JPH04127974U - 電気機器の端子台 - Google Patents

電気機器の端子台

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JPH04127974U
JPH04127974U JP4382991U JP4382991U JPH04127974U JP H04127974 U JPH04127974 U JP H04127974U JP 4382991 U JP4382991 U JP 4382991U JP 4382991 U JP4382991 U JP 4382991U JP H04127974 U JPH04127974 U JP H04127974U
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JP
Japan
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terminal block
terminal
mounting surface
screw
electrical equipment
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Pending
Application number
JP4382991U
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English (en)
Inventor
洋春 縄田
徹也 村瀬
武男 藤原
Original Assignee
株式会社指月電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器の端子台への引出用端子の着脱のた
めの操作の作業性を改善する。 【構成】 コンデンサ8を取付面Lに対して例えば垂直
な第1の姿勢で取り付けたときに螺合機構である端子ね
じ17の中心軸が同じく取付面Lに対して垂直となる第
1の端子台部12Aと、第1の姿勢を90°傾けた第2
の姿勢で取り付けたときに端子ねじ17の中心軸が垂直
となる第2の端子台部12Bとを備え、両端子台部12
Aおよび12Bを一体に形成して端子台12を構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は配電盤等の内部に配置されるコンデンサ等の電気機器の端子台の構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
配電盤の内部には、その用途に応じてコンデンサや電磁接触器等多種多様な電 気機器がその底面や壁面等の所定位置に取り付けられる。そして、必要な各機器 間の電気的接続が行われる訳であるが、その接続時および接続後の確認のための 作業性が問題となる。
【0003】 即ち、図3は配電盤内に取り付けられるこの種従来の電気機器であるコンデン サを示す斜視図で、特に上記した作業性を考慮した端子部の部分を拡大して示し ている。図において、1はコンデンサ胴部、2はコンデンサ胴部1の上部に取り 付けられた端子部で、3相各相毎のバリア壁を形成した絶縁台3と、この絶縁台 3に固定されコンデンサ胴部1内に収容したコンデンサ素子と電気的に接続され た導電体の端子台4と、この端子台4に形成されたねじ穴に螺合し絶縁電線5の 端部に取り付けられた引出用の圧着端子を端子台4に圧接固定して電気的に接続 する端子ねじ6とを備えている。 ここで、特徴的なことは端子台4の面が水平または垂直面に対しほぼ45°傾 けて取り付けられている点である。この結果、端子部2の接続作業、具体的には 端子ねじ6の締付のためのドライバーの操作方向は端子台4の面と直角の斜め4 5°上方の方向となる。
【0004】 図4は上記のコンデンサを配電盤7の垂直な背面に平行して取り付けられたベ ース71に種々の姿勢で取り付けた状況を示すもので(但し、扉部は図示を省略 している)、図のaおよびbは端子部2が取付面に対して上方となる姿勢で取り 付けたものである。この場合、ドライバー(図示せず)の操作方向は矢印に示す 方向となり、その締付、解除、またその締付確認の作業も支障なく行うことがで きる。同図のcはコンデンサを同図aまたはbの姿勢から90°傾けベース71 に対して横向きにねかせて取り付けたものである。この場合、端子台4が斜め側 方を向くように取り付けることにより絶縁電線5の接続作業等を行うことができ る。