JP2002233010A - 分電盤の主幹バー接続構造 - Google Patents

分電盤の主幹バー接続構造

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JP2002233010A
JP2002233010A JP2001027395A JP2001027395A JP2002233010A JP 2002233010 A JP2002233010 A JP 2002233010A JP 2001027395 A JP2001027395 A JP 2001027395A JP 2001027395 A JP2001027395 A JP 2001027395A JP 2002233010 A JP2002233010 A JP 2002233010A
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JP
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bar
breaker
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branch
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JP2001027395A
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English (en)
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Ryuji Kajima
竜二 梶間
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造であり、安全性が高く、結線作業
を行うスペースが広く取れると共に、材料費や加工費の
削減を実現できる分電盤1の主幹バー接続構造を提供す
ること。 【解決手段】 主幹バー4、5、6は、一端を主幹ブレ
ーカ2の二次側端子9に接続する主幹ブレーカ接続部1
0を形成すると共に、主幹ブレーカ接続部10を分電盤
1の略中心方向へ曲げ加工を施し分岐バー接続部11を
延設し、主幹ブレーカ接続部10と分岐バー接続部11
とを一体に形成すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主幹ブレーカと分
岐ブレーカとを主幹バーと分岐バーとにより接続して成
る分電盤の主幹バー接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における主幹バーの接続構造
は、図3に示すような直状の主幹バー31を用いて充電
部の幅が大きくなるのを防ぐため、図4に示すように、
主幹ブレーカ32の二次側端子33に曲げ加工を施した
接続バー34を用い、接続バー34に主幹バー(図示せ
ず)を接続していた。または、特開平8−331711
号に示すように、平板材を立体的に折り曲げた主幹バー
を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示すような従来技術によれば、部品点数が増え材料
費、加工費共に高くなる上、ネジ接続部が増えるので、
ネジ締め不良による事故を引き起こす虞があった。ま
た、特開平8−331711号によれば、銅バーが複雑
な形状になるので製作コストがかかると共に、図5に示
すように、斜線部Bの材料が無駄になるという欠点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、簡単な
構造であり、安全性が高く、結線作業を行うスペースが
広く取れると共に、材料費や加工費の削減を実現できる
分電盤の主幹バー接続構造を提供することを目的とし、
その構造は、主幹バーは、一端を主幹ブレーカの二次側
端子に接続する主幹ブレーカ接続部を形成すると共に、
主幹ブレーカ接続部を分電盤の略中心方向へ曲げ加工を
施し分岐バー接続部を延設し、主幹ブレーカ接続部と分
岐バー接続部とを一体に形成することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る分電盤の主幹バーの
接続構造は、分電盤の充電部の幅を狭めるために分電盤
の略中心方向へ曲げ加工を施し、ねじ止め等の手間を省
くために分岐バー接続部と主幹ブレーカ接続部とを一体
に形成する。一端を主幹ブレーカの二次側端子に接続
し、主幹バーに分岐バー、分岐ブレーカを接続して分電
盤を構成する。
【0006】
【実施例】本発明に係る住宅用分電盤の実施例を図1〜
図2の添付図面に基づいて説明する。
【0007】分電盤1には、主幹ブレーカ2と分岐ブレ
ーカ3等の電気機器が載置され、3相の主幹ブレーカに
はR相、S相、T相、3本の主幹バー4、5、6が接続
される。主幹バー4、5、6に分岐バー7を分岐バー7
には、分岐ブレーカ3を接続する。主幹バー4、5、6
は、帯状の銅バーである。
【0008】主幹バー4、5、6の一端は、主幹ブレー
カ2の二次側端子8に接続する主幹ブレーカ接続部9を
形成し、3本の主幹バーのうちR相4、T相6の外側の
ものを帯状銅バーの幅広面に対して水平方向に曲げ加工
を施し分岐バー接続部10を延設する。S相5は中央部
にあるので、曲げ加工を施す必要はない。主幹バー4、
5、6を分電盤の略中心方向へ寄せ、分電盤1の充電部
の幅を狭める。主幹バー4、5、6の幅を狭めると、図
1中のA幅が広がり、分岐ブレーカ3と負荷との接続作
業がしやすくなる。
【0009】主幹ブレーカ接続部9と分岐バー接続部1
0とは一体に形成し、従来の接続バーを用いるもののよ
うなねじ締めする必要はない。
【0010】それから、分電盤1の深さ方向に、R相
4、S相5、T相6それぞれ適宜曲げ加工する。主幹バ
ー4、5、6の分岐バー接続部10に分岐バー7を接続
し、分岐バー7の端部には分岐ブレーカ3を接続して分
電盤1を構成する。
【0011】本発明に係る分電盤の主幹バー接続構造
は、上記形状に限定されるものではなく、例えば、主幹
バーの曲げ角度等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて適宜変更可能である。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る分電盤
の主幹バー接続構造は、主幹バーは、一端を主幹ブレー
カの二次側端子に接続する主幹ブレーカ接続部を形成す
ると共に、主幹ブレーカ接続部を分電盤の略中心方向へ
曲げ加工を施し分岐バー接続部を延設し、主幹ブレーカ
接続部と分岐バー接続部とを一体に形成するため、充電
部の幅が狭められ、分岐ブレーカの二次側スペースが広
くとることができ、結線作業がしやすくなる。また、充
電部の幅を狭めるための特別な部品は必要ないため、製
造コストを抑えることができる。また、帯状の銅バーを
平面的に曲げ加工するだけなので、立体的曲げ加工のよ
うな複雑な作業、工程が必要なく、大幅な加工費、材料
費の削減となる。主幹バー接続部と分岐バー接続部が一
体に形成されるため、ネジでの接続箇所が削減でき、ね
じ締め部の締め付け不良による事故を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の主幹バー接続構造示す正
面図である。
【図2】本発明に係る分電盤の主幹バーを示す斜視図で
ある。
【図3】従来技術における分電盤の主幹バー接続構造を
示す正面図である。
【図4】従来技術における分電盤の主幹バー接続構造を
示す正面図である。
【図5】従来技術における分電盤の主幹バーを示す展開
図である。
【符号の説明】 1 分電盤 2 主幹ブレーカ 3 分岐ブレーカ 4 主幹バー 5 主幹バー 6 主幹バー 7 分岐バー 8 二次側端子 9 主幹ブレーカ接続部 10 分岐ブレーカ接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主幹ブレーカと分岐ブレーカとを主幹バ
    ーと分岐バーとにより接続して成る分電盤の主幹バー接
    続構造であって、前記主幹バーは、一端を前記主幹ブレ
    ーカの二次側端子に接続する主幹ブレーカ接続部を形成
    すると共に、前記主幹ブレーカ接続部を前記分電盤の略
    中心方向へ曲げ加工を施し分岐バー接続部を延設し、前
    記主幹ブレーカ接続部と分岐バー接続部とを一体に形成
    することを特徴とする主幹バーの接続構造。
JP2001027395A 2001-02-02 2001-02-02 分電盤の主幹バー接続構造 Pending JP2002233010A (ja)

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