JP2526121Y2 - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JP2526121Y2
JP2526121Y2 JP1990401165U JP40116590U JP2526121Y2 JP 2526121 Y2 JP2526121 Y2 JP 2526121Y2 JP 1990401165 U JP1990401165 U JP 1990401165U JP 40116590 U JP40116590 U JP 40116590U JP 2526121 Y2 JP2526121 Y2 JP 2526121Y2
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JP
Japan
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JP1990401165U
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JPH0488671U (ja
Inventor
巧 笠原
Original Assignee
ネミック・ラムダ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は大電流出力の導体に複数
の接続線を並列に接続する端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に低圧で大電流を出力する電源装置
などにおいては、出力配線用の接続線に電流容量の大き
なものが必要になるが、接続線の電流容量に限度がある
などの理由から実際は端子装置において大電流出力の導
体に複数の接続線を並列接続することが行われており、
図8に示すように従来の端子装置1には複数の接続ねじ
2が接続線引出方向であるX1方向に対し直交する方向
に沿って並設されており、各接続ねじ2には所定の2方
向X1,X2に向って接続線3,3Aを接続できるように
なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、相互に並設している接続ねじ2および仕切壁4に邪
魔されて接続線3,3AをY1,Y2方向に接続すること
ができず、引出方向が特定のX1,X2方向に制約されて
いるが、近年の電源装置などの電流容量の大型化に伴い
接続線の本数の増加並びに引出方向の多方向化の傾向に
あり、接続ねじ2にX1,X2,Y1,Y2のうち3方向以
上を任意に方向選択して配線できることが望まれてい
る。
【0004】こうした要望に応えるために、実願平1−
46454号(実開平2−137766号)のマイクロ
フィルムには、角型変換ボックスの対角線上に端子台本
体の接続用ビスを並設することによって、接続線に相当
するフラットケーブルを前後左右の方向から接続できる
ようにしたものが開示されている。
【0005】しかし、このようなものでは、各フラット
ケーブルの端部をビスにより端子台本体に取付けると、
端子台本体の同一側から引出されるフラットケーブル相
互が重なり合って嵩張り、各フラットケーブルのストレ
スが増加するという問題を生ずる。
【0006】そこで本考案は各接続ねじに3方向以上の
引出方向に向って接続線を接続できるとともに、接続線
に加わるストレスを解消できる端子装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は大電流出力配線
用の端子装置において、各々が異なる高さの取付部分を
端子台に形成するとともに、接続線を接続する接続ねじ
を接続線引出方向に対し鋭角で傾斜する所定の一方向に
ほぼ沿って前記端子台の取付部分の各々に並設し、各接
続ねじに3方向以上の引出方向に向って接続線を接続で
きるように構成されたものである。
【0008】
【作用】上記構成によって、接続線引出方向と交叉する
所定の一方向にほぼ沿って接続ねじを並設しているの
で、これらの各接続ねじに接続線を3方向以上を任意に
方向選択して接続することができる。また、各々が異な
る高さの取付部分を端子台に形成し、この端子台の各取
付部分に接続ねじを取付けてあるので、各接続ねじに接
続された接続線が重なり合って嵩張ることによる接続線
に加わるストレスを解消することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0010】図1〜図6は本考案の第1実施例を示し、
図1〜図5において、電気絶縁性の合成樹脂にて四角形
状で上面が平坦な端子台11が形成されており、この端子
台11の上面の1つの対角線L上に4個の接続ねじ12,12
A,12B,12Cが等間隔で並設されている。この接続ね
じ12〜12Cの並設方向となる対角線Lは図3で示す接続
線引出方向X1,X2,Y1,Y2に対し角度θ=45°の傾
きを有している。この角度θはX1,X2方向に対し30〜
60度の範囲で適宜設定でき、θ=45°前後が好ましい。
そして、θが30度より小さい場合や60度より大きい場合
はX方向またはY方向の接続線同士が近づくため配線が
難しくなる。また、各接続ねじ12〜12Cは図2に示すよ
うに端子台11に埋設されている端子金具13に螺着され、
この端子金具13との間に接続線14,14A,14B,14Cを
挾着固定するように構成され、端子金具13には大電流出
力の導体15が接続されている。この接続ねじ12〜12C、
端子金具13、導体15の関連構成は一例を示したにすぎず
各種のタイプに適用することができる。そして、この端
子装置16においては、最大16本の接続線を接続すること
ができる。本端子装置16は図4のように電源装置17の前
