JP5304481B2 - 実装装置及び実装方法 - Google Patents

実装装置及び実装方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5304481B2
JP5304481B2 JP2009154107A JP2009154107A JP5304481B2 JP 5304481 B2 JP5304481 B2 JP 5304481B2 JP 2009154107 A JP2009154107 A JP 2009154107A JP 2009154107 A JP2009154107 A JP 2009154107A JP 5304481 B2 JP5304481 B2 JP 5304481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
mounting
ultraviolet
suction head
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009154107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011009655A (ja
JP2011009655A5 (ja
Inventor
徹 西野
和之 伊倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009154107A priority Critical patent/JP5304481B2/ja
Publication of JP2011009655A publication Critical patent/JP2011009655A/ja
Publication of JP2011009655A5 publication Critical patent/JP2011009655A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5304481B2 publication Critical patent/JP5304481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は部品を基板に実装する実装装置及び実装方法に関する。
部品を基板に実装するための方法として、紫外線硬化樹脂を用いて電子部品や光学部品を基板に固定する実装方法が知られている。部品と基板との間に紫外線硬化樹脂を配置して、紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することで短時間で紫外線硬化樹脂を硬化させる。部品と基板との間に紫外線硬化樹脂を供給するには、基板上の部品搭載位置に紫外線硬化樹脂をディスペンサ等で予め供給しておき、その上に実装すべき部品を搭載することが一般的である。
基板上への部品の搭載は、部品実装装置により行なわれる。部品実装装置では、一般的に搭載すべき部品を上から吸着ヘッドで吸引して保持する。そして、吸着ヘッドを基板の部品搭載位置(紫外線硬化樹脂が供給されている位置)の真上まで移動し、吸着ヘッドを下降させて部品を紫外線硬化樹脂の上に載置する。その後、紫外線照射ヘッドから紫外線を紫外線硬化樹脂に向けて照射して硬化させる。この際、紫外線硬化樹脂が硬化するまでに部品が動いてしまわないように、紫外線硬化樹脂がある程度硬化するまでは、部品は吸着ヘッドに保持された状態に維持される。
以上のように、吸着ヘッドが部品の真上にあると、部品の位置を画像認識するためのカメラを部品の真上に配置することができず、部品の位置を画像認識することが難しい。そこで、部品を吸着ヘッドで吸着した際に吸着した部品を真上から画像認識できるようにするために、吸着ヘッドを透明な材料で形成することが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
実公平7−18544号公報 特開平04−010551号公報 特開平04−051600号公報 特許第3189268号公報
上述の従来の部品実装装置では、紫外線を照射する際には、吸着ヘッドが部品の真上に位置しているため、紫外線照射ヘッドは吸着ヘッドを避けて部品の真上ではなく斜め上方に配置される。したがって、紫外線照射ヘッドから部品及び紫外線硬化樹脂に対して斜め上方から紫外線が照射されることとなる。
紫外線が部品の斜め上方から照射された場合、部品の影ができて部品の下にある紫外線硬化樹脂に紫外線の当たらない部分ができてしまうことがある。また、吸着ヘッドの影ができることもある。さらに、紫外線を照射しようとしている部品の近傍に他の部品があった場合、当該他の部品の影が紫外線硬化樹脂上に形成されることもある。このように、紫外線が部品の斜め上方から照射された場合、部品の周囲に露出している紫外線硬化樹脂全体に均一に紫外線を照射できないという問題がある。
