1aに対して位置決めできるものである。なお、
図2において矢印Fは車両の前方方向を示す。
【0012】ボルト5はいわゆるスクウェアーネック型
のボルトであって、その首部5aは取付孔3aに対応す
るように四角形状に形成され、ボルト5の軸部5bを取
付孔3aに挿入することで首部5bが、取付孔3aに係
合する。なお、取付孔3aは車幅方向に若干余裕をもた
せて大きめの寸法に設定されるのが好ましい。これによ
り、スポイラ3が車幅方向に熱的変形を受けてもこの熱
変形を吸収することができるようにするためである。ま
た、ボルト5の頭部5cは、外観体裁上および盗難防止
の見地からドライバ用の溝を有しないものを使用するの
が好ましいが、溝があってもよいことはもちろんであ
る。
【0013】11は、スポイラ3とアウタパネル1aと
の間に配置され、防水と傷付き防止機能を有するシート
部材で、好ましくは適宜の軟質系の合成樹脂材で形成さ
れる。12はシート部材11に設けられたボルト5を貫
通させるための貫通孔で、取付孔3aに臨む位置、すな
わち取付孔3aに対向して取付孔3aと略同軸芯の位置
に存するように形成される。シート部材11は、両面テ
ープを用いてスポイラ3に貼り付けられる。
【0014】13は、スポイラ3とシート部材11との
間に設けられた合成樹脂製のワッシャ部材で、図8のよ
うに内周に中心に向かって延びる係合爪13aが多数設
けられていて、ボルト5の軸部5bに摩擦的に外嵌して
係合する。ワッシャ部材13は、シート部材11を両面
テープでスポイラ3に取付ける前に、予め取付孔3aに
臨む位置、すなわち取付孔3aと略同軸芯に位置するよ
うにセットしておき、その状態でシート部材11をスポ
イラ3に取付けることで同時にワッシャ部材13がシー
ト部材11とスポイラ3との間に介装されて組み込ま
れ、スポイラのアッセンブリ体が形成される(図6)。
この場合、ワッシャ部材13を取付孔3aと略同軸芯に
セットする際、ワッシャ部材13を両面テープの粘着面
に張り付けておく態様でもよいし、スポイラ3側に位置
決めして固定するような態様でもよい。
【0015】こうして、シート部材11の貫通孔12,
ワッシャ部材13,リヤゲート1に穿設したボルト孔1
cは、取付孔3aの軸芯線Lと略同軸上に配置される
(図6)。
【0016】本実施の形態に係るスポイラの取付ける手
順を説明する。スポイラ3とシート部材11との間にワ
ッシャ部材13を一体に組み込まれたスポイラアッセン
ブリが艤装ラインに持ち込まれてくると、図9のように
艤装ラインを流れるリヤゲート1の所定箇所に持ち上げ
てセットする。このとき、フック7に係止部材3bを引
っかけてスポイラ3を位置決めセットする。こうして取
付孔3aの軸芯線Lにワッシャ部材13,シート部材1
1の貫通孔12およびリヤゲート1側のボルト孔1cを
略一致させた状態において、ボルト5をスポイラ3の上
から取付孔3aに挿入していく。ボルト5の頭部5cが
スポイラ3の外面3cに当接するまでワッシャ部材1
3、シート部材11の貫通孔12およびリヤゲート1の
ボルト孔1cに順次貫通させる(図9)。そして、リヤ
ゲート1の下面側から突出するボルト軸部5bに、ナッ
ト6をねじ込んで締め付ける。これによって、スポイラ
3のアッセンブリ体がボルト5とナット6の間で挟持さ
れ、リヤゲート1への取付作業が終了する。
【0017】本実施の形態によれば、ワッシャ部材13
の係合爪13aは、軸芯線Lに略直交する方向に延び
て、ボルト5の軸部5bに存するねじ溝に機械摩擦的に
係合しているため、ナット6を締め付けるとき、ボルト
5が取付孔3aから上方に抜け出して空回りすることが
ない。このため、作業者がボルト5の頭部5cを上方か
ら押さえる必要がなく、取付作業性を著しく向上できる
効果を有する。また、ボルト5は、スポイラ3(スポイ
ラのアセンブリ体)のリヤゲート1に対する位置合わせ
を行った後に、取付孔3aに挿入する構成をしたため、
車体の塗装面を傷つけたりすることを未然に回避でき、
ひいては商品性を大きく向上できる効果がある。また、
四角形状に形成された取付孔3aに、略相似形状を有す
るボルト5の首部5aが填り込むように構成されている
ため、ボルト5がナット6と供回りすることがなく、取
付作業性を向上できる効果がある。また、上記第一、第
二両従来装置のように、ボルト5が予めスポイラ3に一
体化されているものとは異なり、スポイラのブロー成型
に要するコストを大幅に低減できる点で有利となる効果
を有する。また、シート部材11を使用することで、ボ
ルト孔1cのシール性能が確保でき、そのためリヤゲー
ト1の内空部1dへの雨水の浸入を良好に阻止できると
共に、リヤゲートの塗装面を傷つけることも回避できる
効果がある。
【0018】以上、本実施の形態を具体的に詳述してき
たが、具体的な構成はこの形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。例えば、上記実施の形態では、
シート部材11側に取付けた場合について説明したが、
スポイラ3側に取付けるようにしてもよい。また、取付
孔3aとボルト5側の首部5aの形状を四角形状に形成
したが、これに限定されないことは言うまでもない。例
えば、六角形等の形状でもよく、要するにボルトの回転
を阻止できる形状であればなんでもよい。また、上記で
はスポイラ3をリヤゲート1に取付ける場合を説明した
が、スポイラ以外の車両用部品でもよく、例えばサイド
モールディング、エンブレム、バンパ部材、各種プロテ
クタ部材、がーニッシュ等の取付部品の取付けにも応用
できるものである。また、上記では両面テープを使用し
た場合について説明したが、接着材を塗布してシート部
材をスポイラに設けるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明は、車体外面に取付けられ取付用締結部材が挿入さ
