JP2002226159A - エレベータのかご室 - Google Patents

エレベータのかご室

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JP2002226159A
JP2002226159A JP2001019892A JP2001019892A JP2002226159A JP 2002226159 A JP2002226159 A JP 2002226159A JP 2001019892 A JP2001019892 A JP 2001019892A JP 2001019892 A JP2001019892 A JP 2001019892A JP 2002226159 A JP2002226159 A JP 2002226159A
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JP
Japan
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elevator
side plates
plate
cage
side plate
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Pending
Application number
JP2001019892A
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English (en)
Inventor
Masahiko Endo
昌彦 遠藤
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】側板の製作誤差や組立誤差を容易に吸収でき、
かご室内に面する側に貼付される化粧板の見栄えを向上
するエレベータのかご室を提供する。 【解決手段】本発明のエレベータのかご室20は、エレ
ベータのかご床11と、かご床11の周縁に沿って立設
された複数の側板12a,12bを備える。直角方向に
位置して隣り合う2つの側板12a,12bのうち、一
方の側板12aは、角部より延長して第1の連結部12
a1が形成され、他方の側板12bには直角に折り曲げ
られて第1の連結部12a1に対向する第2の連結部1
2b1が形成される。第1および第2の連結部12a
1,12b1間は、その間に介在された断面コの字状の
連結部材23を介してボルト,ナット5により連結され
る。組立誤差等は間隔調整スペーサ7またはボルト貫通
孔の長孔によって吸収する。化粧板16は平板状として
連結部材23の平面部23aに貼付し、変形を生じさせ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータのかご室
に係り、特に複数の側板を連結する際に、製作誤差ある
いは組立誤差を容易に吸収して化粧板の歪みを少なくし
たエレベータのかご室に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータのかご室は、一般的には複数
の側板を連結して構成する。このようなかご室として特
開平8−188359号公報または特開2000−25
5942公報に記載されたものがある。図2はその一例
であり、かご室の平面図を示している。エレベータのか
ご室10は、かご床1と、このかご床1の周縁に沿って
立設された複数の側板2a、2b…とを備えている。そ
の他、エレベータのかご室10は、図示しない出入口柱
と、開閉扉とを有している。複数の側板2a,2b…
は、かご床1の周縁に形成された側板挿入孔に挿入され
ている。
【0003】かご床1の角部において直角方向に位置し
て隣り合う側板2aと側板2bは、断面L字状の柱材で
ある連結部材3を介して結合されている。すなわち、隣
り合う側板2aと側板2bには、それぞれ直角方向に折
り曲げられたフランジ部4a,4bが形成されており、
また連結部材3の幅方向両側にも直角方向に折り曲げら
れたフランジ部3a,3bが形成されており、対向する
フランジ部4aと3a、4bと3bをボルト、ナット5
で締結している。このボルト,ナット5の締結作業は連
結部材3の締結個所に近い位置に設けられた図示しない
開口部を通して行われる。そして連結部材3の、かご室
1内に面する側には、隣り合う2つの側板2a、2bの
間に位置するように、円弧状に湾曲された化粧板6が連
結部材3に貼付されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
エレベータのかご室においては、個々の部品の製作誤差
やこれら部品を組立てる際の組立誤差により、隣り合う
側板2a,2b間の結合が設計どおりに行えない場合が
多い。特に隣り合う側板2a,2bが直角方向に位置し
ており、製作誤差や組立誤差によって、フランジ部4
a,4bの位置がずれたりすると、連結部材3の内面に
貼付する化粧板6が一定の局率で湾曲せず、歪に変形し
てかご室内側からの見栄えを悪くすることがあった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、複数の側板を連結する際に、製作誤差
あるいは組立誤差を容易に吸収するとともに化粧板の歪
な変形をなくしてかご室内側からの見栄えを向上できる
エレベータのかご室を得ることを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の側板を連結して側壁を構成したエレベータの
かご室において、直角方向に位置して隣り合う2つの側
板のうち、一方の側板の横方向端部を延長して第1の連
結部を構成し、他方の側板の横方向端部を折り曲げて上
記第1の連結部に対向する第2の連結部を構成し、これ
ら第1および第2の連結部間に、中間部に平板部を有し
幅方向両側にフランジ部を有する断面コの字状の連結部
材を介在させて、その両側のフランジ部と上記第1およ
び第2の連結部とをそれぞれボルト、ナットにより締結
し、上記連結部材の平板部のかご室内に面する側に化粧
板を貼付したことを特徴とする。
【0007】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のエレベータのかご室において、連結部と連結部材
のフランジ部との間に、間隔調整スペーサを介在させた
ことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、直角方向に位置して隣り
合う側板のボルト、ナットによる締結方向が直交せず、
同一方向に位置し、フランジ部の位置がずれても、ボル
トが貫通する孔の長孔を利用したり、間隔調整スペーサ
の枚数を加減したりすることによって容易に吸収するこ
とができる。また化粧板は平板状であるため、歪に変形
するようなことも無い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態によるエレベータのかご室10の平面図である。図1
