JP2002234223A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2002234223A
JP2002234223A JP2001033738A JP2001033738A JP2002234223A JP 2002234223 A JP2002234223 A JP 2002234223A JP 2001033738 A JP2001033738 A JP 2001033738A JP 2001033738 A JP2001033738 A JP 2001033738A JP 2002234223 A JP2002234223 A JP 2002234223A
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JP2001033738A
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Osamu Mizuno
収 水野
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Star Micronics Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0075Low-paper indication, i.e. indicating the state when copy material has been used up nearly or completely
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
    • B41J29/13Cases or covers

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙終端検出手段をプリンタの設置状態に応
じて移動させる作業を必要とせず、かつ、設置状態に応
じた用紙終端検出を的確に行うことができるプリンタを
提供する。 【解決手段】 用紙終端センサ30の接触式検出子を、
用紙ホルダ10の横置き用と縦置き用の案内溝15A,
15Bに応じて2つ(横置き用検出子33Aと縦置き用
検出子33B)備える。各検出子33A,33Bを、ス
イッチ32をON/OFFするプレート34で連結する
とともに、各案内溝15A,15Bに応じた用紙Sの縮
径過程におけるロール中心の軌跡A,Bと、各案内溝1
5A,15Bを結ぶ用紙ホルダ10の底板13の内面と
で形成される扇状の範囲P内に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPOS(Poi
nt Of Sale)システムに用いられる電子キャッシュレジ
スタ等の小型プリンタに係り、特に、ロール状の用紙の
残量を検出する用紙終端検出手段を備えたプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】上記電子キャッシュレジスタのプリンタ
としては、用紙ホルダに収納したロール状の用紙を引き
出し、その搬送路においてサーマル式等の印字ヘッドに
より用紙に印字を行った後、レシートとして排出すると
いった構成のものが知られている。この種のプリンタに
おいては、用紙の交換を容易とするために、用紙の巻き
芯を回転自在に支持せず、用紙ホルダ内に用紙を投げ入
れて単に置く形式のものが多い。ロール状の用紙にあっ
ては、消費に伴って縮径し、ついには用紙切れに達する
が、用紙切れの直前に、用紙の残量がわずかであること
を検出して用紙の要交換を警告するための用紙終端検出
手段が設けられているプリンタも提供されている。
【0003】ところで、この種のプリンタにあっては、
水平な台の上に横置きして使用する一般的な設置状態の
他に、例えば、壁掛けの状態で縦置きにして使用可能な
ものがある。そのようなプリンタの用紙ホルダには、設
置状態に応じて用紙を所定の収納位置に安定して位置さ
せる案内部が2つ(横置き用と縦置き用)設けられてい
る。そして、上記用紙終端検出手段を設ける場合には、
その検出位置が、2つの案内部に対応して変更可能であ
る形態が求められる。特開平9−295436号公報に
は、用紙の巻き芯の空洞部に検出子が入り込むことによ
り用紙が終端であることを検出する用紙終端検出手段
を、2つの案内部に対応するように回動可能に設けたプ
リンタが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用紙終端検
出手段を回動させて検出位置を変更させるには、用紙ホ
ルダ内の限られたスペースでの作業となり、場合によっ
ては工具が必要になることから、煩雑であり、ユーザー
レベルでは困難な場合もあった。そして、プリンタの設
置状態を変更するたびにその作業を行わなければならな
いので、ユーザーの不満を惹起することにもなる。この