このように、端子台4を45°傾斜させた構造とすることにより、コンデン サをいずれの姿勢で取り付けても端子ねじ6の螺合操作による接続作業が可能と なる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコンデンサ等の電気機器の端子台は以上のように構成されているので、 図4に示すような場合には、端子台4への端子ねじ6の螺合操作は一応可能であ る。しかし、いずれも45°斜めの方向からの作業となるので、電動ドライバー を用いた具体的な操作要領を想定すると、配電盤7の正面からの、即ちベース7 1に対して垂直方向からの操作に比較して作業性が劣ることは否定できない。更 に、同図cに示すように、特に、端子部2がベース71に対して低位置でかつ盤 内壁側となる姿勢で取り付けられる場合には、螺合操作のための作業スペースを 確保するため配電盤7の上下面や側壁にあまり近づけてコンデンサを取り付ける ことができず、盤内への各機器の配置設計が大幅に制約されるという問題点があ った。 この考案は以上のような問題点を解消するためになされたもので、電気機器の 取付姿勢にかかわらず引出用端子との接続の作業性が常に良好となる電気機器の 端子台を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る電気機器の端子台は、その電気機器を第1の姿勢で取り付けた ときにその螺合機構の中心軸がその取付面と垂直となる第1の端子台部と、上記 電気機器を上記第1の姿勢を90°傾けた第2の姿勢で取り付けたときにその螺 合機構の中心軸がその取付面と垂直となる第2の端子台部とを備え、上記両端子 台部を一体に形成して端子台としたものである。
【0007】
【作用】
取付面に対して第1の姿勢で電気機器を取り付けた場合には例えば第1の端子 台部を使用しこれに螺合機構を用いて引出用端子との着脱を行う。また、上記の 電気機器を第2の姿勢で取り付けた場合には例えば第2の端子台部を使用しこれ に螺合機構を用いて引出用端子との着脱を行う。
【0008】
【実施例】
図1および図2は共にこの考案の一実施例による端子台を備えた電気機器とし てのコンデンサを示す側面図で、前者は取付面Lに対してコンデンサ8を垂直縦 置きの第1の姿勢で取り付けた場合、後者は取付面Lに対してコンデンサ8を水 平横置きの第2の姿勢で取り付けた場合である。なお、コンデンサ8は、図示し ない取付金具で取付面Lに固着された汎用のいわゆるDINレール9の両端縁を コンデンサ8のそれぞれ底部および側部に形成された凹溝10または凹溝11に 嵌合させることにより取付面Lに取り付けられている。なお、コンデンサ8の取 付は、上記したDINレールを用いる場合に限らず、いわゆるJIS協約形モジ ュール脚を用いてもよく、またねじ止め方式であってもよい。
【0009】 ハッチングを施した12は端子台で、途中を90°折り曲げた帯状の導体で構 成され、コンデンサ上部に設けられた絶縁台13に固着されている。そして、図 1において、この端子台12の取付面Lと平行となる部分には第1のねじ穴14 Aが形成され第1の端子台部12Aを構成し、端子台12の取付面Lと垂直とな る部分には第2のねじ穴14Bが形成され第2の端子台部12Bを構成している 。 15は絶縁電線16の端部に取り付けられた圧着端子、17はそのねじ部を端 子台12に形成されたねじ穴14Aまたは14Bに螺合することにより圧着端子 15を端子台12に圧接固定して両者の電気的接続を行う端子ねじである。 なお、端子台12の根元側端部はコンデンサの素子と電気的に接続され当該素 子と共に合成樹脂により一体注形で固定されている。また、端子台12は図の奥 行方向に3相分設けられ、各端子台間にはバリア壁18が形成されている。
【0010】 接続作業の要領は簡単で、コンデンサ8を配電盤の背面に平行して形成された 取付面Lに例えば図1に示す姿勢で取り付ける場合には、同図に示すように、第 1の端子台部12Aを使用し、端子ねじ17はその第1のねじ穴14Aに螺合さ せる。従って、その操作は取付面Lに対して垂直方向から即ち、開口された配電 盤の正面からの作業となるので、その作業性は極めて良好である。 一方、図2に示すように、コンデンサ8を取付面Lに対して横にねかせた姿勢 で取り付ける場合には、第2の端子台部12Bを使用し、端子ねじ17はその第 2のねじ穴14Bに螺合させる。従って、その操作も図1の場合と同様取付面L に対して垂直方向からの作業となるのでその作業性は極めて良好である。