に示すように、エレベータのかご室10は、かご床11
と、このかご床11の周縁に沿って立設された複数の側
板12a、12b…からなる側壁とを備えている。かご
床11の周縁に側板挿入孔が形成されており、複数の側
板12a、12b…は、それぞれ対応する側板挿入孔に
挿入されている。かご床11の角部において隣り合う側
板12aと側板12bは、断面コの字状の連結部材23
により連結されている。
【0010】ここで、隣り合う側板12aと側板12b
のうち、一方の側板12aは横方向端部がかご床11の
角部よりも直線状に延長されて第1の連結部12a1が
形成され、さらにその先端部が直角方向に折り曲げられ
てフランジ部12a2が形成されている。このフランジ
部12a2は第1の連結部12a1に対する補強の機能
を持っている。
【0011】他方の側板12bの幅方向端部は直角方向
に折り曲げられてフランジ部が形成され、このフランジ
部が第1の連結部12a1に対向する第2の連結部12
b1を構成している。
【0012】第1の連結部12a1と第2の連結部12
b1とを連結する連結部材23は側板12a,12bと
ほぼ同じ高さ寸法を有し、平板部23aの幅方向両側を
折り曲げてフランジ部23b,23cが形成され、これ
らフランジ部23b,23cがそれぞれ第1,第2の連
結部12a1,12b1とボルト,ナット5により連結
されることにより、第1の連結部12a1と第2の連結
部12b1が連結される。このボルト,ナット5による
連結作業は、連結部材23の高さ方向の適宜な位置に設
けられた開口部を通して行われる。第1の連結部12a
1とフランジ部23bおよび第2の連結部12a1とフ
ランジ部23cとの間には、その間隔に応じて必要枚数
の間隔調整スペーサ7が介在される。また、各連結部1
2a1,12b1と各フランジ部23b,23cのボル
トが貫通する孔は形成図示していないが、横方向に長い
長孔で形成されており、ボルト,ナット5の取付け位置
が横方向に調整できるようになっている。
【0013】そしてこの連結部材23の平板部23aの
かご室10内に面する側に、平板状の化粧板16が第1
および第2の連結部12a1,12b1の幅寸法ほぼ全
域にわたって貼付されている。
【0014】本実施の形態のかご室11によれば、直角
方向に隣り合う2つの側板12a,12bのうち、一方
の側板12aの端部が延長されて第1の連結部12a1
が構成され、この第1の連結部12a1と対向する位置
に他方の側板12bの折り曲げられた第2の連結部12
b1が位置し、これらをコの字状の連結部材23が連結
でき、連結方向が一方向となる。このため、連結部材2
3は、フランジ部23b、23c間の中間部を平板部2
3aで構成することができ、そのかご室23内に面する
側に貼付する化粧板16には平板状のものを用いること
ができる。従って化粧板16を湾曲させることがないこ
とから、化粧板16が歪に変形することがなく、かご室
11内からの見栄えを向上することができる。
【0015】またかご室11を構成する各部品の製作誤
差やそれらの組立誤差が発生し、第1および第2の連結
部12a1,12b1の位置にずれが生じても、ボル
ト,ナット5の締結方向に対しては、間隔調整スペーサ
7を介在させる枚数を加減することで吸収することがで
き、ボルト,ナット5の締結方向に直交する方向に対し
ては、ボルトが貫通する長孔で吸収することができる。
加えてこのようにして誤差を吸収しても、連結部材23
が前後左右に多少移動するだけであり、連結部材23に
貼付する化粧板16には変形を生じさせるような影響を
与えない。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、直角方向に
位置して隣り合う側板のボルト、ナットによる締結方向
が直交せず、同一方向に位置していることによって、フ
ランジ部の位置がずれても、ボルトが貫通する孔の長孔
を利用したり、間隔調整スペーサの枚数を加減したりす
ることによって、容易に誤差を吸収することができる。
また化粧板は平板状であるため、歪に変形するようなこ
ともなく、かご室内からの見栄えが向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータのかご室の一実施の形態の
概略平面図。
【図2】従来のエレベータのかご室の概略平面図。
【符号の説明】
1,11…かご床、2a,2b,12a,12b…側
板、3a,3b,23b,23c…フランジ部、5…ボ
ルト,ナット、6,16…化粧板、7…間隔調整スペー
サ、10,20…かご床、12a1,12b1…第1お
よび第2の連結部、23a…平板部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の側板を連結して側壁を構成したエ
    レベータのかご室において、直角方向に位置して隣り合
    う2つの側板のうち、一方の側板の横方向端部を延長し
    て第1の連結部を構成し、他方の側板の横方向端部を折
    り曲げて上記第1の連結部に対向する第2の連結部を構
    成し、これら第1および第2の連結部間に、中間部に平
    板部を有し幅方向両側にフランジ部を有する断面コの字
    状の連結部材を介在させて、その両側のフランジ部と上
    記第1および第2の連結部とをそれぞれボルト、ナット
    により締結し、上記連結部材の平板部のかご室内に面す
    る側に化粧板を貼付したことを特徴とするエレベータの
    かご室。
  2. 【請求項2】 連結部と連結部材のフランジ部との間
    に、間隔調整スペーサを介在させたことを特徴とする請
    求項1に記載のエレベータのかご室。
JP2001019892A 2001-01-29 2001-01-29 エレベータのかご室 Pending JP2002226159A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104709798A (zh) * 2013-12-16 2015-06-17 上海三菱电梯有限公司 电梯轿厢结构
WO2020183512A1 (ja) * 2019-03-08 2020-09-17 三菱電機株式会社 エレベータの操作表示装置
CN113811692A (zh) * 2019-05-22 2021-12-17 三菱电机株式会社 装饰面板的紧固件

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CN104709798A (zh) * 2013-12-16 2015-06-17 上海三菱电梯有限公司 电梯轿厢结构
WO2020183512A1 (ja) * 2019-03-08 2020-09-17 三菱電機株式会社 エレベータの操作表示装置
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