紫外線が当たらない影の部分では紫外線硬化樹脂が硬化し難いため、紫外線硬化樹脂全体が一様に硬化せず、影の部分だけ硬化が遅くなる。このように、紫外線硬化樹脂全体が一様に硬化しない場合、紫外線硬化樹脂の硬化収縮が不均一になる。この場合、紫外線硬化樹脂の内部応力が不均一となり、紫外線硬化樹脂を硬化させている最中に部品の位置がずれてしまうといった問題が発生するおそれもある。
そこで、部品を基板に固定するための紫外線硬化樹脂に垂直上方から紫外線を照射して硬化させることができれば、紫外線を斜め方向から照射することに起因した問題を解決することができる。
一実施態様によれば、表面に紫外線硬化樹脂が塗布された基板を載置するステージと、前記基板に搭載する部品が置かれる部品トレイと、透明な吸着ヘッドにより前記部品トレイから部品を吸着した後、前記ステージ上に載置された基板の所定の位置にて該吸着ヘッドの吸着を開放する部品移送手段と、前記部品移送手段が前記基板に部品を載置させる位置にあるとき、前記吸着ヘッドを介して前記基板に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記部品の位置を補正する制御部と、を有し、前記部品移送手段は、前記吸着ヘッドを介して画像を撮像するカメラを有し、該カメラが撮像した画像を元に前記基板への部品の搭載位置を決定し、前記制御部は、前記吸着ヘッドを介して紫外線を照射しながら、前記カメラで前記部品の画像を撮影して前記部品の位置を検出し、検出した前記部品の位置と前記部品を搭載すべき位置との差を算出し、算出した差に基づいて前記基板を移動して前記部品の位置を補正する実装装置が提供される。
他の実施態様によれば、実装装置のステージ上に、部品を搭載した紫外線硬化樹脂を塗布した基板を載置し、透明の吸着ヘッドを介して垂直上方から紫外線を照射しながら、前記吸着ヘッドの垂直上方に配置されたカメラで前記部品の画像を撮影して前記部品の位置を検出し、検出した前記部品の位置と前記部品を搭載すべき位置との差を算出し、算出した差に基づいて前記基板を移動して前記部品の位置を補正する実装方法が提供される。
紫外線を透明な吸着ヘッドを介して基板に照射するため、紫外線硬化樹脂全体に紫外線を均一に照射することができる。これにより、紫外線硬化樹脂を均一に硬化させることができ、紫外線を斜め方向から照射することに起因した問題を解決することができる。
本発明の第1の実施形態による実装装置の全体構成を示す概略図である。 透明吸着ヘッドの断面図である。 部品を搭載基板に実装する際に紫外線硬化樹脂に紫外線を照射している状態を示す図である。 カメラにより撮像された搭載基板の画像を示す図である。 部品実装工程の全体工程を示すフローチャートである。 部品搭載工程のフローチャートである。 第2の実施形態による実装装置の全体構成を示す概略図である。 紫外線カットフィルタ特性を示す図である。 光学系が設けられたカメラ下部と透明吸着ヘッドの側面図である。 マスクの平面図である。
次に、実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態による実装装置の全体構成を示す概略図である。図1に示す実装装置2は、部品トレイ4から部品6を取り上げて搭載基板8上に搭載するための装置である。部品6は例えば半導体装置や電子部品あるいは光学部品である。搭載基板8は例えばプリント回路基板等である。
実装装置2は、部品トレイ4や搭載基板8を移動するためのステージ装置10と、ステージ装置10の上方に配置された位置決め搭載部12とを有する。ステージ装置10は、テーブル10Aと、X軸移動機構10Xと、Y軸移動機構10Yと、Z軸移動機構10Zとを有する。X軸移動機構10Xはテーブル10AをX軸方向(水平方向)に移動する。Y軸移動機構10Yはテーブル10AをY軸方向(X軸方向に直交した水平方向)に移動する。一方、Z軸移動機構10Zは、後述の吸着ヘッド部14をテーブル10Aに対してZ軸方向(垂直方向)に移動する。
X軸移動機構10Xと、Y軸移動機構10Yと、Z軸移動機構10Zとはいずれも駆動用モータ(図示せず)を用いた周知のステージ移動機構である。この駆動用モータは、モータドライバ20により制御されて駆動される。また、モータドライバ20は制御コンピュータ30により制御される。したがって、制御コンピュータ30によりモータドライバ20を介してステージ装置10の動作を制御することで、テーブル10Aを水平方向に移動し、且つ吸着ヘッド部14を垂直方向に移動することができる。
位置決め搭載部12には、部品6を支持するための吸着ヘッド部14と、吸着ヘッド部14が支持している部品6を画像認識するためのカメラ16が設けられている。吸着ヘッド部14は後述のように透明吸着ヘッド40を有しており、透明吸着ヘッド40を通して、カメラ16により部品6を画像認識することができる。透明吸着ヘッド40はステージ装置10の垂直上方に配置され、カメラ16は透明吸着ヘッド40の垂直上方に配置されている。カメラ16は制御コンピュータ30に接続されており、カメラ16による部品6の画像認識結果が制御コンピュータ30に供給される。制御コンピュータ30は、この画像認識結果等に基づいてステージ装置10の動作を制御する。