【0011】 また、図1で取付面Lが配電盤の水平な底面と平行して形成された取付面であ るとすると、これを第2の姿勢とみなして第2の端子台部12Bを使用し端子ね じ17はその第2のねじ穴14Bに螺合させる。そして、同様に図2で取付面L が底面と平行な場合には、これを第1の姿勢とみなして第1の端子台部12Aを 使用し端子ねじ17はその第1のねじ穴14Aに螺合させる。以上により、いず れの場合もその操作は配電盤の正面側からの作業となり、上記したと同様作業性 は極めて良好となる。 このように、端子ねじ17による締付、解除またその締付確認の作業がいずれ も配電盤の正面水平方向から行うことが可能となるので、コンデンサと配電盤の 上下面や側壁との離反寸法も最小限の値でよく、その配置設計の自由度が増大し 、結果としてこれら電気機器を収容する配電盤等の寸法コストの低減が実現する 。
【0012】 なお、上記実施例では、電気機器を配電盤の背面や底面と平行に形成された取 付面に取り付け、その正面側から接続等の作業を行う場合について説明したが、 この考案は、例えば、鉛直上方から接続作業を行う必要があるような容器内へ電 気機器を取り付ける場合にも上記と同様の効果を奏する。 また、上記実施例では、帯状の導体をその長手方向と直角な線に沿って90° 折り曲げることにより第1の端子台部12Aと第2の端子台部12Bとを形成す るようにしたが、要求される端子構造によっては、導体の長手方向と平行な線に 沿って90°折り曲げることにより両端子台部を形成するようにしてもよい。ま た、1枚の導体を折り曲げるのではなく、2枚の導体を溶接等により一体化する ようにしてもよい。更に、ねじ穴と端子ねじとからなる螺合機構の中心軸が相互 に直交する3つの方向を有する端子台としてもよい。 また、上記実施例では端子台12に直接ねじ穴14を形成し、これに端子ねじ 17を螺合して圧着端子15を締め付け取り付けるようにしたが、端子台12へ は単なる貫通穴を形成しておき、この貫通穴を挿通させた端子ねじ17と螺合す るナットを別途設けこれらで螺合機構を構成して圧着端子15を取り付けるよう にしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
この考案は以上のように、その端子台を所定の第1および第2の端子台部で構 成したので、水平または垂直の取付面に電気機器を取り付ける場合、引出用端子 の端子台への接続のための螺合機構の操作を水平または垂直の方向からの作業と することができその作業性が極めて良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による端子台を備えたコン
デンサを示す側面図である。
【図2】この考案の一実施例による端子台を備えたコン
デンサで、図1とは異なる姿勢で取り付けたものを示す
側面図である。
【図3】従来の端子台を備えたコンデンサの一部を拡大
して示す斜視図である。
【図4】従来の端子台を備えたコンデンサを互いに異な
る姿勢で配電盤に取り付けた状況を示す図である。
【符号の説明】
8は電気機器としてのコンデンサ、12は端子台、12
Aは第1の端子台部、12Bは第2の端子台部、15は
引出用端子としての圧着端子、17は螺合機構としての
端子ねじ、Lは取付面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面に対し第1の姿勢とこの第1の姿
    勢を90°傾けた第2の姿勢とのいずれかの姿勢で取り
    付けられる電気機器の端子台であって螺合機構を介して
    引出用端子との着脱を行うものにおいて、上記電気機器
    を上記第1の姿勢で取り付けたときにその螺合機構の中
    心軸が上記取付面と垂直となる第1の端子台部と、この
    第1の端子台部と一体に形成され上記電気機器を上記第
    2の姿勢で取り付けたときにその螺合機構の中心軸が上
    記取付面と垂直となる第2の端子台部とで上記端子台を
    構成したことを特徴とする電気機器の端子台。
JP4382991U 1991-05-14 1991-05-14 電気機器の端子台 Pending JPH04127974U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042547A (ja) * 1984-07-17 1985-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱盤

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042547A (ja) * 1984-07-17 1985-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱盤

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