JP2002231739A - 封止剤硬化装置 - Google Patents

封止剤硬化装置

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JP2002231739A
JP2002231739A JP2001028298A JP2001028298A JP2002231739A JP 2002231739 A JP2002231739 A JP 2002231739A JP 2001028298 A JP2001028298 A JP 2001028298A JP 2001028298 A JP2001028298 A JP 2001028298A JP 2002231739 A JP2002231739 A JP 2002231739A
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JP
Japan
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substrate
sealant
rays
curing device
curing
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JP2001028298A
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English (en)
Inventor
Giichi Yoshimura
義一 吉村
Akihiro Yamamoto
章博 山本
Takahiko Yagi
能彦 八木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線の強度を弱めることなく、貫通孔や筒
形状の内部にも効率良く照射できる封止剤硬化装置を提
供する。 【解決手段】 基板2上に実装されたIC1に封止剤を
塗布し、封止剤を硬化させてIC1を基板2に固定する
封止剤硬化装置であって、基板2側に紫外線を照射する
照射部11と、基板規正部3aの貫通孔8内に設けら
れ、照射部11から照射された紫外線を集光するレンズ
12とを備えている。このことにより、紫外線がレンズ
12により集光して基板2に当たるため、基板下部2a
が筒形状の場合であっても、この筒形状の内部に紫外線
が確実に達することになり、紫外線強度の低下を防止で
き、封止剤は所定の硬化状態を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に実装され
たlC等の電子部品に封止剤を塗布して固定する封止剤
硬化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の封止剤硬化装置の一例の
斜視図を示している。図10は、図9の要部の拡大図で
ある。基板21にはlC20が実装されており、トレイ
29には複数の基板21が載置されている。トレイ29
は、基板規正部22a上に載置され、基板規正部22
b、22cにより幅方向の位置が規正されている。図9
では、基板規正部22a〜22cは簡略化して図示して
おり、基板21、及びトレイ29の図示は省略してい
る。
【0003】ディスペンサ24に設けられたニードル2
6から吐出し、IC20の周辺に塗付された封止剤23
は、紫外線照射部31から照射された紫外線によって仮
硬化する。封止剤23は、例えば液状の樹脂である。架
台30上の移動手段25a、25bは、ディスペンサ2
4と基板21とを互いに相対移動させるものである。捨
て塗付部28は、ニードル26から吐出した封止剤23
の受け部である。
【0004】図11は、従来の封止動作のフローチャー
トの一例を示している。図9、10を用いながら具体的
に説明する。まず、基板21が載置されたトレイ29を
投入し、トレイ29を基板規正部22a〜22cにより
規正する。次に、ディスペンサ24は捨て塗布部28に
移動し、封止剤23を吐出し、ニードル26先端の封止
剤充填量を調整する。27は吐出した封止剤を示してい
る。
【0005】次に、ディスペンサ24は基板21上に移
動し、本塗布に移る。本塗布において、ディスペンサ2
4から封止剤23をlC20の周辺に塗布しながら、紫
外線照射部31からの紫外線を基板21の下方より照射
して封止剤23を仮硬化させる。トレイ29内の基板2
1の全数に対して封止が完了した後、基板規正部22a
〜22cによる基板規正を解除し、基板21を次工程へ
と排出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の樹脂封止硬化装置では、紫外線が拡散した
まま基板21の裏面に当たるため(図10の矢印a)、
基板規正部22aに形成された貫通孔を経て、基板21
に紫外線を照射する場合や、基板21の下部が筒形状の
場合は、これら貫通孔や筒形状の内部に紫外線が達しに
くくなり、基板21に達する紫外線強度が低下し、所定
の封止仮硬化が得られないという問題があった。
【0007】本発明は前記のような従来の問題を解決す
るためのものであり、紫外線の強度を弱めることなく、
貫通孔や筒形状の内部にも効率良く照射できる封止剤硬
化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の封止剤硬化装置は、基板上に実装された部
