JP2018064531A - 冷却調理方法及び冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】家庭用冷蔵庫において、最適な冷却速度制御により食品への調味料の染込み、食品の軟化を促進させる調理効果を発揮することを目的とする。【解決手段】収納室と、冷却器115からの冷気を収納室に送風する送風手段116と、送風手段116を制御する制御手段132とを備え、制御手段132は食品表面を0℃以下の非凍結温度帯まで冷却する第一工程(急速冷却工程)と、前記第一工程後に微凍結温度まで食材表面を冷却する第二工程(微凍結工程)とで、食材を急速冷却することにより、食材の投入後、即座に急冷を開始してより短時間で表面に微凍結層を形成し、温度勾配による浸透圧作用を促進し、調味液浸透を促進するほか、細胞間の適度な氷結晶生成により食材の風味を損なわずに調味液浸透効果、食材の軟化効果を高めることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、最適な冷却速度制御により食品への調味料の染込み、食品の軟化を促進させる調理機能を備えた冷却調理方法に関するものである。
近年、共働き世帯の増加などを背景に、調理、掃除、洗濯等の家事全般に利便性が求められ、手間や時間のかかる料理は敬遠される傾向にある。特に嫌われるのは煮込み料理などの、長時間の処理により調味材料の染込みを促進し、食材を軟化させる必要がある料理である。近年は短時間で調理できる料理や調理法が一般家庭における調理の場面で好まれている。
調理には様々な操作があり、大きく二つの操作に分けられる。一つは非加熱操作(洗浄、浸漬、切断、冷却、凍結、解凍、凝固など)であり、もう一つは加熱操作(焼く、炒める、揚げるなど)がある。非加熱操作の大部分は加熱操作の前処理として行うことが多く、その後に行う加熱操作や仕上がりに大きく影響する重要な操作である。冷凍冷蔵庫は特に非加熱操作の中の冷却、凍結、解凍、凝固の役割を持ち、これらの操作を組み合わせて自動で行うことで、加熱操作調理やその他の調理の手間を省くことができる。
冷凍冷蔵庫を調理操作として使用するものが従来より提案されている。(例えば、特許文献1参照)
以下、図面を参照しながら、上記従来の冷凍冷蔵庫を説明する。
図8は、従来の冷凍冷蔵庫の縦断面図である。
同図において、冷凍冷蔵庫1は、冷凍室2と冷蔵室3とを、区画壁によって区画されて構成される。低温調理室4は、外周に断熱材5を有し、前面開口部に開閉自在の扉6を備えている。冷却手段11は、圧縮機7で冷媒を加圧し、凝縮器8で液化した冷媒を膨張弁9で一気に気化することにより冷却される冷却器10からなり、送風手段12により、冷却手段11で冷却された冷気を強制通風させ、送風路13を介して低温調理室4へ冷気を送るようにしている。ダンパーサーモ等の温度制御手段14は、送風路13に設けられ、低温調理室4を適温に維持するようにしている。
さらに、この低温調理室4には、上部ヒータ15と下部ヒータ16とからなる加熱手段17が設置されている。コントロールパネル19は、低温調理室4内の食材18に応じて、低温調理室4内の温度と時間とを設定するキーが設けられており、これらのキーを操作して温度条件を設定することにより、各材料等に応じた適切な温度管理が行われる。
よって、使用者が食材18を低温調理室4に入れ、コントロールパネル19を操作して、食材18に応じた設定をすることにより、冷却手段11で冷却された冷気が送風手段12で前記低温調理室4内へ循環し、設定に応じて一定時間食材18を凍結し、原形質分離を起こさせた後、調味材料が浸透できる状態を形成する。
次に、加熱手段17により、食材18を昇温させ、浸漬された調味材料の浸透を促進する。したがって、食塩を加えなくても凍結によって調味材料が浸透できるよう原形質分離を起こし、漬物の減塩化が図れると同時に、調味材料の浸透し易い環境を形成することにより、漬け込み時間の短縮が図れる。
特開平4−73583号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、食材の温度変化が緩やかであり、浸漬された調味材料の十分な浸透のためには長時間の加熱時間や凍結時間を必要とした。これは、調理時間の短縮化が急激に進む近年の時代背景に合致していない。また、長時間の処理により調味料と内在水分の浸透圧作用が過度に進み、食感が損なわれる。
