JP2002228353A - 冷却調理室 - Google Patents

冷却調理室

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俊司 上野
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/28Quick cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/16Sensors measuring the temperature of products

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に、且つ失敗のない冷却調理をするため
に冷却調理に適した赤外線センサを備えた冷却調理室を
提供することにある。 【解決手段】 急速冷却運転が可能な切替室4の天井面
に調理品20の赤外線を検知する赤外線センサ23を備
え、このセンサに受光範囲を狭める集光レンズ25、及
び水吸収スペクトル帯を吸収するフィルター24を設け
たことにより、精密な赤外線検知をすることができ、も
って過冷却することなく簡単に冷却調理することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急速冷却運転が可
能な切替室を設けた冷蔵庫に関係し、特に赤外線センサ
により室内の温度を検知する品温検知装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スーパーなどで買ってきた生魚や生肉を
冷凍する際には、出来るだけ早く冷凍する方が鮮度が保
たれるので、冷凍時間が長いと鮮度は悪くなり味も落ち
てしまう。またイワシのマリネなど揚物をすぐに冷却し
たい料理では、揚げたてのような比較的高温なものを庫
内に入れてしまうと室内の温度が上がってしまい周りの
食品に悪影響を及ぼすことがあり、近年の冷蔵庫では他
室と独立した急速冷却可能な切替室が考えられている。
しかしこの切替室では冷却時間を設定するだけなので、
設定時間が短いと調理品はまだ冷却されていなかった
り、逆に設定時間が長すぎると凍らせたくないものも凍
らせてしまい、さらには冷却に使用した電気代と時間が
無駄となるものであった。
【0003】この問題を解決するために赤外線センサを
設けることによって室内温度を検知し、冷却時間をマイ
コンで制御することも考えられている。しかし従来の技
術(特願平10−246568号)では、赤外線センサの受光範
囲が広過ぎるため、比較的小さな調理品では室内温度と
平均化され、冷却されていないのに冷却調理を終了され
てしまうという問題があり、冷却調理室のセンサとして
不十分なものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の赤外
線センサでは調理品だけでなく室内全体の赤外線を検知
してしまうので、調理品の温度検知精度は悪く、冷却調
理室の温度検知手段には適していなかった。
【0005】そこで本発明では、上記問題点を解消する
ためになされたもので、冷却調理に適した赤外線センサ
を具備した冷却調理室を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明によれば、断熱箱体で構成され
た本体と、比較的高温な食品を急速冷却可能な冷却調理
室を備えた冷蔵庫において、冷却調理室内の天井面に水
吸収スペクトル帯を遮断するフィルターを備えた赤外線
センサを単数又は複数配置し、この赤外線センサは赤外
線の受光範囲を狭める集光レンズによって包囲され、調
理品の赤外線を局部的に検知するものである。
【0007】上記構成より赤外線センサの受光範囲がス
ポット状に狭められるので、余分な室内の赤外線量を検
知することなく、調理品の赤外線量を精密に検知するこ
とが可能となり、また冷却調理室は比較的高温な調理品
を冷却するため、室内と調理品の温度差から蒸気が発生
し、赤外線レンズに水滴が付着してしまうが、水吸収ス
ペクトルを帯を遮断するフィルターを備えているので、
水適が付着しても全く変わらない性能を発揮することが
できる。よって調理品を確実に冷却調理でき、必要最小
限の電力と時間をマイコンによって処理することができ
る。請求項2記載の発明によれば、赤外線センサの検知