ような問題を解消するには、横置き型と縦置き型をそれ
ぞれ専用機として設定すればよいが、これでは設置状態
を変更させることができないばかりか、製造上あるいは
製品管理の面でコストがかかってしまう欠点がある。
【0005】よって本発明は、用紙終端検出手段をプリ
ンタの設置状態に応じて移動させる作業を必要とせず、
このため、ユーザーの負担が軽減し、しかも、設置状態
に応じた用紙残量の検出を的確に行うことができるプリ
ンタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
のプリンタは、ロール状の用紙を収納するとともに、縮
径する用紙を所定の収納位置に位置させる案内部を有す
る用紙ホルダと、この用紙ホルダに収納された用紙の端
面に対する検出子の接触状況により用紙の残量が一定量
以下になったことを検出する用紙終端検出手段とを備え
たプリンタにおいて、前記案内部を当該プリンタの設置
状態に応じて複数有し、かつ、これに伴って前記検出子
を各案内部に応じて複数有し、さらに、これら複数の検
出子は、複数の案内部に応じた用紙の縮径過程における
ロール中心の各軌跡と、各案内部を結ぶ用紙ホルダの内
面とで形成される範囲内に配置されていることを特徴と
する。
【0007】上記構成によれば、プリンタを使用するに
あたっての設置状態が、例えば横置きと縦置きの2つあ
り、これに応じて、用紙ホルダは2つの案内部を有して
いる。そして、用紙終端検出手段は、各案内部に応じた
検出子を有している。いずれの設置状態にあっても、現
在の用紙の残量は、その用紙を収納位置に導いている案
内部に対応する検出子が作動することにより、的確に検
出される。したがって、従来のように用紙終端検出手段
をプリンタの設置状態に応じて移動させる作業を必要と
せず、ユーザーの負担が軽減する。また、検出子を上記
範囲内に配置することで、用紙終端検出手段のコンパク
ト化ならびに構成の単純化が図られる。
【0008】次に、上記発明の好ましい形態を挙げる。
まず、複数の検出子が連結部材によって一体に連結され
ている。本発明では、複数の検出子のうちのその一つが
用紙に接触するが、両者が共に作動するように連結部材
で一体化させれば、検出子によってON/OFFされる
スイッチを1つで賄うことができる。これによって部品
点数が削減し、構成の単純化が促進される。この形態
は、複数の検出子が上記範囲内に配置されることにより
容易に達成することができる。
【0009】また、検出子は、用紙の残量検出径を変更
可能とすべく移動可能である。これにより、検出子が作
動する用紙の残量径を任意に変更することができる。ま
た、巻き芯の太さや用紙の厚さが異なっている場合に
も、終端検出時の残量径を一定とすることが可能であ
る。
【0010】次に、本発明に係る第2の発明のプリンタ
は、ロール状の用紙を収納するとともに、縮径する用紙
を所定の収納位置に位置させる案内部を有する用紙ホル
ダと、この用紙ホルダに収納された用紙の端面に対する
検出子の接触状況により、用紙の残量が一定量以下にな
ったことを検出する用紙終端検出手段とを備えたプリン
タにおいて、前記検出子には、用紙の端面に接触してい
た検出子が用紙から外れた状態において、引き出されて
いる用紙を通過させる間隙が設けられていることを特徴
とする。
【0011】上記構成によれば、検出子に設けられた間
隙を用紙が通過することにより、用紙が検出子に接触す
ることによる誤作動が起こらず、用紙残量の検出が安定
して行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を電
子キャッシュレジスタ用の小型プリンタに適用した一実
施形態を説明する。図1および図2は、そのプリンタ1
の一部を断面とした右側面図であり、図3は一部を断面
とした左側面図である。このプリンタ1は、ロール状に
蓄積された感熱式の用紙Sが収納される用紙ホルダ10
や用紙Sに印字を行うサーマル式の印字ヘッド20等を
備えたプリンタ本体2と、用紙ホルダ10の上方を覆う
カバー3とから構成されている。図4はプリンタ本体2
の上面図、図5は図4のV−V線矢視図である。
【0013】プリンタ1は、横置きと縦置きの2つの設
置状態が可能であり、各図は横置きの状態を示してい
る。プリンタ1はその横置き状態で、図1、図2および
図4では左側が前側、右側が後側、図3では左側が後
側、右側が前側とされる。そして、プリンタ1の左側お
よび右側は、プリンタ1を前から後ろに向かって見た場
合のそれである。以下の説明における前後左右といった
方向は、特に注釈しない限り、このようなプリンタ1の
横置き状態での方向と定義する。
【0014】図1〜図5に示すように、プリンタ本体2
は前後のフレーム4,5を有しており、後側フレーム5
上に用紙ホルダ10が固定されている。用紙ホルダ10
は、左右の側板11,12、底板13および背板14を
備えており、その内部に用紙Sが収納される。底板13