また、実装装置2には紫外線を生成する紫外線照射手段の一例として紫外線照射機60が設けられている。紫外線照射機60により生成された紫外線は、カメラ16に関する光学部品が配置されているカメラ下部16Aに供給され、吸着ヘッド部14の透明吸着ヘッド40の方向に照射される。具体的には、カメラ下部16A内にハーフミラー16Bが配置されており、供給された紫外線はハーフミラー16Bにより反射され、カメラ16の光軸に沿って吸着ヘッド部14に向かって進む。
吸着ヘッド部14の透明吸着ヘッド40は紫外線を透過させるため、紫外線は透明吸着ヘッド40を通過して搭載基板8上の紫外線硬化樹脂50に照射される。
図2は透明吸着ヘッド40の断面図である。透明吸着ヘッド40は、ヘッド支持部材42と、ヘッド支持部材42の下側に取り付けられた吸着ヘッド44と、吸着ヘッド44の反対側に取り付けられた透明板46とを有する。
ヘッド支持部材42は、例えばステンレス鋼やアルミニウム等よりなる板状の部材であり、吸着ヘッド部14の加圧機構14Aにより支持されている。ヘッド支持部材42の中央部分には貫通開口42Aが形成されており、吸着ヘッド44は貫通開口42Aを塞ぐようにヘッド支持部材42の下面に取り付けられている。一方、透明板46は貫通開口42を塞ぐようにヘッド支持部材42の上面に取り付けられている。吸着ヘッド44及び透明板46は例えば透明なガラスにより形成されている。吸着ヘッド44の中央は下に向けて突出している。
ヘッド支持部材42の貫通開口42Aは、吸着ヘッド44及び透明板46により上下が塞がれて密閉空間を形成する。ヘッド支持部材42の内部を延在する吸引用穴42Bが貫通開口42の内面に開口している。吸引用穴42Bは加圧機構14Aまで延在し、加圧機構14A内の通路を介して吸引機構(図示せず)に接続される。したがって、吸引機構を駆動して貫通開口42A内の空気を吸引することにより、吸着ヘッド44のノズル44Aに吸引力を発生させることができる。
図3は部品6を搭載基板8に実装する際に紫外線硬化樹脂に紫外線を照射している状態を示す図である。上述のように、吸着ヘッド44及び透明板46は透明であり、紫外線及び可視光線を透過させることができる。したがって、図3に示すように、透明吸着ヘッド40の上側からカメラ16の光軸に沿って進んできた紫外線は、透明板46を透過し、貫通開口42A内を通ってから、吸着ヘッド44を透過する。吸着ヘッド44を透過した紫外線は、吸着ヘッド44に吸着されて保持されている部品6の周囲に露出している紫外線硬化樹脂50に照射される。
このように、実装基板8上の部品6及び紫外線硬化樹脂50に対して、真上から紫外線を照射することができるので、紫外線を斜め上方から照射した場合のように影ができることがない。したがって、部品6の周囲に露出している紫外線硬化樹脂50の全体に対して均一に紫外線を照射することができ、紫外線硬化樹脂50を均一に硬化させることができる。このため、紫外線硬化樹脂50の硬化収縮も均一となり、紫外線硬化樹脂50を硬化させる際に部品6を変位させるような内部応力は生じない。
また、透明吸着ヘッド40の吸着ヘッド44及び透明板46は透明であり、可視光を透過させることができるので、カメラ16を透明吸着ヘッド40の真上に配置して、透明吸着ヘッド40を通して搭載基板8を画像認識することができる。
図4はカメラ16により撮像された搭載基板8の画像を示す図である。図4において、紫外線が照射される領域Aにはクロスハッチングが施されている。搭載される部品6の周囲に紫外線硬化樹脂50が露出しており、露出した紫外線硬化樹脂50の全体は紫外線が照射される領域である紫外線照射領域A内に入っている。図4の画面例には、現在搭載している部品6の近傍に、他の部品の搭載用の紫外線硬化樹脂50が示されている。
本実施形態によれば、上述のように紫外線を真上から照射するため、紫外線照射領域Aは紫外線硬化樹脂より僅かに大きい程度とすることができる。したがって、紫外線が照射されている部分に近接して、他の部品搭載用の紫外線硬化樹脂50が搭載基板8上に塗布されていても、照射中の紫外線が当該他の部品搭載用の紫外線硬化樹脂50に照射されることが無い。このため、搭載する部品の間隔が狭くても各部品搭載位置に紫外線硬化樹脂50を予め塗布しておくことができるので、紫外線硬化樹脂50の塗布工程を複数回に分ける必要はなく、効率的に紫外線硬化樹脂50を塗布することができる。
次に、上述の構成の実装装置2により行なわれる部品の搭載方法について説明する。図5は部品実装工程の全体工程を示すフローチャートである。図6は部品搭載工程のフローチャートである。