精度は、設定温度付近であるほど赤外線量の検知精度が
高くなるものである。
【0008】上記構成によれば、調理品が大きく影響を
受ける温度帯、つまり0度付近や、操作パネルによって
設定された温度付近では、精度が高いため調理品が過冷
却されてしまうことを防ぎ、また0度付近もしくは設定
温度付近以外での微妙な温度変化は調理品になんら影響
を与えないため、検知精度を落とすことができ、もって
マイコンの容量を減少させることができる。
【0009】請求項3記載の発明によれば、前記赤外線
センサと集光レンズを備えたセンサ部が、前記冷却調理
室内を走査するアクチュエータを備えたものである。
【0010】よって上記の構成から、局部的に赤外線を
検知するセンサー部は室内を自動的に走査するので、室
内の手前や奥方方向の隅に調理品があったとしても、調
理品を発見することができ、さらに収集したデータにも
とづいて高温であった部分に対し集中して赤外線量を検
知することができるので、よって調理品をより正確に冷
却調理することが可能である。
【0011】請求項4記載の発明によれば、赤外線セン
サからの出力回路において、赤外線センサの近傍に増幅
器を配置したものである。
【0012】赤外線センサは非常に微弱な電流で外来ノ
イズの影響を受けやすいが、上記の構成ではセンサーの
近傍に増幅器が備えられているので耐ノイズ、かつ誤作
動を軽減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】<実施例1>以下、本発明の一実
施例について説明する。図1は、本発明に係る冷却調理
可能な切替室4を備えた冷蔵庫本体1を概略的に示して
いる。前面が開口した縦長矩形箱状の断熱素材の冷蔵庫
本体1の庫内は上から冷蔵室2、野菜室3、切替室4、
冷凍室5、を有し、製氷室(図示せず)は切替室と並列
して配置されている。これら上記各室とも前面はそれぞ
れ開閉断熱扉6〜9(製氷室の扉は図示せず)を有して
いる。
【0014】この冷蔵室2と野菜室3は断熱仕切板10
によって分けられ、冷蔵庫本体1の後底部に備えたコン
プレッサー15より圧縮したガスを両室内の後方部に備
えられたRエバポレータ11(以下Rエバとする)を介
して、周りの空気を冷却し、Rファンモータ12(以下
Rファンとする)によってその冷風をダクト16aを通
して冷蔵室2全体に供給する。また野菜室3には、下部
から冷風が冷蔵室2と同様にしてRエバ11とRファン
12により冷風が供給される。また切替室4、冷凍室
5、製氷室は、冷蔵室2、野菜室3との冷却サイクルと
独立しており、切替室4の後方部にFエバポレータ13
(以下Fエバとする)とFファンモータ14(以下Fフ
ァンとする)によって、冷風が各室内に供給される。
【0015】この切替室4は図2に概略的に示す。切替
室4には、開閉断熱扉8と接合した収納容器19が設け
られている。この収納容器25背壁部の上部には冷気吹
出口18が設けられている。この冷気吹出口18からF
エバ13によって冷却された冷気がFファン14を介
し、切替室4内に供給される。その冷気吹出口18とF
ファン14との冷気の通りにFファン14上部に位置
し、開閉するダンパ17が設置されている。このダンパ
17は、開閉断熱扉6に設けられた操作パネル46の操
作、もしくは切替室4内上壁部に配置するセンサユニッ
ト21(詳細は後述する)及び収納容器19の後壁部の
下部に配置されたサーミスタセンサ27aの検知温度に
よって、切替室4を任意の温度にするために、Fファン
14の回転数の制御とともに、ダンパ17が開閉して、
切替室4内に供給される風量を調節する。なおセンサユ
ニット21に直接冷風が当たらないようにセンサユニッ
ト21の庫内奥側に断熱仕切板10から下方に突起した
突起部10aが備えられている。またこの切替室4は上
述した操作パネル46の設定によって、具体的には冷凍
室、パーシャル室、チルド室、野菜室、ソフト冷凍室、
冷蔵室、ワイン室として使用できる庫内温度を設定する
ことができる。さらに調理品20(茹でた枝豆を収容し
た容器など)を収容された状態で、切替室4内を強制冷
却する冷却調理ができる。
【0016】ここでセンサユニット21を図3を用いて
詳細に説明する。このセンサユニット21は、直方体形
状したケース22内部に基板28が固定され、その基板
上に赤外線センサ23と補償用センサ27が配置されて