は、図1〜図3に示すように、前後方向に凹状に湾曲し
ており、その略中央部の内側に、左右方向に延びる横置
き用案内溝(案内部)15Aが設けられている。また、
底板13の後端部と背板14の下端部とにより、その内
側には左右方向に延びる縦置き用案内溝(案内部)15
Bが設けられている。
【0015】図1〜図3に示すように、用紙Sは、先端
部が下側から手前側に引き出される状態で用紙ホルダ1
0内に収納される。用紙Sは消費に伴って縮径していく
が、プリンタ1が横置きの場合には、横置き用案内溝1
5Aが用紙Sを受け、やがて用紙Sは横置き用案内溝1
5Aに収束していく。また、プリンタ1は用紙ホルダ1
0の背板14を下側にすることで縦置きでの使用状態と
なる。その場合には、縦置き用案内溝15Bが用紙Sを
受け、小径になるにつれて用紙Sは縦置き用案内溝15
Bに収束していく。いずれの場合も、縮径過程における
用紙Sは、各案内溝15A,15Bによって一定の収納
位置が定められる。
【0016】図1〜図4に示すように、前側フレーム4
には、上記印字ヘッド20が配設されている。上記カバ
ー3は、後端部が用紙ホルダ10の背板14に回転自在
にヒンジ結合されている。そして、その回転端部である
前端部に、プラテンローラ21が装着されている。プラ
テンローラ21は、カバー3が閉じられると印字ヘッド
20に圧接し、前側フレーム4に固定された図示せぬ駆
動モータにより、用紙Sの搬送方向(図1において時計
回り)に回転させられる。用紙Sは、カバー3が開いた
状態で先端部が外部に引き出され、カバー3を閉じる
と、印字ヘッド20とプラテンローラ21とに挟まれ
る。この状態で、印字ヘッド20による印字と、プラテ
ンローラ21による搬送・排出が、用紙Sに対してなさ
れる。
【0017】さて、用紙ホルダ10の右側の側板12の
外側(右側)には、用紙終端センサ(用紙終端検知手
段)30が配設されている。以下にこの用紙終端センサ
30の構成および取付構造を説明する。図5に示すよう
に、用紙終端センサ30は、レバー31を備えたスイッ
チ32と、このスイッチ32をON/OFFする2つの
ボタン状の検出子33A,33Bとを主体としている。
【0018】各検出子33A,33Bは、図2および図
5に示すように、逆三角形状のプレート(連結部材)3
4を介して一体に成形されており、プレート34から突
出している。各検出子33A,33Bは、図2および図
3に示すように、上下に所定の間隙34aを空けて、か
つ、互いに前後にややオフセットされて配置されてい
る。この場合、下側の検出子33Aが横置き用検出子、
上側の検出子33Bが縦置き用検出子であり、横置き用
検出子33Aは横置き用案内溝15A寄りに配置され、
縦置き用検出子33Bは縦置き用案内溝15B寄りに配
置されている。
【0019】これら検出子33A,33Bを備えたプレ
ート34は、その上端部が、前後一対の軸34aを介し
てブラケット35に左右方向に回動自在に吊り下げられ
ている。そして、側板12には、各検出子33A,33
Bを用紙ホルダ10内に突出させるための前後方向に延
びる長孔36A,36Bがそれぞれ形成されている。ブ
ラケット35は、側板12の上端に一体に形成された棚
板部12aの下方に配されており、上端部に設けられた
前後一対の係合部35aを介して前後方向に移動自在に
棚板部12aに係合されている。
【0020】ブラケット35は、係合部35aが棚板部
12aに対して前後2位置のいずれかに係合して位置決
めされるようになっている。ブラケット35を前側に位
置させると、横置き用検出子33Aは横置き用案内溝1
5Aに近くなり、一方、縦置き用検出子33Bは縦置き
用案内溝15Bから遠くに位置する。これにより、横置
き用検出子33Aによる用紙Sの残量検出径は小さくな
り、反対に、縦置き用検出子33Bによる用紙Sの残量
検出径は大きくなる。また、ブラケット35を後側に位
置させると、横置き用検出子33Aは横置き用案内溝1
5Aから遠くなり、一方、縦置き用検出子33Bは縦置
き用案内溝15Bに近付く。これにより、横置き用検出
子33Aによる用紙Sの残量検出径は大きくなり、反対
に、縦置き用検出子33Bによる用紙Sの残量検出径は
小さくなる。このようにブラケット35とともに各検出
子33A,33Bを前後に移動させることにより、用紙
Sの残量検出径、すなわち残量検出時の用紙Sの長さを
調節することができるようになっている。
【0021】各検出子33A,33Bは、図2および図
3に示すように、横置き用と縦置き用の案内溝15A,
15Bに応じた用紙Sの縮径過程におけるロール中心の
各軌跡(それぞれ破線A,Bで示す)と、各案内溝15
A,15Bを結ぶ用紙ホルダ10の底板13の内面とで
形成される扇状の範囲P内に配置されている。各検出子
33A,33Bは、ブラケット35を介して前後2位置
のいずれかに位置決めされるが、いずれの位置にあって
も、範囲P内から逸脱しない。