まず、実装基板8に部品6を搭載するために、図5に示すように、まずステップS1において、紫外線硬化樹脂50を搭載基板8上の部品搭載位置に塗布する。紫外線硬化樹脂50の塗布はディスペンサ等を用いて行なうことが好ましいが、ディスペンサによる塗布に限定されるものではない。本実施形態では、上述のように紫外線照射領域Aを極力小さくすることができるため、近接した複数の部品搭載位置の全てに紫外線硬化樹脂50を予め塗布しておくことができる。
紫外線硬化樹脂50の塗布が終了したら、ステップS2において、部品実装工程を行なう。部品搭載工程では、搭載基板8の部品搭載位置に部品6を搭載し、部品6と搭載基板8との間の紫外線硬化樹脂50に紫外線を照射して、紫外線硬化樹脂50を硬化させることで、部品6を搭載基板8に実装する。この際、部品6を一つの部品搭載位置に搭載したら当該部品6の紫外線硬化樹脂50に対して紫外線を照射して硬化させ、これが終了したら次の部品搭載位置に部品6を搭載して当該部品6の紫外線硬化樹脂50に対して紫外線を照射する、というように実装すべき部品6の一つ一つを別々に実装する。
したがって、一つの部品6の実装が終了したら、処理はステップS3に進み、実装すべき全ての部品6の実装が終了したかを判定する。実装すべき全ての部品6の実装が終了していないと判定されると、処理はステップS2にもどり、次の部品6の実装を行なう。実装すべき全ての部品6の実装が終了したと判定されると、部品実装工程を終了する。
実装すべき全ての部品6の実装が終了したか否かの判定は、例えば、予めわかっている実装すべき部品6の数だけ実装処理を行なったか否かを判定することで行なうことができる。あるいは、カメラ16で実装基板8全体を画像認識し、各部品搭載位置の全てに部品6が実装さているかを判定することとしてもよく、これ以外の判定方法を用いてもよい。
次に、上述のステップS2における部品搭載工程について、図6を参照しながら詳細に説明する。
各部品搭載位置に紫外線硬化樹脂50が塗布された搭載基板8は、上述の実装装置2のテーブル10A上の所定の位置に載置され固定される。そして実装装置2により部品6の実装が行なわれる。
まず、ステップS11において、テーブル10Aを移動して部品トレイ4上の部品6を透明吸着ヘッドの真下の位置まで移動させる。このとき、透明吸着ヘッド40を通してカメラ16により部品6の位置を確認する。すなわち、カメラ16により撮像された画像が制御コンピュータ30に送られ、制御コンピュータ30は画像認識により部品6の位置を特定する。制御コンピュータ30は、画像認識で得られた部品6の位置に基づいてテーブル10Aを移動して部品6を取り上げる正確な位置に移動する。そして、透明吸着ヘッド40により部品6を吸着して保持する。
その後、テーブル10Aを移動して搭載基板8を部品搭載位置まで移動する。この際、制御コンピュータ30は、透明吸着ヘッド40を通してカメラ16により搭載基板8の画像認識を行ない、保持されている部品6の真下に部品搭載位置がくるようにテーブル10Aを移動させる。このとき、カメラ16と搭載基板18との間に部品6が位置しているが、部品6がカメラ16のフォーカスから外れるようにカメラ16の垂直方向位置及びフォーカスを制御することで、搭載基板18を画像認識することができる。
搭載基板8の部品搭載位置が保持されている部品6の真下にきたら、透明吸着ヘッド40を下降して部品6を部品搭載位置に載置する。このとき、部品搭載位置に塗布されていた紫外線硬化樹脂50は部品6の周囲にはみ出た状態となる。部品搭載位置に部品6を載置した後も透明吸着ヘッド40により部品6を保持し続ける。
次に、処理はステップS12に進み、紫外線の照射を開始する。紫外線照射工程では、透明吸着ヘッド40により部品6を保持した状態で、部品6及びその周囲を含む紫外線照射領域A(図4参照)に紫外線が照射される。これにより、部品6の周囲にはみ出た紫外線硬化樹脂50の硬化が始まる。
続いて、ステップS13において、制御コンピュータ30は、カメラ16で部品6の位置を画像認識することにより部品6の位置を検出する。次に、ステップS14において、制御コンピュータ30は、検出した部品6の位置と部品搭載位置との差を算出する。そして、制御コンピュータ30は、ステップS15において、部品6の位置を修正すべきか否かを判定する。すなわち、検出した部品6の位置と部品搭載位置との差が所定の距離より大きい場合は部品6の位置を修正すべきと判断する。紫外線の照射を開始してから紫外線硬化樹脂50が完全に硬化する前であれば、部品6を僅かに移動して正確は部品搭載位置に移動させることができる。
ステップS15において部品6の位置を修正する必要があると判定されると、処理はステップS16に進む。ステップS16において、制御コンピュータ30は、ステップS14において算出された検出した部品6の位置と部品搭載位置との差が無くなるように、テーブル10Aを移動させて部品6の位置を修正する。