おり、赤外線センサ23、補償用センサ27を覆い、赤
外線センサ23が中心となるように円柱状の金属製のセ
ンサケース30が設置されている。さらにこのセンサケ
ース30の底面部にフィルター24が設けられている。
またこれらを覆うようにドーム型の集光レンズ25が、
基板28に固定されている。なお集光レンズ25はケー
ス22に固定されていても構わない。また赤外線センサ
23の出力信号を増幅する増幅器26が赤外線センサ2
3近傍の電気回路に設けられ、外部に出力信号を送るリ
ード線29が基板28から外部回路に配線されている。
【0017】また集光レンズ25は、内面に赤外線を集
光させる多角面25aを形成しており、通常の赤外線の
発光範囲は100度だが、集光レンズ25を介すること
により任意の検知範囲a例えば40度などに絞り込むこと
ができる。さらにフィルター24は、調理品20の赤外
線波長を透過するフィルターを用い、かつ水の有無によ
って検知する赤外線量が変化しないように、図4より水
の透過率の低い波長や変化の激しい波長帯域(2.5〜
7.5μm)の赤外線を遮断しするものである。
【0018】次に図5を用いてマイコン41による処理
を概略的に示す。調理品20から放出される赤外線セン
サ23で検知した赤外線量と、補償用センサ27でセン
サケース30内の赤外線量を検知した量を増幅器26で
出力信号として増幅し、この出力信号は冷蔵庫背後部に
設置された冷蔵庫電源基板40上のA/D変換45を介
してマイコン41に送られ、マイコン41は、操作パネ
ル46により設定された温度や調理法にあった冷却方式
と、調理品20から検知された赤外線量をドアSW42
及び、サーミスタセンサ27aからの入力信号とともに
処理し、調理品20が設定温度より高い場合、もしくは
設定基準を満たさなかった際に、Fファン14のon/
off、ダンパ17の開閉操作を行う。調理品20から
の赤外線量が基準に満たしたときには冷却調理が終了
し、Fファン14のon/off、ダンパ17の開閉操
作及び、表示パネル44の表示、ブザー43などで調理
終了の合図を出す。
【0019】なお冷却時間は、例えば10分間冷却をし
てその前後の温度差から冷却終了時間をマイコン41に
より算出され、あと何分で冷却調理終了するか表示パネ
ル44に表示することができる。また赤外線を検知する
際に、冷風により調理品20の表面だけが冷却されてい
るため、冷却途中で1分間Fファン14のoff、ダン
パ17の閉操作などを行なって冷気を一旦止めてから調
理品20の赤外線量検知を行なうとよい。さらに赤外線
センサ23の基準値として補正用センサ27の測定値を
用いたが、サーミスタセンサ27aによる測定値を基準
値としてもよい。またセンサの検知精度を平均ではな
く、任意の温度に対して検知精度に強弱をつけている。
例えば50度以上の温度に対しては、それ以上の温度に
対してはすべて一定とし検知精度を弱く設定し、逆に0
度付近に関しては0.5度単位で検知できるように検知精
度を強く設定している。またパネルの操作によって調理
品20の温度設定をする場合、その設定温度の付近に関
しても、検知精度を強く設定してもよい。
【0020】さらに切替室4、並びに収納容器19の大
きさにより適切な受光範囲は異なるため、多角面25a
の形状を変化させ、集光率を適切な値にすることができ
ることは言うまでもない。
【0021】よって上記の構成から、赤外線センサ23
の視野角が40度ぐらいまで集光するので庫内の平均的
な赤外線量ではなく、より精密に調理品20の赤外線量
を検知することができる。冷却調理は比較的高温な調理
品20を冷却調理するため、水蒸気が発生し集光レンズ
25に結露するが、フィルター24によって水のスペク
トル帯を吸収るる赤外線を遮断されるので水蒸気や結露
が発生しても常に正確な検知をすることができる。
【0022】増幅器26は赤外線センサ23、補償用セ
ンサ27の近傍に配置しているのでノイズの進入を軽減
することができ出力信号が非常に小さくても正確なデー
タを得ることができる。
【0023】さらにセンサ精度を温度別に強弱をつけて
いるので、電力を有効に活用し、0度付近や操作部の設
定温度付近では精密に赤外線を検知することができ、過
冷却などによる冷却調理の失敗を防ぐことができる。
【0024】<実施例2>以下に前述と異なる実施例に