面パネルに水平に取付固定した場合には、各接続ねじ12
〜12CにX1,X2,Y2の3方向に向って接続線14〜14
Bを接続することが可能であり、また図5に示すように
端子装置16を電源装置17の前面パネルに垂直に取付固定
した場合には、各接続ねじ12〜12CにX1,X2,Y1,
Y2の4方向に向って接続線14〜14Cを接続することが
可能である。また図示しないが端子装置16を中継端子と
して用いた場合においても図3のようにして各接続ねじ
12〜12Cに4方向に向う接続線14〜14Cを接続すること
ができる。
【0011】図6は、本考案の特に請求項に係わる端子
装置の構成を示し、図1〜図3と同一部分に同一符号を
付し同一箇所の詳細な説明は省略する。
【0012】図6の端子装置は図1〜図3と基本的に同
一構成であるが端子台11の上面が多段構造になってい
る。つまり、端子台11上面における接続ねじ12の取付部
分18は最高位部、接続ねじ12Cの取付部分18Cは最低位
部として形成され、その間の接続ねじ12Aの取付部分18
Aと接続ねじ12Bの取付部分18Bが順々に低く形成され
ている。これによって各接続ねじ12〜12Cに接続された
接続線14〜14Cが重なり合って嵩張ることによる接続線
14〜14Cに加わるストレスを解消できる。
【0013】このように上記実施例においては各接続ね
じに対しX1,X2,Y1,Y2の4方向のうち任意の方向
を選択して接続線の引き出し配線を行うことができるの
で電源装置などの電流容量の大型化に対処することがで
きる。
【0014】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば接続ねじは接続線引出方向と交
叉する所定の一方向にほぼ沿っていればよく、例えば第
1実施例を例にした場合において図7に示すように対角
線Lから少しずつずらして接続ねじ12〜12Cを並設する
こともできる。また接続ねじは各種のものに適用するこ
とができる。また本端子装置は大電流配線用として各種
の用途に使用することができる。
【0015】
【考案の効果】本考案は大電流出力配線用の端子装置に
おいて、各々が異なる高さの取付部分を端子台に形成す
るとともに、接続線を接続する接続ねじを接続線引出方
向に対し鋭角で傾斜する所定の一方向にほぼ沿って前記
端子台の取付部分の各々に複数並設し、各接続ねじに3
方向以上の引出方向に向って接続線を接続できるように
構成したことにより、各接続ねじに3方向以上の引出方
向に向って接続線を接続できるとともに、接続線に加わ
るストレスを解消できる端子装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す端子装置の斜視図で
ある。
【図2】本考案の第1実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例を示す配線状態の平面図で
ある。
【図4】本考案の第1実施例を示す使用状態の斜視図で
ある。
【図5】本考案の第1実施例を示す使用状態の斜視図で
ある。
【図6】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図8】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
11 端子台 12,12A,12B,12C 接続ねじ 14,14A,14B,14C 接続線 18,18A,18B,18C 取付部分

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】大電流出力配線用の端子装置において、各
    々が異なる高さの取付部分を端子台に形成するととも
    に、接続線を接続する接続ねじを接続線引出方向に対し
    鋭角で傾斜する所定の一方向にほぼ沿って前記端子台の
    取付部分の各々に並設し、各接続ねじに3方向以上の引
    出方向に向って接続線を接続できるように構成されたこ
    とを特徴とする端子装置。
JP1990401165U 1990-12-20 1990-12-20 端子装置 Expired - Lifetime JP2526121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990401165U JP2526121Y2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 端子装置

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JP1990401165U JP2526121Y2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 端子装置

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JPH0488671U JPH0488671U (ja) 1992-07-31
JP2526121Y2 true JP2526121Y2 (ja) 1997-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089903Y2 (ja) * 1989-04-20 1996-03-21 攝陽工業株式会社 フラットケーブル用端子台

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JPH0488671U (ja) 1992-07-31

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