さらに、家庭用冷凍冷蔵庫においては省エネ性が重要な訴求ポイントであり、加熱手段を搭載することは、冷凍庫に大きな負担がかかるという欠点があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、適正な冷却速度で食品を冷却することにより、漬け込み時間の短縮と過度の調味液浸透を抑制できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷却調理方法および冷蔵庫は、食品表面を0℃以下の非凍結温度帯まで冷却する第一工程(急速冷却工程)と微凍結温度まで食材表面を冷却する第二工程(微凍結工程)とにより食品を急速冷却させることを特徴とするものである。これによって、第一工程において食材表面の温度低下を短時間で生じ、食材への調味液の浸透効果を高めることができる。さらに、第二工程において食品表面を微凍結させることにより、食品表面の細胞間に適度な隙間を生じさせ、食感を損なわずに解凍・加熱時の調味液効果を増大することができる。
本発明の冷却調理方法および冷蔵庫は、食材表面を急速冷却することにより、短時間で食材の外装部とその内側との温度差による浸透圧差を生じさせ、食材本来の食感を損なわないまま、食材に味を染込ませやすくすることができ、使い勝手の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 図1のA−A断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵室の要部拡大図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の制御ブロック図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の投入負荷検知から急冷運転の制御フローチャート 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷却時間と食品表面温度の関係を示す図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の食材到達温度と食材の塩分濃度との関係の一例を示した図 従来の冷凍冷蔵庫の縦断面図
第1の発明は、食品表面を0℃以下の非凍結温度帯まで冷却する第一工程(急速冷却工程)と微凍結温度まで食材表面を冷却する第二工程(微凍結工程)とにより食材を急速冷却することにより、食材の投入後、即座に急冷を開始してより短時間で表面に微凍結層を
形成し、温度勾配による浸透圧作用を促進し、調味液浸透を促進するほか、細胞間の適度な氷結晶生成により食材の風味を損なわずに調味液浸透効果、食材の軟化効果を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第一工程は、1K/分以上の速度で食品表面を冷却することにより、食材の投入後の温度勾配による浸透圧作用を確実に促進し、調味液浸透効果を高めることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、食材を調味料に接触させる前処理工程を有することにより、食材の調味液染込み効果をさらに促進することができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれか一つの発明において、冷却調理を終えた後の保存温度を0以下の微凍結温度としたことにより、冷却調理後も鮮度を保ちながら保存することができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか一つの冷却調理方法を備えた冷蔵庫であり、効率的に食品表面に調味料を染込みやすくすることができる冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は同実施の形態1による冷蔵室の要部拡大図、図4は同実施の形態における冷蔵庫の制御ブロック図、図5は同実施の形態における冷蔵庫の投入負荷検知から急冷運転の制御フローチャートである。