続いて、ステップS17において、制御コンピュータ30は、紫外線硬化樹脂50の硬化処理が終了したか否かを判定する。この判定は、例えば、紫外線を照射し始めてから所定の時間が経過したか否かを判定することで行なうことができる。すなわち、紫外線硬化樹脂50にある強度の紫外線を照射したらどのくらいの時間で硬化するか(所望の硬さとなるか)は予めわかっており、その硬化時間が経過したか否かを判定すればよい。なお、硬化時間は紫外線の強度、周囲温度等により変化するため、これらをパラメータとして硬化時間を決定してもよい。
なお、ステップS15において部品6の位置修正が不要と判定されたときは、処理はステップS16をスキップしてステップS17に進む。
ステップS17において硬化が終了していないと判定されると(例えば、設定された硬化時間が経過していないと判定されると)、処理はステップS13に戻り、ステップS14〜ステップS17までの処理を繰り返して行なう。一方、ステップS17において硬化が終了したと判定されると(例えば、設定された硬化時間が経過したと判定されると)、処理はステップS18に進む。ステップS18では、紫外線の照射を終了する。続いて、ステップS19において、透明吸着ヘッド40による部品6の吸着を終了する。そして、ステップS20において、透明吸着ヘッド40を上昇させて部品6から離す。
続いて、ステップS21において、部品6が実装された位置を確認する。すなわち、搭載基板8に実装された部品6をカメラ16で撮像し、制御コンピュータ30はカメラ16からの画像に基づいて、部品6が実装された位置を検出する。
次に、ステップS22において、制御コンピュータ30は、検出された実装位置が予め設定された位置誤差範囲内であるか否かを判定する。検出された実装位置が予め設定された位置誤差範囲内であれば、部品搭載工程は正常に行なわれたとして、部品搭載工程を終了する。一方、検出された実装位置が予め設定された位置誤差範囲内ではないときには、部品6が正確に部品搭載位置に実装されなかったとして、制御コンピュータ30は不良が発生したことを通知し、部品搭載工程を終了する。
以上のように、本実施形態による実装方法によれば、透明吸着ヘッド40の真上に位置するカメラ16と制御コンピュータ30により、部品6の位置を紫外線の照射中も検出して部品搭載位置との誤差を算出し、紫外線硬化樹脂50が硬化するまでテーブル10Aを移動して位置ずれを補正する。したがって、紫外線硬化樹脂50の硬化の途中で部品6の位置がずれたとしても、この位置ずれを即時に補正することができ、実装精度を向上して実装不良を低減することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図7は第2の実施形態による実装装置の全体構成を示す概略図である。図7において、図1に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
第2の実施形態による実装装置2Aは図1に示す第1の実施形態による実装装置2と基本的に同じ構造を有するが、紫外線に加えて可視光を透明吸着ヘッド4を通じて搭載基板8及び部品6に照射する点が異なる。可視光は、カメラ16で搭載基板8や部品6及び紫外線硬化樹脂50を撮影する際の照明として用いられる。本実施形態では可視光として赤色光を用いるが、赤色光に限定されず、他の波長の可視光を用いてもよい。赤色光を用いる理由は、赤色光の波長は紫外線の波長と大きく異なり、赤色光による画像と紫外線による画像を区別し易くなるためである。
図7に示すように、実装装置2Aには、紫外線照射機60の代りに紫外LED70及び赤色LED80が設けられる。紫外LED70は紫外線LED電源72から電圧が印加されて波長380nmの紫外線を発生する。紫外線LED70と紫外線LED電源72とは、第1の実施形態における紫外線照射機60に相当する。紫外LED70からの紫外線はレンズ74により集光された後、ハーフミラー76を透過してカメラ下部16Aに供給される。
一方、赤色LED80はLED電源82から電圧が印加されて中心波長630nmの赤色光を発生する。赤色LED80からの赤色光はハーフミラー76により反射されて紫外線と同じ光路を進み、カメラ下部16Aに供給される。例えば、赤色LED80とLED電源82とは、可視光照射手段の一例として赤色光照射手段に相当する。
本実施形態では、ハーフミラー76により合成された紫外線と赤色光がカメラ16の光軸に沿って進み、透明吸着ヘッド40を透過して搭載基板8に照射される。搭載基板8、部品6及び紫外線硬化樹脂50で反射された紫外線と赤色光は、カメラ16の光軸に沿って戻り、ハーフミラー16Bを透過してカメラ16に向かって進む。