品に封止剤を塗布し、前記封止剤を硬化させて前記部品
を前記基板に固定する封止剤硬化装置であって、前記基
板に紫外線を照射する照射部と、前記基板と前記照射部
との間に設けられ、前記照射部から照射された紫外線を
集光するレンズとを備えたことを特徴とする。前記のよ
うな封止剤硬化装置によれば、紫外線がレンズにより集
光して基板裏面に当たるため、基板規正部に形成された
貫通孔を経て基板に紫外線を照射する場合や、基板下部
が筒形状の場合であっても、これら貫通孔や筒形状の内
部に紫外線が確実に達することになり、紫外線強度の低
下を防止でき、封止剤は所定の硬化状態を得ることがで
きる。
【0009】前記封止剤硬化装置においては、前記紫外
線を照射する照射部に代えて、赤外線を照射する照射部
を備えたことが好ましい。前記のような封止剤硬化装置
によれば、熱硬化のみで短時聞で封止剤を本硬化すると
ができる。
【0010】また、前記基板を載置する基板規正部をさ
らに備え、前記基板規正部に形成された貫通孔内に前記
レンズが設けられ、前記基板への照射は、前記貫通孔を
介して行われることが好ましい。
【0011】また、前記基板規正部上には複数の基板が
載置可能であり、前記複数の各基板に対応した複数の前
記レンズ及び前記照射部を備えたことが好ましい。前記
のような封止剤硬化装置によれば、複数の基板について
の封止剤の硬化を一度に確実に行うことができる。
【0012】また、前記基板及び前記封止剤を塗布する
ディスペンサのうち、少なくとも一方を平面方向に移動
させる移動手段をさらに備えたことが好ましい。前記の
ような封止剤硬化装置によれば、基板上への封止剤の塗
布を容易かつ確実に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施形態に係る封止剤硬化装置の斜視図を示している。図
2は、図1のA矢視図である。図2の下側部分について
は、基板規正部3aの下側部分の断面状態で図示してい
る。図3は、図1の要部を拡大した斜視図である。図1
では、基板規正部3a〜3cは簡略化して図示してお
り、紫外線照射部11、及びトレイ9の図示は省略して
いる。
【0014】トレイ9(図3)は、壁面で囲まれた複数
の開口領域9aを有しており、この各開口領域9a内に
lCが実装された基板が保持される。基板が保持された
トレイ9は、基板規正部3a上に載置され、一対の基板
規正部3b、3cにより幅方向の位置が規正される。
【0015】架台10上には移動手段6を有しており、
移動手段6により、基板が載置されたトレイ10をY方
向に移動させることができる。ディスペンサ5は、移動
手段7(図1)に取り付けられており、移動手段7によ
り、ディスペンサ5をX方向に移動させることができ
る。このため、トレイ9上の基板とディスペンサ5とは
互いに平面方向であるX、Y方向に相対移動が可能であ
り、ディスペンサ5は、基板に対してX、Y方向に封止
剤を塗付することができる。また、ディスペンサ5は、
垂直方向(上下方向)に移動させることができ、封止剤
の塗付位置を調整することができる。
【0016】図4は、基板規正部3a上にトレイ9を載
置した状態における基板規正部3a部分における垂直方
向における断面図である。トレイ9の壁面の頂部に1C
1が実装された基板2が載置されている。基板2の下部
2aは筒形状になっている。基板規正部3aには貫通孔
8が形成されており、この貫通孔8内に紫外線を集光す
るレンズ12が設けられている。
【0017】基板規正部3aの下側には基板2に紫外線
を照射する紫外線照射部11が配置されている。紫外線
照射部11には、例えば光ファイバーが用いられる。図
2、3では、紫外線照射部11は一部しか図示していな
いが、各基板2の下方にそれぞれ紫外線照射部11の先
端部が配置されている。
【0018】紫外線照射部11から照射された紫外線
は、レンズ12によって集光され、この集光された紫外
線の照射によって、ディスペンサ5から吐出し1C1の
周辺に塗付された封止剤を仮硬化させる。このように、
レンズ12を介して集光させた紫外線を照射することに
より、紫外線が確実に基板規正部3aの貫通孔8を通過
し、基板2の筒形状の下部2aの内部に入ることにな
る。このため、基板2の内部に達する紫外線の強度低下
を防止することができ、所定の仮硬化を行うことができ
る。
【0019】封止動作の順序は、図11に示した従来の
フローチャートで示した順序と同様である。図1〜3を
用いて具体的に説明する。まず基板2が保持されたトレ
イ9を投入し、このトレイ9を基板規正部3a〜3cに
より規正する。ニードル4先端の封止剤充填量の調整
は、図10を用いて説明した従来例と同様である。
【0020】次に、ディスペンサ5により封止剤をlC
1の周辺に塗布しながら、紫外線照射部11からの紫外
線を基板2の下方から照射して封止剤を仮硬化させる。
トレイ9内の全数の基板2に対して封止が完了した後、
基板規正部3a〜3cによる基板規正を解除し、基板2
を次工程へと排出する。
【0021】図5は、本発明の別の実施形態に係る封止
剤硬化装置の斜視図を示している。図6は、図5のB矢
視図を示しており、下側部分については、基板規正部3