図1及び図2において、冷蔵庫101は上段、中段、及び下段の5つに区画された貯蔵室を備える。具体的には、上段の貯蔵室は冷蔵室102で前面に観音開き式扉を有し、下方に引出し扉を備える第一の変温室103と、それと並行に引出し扉を備える製氷室105があり、最下部に配置される引出し扉を備えた野菜室106と、製氷室105と野菜室106の間に配置した冷凍室104とから構成される。
各扉は、それぞれ、冷蔵室扉102a、第一の変温室扉103a、冷凍室扉104a、製氷室扉105a、野菜室扉106aとして図示する。冷蔵室102と、横並びの製氷室105と第一の変温室103とは、上下に断熱区画壁111により区画される。さらに、横並びの製氷室105及び第一の変温室103と第二の冷凍室104、冷凍室104と野菜室106も、同様に断熱区画壁111により上下に区画される。
また、外箱108と内箱109の間に充填された断熱壁110で形成された冷蔵庫101は、上部に設けた冷蔵室102内の下部に独立した貯蔵室としての第二の変温室107を区画形成している。第二の変温室107は切替え室として構成され、本実施の形態の場合は、0℃付近の冷蔵温度帯の第一の温度帯(チルド)と、第一の温度帯と約−6℃以下の冷凍温度帯との間の温度帯となる約−3℃の第二の温度帯(パーシャル)に設定可能である。
次に冷却システムの構成について説明する。冷凍室104の背面後方には、冷却室114が形成され、内部に冷却器115を有し、上部機械室113に設置された圧縮機112とともに、冷蔵庫101を冷却する冷凍サイクルを構成する。また、冷却室114には、
冷却器115で熱交換された冷気を強制循環させる送風ファン116が配置され、その上方には冷蔵室102に流入する冷気を分配するダンパー装置117aと、第二の変温室107に流入する冷気を分配するダンパー装置117bを配置している。各貯蔵室において、冷蔵室102の庫内温度は約2〜3℃であり、野菜室106の庫内温度は約2〜5℃であり、第一の変温室103、冷凍室104の庫内温度は約−18〜−20℃と温度帯を分けて使用可能である。それにより、食品の保存に適した温度帯を選択し、食品を貯蔵することによって、より高い保鮮性と長期保存を実現することができる。
次に第二の変温室107と第二の変温室107の天面に設置される照明装置121の構成について、図3、図4を用いて説明する。第二の変温室107は、その上部が冷蔵室102の最下段に位置する棚板118としても利用できる合成樹脂製の上面カバー122と、上面カバー122の下方に、前後方向に引き出し可能に収納された合成樹脂製の収納ケース123と、第二の変温室107の上面カバー122の前面開口部に開閉自在に設けられた開閉扉124で構成されており、開閉扉124は閉時には収納ケース123の前面壁123bと密着し、第二の変温室107内を略密閉空間としている。また、開閉扉124は内部に収納した食品が視認できるように、透明性の高い合成樹脂製としている。
さらに、第二の変温室107の奥壁面には、開閉扉124が閉時に収納ケース123の後面壁123aと嵌合するように、扉開閉検知手段127が設けられている。また本実施の形態では、収納ケース123の底面にはアルミ製の底板128を嵌め込み、冷却性能向上や、照明装置121からの照明拡散による視認性向上を図っているが、特に必須のものではない。
また第二の変温室107の奥壁面後方には、ダンパー装置117bで分配された冷気を第二の変温室107に導く変温室背面ダクト125が形成され、第二の変温室107の天面には変温室背面ダクト125の下流となる変温室天面ダクト126が配置されている。変温室天面ダクト126は、断熱性を有する発泡断熱部材で形成された断熱ダクト部材126aと、その外周を覆う化粧板となる合成樹脂製のダクトカバー126bとで構成されている。変温室天面ダクト126は上面カバー122とともにダクトを構成し、収納ケース123の上面部となる位置に第二の変温室107内へ冷気を吐出する冷気吹出し口129を形成している。
また、第二の変温室107内には室内を照射する照明装置121が、変温室天面ダクト126の奥行中心位置よりも前方の開閉扉側に、ダクトカバー126bに埋め込まれて設置されている。