ついて述べるが、上記の構成について同構成、同効果の
ものは復唱となるため、異なる点についてのみ述べる。
図6に示すように、集光レンズの多角面25aの多角形
状を変化させ、受光させたくない方向に厚みを帯びさ
せ、受光方向をa,b,cのように3方向となるように
設定したものである。
【0025】上記の構成によって受光からの動作として
は同じだが、図3のように1方向のみ受光だけでなく左
右や縦横に集光した検知範囲を広げることができるた
め、ユーザーが比較的小さな調理品20を容器内の端な
どに置いた場合でも検知することができる。この場合複
数の受光範囲でもスポット状に受光範囲を狭めていてい
るので、従来の赤外線センサより無効部分が少ないの
で、赤外線センサ23の検知精度が高い上に、広範囲に
わたって検知することができる。もってユーザーは調理
品20を容器内のどこに置いてもよく、使い勝手がよく
なり、構成的には実施例1とレンズだけの違いなので、
安価に受光範囲の設定ができる。
【0026】<実施例3>以下に前述と異なる実施例に
ついて述べるが、上記の構成について同構成、同効果の
ものは復唱となるため、異なる点についてのみ述べる。
【0027】図7に本発明の実施例の構成を示す。セン
サユニット21′は赤外線センサ23、補償用センサ2
7、増幅器26、センサケース30を一対にして3個所
に取付けた基板28′を有し、各センサケース30には
フィルター24が取り付けられていて、その下部には、
円角柱状の支持部材31がケース22′の底面に挿通し
固定され、この支持部材31の下部内に集光レンズ25
が設けられており2点もしくは4点で支持部材31の凹
部と集光レンズ25の凸部で固定されている。この固定
手段はこの限りでなく凹凸をなくし一体成形のものであ
ってもよく、また集光レンズ25の形状は凹凸レンズタ
イプであってもよく、レンズ形状によっては支持部材3
1に取付けるのではなく、直接基板28′もしくはケー
ス22′に取付けてもよい。
【0028】各集光レンズ25は受光範囲をa′、
b′、c′の3方向に振り分けるために多角面25aの
多角形状を変化させてある。よってそれぞれのセンサが
独立をし、各方向に向いているので、赤外線センサ23
の出力信号を順次切替し、高温部を探し当てた赤外線セ
ンサ23だけが稼動して赤外線の検知を続ける。よって
上記のような構成から1つ1つが独立し、互いに比較し
あうことができるので、調理品20が隅に置かれたり複
数存在する場合でも、調理品20を見つけ出し、且つ見
つけ出した赤外線センサ23のみ稼動するので無効部分
が全くなく精密な温度測定をすることができる。
【0029】<実施例4>以下に前述と異なる実施例に
ついて述べるが、上記の構成について同構成、同効果の
ものは復唱となるため、異なる点についてのみ述べる。
【0030】本発明の実施例を図8に示す。センサユニ
ット21の横壁部から突起した支柱(図示せず)がモー
ターボックス32に挿通し先端にはギヤ(図示せず)が
備えられている。このモーターボックス32は断熱仕切
板10のほぼ中央に取付けられ、内部には前記ギアと噛
むように複数のギアとこのギヤに回転をあたえるための
モーター(図示せず)が具備されている。もってセンサ
ユニット21はモーターを介して移動範囲X内において
首振りをする。
【0031】予めマイコン41に首振りの制御プログラ
ムを組み込み、ステッピングモータにより調理品20の
位置を確認しながら走査し、比較的高温部を見つけると
その位置で止まり、測定を続ける構成である。
【0032】よって電子レンジのように調理品20をタ
ーンテーブルで動かす(マグネットカップリング等)も
のではなく、センサ単体を走査させるので構造も簡単で
安価にすることができ、複数のセンサを設けなくても、
広範囲の赤外線検知をすることができる。
【0033】<実施例5>以下に前述と異なる実施例に
ついて述べるが、上記の構成について同構成、同効果の
ものは復唱となるため、異なる点についてのみ述べる。
図8に示すように、長方形状の形状記憶合金で構成され
るユニット板35は、断熱仕切板10に止具34でその
片辺を取付けられ、他辺側の底面にはセンサユニット2
1が固定されている。ユニット板35の表面もしくは内
面にヒーター33が全面にわたって蛇行して張りつけら
れている。
【0034】ヒータ33が通電されると温度が上がり、