aの下側部分の断面状態で図示している。図1〜4に示
した実施形態では、ディスペンサ5と基板2との双方を
移動させる例を示したが、本実施形態ではディスペンサ
5の位置は固定されている。本実施形態では、基板2が
保持された基板規正部3aは、移動手段13によりX、
Y方向に移動させることができ、基板のX、Y方向に封
止剤を塗付することができる。
【0022】図7は、本発明のさらに別の実施形態に係
る封止剤硬化装置の斜視図を示している。図8Aは図7
のB矢視図を、図8Bは図7のC矢視図を示しており、
それぞれ下側部分については、基板規正部3aの下側部
分の断面状態で図示している。本実施形態では基板規正
部3aの位置は固定されており、移動手段14、15に
より、ディスペンサ5をX、Y方向に移動させて、基板
のX、Y方向に封止剤を塗付することができる。
【0023】なお、前記各実施形態では、紫外線を照射
させる例で説明したが、赤外線を照射させてもよい。赤
外線照射によれば、熱硬化のみで短時聞で射止剤を本硬
化するとができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、紫外線
がレンズにより集光して基板裏面に当たるため、基板規
正部に形成された貫通孔を経て基板に紫外線を照射する
場合や、基板下部が筒形状の場合であっても、これら貫
通孔や筒形状の内部に紫外線が確実に達することにな
り、紫外線強度の低下を防止でき、封止剤は所定の硬化
状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態に係る封止剤硬化装
置の斜視図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図1の要部を拡大した斜視図
【図4】本発明の一実施形態に係る封止剤硬化装置にお
いて、基板規正部3a上にトレイ9を載置した状態にお
ける基板規正部3a部分における垂直方向断面図
【図5】本発明の別の実施形態に係る封止剤硬化装置の
斜視図
【図6】図5のB矢視図
【図7】本発明のさらに別の実施形態に係る封止剤硬化
装置の斜視図
【図8】A 図7のB矢視図 B 図7のC矢視図
【図9】従来の封止剤硬化装置の一例の斜視図
【図10】図9の要部の拡大図
【図11】従来の封止動作の一例のフローチャート
【符号の説明】
1 1C 2 基板 3a,3b,3c 基板規正部 4 ニードル 5 ディスペンサ 6,7,13,14,15 移動手段 8 貫通孔 9 トレイ 10 架台 11 紫外線照射部 12 レンズ
フロントページの続き (72)発明者 八木 能彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4F041 AA06 AB01 BA38 CA02 CA18 CA25 4F042 AA07 DB18 DB41 DC03 5F061 AA01 BA03 CA05 DE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に実装された部品に封止剤を塗布
    し、前記封止剤を硬化させて前記部品を前記基板に固定
    する封止剤硬化装置であって、前記基板に紫外線を照射
    する照射部と、前記基板と前記照射部との間に設けら
    れ、前記照射部から照射された紫外線を集光するレンズ
    とを備えたことを特徴とする封止剤硬化装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線を照射する照射部に代えて、
    赤外線を照射する照射部を備えた請求項1に記載の封止
    剤硬化装置。
  3. 【請求項3】 前記基板を載置する基板規正部をさらに
    備え、前記基板規正部に形成された貫通孔内に前記レン
    ズが設けられ、前記基板への照射は、前記貫通孔を介し
    て行われる請求項1又は2に記載の封止剤硬化装置。
  4. 【請求項4】 前記基板規正部上には複数の基板が載置
    可能であり、前記複数の各基板に対応した複数の前記レ
    ンズ及び前記照射部を備えた請求項3に記載の封止剤硬
    化装置。
  5. 【請求項5】 前記基板及び前記封止剤を塗布するディ
    スペンサのうち、少なくとも一方を平面方向に移動させ
    る移動手段をさらに備えた請求項1から4のいずれかに
    記載の封止剤硬化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101382633B (zh) * 2007-09-04 2012-01-25 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 点胶针头
KR101350924B1 (ko) * 2010-04-21 2014-01-15 엘아이지에이디피 주식회사 실런트 경화장치
WO2017015188A1 (en) 2015-07-20 2017-01-26 3M Innovative Properties Company Actinic radiation device for speedy resin cure

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