ここで、実装装置2Aのカメラ16とハーフミラー16Bとの間には紫外線カットフィルタ90が配置される。紫外線カットフィルタ90は図8に示すような紫外線カット特性を有している。すなわち、紫外線カットフィルタ90は、中心波長630nmの赤色光は透過するが、波長380nmの紫外線は透過しない特性を有している。したがって、カメラ16に向かって進む紫外線と赤色光のうち、紫外線は遮断され赤色光がカメラ16に入射する。これによりカメラ16は紫外線を含まない赤色光の画像を撮影することができる。
紫外線を照射して紫外線硬化樹脂50を硬化させながら、同時に赤色光による画像をカメラ16で撮像できるため、カメラ16で撮影した画像で部品6や紫外線硬化樹脂50の状態を確認しながら紫外線硬化処理を行なうことができる。赤色LED80により発生する光量を制御してカメラ16に入射する赤色光の光量を調節することで、カメラ16で撮影した画像を制御コンピュータ30で安定して検出することができる。
なお、紫外線照射位置及び照射範囲を確認する際には、紫外線カットフィルタ78を外し、且つ紫外線の強度を弱めて照射することで、紫外線による画像をカメラ16で撮影する。紫外LED70の前に設けられてレンズ74の位置を調節することで、紫外線照射範囲(図4における紫外線照射領域A)を調整することができる。
図9は図7に示すカメラ下部16Aと透明吸着ヘッド40の側面図である。本実施形態では、透明板46の上にマスク90が設けられている。マスク90は紫外線照射範囲を更に小さくするために設けられている。すなわち、レンズ74の位置を調整しても紫外線照射範囲が大き過ぎるような場合、マスク90を用いて紫外線を絞ることで紫外線照射範囲を狭めることができる。マスク90は本実施形態だけでなく、上述の第1の実施形態にも設けることができる。
図10はマスク90の平面図である。マスク90は紫外線を遮断する材料であればどのような材料でもよい。例えば、透明板46上にマスク材の膜を形成してもよく、図10に示す形状のシートを透明板46に貼り付けてもよい。マスク90の中央に開口92が形成されており、この開口92を通過した紫外線が部品6及び紫外線硬化樹脂50に照射されることとなる。
紫外線照射範囲(図4における紫外線照射領域A)を直径3mm程度の円形にするときには、図10に示すようにマスク90の開口92を円形にしてその直径を3mm程度にすればよい。開口92の形状を変えることによって、紫外線照射領域Aの形状も対応して変えることができる。例えば、紫外線照射領域Aの形状を円形ではなく楕円形や長円形にする場合は、開口92もそれに合わせて楕円形や長円形にすればよい。図10に示す開口92のサイズは直径3mmとしたが、これに限定されることはなく、任意の寸法をすることができる。また、図10に示すマスク90の外形は円形でその直径が10mmであるが、所望の範囲の紫外線を遮断できるのであれば、円形以外の多角形等任意の形状及び寸法とすることができる。
なお、上述の第1及び第2の実施形態では紫外線硬化樹脂50を硬化させるために紫外線を照射するようにしているが、紫外線硬化樹脂以外の光硬化樹脂を用いることもできる。その場合は、紫外線の代りに光硬化樹脂を硬化させるための所定の波長の光を照射するようにすればよい。
以上説明したように、本明細書は以下の事項を開示する。
(付記1)
表面に紫外線硬化樹脂が塗布された基板を載置するステージと、
前記基板に搭載する部品が置かれる部品トレイと、
透明な吸着ヘッドにより前記部品トレイから部品を吸着した後、前記ステージ上に載置された基板の所定の位置にて該吸着ヘッドの吸着を開放する部品移送手段と、
前記部品移送手段が前記基板に部品を載置させる位置にあるとき、前記吸着ヘッドを介して前記基板に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、
を有する実装装置。
(付記2)
付記1記載の実装装置であって、
前記部品移送手段は、前記吸着ヘッドを介して画像を撮像するカメラを有し、該カメラが撮像した画像を元に前記基板への部品の搭載位置を決定することを特徴とする実装装置。
(付記3)
付記2記載の実装装置であって、
前記吸着ヘッドと前記カメラとの間にハーフミラーが設けられ、
紫外線は該ハーフミラーにより反射され、前記カメラの光軸に沿って前記吸着ヘッドに向かう実装装置。
(付記4)
付記3記載の実装装置であって、
前記ハーフミラーは前記カメラの光学部品が設けられた部分に組み込まれる実装装置。
(付記5)
付記2乃至4のうちいずれか一項記載の実装装置であって、
前記カメラに前記紫外線照射手段が照射する紫外線が入ることを防止する紫外線カットフィルタと、
前記基板表面に対し、可視光を照射する可視光照射手段と
をさらに有する実装装置。
(付記6)
付記5記載の実装装置であって、
前記可視光照射手段は赤色LEDを含み、可視光として赤色光を照射する実装装置。
(付記7)
付記5又は6記載の実装装置であって、
前記紫外線照射手段は紫外線LEDを含む実装装置。
(付記8)