【0022】上記スイッチ32は、図5に示すように、
後側フレーム5に取り付けられたステー6の上端部の内
側(図5中右側)に装着されており、このスイッチ32
が備えるレバー31は、図示せぬスプリングの力によっ
て常にプレート34を内側に押圧している。
【0023】上記用紙終端センサ30によると、用紙ホ
ルダ10に用紙Sが収納されていない状態では、プレー
ト34はレバー31に押されて内側に回動した状態とな
り、各検出子33A,33Bは、それぞれ長孔36A,
36Bから用紙ホルダ10内に突出する。次に、用紙ホ
ルダ10に用紙Sが収納されると、各検出子33A,3
3Bが用紙Sの端面に押されることによりプレート34
が外側に回動し、各検出子33A,33Bは用紙ホルダ
10内から外側に退避させられる。この時、レバー31
はプレート34によって外側に傾倒させられ、スイッチ
32がOFFになる。そして、消費に伴い用紙Sが縮径
し、用紙Sの端面への双方の検出子33A,33Bの接
触が外れると、プレート34はレバー31に押され、各
検出子33A,33Bは再び長孔36A,36Bから用
紙ホルダ10内に突出する。この時、スイッチ32がO
Nとなる。スイッチ32のON/OFF信号は、プリン
タ本体21に設けられた制御部で処理され、ONの時
に、LED等からなる表示部(制御部および表示部は図
示略)が点灯して用紙Sの残量がわずかであることが警
告される。
【0024】次に、上記プリンタ1の作用を横置きと縦
置きの設置状態に分けて説明する。 (1)横置き 横置きでの使用は、図1〜図3に示すように、底板13
を下側にする。用紙Sが消費されて縮径していくと、用
紙Sは自重により横置き用案内溝15Aで受けられ、軌
跡Aに沿って横置き用案内溝15Aに収束していく。そ
の過程においては、まず、縦置き用検出子33Bが用紙
Sの端面から外れる。しかしながら、その段階ではまだ
横置き用検出子33Aが用紙Sの端面に接触しているの
で、プレート34が外側に回動した状態、すなわちスイ
ッチ32がONの状態は続く。さらに用紙Sが縮径する
と、ついには横置き用検出子33Aが用紙Sの端面から
外れる。すると、プレート34がレバー31に押され、
各検出子33A,33Bが長孔36A,36Bから用紙
ホルダ10内に突出するとともに、スイッチ32がON
となる。これによって、所定の表示部が点灯し、用紙S
の残量が少なく用紙切れ直前であることが警告される。
【0025】次に、用紙Sの用紙切れが警告された時の
用紙Sの残量検出径の調節方法を説明する。用紙Sの残
量を長くしたい場合には、ブラケット35を後方に移動
させて横置き用検出子33Aを横置き用案内溝15Aか
ら遠くに位置させる。これにより、残量検出径が大きく
なって残量が長くなる。反対に、残量を短くしたい場合
には、ブラケット35を前方に移動させて横置き用検出
子33Aを横置き用案内溝15Aに近づけ、残量検出径
を小さくすればよい。
【0026】(2)縦置き 縦置きでの使用は、背板14を下側にして印字ヘッド2
0を上方に配する。この縦置きの場合は、用紙Sが消費
されて縮径していくと、用紙Sは自重により縦置き用案
内溝15Bで受けられ、軌跡Bに沿って縦置き用案内溝
15Bに収束していく。その過程においては、まず、横
置き用検出子33Aが用紙Sの端面から外れるが、その
段階ではまだ縦置き用検出子33Bが用紙Sの端面に接
触しているので、スイッチ32がONの状態は続く。さ
らに用紙Sが縮径すると縦置き用検出子33Bが用紙S
の端面から外れ、各検出子33A,33Bが長孔36
A,36Bから用紙ホルダ10内に突出するとともに、
スイッチ32がONとなり、上記と同様にして用紙切れ
直前であることが警告される。この状態では、ロールか
ら引き出されている用紙Sは2つの検出子33A,33
Bの間の間隙34aを通過して搬送される。
【0027】用紙Sの残量の調節は、横置きの場合の逆
を行う。すなわち、用紙Sの残量を長くしたい場合に
は、ブラケット35を前方に移動させて縦置き用検出子
33Bを縦置き用案内溝15Bから遠くに位置させ、残
量検出径を大きくする。反対に、残量を短くしたい場合
には、ブラケット35を後方に移動させて縦置き用検出
子33Bを縦置き用案内溝15Bに近づけ、残量検出径
を小さくすればよい。
【0028】上記プリンタ1によれば、横置きと縦置き
のいずれの設置状態の場合も、その設置状態に応じた検
出子(横置きの場合は横置き用検出子33A、縦置きの
場合は縦置き用検出子33B)が作動することにより、
用紙Sの用紙切れが的確に検出される。したがって、設
置状態を変更する際に用紙終端検出センサ30を移動さ
せる作業を必要とせず、そのような煩わしい作業からユ
ーザーは解放される。
【0029】また、プレート34を介して一体に作動す
るようになされた2つの検出子33A,33Bを上記範
囲P内に配置し、プレート34の作動を1つのスイッチ