バイメタル作用によりユニット板35は反り返るため、
端側に取付けられたセンサユニット21は首振りをする
ことになる。高温部を検知すると、その位置で保持でき
るようにヒータ33に通電され続ける。ヒータ33は直
流電圧を上下させる方式もしくはPWM(パルス幅変
調)による方式により通電される。
【0035】よって上記の構成から首振りの機能だけで
なく、センサユニット21の近傍にヒータ37を配置し
ていることからセンサの結露防止効果があり、さらにモ
ータを使用する構造に比べより簡単にすることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の冷却調
理室によれば、受光範囲を狭めるレンズ及び、水吸収ス
ペクトル帯を遮断するフィルターを備えた赤外線センサ
を用いたことによって、冷却調理の際に調理品の赤外線
を精密に検知することが可能となり、どのユーザーにで
も、調理の失敗を防ぎ簡単に冷却調理をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す冷蔵庫の側面断面図で
ある。
【図2】本発明の実施形態を示す冷却調理室の拡大側面
断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す赤外線センサユニット
を示す拡大正面断面図である。
【図4】水の透過率と波長との関係を示す図である。
【図5】本発明における制御概略図である。
【図6】本発明の実施形態を示す拡大正面断面図であ
る。
【図7】本発明の実施形態を示す拡大正面断面図であ
る。
【図8】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・冷蔵庫本体、2・・・冷蔵室、3・・・野菜室、4・・・切
替室、5・・・冷凍室、6〜9・・・断熱開閉扉、10・・・断
熱仕切板、10a・・・突起部、11・・・Rエバポレータ、
12・・・Rファンモータ、13・・・Fエバポレータ、14
・・・Fファンモータ、15・・・ コンプレッサ、
16、16a・・・ダクト、17・・・ダンパ、18・・・冷却
吹出口、19・・・収納容器、20・・・調理品、21、2
1′・・・センサユニット、22、22′・・ケース、23・
・・赤外線センサ、24・・・フィルター、25・・・集光レン
ズ、25a・・・多角面、26・・・増幅器、27・・・補償用
センサ、27a・・・サーミスタセンサ、28、28′・・・
基板、29・・・リード線、30・・・赤外線センサケース、
31・・・支持部材、32・・・モーターボックス、33・・・
ヒータ、34・・・止具、34・・・ユニット板、40・・・冷
蔵庫電源基板、41・・・マイコン、42・・・ドアSW、4
3・・・ブザー、44・・・表示パネル、45・・・A/D変
換、46・・・操作パネル、a、a′、b、b′、c、
c′、・・・検知受光範囲、x・・・首振り幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体で構成された本体と、比較的高
    温な食品を急速冷却可能な冷却調理室を備えた冷蔵庫に
    おいて、冷却調理室内の天井面に水吸収スペクトル帯を
    遮断するフィルターを備えた赤外線センサを単数又は複
    数配置し、この赤外線センサは赤外線の受光範囲を狭め
    る集光レンズによって包囲され、調理品の赤外線を局部
    的に検知することを特徴とする冷却調理室。
  2. 【請求項2】 赤外線センサの検知精度は、設定温度付
    近であるほど赤外線量の検知精度が高くなることを特徴
    とする請求項1記載の冷却調理室。
  3. 【請求項3】 前記赤外線センサと集光レンズを備えた
    センサ部が、前記室内を走査するアクチュエータを備え
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項2記載の冷却
    調理室。
  4. 【請求項4】 赤外線センサからの出力回路において、
    赤外線センサの近傍に増幅器を配置したことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3記載の冷却調理室。
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