れる取付孔を有した車両用部品と、上記車両用部品と上
記車体外面との間に配置され上記取付孔に臨む位置に上
記取付用締結部材を貫通させる貫通孔を有したシート部
材と、上記シート部材と上記車両用部品との間に介装さ
れ上記取付孔に臨む位置に存して上記締結部材に摩擦的
に外嵌する係合爪を有するワッシャ部材とを具備してな
ることを特徴とする。係る構成を有することにより、車
両用部品の取付時、車両用締結部材がワッシャ部材によ
り上方に浮き上がって空回りすることを阻止できるの
で、手で締結部材を押さえることを不要化でき、車両用
部品の取付作業性を格段に向上できる効果を奏する。
【0020】また、請求項2記載の発明によれば、ワッ
シャ部材は、シート部材と車両用部品との間に介装さ
れ、そのいずれか一方に固定されているため、ワッシャ
部材の取付けを容易に行え、また、車両用締結部材の挿
入時、ワッシャ部材が脱落することはなく、締結部材に
確実に機械摩擦的に係合させることができ、締結部材の
浮き上がりを確実に回避できる効果を奏する。
【0021】また、請求項3記載の発明は、車両用部品
の取付孔に、締結部材の回転を規制する回転拘束部を形
成したため、締結部材の供回りを確実に阻止でき、取付
作業性を格段に向上できる効果を奏する。
【0022】また、請求項4記載の発明では、シート部
材は、接着手段を介して車両用部品に取付けたため、車
両用部品はシート部材で被覆されており、車体外面に傷
を付けることを回避でき、また、接着手段の接着力によ
りワッシャ部材を車両用部品とシート部材との間で強固
に保持できる等の効果を奏する。
【0023】また、請求項5記載の発明では、取付用締
結部材は、ナットが螺合されるボルトで形成され、上記
ナットを上記ボルトに螺合させることにより上記車両用
部品を上記車体外面に取り付けるとき、ワッシャ部材の
係合爪に拘束されて上記ボルトが上記取付孔から浮き上
がらないように構成している。このため、ワッシャ部材
の係合爪がボルトに摩擦的に係合しているので、ナット
の締め付け時、ボルトが浮き上がったり、ナットと一緒
になってつれ回りすることがないので、車両用部品の取
付を円滑に行える効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスポイラの取付け
の概略構造を示す断面図である。
【図2】スポイラの外観斜視図である。
【図3】図1の矢印III部、すなわち図2のIII−III線
における矢視拡大断面図である。
【図4】図3の矢印IVから視た平面図である。
【図5】図1の矢印V部の要部拡大断面図である。
【図6】図5における組立分解図である。
【図7】スポイラにボルトを挿入する状態を説明する外
観斜視図である。
【図8】ワッシャの平面図である。
【図9】組立手順を説明する断面図である。
【図10】第一従来装置におけるスポイラの外観斜視図
である。
【図11】上記第一従来装置におけるスポイラの取付装
置に係り、(a)は、図10のXI−XI線における矢視拡
大断面図、(b)は、ボルトの正面図、(c)は、締結
取付座の断面図である。
【図12】第二従来装置におけるスポイラを下面から視
た外観斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤゲート 1a アウタパネル(車体外面) 1c ボルト孔 3 スポイラ(車両用部品) 3a 取付孔 5 ボルト 5a 首部 6 ナット 11 シート部材 12 貫通孔 13 ワッシャ部材 13a 係合爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 剛 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3J001 FA02 GA06 GA11 GA13 HA02 HA07 JA10 KA02 KA18 KA19 KB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体外面に取付けられ取付用締結部材が
    挿入される取付孔を有した車両用部品と、上記車両用部
    品と上記車体外面との間に配置され上記取付孔に臨む位
    置に上記取付用締結部材を貫通させる貫通孔を有したシ
    ート部材と、上記シート部材と上記車両用部品との間に
    介装され上記取付孔に臨む位置に存して上記締結部材に
    摩擦的に外嵌する係合爪を有するワッシャ部材とを具備
    してなることを特徴とする車両用部品の取付装置。
  2. 【請求項2】 上記ワッシャ部材は、上記車両用部品ま
    たは上記シート部材の少なくともいずれか一方に固定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の車両用部品の
    取付装置。
  3. 【請求項3】 上記車両用部品の上記取付孔は、上記締
    結部材の回転を規制する回転拘束部を有することを特徴
    とする請求項1または2記載の車両用部品の取付装置。
  4. 【請求項4】 上記シート部材は、接着手段を介して上
    記車両用部品に取付たことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか一に記載の車両用部品の取付装置。
  5. 【請求項5】 上記取付用締結部材は、ナットが螺合さ
    れるボルトで形成され、上記ナットを上記ボルトに螺合
    させることにより上記車両用部品を上記車体外面に取り
    付けるとき、ワッシャ部材の係合爪に拘束されて上記ボ
    ルトが上記取付孔から浮き上がらないように構成された
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の
    車両用部品の取付装置。
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