32で検出する構成なので、各検出子33A,33Bご
とにスイッチを組み合わせる必要がない。つまり、スイ
ッチを1つで賄うことができる。このため、用紙終端セ
ンサ30のコンパクト化が図られるとともに、部品点数
の削減や構成の単純化が図られる。
【0030】また、ブラケット35とともに各検出子3
3A,33Bを移動させることにより、用紙切れが検出
される時点での用紙Sの残量径を2段階に変更すること
ができる。このような機能は、巻き芯の太さや厚さが異
なる種類の用紙の終端検出時の残量径を一定としたい場
合に応用することができる。
【0031】さらに、縦置きの設置状態で、各検出子3
3A,33Bの用紙Sへの接触が外れてから以降は、ロ
ールから引き出されている用紙Sは各検出子33A,3
3Bの間に確保されている間隙34aを通過する。この
ため、用紙Sは各検出子33A,33Bの干渉を受ける
ことなくスムーズに搬送が続き、一方、各検出子33
A,33Bにあっては用紙Sが接触することによる誤作
動が起こらず、用紙残量の検出が安定して行われる。な
お、本実施形態では2つの検出子33A,33Bの間に
用紙Sを通過させるための間隙34aを確保している
が、単独の検出子に用紙を通過させるための間隙を形成
しても、同様の効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
用紙終端検出手段の検出子を設置状態に応じて適宜な位
置に配置したので、設置状態を変更する際に用紙終端検
出手段を移動させる作業を必要とせずユーザーの負担が
軽減するとともに、設置状態に応じた用紙終端の検出を
各検出子によって的確に行うことができるといった効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るプリンタの一部を
断面とした右側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るプリンタの一部を
断面とした右側面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るプリンタの一部を
断面とした左側面図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るプリンタのプリン
タ本体の上面図である。
【図5】 図4のV−V線矢視図である。
【符号の説明】
1…プリンタ 10…用紙ホルダ 15A…横置き用案内溝(案内部) 15B…縦置き用案内溝(案内部) 30…用紙終端検出センサ(用紙終端検出手段) 33A…横置き用検出子 33B…縦置き用検出子 34…プレート(連結部材) 34a…間隙 A,B…軌跡 P…範囲 S…用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状の用紙を収納するとともに、縮
    径する用紙を所定の収納位置に位置させる案内部を有す
    る用紙ホルダと、 この用紙ホルダに収納された用紙の端面に対する検出子
    の接触状況により、用紙の残量が一定量以下になったこ
    とを検出する用紙終端検出手段とを備えたプリンタにお
    いて、 前記案内部を当該プリンタの設置状態に応じて複数有
    し、かつ、これに伴って前記検出子を各案内部に応じて
    複数有し、 さらに、これら複数の検出子は、複数の案内部に応じた
    用紙の縮径過程におけるロール中心の各軌跡と、各案内
    部を結ぶ前記用紙ホルダの内面とで形成される範囲内に
    配置されていることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記複数の検出子は、連結部材によって
    一体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載
    のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記検出子は、前記用紙の残量検出径を
    変更可能とすべく移動可能であることを特徴とする請求
    項1または2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 ロール状の用紙を収納するとともに、縮
    径する用紙を所定の収納位置に位置させる案内部を有す
    る用紙ホルダと、 この用紙ホルダに収納された用紙の端面に対する検出子
    の接触状況により、用紙の残量が一定量以下になったこ
    とを検出する用紙終端検出手段とを備えたプリンタにお
    いて、 前記検出子には、前記用紙の端面に接触していた検出子
    が用紙から外れた状態において、引き出されている用紙
    を通過させる間隙が設けられていることを特徴とするプ
    リンタ。
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