付記5乃至7のうちいずれか一項記載の実装装置であって、
前記紫外線照射手段からの紫外線と前記可視光照射手段からの可視光とを合成するハーフミラーをさらに有する実装装置。
(付記9)
付記1乃至8のうちいずれか一項記載の実装装置であって、
前記紫外線照射手段からの紫外線を集光するレンズをさらに有する実装装置。
(付記10)
付記1乃至9のうちいずれか一項記載の実装装置であって、
前記吸着ヘッドに、紫外線の照射範囲を制御するマスクが設けられた実装装置。
(付記11)
実装装置のステージ上に、部品を搭載した紫外線硬化樹脂を塗布した基板を載置し、
透明の吸着ヘッドを介して垂直上方から紫外線を照射して前記紫外線硬化樹脂を硬化させる
実装方法。
(付記12)
付記11記載の実装方法であって、
紫外線を照射しながら同時に前記部品の位置を補正する
実装方法。
(付記13)
付記12記載の実装方法であって、
前記部品の位置を補正することは、
前記透明吸着ヘッドの垂直上方に配置されたカメラで前記部品の画像を撮影して前記部品の位置を検出し、
検出した前記部品の位置と前記部品を搭載すべき位置との差を算出し、
算出した差に基づいて前記基板を移動する
ことを含む実装方法。
2 実装装置
4 部品トレイ
6 部品
8 搭載基板
10 ステージ装置
10A テーブル
10X X軸移動機構
10Y Y軸移動機構
10Z Z軸移動機構
12 位置決め搭載部
14 吸着ヘッド部
14A 加圧機構
16 カメラ
16A カメラ下部
20 モータドライバ
30 制御コンピュータ
40 透明吸着ヘッド
42 ヘッド支持部材
44 吸着ヘッド
42A 貫通開口
42B 吸引用穴
46 透明板
50 紫外線硬化樹脂
60 紫外線照射機
70 紫外LED
72 紫外LED電源
74 レンズ
76 ハーフミラー
78 紫外線カットフィルタ
80 赤色LED
82 LED電源
90 マスク
92 開口

Claims (4)

  1. 表面に紫外線硬化樹脂が塗布された基板を載置するステージと、
    前記基板に搭載する部品が置かれる部品トレイと、
    透明な吸着ヘッドにより前記部品トレイから部品を吸着した後、前記ステージ上に載置された基板の所定の位置にて該吸着ヘッドの吸着を開放する部品移送手段と、
    前記部品移送手段が前記基板に部品を載置させる位置にあるとき、前記吸着ヘッドを介して前記基板に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と
    前記部品の位置を補正する制御部と、
    を有し、
    前記部品移送手段は、前記吸着ヘッドを介して画像を撮像するカメラを有し、該カメラが撮像した画像を元に前記基板への部品の搭載位置を決定し、
    前記制御部は、前記吸着ヘッドを介して紫外線を照射しながら、前記カメラで前記部品の画像を撮影して前記部品の位置を検出し、検出した前記部品の位置と前記部品を搭載すべき位置との差を算出し、算出した差に基づいて前記基板を移動して前記部品の位置を補正する実装装置。
  2. 請求項1記載の実装装置であって、
    前記カメラに前記紫外線照射手段が照射する紫外線が入ることを防止する紫外線カットフィルタと、
    前記基板表面に対し、可視光を照射する可視光照射手段と
    を有する実装装置。
  3. 請求項1又は2項記載の実装装置であって、
    前記吸着ヘッドに、紫外線の照射範囲を制御するマスクが設けられた実装装置。
  4. 実装装置のステージ上に、部品を搭載した紫外線硬化樹脂を塗布した基板を載置し、
    透明の吸着ヘッドを介して垂直上方から紫外線を照射しながら、
    前記吸着ヘッドの垂直上方に配置されたカメラで前記部品の画像を撮影して前記部品の位置を検出し、
    検出した前記部品の位置と前記部品を搭載すべき位置との差を算出し、
    算出した差に基づいて前記基板を移動して前記部品の位置を補正する
    実装方法。
JP2009154107A 2009-06-29 2009-06-29 実装装置及び実装方法 Active JP5304481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009154107A JP5304481B2 (ja) 2009-06-29 2009-06-29 実装装置及び実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009154107A JP5304481B2 (ja) 2009-06-29 2009-06-29 実装装置及び実装方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011009655A JP2011009655A (ja) 2011-01-13
JP2011009655A5 JP2011009655A5 (ja) 2012-05-10