次に、冷蔵室102には冷蔵室扉102aの開閉状態を検知する冷蔵室扉スイッチ130が設置され、冷蔵庫101の庫内外の任意の場所には第二の変温室107の温度帯や運転モードを切替える設定手段131が設置されている。また、冷蔵室扉スイッチ130から信号S1、設定手段131から信号S2、扉開閉検知手段127から信号S3が、それぞれ制御マイコン132へ入力され、さらに制御マイコン132からは信号S4が圧縮機112へ、信号S5が送風ファン116へ、信号S6がダンパー装置117aへ、信号S7がダンパー装置117bへ出力されて、所定の冷却動作をおこなう。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について図5を用いて説明する。
まず、設定手段131により第二の変温室107の温度帯が、第二の温度帯(パーシャル)に設定されている状態で開閉扉124が閉扉されて、かつ冷蔵室扉スイッチ130が冷蔵室扉102aの閉を検知する(STEP1)。そして、冷蔵室扉スイッチ130が冷
蔵室扉102aの閉を検知した(STEP1)ことを起点として、食品投入有無判定手段134により負荷投入の有無を判定する。具体的には、圧縮機112が始動後所定時間以上経過していて、外気温により定められる所定の回転数で運転されている場合(STEP2)、第二の変温室107内を急冷するかどうかを判定する急冷開始判定が開始される(STEP3)。STEP2で、圧縮機112の始動後の時間が所定時間に達していない場合は、所定時間を経過した時点でSTEP3に移行する。
STEP3で、無負荷と判定された場合は、通常のパーシャル制御を行う(STEP4)。一方、STEP3で、負荷投入有りと判定された場合は、所定の急冷運転を開始する。また、所定の急冷運転終了後は、STEP6のディープフリーズ保護運転を行う。
上記急冷解除判定は、第二の変温室(パーシャル室)107用のダンパー装置117bを所定時間強制的に閉じたときの変温室温度センサ133の温度傾きによって判定してもよい。
また、温度センサに因らず、急冷開始スイッチや、収納室の扉開閉により急冷制御を開始してもよい。
食材を急速に微凍結するためには、所定時間の間、連続して冷却され続けることが下記の理由により必要である。食材が微凍結する際、表層が微凍結すると食材内部の未凍結部に比べて比熱が約半分、熱伝導率が約4倍となる。この状況で冷却が一時停止すると、未凍結部の熱が微凍結部に熱伝導により伝わりやすいために、微凍結部の温度が再上昇しやすい。その結果、いったん微凍結した部分の温度が容易に0℃まで上昇し、融解が始まる。微凍結、融解が繰り返されることは食材を物理的に劣化させて質を落とすため好ましくない。
表層微凍結を急速に実現するためには、微凍結層が1mm程度の厚みまで成長させて、微凍結層自体が潜熱蓄熱効果を発揮して食材内部の熱が最表層まで伝熱しないように断熱効果を発揮することが必要である。このようにして、食材表層に確実に微凍結層を作ることが出来る。また、その場合、微凍結層生成までの時間は、過冷却現象などによって左右されにくく比較的安定する。
図6は食材を前記制御手段で微凍結させた際の冷却時間と食品表面温度との関係を示す図である。冷却を開始した後、第一工程において、食材表面温度は1K/分以上の速度で低下し、第二工程において表層1mm以上の厚みまで微凍結層を成長させ、これらの工程を15分以内で完了するよう設定した。これにより温度勾配による浸透圧作用を促進し、調味液浸透を促進するほか、細胞間の適度な氷結晶生成により食材の風味を損なわずに調味液浸透効果、食材の軟化効果を高めることができる。
なお、上記第一工程および第二工程を行う前の食材は、調味料に接触させる前処理工程を行っている。これにより、調味料を食材に効率的に素早く浸透させることができる。
また、冷却調理を終えた後の保存温度を0以下の微凍結温度としているので、冷却調理後も鮮度を保ちながら保存することができる。
図7は食材を前記冷却手段で冷却または微凍結した際の食材到達温度と食材の塩分濃度との関係の一例を示した図である。食材を冷却後、凍結点に達すると、それ以下の温度で凍結前に比べ食品中の塩分濃度が増加し、味染込み効果が促進されることを見出した。