JP5304481B2 true JP5304481B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=43565929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009154107A Active JP5304481B2 (ja) 2009-06-29 2009-06-29 実装装置及び実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5304481B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5562659B2 (ja) * 2010-01-21 2014-07-30 オリンパス株式会社 実装装置および実装方法
JP5440518B2 (ja) 2011-01-20 2014-03-12 パナソニック株式会社 部品実装装置および部品実装装置における機種切替え方法
KR102236269B1 (ko) 2018-05-09 2021-04-05 한화정밀기계 주식회사 부품 실장 장치
JP7343891B2 (ja) * 2019-06-07 2023-09-13 株式会社ブイ・テクノロジー 貼り合わせ装置、貼り合わせ方法及び表示装置の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210897A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置
JPH0451600A (ja) * 1990-06-20 1992-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品装着方法
JP2009059874A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Shin Etsu Polymer Co Ltd 電子部品保持具及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011009655A (ja) 2011-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI511794B (zh) A film pattern forming apparatus, a film pattern forming method, and a device adjusting method
KR101650113B1 (ko) 노광 장치 및 포토마스크
JP5813555B2 (ja) 露光描画装置及び露光描画方法
JP5562659B2 (ja) 実装装置および実装方法
JP5281350B2 (ja) 周辺露光装置及び周辺露光方法
JP5304481B2 (ja) 実装装置及び実装方法
JP4324606B2 (ja) アライメント装置および露光装置
CN107615170B (zh) 曝光用照明装置、曝光装置和曝光方法
KR102024617B1 (ko) 노광 묘화 장치 및 노광 묘화 방법
JP6535197B2 (ja) 露光装置及び露光方法
CN203884139U (zh) 元件安装装置
TWI608584B (zh) 標記位置校正裝置及方法
JP4766258B2 (ja) 板状物品のピックアップ装置
JP2013206910A (ja) 照明装置、撮像装置、部品実装装置、及び基板の製造方法
KR20130113356A (ko) 포토마스크 및 그것을 사용하는 레이저 어닐링 장치 및 노광 장치
KR101007324B1 (ko) 부품의 크기에 따라 초점과 촬영영역이 자동조절되는 부품인식장치 및 방법
CN108886887B (zh) 基板作业装置及元件安装装置
JP4960266B2 (ja) 透明基板のエッジ位置検出方法及びエッジ位置検出装置
JP5908745B2 (ja) 露光描画装置、プログラム及び露光描画方法
JP5930284B2 (ja) 照明装置、撮像装置、スクリーン印刷装置、位置合わせ方法、及び基板の製造方法
JP5473793B2 (ja) プロキシミティ露光装置、及びプロキシミティ露光装置のギャップ制御方法
JP2006093604A (ja) 近接露光装置
JP3379829B2 (ja) 実装機における部品認識装置
JP2013164444A (ja) 表示用パネル基板のプロキシミティ露光装置とその方法
JP6033052B2 (ja) 部品移載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5304481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150