以上に説明したように、本実施の形態では、食品表面を0℃以下の非凍結温度帯まで冷
却する第一工程(急速冷却工程)と、前記第一工程後に微凍結温度まで食材表面を冷却する第二工程(微凍結工程)とで、食材を急速冷却する冷却調理方法であり、収納室(第二の変温室107)と、冷却器115からの冷気を収納室に送風する送風手段(送風ファン116)と、送風手段を制御する制御手段(制御マイコン132)とを備えた冷蔵庫において、制御手段により冷気の送風を制御することで収納室に保存された食品の表面を微凍結させ、その後、微凍結温度で保存するものであり、微凍結層により食材の調味液浸透効果や軟化効果を高めることができる。また食材の取分けや切分けが容易に行われ、風味を劣化させないので、保存食品を新鮮に保存することができる。
送風手段は、冷却器からの冷気を収納室に送風するダクト(冷蔵室ダクト120)と、ダクト内に設けたダンパ(ダンパー装置117a)と、収納室内の温度を検知する温度センサ(変温室温度センサ133)とを備え、制御手段は、ダンパー装置を所定時間強制的に開放し、収納室に保存された食品の表面を急速に微凍結させ、その後、温度センサの検知温度に基づいてダンパー装置を開閉制御して微凍結温度で保存するものであり、食材の投入後、即座に急冷を開始してより短時間で浸透圧効果、微凍結形成を誘導し、さらに保存食品を新鮮に保存することができる。
また、ダンパー装置を所定時間強制的に開放するとともに、圧縮機を連続運転するものであり、より短時間で浸透圧効果及び微凍結形成を誘導し、さらに保存食品を新鮮に保存することができる。
第二の変温室107は貯蔵室内の一画に内蔵され、第二の変温室107は貯蔵室102とは独立して温度制御されることにより、一度生成した微凍結層が安定に維持されて冷却効果、保存効果を維持することができる。
上記の本発明の冷却制御手段は、同様の手段が確保できた場合、変温室107に限らず、冷蔵室102、第一の変温室103、冷凍室104、製氷室105、野菜室106のいずれの部屋においても実行可能である。
本発明の冷蔵庫は、家庭用のみならず業務用においても適用することができ、例えば業務用冷蔵庫、ショーケースやクーラーボックスの調理性の向上に対しても利用できる。
101 冷蔵庫
102 冷蔵室(貯蔵室)
102a 冷蔵室扉
103 第一の変温室
103a 第一の変温室扉
104 冷凍室
104a 冷凍室扉
105 製氷室
105a 製氷室扉
106 野菜室
106a 野菜室扉
107 第二の変温室(収納室、パーシャル室)
108 外箱
109 内箱
110 断熱壁
111 断熱区画壁
112 圧縮機
113 上部機械室
114 冷却室
115 冷却器(蒸発器)
116 送風ファン(送風手段)
117a、117b ダンパー装置(ダンパー)
120 冷蔵室ダクト(ダクト)
121 照明装置
122 上面カバー
123 収納ケース
123a 後面壁
124 開閉扉
125 変温室背面ダクト
126 変温室天面ダクト
126a 断熱ダクト部材
126b ダクトカバー
127 扉開閉検知手段(収納室開閉検知手段)
128 底板
129 冷気吹出し口
130 冷蔵室扉スイッチ
131 設定手段
132 制御マイコン(制御手段)
133 変温室温度センサ(温度センサ)
134 食品投入有無判定手段

Claims (5)

  1. 食品表面を0℃以下の非凍結温度帯まで冷却する第一工程(急速冷却工程)と、前記第一工程後に微凍結温度まで食材表面を冷却する第二工程(微凍結工程)とで、食材を急速冷却する冷却調理方法。
  2. 前記第一工程は、1K/分以上の速度で食品表面を冷却することを特徴とする請求項1に記載の冷却調理方法。
  3. 食材を調味料に接触させる前処理工程を有することを特徴とする請求項1または2に記載の冷却調理方法。
  4. 冷却調理を終えた後の保存温度を0以下の微凍結温度としたことを特徴とする請求項1から3に記載の冷却調理方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の冷却調理方法を備えた冷蔵庫。
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